- 736 名前:名無し三平 [2009/09/01(火) 17:08:37 0]
- もはや絶対絶命のピンチ!!
土管に掛けたはずのワイヤーが外れかけている事に誰も気づいていない もちろん土管の中のシラスミノーには知るすべもなかった !!!!!!!!!!!ドンガラガッシャーン!!!!!!!!! この世のものと思えない疑音で1500mmの高さから奈落の底へ叩きつけられた 唖然とする現場・・・仕方なく手作業での残骸撤収作業が続けられた 痛っ! 一人の作業員が叫んだ 慌てて激痛が走る左手を見た・・・・シラスミノーだ!! あの分厚い作業用手袋を貫通し、左手の人差し指第二関節に与えたトリプルフックの逆襲か!? 俺はこんな所でくばっちまうようなヤワなシラスミノーじゃねーんだよ、と言わんばかりの刺さりっぷりだった 一瞬の出来事で解り辛い部分を説明すると、シラスミノーは落下直後に土管の中でローリングを試みたのだった 自らの身体を回転させることで、なんやかんやで奇跡的に一命を取り留めたのだろう 多分、水中でローリングベイトを何度か目撃していたのだろう 事なきを得たシラスミノー しかし、作業員を釣ってしまったのは浅はかだった そう、この作業員の怒りは尋常でなかったのは言うまでもない 親方や、同僚から大爆笑され、しかもあの分厚い手袋に刺さったフックはそう簡単に抜けるものではなかったからだ チックショーーーー!!! ブン!!・・・手袋は舞った・・・ 大空高く舞いあがった・・・ シラスミノーは風を感じた・・・懐かしい・・・主に投げられていた頃と同じ風だ・・・ シラスミノーは涙目で手袋と一緒に空の彼方に消え去って行った・・・ その後の行方は誰も知らないと言う・・・ 鮮魚店を見るとついシラスミノーを探してしまう俺が居ます 沢山の勇気をありがとう・・・シラスミノー・・・ 出演 シラスミノー・・主・・サザエ・・カツオ・・中島・・タラちゃん 親方・・作業員 友情出演 タマ
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