- 1 名前:名無しさん@ピンキー [2008/12/04(木) 20:43:38 ID:WgdMvb/s]
- ここは少年サンデー連載の『ハヤテのごとく!』のエロパロスレッドです。
本誌の進行とともに、女装・倒錯・純愛・百合・羞恥・痴女・肉球・逆襲・ガン○ムその他 萌えのシチュエーションがバラエティに富み始めても、住人は職人とともに ノートの記憶を思い出したかのようにネタを振ったりしながらマターリしましょう。 好みの分かれそうなシチュ(SM、陵辱、ダーク等)にはNGワードを入れるとモアベター。 大丈夫、僕らならできる。 ここは18歳以上の人しか参加できない板です。 一流の執事になる人間として恥ずかしくない、節度を持った話をしましょう。 前スレ ハヤテのごとく!のエロパロ 24冊目 yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1220751145/ 2chエロパロ板SS保管庫 ttp://sslibrary.arings2.com/ ttp://sslibrary.s9.x-beat.com/ ttp://www9.atwiki.jp/eroparo/pages/10.html
- 261 名前:名無しさん@ピンキー [2009/01/09(金) 21:06:30 ID:Ic9uZjiF]
- どんだけレスだよww
- 262 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/09(金) 21:07:08 ID:1jOV0RSb]
- このスレの質を下げるな
荒らしども
- 263 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 03:47:35 ID:cqaao63s]
- >>253>>258
すみませんでした。
- 264 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 12:10:41 ID:iZl34Qa/]
- >>253>>258
すみませんでした。
- 265 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 13:44:14 ID:U7DgFX4p]
- >>253>>258
すみませんでした。
- 266 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 16:09:54 ID:Gum42kwH]
- >>253>>258
すみませんでした。
- 267 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 16:10:09 ID:Uh986BUw]
- >>253>>258
ほんま、すんませんでした。
- 268 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 16:46:11 ID:jJE7Nd50]
- >>266>>267
差分で申し訳ない
- 269 名前:名無しさん@ピンキー [2009/01/10(土) 17:46:54 ID:8IKg8Q+z]
- あうあうあ〜申し訳ないのですぅ〜
- 270 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 19:59:51 ID:Is7l3cZu]
- 「う〜…。寒いですねえ…」
引っ切り無しに舞い降りてくる白い粉雪は、時折強く吹き付ける北風に煽られるまま容赦なく店の入り口の庇の下にまで入り込み、 サキの濃紺のメイド服の肩口にはらはらと降りかかる。 店の中から自動ドア越しに見るのであれば大分事情も違うだろうが、 雪なんていうものは、いざ我が身に直接降り掛かるとなると寒くて憎らしいモノに早変わりするという事を今知った。 「まあ、お店の鍵を持っていると思い込んでいた私が悪いんですが…」 関東地方に雪が降るのは珍しい。 レンタルビデオ『タチバナ』の前の幹線道路は、何時もの沢山の車の通りも少なくシーンと静まり返っている。 すぐ止むだろうと、ドアの前で待つがなかなか雪は止まない。 日が傾くに連れ、比例するように雪の積雪量は増えて道を歩く人の姿は右肩下がりに減って行く。 こんな寒い時こそ『コタツでテレビ』なのだろうが、しかし、わざわざこんな空模様にビデオを借りに繰り出す物好きもいないだろう。 「若ぁ〜…」 補習の真っ最中の時間帯という事は分かっているのだが、それでも震える指先を息で温めて携帯のリダイヤルボタンを押す。 せめて留守電に自分の危機的状況を吹き込みたいと思うが、しかし、無情にも不通の案内が続くだけだ。 「若に、『店の鍵、持ったか?』って聞かれた時、もっとよく確認すればよかったですね…」 今朝、兼ねてからのマリアの招待に応じて三千院の屋敷に行くためにワタルと一緒に店を出た時、 鍵を掛ける役目を自分が引き受けていれば、それを持っていないという事に気付いたはずだった。 「さぶっ!」 びゅーっと吹き付ける粉雪交じりの北風の冷たさが、骨の髄までひしひしと染み渡ってくる。 さっきまで乗っていた三千院家の送りの車の暖房が恋しいが、車は、店の前でサキを降ろしてすぐに走り去ってしまっていた。 「こ…、このままではほんとに凍えてしまいます。 …ちょっと歩かなきゃなりませんけど、行きつけのコンビニで“雪宿り”をさせてもらいましょう…」 だが、何時もの靴で何時もの足運びで、薄っすらと雪が積もる歩道に一歩踏み出した、次の瞬間…
- 271 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:00:42 ID:Is7l3cZu]
- ツルッ!
どさっ!! 「あ痛〜…」 盛大に尻餅をついた可哀想なメイドは、気が付けば、リンボーダンスでそのまま後ろに倒れたような無様な姿になっていた。 人通りが途切れていたのはせめてもの不幸中の幸いだったが、普段では有り得ない身体の動きについていけない頭脳は混乱し、 冷え切ったアスファルトに必死についた掌はジンジン痛くなり始め、そして溶けかかった雪に塗れた指先の感覚が痺れてきて、 とにもかくにもゆっくりとその場に四つん這いになるのが、今のサキの精一杯だった。 「もう…、ヤダ〜…」 自分の間抜けさ加減に、思わず溢れてくる涙に、眼鏡が曇りだす。 「うう…、若ぁ…」 「サキ!」 名前を呼ばれた気がしたが、気のせいだろう。 聞いた事がある声が聞こえたのも、気のせいだろう。 寒さと心細さで幻聴が聞こえたに違いないとわかっていたが、それでもそっと頭を上げてみた。 「お前、なにやってんだよ!」 そこには、サキが今一番会いたかった人物、ワタルが立っていた。 「転んだのか?大丈夫か!立てるか!!」 ズボンが汚れるのも構わず、呆然と自分を見上げているサキのすぐ傍に肩膝をついてしゃがんだワタルは、 差していた黒いコウモリ傘を哀れなメイドの上に差し掛けてやる。 「…若!なんでここにいらっしゃるのですか!?」 「とにかく、立て」 優しく手を差し出してくれるワタルの心配げな表情を見上げた拍子にポロリとメイドキャップを落としたサキは、 一気に涙腺が緩み視界がじわじわと滲んで行くのを押さえられなかった。
- 272 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:01:17 ID:Is7l3cZu]
- 「こっちはそれほどでもねーけど、西と北の方はすげー降ってるから、おとといの午後からずっと電車も高速も止まってて、
土日にスキーに行った先生たちが帰ってきてねーんだと。だから、補習は午前中で中止に…」 「…、…」 「どうした?」 「ひっく…、…、えっく…、…」 「サキ…?」 「うわ〜〜〜〜ん!…、若ぁ〜〜〜〜!!」 「よしよし、そんなに泣くな」 ワタルが傘をその場に放り出してコートの前を開け、漸く立ち上がったサキをそっと抱き寄せると よれよれになったメイドはその胸元に飛びつくように縋り付いて号泣し始めたが、可愛そうにその身体は冷えきって、 服ばかりでなく自慢の長くて綺麗な髪の先端も解けた雪にびしょびしょに濡れてしまっていた。 「若…お店の鍵…、ひっく…、私…、持ってない…」 「えッ!!だってお前、今朝俺が『持ってるか?』って聞いた時、『はい』って…」 「持ってなかったんです〜〜〜!! 「バカだなぁ…。普段からドジなんだから、ちょっとポケットの中を確認すりゃ、こんなことには…」 「…えぐっ、そ…、それに…。携帯…通じなくて」 「え…?」 そんな筈ねーよ…、と言い掛けたワタルの顔が、見る見る申し分けなさそうに歪む。 「悪りぃ…。学校で『携帯持ち込む奴は電源切るか先生に預けろ』って言われて、そのまま電源切りっぱに…」 「若ぁ〜!」 小さな主人の身体をきつく抱き締めていた腕を少し緩め、サキは赤く泣き腫らした瞳で非難がましくワタルの顔を覗き込む。 「悪りぃ!」 「私…どれほど…、心細かったか…。うえ〜〜〜〜ん!」 「悪かった!!俺が悪かったから、だから、泣くな。な!」 再び自分を胸元に抱き締めて大泣きしながらヒックヒックとしゃくり上げるメイドの背中を、 ワタルは一生懸命に優しく優しく何度も撫で摩ってやった。
- 273 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:01:50 ID:Is7l3cZu]
- 「大変だったな…」
「はい…。ぐすっ…」 「とにかく、身体、温めねえと…」 自動ドアの鍵を手際よく開けたワタルは、 泥水で薄汚れた上に真っ赤になっているサキの細い指先をぎゅっと握り締めて店の中へと導き入れると、 そのまま居間へと上がろうとする。 「あ…。スカートがびしょびしょですから、お部屋が汚れてしまいます」 「よし!ちょっと待ってろ」 ワタルは、部屋の明かりを点けてファンヒーターとコタツのスイッチを入れ、 居間の入り口からファンヒーターの前にかけて手早く新聞紙を敷いてサキのために道を作ってやる。 「ここへ来て、温まりながら着替えろ。俺は、風呂沸かしとくから…」 「有り難うございます」 「それから、今日は、臨時休業にするぞ」 「はい!」 メイドの着替えに立ち会うわけにいかないワタルはそそくさと居間から出て行くが、 サキは、その小さいけれどとても頼り甲斐のある背中を、心からの感謝の思いの籠もった眼差しで見送った。
- 274 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:03:34 ID:Is7l3cZu]
- 「もう、大丈夫です」
「よし!」 トレーナーの上下に着替えたサキは手を洗ってはいたけれど、その髪はまだ濡れたままだったので、 ワタルは、一番毛足が長くて柔らかいタオルを持って来て丁寧にそれを拭いてやった。 「マリアさんと何して遊んだんだ?」 「はい。お茶を飲んでお話して…、とても楽しかったです!」 「そっか…。携帯の電源、ごめんな…」 「いいんです…」 「髪、泥とかは付いてねーみたいだけど、風呂入ったらよく洗えよ。雪って案外、汚ねーから」 「はい」 「メイド服は、破れたり切れたりしてるとこが無いかどうか俺が見ておいてやる。 エプロンに付いた泥の染みは、一旦洗ってみて、取れなけりゃ新しいヤツを卸せばいい」 「はい…」 甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる小さな主人の優しさに、 サキは自分の心と身体がぽかぽかと暖かくなっていくのを感じて、とても幸せな気持ちになった。 「あっ…!」 「どうした!?」 ワタルが拭き易いようにとちょっと身体を捻ったサキは、肘に軽い違和感がある事に気が付いた。 「転んだ時、肘を打ったみたいで…」 「雪で転ぶと、信じられねぇ所を打ってたりするからな。肘、静かに曲げたり伸ばしたりしてみろ」 「はい」 さっき着替えた時はなんでも無かったのにどうしたことだろう、と不思議に思いながら慎重に肘を曲げ伸ばしするサキを、 ワタルが心配げに見守る。
- 275 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:04:05 ID:Is7l3cZu]
- 「どうだ?角度によって痛むとか、そういうのはないか?」
「はい、でも…。押すと痛いかも…」 「どれ、見せてみろ」 言われるままに慎重に袖を捲くってワタルに披露されたサキの肘先は、可愛そうに、痛々しく赤くなっていた。 「う〜ん…。打身になるかも知れねぇな…」 「若〜!」 「大丈夫だって!少し経ちゃあ治る」 「はい…。あれ…?」 肘が大した事はないと分かったところで、今度は、尻に鈍い痛みがあることに気が付く。 「お尻が、ちょっと痛いみたいです」 「そうか…。じゃあ見せて…、…って…、し!尻かッ!?」 「え…。あ!」 如何に尻の違和感の原因を確かめるためとはいいながら、そこを見たり見せたりするわけにはいかない。 気が付けば自分たちの身体がとても近い位置にあったワタルとサキは、見る見るうちに真っ赤になって俯いてしまった。 「あの…、お尻は…、自分で…」 「そ、そりゃ…、お前…」 『チロチロリン!チロチロリン!お風呂が沸きました!』 「うわっ!風呂、沸いたみたいだから、早く入れ!!」 「は、はい!」 真に絶妙なタイミングで鳴った全自動ボイラーの合成音声に、 二人はお互い弾かれる様に大慌てでぴょんと飛び退いてその身体と身体を離すと、 ワタルはぎこちない手つきでメイド服の検分を始め、サキは覚束ない足取りであたふたと風呂場へと急いだ。
- 276 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 20:04:52 ID:Is7l3cZu]
- 続きをご希望の場合は、GJをお願いします
- 277 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 20:07:18 ID:94vurXN8]
- 誘い受けウザ
- 278 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 20:08:04 ID:2TRMBS7y]
- >>276
ちょwww寸止めwwwww wktkしながら待つ。全裸で
- 279 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 20:08:07 ID:nkmOebdh]
- 別に書かなくてもいいよ
- 280 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:09:40 ID:Is7l3cZu]
- では、続きを投下させていただきます
- 281 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:10:22 ID:Is7l3cZu]
- 「そんな顔すんなよ。
親に執着とかねーし、むしろ自由でラッキーだぜ?」 その言葉から、親や歌唄とは離れて暮らしているという事があむでも察知できた。 親と離れて寂しくないなんて、嘘に決まっている。 現に今だって、こんなに寂しげな目をしてるでは無いか。 「あたしが…っ、あたしがそばにいてあげるから…そんな悲しいこと言わないで」 気付いたら、自分からイクトに抱き付いていた。 近付いて来る顔に、顎を持ち上げる大きな手に、重なった唇に…抵抗なんてできなかった。
- 282 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:11:43 ID:Is7l3cZu]
- 初めは軽く、触れる程度のキス。
角度をずらす度に、引き腰になるあむを掴まえてバードキスを繰り返した。 それだけでも耳まで真っ赤にして、苦しそうに息継ぎする姿は…かなりクるものがある。 「ん…ふぁ」 ようやく唇を解放してやると、力が抜けたのか床にドサリと倒れ込んでしまう。 「おい、あむ…大丈夫か?」 「やぁ…っ…顔見ないで」 そう言われるが、やはり可愛い顔をじっくり見たいと思う衝動には敵わず。 隣りに座り、頬を掴んで顔を半ば無理矢理顔を上げさせた。 息苦しかったせいか円らな瞳に涙を溜めて、呼吸を整えようと肩を上下させている。 紅潮した顔を手で必死に隠そうとするが、手首を掴んでそれを阻止させる。 「お前可愛いな。キスも初めてか」 声をわざと低めにして耳元で囁くと、あむがガタガタと身体を小刻み震わせていることに気付いた。 初めての感覚に身体がついていけないもあるが、やはり一番の原因は怖いのだろう。 「これからさ、何されるかわかってんのか?」 「そんなの…わかんないよ」 脇の下に手を入れて抱き上げると予想より軽くて、あむの身体の華奢さを改めて思い知る。 暴れたり、身動ぎする様な抵抗は無い。 ベットに静かに下ろしてやり、あむの目を見つめてなるべく優しい声で話しかける。 「あむ、今逃げないと俺…お前のこと…」 身体を強張らせ、目を固く瞑るあむを抱き寄せ背中を撫でてやる。 あむも怖々と手を延ばし、イクトのシャツの袖をギュッと握り締めた。 「怖くないよ…平気」 身体を震わせながら、一生懸命に作った笑顔は犯罪的に可愛い。 いじらしくて、可愛くて…理性の第一関門は楽にすり抜けてしまった。
- 283 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:12:34 ID:Is7l3cZu]
- 「あむ、お前が好き。
抱きたいんだ…。 言ってる意味わかるか?」 年の離れた、ましてや子供への告白は勇気が要るものだ。 『ロリコン?』とか、『からかってるの?』と言われるのを覚悟の上で、勇気をふり絞り言葉にした。 いつもはからかったり、本心では無い事を言ってあむを翻弄させてしまっている。 けれど、この時は自分を信じて欲しいと心から思った。 こんなに誰かが欲しいと、渇望したことはなかった。 遊ぶだけの女なんて、正直な話すぐに手に入る。 でも、あむはそういった対象になるような軽い女とは違う。 幼いながらも、強い自分の信念を持っている。 いつからか「彼女」の喜怒哀楽に、つられて一喜一憂している自分がいた。 特に泣き顔は眼に焼き付いて忘れられなかった。 「抱くって…今、抱き締めてるじゃん」 この発言からして、言葉の意味を分かっていない。 最近の小学生はマセているから分かっているかと思ったのだが…。
- 284 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:13:07 ID:Is7l3cZu]
- なんだかいざ言わせられると、それ自体が羞恥プレイのようで照れてしまう。
狼狽えるイクトを見て、あむが先に口を開いた。 「もしかして…えっちな事するって意味…?」 「…平たく言うとな」 暫くは無言になり、部屋が静寂に包まれる。 壁掛け時計の秒針音がやけに響く。 やはり小学生をどうこうしようと考える自分が間違っていたのだ。 離れようと上体を起こすと、あむも一緒に身体を起こして来た。 そして…唇を自ら押しつけて下手くそなキスをして来た。 一生懸命さが勢いをつけ過ぎて、前歯がガチリと当たる。 痛みからお互い無言で悶絶して…それから笑い声が飛び出した。 「お前キス下手すぎ」 「だって…したことないから、わかんないよ」 また耳まで朱色に染めて、ぽーっとしながらたどたどしく言い訳するあむが可愛くて…押さえられない。 再び、ベットに押し倒して白い首もとに舌を這わすとくすぐったそうに身震いさせた。 「ね…さっきみたいにキスして…気持ちよかったから…」 その発言にプッツリと、最後の砦の『理性』が完全に吹っ飛んで行った。 おねだりされた通りキスしながらパジャマのボタンを一つずつ外す。 最後のボタンに来たところで、あむに問い掛けた。 「途中で泣いても止められないからな」 「…泣かないもん」 まだ青さが残る、幼い身体に被さる。 怖いだけで無く、これから起こる未知の体験を想像しているのかパジャマの裾からチラリと見える下着には小さな染みができていた。
- 285 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:13:36 ID:Is7l3cZu]
- 「あむ、全部脱がすぞ」
その言葉に強い反応を示し、目を見開いて身体を硬直させた。 「あたしね…歌唄みたいにおっぱい大きくないし。 きっと見てもつまんないよ?」 眉を八の字にし、困った様にたじろぐあむを抱き締めてやる。 「言っとくけど俺はロリコンじゃねーぞ。 あむだから、見たいんだからな」 「…イクトのスケベ、えっち…」 毒づいた言葉を吐くが、単に照れているだけと当に見抜いている。 パジャマの最後のボタンを外し終え、Tシャツを捲り上げると透ける様な木目の細かい白い肌が目に飛び込んで来る。 お世辞にも大きいとは言えないフラットな胸に、薄桜色の突起が小さく存在を示している。 白とピンクのボーダー模様のショーツに手をかけると、あむは手でソコを隠そうとして来る。 「コラ、脱がし辛いから大人しくしろって」 「そこはやだ…トイレするとこだもん…」 予想以上の性知識の低さに、思わず小さく笑い声を漏らしてしまう。 「俺も後で全部脱ぐから…いいだろ?」 そう言うと、納得したのか大人しく手を自分の胸元に置き足を広げた。
- 286 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:14:19 ID:Is7l3cZu]
- 「イイ子だな…」
ショーツの上から、そっと…それこそ壊れ物を扱うかの様に秘部に触れる。 大事な箇所を覆っている布地には小さく染みが出来ており、指でツンと触ると可愛らしい悲鳴が聞こえて来た。 足を閉じようとするのを見抜き、透かさず身体を割り込ませ脚を掴んでガバ開きにさせた。 「ん…やっ…やだ…そこや…っ」 下着の隙間から指を挿入させると、案の定中はビチョビチョに濡れていた。 まだ薄い茂みすらない、つるつるのソコは触り心地が良い。 「…小学生でも濡れるもんなんだな。 もしかしてもう生理とかあんのか?」 「やっ…そんなの…まだ…」 ピッチリと閉じた割れ目をほぐす様に、その周りを優しく撫でる度にかん高い子犬の様な甘い嬌声が飛び出す。 「やだ…やだぁ…変なの…変な声でちゃ…」 初めての快感に、あちこちと自分でもあまり触れたことのない場所を弄られる感覚に、そして聞き慣れない自分の喘ぎ声に恥ずかしさを感じたのかあむは嫌々と首を横にして涙を流した。 「変じゃねーよ…。 女は感じると濡れるし、声だって出ちまうのが普通だから」 「ほんと…?」 正直、未生理でここまで敏感とは思わなかったが、すでにぐしょ濡れの具合を見ると繋がる事も可能なのではないか…と淡い期待が膨らんで来てしまう。 「ずるい…イクトも脱いでよぉ…」 「いいけど、男の裸見たってつまんねーぞ」 ワイシャツを脱ぎ、ズボンを投げるとベルトが床に当たりカチンという音がした。 「…これ、何?」 ボクサーパンツに押し込められた一物を指差し、興味深そうに眺める。 「見た事ないのか。まぁ、当然だよな」 年相応と自負はしている大きさのモノを取り出し、あむの目の前に持って行くと驚きながらも、興味津津のようで「触っていい?」と聞いて来る。
- 287 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:14:49 ID:Is7l3cZu]
- 「なんか…パパのと違うよ」
低学年の頃までは、よく父にお風呂に入れてもらっていた。 自分が仕事でいない間に、可愛い娘が寂しい思いをしてるのではないか…とその埋め合わせのように大事にしてくれたものだ。 その際に見てしまった、股間にぶら下がる『奇妙な物体』に「パパ、これなぁに?」と聞いてよく困らせたものだ。 話は戻るが、何年も前に見たきりで久しぶりに目に写ったソレ。 重力に逆らうように、元気に反り返っている。 男の子なら皆ついていると頭では分かっているが、近くで見ると何だかグロテスクで別の生き物が股間に棲んでいるようにも見える。 「あむがエロいせいでこうなったんだけど」 「あたしの…?」 おっかなびっくりの言葉どうり、そうっと小さな指が張り詰めたモノの先端に触れる。 「…っ!」 「ご、ごめんっ!痛かった…?」 イクトの声に驚き、慌てて手を離す。 パンパンになっているから、触ると痛いのだろうな。と、あむは勝手に判断した。 始めて触った感想としては…イクトのそれは温かく、ほんのり湿っていて硬い。 最初は怖かったが、一回触ると愛着も出来た。 代わりに何だかドキドキと心臓が高鳴り、イクトを気持ち良くしてあげたい…という気持ちが芽生え始める。 先刻イクトに触られたソコはトイレをする筈の場所だと思っていたのに、頭がおかしくなりそうなくらいに気持ちが良かった。 その気持ち良さをイクトと共感したい…となぜかそう思う。 こればかりは“本能”というもので、言葉では上手く説明出来ない。 「イクトはどうしたら気持ちよくなるの?教えて…?」 子犬のような瞳で見つながら、擦り寄って聞いて来る。 無意識なのだろうが、掴まれた腕に胸が当たっている。 学校の身体検査くらいでしか触れさせたことは無いであろう、成長中の胸。 膨らみかけ程度のぺたんこ胸なのに、きちんと乳首は勃ち上がり硬くなってイクトの二の腕に当たっている。 生唾もののシチュエーションに、こっちまで顔が赤くなる。 「誘ってんのか…?お前、天然エロだな」 頭に“?”マークを浮かべ、首を傾げるあむの目の前に再びモノを見せつけ「とりあえず…触って?」と、頼む。 「初めてだからよくわかんないけど…頑張るね」
- 288 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:15:23 ID:Is7l3cZu]
- 痛くないように…と気遣いしてくれているのか、まるで撫でるだけの緩い刺激は生殺し状態。
本音を言えば、男からするとかなり辛い。 気持ち良くないわけでは無いが、もっと激しく扱いたり力強く握ってもらった方がイキやすい。 もう暴発寸前の感覚に、苦しいくらいだ。 「なぁ…舐めてくんねぇか?」 あむの桜桃色の血色がよい唇に、目が行く。 あの可愛らしい唇に、舌に触れられるのを想像するだけでゾクゾクした。 その言葉にしばし固まり、やっと口を開いてくれたあむは言葉を発さずにそのまま亀頭を咥え始めた。 「っ…いきなり来たな」 「ん…っ…イクトの少ししょっぱい…。 このトロトロしたのって精液ってやつ…?」 舌でチロチロと先端から溢れる先走りを舐めながら、上目使いで聞いてくる。 想像以上にあむは大胆だ。 子供だからこそ、好奇心で動けるのか…自分からする分には楽しそうにしてくれる。 「これは…あー…精液の一歩手前というか…っ…く…!」 アイスキャンディを舐める要領で丹念に舌を使い味わうようなフェラに、寒気がするほどの快感が脳天に走った。 唾液とカウパー腺液が混ざったものが溢れて顔に垂れてしまわないように啜ったり、舐めやすいように固定しようと握って自然に手でも扱く形になったりと次々に予測無しの刺激がイクトに襲いかかってくる。 「すげぇ気持ちいい…お前の口ん中」 「ほんほぉ?」 口に含まれたまま喋られるとこそばゆい刺激がより一層強まり、肌が泡立つ錯覚に意識が遠くなりそうになる。 当然のようにあむの口に収まっているモノも、ぐんと質量を増した。 「ん…ぁ…も…おっきくて口に入んないよ」 「もう俺無理だ…1回イキたい。 あむの顔に…かけていいか?」 返答を待てずにあむの柔らかなほっぺたに先端をあてがい、自分で扱きながら放射方向を定める。 「っ…!か、顔にかけるの…?なんで?」 好きな女の子に顔射する、というのは男独特のフェチズムというか…。 自分のものだというマーキングをしたいとか、色々な意見が飛び交いそうだが結局は自分の精液でドロドロになっている様が見たいだけなのかもしれない。 「あむが…俺にかけられて顔ぐちょぐちょになってんの見たいから。 てか、ごめん…もう限界っ…」
- 289 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:16:11 ID:Is7l3cZu]
- その言葉のすぐ後に、頬やおでこに温かい白濁液が飛散して行った。
呆然とするあむの頬を伝い、一筋だけポタリと垂れてシーツに僅かな染みを作る。 「ふぁ…すごく熱くて…ドロドロしてる。これが精液なんだ…」 「顔についたの…どんな味する?」 自分の頬から下に垂れて行く粘着液を指で掬い、舐めてみると何とも言えないキツい苦みと生臭さがある。 見た目はヨーグルトにも酷似しているが、初めて味わう精の味に眉毛を潜め。 「っ…おいしくない」 「俺もあむの事、気持ちよくしてやるからな」 無防備になった細い脚を掴み、また股をガバ開きにさせると羞恥心が蘇って来たのか必死に脚をバタつかせて逃げようと抵抗し始めた。 「なんだよ…さっきまで俺の咥えてたくせに。 あむはやられるのには、弱いんだな」 「やぁ…見ちゃだめ…ヤダっ!お願い…イクト」 ブルブルと身体を震わせながらも下着を掴んで、ズリ降ろされるのを阻止しようとするがそんな様子を見せられると余計にS心がくすぐられてしまう。 「まぁ、脱がさなくてもずらせばいいか」
- 290 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:16:42 ID:Is7l3cZu]
- 一生懸命に最後の砦の「ショーツ」を引っ張り、下げられないようにしていたあむだったが、あっさり横方向に下着がずらされて大事な場所がいとも簡単に露にされてしまった。
「や…だめ…見ないで…」 「あむの…ちっこくて可愛いな。 すげー濡れてて旨そうだし…」 下着をずらしたまま、秘部に顔を近付け舌を伸ばし這わせる。 甘酸っぱい女の子らしい匂いと、ほんのりボディソープの香りが混ざり鼻をくすぐる。 舌をねっとり動かし始めると、指での愛撫時と段違いの反応を見せた。 「ひゃあん…っ!や…汚いよぉ…イクトっ」 「汚くねーよ…石鹸のいい匂いするし」 すでに大洪水のソコは濡れて幼いながらも充血し、閉じた割れ目を広げると親指大ほどの膣穴はパクパクと緩い開閉を繰り返して挿入をねだっているように見えた。 「や…広げないで…へんなの…っ」 「この後は…どうして欲しい?」 口の周りにまであむの愛液が伝い、赤い舌でそれを舐めとるとそれを見たあむは気まずそうに目を逸らした。 口を頑に閉じたままのあむに、しびれを切らしたフリをする小芝居を打つことにした。
- 291 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:17:15 ID:Is7l3cZu]
- 「もう、止めるか?
あむも良くならないと意味ないし…嫌がるのに無理矢理はやっぱりダメだよな」 溜め息を一つつき、床に投げた自分のワイシャツを拾おうとする。 だが、すぐにあむが後ろから抱き付いて「やめちゃ…やだ」と蚊の鳴くような小さな声で身体を震わせながらも何か言おうとして来る。 賭けに乗ってくれた…。 自然に漏れそうになる悪い笑みを押さえながら後ろを振り向くと、涙を浮かべているあむがいた。 「もう一回聞くぞ。 あむは俺にどうされたいの?」 耳を舐め、それから首筋や鎖骨を甘噛みすると白い肌には紅い痣が幾つも浮かんだ。 「あたしの…ここ…イクトの指でいっぱい触って欲しいの…」 これ以上無いくらいの辱めに涙を流しながら、白い指で大事な場所を広げておねだりする光景。 妖艶かつ卑猥な姿に一気に下肢に血が集まって硬くなるのが、自分でもよくわかった。 「指だけでいいのか? 口でされんのはヤなの?」 「イヤじゃないけど…。 どっちもなんてされたらきっと変になっちゃうから…ヤダ」 どれだけ敏感な身体をしているんだろうと、測れなくなる。 これでモノなんか入れたら、イキすぎて気絶するんじゃないだろうか…と真剣に心配になった。 「あんまり力むなよ。 指入んねーから」 色素沈着も陰毛まだ無い、綺麗でつるつるな女性器。 そこに再び顔を近付け、一番女性が敏感であろう場所を指の腹で撫で回す。 まだ小さいながらも、反応し心ばかりに膨らんでいる肉芽を摘もうと手を伸ばした。 すでにヌルヌルの指では小さなソレは掴みにくく、焦らすような弄り方に益々あむは愛液を分泌させた。 「クリもちっちゃくて可愛いな。 ここのお豆みたいなところ触ると、ジンジンして気持ちいいだろ?」 「そこ…やぁっ…やめてぇっ…」 止めて、と言われたが敢えて返事をせずにぬかるんだ蜜壺に舌を差し入れ、変わらずにクリトリスを指で擦り続けると痙攣を起こしたかのように腰をビクつかせ始めた。 「もぅ…らめぇ…らめなの…」 「感じすぎて舌ったらずになってんのか…ほんとに可愛いな、あむ」
- 292 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:17:48 ID:Is7l3cZu]
- 口をいったん離し、すでに復活しカチカチになったモノを小さな膣口に当て静かに腰を進めて見る。
だが、想像していたよりもかなりのキツさで入口の時点で突っ掛かる。 さすがにこれ以上は無理か…と残念に思い肩を落とす。 そんなイクトを見て悟ったのか、あむからいきなり申し出た。 「ここに、イクトのおっきいの…入れて」 「本当に…いいのか?かなり痛いと思うぞ」 痛い、という単語に後込みしそうになる。 しかしイキそうなのを寸止めされて、半端に熱を持たされた身体はより強い刺激を欲しがるもので。 指より太いそれで、指じゃ届かない中を弄ってもらいたい。 もっと気持ち良くなりたい…という目覚めてしまった性感に歯止めはかけられない。 後ろめたさや、親への罪悪感などまだ考えられない幼さとはそういうものなのだ。 「イクトのなら…我慢できるから」 「…あむ」 幼いながらも、痛みも全て受け入れようと覚悟をしたあむの笑顔は見た事無いくらいに綺麗だった。 やはりあむは、自分にとって大事な女の子だ。 たとえ次会った時に、万が一刃を交えるとしても…傷つけたくは無い。 「ちゃんと避妊するから…まだパパにはなりたくないしな」 「でも、あたしまだ生理来てないよ?」 友達との噂で生理前は妊娠しない、とでもならったのだろうか。 理屈ではその通りだが、いつ来るかわからない初潮に油断は禁物だ。 あむの偏った性知識に、学校はもっと踏み込んだ保健の授業を実施するべきだ…と何となく思った。 「でも…油断はできないだろ?」 「…わかった」 早く避妊具を装着させようとするが、ゼリー付のせいか滑りが良過ぎてやりずらい。 僅かにもたついたが、装着後はすぐに挿入体制に移った。 最初なので、凝った体位はせずにスタンダードな正常位を選ぶ。 「入れるぞ。息吐いて力抜いて。 あと、痛い時言ってな」 愛液を溢れさせて、挿入を促すかのように小さいながらも口を開閉させて獲物を待つソコは、喩えが悪いが獲物を待つ食虫植物かのようだった。 綺麗で華があり、甘酸っぱい良い匂いを撒きながらも獲物を逃がさない貪欲さ。 女は魔物だ。 でも、この子になら捕らえられてもいいような気がするからおかしな話である。 「ん…やあっ!おっき…ぃよおっ…痛…っ!」 成長中のあむの膣道にズプズプと、ゆっくりながらもちゃんと飲み込まれて行く。
- 293 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:18:29 ID:Is7l3cZu]
- 少しでも横に動かせば、大事なところが裂けてしまいそうな感じがして…激しくできないのが焦れったい。
そのうちじわじわと初めての証しの血が滲み始め、自分の生殖器にまで絡まって朱に染めて行く。 下敷きになっている白いシーツも徐々に紅色に色を変え、額からは玉のような汗が落ちた。 「っ…ナカ熱っついし…キツすぎ」 「ふぁあ…おなか苦し…痛っ…いや…ぁっ!」 皮膚が擦れ合い、部屋に広がる濡れた音は愛液の音かはたまた血の音なのか…もうわからない。 ただ確かなのは、繋がった箇所の熱さと痛み。 そして少しずつ足音を立てて迫って来る、快感。 「やぁ…っ…も…変になっちゃうよぉ…」 「あむ…っ、俺またイキそ…くっ」 射精寸前でまた膨らみを増したペニスを奥まで捩じ込まれ、あむは悲鳴に近い喘ぎ声を上げた。 浅めの作りの膣なのか、子宮に届いてるのではないかと思ってしまう。 一方あむは激しく息を吐き出しながら、痛みと強烈な痺れに意識を持って行かれないようにイクトの背中に力いっぱい爪を立てていた。 「イクト…っ…あたしも…なんか来ちゃ…ひゃ…あ…あぁんっ!」 一瞬、目の前が白くなった。 その後は一気に身体から力が抜け、ベットに体重を預け倒れ込むような形になった。 イクトも短く声を漏らし、あむに挿入したまま達したようだ。 「は…ぁ…はぁ…っ」 あむが痛くないように、またゴムが破けないようにと優しく膣内から引き抜く。 辛そうに眉を寄せながら自分の方へシーツを引っ張り、そのままコロンとくるまった。 「イクト…すごく痛かった…」 「ごめんな…気持ち良過ぎて自制できなかった…」 「お水、飲みたい。 あと…だっこして? イクトとお風呂…入りたい」 首を傾げながら可愛くお願いしてくるが、絶対わざとだ。 スゥとキャラなりしてんじゃないかと、一瞬ビビった。 まあ実際、身体中が痛くて動けないのは事実だろう。 それに愛し合った直後の甘い空気は、嫌いではない。 しかしいきなり甘えたになったあむに驚きを隠せないのだ。 ガクガクの腰に鞭を打ち、シーツにくるまったままのあむを姫抱っこして浴室へ運ぶ。 「あとね…」 「なんだよ…今日はやけにワガママだな」 近くにいないと聞き取れない程のか細い声で、あむはこう言った。 「あたし以外と、こういうことしたらヤダよ?」 赤い顔でお願いされるもんだから、こちらまで伝染したように赤くなってしまった。
- 294 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/10(土) 20:19:00 ID:Is7l3cZu]
- 「お前が…満足させてくれるならな」
おでこにキスをすると、恥ずかしそうにあむは笑った。 「…イクトのえっち」 ※おまけ※ 「あっ…もう夜だよね?!ママ心配してるかも…あたし帰んなきゃ!」 「ああ…さっきママから『今日は泊まり込みです。ごめんね、あむちゃん。戸締まりしてね』ってメール来てたぞ」 「勝手に人のケータイ見るな〜!」 「今日は泊まってけよ…」 「う…、もうエッチな事は無しだよ?」 「わかってるって」 終わり
- 295 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 20:19:48 ID:Is7l3cZu]
- お前らには丁度いいプレゼントだ 遠慮なく受け取ってくれ
- 296 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 20:19:52 ID:2TRMBS7y]
- …壮絶なる誤爆?
- 297 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 20:20:57 ID:94vurXN8]
- おっぱいが大きい歌唄ちゃんとやらのSSもくれ
- 298 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 20:27:18 ID:Is7l3cZu]
- 祭りだワッショイ
- 299 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 20:41:53 ID:A+qNf59L]
- 以下何事もなかったかのような流れ
- 300 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 20:48:22 ID:nmQGuI19]
- 展開早っ!
- 301 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 20:56:05 ID:MF7Roe32]
- ごめん、この流れ見飽きたんで適当な反応しかできない
これが俺に今できる精一杯の優しさだ。受け取ってくれ
- 302 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 21:03:26 ID:sAauyDhn]
- また腐れアンチ共が・・・
GJです。今後も期待してます!
- 303 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 21:08:18 ID:A+qNf59L]
- >>302
…後半見る限り盗作じゃね? 一応突っ込むが
- 304 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 21:15:03 ID:JM4Lgipu]
- >>303
>以下何事もなかったかのような流れ とか言っておいて、やっぱり気になるんでつねwww
- 305 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/10(土) 21:46:28 ID:nkmOebdh]
- 毎回思うがよくこんな手間のかかる真似が出来るな
- 306 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/11(日) 00:40:41 ID:5OaCA7Ly]
- お前ら散々ひなゆめを馬鹿にしてきたけど、今となっては明らかにエロパロスレの方が終わってるな
- 307 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/11(日) 02:59:58 ID:vPt3FFCI]
- SSが投下されない
糞なSSしか投下されない どっちもどっちだな
- 308 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/11(日) 03:02:32 ID:viF+RdfD]
- ハヤテ系スレ、サイトの底辺
糞スレです
- 309 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/11(日) 10:58:51 ID:ZoVnf0AE]
- 神の領域
- 310 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/11(日) 12:35:10 ID:lkjSmzZ2]
- 20 :名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 10:24:29 ID:pBOlowm/
>>19 向こうで載せたテンプレも載せなきゃ ★★★★★★★★ 注意 ★★★★★★★★ ※以下の行動を取るレスは荒らしの可能性があります #1「投下しろ」と言うクレクレ厨 #2「投下されないならこのスレももう終わりだな」と悲観を煽る #3投下されたSSに対して文句をつける #4特定の職人に名指しでネガティブな意見を言う #5特定の職人を名指しで煽る、レッテル貼りする #6スレと関係ない厨房臭いレスを延々と繰り返す #7上記のような頭の悪いレスにマジレス、注意する #8自演を使っている可能性もあるので気をつけましょう ちょっと改造してみた。 違反した奴が現れたらこれを指差せて笑ってやれば良い。
- 311 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/11(日) 14:51:45 ID:/rozTqNW]
- 先ず粗探しと揚げ足取り 次に自演扱い おめでたいスレ
- 312 名前: ◆K8Bggv.zV2 mailto:sage [2009/01/11(日) 18:54:47 ID:i6zFNa5w]
- ざまー♪
- 313 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/11(日) 19:37:11 ID:vDDJr08e]
- 遠吠え乙
- 314 名前:名無しさん@ピンキー [2009/01/12(月) 02:26:24 ID:vlCMHLEr]
- ワタルが伊澄と咲夜に迫られるSSきぼん
- 315 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 03:01:54 ID:x5HxFSAd]
- よし 書いてやんよ。
- 316 名前:名無しさん@ピンキー [2009/01/12(月) 10:10:37 ID:Vde9HWbe]
- 1st. 職人や住民に“リアル厨房”“リアル消防”等と罵る。
いやいや、精神的な問題だ。リアル厨房だろうと精神年齢が大人ならおkだろww 2nd. 投下しろと文句をつける お前が書けよww 3rd. このスレオワタ等と悲願に浸り、それを他人にまで与える。 お前等何処女子高生だよww 4th. ssに文句をつける。 嫌いならスルー、批評はおk 5th. 特定職人に嫌がらせ、レッテル貼り。 これだから全く。最近の厨房どもは。 6th. 自演。 問答無用。この斬鉄剣の錆となれ! 7th. 頭の悪いレスにマジレス。 今なら間に合う! だからその手を離せ! 8th. 延々とコピペの嵐。 お前一人の所為で数多の人の夢を壊す心算か?
- 317 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 11:25:55 ID:ASZ/UDF1]
- 書く書く詐欺の禁止も入れたらどう?
- 318 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 11:39:05 ID:AaveMJjU]
- 誰かロリアさんのエロ頼む
- 319 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 11:50:06 ID:O/0QO149]
- 2nd. 投下しろと只頼むだけ
お前が書けよww
- 320 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 12:25:12 ID:7puJ310r]
- あうあうあ〜申し訳ないのですぅ〜
- 321 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 15:30:29 ID:EEXyHUjr]
- 誰かダメ大人のエロ頼む
- 322 名前:名無しさん@ピンキー [2009/01/12(月) 16:33:08 ID:KHcoZpPK]
- 2nd. 投下しろと只頼むだけ
おまえが投下しろよwww
- 323 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 16:35:44 ID:phlUPijp]
- サクハヤ頼みます
- 324 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 16:47:50 ID:Oo6tfSFT]
- >>323
「なんや、ウチに抱きつかれて……ココ、こんなにしてしまったんか?」 僕に背後から抱きついたまま、いつのまにか咲夜さんの手が僕の股間の方をまさぐっていた。 そこは、後ろに感じる咲夜さんの…ナギお嬢さまや伊澄さんとは違う、明らかな女性特有の膨らみによって、 すっかり熱く腫れ上がっていたのだ。 「ウチのおっぱいで………ハヤテのチンポ、こないになってしもたんか?やらしーな……」 咲夜さんがさらに背中に胸を押しつけながら、指先でテントの張ったそこをカリッと引っ掻く。 思わず熱く息を吐き出す僕を見ながら楽しげにクスクス笑って、今度は膨らみを掌で掴んで弄る。 「ハヤテ……ウチに何か、して欲しいことあるんやないの……?」 続きはWEBで!! …というのは冗談で、今度暇見つけて書いてみるわ 中身のない話になりそうだが待っててくれ。いや別にまたなくってもいいけど
- 325 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 17:04:29 ID:5Ja5I0I0]
- どっから持ってきたコピペだよ
- 326 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 17:32:18 ID:qkFF9K2a]
- >>324
前スレ 229:名無しさん@ピンキー 08/09/22 03:02:25 t2ZWfTLX おれが神作品書いてやんよ! 釣りだからな マジに受け取るなよ の人でつね
- 327 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 18:36:50 ID:84hZ4GoA]
- >>326
こいつだろ? 555:名無しさん@ピンキー 08/10/21 01:01:17 N5HcX+Sz 17巻見てきた。 お前らアーたんの話かけや( -`(ェ)´-)y─┛~~
- 328 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 18:42:52 ID:nPFgsqm+]
- >>324 GJ!
- 329 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 19:04:12 ID:4yBS2D+Y]
- 分かりやすい自演乙
- 330 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 21:11:37 ID:nPFgsqm+]
- 自演自演って馬鹿のひとつ覚えみたいに言うゆとりwww
最近先生に教わったのかな?ww
- 331 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 21:19:31 ID:y2JYh2G4]
- >「なんや、ウチに抱きつかれて……ココ、こんなにしてしまったんか?」
>僕に背後から抱きついたまま、いつのまにか咲夜さんの手が僕の股間の方をまさぐっていた。 >そこは、後ろに感じる咲夜さんの…ナギお嬢さまや伊澄さんとは違う、明らかな女性特有の膨らみによって、 >すっかり熱く腫れ上がっていたのだ。 >「ウチのおっぱいで………ハヤテのチンポ、こないになってしもたんか?やらしーな……」 >咲夜さんがさらに背中に胸を押しつけながら、指先でテントの張ったそこをカリッと引っ掻く。 >思わず熱く息を吐き出す僕を見ながら楽しげにクスクス笑って、今度は膨らみを掌で掴んで弄る。 >「ハヤテ……ウチに何か、して欲しいことあるんやないの……?」 たったこれだけの量にGJかよ どこでGJの仕方を覚えたんだい??
- 332 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 21:41:23 ID:BPDwRqzj]
- 今日の痛いID nPFgsqm+
- 333 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 22:05:07 ID:SUt+mKAY]
- 諸悪の根源は皆ゆとりwwwwww
- 334 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 22:23:28 ID:0nIELgKL]
- 自分がゆとりだと気が付かないゆとりか 傑作www
- 335 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 22:36:52 ID:MqIdTEnY]
- nPFgsqm+ちゃんは、もうお眠なのかな?
- 336 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 22:54:08 ID:XHxqrC2a]
- リア厨は放置でおk
そんなことより、>>324が中途半端な妄想をどれだけ膨らませられるのかに注目&期待
- 337 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 23:12:43 ID:hR3PT6WN]
- >>324=>>328でない事を祈る
- 338 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 23:29:57 ID:Oo6tfSFT]
- >>337
違うから大丈夫だ。 多分書けてもろくな導入もなく>>324の続きからみたいな感じになる予感。 まぁあくまでまだ妄想の域だからしばし待つのだ。 決して良作にはならんだろーけど、少しくらいここが賑わってくれれば嬉しいしな
- 339 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/12(月) 23:49:22 ID:nPFgsqm+]
- 釣れました
- 340 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 00:22:02 ID:Al8nwij9]
- >>339 何でも釣れましたで済むとか思ってるあたり餓鬼だなwww
- 341 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 08:51:40 ID:9aqILTXr]
- 痛い奴は どこまで行っても 痛いまま
- 342 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 09:14:48 ID:EUE3m7+I]
- ID:nPFgsqm+からのコメント
「たった一人で待つこと約二時間半、怪魚ショクニンモドキを何とか釣り上げることに成功しますた」
- 343 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 09:41:50 ID:o9A7LrNs]
- 相変わらず素晴らしいスレですねっ!
- 344 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 10:59:30 ID:naby46KP]
- >>343
お前も、毎度毎度コメント乙
- 345 名前:名無しさん@ピンキー mailto:saagee [2009/01/13(火) 15:25:55 ID:J946bIO3]
- >>344
お前も、毎度毎度コメント乙
- 346 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 16:49:11 ID:nEkhSuid]
- >>345
お前も、毎度毎度コメント乙
- 347 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 18:54:01 ID:xpwmqczj]
- いやー
それほどでもないっすよ
- 348 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 22:35:37 ID:6t8KBDHY]
- >>349の指定したキャラでSS書く
>>350が
- 349 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 22:36:56 ID:oPj5s81N]
- ハムとタマで
- 350 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 22:48:54 ID:BcnYGja0]
- ハヤナギですね。了解しました。
- 351 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 22:50:25 ID:BcnYGja0]
- 「寒ッ!何なのだ、この寒さは!」
「さすがに冬本番ですね。今朝は今年一番の冷え込みだそうですよ」 「何だと!?それでは、学校に着くまでに凍え死んでしまうではないか。今日は学校を休むぞ、ハヤテ!」 「そんな事仰らずに、僕がお供させていただきますから、学校に行きましょう。お嬢さま!」 「う〜…」 「ね♡」 「ハ…、ハヤテがそう言うなら仕方ない…、今日のところは一緒に行ってやろう…」 「有り難うございます。お嬢さま!」 このところ毎朝玄関先で繰り返されるショートコントのワンパターンさと、それを嬉々として演じるナギとハヤテの仲良し振りに、 マリアは込み上げてくる笑いをククク…と堪えながら、二人の背中に声を掛ける。 「二人とも、気を付けていってらっしゃい!」 気候の良い時には自転車での通学が便利で気持ち良いけれど、やはりこの時期であれば、 ハヤテとしては、時折吹いてくる意地悪な北風から小さな主人を身体で自在に庇うことが出来、 ナギにとっては、ハヤテとくっ付いていられる時間が永くて更に運が良ければ手を繋ぐことも出来る徒歩での通学が安心で楽しい。 「うむ」 「行ってまいります、マリアさん」 門を目指して長いアプローチを歩き出すナギがすぐに早足になる理由だって、ハヤテはちゃんと心得ている。 そして、門の間近まで来ると、ぎこちない会話が始まるのだった。
- 352 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 22:51:24 ID:BcnYGja0]
- 「や…、やはり、これだけ寒いと…、手袋をしていても手が悴んでしまう…」
「そうですね。僕が部屋で見たニュースでは、今日の夜明け前、東京の最低気温が零度になったとのことです」 「そ、そうか!だから手袋していても指先がジンジン痛いほど冷えるのだな!」 改めて大袈裟さに指先の寒さを訴えるナギと、そんな小さな可愛い主人に優しく微笑みかけるハヤテは、二人揃って門を出る。 「それはいけませんね…。お嬢さま、お手を僕に…」 「…、うん…」 いそいそと歩道に出たナギがおずおずと差し出すピンクの毛糸の手袋を嵌めた小さな手の片方を、 ハヤテはその大きな掌でそっと包むように握るが、これも皆、このところ毎朝のとても嬉しいお約束だった。 勿論ナギはハヤテと一秒でも早く手を繋ぎたかったのが、しかし、それをマリアに見られるのはどうしても恥ずかしかったから、 こんな回りくどいことになってしまっているのであった。 「如何ですか?」 「…、うむ…」 しっかりと、だがとても丁寧に握られている指先から伝わってくるハヤテの優しさと体温が、 ナギの身体と心の全てを心地良く温めていく。 「あ…、温かくなってきたぞ…、ハヤテ…」 「そうですか!それは良かったです」 上目遣いに見上げたハヤテの笑顔は蕩けそうで、それにナギの耳と頬は更に尚一層火照ったが、 大好きな少年の温もりをもっともっと近くに感じたい少女は、 最大限の注意を払いながら、ついさっき思い付いたばかりの罪の無い企みを実行に移した。
- 353 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 22:51:56 ID:BcnYGja0]
- 「だけど…、やはり…、まだ指先が冷たいのだ…」
不慣れな謀に動揺する心そのままに、申し訳なさそうに握り返してくるナギの指先の可愛らしい動きを敏感に感じ取ったハヤテは、 わざと深刻げな表情をつくってナギの顔を覗き込む。 「それは困りましたね…」 「霜焼けになってしまうと、漫画の執筆に支障が出てしまうかも知れん…」 「それは大変です!お嬢さま、お手数ですが手袋を外して下さいますか」 「うむ…」 ぎこちない手つきで片方の手袋を外しながら次の展開を予想して小さな胸をドキドキと高鳴らせるナギは、 それをハヤテに気取られぬよう懸命の努力をしたつもりだったのだが、 そんな、寒さと気恥ずかしさで濃い桜色に染まり切っている可愛い頬をプッと膨らましてわざと小難しそうな表情を作る小さな主人を、 少年執事はとても愛しく思った。 「お手を、僕に預けてください。必ず温かくしてさし上げますから」 「…、うん…」 さっきと同じようにおずおずと差し出されるナギの細い指先を、やはり先ほどと同じように優しく握ったハヤテは、 それをそのまま自分のコートのポケットの中へそっと静かに導き入れる。 「お嬢さま…。今度は、如何ですか…?」 「とっても温かいぞ、ハヤテ…」 まだ人影も疎らな、既に全ての葉が落ちて久しい銀杏並木をナギの歩幅とペースで歩きながら、 ハヤテの体温でほんのりと温かいポケットの中でゆっくりと確かめ合うお互いの指は、 ナギが期待したほどハヤテのそれは温かくなかったし、ハヤテが心配したほどナギのそれは冷たくなかったけれど、 愛しげに互いを撫でながら絡み合い始めた指たちの温度が本当に同じになるまでには、それほどの時間は必要なかった。 END
- 354 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 22:52:55 ID:BcnYGja0]
- 以上です
- 355 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 23:04:34 ID:34gElw9x]
- ハムとタマでSS書く
>>356が
- 356 名前:名無しさん@ピンキー [2009/01/13(火) 23:23:20 ID:7Q63o/ym]
- ROCOとかいう駄文書きは尻尾まいて逃げたのか?
不様だなwww
- 357 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 23:28:49 ID:ehRWqONd]
- >>354
ほのぼの乙です♪
- 358 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 23:32:21 ID:4R68mnIK]
- >>357
ほのぼの自演乙です♪
- 359 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 23:41:17 ID:/71z5gID]
- ID:nPFgsqm+さん、今夜もようこそ!
- 360 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/13(火) 23:56:13 ID:oW67HVjY]
- >>357 GJ
- 361 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/14(水) 00:09:05 ID:rETof5yo]
- 伸びてたから来て見れば…
投下があったのに雑談かよwww
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