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エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙3枚目



804 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/08/19(木) 05:52:21 ID:KAVJLG1H]

「ねえ……あなただけは私を信じてくれるよね?」
 濡れた唇が囁く。白い指先が、一樹のジーンズのファスナーに、そっと宛がわれた。

六、
「う……」
 百合の指先は、一樹の硬く腫れた部分に、焦らす様な刺激を与えていた。
 ジーンズの分厚い生地越しの接触ではあったが、すでに、張り裂けそうなほど昂っていた一樹の局部に快感を与えるには、充分だった。
「百……合……っ」
 一樹は、感極まった声音で百合の名を呼んだ。
 百合は、ジッと一樹の顔を見上げたまま、腰をずらしてTシャツの胸にすり寄り、凭れ掛かった。

 一樹は、興奮に肩で息をしながら、百合の躰を抱き寄せる。
 そうして暫くの間、ジーンズ越しに陰茎を撫で廻されながら、百合の細くしなやかな二の腕を摩っていたが、やがて、意を決した様にその手を彼女の腋に差し込み、赤いカーディガンの上から、豊かに張り詰めた乳房を触った。
 すると、百合の手が止まった。
「駄目……」
 百合は、乳房を包む一樹の手をやんわりと外し、彼自身の膝の上に置いた。
 一樹の懇願する眼を静かに見返すと、今度は、彼のジーンズのポケットの中に手を入れた。

「ねえ、見て」
 百合の手には花の髪飾りが握られていた。
 それは一樹が道中拾って、なんとなく持ち歩いていたものである。
 百合は一樹から少し離れると、スッと片膝を上げた。
 滑らかな内腿と共に、その上にある女陰を覆ったパンティーまでもがチラリと覗く。
 一樹は言われるがまま、生唾を飲んで其処を注視する。

 百合は一樹に見せ付けながら、髪飾りの髪に挿す方の尖った部分を、肉が食い込むほど強く内腿に押し当て、それをグッと引いた。
 白い肌に、赤い筋が痛々しく浮き上がる。一樹は眉を曇らせた。
「此処は姿をとどめようとする世界」
 傷口を晒したまま、百合は淡々と語り始める。
「早くしないと戻ってしまうの。逆戻り……虚無の混沌に」
 一樹は眼を見開いた。
 百合の赤い傷口が瞬く間に塞がって、元通りの、眞白い健康な肌を取り戻してゆく。
 一樹は、驚愕の面持ちで百合の顔と、もう傷の片鱗すら残されていない内腿とを見比べた。

 しかし、驚きはしたが、妙に腑に落ちる部分もあった。
 一樹は夜見島に渡ってからというもの、甦った死者どもに随分と痛め付けられて来たが、その傷は今、全く残っていない。銃で撃たれた傷でさえ、ほんの僅かな時間で消え去ってしまうのである。

 一樹は、恐る恐る百合の内腿に手を伸ばし、細身ながらもむっちりと脂の乗った、柔らかな皮膚に触れてみた。
 しっとりと吸いつく様な、瑞々しい感触があるばかりであった。
「私を信じて……お母さんの処に、連れて行って……」
 一樹は百合の内腿をまさぐりながら、黙って頷いた。
 百合の制止がないのをいい事に、内腿から鼠蹊部の辺りにまで指を這わせていった。
 そして、指先がパンティーの縁に触れた時……百合が、微かな吐息を漏らした様な気がした。
「百合……」
 一樹はその反応に力を得た思いで、彼女のおとがいに指を添え、顔を仰向かせた。
 百合の瞳はぼんやりと輝き、眼の際が、酔ったみたいに赤みが差して見える。
 もう、引く事は考えられない。
 一樹は、百合の誘う様な半開きの唇を見詰めると、其処に自分の唇を重ねようと、顔を近づけてゆく――。






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