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キスもしたことの無い女の子の口でフェラされたい4



1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/06(土) 15:02:48 ID:UD8pwS3J]
ファーストキスもまだな女性にフェラされたいという欲情わかる方いませんか?
ファーストキスよりファーストフェラが先なんて素敵すぎる!!
次スレは>950を取った人が立てましょう。
※又はスレ容量が480KB近くになったら次スレを立てて下さい。


3世スレ(前スレ)
キスもしたことの無い女の子の口でフェラされたい3
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106223972

2世スレ
idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080305519/

初代スレ
idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1014724953/

エロパロ保管庫
sslibrary.gozaru.jp/

280 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/28(金) 09:58:00 ID:r2oenXiD]
今年も残すところあと数日だが
年越しうpを期待する俺がいる

281 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/29(土) 15:07:38 ID:/yiVQcnQ]
年末保守

282 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/30(日) 11:56:26 ID:ymgA8ZAl]
mamoruze

283 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/30(日) 14:44:54 ID:ZRHsEgiz]
明日はどのSSでオナニー納めするか保管庫見ながら検討中

284 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/31(月) 11:10:58 ID:v39yulE9]
大晦日の保守は俺だ!
年越し投下を期待してパンツ脱いでていいか?

285 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/31(月) 16:11:05 ID:140xnmJ1]
キスもまだなのに108フェラかね?

286 名前:鐘の音 mailto:sage [2007/12/31(月) 23:58:46 ID:989OUvKx]

 出し抜けに響いたボーンという鐘の音に、水島昌平は思わず湯呑を落としかけた。

 除夜の鐘を自宅で聞いたのは初めてだった。都心から下ること三十分の繁華街、おまけに道路を
挟んで高架が構える駅前アパートで育った彼は、下宿するまで静寂とは無縁の人間だった。
その慎ましい生家は、台所から寝室に至るまで、一年中外気と外音を取り入れる構造になっており、
どんなに寂しい夜であっても、何某かの騒音が彼の鼓膜を叩いていたものだった。
 つまり、昌平にとっての寺の鐘の音は、テレビか参列の騒めきの中で聞くものであり、炬燵に鎮座
する蜜柑の群れと一緒に聞くのは、酷く不思議な感じがしたのだ。

 しかしそれだけでは、半纏の袖を温まったお茶で濡らす理由としては不十分である。

 心の中で舌打ちをして、ちゃぶ台布巾で天板を拭きながら、昌平は炬燵の反対側を窺った。すると
そこには、先程までと全く変わらず寝息を立てる、同い年の小柄な娘の姿があった。彼と同じく半纏を
着込んで、半身をしっかり炬燵の中に埋めたまま、座布団を枕にもう二時間近くも眠っている。掌の中
には昌平と同じ湯呑が握られていたが、その中身は番茶ではなくワインであった。零すといけないので
何度か片そうとしてはいるのだが、夢うつつの彼女は未だ断固として離そうとしない。
 
 ちゃぶ台布巾を端にやって、昌平は再び湯呑を取った。残りを一気に飲み干して安全化すると、
蜜柑籠の隣において横になる。すると再び、水を打ったような静けさが下宿に戻った。

──ボーン……

 そして、二回目。低くコダマする鐘の音で、昌平の意識は再び炬燵の中へと戻された。
 いや、正確には“戻された”ではない。何気なく天板を拭いている間も、彼の意識は常にそこに
あったと言っていい。

 昌平の伸ばした足先が、娘の内腿の高めの場所に当たっていた。勿論、その接触は彼が意図した
ものでもなければ、彼に帰責するものでも無い。向かいで寝息を立てている彼女が、眠ったまま勝手に
潜って絡んできたのだ。またそれは疑いなく、暖を求めた本能的な行動であって、彼女の個人的意思
など一ミリグラムも介在しない。
 しかしだからと言って、その結果に彼の個人感情が絡まないとは限らない。実を言えば、彼は
先ほどからずっとその温かい感覚に悩まされていた。

 先ほど、昌平の半纏が安物の番茶を飲ませれたのも、八割方はこの脚が原因である。慣れない
肌の感覚を覚え、その正体を悟って一瞬思わず固まった所へ、その煩悩を見透かしたようなタイミング
で、仏の鐘が厳かに鳴り響いたのだった。

 もうすぐ二十歳になろうというのに、我ながら何ともガキ臭いことだ、と昌平は思った。しかし結局の
ところ、こういうのは年齢ではなく経験が物を言うのだろう。そして自分は、その経験値が圧倒的に
足りていない。
 そこは、認めなくてはいけない。自分には、大晦日を意中の娘と炬燵で過ごせるような甲斐性など、
どこにも無かったはずだった。


 水戸瀬優奈が昌平の炬燵で丸くなっている理由は、一言で言えば偶然である。年の瀬に全国で
吹き荒れた冬の嵐は、多くの帰省便を欠航にしたが、彼女はさらに不運なことに、自分の下宿に
すら戻れなかった。というのも、優奈は正月の間、ルームシェアしていた友人に下宿を「明け渡す」
ことを約束していて、今頃その部屋はブリザードも跳ね返す程に熱くなっているはずだからだ。

 だが、それだけでは彼の下宿に転がり込む理由として十分とは言えない。大晦日に下宿に籠って
いる変わり者は、確かに昌平ぐらいだが、一晩やり過ごすだけなら場所は他にいくらでもある。
ビジネスホテルの正月料金が如何ほどのものかは知らないが、独り身の男部屋に転がり込むのに
比べれば、いろんな意味で安くつくに違いない。

287 名前:鐘の音 mailto:sage [2008/01/01(火) 00:05:33 ID:1PFX4ApQ]

 そして何より、これが全く彼女らしからぬ行動だということが問題だった。水戸瀬優奈は、単に
お金がもったいないからという理由で安直に異性の家に泊まるほど天然ではないし、また昌平
のような男なら心配ないと──それは、ある意味で事実なのだが──割り切れるほどすれても
いない。

 これで他人の話なら、偶然もへったくれも無い、それは女の男に対する好意に基づいた必然だと、
昌平も言い切っていただろう。だが、仮にも九カ月程彼女に片思いしてきた身として、そしてこの
一週間のドタバタの当事者として、悲しいかな、それだけは違うと断じざるを得ないのだ。



  話はクリスマスまで遡る。端的に言えば、そこで彼女は十九年越しの失恋をした。
 相手は実家の隣に住む、生まれながらの幼馴染ということだった。出入りの激しいアパートで育った
昌平には七不思議の一つだが、幼馴染というものは互いの慕情を押し隠すサダメを背負っているらしく、
優奈は足掛け二十年、その想いを密かに温めてきた。ところが、高校を出て初めて距離を持ってみた
ところ、彼女はようやく自らの失策に気づく。そこで、この帰省のチャンスに勝負をかけに出たところ、
時既に遅かったという次第である。

 しかし、その一途さと来たら、全く尋常なものではなかった。昌平などは初め、二十年もほっとける
恋慕とはいかがなものか、などと思ったりしたものだったのだが、五月過ぎに彼がひっそりと探りを
入れた際、優奈の女友達は憐みを以ってこう言った。
 「あの子のこと幼馴染への純情さときたら、そりゃもう藤沢周平も裸足で逃げ出す勢いよ。普段の
姉御肌は何かのカモフラージュなんじゃないかってぐらいにね。まあ二人が私の知り合いで、それを
応援してるってのもあるんだけど、残念ながらアンタにつけ入る隙間はなさそうね」
 名前順で席の近いコあらまあ可愛い、なーんて程度じゃ到底太刀打ち出来ないよ、と極太の釘を
突き刺して、彼女は昌平の奢りのキリマンジャロを飲んだ。因みに、この女友達とは、今優奈の下宿で
熱く燃え上っているであろうルームメイトその人である。

 ともあれ、まさかの敗北を喫した優奈は、周囲の予想通りマラリア海溝並の落ち込みを見せ、彼女に
親しい人間は時間の許す限り、その心を励まそうと努力した。無論、その中で一番力を尽したのは、
他ならぬ水島昌平である。絶好のチャンスだからには違いないが、普段は気丈な彼女が見せた呆れる
までの落ち込みっぷりには、一友人としても見かねるものがあったのだ。

 その甲斐あってか、数日後、優奈は少なくとも表面上は、いつもの自分を取り戻した。しかし流石に
地元には帰りずらいのか、帰省の日程をずるずると延ばしていると、早大晦日と相成ってしまう。

 だが、この一週間における昌平の個人的な成果は、芳しいものとは言い難かった。優奈の復活は
気持の整理によるものではなく、単にもうどうでもいいというやけっぱちからくるものだっだ。ある意味、
人によっては後釜を狙うにベストの状態と言えるのかもしれないが、激情や絶望を逆手にとって、
相手をこちらに抱き込むような妖しいダンディズムなど、残念ながら昌平には備わっていない。
 まあこうして、要所要所でコツコツポイントを稼いでいけば、今後は希望も出るやもしれぬ。そんなこと
を考えながら、優奈を含む帰省組達を、最寄駅にて見送ったのが、今から十二時間前である。

 そして現在、2007年12月31日、午後11時47分。天候にまで振られた彼女は、昌平の目の前にて、ワイン(湯呑入り)を握りしめたままコタツムリをやっていた。
 ──悲しいかな、ただのヤケであると断じざるを得ない。


288 名前:鐘の音 mailto:sage [2008/01/01(火) 00:21:56 ID:1PFX4ApQ]


 三回目の鐘の音に釣られて、昌平はようやく炬燵から這い出した。そして最後の瞬間、少しだけ足先を
押し付けてみようかと思った自分に軽く自己嫌悪などしながら、のそのそと年越し蕎麦の準備を始める。
といっても、昌平のすることはトッピングに葱を刻むぐらいで、あとはスーパーの既製品をそのまま温め
直すだけである。

 水道の冷たさに慄きながら、何とかまな板を流し台置くと、昌平は慣れない手つきで、トン、トンと
包丁を使い始めた。その音が、無音の室内でやけに大きく響き渡る。
 と、その音に眠りを妨げられたのか、炬燵の主が二時間ぶりに動きを見せた。「むぅー」と低く唸りつつ、
寝返りを打とうと蠢いて、ガンっと天板にぶつかった音がする。幸い、湯呑はまだ無事であるようで、
炬燵布団は二〇〇七年、ワインをがぶ飲みする機会を失った。

「あれ、今は何年?」起きぬけにしてはしっかりした口調で、優奈は言った。
「まだゆく年」
「あーぅ、えと、『ゆく年くる年』始まったら起こして」
「もう始まるぞ」

 昌平が苦笑交じりに突っ込むと、「あ゛う」と潰れた声をとともに、彼女はようやく半身を起こした。
「ふぁー……。んっ、よく寝た」
「今年はさすがにもう寝収めだな」
「うむ。あ、でも、そう言われると、やおら二度寝したくなる気持がムクムクと……」
 そう言いかけたところで、再び鐘の音が昌平の部屋に響く。

「ありゃ?ホントにもう始まった?」
「テレビじゃねえよ」ガスコンロの火をつけながら、昌平は言った。「橋向こうのお寺さんの鐘が、
なんとも贅沢なことに生で聞こえてきてんのさ」
「へえー。こんなにはっきり」
「そ。驚いたろ」
冷蔵庫に貼り付けたタイマーを回しつつ、うんうんと頷ずく娘の姿を昌平はそっと横目に盗み見る。
あういう小動物的仕草はごく稀にしか見せないので、わりと貴重だったりするのだ。
 ……馬鹿か俺は。

 火の元の管理はタイマーに任せて、昌平は一旦炬燵に戻った。それから、何やらごそごそと布団を
まさぐっている優奈の右手に、お目当てのリモコンを押し付ける。
「ありゃ、ありがと。あれ、そういえば、紅白見てたんじゃないの?なんで消したん?」
「…………いやー、お嬢さんが余りにもよくお眠りなので、騒がしいのは忍びないなと」
「なんじゃそりゃ。まあ、ありがとね」
 優奈の寝息の方が聞きたかったから、というトチ狂った台詞は、鐘の音に諭されて無事飲み込んだ。

 優奈がチャンネルを回すと、まだ紅白をやっていた。昌平は歌謡に詳しくないが、まあ知名度は
抜群の大トリが、今は亡き作詞者の歌を熱唱しているので、何とは無しに見やっていると、すぐに
冷蔵庫のタイマーが呼びつけた。
「およよ?」
「ああ、鍋、鍋。年越し蕎麦。水戸瀬の分もあるから安心しろよ」
 座ってろ、と静止して昌平は再び台所へ立つ。背中越し「あ、いや、いいよそんな……」ともごもご言って
いるのが、実はちょっと心地いい。
 と、そこで再び除夜の鐘。全くもって、自分のダメさ加減が忍ばれる。

 さっきからタイミングが良すぎやしないかと思いつつ、一人分の蕎麦を慎重に二つに分けていると、
優奈がとてとてと台所へやってきた。座ってなよと笑う昌平に、彼女は頭を掻きつつ言う。
「いやー、ね。あの鐘の音が、ね。居候しといてコタツムリしている私の煩悩に、いやに強く響くのよ」
 そこで、さらにもう一つ、ボーンと鐘が鳴る。二人は思わず顔を見合わせ、そして揃って吹き出した。



289 名前:鐘の音 mailto:sage [2008/01/01(火) 00:35:58 ID:1PFX4ApQ]


 それから、優奈は昌平が諦めて放置した葱を三倍のスピードで刻みきり、彼らは妙にネギダクな丼を
抱えて炬燵に戻った。いつの間にか紅白は終わって、NHKのカメラは各地のお寺を転々としている。
 蕎麦を啜る間も、寺の鐘は淡々と回を重ねていった。喋る口と食べる口が同じなために、自然、会話は
途切れがちとなる。

 寂とした部屋を、本物の鐘と、電波越しの鐘の響きが、交互に埋めていく──

290 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/01(火) 00:59:52 ID:1PFX4ApQ]
明けましておめでとうございます。


年越しうpがやりたくて未完なのに上げた。今は反省している。



すみません。くる年までに肝心のエロが間に合いませんでした。
まあでも、何だかんだ言ってフェラスレで年越しする奴なんて自分しかいまいと思っていたところ、人大杉が出ました
キスマダスレを舐めてました。本当にすみません。
新年早々全力でgdgdですが、今年もよろしくお願い致します。

さて頑張って仕上げよう。駅伝には勝つぞ〜。

291 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/01(火) 01:18:19 ID:Z3KAfomH]
いいよいいよーGJ!
>>280を見て、1レス保守以外のSSなんて書いたことないのに挑戦してみて挫折してたのだが、実行してくれる職人がいたとは。
今年も一年、このスレにお世話になるようだ。

駅伝と言うのは箱根じゃなくてニューイヤーのほうだとだと期待して待ってます。

292 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/01(火) 03:15:31 ID:icevStGr]
これは実に良い ゆくフェラくるフェラ

全裸で待つ

293 名前: 【大吉】 【98円】 ! mailto:sage [2008/01/01(火) 08:13:15 ID:RTJbdjym]
>>290
素晴らしいお年玉をありがとう!GJ!!
今年もスレを守っていこうぜ

294 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/01(火) 17:45:19 ID:bBcBq1rR]
年越しうp乙!
本年も良いスレでありますように

295 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/01(火) 20:58:23 ID:fDqTCAEZ]
今年はいい年にしたいなー

296 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/03(木) 01:19:57 ID:Ldi04bY+]
>>290
年越しうpGJ。続きも楽しみにしてるんだぜ!

と、保守

297 名前:5発目投下 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 19:36:41 ID:MP3XDCcx]
あけまして おめでとうございます。m(_ _)m

今年もこのスレが良いスレに成りますように。

総数18ページです。また長くなってしまいました。

298 名前:お正月投下 1/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 19:38:45 ID:MP3XDCcx]
元旦
オレ、加賀 正彦 は、クラスの仲間5人と初詣に来ていた。
いつも顔を合わせているメンバーだが、気の合う連中なので、つるむのは楽しい。だから冬休み中もこうして、正月から集まって初詣に来ている。


パンパン
柏手を打ってお参りする。
今年も良い年でありますよいに。


「おい、何お願いしたんだ?」

と尋ねられたので、ありのままを答える。

「まあ普通に、良い年でありますようにだな。」
「オレはやっぱ彼女だな、今年こそ彼女! そうだ、絵馬も書くか。」

まあ、元旦から男ばかり集っている5人だからな、彼女欲しいは全員の悲願だ。
「巨乳の彼女ができますように、っと。」

やけに生々しい願いに、一同笑ってしまう。

「ならオレは、金髪美女とキスしたい。」

みんな好き勝手な願いを書きだす。オレも調子に乗って、マニアックな願いを絵馬に書き込む。

「ならオレは、『キスもしたかことのない口でフェラされたい』だな。」

すると、スパンッと後頭部を叩かれる。

「お前ら、正月から調子に乗り過ぎ。」

矢の様なツッコミ。
まあ、確かに正月から悪乗りし過ぎか。というか、正月だから浮かれて悪乗りしてしまった。
少し反省。



299 名前:お正月投下 2/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 19:40:35 ID:MP3XDCcx]
三日
またいつものメンバーでスケート場に来ている。
自分を含め、全員部活もバイトもしてないとは言え、正月から一人も欠けずに全員揃うとは、本当に暇な連中だ。
スケート靴を借りて、さっそくリンクに入るが、初めてなので、なかなか上手く滑れない。

「何だよ、そのへっぴり腰は。」
「お前だって、立ってるのが精一杯じゃないか。」

クラスメイトとコントの様なやり取りが続くが、周りで滑っている人は上手い人も多い。特に一人、氷上を自由自在に滑る女の子がいる。
黒のハイネック、黒のズボンに赤のチェックのミニスカートを重ね穿きしている。学校の制服で、スカートにジャージ重ね穿きとかは、かなり萎えるのだが。この子の着こなしは、センスが良くて可愛い。
ふと、その少女と目があった。

同じクラスの、新宮 明美 だ。

向こうも気付いて、こっちに手を振っている。

「加賀くんも来てたんだ、私はクラスの子と一緒にきてるの。 」
「オレも、いつもの5人で来てる。」

良く見れば、クラスの女子も何人かいる。男連中は、いつ見てもいつものままだが。女子は私服でメイクしていると、いつもと違う雰囲気に感じられた。

300 名前:お正月投下 3/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 19:42:28 ID:MP3XDCcx]
「おい加賀、クラスの女子も来てるぜ。しかも丁度5対5だ。正月早々ラッキーだな。」

確かにラッキーだ。しかしオレは、はっきり言って他の女子にはあまり興味が無い。気になるのは、新宮だけだ。
フェミニンなショートカットに、今日はうっすらメイクをしている。
服装は、体にフィットする黒のハイネックで、胸のラインはふっくらとまるい曲線を描いている。決して大きくは無いものの、女性的な優しい曲線をしている。
ボトムスは、赤系のチェックのミニスカートを、黒のぴったりとしたズボンに重ね穿きして、いわゆるパンツ オン スカートにしている。
上下ともぴったりした服で合わせ、収縮色の黒で統一することでシャープな印象を与えている。全体として地味な印象も、ワンポイントで採用したチェックのミニで、明るく軽やかな印象に仕上げている。センスの良さが光るコーディネートだ。
他の着膨れした客の中で、新宮の切れのあるスケーティングは、鮮やかで華がある。スケートを意識したファッションからも、彼女は相当上級者であることは一目瞭然。思わず見惚れてしまう。

301 名前:お正月投下 4/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 19:44:14 ID:MP3XDCcx]
ゆるりと弧を描き、新宮がこっちへ滑ってくる。
「加賀くん、一緒に滑ろう。 加賀くんはスケート初めて?」

外周につかまったまま、離れられないオレを見れば、初心者なのは一目瞭然。だが、いつまでもつかまりっぱなしでもしょうがない。新宮も見てることだし、思い切って手を離す。
開発途中のロボットのような足取りで、滑るのではなく、ガッガッと氷りを削りながら、歩いてリンクの内側に進む。

「怖がって前屈みになると滑らないよ。背筋を伸ばして、踵で滑る感じ。」

今にも倒れそうなオレの手を、新宮の手が掴む。
ごく自然、ごくごく自然に手を繋いでいる。
こいつは正月早々ついてる! ああ、初詣行ったかいが有った。

「そうそう上手上手、うまいよ加賀くん。」

うわっヤバい! 間近で見る新宮超かわいい!!
スケート場の寒さも忘れるほどドキドキしてきた。

どうもオレは昔から、こう楽しくなると、ついつい調子に乗り過ぎてしまう悪い癖がある。
コツが掴めたので、新宮にカッコイイとこを見せようと、一人で滑ろうとした瞬間。



天地は逆転し星が瞬き、視界が真っ暗になった。
後頭部に走る激痛で、オレは派手に転んで頭を打ったのだと分かった。

302 名前:お正月投下 5/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 19:46:37 ID:MP3XDCcx]
ようやく視界が回復したオレは、新宮も横で倒れていることに気付いた。

「大丈夫か新宮?」

だが彼女は、苦しそうに足を押さえている。

「痛っ、足捻っちゃったみたい。」

駆け付けたクラスメイトたちに手伝ってもらい、新宮をリンクの外へ運び出す。
スケート靴を脱がすと、既にかなり腫れている。

「これは医者に見せた方が良いな。ごめん新宮。」
「うん、大丈夫だよ加賀くん、大したことないから、心配しないで。みんなも、せっかくスケートに来たんだから、どんどん滑ってよ。」

新宮は明るく笑顔を作ってみせる。が、無理をしているのは誰が見ても明らかだ。

「う〜ん、まあ明美がそいいうんじゃ、私達は滑ろっか。加賀、お前が悪いんだから責任持って医者に連れて行け。」
「おう、任せておけ。新宮はオレが責任持って医者に連れて行くから。」

と言いつつも、あまりに薄情なクラスメイトたちに、かなり憤慨する。
まだ三賀日で医者は休みだが、不幸中の幸い。受付のお姉さんの話では、すぐそこの病院が丁度当番医らしい。早速新宮を連れて医者に向かう。

303 名前:お正月投下 6/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 19:49:48 ID:MP3XDCcx]
「しかし、みんな冷たいよな。」
「いいよ、多分ただの捻挫だし、10人でぞろぞろ行くほどの怪我じゃないよ。加賀くんが付き添ってくれたら十分だから。」

足を負傷して、一人では歩けない新宮は、しっかりオレと腕を組んで、ゆっくり一歩ずつ歩いている。

密着。しかも、ちょっと胸が当たってる。
不謹慎かもしれないが、最高に幸せだぁ〜。
薄情なクラスメイトたちよ、二人っきりにしてくれて、ありがとう。


病院は本当にすぐ近くに在った。とはいえ、片足を怪我した新宮には遠く感じられただろう。
診断はやはり捻挫。骨に異常は無いそうなので、取りあえず一安心した。

「・・・うん。オレ新宮を送って先に帰るから。じゃあな。」

院外に出て、携帯で仲間に先に帰ることを告げる。
それから精算を済ませ、新宮の所に戻る。

「ごめんね、治療費まで立て替えてもらって。」
「お年玉全部財布に入れて来て良かったよ。保健証持ってくれば、差額は戻ってくるそうだし。
じゃ、タクシー呼んで来るから。」
「ちょっと、大げさだな。タクシーなんてもったいないよ。私の家駅から近いし、電車で帰ろ。」

304 名前:お正月投下 7/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 19:51:59 ID:MP3XDCcx]
確かに、いくらお年玉で懐が暖かいとはいえ、あまり出費がかさむのは正直痛い。
結局電車で帰ることになったが、出費が云々よりも、新宮と密着していられる方が嬉しい。
新宮も痛み止めが利いてきたのか、明るく話かけてきて、ちょっとしたデート気分。後であの神社にお礼参りに行かなければ。


新宮の家は、駅に面した住宅地に在った。まだ新築らしいきれいな家だ。

「ただいまー。・・・
あれ? 誰もいない???
まあ上がってよ加賀くん。」

家まで無事に送り届け、オレの役目も終わったかと思ったが、思いがけず家に上がることになってしまった。
本当に新年早々ラッキーだが、女子の家に上がるのは少し緊張する。しかも二人っきりとなると、かなりドキドキしてしまう。

「なんか、みんな親戚の家行っちゃって、夜まで帰って来ないみたい。加賀くんゆっくりしてってね。」

それから、二階にある彼女の部屋に行った。女の子の部屋に入るのは、かなり緊張したが、彼女の部屋は思ったほどは女の子っぽく無かった。
ぬいぐるみとか、そういった女子っぽいアイテムは無く、カーテンと枕だけはピンクなのが、飾らない彼女らしいといえば彼女らしいと思った。

305 名前:お正月投下 8/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 19:57:09 ID:MP3XDCcx]
取りあえず、新宮を奥のベッドまで連れていく。やっぱり女子の部屋で二人っきりというのは、妙にそわそわして落ち着かない。

「冬休みは何してたの? 紅白とか見た?」
「冬休みも、いつもの5人で遊んでたよ。オレは格闘技見てたから、紅白は見てないな。」

新宮は、いつもと同じ自然体。とは言え、やはり男のオレを部屋に入れるのは、もちろんその気が有るからだろう。と思うがもしかしたら、家まで送ってくれたから部屋に入れただけかもしれない。
一体どっちなんだ???

「私も最近は洋楽ばっかり聴いてるから、日本の新しい曲あんま分かんないんだけどね。」
「そうなんだ。オレもロックしか聴かないから、洋楽ばっかりだな。」
「ロック好きなんだ。私もガンズ・アンド・ローゼズとか持ってるよ。」
「ガンズか!? 新宮メタルなんか聴くのか、意外だな。」

予想外の共通項を発見して、なんか嬉しくなってしまった。新宮とは同じクラスで、けっこう話もしていたけれど、ロックを聴く人だとは、今まで全然気付かなかった。

306 名前:お正月投下 9/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 20:00:03 ID:MP3XDCcx]
「私はクラシックとかジャズにロック、自分が気に入ったのは、ジャンル関係無しで何でもかな。それじゃ、ガンズのCDかけようか?」

新宮が立ち上がろうとしたので、オレも慌てて立ち上がる。

「いいよオレがやるから。新宮は怪我してるんだから座ってな。」

と言った矢先、新宮はバランスを崩して倒れる。支えようとしたオレも一緒に、体ごとベッドに倒れ込む。

「ごめん加賀くん、大丈夫?」
「うん平気、何とも無いよ。」

大丈夫なのだが、胸が!胸が当たってる!!
オレが受け止めようとして、大勢を崩してベッドに倒れ込んだので。新宮が上になり、おっぱいがオレの胸に当たっている。や、柔らかい。

「加賀くんて、優しいよね。ねえ、しばらくこうしててもいい?」

新宮は体をオレに預けて、ピッタリ体を密着させてくる。
おっぱいが! おっぱいが気持ちいい!!

「文化祭の時も、加賀くん手伝ってくれたよね。あの時は嬉しかったな。
加賀くん、いつも私のことフォローしてくれて、優しいよね。こうしてると、とっても安心する。」

こ、これは。
やっぱり、新宮はオレに気が有るのか?
今まで、全然ん気付かなかった。新宮は前からオレのこと好きだったのか?

307 名前:お正月投下 10/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 20:02:24 ID:MP3XDCcx]
「新宮、オレも新宮のこと好きだ。」

両腕で新宮を抱き締める。
細い体。おっぱいは大きい方では無いが、柔らかくて気持ちいい。
夢中で新宮の体を抱き締めて、おっぱいをグイグイ押し付ける。

「か、加賀くん。あ、当たってる。」

オレは夢中で抱き締めた。
当たってる。新宮のおっぱいが当たって気持ちいい・・・。

と、そこでようやく気が付いた。新宮が当たってるといったのは、おっぱいのことでは無く、勃起したオレのチンポのことだ。
おっぱいの気持ち良さに興奮したオレは、勃起して、チンポをグイグイ新宮に押し付けていた。

不味い、ここで嫌われてしまったら元も子も無い。オレは慌てて両手を放した。

「あ、ごめん。あのこれは、体の生理的な反応で、意思とは無関係に勃ってしまうもので・・・。」

「いいよ。男子がエッチなのは普通だから。


ねぇ、フェラチオしてあげようか?」

思いがけない新宮の申し出に、オレは目を円くする。

「勘違いしないでね。誰にでも簡単にする訳じゃないから。
私、ファーストキスだってまだなんだから。
でも、加賀くんにだったらフェラしてもいいよ。」

308 名前:お正月投下 11/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 20:07:53 ID:MP3XDCcx]
こ、これは!

これはまさか、あの絵馬のご利益なのか?!
キスもしたこともない女の子がフェラしてくれるなんて、そんな夢のような話、そうとしか思えない。

「ほ、本当にいいのか?」「いいよ。ズボン脱いで。」

新宮は体を起こして離れると、ベッドサイドで待機する。

新宮のフェラチオなんて、本当に夢のようだ。
オレは立ち上がり、ベルトを外そうとするが、焦ってなかなか外れない。
やっとの想いでベルトを外し。急いでズボンを脱ぎ、一気にパンツも脱ぎ捨て、股を開いてベッドに腰かける。
新宮は、驚いて目を円くしている。

「勃起したのは凄いな。
弟の勃ってないのなら見たこと有たけど。」

新宮が徐々チンポに近付く。
チンポのすぐそばまで顔を寄せ、右手の指先でチンポを触り、竿を軽く持ってみる。
そのままチンポに顔を寄せて、亀頭へ、唇を近付ける。

「ああ、やっぱ緊張するな。加賀くん、私、頑張るからね。」

再びチンポと向かい合い、新宮の口が、チンポへと近付いてゆく。
段々と近付いていき、チンポの手前まで口を寄せると。静かに目を閉じて、唇をわずかに突き出す。
そしてそのまま、ゆっくりと、唇をチンポにつけた。



309 名前:お正月投下 12/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 20:10:30 ID:MP3XDCcx]
新宮明美のフェラチオ。
まだキスもしたことの無いその口を、オレのチンポへくっつけている。
新宮明美は、ファーストキスをするよりも先に、オレのチンポにファーストフェラをしている。
新宮の唇に最初に触れたのは、他の誰の唇でも無く、このオレのチンポだ。
ああ、なんて感動的なんだ。オレは最高の幸せ者だ。

新宮は、目を閉じたまま。ディープキスでもするように、チンポの先に唇を押し付けている。そして唇で揉むように、もぞもぞとその唇を動かしている。
敏感な先っぽでうごめく、柔らかな唇。その感触は、快楽に変わる。
休むこと無く、新宮の唇は動き続け、オレのチンポを愛撫している。
ああ、堪らない。新宮は目を閉じたまま、オレのチンポとディープキスを交わしている。
最初に唇をチンポに着けたまま、うごめく唇を強く押し付けて、絶え間なく、熱烈な愛撫が続いている。
チンポと密着した唇は、未だにチンポとディープキスを交わしたままだ。
唇でチンポを揉むような、唇だけをもぞもぞ動かす、唇だけのフェラチオ。
堪らない。チンポも悦んでいる。
柔らかな唇が、チンポを愛撫し続ける。
新宮はまだチンポとディープキスを交している
ああ、堪らなく気持ちいい。

310 名前:お正月投下 13/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 20:14:51 ID:MP3XDCcx]
「こんな感じでいいの?
フェラチオって、どうやればいいのか、よく分からないんだけど。」

ようやくチンポから離れた唇から、彼女の声が聞こえて来る。

「ああ、凄く良かったよ新宮。ファーストキスよりも先にファーストフェラ。最高だよ、感動した。」

「そんな、感動なんて大げさだな。でも、喜んでもらえたなら嬉しいな。加賀くん、私、頑張るからね。」
再び新宮は、チンポに唇を着ける。
しかし今度はすぐに離し、舌の先でチンポを舐め始めた。

舌の先が、チンポの先や裏筋を舐める。
大きく舌を突き出して、舌の動きでチンポを刺激する。
今度は目を開けて、右手の指先で竿を押さえながら、舌の先で繰り返しチンポを舐める。
ああ、なんてエッチな光景だろう。新宮のかわいい舌が、オレのチンポを舐めている。
完全に勃起しきった、反り返るオレのチンポを、新宮明美は舐める。
モザイクなど当然ない。新宮の顔も、勃起したチンポも、当然くっきりとみえる。ああ本当にエッチな光景だ、改めて新宮明美にフェラチオされているのだと、感動がこみ上げてくる。

311 名前:お正月投下 14/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 20:17:30 ID:MP3XDCcx]
「どう加賀くん? 気持ちいい?」

チンポ持ったまま、新宮はオレに問いかける。

「凄くいいよ。新宮はフェラチオ上手だね。」

「ちょっと、誤解しないでね。本当に私、初めてなんだから。」

「分かってるよ、なんか慣れて無い感じのフェラだもん。でもスッゴい気持ちいい。」

慌てる新宮。ぎこちないフェラは、どう見ても初心者。初めてなのは疑うまでもないが、むきになって否定する新宮が可愛い。

「どうすればいいの? やり方分からないから、どうすれば気持ちいいのか教えて。」

新宮は、本当に一生懸命フェラしてくれる、本気で感動してしまう。これまででも凄く気持ち良かったのだが、少し刺激が足りないのも事実だ。
新宮にもっとずっぽりチンポをくわえてほしい。
新宮の口にチンポを突っ込んで、柔らかな唇でチンポしゃぶってもらって、たっぷり口内発射してみたい。
それが、オレの本音だ。


「チンポをくわえてみて。
チンポくわえたまましゃぶってみてよ。」

「分かった、くわえればいいのね。」


新宮の開いた口が、オレのチンポにしゃぶりつく。
ずっぽりと、新宮の口が、亀頭をすっぽり飲み込んでいる。

312 名前:お正月投下 15/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 20:19:56 ID:MP3XDCcx]
「そう、そうやってチンポをくわえたまま、唇をチンポに吸い付けてしゃぶってみて。」

新宮の口の中の空気は吸い込まれ、唇がチンポにぴったりと貼り付く。
口をすぼめて、唇をチンポに吸い付けながら、新宮はくわえたまま、ゆっくりチンポしゃぶっていく。

「そう、その調子。そのまま動かして、ずっぽりチンポをしゃぶって。」

柔らかな唇は、亀頭に密着し。新宮の唾液で濡れた唇は、表面を滑るようにオレの亀頭をしゃぶっていく。
ゆっくりと、吸い付きながら、亀頭の表面に唇をスライドさせて、亀頭全体を愛撫する。
静かに頭を動かし、その動きに合わせて、新宮の唇はオレのチンポを舐めていく。

ああ、何て気持ちいいんだ。新宮はずっぽりチンポくわえて、フェラチオしている。濡れた唇が亀頭を滑ると、そこからチンポに快楽が広がる。わずかに頭を動かして、亀頭全体を愛撫している。
揉むような唇の動きは健在で、新宮は口でチンポ含みながら、亀頭と熱烈なディープキスを交している。
堪らない、新宮の口が、オレのチンポとセックスしている。堪らない、快感と射精感が次第に込み上げてくる。

313 名前:お正月投下 16/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 20:22:50 ID:MP3XDCcx]
「ああ、気持ちいいイキそうだよ。もうちょっと早くしゃぶってみて。」

すると新宮は、口をチンポから離して、オレの顔を見上げる。

「イキそうになったら、そのまま口の中に出していいからね。」
「マジで口に出していいの!? 感動だなぁ。」
「フェラチオなんてできるの、加賀くんのこと好きだからなんだよ。
いいよ、口に出しても。私、頑張るから。」

新宮が、再びチンポに口を付ける。そしてまた、亀頭を揉むように唇をうごめかせ、チンポと熱いディープキスを交わす。
そのまま、唇を密着させたままチンポを口の中に含んでいき、またチンポの先まで戻していく。
先っぽからカリまでを、柔らかな唇が往復する。
さっきよりも大胆に、大きな動きでチンポをしゃぶっている。
キスもしてない新宮の唇が、こんなにも一生懸命フェラチオしている。ああ、堪らなく気持ちいい。

唇の動きが加速していく。
より大胆にチンポにしゃぶりつき、チュプ、チュプと、湿った音をわずかに立てながら。新宮明美は、オレのチンポを情熱的に愛撫する。

ああ、堪らない。気持ちいい。
こみ上げてくる射精感に耐えてきたが、そろそろ限界だ。

314 名前:お正月投下 17/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 20:26:15 ID:MP3XDCcx]
「新宮、口の中に出すぞ。」

新宮はチンポをくわえたまま、オレの顔を見上げてうなずく。より激しく吸い付き、スピードは加速する。
うごめく唇が、チンポを熱烈に愛撫する。


ああ堪らない。新宮の唇、最高に気持ちいい。
オレは新宮明美の口の中に射精する。

ドピューッドピューッドピューッドピューッ

繰り返し何度も射精する感覚。おそらく新宮の口の中には、大量のザーメンが出たことだろう。

新宮は口をすぼめたまま、チンポから口を離す。

「大丈夫か新宮?」

新宮は縦に首を振ってうなずく。

「ちゃんと精子飲んだよ。」

「精液、飲んでくれたのか?」

「うん、加賀くんの精子だから。」

まさかごっくんまでしてくれるとは、本当に感動した。
もちろん、オレは新宮明美と付き合うことになった。
オレも真剣に新宮のことが好きにってしまい、熱烈交際が始まった。


それにしても、あの絵馬、本当に利いんだな。
キスもしたことの無い口でフェラされるだけでなく、彼女までできたのだから、ご利益有り過ぎだ。
これからは、足を向けて眠れない。毎年お参りに行かねば。

315 名前:お正月投下 18/18 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 20:28:49 ID:MP3XDCcx]
一年後
オレは明美と二人で、またあの神社に初詣に来た。
二人の交際が順調なのも、すべてこの神社のお陰だ。

「しかし、明美も大胆だよな、キスもしたこと無かったのに、いきなりフェラチオだもん。あの場合、普通キスをしてからフェラチオなのに、フェラから始めるなんて、本当に大胆だよなぁ。」

「あれは、だって、正彦が絵馬に、キスもしたこと無い口でフェラされたい、て書いてたからだよ。正彦はそうゆうの好きだと思って、頑張ったんだから。」

「え! お前あの絵馬見たのか!?」

「見たよ、私は加賀くんとラブラブに成りたいって絵馬に書いたんだけど。他の人はどんな願いを書いるのか見てみたら、正彦の絵馬を見つけちゃった。これは絶対に神様の御導きだと確信したよ。うん、絶対にそう。」


なんだ、そうだったのか。
まあ、キスもして無い女の子が、いきなりフェラチオなんて言い出す筈が無い。明美があの絵馬を見ていたのなら、納得はいく。

でも、結局はあの絵馬がきっかけになった訳で。それを偶然オレに惚れてた新宮が見つけ、偶然スケート場で会って、偶然怪我をして、偶然が重なって付き合うことになった。

やっぱり、あの絵馬のご利益なのかもしれない。

316 名前:5発目投下 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/01/03(木) 20:38:25 ID:MP3XDCcx]
『絵馬のご利益』
>>298-315
あけましておめでとうございます。m(_ _)m
今年もこのスレが良いスレであります様に

>>290 年越し投下お疲れさまです。続き期待しております。

317 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/04(金) 03:26:44 ID:GNlw918k]
>>316
一番槍GJ!!
エロに行く展開が急だったのが気になったが、
そこを差し引いてもGJすぐる。
今からスケートしに行ってくるわノシ

318 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/04(金) 03:47:21 ID:XcalMGSL]
乙!
ちょっと絵馬に願い事書いてくる

ノシ



319 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/06(日) 11:17:19 ID:B5cZl0ia]
ファースト保守

320 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/07(月) 13:53:54 ID:Yom28YV0]
GJ保守

321 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/09(水) 08:26:21 ID:GaAMdt5A]
保守

322 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/11(金) 10:11:28 ID:0WiFA1l+]
普通に書き込めた

323 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/12(土) 06:34:13 ID:PxWq0kJW]
ここ、土日は人減るから俺が守るわ

324 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/12(土) 12:36:16 ID:NGvkUKRM]
連休中は保守れないので頼んだ

325 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/13(日) 02:44:35 ID:smXgIrqU]
この時間だが保守

326 名前:名無しさん@ピンキー [2008/01/13(日) 09:02:02 ID:EfxT1QcC]
フェラをしてからキスが常識

327 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/14(月) 23:16:03 ID:WBcjgxZF]
???「保守の役目。私に任せていただこう」

328 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/14(月) 23:32:08 ID:OTbO9B4m]
「ま、まさか、おまえは〜ッ!!」



329 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/16(水) 06:34:11 ID:QEcXmaQQ]
>>327
レーツェル乙

330 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/18(金) 19:01:03 ID:5PkQyQ2M]


331 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/21(月) 08:24:52 ID:CTskDm5w]


332 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/22(火) 14:51:02 ID:uLvjCIUc]


333 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/23(水) 21:18:41 ID:jt82x9S1]
らき☆

334 名前:名無しさん@ピンキー [2008/01/25(金) 17:06:40 ID:nTtMQsoa]
大昔は「祈る」を「のむ」といっていたらしい

335 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/26(土) 23:47:36 ID:ANiUX/re]
保守

336 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/01/29(火) 15:46:14 ID:zMNPXn2M]
今日は俺が

337 名前:今日はオレが mailto:sage [2008/01/30(水) 22:51:08 ID:yrU2bfV/]
保守

338 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/01(金) 13:35:57 ID:kiUMO8o/]
2月突入☆



339 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/02(土) 10:56:47 ID:rX9Kwva3]
あしたは節分だから、
キスもしたことのない女の子が恵方巻きにかぶりつくSSが
投下されるはずだ

340 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/02(土) 13:29:20 ID:GGv1BDH8]
帝都育ちで恵方巻きに縁なく、食品業界の工作には辟易気味だが、
キスもまだな娘さんに太くておっきいのを咥えさせる、
という点についてのみは同意せざるを得ない

341 名前:名無しさん@ピンキー [2008/02/03(日) 23:57:37 ID:fcDNJOIi]
規制解除されてる間に俺が

342 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/05(火) 13:40:42 ID:XO2ZZR1R]
保守しなきゃ!今、保守しなきゃなんにもならないんだ!!

343 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/08(金) 23:45:50 ID:AmKRmru7]
保守

344 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/11(月) 05:28:24 ID:HT0wxGPA]


345 名前:名無しさん@ピンキー [2008/02/12(火) 21:04:17 ID:/gkQxvYt]
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com

346 名前:6発目投下 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 02:44:21 ID:LXxaRJzx]
こんな時間に投下。
本当はもっと早く投下したかった。

総数14ページです。

347 名前:バレンタインデー投下 1/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 02:46:44 ID:LXxaRJzx]
『小沢直紀のー、おまかせーラジオー。続いての曲はローリングストーンズの・・・』


カーステレオのスピーカーから流れるラジオに、何となく耳を傾ける。
週末を利用して、妻と二人、一泊の温泉旅行に出掛けて来たが。渋滞に捕まり、さっきからずっと動いたり止まったりを繰り返す、ノロノロ運転が続いている。
ハンドルを握りながら、退屈な時間が過ぎ去ってゆく。
スイスイと走り去る、対向車線の車を見ながら、ただ何となく、退屈なラジオを聞いている。
助手席の妻も、退屈そうに窓の外を眺めている。


『午後、零時をお伝えします。ピ、ピ、ピ、ポーン。
小沢直紀のー、おまかせーラジオー。続いてのコーナーは、リスナーからのお手紙を紹介します・・・』


正午か、予定ではそろそろ目的地に着く時間だ。地元の郷土料理を食べてから、ゆっくり観光するつもりだったが、これではいつ目的地につくか、まるで分からない。
先の見えない渋滞に、イライラを通り越してうんざりしている。

「事故かな、工事かな? ここまで流れないと、うんざりしてくるね。」

妻の言葉に、自然と笑みがこぼれる。

「ああ、そうだな」

10年も付き合っていると、不思議と考える事が似てくる。

348 名前:バレンタインデー投下 2/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 02:48:55 ID:LXxaRJzx]
『ええ、次のお便り紹介したいと思います。ラジオネーム、ピンクの妖精さん、20才の女子大生ですね。
「小沢さんこんにちわ、もうすぐバレンタインデーですね。今の彼氏とは付き合って半年、今年は思い切って、彼にチョコと一緒にフェラチオをプレゼントしたいと思います。」
いいですねー、彼氏とラブラブですねー・・・』


さして聞く気の無かったラジオが、耳に留まった。

「バレンタインフェラか、懐かしいね、幸司。」

退屈そうだった妻のさおりも、喜々とした顔で話しかけてくる。

バレンタインフェラ。今から10年前、俺とさおりが付き合うようになったのも、バレンタインフェラがきっかけだった。



10年前、俺はまだ高校三生。
毎年大会では1、2回戦止まりの、公立高校の野球部の部長を勤めていた。
新入生の三澤さおりは、マネージャーとして野球部に入部してきた。
ぱっと見た印象は、背が低くて可愛い子だと思ったが。用具の手入れ、掃除、スケジュールや選手の体調管理に至るまで、何でもそつなくこなす優秀なマネージャーだった。
後輩ながら、さおりのことを、頼れるマネージャーだと思っていた。



349 名前:バレンタインデー投下 3/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 02:51:03 ID:LXxaRJzx]
彼女のことを意識するようになったのは、彼女が入部して一ヶ月くらいたってからだった。
何か、他の部員と自分との接し方が違うように思えたからだ。
自分自身には特に親切に接してくれるような、そんな気がしたが、それは自分がキャプテンという特別な立場にあるからかもしれない。それに自意識が強過ぎるだけで、実際は他の部員と変わりなく接しているだけかもしれない。
そう思い、普通の野球部員とマネージャーという関係が続いた。

そして、高校球児達にとっては運命の夏。
三年のオレにとっては、最後の甲子園出場を賭けた、地区予選が始まった。
結果は0対5の惨敗。一回戦での敗退だ。
小学校から続けてきた野球だが、それが最後の試合となってしまった。

結局、自分が部長を勤めた期間には、練習試合でこそ勝てたものの、公式戦では一勝も上げられなかった。
そんな悔しさもあって、夏の大会で三年はみんな引退したが、オレだけは暇を見て後輩達の練習を覗きに行った。
練習の邪魔にならないよう、ベンチから様子を見て、直ぐに引き上げてしまうが。そんな時に話し相手になってくれるのが、大抵の場合三澤さおりだった。

350 名前:バレンタインデー投下 4/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 02:52:42 ID:LXxaRJzx]
さおりは何かと気の利くマネージャーだから、先輩が遊びに来れば、退屈させないように気を使ってくれたのだろう。
マネージャーの仕事をテキパキ片付け、あるいは後回しにして、話し相手になってくれた。
初めて見た時から、可愛い子だと思っていたが。接するうちに、次第に三澤さおりに対して好感を持つようになっていった。
野球部の練習を覗く目的も、後輩の様子を見るのが半分、三澤さおりと話したいのが半分、という感じになっていた。
しかし、さおりも忙しいマネージャーの仕事の合間に、話し相手になってくれているのだからと、遠慮して10分程度で引き上げてしまうことがほとんどだった。


そして卒業も間近に迫った2月14日。
進学組は受験の追い込みで必死になっているが、既に就職の内定しているオレは、別の意味で緊迫していた。
2月14日バレンタインデー。男子は皆、落ち着かない一日だ。
クラスの男子は皆どこか不自然で、敢えてその話題には触れようとしない。
いつもは、塊って話をしている同級生も、なぜか一人で窓の外を眺めている奴がいたり。休み時間の度にトイレに行く奴がいたり。明らかに不自然だった。

351 名前:バレンタインデー投下 5/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 02:54:30 ID:LXxaRJzx]
そんなクラスの男子を、冷静に眺める余裕があった。
正直言って、クラスの女子にはまったく興味が無かったからだ。
自分にとって、気になっていたのは放課後だ。三澤さおりからチョコを貰えるかどうか、それだけが気になっていた。

昼休みも終わり、午後の授業も終盤に差し掛かると、段々と緊張は増していった。
授業を終え、野球部の練習するグランドに向かい、努て自然に振る舞おうとする。
まあ、今にして思えば、逆にそれが不自然だったのだが。
ベンチに向かいながら、グランドを隈無く見渡す。だが三澤さおりの姿は、どこにも見つからない。ユニフォームを着た野球部員十数名と、手に袋を下げた、制服姿の二年マネージャーだけだった。
部室か用具室にでもいるのだろうかと思いながら、ベンチの後輩達に話しかける。

「国分先輩こんにちわ。これ、バレンタインのチョコです。」

二年のマネージャーが袋から取り出したのは、アルファベットの刻まれた、指先ほどのチョコレートだった。

「ありがと。」

明らかに義理と分かるようなチョコを頬張り、辺りを見渡す。

「さおりなら居ませんよ、頭痛いから帰るって言ってました。」

352 名前:バレンタインデー投下 6/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 02:56:03 ID:LXxaRJzx]
「別に三澤を探しているわけじゃないよ。」

そう言った後で、二年マネージャーがクスクス笑うのを見て、墓穴を掘ったことに気が付いた。
それじゃ三澤が居ないから帰る、では更に墓穴を掘ることになるので、何食わぬ顔でそのまま雑談を交した。
何か肩透かしを喰らって、がっかりしながら家路についたが、校門を出て少し行った所で、不意に女の子の声に呼び止められた。

「国分先輩。」

直ぐに分かる聞き覚えのある声は、三澤さおりの声だった。

「あれ、三澤。頭が痛いから先に帰ったって聞いたけど、大丈夫なのか。」

彼女のことを心配しながらも、内心ではオレを待っていたのではないかと、ドキドキしていた。

「あっ、それは仮病なんです。本当は、先輩が来るのを待っていました。」

予想した通り、さおりはオレが帰るのを待っていた。
しかも真面目なさおりが仮病を使って部活を休み、学校ではなく帰り道で声を掛けてくるということは。
次に起きる展開は応々にして予測できるが、それを表に出さないように、努て平静を取り繕おうとした。

「オレが来るのを待っていたのかい、何かオレに用事でも有るのかな。」

353 名前:バレンタインデー投下 7/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 02:57:41 ID:LXxaRJzx]
さおりは手提げ袋の中から、白いリボンのかけられた、ピンクの小さな包みを取り出し、それを差し出した。

「私、入部した時から、ずっと先輩に憧れてました。これ、受け取ってください。」

オレは有頂天になって喜び、その包みを受け取った。
だが、その後に続く言葉に愕然とさせられた。

「先輩お願いします、フェラチオさせてください。」

あの時は、余りのショックに思考が停止した。まったく予測しなかった突然ことで、どうすれば良いのか分からず、ただ呆気にとられていた。

「私、まだキスしたことありません。だから、ファーストフェラは国分先輩にって、ずっと前から決めていました。」

さおりは恥じらいながら、頬を赤く染めていた。
オレはさおりのことを、賢くて気の利く女の子だと思っていた。しかし、まさかあんな馬鹿な噂を、信じているとは思いもしなかった。

その当時、うちの学校には一つの噂というか、都市伝説があった。

『キスをしたことのない女の子がフェラチオをすると、その相手と両想いになって、幸せに成れる。』

話の種に、冗談で囁かれていた噂話だが、まさか本気で信じているヤツがいるとは、まったく思いもしなかった。

354 名前:バレンタインデー投下 8/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 02:59:29 ID:LXxaRJzx]
真面目で、地道にマネージャーの仕事をこなす、オレが知っていたさおりとは、まったくかけ離れた行動だった。
そんな馬鹿な迷信を信じるような子だとは思えなかったが、その頃はオレもエッチしたくてしょうがない年頃だ、これはチャンスと思った。
その半面、明らかに嘘と分かるような噂を利用するのは、彼女を騙すようで後ろめたい気もした。
エッチなことはしたいけど、先輩としてそんなのは迷信だと教えてやるべきか。
しかし断ってしまうと、彼女を傷つけてしまうかもしれない。彼女のことは好きだから、付き合いたいとわ思っている。彼女を受け入れてやった方が良いのか。
しかし、好きだからこそ、騙すようなことはしたくない。
オレは考えあぐねたが、さおりは考える時間を与えてくれなかった。

「ダメですか。」

すがるような目で見つめられ、思わず、いいよ、と答えてしまった。

「良かった。断られたらどうしようって、凄くドキドキしました。」

純粋に喜んでいるさおりを見ると、罪悪感にさいなまれたが、さおりの方から話を持ち掛けたのだから、別にオレは悪くない。そう開き直って、彼女をオレの家に案内した。

355 名前:バレンタインデー投下 9/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 03:01:32 ID:LXxaRJzx]
「ただいま。」

オレはぶっきらぼうに帰宅を告げる。

「お帰り、今年はチョコ貰え・・・。」

出迎えに来た母は絶句した。
無理もない、毎年義理チョコ2つか3つといった息子が、バレンタインにいきなり女の子を連れて帰って来たのだから。

「野球部のマネージャー、三澤さん。」

簡潔にさおりを紹介する。二人が初めましてと挨拶を交わしたところで、さおりを二階のオレの部屋に案内する。

「お邪魔します。」

と言って、さおりは付いてくる。
あの頃は女の子と付き合ったことなど無かったから、内心ドキドキしっぱなしだったが、それを悟られないように、そっけ無い態度で平静を装っていた。

部屋に入り、二人きりになると、おもむろにズボンを脱いで、トランクスを下ろす。
さすがにさおりも、いきなり局部を見せられて、かなり当惑していた。
オレとさおりの関係は、野球部元キャプテンと後輩のマネージャーだ。ここは一つ、男らしいところを見せなければと思い、大胆に脱いでチンポを晒したが、さすが二人きりになった途端いきなりでは、戸惑うのも無理はない。
しかし脱いでしまった以上、後戻りは出来ない。オレはさおりに指示を出した。

「触ってみて。」

356 名前:バレンタインデー投下10/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 03:03:22 ID:LXxaRJzx]
さおりの手が、まだ勃起してない小さいチンチンに、恐る恐る触る。
初めて女の子にチンチンを見せるのは恥ずかしかったが、触られることに次第に興奮を覚えた。これからエッチなことをするのだという実感が徐々にわいてきた。
さおりの指がチンチンを摘み、袋を撫でる。興奮したチンチンは、少しずつ膨らんでいった。

「気持ちいいですか。」

緊張して、少しうわずった口調でさおりが尋ねる。さおりにも勃起くらい分かるのだろう、次第に大きくなるチンチンを見て、オレが段々興奮して来たと思ったようだ。

「うん、気持ちいい。」

それを聞いたさおりは、大胆にチンチンをいじり始めた。
さおりの指先が強く亀頭を擦る。

「痛っ。」

さおりは慌てて手を離した。

「ごめんなさい、大丈夫ですか。」

不安気に、さおりはオレの顔を見上げた。

「ちょっと痛かったけど、大丈夫。先っぽは、渇いたまま擦ると痛いんだ。」

オレは生唾を飲み込んでから、高鳴る胸の鼓動を抑えて、ゆっくりと言った。

「渇いていると痛いから、口で舐めてみて。」

さおりは緊張した面持ちで頷いた。

「わ、分かりました。」

357 名前:バレンタインデー投下11/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 03:06:11 ID:LXxaRJzx]
いよいよフェラチオが始まる。
そう思うと鼻息が荒くなってしまうが、さおりには悟られないよう、必死で平静を取り繕う。
さおりの指が、まだ半勃ちのチンポを摘み上げ、それに顔を寄せていく。
それを見ているだけでも興奮し、チンポはピクピクしながら、大きさを増していく。
さおりの口から舌が伸びる。それが先端部分を舐め始めた。
チンポに快感が走る。ぺろぺろと舐める舌の動きに合わせて、欲情は加速的に高まっていく。
激昂したチンポは、完全に勃起した。

「国分先輩、気持ちいいですか。」

さっきの事もあってか、不安そうにさおりは尋ねる。

「スゴく気持ちいいよ。三澤にも分かるだろ、チンポがこんなに勃起してるよ。」

オレは腰を突き出して、さおりに勃起したチンポを見せ付ける。

「先輩、私ずっと先輩のこと好きでした。国分先輩のこと大好きです。」

さおりの唇が、チンポの先にキスをする。そのまま唇はチンポの表面を舐めながら、すっぽりと口に亀頭を含む。
頭を前後に振りながら、しっぽりと、上唇が亀頭を舐め、下唇がカリ裏を刺激する。
チュプ チュプ と湿った音を立て、さおりの唇は、何度も往復しながら、繰り返しチンポをしゃぶる。

358 名前:バレンタインデー投下12/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 03:07:44 ID:LXxaRJzx]
マネージャーという裏方の仕事を、地道にこなしている、真面目で大人しい女の子。
オレはそれまで、さおりをそんな風に思っていた。
しかし、恋愛に関しては、かなり情熱的で大胆だ。
いきなりフェラチオさせてくれと願い出て、初めてのフェラで、ずっぽりチンポをしゃぶっている。
ねっとりと唇を吸い付かせながら頭を振り、夢中でチンポにしゃぶり付いている。
予想以上に激しいフェラチオに、チンポはビンビンに反応し、初体験の快感に、かつて無いほど、硬く大きく勃起していた。

「三澤、凄く気持ちいいよ。」

飲み込みの早い、器用な子で、マネージャーの仕事も直ぐに覚えたが、チンポの扱いも飲み込みが早い。初めてとは思えない、気持ち良さのフェラチオだ。
さおりは更に大胆にチンポにしゃぶり付いて、舌を絡ませてくる。濡れた唇はぴったりと吸い付き、繰り返しチンポの上を這う。

快感が込み上げてくる。
今まで経験したことが無い欲情が沸き起こり、息は上がり、鼓動は早くなる。
チンポに宿る欲情は、解放されたいと雄叫びをあげる。
その瞬間、悦楽が訪れる。
精液が送り出される感覚。ビクンビクンと脈を打つ、射精の感覚が、悦楽と共に訪れた。



359 名前:バレンタインデー投下13/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 03:09:22 ID:LXxaRJzx]
口内射精。
キスの経験も無い女の子に、フェラチオさてることだけでも大胆なことなのに。いきなり口内発射というのは、いくら何でも厳しいだろう。
しかしまだ若かったオレは、快感を我慢しきれなかった。しまった、と思ったが、もう出てしまったものはどうしようもなかった。

往復運動を繰り返していた、さおりの頭が止まった。
一回では終らずに、チンポは繰り返しビクンビクンしている。
オレは欲望を抑えられず、さおりの頭を押さえ付けて、口の中に繰り返し射精した。あの時の快感は未だに忘れられない。
さおりも、自分からフェラチオさせてくれといっただけあって、男がその精液をどう処理してほしいのか分かっていた。

「飲んだのか。」

はあはあ、と口で息を整えるさおりに、オレは尋ねた。

「はい、私先輩のことが大好きなんです。お願いします、私を彼女にしてください。」

オレはもちろんOKした。
ここまでしてもらって、断れる筈がない。寧ろ此方から頼みたいと思ったくらいだ。
元々さおりには気が有ったのに、さおりの気持ちが分からず、男なのになかなか告白できずにいた、自分の意気地の無さが恥ずかしいと思った。

360 名前:バレンタインデー投下14/14 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 03:11:37 ID:LXxaRJzx]
『小沢直紀のー、おまかせーラジオー。さて次のコーナーは・・・』

カーステレオのスピーカーからは、退屈なラジオが流れている。

あれから10年。
助手席には、オレの妻になった、さおりが座っている。
車は相変わらず、渋滞のノロノロ運転が続いている。
しかし、たまには狭い車内で、妻と二人きりというのも、意外と悪くない。

「どうしたの、ニヤニヤして。」

さおりは微笑みながら、オレの顔を覗き込む。

「バレンタインフェラのこと思い出してさ、さおりと結婚できて幸せだなあって思ったんだ。」

「私も。幸司と結婚できて幸せよ。」




『キスをしたことのない女の子がフェラチオをすると、その相手と両想いになって、幸せに成れる。』

あの噂も、あながち嘘とは言い切れない。
オレとさおりが付き合い始めたことは、あっと言う間に野球部に広まった。
そしてあの噂も、さおりから口コミで女子の間に広まり。後輩から後輩へと語り継がれながら、他校へと広まっていった。
あれから10年たった、2018年の今では、バレンタインフェラとして全国的に広まり、定着している。



しかしこの噂、最初に言い出したのはオレであることを、まだ妻には話していない。

361 名前:6発目投下 ◆77XCej4AVc mailto:sage [2008/02/13(水) 03:14:49 ID:LXxaRJzx]
『バレンタインデーフェラ』
>>347-360

わたーしチョット、最後の手段で決めちゃう〜♪
バレンタインデーフェラ♪

362 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/13(水) 06:14:15 ID:zskX50Vu]
>>361
一番槍GJ!!
今までで1番好きだったぜ。

オチに吹いたww

363 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/15(金) 02:43:16 ID:4cdOXYTi]
>>361がGJなのはひとまず置いておくとして、肝心の14日に投下どころか書き込みが何もなかったのは何故なんだぜ?

364 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/15(金) 12:13:36 ID:ySBNzWi9]
バレンタインくらいは、嫁や彼女に付き合ってやれる
甲斐性を持った紳士達が集う良スレって事だろ。…多分。

365 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/16(土) 14:03:32 ID:dKb/0vUt]
>>362
(´;ω;`)ブワッ

366 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/16(土) 14:04:05 ID:dKb/0vUt]
364だったorz

367 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/19(火) 12:56:18 ID:pLBPnvk5]


368 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/22(金) 13:13:31 ID:63xIZCmD]




369 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/26(火) 16:26:54 ID:inLatclr]


370 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/29(金) 01:59:43 ID:92hUcxnJ]
捕手

371 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/02(日) 16:23:43 ID:or4jDbmx]
3月☆ゅ

372 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/05(水) 04:59:01 ID:i61EGiuV]
保守

373 名前:名無しさん@ピンキー [2008/03/06(木) 20:44:42 ID:la1gqn0F]
保守

374 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/08(土) 22:14:26 ID:jI9mL+S8]
ほしゅ

375 名前:名無しさん@ピンキー [2008/03/09(日) 21:20:11 ID:zg6o0vMc]


376 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/11(火) 22:47:36 ID:I0q+jgvb]
保守

377 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/14(金) 18:53:25 ID:E/dkcCrg]
白い日☆

378 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/15(土) 23:44:49 ID:47htIufD]
ほす



379 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/17(月) 13:38:45 ID:Y7KEALum]
保守

380 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/21(金) 15:19:53 ID:L07bw7Wo]
保守






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