- 572 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2009/02/16(月) 02:33:10 ID:6Jc75UPT0]
- ロザリー蘇生で、人間は意外といい奴らかもしれんと思ったってことは、
その前はそうでない「悪い奴らだ」って思ってたわけだからな。 魔物(やエルフ?)に危害を加える「悪しき人間」を退治するという考えだろう。 私利私欲なら「裁き」なんて言わんだろうし。 そもそも作中で魔物やエルフが人間の攻撃対象になってるのは明らかだ。 前スレでもあったが、ホイミンが先頭である場合の人間の反応。 >「怪物め! この私に向かってくるとはいい度胸だ。さあ来いっ!! >「うぬうっ化物め! 生きては帰さぬぞっ!! >「おお神よ! この邪悪なる魔物に天罰を! >「ひー化物! ボカボカ! >「ぬおおー! 怪物じゃーっ! であえ。であえーっ!! もちろん移民モンスターなどの発言から、魔物も人間を攻撃対象にしているが、 それは悪党派テンプレが捏造している >人類はあくまで凶暴化した魔族に対して自衛で戦っている形です。 というような一方的なものではない。あくまで相互に敵対していることが分かるだけで どっちが悪い、どっちが先だということは不明である。 (ちなみに作中最古の「魔族との戦いの記録」は前回のエスターク戦だが、 被害者は「神が強さに驚いて封印した」というエスタークの方だ) ここで大切なのは、 「他種生物を殺すのに、他種生物が自分たちに比べ『より悪く』なければ ならないという道徳は存在しない」ということだ。 人間の方が他種生物に遥かに多大な危害を加えていようと、他種生物が 人間に危害を加えれば、あるいは直接の危害でなくても不利益になれば それは「害虫」や「害獣」であり、ごく最近まで「根絶すべき」ものですらあった。 また純粋に私利私欲のために他種生物を狩ることは、もちろん正当だった。 DQがモデルにした時代よりはるか後になって、 「全滅させたらもったいないからちょっとは残しておこう」という考えが 出てきただけだ。他種生物を殺すこと自体はあくまで正当とされている。 人間目線と悪党派はいうが、人間はこういう目線で生きてきたのだ。 いわんや、 ・人間が魔物に魔物というだけで危害を加えている、 ・中世がモデルの世界で、 ピサロの意志したことは、現実の人間が普通にやっていることからみても 悪でもなんでもない。
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