- 1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/20(金) 20:23:19 ID:g9rS8CGR]
-
・・・ここは逆転裁判のエロパロスレッドだ。 SSの投下、大いに歓迎しよう。 前スレ 逆転裁判エロパロ第8法廷 sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161958004/l50 初代スレ www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1035018015/ 2スレ www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1049383172/ 3スレ www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1064908551/ 4スレ pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1079606189/ 5スレ idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085756965/ 6スレ sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098197401/ 7スレ sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1120838794/ 姉妹スレ 逆転裁判のイトノコ刑事萌えスレ3 sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1138876471/ 保管庫 iranbungei.at.infoseek.co.jp/gyakusaieroparo/ エロ絵掲示板 aeneas.halfmoon.jp/gsero/
- 177 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 13:57:09 ID:XuJwo1Se]
- そうなるとみぬきも本命・次点になるが
両方無理だろうなぁ、どちらにせよ年の差18だしやっぱ犯罪
- 178 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 14:11:27 ID:vcHZ0xYp]
- >>177
それじゃあジョージは(ry
- 179 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 15:37:28 ID:+bwM5Qli]
- >>175
不倫=犯罪と言いたいんジャマイカ? じゃあおめーキミ子とか舞子とかどうなのよと(ry
- 180 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 15:49:52 ID:M9Zy3eBJ]
- >>179
舞子の旦那は確か死んでる(1-2で真宵が言ってた) キミ子は分からんがいるようには見えんな
- 181 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 16:54:28 ID:VhG8W4fd]
- キミ子って髪型が普通ならかなりの美人だよな
- 182 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 18:08:53 ID:aJhse6lG]
- >>172
エロつけてよ
- 183 名前:172 mailto:sage [2007/04/30(月) 18:35:05 ID:ZQyV8kQe]
- >>173
>>174 レスどうもです。書き終わったので投下します。 >>182 エロ書こうと思ったけど、上手く行きませんでした。 迷ってると書いたのは、ここに投下しようか迷ってるという意味でした。 ごめんなさい。今回はこれで勘弁してください。 響也×茜でエロ無し、キス有りです。
- 184 名前:でこつん(響也×茜) 1 mailto:sage [2007/04/30(月) 18:36:40 ID:ZQyV8kQe]
- 「あれっ、君も来てくれたんだ」
ドアをノックすると、久しぶりに見る牙琉響也が中から顔を出した。 ライブの後の、ガリューウエーブの楽屋を訪ねた茜は、にこりともせず両手に抱えていた紙袋を差し出して言った。 「招待券、もらっちゃいましたからね。一応挨拶に来ました。はいこれ、差し入れ」 「わざわざありがとう、刑事クン。中へ入りなよ。お茶くらいは出すからさ」 紙袋を受け取った響也は、営業スマイルを浮かべながら茜を中に招き入れた。 「どうぞ、その辺に座ってて」 雑然とした室内に置かれたパイプ椅子に、茜は腰掛けた。壁際のソファの上には、ファンからのプレゼントと思しき包みや花束が、無造作に置かれている。 響也は一旦楽屋の奥に引っ込んだ。少し待つと、彼は片手に湯気の立つ紙コップが二つ乗ったお盆を持って戻って来た。 「あとね、せっかくだから、これも食べちゃおうか」 紙コップを傍のテーブルに置くと、茜が差し入れた紙袋をごそごそと探って、かりんとうの袋を取り出した。紙皿にざーっと開けると、茜に勧めてくる。 「じゃ、まあ、いただきます」 茜はかりんとうをさくさくと無言で食べ始めた。 「あのさあ。前から思ってたんだけど」 立ったままその様子を見ていた響也は、両手を腰に当て、茜の顔を覗き込んだ。 「そんなにかりんとうばっかり食べてて、太らないかい?」 「……う……」 思わず、かりんとうを運ぶ手が止まる。 「それって、結構甘いよね。君、いつも片手に持ってるよね。虫歯とか大丈夫なのかい?」 「…………」 こつん。 「イタッ!」 「太りません。見りゃわかるでしょ」 「あっはっはっは」 赤くなってかりんとうをぶつける茜に、響也は硬い営業スマイルを崩して笑った。 「そうそう、おデコくん達も招待したんだ。さっきここにも来てくれたよ。とっくに帰ったけどね」 それはそうだろう。ライブが終わってから、すでに二時間は経っている。茜も響也も、まだここにいるのが不思議なくらいだ。 「刑事クンは今までどこにいたんだい? まさか、ライブが終わってから来たってワケじゃないだろう?」 茜は口を尖らせながら、しぶしぶ答えた。 「……人がはけるの、待ってたんです。ファンの人達、楽屋に殺到してたでしょ。一応お礼は言っとかなきゃなーと思ったから」 「そう」 「検事さんは、なんでまだ残ってるんですか? 他のメンバーの人は?」 「ああ、もう帰ったよ。僕は、夜中になってから出るつもりだけど」 「なんでまた」 「まあ、色々あってね。夜中なら道も空いてるし。追い掛け回されるのは、さすがにもうウンザリだから」 響也は茜の近くにパイプ椅子を持って来て、ドサッと座り込んだ。天井を仰いで、深いため息をつく。 「大変ですねえ、キャーキャー騒がれるのも」 皮肉のつもりで言ってみたが、聞こえているのかいないのか、響也は答えなかった。相当疲労が溜まっているように見える。 「……じゃ、私、もう帰りますね。どうも、ごちそうさまでした」 その空気になんとなく気まずさを感じて、茜はそそくさと立ち上がった。 「待ちなよ。もう遅いからさ、送っていくよ」 「へ?」 響也は、窓際に行ってブラインドの隙間から外を見た。 「今君一人で外へ出たら、すぐに囲まれるよ。『牙琉響也とはどういう関係ですか』って。もういないかと思ったけど……懲りずにまだ張り込んでいるみたいだし」 「だっ、誰が?」 「僕を追い掛け回してる奴らさ。残念ながら、ファンじゃないみたいだけどね」 茜もその窓から、外を覗いてみた。確かに、会場の出入り口に人影が見える。暗がりでよくわからないが、ちょっとした人数のようだ。 茜が今日のライブで目にした、ガリューウエーブのファン達のようなそわそわした雰囲気ではなく、じっとこちらの様子を伺っていたり、何かの機材をいじっている様子がわかる。
- 185 名前:でこつん(響也×茜) 2 mailto:sage [2007/04/30(月) 18:37:40 ID:ZQyV8kQe]
- 「……テレビ局とか?」
「ああ。雑誌とか新聞とか……色々かな。どれでも同じことだけど」 響也は窓から離れると、テーブルに置いたままのかりんとうをひとつ取って、かじった。 「やっぱり、甘いねこれ」 「べ、別に、無理に食べなくたっていいです。誰か食べてくれる人にあげてください」 「でも嫌いじゃないよ、かりんとう」 「…………そうですか」 会話が微妙に噛み合わないような気がする。元々、何を考えているのかよくわからない人だけど。 茜は話を元に戻そうと思った。 「追い掛け回されてるのって、やっぱり……あの裁判のことで?」 お兄さんのことでとは、あえて言わなかった。 「…………まあ……そんなとこかな」 やっぱりそうなんだろうなあ、と茜は納得した。 新しい試みを取り入れたということで、ただでさえ世間から注目を浴びていた裁判だったのだ。 そこで暴かれた真犯人の実弟、しかもその法廷で検事席に立っていた男、そしてもっと言えば、その人物は人気絶頂のロックバンドのリーダー兼ボーカルなのだ。マスコミの格好の標的になるのは、考えてみれば当たり前だった。 もしかして、あれからずっとこんな調子なんだろうか……。 「ホントに、大変そうですね」 「まあね」 「いつもの調子も出てないみたい」 「ああ、それは、風邪引いちゃったみたいだから」 「風邪?」 ……似合わない。 そう思ったが、口には出さないでおいた。本当かどうかはわからないが、別にどうでもよかった。 響也は窓から離れると、ドアへは向かわずに、なぜかソファを埋めるプレゼントの山をどかして、そこに仰向けに寝転んだ。 「あの……何やってるんですか」 響也は目を閉じて、長いため息をつきながら答えた。 「ちょっと仮眠を取ってから行くことにしたよ。君はその辺で適当にくつろいでて」 「またそんな勝手な……」 茜の抗議を聞かず、響也は本格的に寝入ることに決めてしまったようだった。茜が立ち尽くしたままでいると、すぐに深い寝息が聞こえてきた。 「まったくもー……」 そのまま一人で帰ろうかとも思ったが、しつこいマスコミに捕まるのはごめんだと思い直し、響也が起きるまで待つことにした。どうせ、そんなに長い時間眠っているわけではないだろう。 すでに真夜中近い時間になっていることもあって、人気のない帰り道を一人で行くのが、心細いと思えないこともない。 しばらく手持ち無沙汰にうろうろと楽屋の中を歩き回ったが、特に興味を引くものもなく、結局は元の椅子に腰掛けてじっと待つことにした。 そうなるとどうしても、ソファで眠りこける響也に目が行ってしまう。 「…………」 なんだか、ただ座っているだけなのも馬鹿らしい。 茜はそっと立ち上がり、響也を起こさないように忍び足でソファに近づいた。ポケットからルーペを取り出し、観察する。 最初に会った時から、この検事は苦手なタイプだった。法廷でも、大事なことを茜に教えてくれなかったせいで恥をかかされたりと、散々だったこともあるのだ。 この機会に、何か弱点を見つけてやろう。 眠っている時の恥ずかしい癖とか、何かないだろうか。 「うーむ……こうして見ると、結構キレイな顔してんのよね」 顔を観察するついでに、つい片方の瞼を二本の指でこじ開けた。 「うわっ!!」 途端に悲鳴を上げて、響也が飛び起きる。茜はビクッとして、急いでルーペをしまった。 「なんなんだよ!! 何するんだ君は!!」 「あれー、狸寝入りだったんですか」 素直に謝るのもシャクなので、そっぽを向いて茜は意地悪く言った。 「眠ってたよ! 見ればわかるだろ」 響也はムスッとした顔で茜の顔を睨むように見たが、再び仰向けになって目を閉じた。 「もう邪魔しないでくれよ」 それっきり、また静かになる。 ……やっぱりもう、帰ろうかな。 この人には、いつも振り回されているような気がする。 どっと疲れが出てきて、茜は楽屋を出ようとした。 「う……」 背後から、苦しげな呻き声がした。振り返ると、目を閉じたままの響也の顔が、苦しげに歪んでいる。 「……ふふーんだ。騙されないんだからね」 腕組みをして、背中を向ける。 ……が、足がその場から動かない。
- 186 名前:でこつん(響也×茜) 3 mailto:sage [2007/04/30(月) 18:39:06 ID:ZQyV8kQe]
- 「うう……」
背中を引っ張られるような、うなされた声が聞こえる。 「…………」 肩越しに振り返り、散々迷った後、茜は響也の横たわるソファへ戻った。 屈み込んで、今度はルーペを使わずに見ると、うっすらと額に汗が滲んで、顔全体が赤くなっている。 「や、やっぱり、ホントに熱があるのかしら」 疲れていそうに見えたのは、それが原因だったのかもしれない。追い掛け回されたストレスが、溜まっていたのだろうか。この人でも本当は、やっぱりそういうことがあるんだろうか。 じっと響也の顔を見ながら考え込んでいると、突然両肩を掴まれた。 「……また何か、企んでるね」 響也が不適な笑みを浮かべて、茜を捕らえていた。思いの他、強い力だ。驚いて振りほどこうともがくが、がっちりと掴む響也の手はびくともしない。 「な、なんだ。元気じゃないですか」 虚勢を張りながらも更にもがくが、響也の指が両の二の腕に食い込んできて、どうしても外れない。 「元気じゃないよ。さっきも言っただろう? 風邪を引いたって」 響也は半身を起こして、茜に顔を近づけてくる。 「! ちょ、ちょっと……!!」 あたふたとパニックに陥る茜を、響也はぐいっと引き寄せた。 ごつん。 「痛ッ!?」 「ほら。ちゃんと熱はあるだろう」 響也は自分の額を茜の額に押し付けて、至近距離で両目を覗き込んでくる。 唖然として声も出せずにいると、響也は額をくっつけたまま、すっと茜の肩を放した。 「そうはいかないよ」 すかさず体を引こうとする茜に、今度は響也が意地悪く笑う。 一度離した両手で、今度は茜の両頬を挟んだ。 響也は、焦ってじたばたと暴れる茜の唇を自分の口で塞いだ。 「んんんッ!!!」 目を白黒させて、拳でドンドンと響也の胸を叩くが、まったく効いていない。 「ん――――ッ!!!」 何度目かのパンチで、ようやく響也の唇は離れた。男物の香水の匂いが、茜の鼻先をくすぐる。思わずクラクラとするが、必死で響也を睨みつけた。 「……ごめんね。風邪うつしちゃったかもしれないね」 いつもの余裕の笑みで言う響也に、ふつふつと怒りがこみ上げてくる。 「こ……この……ッ」 体がわなわなと震えだす。 「さて、そろそろ帰ろうか。君のおかげで眠気も覚めたしね」 「バカアアアァァァァァァ――――ッッ!!!」 ゴッッ。 のけぞって思い切り反動をつけた茜の頭突きが、響也の額を直撃した。 「……くっ…………」 「アンタってやっぱり最悪ッ!!」 怒りに任せて怒鳴ると、そのまま勢いよくドアを開けて楽屋を飛び出す。 「刑事クン!」 呼び止める響也の声に、殴ってやろうかとキッと振り向く。 「刑事クン、帰るの? 送るよ」 「結構ですッ!」 「そうかい? 無理にとは言わないけどね」 響也は朗らかな笑顔を浮かべた。 「ごちそうさま。かりんとうも、ね」 「……知りませんッ!!」 叩きつけるようにドアを閉める。 ゆでだこのようになって猛然とその場を走り去った茜は、今ならどんなにしつこい追っ手だろうと蹴散らせるような気がしていた。 以上です 色気無くてホントにすみません
- 187 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 18:43:44 ID:ty/H9Uf7]
- gj!!!!!!!
- 188 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 18:44:19 ID:+IrzLbo9]
- リアルタイム神キター!!
慌てまくる茜カワイイw GJ&乙っした!
- 189 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 19:45:55 ID:ezAU/tKM]
- イチ推しついに来た!
ありがとう、読めて幸せ
- 190 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 21:35:43 ID:RsLiQnb2]
- 果てしなく萌えた
- 191 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 21:38:35 ID:+m0s131U]
- ナルアカ小説書きます
GW中に書き上げてうpすることを約束します。 読んでくれる人がいればの話だけど
- 192 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 22:11:48 ID:aJhse6lG]
- >>191
頼む!
- 193 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 23:34:00 ID:9YFgAN2j]
- 響茜萌えたGJ!!
そしてナルアカも楽しみにしてるよ!
- 194 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 23:42:01 ID:ZD0CSNb8]
- >>172
GJ!!!! これはいい弟×茜!二人ともらしくて可愛かった! >>191 期待してる!
- 195 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 00:04:28 ID:AuFUpDrW]
- >>191
悪いが期待させてもらおう それじゃあ俺は王泥喜×まことを書いてみるかな。 明日中にあげてみせると約束しよう。
- 196 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 00:53:36 ID:/4ji+aK0]
- >>191 >>195
その組合せはどっちも俺の求めていたものだ 2人ともがんばってくれ
- 197 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 01:04:41 ID:c9od6pNw]
- 響茜神光臨キターーーーーーーーー!!!
ピュアで甘酸っぱい感じがイイヨイイヨー! エロパロじゃ歓迎されないかもだけどこういうのもたまにはいいね エロで思いついたら是非投下たのんます!!
- 198 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 03:35:32 ID:uSwdmdQ9]
- 「ほっ…ほんとにするの?ナルホドくん…」
「もうここまで来たんだよマヨイちゃん、止められるわけないじゃないか」 今日の裁判、究極の崖っぷちを二人で逆転する中で、 僕たちは互いにこれまでにない親密感を抱いていった。 勝訴のお祝いの中、一気に二人の距離が縮まったのも、当然の結果と言えるだろう。 パーティーの品が散らかる事務所の中、 僕達はソファの上でその体に熱を宿していた。 まだ子供っぽさを残しているけれど、いつも僕の弁護を懸命に助けてくれるマヨイちゃん。 その体を僕のものにできるこの事態に、興奮を抑えられない。 「で、でもそんなイキナリ…ほ、ほら私まだ修行中だし…」 「異議は却下。…証拠がなければ受け付けられないよ、そうだろ?」 駆け引きで重要なのはハッタリと押しだ。 僕は強気な態度でマヨイちゃんの上着を脱がし、ソファへと押さえつける。 装束の下に手を滑らせる。倉院流霊媒術の術者は下着を着ないらしい。 まだ未発達な胸を包み込むと、心なしか彼女の吐息が荒くなった。 「な、ナルホドくん…んっ…こ、こんな…んっ…ぁぁっ」 「どうしたんだいマヨイちゃん…僕の手はそんなに嫌かな?」 「嫌じゃ…な…んぁっ……い、いじめないでよっ…」 彼女の下腹部に手を当てると、そこはすでにしっとりと湿り気を帯びていた。 「マヨイちゃん…準備はいいね?」 「え、あ、じゅ、準備って、そんな、まだ、ええっ」 ここまできて突っ込まない男がいるだろうか。 ましてや僕は『恐怖のツッコみ男』。もう突っ走るのみだ。 ≪くらえ!!≫ 「だ、だ、だめ、やっぱりだめ!助けてお姉ちゃん!!」 「ぇ…ぇぇぇええええ!!!」 そ、そ、そ、そんな。挿れる直前にれれ、霊媒をするなんて、う、嘘だろう!?
- 199 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 03:36:03 ID:uSwdmdQ9]
- 緊張と焦りが助けになったのか、見事にマヨイちゃんはマヨイちゃんでなくなっていく。
驚く僕の目の前で、背が伸び、体はふくよかに、殊更胸が大きくなる。 髪で隠れた顔が再び僕の前に現れると、その顔は既に完全にチヒロさんのものになっていた。 「…ナルホドくん」 「…はい」 「…これはどういうことかしら」 「…どういうことでしょう」 気まずい。気まずすぎる。 「妹さんとしようとしてました」なんて言えるか! しかし、状況は完全に僕の有罪を立証している。逃げ場は無い。 僕は覚悟を決めた。説教でも平手でもなんでもこいだ。 「…ふふっ、そう怖がらなくてもいいじゃない」 「…え?」 見ると、チヒロさんは優しい…というよりむしろ艶っぽい笑顔でこちらを見上げている。 「マヨイも困った子ね…こんな状況で私を呼ぶなんて。 あなただってこんなんじゃ納まりがつかないでしょう?」 まさしく、僕の下半身は髪型なみにビンビンだ。 チヒロさんの強烈な体を前にして、一層高まりを見せているくらいだ。 「あの子の代わり…と言うのも変だけれど、私にまかせなさい…」 「は、はははは、はいっ」 僕はもう、マヨヒロさんの言いなりになっていた。
- 200 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 03:36:34 ID:uSwdmdQ9]
- 「もう準備は万端のようね…挿れるわよ」
「え、あの、大丈夫なんですか?マヨイちゃんは、その…」 「ふふ、心配しなくても平気よ。 倉院流霊媒術は霊の体を可能な限り再現するわ…処女膜の有無もね」 さすが倉院流。ここまでくると、もうなんでもありだ。 立場逆転し、僕の上にのしかかるチヒロさん…もといマヨイちゃんは、 ゆっくりと腰を落としていった。 「うっ…ぅぁっ、凄いですよチヒロさん…!」 「あ、あなたもねナルホドくん…ぁんっ…」 チヒロさんは深く腰を沈め、僕達は完全に結合した。 チヒロさんの、そしてマヨイちゃんのものでもある体と。 「くっ…ち、チヒロさん…!」 「ぁ…ぁっ、ナルホドくん…!」 チヒロさんは僕の上で激しく腰を動かし、 僕はその豊かな胸を下から持ち上げるようにして揉みしだいた。 なんて、なんて柔らかな…そして同時に下半身を刺激し続けるチヒロさんの暖かさといったら。 「はっ…はぁっ…ぁっ…ぁぁっ…んっ…ぅぁっ」 チヒロさんも霊になってから初めての性行為に完全に夢中になっているらしく、 懸命に腰を振り続けている。 このあるまじき快感の中、僕は次第に高まりを覚えていった。 しかし…しかしこのままでは終われない!ここは"逆転"しなくてはっ! 「チヒロさんっ」 僕はチヒロさんの腰を抱くと、足を絡ませ、彼女の上から攻める形を取った。 「な、ナルホドくん…?」 「あなたばかりに任せてはいられません…成長した僕の姿を見せてあげますよ!」 「いっぱしの口をきくようになったわね…んんぁっぁっ…ぁあっ!」 彼女の言葉が終わるか終わらないかのうちに、 彼女を抱きしめ、僕は腰を打ちつけはじめた。 さっき以上の密着感、体全体に伝わる体温、そして繰り返される前後運動…。 「ち、チヒロさん、ダメだ、もうイきます!」 「ぁっ…あああっ…ナルホドくん!きて…きてぇー!」 「チヒロさん…チヒロさん…!!」 至福の快感の中、僕は全力でチヒロさんの奥へ挿し込み、 そこで全てを爆発させた。 「はぁっ…はぁ……はぁ…」 「ナルホドくん…立派に…なったわね…」 体全体を包み込む快楽を含んだ脱力感と共に、僕達はソファへと沈みこんでいった…。
- 201 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 03:38:38 ID:uSwdmdQ9]
- 「………ナルホドくん」
「……はい」 「…相手の…マヨイの了解を得ずに中で出すというのは…ちょっと…」 「…で、でも、チヒロさんも止めなかったわけですし…」 「…この後の事はマヨイとよ・ぉ・く話合ってね。 状況と証拠は明らかにあなたにとって不利だと思うけれど、 ここまで成長したあなたにならきっと跳ね返せるわ! 私はそろそろ行かなくては!ナルホドくん、がんばってね!」 「えぇぇぇ、ちょっとチヒロさん!?そ、そんな無責任なぁぁっっ」 この後、僕の人生最大の審理が始まるのだった…。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− チヒロさんの降霊したマヨイちゃん胸でかすぎ!! ということで勢いで書いてみました。2P姉妹丼?よくわからんシチュエーション。 4で新規参入し、4、蘇る、そして2-2話までしかプレイしてないので、 ムジュンやなんやあるかもしれませんが。お楽しみいただけたらコレ幸い、ってゆう。
- 202 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 03:57:45 ID:/4ji+aK0]
- GJ!
霊媒千尋さんの色っぽさは反則だからな むしろ本編でこういうことにならないのが不思議だ
- 203 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/01(火) 06:29:54 ID:/BvcQ1F3]
- 茜「殺人現場はラブホテルの一室よ。被害者の男性は
全裸の状態で、刺殺されていたわ。」 オドロキ「それで、容疑に上がっているのが・・・・」 茜「あなたの依頼人、というわけね」 オドロキ「何故被告人だと特定できるのですか?」 茜「これは・・・まぁ、言ってもいいかしらね。証拠があるのよ」 オドロキ「証拠・・・?」 茜「ちょっと、全部しゃべらせる気?自分で考えなさいよ。 サクサクサクサクサクサクサクサク・・・」
- 204 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/01(火) 06:34:22 ID:/BvcQ1F3]
- 被告人が犯罪者だという証拠・・・それはひょっとして・・・
くらえ! コンドーム:現場に落ちていた。 茜「そう。それね。」 オドロキ「でも、これが何故証拠に?」 茜「体液よ」 ミヌキ「タイエキ・・・?タイヤキに似ていますね!」 オドロキ「ミヌキちゃん、これは大人の会話だから・・・」 ミヌキ「ミヌキ分かりますよ!セイエキってことですよね!」 オドロキ「!!!」 茜「まぁ、ミヌキちゃんの頃なら、色々知っていても良さそうだね」 オドロキ(どこまで知っているんだ・・・) 茜「そう。コンドームの内側には、被害者の精液が、そして、外側には 被告人の愛液がついていたというわけ」
- 205 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/01(火) 06:39:27 ID:/BvcQ1F3]
- オドロキ「そして、犯行時刻に部屋にいたのは、被害者と
被告人でしかありえない。何故ならば、廊下には監視カメラが あり、他の人が出入りした記録はないから・・・か」 茜「そういうこと。さすがに今回は、あんたも処刑台行きじゃない?」 オドロキ(俺が処刑されるのかよ・・・)「でも、体液がそれぞれの 当事者のものだと、なんで分かるんですか?」 茜「科学よ、科学!。この試験機で体液を鑑定すれば、DNAの 構成からわかる訳。なんなら、試してみる?」 ミヌキ「わ〜、面白そう!」 茜「ミヌキちゃんは、まださすがにちょっと早いんじゃない!?」 ミヌキ「え?でも、茜さんも25歳なのに、まだ未経験ですよね?」 茜「!!」 オドロキ(ミヌキちゃん、あんまりプライベートな部分を見抜くなよ・・ すごい動揺してるぞ)
- 206 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/01(火) 06:42:56 ID:/BvcQ1F3]
- これから「コンドーム2枚重ね」のトリックとかを使って、
本格的な推理物にしたいところですが、とりあえずここまで。 茜には想像の中でも処女でいてほしい・・・でも、ツンデレも いいかな?
- 207 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 16:10:11 ID:BzXjtAkV]
- あの茜の心身共に25とは思えない子供っぽさや色気の無さは
とても経験済みには見えないww
- 208 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 16:52:33 ID:ID7oRJdn]
- 冥や霧緒や希華とかより年上にはとても思えないw>茜
未だカガク命で恋に恋する乙女モードから脱け出せてないのかも知れないな 御剣と再会したら9年前とおんなじようにはしゃいでくれそうだ
- 209 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 16:59:35 ID:GXoLR1ZP]
- >>203
なるほどがみぬきに悪知恵ふきこんだようにしか思えないな
- 210 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 17:06:10 ID:ssms3LfI]
- 茜に色気が無いと言う奴は素人
- 211 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 17:20:34 ID:uSwdmdQ9]
- 色気がない色気というのが、触手をそそる
- 212 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 18:04:31 ID:BzXjtAkV]
- >>210
一見そう見える所が可愛いと言いたい訳さ 未だにカガクが恋人っぽい茜可愛いよ茜
- 213 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 22:06:35 ID:2AeXO059]
- >>191
まだー?
- 214 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 23:18:59 ID:MP6PmFUF]
- >>195
俺はこちらを激しく期待しておるのだよ
- 215 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 23:21:23 ID:1/0X+C9+]
- 俺はナルアカに期待しよ
- 216 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 10:41:35 ID:96sJqvPN]
- みぬきと茜は耳年増っぽい。
二人ともそっちの知識はかなり豊富だけど 実際の経験はまだまだ浅い気がする。 普段は過激な下ネタにも動じないけど いざ実践に臨むと狼狽しまくり。
- 217 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 11:46:29 ID:auTVEC0W]
- みぬきの年齢で耳年増ってのも
- 218 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 12:04:02 ID:WhNK0COI]
- ていうか実践経験豊富でも
- 219 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 12:04:20 ID:ZX2idP5z]
- >>217
×みぬき ○茜 じゃね
- 220 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 12:28:37 ID:PzkhTXld]
- みみどしま【耳年増】
若くて経験に乏しいのに,聞きかじりの知識だけは豊富な女性。 ふたりエッチの影響なのかね? 逆の意味に捉えてた
- 221 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 12:33:23 ID:wYRiKUuV]
- え、それ意外どんな意味で使われてるんだ?
- 222 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 12:47:44 ID:+a7MjzCw]
- 逆ってことは知識はないけど経験豊富?ありえなくね?
- 223 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 13:52:18 ID:PzkhTXld]
- >>221
>>222 年の割に知識だけで経験が無いって意味に解釈してたんだ 勘違いさせてスマソ
- 224 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 19:13:31 ID:CJz08f7K]
- まだ化粧に興味がないしな
「ナルホドがピアノを弾けるようになるまでダメ」ってことは みぬきに化粧を覚えさせる気はないってことか
- 225 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 19:20:09 ID:ghMTjyzA]
- 大事にしてんのか金がないからなのかわからんな
- 226 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 21:01:05 ID:CWb9JleW]
- >>191
(・∀・)ガンガレ!!
- 227 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 22:48:24 ID:OjTXOdtb]
- >>195もガンガレ
- 228 名前:195 mailto:sage [2007/05/02(水) 23:57:45 ID:XnKXy9zd]
- グッ、このままでは有言不実行になってしまう・・・
とりあえず冒頭部を置いていきますので、一時間ロスタイムを! あとラスト書ききれば終わりなんです>< と、いうわけでひとまず投下。オドロキ×まことです。 冒頭部だけですが、後ほどエロもはいります。
- 229 名前:オドロキ×まこと1 mailto:sage [2007/05/02(水) 23:58:30 ID:XnKXy9zd]
- 「すいません!遅れちゃって・・・」
「・・・いえ、別に・・・」 どぶろくスタジオ。忌まわしき事件の現場に、オレは再びやってきている。 突然届いた、まことさんからの呼び出し。時間にして、今日のお昼のことである。 成歩堂さんもみぬきちゃんも出払っていて、オレは一人孤独に事務所の番をさせられていた。 (・・・暇だなあ・・・) "暇"。仕事ざかりな22歳には堪えるものである。 (どうせ誰も居ないんだし、みぬきちゃんの手品のタネでも探してみようか・・・) と、そんなことを考えた時、事務所の電話が高らかに鳴り響いた。反射で思わず背筋が伸びる。 どうしてやましいことを考えているときに限って、電話ってのは鳴るんだろうか。 「はい、こちら成歩堂法り・・・じゃなくて、成歩堂なんでも事務所です。」 『 』 無言。正直、最初は悪戯電話かと思った。 「・・・あの、どちらさまでしょうか?」 『 』 また無言。 「ど、どういったご用件で?」 『 』 さらに、無言・・・いや。ちょっと待て。 無言は無言なのだけれど、無音ではない。受話器越しに何やらさらさらと音が・・・
- 230 名前:オドロキ×まこと2 mailto:sage [2007/05/03(木) 00:00:21 ID:mIKTfLa1]
- 「・・・って、まことさん!スケッチは電話越しじゃ見えませんよ!」
『・・・そう、なんですか・・・』 「あ、いえ。テレビ電話っていうのを使えば・・・すいません、脱線しましたね。何か御用ですか?」 レターボックスしか外界との通信手段を持たなかったどぶろくスタジオ。 つい先日、そこに電話線が引かれた。これからは外に目を向ける、というまことさんの意思の下。 『・・・あの。』 「はい?」 『・・・今夜、スタジオへ来ていただけないでしょうか・・・?」 「え、オレが・・・ですか?」 『・・・はい。」 「・・・別に構いませんけど・・・もしかして、何かあったんですか?」 『・・・そういう、わけでは・・・」 なんだろう。まことさんは、何も用事がないのに他人を呼びつけるようなことはしないはずだけど。 別に何かハプニングがあったわけでもなく、何故オレを呼び出すのだろうか・・・? ま、別に断る理由もない。暇だし。オレは快くその要求に従うことにした。 「わかりました。それじゃ、何時ごろ伺えばいいですか?」 『・・・7時に。お願いします。』 「はい。えーっと・・・みぬきちゃんも一緒に連れて行ったほうが・・・?」 『いえ。オドロキさん、お一人でいらしてください。』 これまた、まことさんにしては珍しい。はっきりとした否定だった。 「わかりました。じゃあ、後ほど。」 『 』 またさらさら音が聞こえる。内容は恐らく"では"とか"さよなら"だろうし、今更ツッコむこともないだろう。 オレは再度別れを告げ、受話器を置いた。
- 231 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 00:07:09 ID:mIKTfLa1]
- 小休止。あと一時間待ってほしい。
- 232 名前:オドロキ×まこと3 mailto:sage [2007/05/03(木) 00:59:03 ID:mIKTfLa1]
- そしていよいよ約束の時間がやってきた頃。オレはと言うと・・・そわそわしていた。
そわそわのあまり携帯での時間確認を怠り、スタジオ到着が7時を5分過ぎてしまったぐらいだ。 正直に告白すると、オレの心の中には一つの期待が渦巻いていた。 ・・・そこ、軽蔑の目線を向けないでほしいな。オレだって、健全な一青年なんだよ。 あの事件から今までの間、オレとまことさんはちょくちょく顔を合わせている。 勉強を教えたこともあったし、夕食を共にしたこともある。・・・みぬきちゃんも一緒だったけど。 そういうわけで、オレはなんというか・・・まことさんのいろんな面を知っているわけで。 付き合いを重ねるうちに、相手に惹かれていく・・・そんなベタな気持ちもあった。 好意をもった異性から、夜、「一人で来てほしい」とのお誘い。勿論・・・その、期待するに決まってる。 まあ、その期待を否定するオレも居たわけだけど。何せ、相手はまことさんなのだから。 子供の頃から外界と隔離された空間に住んでいた人。・・・当然、アンダーな知識もないだろうし。 というわけでオレは、そわそわしつつもどこか諦めていた。わかるかな、この揺れる心情。 ・・・もっとも、まことさんの行動はオレの斜め上を行ってしまうわけだけれど。 冒頭のやりとり、実は声だけのものだった。厳密には、インターホン越しのやりとり。 勿論オレにはまことさんの格好など見えなかったし、まして事前に知る術なんてあるわけがない。 「・・・こんばんわ・・・」 よって、玄関を開けオレを迎えてくれたまことさんの格好に、オレが度肝を抜かれたのも仕方ない。 ・・・まことさんは、バスタオルを巻きつけただけというラフを通り越した格好でオレを出迎えてくれた。 オレの方は、唖然を通り越した無言でまことさんを見つめていた。 「・・・あの。どうかしましたか?」 「は。いえ。あの。別に・・・はい!大丈夫です!」 迷惑にも大声を出してしまうが、これも仕方ないと思う。裁判よりも予想外の展開を目の当たりにしたのだから。 まことさんは、無言で奥へと引っ込んだ。よく見るとスリッパを出してくれている。 入って来いという意味だと自己解釈し、オレは遠慮なくあがらせてもらうことにした。
- 233 名前:オドロキ×まこと4 mailto:sage [2007/05/03(木) 01:04:10 ID:mIKTfLa1]
- 通されたアトリエは、以前と比べて随分と片付いていた。
・・・なんというのかは知らないけど、絵を描く台も一つしか出ておらず、なんだか広くなったように感じる。 応接用らしきテーブルに腰掛け、まことさんから珈琲を出された辺りで、オレの脳はようやく正常に働きだした。 「あの・・・まことさん。ちょっといいですか?」 「 」サラサラ、シュパッ! お家芸のスケッチ。描かれた顔は見慣れた笑顔だった。 ・・・本人も満面の笑顔で居てくれているのだから、今更スケッチしなくてもいいのにとは思う。 とりあえず、どうぞ聞いてくださいの意味と自己解釈、質問を口にする。 「・・・何故、そんな格好を?・・・もしかしてお風呂上りだった、とか?」 「・・・?」 「いえ、本来オレが首を傾げるべき場面です。疑問符を浮かべないで下さい。」 「・・・お風呂は、夕方入りました。」 「あ、そうですか。」 ・・・まことさんは無表情に戻り、場には沈黙が訪れた。なんでそこで会話が終わっちゃうんだよ! どうやらまことさんはこちらの話を聞く態勢なので、オレは話を続ける。 「その・・・じゃ、なんでそんな格好なんですか?」 「 」・・・サラサラ、シュパッ! しばしの沈黙の後、スケッチブックに描かれたのは・・・白衣の人、女性?・・・思い当たったのは一人。 「・・・まさか、茜さんと何か関係が?」 「・・・相談をしたら、こうしろ、と言われたんです・・・」 茜さん、そういうことは弁護士のオレを通して・・・いや、関係ないか。落ち着け、オドロキホースケ! 今ツッコむべきなのは、この場に居ない黒幕に対してではなく・・・今のまことさんの発言に対してだろう。 「素朴な疑問なんですが、相談、とは?」 「・・・!」 ・・・タブーだったのだろうか。まことさんは俯いてしまった。もしかしたら、男には話せないタイプの相談だったのかもしれない。 バスタオルで客を迎えることが解決策になるような相談とは流石に見当もつかないけれど・・・ 「・・・私、あまり人と関わったことがなくて・・・」 おっと、考えてる場合じゃないようだ。いつの間にかまことさんは語り始めていた。 「だから・・・相談したんです。気持ちを伝える方法・・・」 そしてオレは、バスタオル姿の出迎え以上に唖然とさせられる羽目になるのだった。 「オドロキさんに、その・・・好きだ、と伝えたくて・・・」
- 234 名前:オドロキ×まこと5 mailto:sage [2007/05/03(木) 01:10:15 ID:mIKTfLa1]
- あまりに唐突な上、まことさんはいつもの無表情に見える。
なんだろう。告白をされていることに間違いはないのに、まったく実感がわかない。 さっき以上に唖然としているオレの目に、まことさんが身体の前で組む手がちらりと写った。 ・・・小刻みに震えていた。表情変わっていないのに、内心は緊張しているのだろうか。 そこまで考えて、ようやく実感が沸いて来た。いやはや、オレはなんて鈍い生物なんだろう。 「まことさん・・・その、ホンキですか?」 彼女は、コクリと頷く。まあ、疑ってなどいないけれど。儀礼的に確認をとっただけ。 「それは、オレもすごく嬉しいです。オレも、その・・・まことさんのこと、好きですから。」 「!」 言葉を失っているまことさんがいつもより可愛らしく見える。好きだと言って貰えたから、という現金な心情からだろうか。 「ただ、ひとつ疑問があるんですが・・・」 「?」 「その・・・『バスタオルで迎える』が、茜さんとの相談で貰った答えなんですよね。何故、そんな流れに?」 沈黙。いいかげん、慣れたけど。まことさんは考え込むようなしぐさを見せた後、ぽつりと呟いた。 「・・・そ、そうすれば後は・・・オドロキさんが察してくれる、と。」 「察して、って・・・」 困った人だな茜さん・・・まあ、どこかで感謝してるオレが居るから、一概に"困った"とも言えないんだけど。 「その・・・私、何もわからないので・・・好きな人とは、どんなことをするものなのか、とか・・・」 気付けば、まことさんの顔は真っ赤だった。何もわからない、とは言いつつも、おぼろげながらに把握はしているようだ。 ・・・頬を朱に染め、上目遣いにこちらをちらちらと見やるまことさん。・・・ここで、使いすぎな言い訳をまた使う。 正直、こんな彼女を目の前にしてしまったら・・・男として、リミッターが外れても仕方ないと思う。 「まことさん。」 「・・・はい。」 「その、もし良ければ・・・寝室に案内してもらえますか?」 外れたリミッターに従い、オレは・・・静かに席を立つ彼女に続いた。
- 235 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 01:25:40 ID:VwfD5gJq]
- 続き楽しみにしてる!がんばってくれ
- 236 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 01:40:39 ID:4DSk39Ux]
- うほぉーぃ!オドマコきたよぉー
続きが楽しみすぎる。ファイトだ。
- 237 名前:オドロキ×まこと6 mailto:sage [2007/05/03(木) 01:56:05 ID:mIKTfLa1]
- 寝室にてあっさりとバスタオルは取り払われ、雪のように真っ白な肌が露になる。
「・・・本当に、いいんですか?」 「 」サラサラ、シュパッ! 迷うことなく、笑顔を綴った彼女は、スケッチブックをベッドの下へとしまいこんだ。 続けて、精一杯の笑顔をオレに向けてくれる。・・・ちょっと固い気がするのは、絶対気のせいじゃないけど。 「・・・えっと、その。じゃあ・・・ベッドに寝てくれますか?」 素直に従い、横たわる彼女。曝け出される全身に、思わず息を飲む。 体重をかけないよう、ゆっくりとその上に跨りつつ、オレは彼女の肌をそっと撫でた。 「・・・ん・・・」 物静かなまことさんは、ベッドの上でも静かに声を紡ぐようだ。 どこか堪えているかのような喘ぎ。経験不足の否めないオレが相手を務めているせいかもしれないけどね。 「は・・・あ・・・」 白く、透き通るような彼女の肢体。汚されたこともないだろうその身体に、自分がこうして触れている。 その事実を思い返すたび、オレの中から何か熱いものが込み上げる。 まだ、ただその身体を愛撫しているだけだというのに、オレの身体はとてつもなく熱かった。 「・・・ふっ!」 オレの手が秘部をかすめると、それに合わせて身体をすくめるまことさん。 そんな反応のひとつひとつがたまらなく愛おしい。自然とオレの手が彼女を確かめる速度が上がる。 首筋に、胸元に、点々と、貪るようにキスを落としていく。その度に、彼女はくすぐったそうに身をよじる。 離れる身体を逃すまいと、強く抱きしめる。密着し、更に熱を帯びる自分自身の熱さが息苦しい。
- 238 名前:オドロキ×まこと7 mailto:sage [2007/05/03(木) 01:56:37 ID:mIKTfLa1]
- 「まことさん・・・力、抜いてもらえますか?」
「・・・はい・・・」 言われるがままに脱力する・・・が、それもどこかぎこちなく、固さがとれない。 そんな彼女を安心させたいという想いから、背中に回した手でゆっくりとその身体をさすっていく。 弱弱しい息遣いの周期が少しずつ早くなってきた頃、その身体からは警戒心がすっぽり抜け落ちていた。 「・・・痛かったら、言って下さい。ふぅ・・・できれば、キツイ思いは・・・させたくないので。」 「大丈夫・・・です。」 ぎゅ、っと抱きしめられ、オレの心も決まった。ゆっくりと、オレ自身を彼女の秘部へと沈み込ませていく。 ・・・彼女にとっては勿論、そこはオレにとっても未知の領域である。熱気と緊張で頭が煮えるようで。 「ふぅ・・・う、うぅ・・・」 「あ、だ、大丈夫、ハァ、ですか?」 「へ・・・平気、です・・・」 経験のなさとは哀しいもの。彼女の一声一声に過剰に反応してしまうオレは、やっぱり素人って奴なんだろうか。 勿論ゴムはつけているものの、その快感はまさに極上のもの。自然と腰が揺られる。 「あ、あっ、ううっ・・・」 振動に呼応するかのように、口から零れる声。それがさらにオレ自身に熱を帯びさせる。 「やっ、ああっ!はっ・・・ああああ・・・」 まことさんの喘ぎ声が少しずつトーンダウンする。と、同時に、オレと彼女との連結部から、トロリと液体が溢れ出してくる。 ・・・先にイかれてしまったらしい、何故だか少々焦ったオレは、負けじと快感を貪り続け・・・ 「はぁ、はぁ・・・うっ・・・」 目の前にフラッシュが炊かれたような感触を感じ、次の瞬間には強烈な眩暈に襲われ・・・
- 239 名前:オドロキ×まこと8 mailto:sage [2007/05/03(木) 01:57:25 ID:mIKTfLa1]
- 枕もとの時計が3時を指していた。どうやら、イった快感と共に意識を飛ばしてしまったらしい。
慌てて身を起こそうとして、自分の下に組み敷かれたままスヤスヤと寝息を立てるまことさんの存在に気付く。 紅潮していた頬はすっかりその色を失い、元の透き通る白さを取り戻していた。 愛らしいその寝顔に、軽くキスを落とす。そして、眠りを妨げぬようゆっくりと彼女から離れた。 ベッドに身を起こすと、とてつもなく頭がだるかった。初体験の反動か、まるで風邪でもひいたような頭痛。 オレは、何をするでもなく、ぼーっとしたままでベッドに腰掛けていた。 ・・・ふと、もぞもぞと背後で何かが・・・いや、どう考えてもまことさんだが、動く気配がした。 振り返ると、まことさんはすっぽりと布団の中に納まってしまっていた。右手だけが外に出て、何かを探している。 「まことさん・・・パッと見、おばけみたいなんですが。」 事後、最初の言葉にしては、なんとも色気がない。自分の語彙のなさにがっかりする。 言葉に応じたまことさんは、布団からにゅっと顔を出す。ちょうどミノムシの要領で。 こちらをじっと見つめる視線に何かを感じたオレは、慌ててベッド下のスケッチブックを手渡していた。 ・・・受け取るが早いが、再度布団にもぐりこむまことさん。中からはさらさらという音だけが聞こえる。 待つこと、三十秒。ちょっと時間のかかった作品が、彼女の顔と共に布団から生える。 そこに書かれていたのは、きらびやかな洋服・・・単刀直入に言う、ウェディングドレスというやつだった。 スケッチブックを顔の前に構えている所為で、まことさんの表情は見えないが・・・オレは、迷わずに話し出した。 「・・・まことさん。」 「・・・?」 「オレ、本気に受け取っちゃうタイプですよ?」 スケッチブックの裏からそっと覗く天使のような微笑み。オレはそれを、ずっと守っていきたいと思う。 そんなオレは、誓いの意味を込めて・・・その天使と、そっと口付けを交わした。
- 240 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 02:00:21 ID:mIKTfLa1]
- 終わりです。ところどころぬるくてすみませんが、許してやってください。ていうか許してくださいorz
結局宣言どおりに投下できたのは最初の部分だけというgdgdっぷりですが、許し(ry 正直好きな組み合わせなんで、これからもネタがあったら書きたいと思ってます。 >>234の投下直後、キーボードに突っ伏して寝てたなんて、口が裂けても言わないんだからね! では。良い連休を。
- 241 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 02:05:26 ID:VwfD5gJq]
- GJ!
無口なまことの意志をオドロキがちゃんと察するところに萌えた
- 242 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 02:08:06 ID:4DSk39Ux]
- やられた。ラストにキュンときた。
いいなあ、これ。 46分の空白の理由ワロタw無理せずがんがってくれww 俺もオドマコ書いてる途中で いろいろ迷ってたけどなんか吹っ切れた気分だよ。 やっぱオドマコいいわ。
- 243 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 10:19:09 ID:JjXdepU1]
- 色んな組み合わせ見れて新境地開拓できて楽しい。
オドマコ、あんまりピンとこなかったけど激しく萌えたじゃねーかよ!! 投下の直前に茜が耳年増言われてたからSSに出てきた茜のアドバイスに 知識だけキターーーと笑ってしまったw >>242 期待してる!
- 244 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 11:25:22 ID:VD/i7PuV]
- GJ!!!
素敵なプレゼントをありがとう・・・・・!
- 245 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 18:14:32 ID:xF4tZkvQ]
- >>243
>知識だけキターーー 俺も思ったwwそしてそれにも少し萌えてしまったw
- 246 名前:>>191 mailto:sage [2007/05/03(木) 20:42:35 ID:mpPyOYTO]
- 5分後に投下します
エロ無しでしかもシリアス気味ですがハッピーエンドなので よろしければ是非ご覧下さい
- 247 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 20:46:39 ID:PEqFEVJp]
- wktk
- 248 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 20:47:01 ID:mIKTfLa1]
- wktk
- 249 名前:成歩堂×茜(成歩堂視点)1 mailto:sage [2007/05/03(木) 20:50:36 ID:mpPyOYTO]
- ――終わった・・・。
絵瀬まこと氏への判決が下されたとき、僕はそう思った。 7年前のあの裁判、あの忌々しい事件への判決が永久に失われたときから、僕の弁護士としての時間は止まってしまっていたんだ。 そして今日、僕とあの男との決着を、若き弁護士と検事がつけてくれた。 全ては終わった。 この法廷にはもう僕の居場所はなかった。 今の僕は、そう、しがないピアニストなのだから。 「成歩堂さんっ!」 裁判所をでようとしてとき、彼女に呼び止められた。 振り返ると彼女は軽く走った後のようだった。 「茜ちゃん、か・・・。」 「成歩堂さん、帰るんですか・・・?」 「うん、ここにはもう僕の居場所はないからね。」 「・・・。」 彼女は少し下を向いた後、僕に一緒にカフェテリアに来るように言った。 裁判所のカフェテリアには以前来たときと相変わらず静かな雰囲気が漂っていた。 彼女は入り口から右に向かって3番目の席に座ろうとしたが、僕は呼び止めて4番目の席に座るように言った。 3番目の席はあの人が毒に倒れた席だったから。 僕はコーヒーを、彼女はレモンティーを注文した。 「成歩堂さん、全部、終わったんですよね?」 彼女が重い口を開く。 「うん、終わったよ。」 と、僕は答えた。 そして再び2人の間を沈黙が襲った。 僕も彼女もお互い気まずい雰囲気になって、何だか生きた心地がしなかった。 「あの時の約束、覚えてますか?」 「あの時?」 「日の丸スタジアムの事件の公判のとき、約束しましたよね。 全てに決着がついたとき、あたしに本当の事を話してくれるって。」 「あぁ、あのことか・・・。」 約束というのはガリューウェーブのライブ中に起きた殺人事件の公判中にしたものだ。 僕がオドロキ君を励まそうと被告人控え室に行く途中、彼女から爆竹の残骸を託された。 約束はその時の話の流れで何となく、ついしてまった。 自分の行動に、しまったなぁと感じた僕はそれを悟られぬよう、オドロキ君に証拠を渡すとき ”あの刑事さん”とあえて他人行儀に彼女を表現した。 しかし過失でとはいえ約束は約束、破るわけにはいかない。 「話して・・・くれますよね?」 「分かった、話すよ。」 僕がそう言うと、彼女は少し緊張した状態で唾を一度飲み込んだ。 僕は全てを話した。 或真敷ザックの弁護を担当するきっかけになったポーカー 僕が提出した手記の一部が捏造だと立証されるまでの経緯 みぬきを僕の養子に迎え入れたきっかけ オドロキ君とみぬきの真の関係 或真敷一座の魔術の上演権利譲渡について 他にも僕は数え切れないほど多くのことを語った。
- 250 名前:成歩堂×茜(成歩堂視点)2 mailto:sage [2007/05/03(木) 20:53:20 ID:mpPyOYTO]
-
僕はいつの間にか置いてあった、少し冷めはじめたコーヒーを一口飲んだ。 「これが、全てだ。」 「・・・。」 彼女は僕の話を聞きながら、静かに涙を流していた。 「ごめんなさい。」 「?」 「あたし、成歩堂さんが捏造なんてする人じゃないって信じてた、なのに・・・。 一度だけ、あなたの事を疑ってしまったことがあった、ごめんなさい・・・。」 「あの時の僕の態度じゃあ、疑うほうが自然だよ。 『君自身はどう思っているんだい?』だなんて、笑っちまうよね。」 「・・・9年前から比べて、あなたは変わってしまったと思ってました。 でも違った。あなたのその真実を追い求めるその瞳、それは今でも変わらないんですね。 あたしはそれが嬉しかった。」 彼女は頬に溜まった涙を一旦拭いて、再び話を始めた。 「それになのにあたしはその瞳を信じることができなかった。 最低な女ですよね、あたしって・・・。」 「それは違うよ茜ちゃん。」 「ううん、あたしはあなたの気持ちを裏切って・・・。」 異議ありっ! 「!」 「茜ちゃん、それは違うんだ。 いいかい?君は自分のことを酷い女だと思っているかも知れない。 でもね、君は僕のことをずっと慕いつづけてくれたじゃないか。 僕のことなんて嫌いになっても当然だと思っていたのに、君は変わらず僕を慕ってくれた。 僕はそれが凄く嬉しかった、嬉しかったんだ。 君は決して酷い女なんかじゃない。むしろとても素晴らしい女性なんだ。」 「・・・。」 彼女はもう一度、頬に溜まった涙を拭いた。 「成歩堂さん、弁護士に戻るつもりは・・・?」 彼女は僕が一番返事に困るような質問をぶつけてきた。 「さっきも言ったけど、ここにはもう僕の居場所はないんだ。 戻る理由もないしね。」 「どうして?どうしてそんなこと言うんですか? あたしは弁護士だったころのあなたに救われて、凄く格好いいと思いました。 正直、今のあなたの悲しそうな顔は見ていて心が苦しくなる・・・。」 「・・・。」 「あたしはただ、あなたに弁護士に戻って欲しいだけなんです。 それがあたしのわがままだったとしても・・・。 だめ、ですか・・・?」 彼女はただまっすぐに、僕を見つめていた。 「茜ちゃん、どうしてそんなに一生懸命なんだい・・・?」 僕がそう尋ねると、彼女は顔を赤らめ、一層強く涙を流し始めた。 そして何かを決意したかのように、言った。 「成歩堂さんが・・・、あなたのことが好きだから・・・。」 「君が・・・、僕を・・・?」 「あたしはあなたのことが好きなんです。愛しているんです・・・! だから、あなたの悲しそうな顔は、みたくないんです・・・。」 告白を終えた彼女は顔を両手で覆い、わっと泣き出した。 そんな彼女を見て、僕ははじめて彼女のことを”美しい”と思えるようになったんだ。 応えるべき返事を思いつくこともなく、僕はただ彼女に自分の胸を貸すことしかできなかった。
- 251 名前:成歩堂×茜(成歩堂視点)3 mailto:sage [2007/05/03(木) 20:55:27 ID:mpPyOYTO]
- 暫くして彼女は大分落ち着きを取り戻していた。
「落ち着いたかい?」 彼女は静かに頷いた。 僕はあの告白にどう応えればいいのだろう。 言葉では言い表せない彼女への気持ちに僕は戸惑っていた。 そんな時、僕はあの言葉を思い出した。 ”発想を逆転させる” 言葉では彼女に応えることはできない。 ならば行動で、彼女に応えようではないか。 「顔を上げてごらん?」 僕がそう言うと彼女はゆっくりと顔を上げた。 僕は何も言うことなく、彼女の顎に指を2本添えた。 「え・・・。」 そのまま僕は彼女の唇に、僕の彼女への気持ちを刻み付けた。 時間がゆっくり流れているかのような錯覚があった。 彼女の唇からそっと惜しみつつも僕は離れた。 彼女の瞳は焦点が合っていないようだった。 「これが、僕の気持ちだ。」 「成歩堂さん・・・。」 そして彼女は僕に抱きついてきた。 僕は抱きついてきた彼女を、そっと抱き返してあげた。 7年に及ぶ物語に決着が着いて、もうこの法廷に僕の居場所なんてないと思っていた。 でもそんな僕を呼び止めてくれる光に、僕は今ようやく気づいたんだ。 これからうまくやっていけるかどうか、正直自信はない。 でも僕が弁護士に戻ることで喜んでくれる人がいるというなら、それでもいいかな、と思えてきた。 小学校の頃から幼馴染として僕と付き合ってきてくれた御剣の為に 弁護士時代の副所長で、今でも僕と深く交流をもっていてくれる真宵ちゃんの為に 7年間僕のことを父親として慕いつづけてくれたみぬきの為に 僕に憧れて法曹界に入ったオドロキ君のために そして こんな僕を好きだと言ってくれた彼女――茜ちゃんのために 10月も中旬に入り、秋真っ盛りでこれからだんだんと冬への兆しが見えてはじめてくる頃。 けれど僕の心の中はそれとは正反対に、これからだんだんと暖かくなっていくの
- 252 名前:付け加え mailto:sage [2007/05/03(木) 20:57:20 ID:mpPyOYTO]
- 最後の文に「だろう」を加えてください。
ミスしてしまって本当にスマソです!
- 253 名前:反省 mailto:sage [2007/05/03(木) 21:12:56 ID:mpPyOYTO]
- よく見ると間違えがありすぎですね・・・、精進します。
- 254 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 22:48:36 ID:5On17Xl5]
- いやいやGJ!!
最後まで書けるだけでもスゴイと思うしさ・・・ ていうか、エロ無しも良いなって思い始めたmy revolution
- 255 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 23:08:11 ID:mIKTfLa1]
- >>253
乙! いいよいいよー、何だか頭がナルアカに浸かり始めたよー。
- 256 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 23:22:17 ID:5iqY4qdd]
- 7年後のやさぐれナルホドと家元真宵の話が読みたい
昔のほのぼのナルマヨとのギャップを楽しみたい
- 257 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 23:58:33 ID:VwfD5gJq]
- GJ!
原作のサイドストーリーとしてありえそうな話だと思った
- 258 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 02:03:04 ID:M/lbAtIn]
- >>256 今まさに書いてるよ。GWが終わる前には投下したい。
- 259 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 02:54:51 ID:o1yN9JoQ]
- うわあああああ!
GJ!!!!!!!!!!! 俺も負けてられねーなw
- 260 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 03:16:07 ID:O0hvh/G0]
- 何エロなくていいの じゃあオバチャン書いちゃうよ
いっとくけどオバチャン空気読まないよ
- 261 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 03:17:00 ID:O0hvh/G0]
- 開け放たれた縁側から、春の気配を徐々に帯び始めた風が
畳の匂いのする室内へと流れ込んでいた。 二人はほぼ同時に一杯目のお茶を飲み終え 彼女は以前よりもいくらか上品になった溜息をつき、けだるそうに背筋を伸ばして見せた。 彼女の両耳で、小さな丸いイヤリングが揺れている。 成歩堂は小皿の上に乗せられた幾つかのようかんの欠片のうちの一切れを口に放り込みながら 彼女の前に置かれている同じ皿の上には、既に何も残されていないことに気付き ほんのすこし、笑いを漏らした。 彼女は成歩堂が鼻を鳴らしたことに目ざとく反応すると 僅かに首をかしげながら、昔と比べて僅かに低くなった声で、呟いた。 「どうしたの?」 「早いね」 「何が?」 彼女は、成歩堂が口にした言葉の意味を理解しかねたらしく 今度は反対の方向に首をかしげ、不思議そうに瞬きをした。 「きみ、昔と変わってないね、って思ってさ」 「昔も何も、去年だって、遊びに来てくれたじゃない」 「え、そうだっけ?」 成歩堂がそう呟くと、彼女は奇妙そうに眉毛を潜めながら 僅かに身を乗り出し、成歩堂の顔を嘗め回すように見つめた。 「忘れちゃったの? なるほどくん、大丈夫? ぼけはじめた?」 どうやら彼女は決して冗談めかす訳ではなく、飽くまで真剣に、成歩堂の脳を心配しているようだった。 自分を真っ直ぐに見つめる、懐かしいその視線を前にして、成歩堂は再び笑い声を漏らす。 「去年は、久々に忙しかったからね。一年前が、もう、随分昔の事みたいだ」 「ふーん?」 成歩堂の言葉を聴くと、彼女は腕を組みながら左手を頬に添え、納得とも不満ともつかない、奇妙な声を上げた。 その仕種には、見覚えがある。 「……あの頃と比べて、っていうこと?」 「うん?」 「私が、あの頃から比べて、変わってないって思ったの? 彼女は頬杖をついたまま、丸い瞳だけを成歩堂に向け、すこし機嫌を損ねたような表情で、そう訊ねてきた。 成歩堂は、彼女の言葉について、ほんの少し考えを巡らせた後で、口を開く。
- 262 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 03:18:27 ID:O0hvh/G0]
- 「いろいろあってね。あの頃からしたら、ぼくは変わっちゃったな、っていうのを、改めて思い知ったんだ」
「そうかな? なるほどくん、そんなに変わっちゃった?」 「と、ぼくは思う。みんなにも、言われる」 「私は、そうは思わないけどな。ちょっと太ったくらい?」 彼女は組んだ腕を組み替えながら、小さな湯飲みの縁に口をつけ、小さく音を立てて、その中身を啜った。 「なるほどくんの事、ずっと見てたからなあ……わからないのかも」 「そうかもね」 「あ、じゃあ」 ふと、何かを思いついたように、彼女は湯飲みから顔をあげ、見開いた目で成歩堂を見つめた。 「何?」 「あたしも、変わっちゃってるのかもしれないね」 湯飲みをちゃぶ台の上に戻し、束ねた髪を直しながら、彼女は言う。 「なるほどくんは、それに気付いてないだけで」 「ぼくはずっと、きみを見ていたから?」 「うん!」 ほつれた髪の毛を背中側に押し戻すと、彼女は両手を胸の前で併せ、この上なく嬉しそうに微笑んだ。 そして、まるで何かを願うように両手を擦り合わせ、なにやら、2、3度頷いて見せる。 そう。その仕種にも、見覚えがある。 胸の奥がじわりと暖かくなるのを、成歩堂は確かに感じた。 「そうかもね」 彼女は成歩堂の相槌を聴くと、満面の笑みを浮かべ、大きく頷いて見せた。 そしてそこから、まるで火がついたように、嬉々とした口調で、色々な事を喋り始める。 昔の事や、今の事。彼女の事や、成歩堂の事。 彼女の表情に笑顔が浮かぶ事が増えるに連れて、彼女は成歩堂の知る仕種を繰り返すようになった。 成歩堂はそんな彼女を見つめながら、思う。 ……このマシンガントークは、昔の彼女には、無かったかな。 どうやら今の彼女には、少なからず、これまでに出会ってきた人々の影響があるのかもしれない。 「それでね、そうしたら……ね。昔のときにもさ……ほら、あの事件の」 しかし成歩堂は、そんな彼女の仕種の一つ一つを目で追うことに夢中で 彼女の話の殆どを、実は、全くと言っていいほど、聴いてはいなかった。 「あの時のあれ、やっぱりあたしの言うとおりじゃない? ね、なるほどくん?」 「……うん? そうだね」 不意に話を振られ、成歩堂は言葉につまり、彼女の顔を見た。 彼女は、素敵な答えを期待する瞳で、成歩堂の両目を見つめている 成歩堂はばつが悪そうに笑いながら、ポリポリと頭を掻き、ようかんをひとつ、口に入れる。 すこしだけ息の上がった、彼女の呼吸音。成歩堂の左胸の音。 風が吹き、一言。 「……いや。でも、アレは明らかに、キャタツだったよ」
- 263 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 03:21:35 ID:O0hvh/G0]
- 終わりですよ
ごめんなんか暴走した オチとかボンゴレ食われた
- 264 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 03:25:45 ID:KE0Jzoyu]
- >>261-263
リアルタイムで遭遇してwktkしながら見てました! ナルホドとマヨイの二人は一番好きなのでうれしかったです 最後のキャタツに思わずふきましたw
- 265 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 07:57:46 ID:rMFoRJKy]
- 前置きとヨウカンのせいでギリギリまで不安だったけど安心したw
うん、やっぱナルマヨはいいな。マヨイも5にでてきて欲しいなー。
- 266 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 08:51:00 ID:M7C112dL]
- よ、幼姦とな?
- 267 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 09:07:44 ID:diuYifQv]
- ナルマヨGJ!
癒された
- 268 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 09:14:17 ID:2bqPhmFh]
- だからカプ名を名前欄に入れろってば
- 269 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 12:04:58 ID:fo80Xtdo]
- この話の場合は「彼女」が誰かを読者に想像させるところがミソだから
カプ名を入れちゃネタバレになるだろ エロ話ならカプ名を入れてほしいと思うが、これは小話みたいなもんだし 必要ないんじゃね?
- 270 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 12:39:41 ID:rMFoRJKy]
- 山田との最初のやりとりを見ると
マヨイは強引かつ直球なくどき文句に凄く弱いと思うのだよ
- 271 名前:成歩堂×みぬき mailto:sage [2007/05/04(金) 16:38:43 ID:BY7crr7C]
- 他板のコピペっす。鬼畜注意。
「いやっ……パパ、やだ…やだぁ!」 「騒ぐんじゃない、ミヌキ!施設に行きたくはないだろう?」 施設 この一言に、ミヌキは肩を震わせた。 ただでさえ母は行方不明、父も姿を消し、孤独な彼女にそれは耐え難いものなのだ。 ニットがパパになってくれると知った時、どれほど嬉しかっただろう。 また失うなんて、彼女には死ぬより辛い、あってはならないこと。 それを見越したニットは、たびたびミヌキを慰み者にした。 まだ初潮すら迎えていない幼女をいたぶることに、暗い喜びを感じていたのだ。 自分を落ちぶれさせた証拠を渡し、そして全ての原因となった依頼者を父に持つミヌキ。 そんな彼女を痛めつけるレイポは、ニットの心の隙間を埋めてくれた。 「ほらっ、一度目に比べて段々とヨくなってきてるじゃないか…!」 「やああああ!指、いれちゃダメぇ!痛いいいい!」 「嘘つくなよ。こんな濡らして……まだ胸も小さいくせに、ここだけはいっちょまえに大人なんだな」 指先でミヌキの股間を弄くり回す。 真っ赤に充血した芽をクリっと摘むたびに、ミヌキは痙攣を繰り返した。 激しい愛撫のせいで濡れそぼったソコに指を突きたて、中をかき回してやれば「ああ」「はぁっ」とメスの声が漏れる。 男を受け入れる準備は、もう整った。 ニットは既に充血し、勃起した息子を取り出すと、ミヌキの両足を掴んで大きく広げた。 そして、男を誘うように濡れたソコへ……ムスコを埋め込んでいく。 「イヤあああああああああああ!!!!パパッ、助けてぇ!パパァア!パパ!」 「力を抜きなさい……ミヌキ、助けなんかきやしないんだよ…!」 今、彼女が呼ぶパパが誰のことなのか、ニットには聞くまでもなく分かっていた。 そのパパが、どれほど浅はかなのかということも。 彼女の本当のパパは、ポーカーでその人自身など見抜くことなど出来ていなかった…それだけだ。
- 272 名前:成歩堂×ラミロア mailto:sage [2007/05/04(金) 16:39:47 ID:BY7crr7C]
- 同じくコピペ。
「貴方には何とお礼を言えばいいか分かりません。ニットさん、本当に感謝しています」 「いいえ、お気になさらず。…それにね、お礼なら……言葉じゃなく、体で欲しいなぁ」 手馴れた素早さでニットはラミロアの手首を背後で拘束し、ミヌキがマジックに使う手錠で戒めた。 ソファに突き飛ばされ、服を脱がされ、豊満な肉体を露わにされているのにラミロアは抵抗もせず呆けることしか出来なかった。 突然のことに頭がついていかないのだ。 乳房だけではなく、いよいよ股間をも露出させられそうになったところで我に返ったが、既に何もかもが遅かった。 「な、何をするんですか!やめてください!嫌です!」 「はっはっは、そう怒らないで下さいよ。貴方の馬鹿な父親のせいで、ぼくは職を失い…7年間も貴方の娘を養ってあげたんだ」 「それは……」 「これくらい当然だと思うんだけど、違いますか?」 「た…確かに感謝はしています!でも、こんなことは嫌……!」 「……まぁ、いいでしょう。その方が燃えてきますし」 勢い良くラミロアのスカートを、下着と一緒に引きずり下ろす。 そこはまだ、当然何の反応もみせてはいない。 ニットはラミロアの股間に顔を埋めると、舌で股間を舐め回しはじめた。 濡れた舌先が敏感な箇所にねじこまれ、ラミロアは甘い声を漏らさずにはいられなかった。 あの事故があって、ザックと離れて以来忘れていた感覚。 久しぶりに味わう甘い快感に、身を委ねてしまいそうになる。 「さぁ……娘さんのように鳴いて下さいね。思いっきり」 「えっ」 娘のように、とはどういうことなのか。それを問う間も与えず、ニットはラミロアの中に怒張を突き立てた。 激しい揺さぶりと突き上げの中、ラミロアの頭の中からニットの言葉が離れなかった。 嫌が応でも一つの真実に辿り着くその言葉。 ラミロアは涙を溢れさせ、愛しい娘に謝罪の言葉を漏らしながら、ニットの蹂躙を受け入れ続けた。
- 273 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 18:57:33 ID:A6uJadGd]
- ニットってw
- 274 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 20:43:04 ID:7cggfbQm]
- アキラカにピンク難民板だなw
- 275 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 22:49:30 ID:yrYCfBd0]
- これは酷い
- 276 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 23:15:21 ID:VCOXP1Qj]
- ・・・(;^ω^)
- 277 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/05(土) 00:44:26 ID:e9goQbIU]
- >>229-
乙。ちょうどいいぐあいだと思 >>249- 萌えた しかし、エロがなくて良くなるということもないかと >>261- 陶酔しててキモイ 村上春樹好きだろお前 >>271- 久々にワロタ こういうアホなエロが溢れ帰ってたのが昔のエロパロなんだよな 今の新参はエロ無しでも良いとか言い出すから困る
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