- 143 名前:しましま ◆hcnaFLN5Cc mailto:sage [2006/08/07(月) 21:07:16 ID:/06lQmhp0]
- 食事はかなりおいしかった。
今は食器も片づけ、向かい合ってウィスキーを飲んでいる。 「男の人と一緒の食事をするのってずいぶん久しぶり」 「もてるでしょう?」 「歩けなくなってからは全然。あぁ、彼がほしい!」 りアクションのとりようがなく、黙ってしまう。 「事故にあわなければ結婚も決まってたのに。もぉやぁ、こんな人生ぃ」 泣き出してしまった。 まいった。泣き上戸は苦手なのに。 とにかく慰めようと思って隣に行き、目線を合わせた。 何かを言う前に、唇で口をふさがれた。 「お願い。抱いて」 申し出はうれしいが、なやむ。酔った勢いで抱いてしまってもいいのだろうか。 「ねぇ」 押し付けられた胸にあっさりと理性は振り切れた。 唇をかさね、舌を絡ませる。 「んっ」 ぬちゅ くちゅ にちゅ 「んはっ」 彼女の顔は上気し、艶やかだった。 服にゆっくり手をかける。
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