- 48 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/07/26(日) 03:46:48 ID:sGxwQHm0]
- なんか大奥関係のドラマや江戸大名系のドラマとか見てると
「姫様、いたされましたら『いたした』とおっしゃってくださりませ。わたくしがおそばに控えておりますゆえ」とか言うんだぜ…… 興ざめだと思うが、それでも世継ぎやら子供はできるわけで ある意味見えなくて音しか聞こえない分、ハアハアしそうだが こんな風に 「市……市いいいいいいいいい!」 「長政さま、そんなっ……ああっ…………!!!」 「……いやあ、本日もお盛んですなあ。長政さまは」 「ほほほ、お若い方というのはそういうものですわ。毎度のことですが、声と音が大きゅうござりますなあ」 「おやおや、もう三回目に突入するようですぞ」 「あれあれ、長政どのときたらあのように息を切らして……姫様はそうでもございませんのに」 「むむっ。貴殿はうちの殿が体力なしとおっしゃるか」 「そういうわけでありませぬが、まあ、現実としてうちの姫様がああなのですから……ほほ」 「ぬううう、聞き捨てなりませんな! 我が殿は武将として十二分に鍛えておられるが、姫様を労わりつつ、姫様の良きように励もうと全力をあげておられるのです! そんな姿勢であらばこそ、少しは疲れられても仕方ありますまいて」 「なにをおっしゃいます。姫様とて長政どのがよきように励んで動いておられまする。我が織田の房中の技を舐められては困ります!」 「またしても殿を愚弄するかあああ!」 「そちらこそ、我が姫様を見くびられますか!」 ――同時刻、隣室の布団の中では。 「……市」 「……はい、長政さま」 「たまには、互いの監視役がいないところで、その……」 「まぐわいたいの?」 「い、いいいい、市っ! そのようなことをさらりと言うでない!」 「……変な長政さま。今さっきまで、あんなに市と激しくまぐわっていたのに」 「う、うう、煩い!」 「……大きなお声出したのに、向こうは全然気がついてないね。まだ言い合ってる」 「……そ、それで、市」 「はい」 「遠乗りついでに、ふたりで近くの温泉にでもゆくか。あそこなら、おそらく、その……」 「本当? 市、温泉大好き。 嬉しい……一緒に入ろうね、長政さま」 ……と、布団の中のぼそぼそ密談にてひとつの計画が決定したが、外ではまだ互いの主の房技論争が続いていたとさ。 めでたし。
|
|