- 720 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/08/03(火) 00:29:04 ID:ynNkCWhD]
- ぼくにも、欲望の限界がきていた。
ぼくはいったん郁子から離れた。 起き上がって膝をつき、横臥する郁子の肢体を、後ろ向きにひっくり返す。 「あっ……」 ぼふん、と柔らかいソファーの上に伏した郁子は、戸惑い混じりにぼくを振り返る。 その、眉根を寄せた色っぽい表情――背筋が、ぞくっとしてしまう。 「い、郁子」 ぼくは郁子の背中に這い寄ると、浮き上がった肩甲骨に口づけた。 そのまま唇を背筋に移し、つーっと腰の方まで動かしてゆく。 郁子は、微かに膚を粟立たせた。 「はぁん……まもる……な、何するの……?」 高く盛り上がった尻の頂きにキスしているぼくに、郁子は不安げな声を掛ける。 しかしその一方で、腰の方は何かを期待するようにもじもじとくねり、むっちりとした太腿も、誘うように半開きになっていた。 ぼくは郁子の密やかな期待に応えるべく、白い双丘の谷間に顔を埋めた。 「あ……あぁあーっ!」 甘酸っぱい香りと、火照って濡れた肉の感触。 汗を濃縮し醗酵させたような、体液の不思議な味。 蕩けてしまいそうに柔らかい陰唇の奥、露にまみれながらもしこしこと締まった感じのする膣口を、ぼくは舌先で抉り廻した。 「あっ、あっ、あっ……」 むちむちとした内腿に挟まれて、郁子の声がくぐもって聞こえる。 震える膣口を尖らせた舌先でえぐれば、そこからは際限なく体液が沸き立って、噴きこぼれてぼくの顔面に降り掛かり、 内腿はびくん、びくんと緊張して筋を浮かび上がらせる。 ――郁子……こんなに……。 濡れた陰唇が頬にへばりついていくる。 もう挿れたくて仕方ないのに、ぼくは舌での奉仕を止めなかった。 まるで自分自身を焦らして、追い込んでいるかのように……。 「あはっ……あう、あぁ、うああぁ……」 快楽に耐えかねたのか、郁子の尻が、だんだんずれて上にあがっていた。 天井に向かって、高く突き上げるように。 掲げられ、露骨に誇示された郁子の尻を、肛門を、性器を、ぼくはもっともっと虐めてやろうと思った。 膣を舌で捏ね廻しつつ、右手の中指で肛門の細かい皺をさわさわと摩った 。 そして左手の方は彼女の腹の下に潜り込ませ、性器の頂点で起き上がった、蜜に浸ったクリトリスを素早く弾いてやった。 「ひ……! あひ、いやあぁあん!」 郁子の全身が大きく震え、甲高い嬌声が上がった。 クリトリスがぴくぴくと強張り、膣口から性器全体、肛門に至るまでもが激しく蠢動した。 「あっ、ああっ いい! まもる……もう駄目! いく! 私、もう……あぁ! あぁ! あああああっー……」 郁子の腿の産毛が逆立ったかと思うと、彼女の粘膜は一瞬にして硬直し、次いで、規則的に、一定の間隔で痙攣を繰り返した。 ――郁子……イッたんだ。 達成感と共に、ぼくの尿道口がじわりと体液を漏らす。 泡立ち、白濁した汁を噴出させつつ、尚も絶頂の痙攣を続けている郁子の性器から唇を離し、ぼくは、身を起こして服を脱ぎ、突き出された尻を抱き込んだ。 「郁子……いいよな?」 郁子の背中に声を掛ける。彼女は返事をしない。 ただ、喘ぎ混じりの荒い呼吸をしているのみだ。 構わずぼくは、紅く充血し、とろとろに濡れそぼった快楽の入口にペニスの先を押し当てた。 そうして腰を反らせ、一息にペニスを突き挿れた。
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