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【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合8



1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/21(火) 00:08:30 ID:Sq8ZKsfg]
おう、ここは「ゼロの使い魔」「グリーングリーン」に代表される、
ヤマグチノボル氏の作品のエロパロを書くスレだ。
荒らし、それに反応するやつは俺様が叩き切ってやる!
お前らの心の震えで、SSを書き起こせ!
あと、次スレは480KBか、970レスを過ぎたら立ててくれ。

前スレ
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合7
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1162705335/

過去スレ
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合6
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1160901342/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合5
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1159793943/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合4
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158503087/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合3
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157554499/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合2
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156100259/
【グリグリ】ヤマグチノボル総合【ゼロの使い魔】
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141803280/

まとめサイト ゼロの保管庫wiki
wikiwiki.jp/zero/




332 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 04:01:23 ID:hHOsPCoB]
GJ! モンモン大好きだーーー!

そして、仕事と萌えとどちらが大事か、そんなこと
このスレに集う紳士ならば答えは一つ!

333 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 04:17:37 ID:gUVnh/1s]
GぅっJぅっ!!!
先生!運動会ってこんなにも素晴らしい物だったんですね!!
僕、真面目に学校行くよ!

334 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 04:41:45 ID:fglHYTRZ]
>>332
バカ犬ぅ!
あんたは与えられた仕事をきっちりこなさないとだめでしょっ!
し、しっかりとやる事やったら、……ご、ごごごご褒美を、ああああげるわっ!

っていうルイズが脳内に舞い降りたから、しっかりレポートやって学校いってくる。

335 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 05:34:55 ID:cMQKODSb]
アンリエッタ様よぉ、この際才人を奪っちまえ

336 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 11:55:52 ID:bXLDeCiO]
なにこれナニコレ、なにかしら。
終末でもないのにこの投下量

皆様GJ!

あと205さんは手は早そう
一回の投下量は多いし、最近豆に読めてしあわせだ

337 名前:294 mailto:sage [2006/11/28(火) 15:09:24 ID:RHuO97jj]
>>301
感謝

ウザが等られたりもしてるし、以降は黙るよ。


338 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 15:41:02 ID:9HAYR7bx]
久ぶりに覗いてみて改めてこのスレのクオリティの高さに感涙しております。
四日間のネット環境皆無な場所での業務の疲れが吹っ飛びました。
職人の皆様GJ!

>>331
クワトロさんと松本さんが運動会に来てたのはわかった。

339 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 15:47:46 ID:H0WSENM1]
ここはとてもいい運動会ですね
乙です

340 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 16:13:51 ID:d8b/F8DZ]
運動会なら胸が揺れるのとかがあってもいいと思うんだ。
まあ何がいいたいかというと胸革命を(ry



341 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 18:21:00 ID:hzDOftK/]
サイトの周囲は貧乳ばかりだから無理じゃね?

342 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 19:17:36 ID:kPdHnMZ1]
胸が無いのはルイズとタバサくらいのような…

343 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 19:23:33 ID:UV7o1VHO]
アメリカンジョーク風ゼロの使い魔

昼下がり、ギーシュが優雅に中庭を散策していると、中庭にあの時のテントが立っていた。
よく見ると膝を抱えたサイトがいる。その傍らにはまたもや拉致されたヴェルダンデもいる。
話しかけようと傍に行くと、サイトの両目に青あざがついているではないか。

「おいサイト、一体なにがあったんだ?」ギーシュがたずねた。

「女ってわかんないよなあ」サイトは答えた。

「ルイズと遠乗りから帰ってきてさ、部屋に戻ろうと階段上ってたら、
前を上ってたルイズのスカートが、尻の割れ目にはさまってたのに気付いたんだ。
だから、引っぱって直してやったんだよ。そしたらルイズの奴、
振り向きざまにこっちの目を殴りやがってさ!」

「そりゃ、当たり前だよサイト」とギーシュは呆れながら言った。
「それで、もう片方の目はどうしたんだ?」

サイトは答えた。

「いや、わざとそうしていたのかと思って、また押しこんでやったのにさ・・・・」


「ああああ、あのアホ犬!!!おっ、お仕置きの途中でどこ行ったの!!!」

サイトの明日は遠い・・・



344 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:23:47 ID:exjjRXTL]
女王アンリエッタの執務室で才人とアンリエッタは話しをしている。
「・・・ルイズが一礼してわたくしに平手打ちを・・・・」
アンリエッタは先日、ルイズの部屋で起きた事を才人に話している。
才人は恐縮しながら聞いていた。
「サイトさんが謝る必要はないのですよ?悪いのはルイズの気持ちを考えない わたくしなのですから」
アンリエッタはもう誤解されないように才人から手を引く覚悟を話し、ルイズに手紙を届けるように才人に頼んだ。
「そうだわ!サイトさん、珍しいお茶とお菓子が手に入りましたの」
話しが終わった後、アンリエッタは才人を寝室のバルコニーに通して二人はお茶とお菓子を楽しんだ。
「ちょっとここで待ってて下さいね」
女王らしくない言葉づかいになってアンリエッタは席を外した。
才人が待っていると、すぐにアンリエッタは戻ってきた。
「ひめ様・・・・その格好は?」
アンリエッタは平民が着るようなシャツとスカート、髪はポニーテールにして纏められていた。


345 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:24:32 ID:exjjRXTL]
「わたくし・・・いえ、わたしはひめ様じゃないですよ?アンといいます」
アンリエッタの戦略は女王アンリエッタは才人に手を出さないが、お城に住むアンという少女は才人に恋をする、という二重戦略だった。
「バレバレじゃないですかひめ様」
あきれる才人を気にせずにアンリエッタは才人の隣りに座る。
「気にしないで下さい、アンリエッタ女王としてのわたしは約束を守るといっているのです。今はお城に住むアンと言う名の女です」
にこやかに才人に詰め寄って腕を絡ませるアンリエッタに才人はたじろぐ。
「アンとよんで下さいまし・・・いえ、下さい」
言葉づかいまで変えて ふふふっと短く笑うアンリエッタは魅力的だった。
「アン」
「はい?」
「ルイズに知れたら二人ともひどい目にあいますよ」
才人は舞踏会の件でルイズに頭が上がらなくなっていた。
「では知られないようにしましょう」
才人の頬にアンリエッタの唇が触れた。
「ひ、姫さ・・・」
「アンです」
アンリエッタは拗ねた顔で訂正し、また唇で才人をつつく。
「アン、俺は嘘つくの下手だからルイズに知られてしまうと思うんです」


346 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:25:20 ID:exjjRXTL]
アンリエッタは少し考えて黙り、才人の顔を見てから ふふふっと笑う。才人にはいたずらっ子がとびきりのいたずらを考えた顔に見えた。
「わたしに考えがあります」
才人の唇はアンリエッタの唇によってふさがれた。
「アン、考えって?」
才人の質問はアンリエッタの唇が耳たぶまできた時に答えがきた。
「サイトさんには秘密です」
アンリエッタはポケットから白く長い手袋を出して両手につけて、才人にキスした。
才人はわけがわからず固まっているとアンリエッタの手袋はいつの間にか才人のズボンのホックを外していた。
「そのまま座っていてくださいね」
手袋をつけたアンリエッタは才人のソコを取り出し、触り始めた。
アンリエッタの白い手袋が才人のソコを撫で、握り、しごき、焦らすように止まる。
才人が んっと声を漏らすとアンリエッタの顔が才人のソコに近づき、ズボンと下着をすべて脱がされ、下半身だけ裸にされた。


347 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:26:13 ID:exjjRXTL]
アンリエッタの顔がさらに近づき、アンリエッタの顔が才人のソコにうずまる。
才人は自分のソコにあたる体温と息と感触に驚く、くすぐったいような感覚、何かがソコに塗りたくられるような感覚、アンリエッタが才人のソコをくわえていた。
アンリエッタの愛撫は容赦がなかった。例えるなら知識だけは豊富で経験のない少女特有の荒々しい愛撫、相手の快感より自分の欲望を満たすための強い愛撫だった。
才人が痛みを我慢する顔をして声を出す。
才人の声でアンリエッタの力が弱まり、心地よい感覚がやがて快感に変化する。
アンリエッタの口は深いストロークを繰り返し、そのたびにポニーテールが前後にゆらゆらと揺れる。才人は少し声をだす。
才人の声に嬉しくなったアンリエッタは先端部分をグラインドする。ポニーテールは左右にゆらゆらする。才人の息が荒くなり、ポニーテールは速さを増す。ゆらゆら、ゆらゆら。
アンリエッタはちらりと才人の呼吸を読んで白い手袋をつけた手でしごきながら唇をすぼめて先端部分のみをピストンする。
才人が少し大きな吐息を出してアンリエッタの口の中に熱いものが断続的に爆発を始める。


348 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:27:01 ID:exjjRXTL]
爆発の最中にアンリエッタはさらに才人を追い詰める、才人はたまらず体をくの字にして逃げる。才人のソコがアンリエッタから離れて上下に律動させ爆発しながらアンリエッタの頬を汚す。
アンリエッタもソコを逃がすまいと深く飲み込みなおし、腕を才人の腰にまわして二度とソコが口から外れないように固定する。
才人は最後まで逃げられなかった。才人のソコはアンリエッタの口によって根元まで飲み込まれ、逃げようとすると腰にまわった腕がぎゅっと ちから込めていて。逃げれば逃げる程才人のソコは深く飲み込まれたからである。
ポニーテールが才人の律動にあわせてゆらゆら揺れる。やがてゆらゆらがおさまりアンリエッタの顔がソコから離れる。
アンリエッタは才人の精を全て飲み込んでいた。
頬についた精を手袋をしたままの手ですくいとり口へ運ぶ。才人の視線を感じて んふふふっと頬を朱に染めて笑う。
才人は精を飲まれて感動しながら恥ずかしがっていた。目の前のアンリエッタがとてもいとおしく見えた。
「もうしばらく座っていてくださいね」
アンリエッタはシャツをはだけて、スカート、下着を脱いで才人にまたがる。


349 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:28:52 ID:exjjRXTL]
アンリエッタは熱い湯船につかるようにゆっくり腰を落としいく。
才人の正面にアンリエッタの胸が降りてくる。降りてくる胸がとまり、才人のソコがアンリエッタのソコに飲み込まれたのを告げるようにアンリエッタの口から熱い吐息が漏れる。
才人の顔はアンリエッタの胸の双球にうずまり、才人のソコはアンリエッタの中に吸い込まれていた。
アンリエッタが熱い吐息を才人の耳にかけながら動く、アンリエッタの胸も形を自在に変えながら才人をはさみ込む、アンリエッタのソコが潤みを増しながら才人のソコをしごきあげる。
才人にとって天国であった。
才人の唇が胸の先端を吸い上げる。アンリエッタの吐息が大きくなり、押し付けられる。
才人が腰使う。アンリエッタの腰も上下運動から前後運動にかわる。
才人が首を伸ばしてアンリエッタの胸元から首筋を舐めあげる。アンリエッタの吐息が大きくなり、アンリエッタの腰がグラインドを始め、搾る強さが増す。
「アン」
「なんですか」
「そろそろ離れないと・・・・」
「かまいません、我慢せずに出してください」
「でも・・・」
言葉はアンリエッタの胸によってふさがれた。


350 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:30:05 ID:exjjRXTL]
アンリエッタは才人の顔を胸にはさみ込み、搾りを強くして前後運動を始めた。
才人の吐息が胸に伝わり、才人の陥落までもう一息という呼吸が伝わってくる。
アンリエッタの前後運動は止まらない。
前後運動から逃げようにも椅子に座った状態では逃げられなかった。
アンリエッタが前後運動の最中にふるふる震えた時に才人はアンリエッタの胸の匂いをすいながらソコを爆発させた。
アンリエッタのソコも律動を始めていた。
アンリエッタの唇が才人の唇に触れ、才人は解放された。
「学院に帰る時はお風呂に入ってからにして下さいね」
才人とアンリエッタはキスしながらしばらく語りあったがアンリエッタの作戦は才人には秘密とのことだった。
甘いひと時がおわり、アンリエッタはアンからアンリエッタ女王に戻り、才人に手紙を渡した。
「仲直りの手紙です。必ず届けて下さい」
才人もシュバリエ・サイトの顔をして受け取り、城を出た。
才人が学院に到着する少し前、ルイズとシエスタが部屋にいる所に1羽のフクロウが舞い降りた。




351 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:31:16 ID:exjjRXTL]
「わわわっっミス・ヴァリエール!窓にフクロウがっ!!」
ルイズはフクロウの足についた手紙と小さな袋を受け取る。
『宣戦布告』という始まりの言葉が書いてある手紙だった。
手紙の最後には、『サイトさんがどちらかを選ぶまでサイトさんには秘密にしましょう』と締めくくられていた。
小さな袋の中には白い手袋が入っていた。
「手袋・・・ですか?」
シエスタは意味がわからないという感じで手袋を見つめる。
「サイトの匂いが付いてる」
ルイズは気づいた。
「そういえば指のあたりがシワになってて汚れてますね」
ルイズもシエスタも才人の身に何がおきたか理解した。
「ただいま」
才人が部屋に帰って来ると二人はあわててポケットに何かしまい込んでいた。
才人は気にせずに手紙を渡す。
「姫さまが仲直りしようってさ」
ルイズもシエスタも手紙を読む。
『女王アンリエッタとして・・・』
内容は謝罪だったがルイズもシエスタもアンリエッタの戦略に気がついた。
「ありがとう、サイト。わざわざご苦労様」
「ミス・ヴァリエール、こちらも手紙をだしましょう」
才人を珍しく労うルイズと笑顔のシエスタをみて才人も笑顔になる。


352 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:32:19 ID:exjjRXTL]
「手紙なら俺が届けるよ」
才人の言葉にルイズとシエスタはさらに笑顔になる。
「当たり前じゃないの、あんたが届けないと意味がないのよ」
「そうですよ、サイトさんじゃなきゃダメなんですっ」
言葉に含まれた毒に才人は気づかない。
二人は顔を見合わせて目で語り合う。
(協力します。 ミス・ヴァリエール、あなたが三番になるといろいろやっかいなので)
(なんであんたが二番なのよ!!あたしの使い魔なんだから一番二番とか関係ないでしょ!!)
三人はそれぞれ別の理由で笑顔だった。
「ミス・ヴァリエール、夕食が終わったら作戦開始です」
「そうね、それまでに準備するわよ」
才人は二人の会話がわからなかったが、二人は才人には秘密といってごまかした。
夕食が終わり、才人は少したってから部屋に入るように言われて、それに従う。
「サイトさん、入ってください」
才人が扉を開けると、ルイズは制服姿、シエスタはセーラー服姿だった。二人ともベッドに座っている
「い、い、い、い、犬、脱いでそこに座りなさい」
「なんでだよ!」
「今は何も聞かないでミス・ヴァリエールの言うとおりにしてください!!」


353 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:33:27 ID:exjjRXTL]
セーラー服姿のシエスタがルイズを援護する。
才人は文句をいいながらも下着一枚になり、二人の前に正座する。
(ミス・ヴァリエール、こういうことは思い切りが大事です)
(わかってるわよ!やればいいんでしょ!やれば!)
ルイズの黒いニーソックスが一本だけが才人の肩にかかり、ゆっくりと胸、臍、まで降りてくる。
「な、な、何を・・・ルイズ」
才人は突然の攻撃に立ち上がろうとする。
「動いちゃダメです。サイトさん」
シエスタの目が怖い。
座りなおした才人のソコに黒いニーソックスが触れる。
才人がぴくんと動く。ルイズも真っ赤になって才人の動きにたじろぐ。
黒いニーソックスはソコをほじくるようにつつく。
才人が真っ赤になって耐える。
「ミス・ヴァリエール、もっとやさしく」黒いニーソックスは大きくなり始めたソコを土踏まずで撫でる。
ルイズの息が荒い。オトコノコの証はルイズに挨拶するように脈を打ち始める。
黒いニーソックスは挨拶にこたえるように二本になり、才人のソコをやわやわ包む。「んうぉっ」
才人が声をあげるとルイズは真っ赤になってはさみこんだソコを左右にゆらす。やわやわ、やわやわ。


354 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:34:29 ID:exjjRXTL]
「サイトさん、下着も脱いでください」
シエスタも真っ赤だった。
才人が下着を脱ぐ。ゴクリと二人から音が聞こえた。
再び黒いニーソックスが才人に襲いかかる。今度は直にやわやわと。
才人は強い快感に声を出し、からだを引っ込ませる。黒いニーソックスはソコを逃がさない。
右の黒いニーソックスは触手のようにソコを指で上からつかみ、左の黒いニーソックスは横からソコを支える。
引っ張り出されて上から握られた才人のソコは指でよってうにうに揉まれて先端を磨き上げる。
才人はソコを鎮めようとするがルイズの下着の奥を見てしまい、余計に大きくなる。ルイズの下着は湿っていた。
ルイズの下着に気をとられてるとシエスタの裸足が才人のソコを横から指で握る。
下着をつけてないシエスタも湿っていた。
シエスタの茂みとスリットを見ながら興奮し、ルイズの黒いニーソックスが上からうにうにされて才人はたまらず声を出す。
「サイトさんの声、かわいい」
シエスタが嬉しそうに足の指で強く握る。
ルイズも息を荒くして動きを加速させる。
「ルイズ、もう止めてくれ!」
「ミス・ヴァリエール、指ではさんで強くしごいて下さい」


355 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:35:34 ID:exjjRXTL]
ルイズは才人の言葉で一瞬とまったがシエスタの声に従った。
ルイズの黒いニーソックスが才人のソコを強くはさみ込み、しごく、しごく。
ルイズの下着が露わになり、才人に湿った部分を見せつけながら、しごく、しごく。
才人はルイズのソコを凝視しながらしごかれて、爆発した。才人の白い精がルイズの黒いニーソックスに飛びかかる。黒いニーソックスは白い精を受け止めるべくソコを押さえに動く。
才人の白い精は勢いを増し、黒いニーソックスを超えてルイズの太ももまで届く。
ルイズが太ももの精を熱いと感じて足を引っ込めた時、才人はルイズの腰に飛び込んで抱きついた。
押し倒されたルイズは才人をはねのけようとするが力が入らない。
才人はルイズの下着のスリットを舐めまわしていた。
才人の舌がルイズのスリットをほじくる。
ルイズは手を才人の頭にのせてどけようとするがルイズの腰は快感にぴょこぴょこ勝手にくねり始めて力が出ない。
才人は下着をずらしてスリットを舌でなぞる。
ルイズの口から艶のある吐息が始めて漏れる。
シエスタがルイズの服を脱がせて裸にすると、ルイズのスリットは潤みを増して開き始めた。


356 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:36:40 ID:exjjRXTL]
才人はルイズのスリットに舌を挿入してルイズの胸のポッチをつまみあげる。
ルイズが腰を浮かして才人にこたえる。
サイトは浮いた腰を腕で固定し、スリットの穴の奥を何度もほじくる。
ルイズの足が開き、吐息が大きくなる。
才人は舌を硬くさせて小突起の付け根を形をなぞるように舐める。
ルイズのからだに変化が起きた。白い肌が赤く染まってゆき、スリット全体の体温があがる。
黒いニーソックスはルイズの腰を才人の口の前で固定する。
才人の舌はスリットをとらえたまま速度をゆるめない。
「だめぇーー」
ルイズの声に才人は舌をさらにめり込ませていじめる。
スリットが熱くなり、ルイズの声が一瞬止んだ後、スリットから熱いおしっこを出していた。
シーツを汚すまいと才人は舌で吸い続ける。おしっこが終わるとスリットから粘液が出てきたので舌を差し込み吸う。
「やぁん」
すごいかわいい声がルイズから漏れる。
ルイズのからだは真っ赤だった。
「ミス・ヴァリエールってわかりやすいですねぇ」
ルイズのからだは赤く熱くなり、絶頂が引いた後もルイズが気をやったことをまわりに知らせていた。


357 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:37:47 ID:exjjRXTL]
ルイズが才人にまたがり、腰を落とす。
ルイズが才人の上にちょこんと座った状態になり、才人の動きが止まる。
シエスタが才人の顔をまたぎ、クレバスを才人の口の上におき、小突起を才人の鼻にくっつける。
「わたしも・・・」
才人がその言葉の意味を理解したとき、すべてが遅すぎた。
クレバスからおしっこが噴き出して才人の口の中に侵入し、小突起と茂みは鼻の前でメスの匂いをかがせていた。
シエスタのスカートの中はメスの匂いでいっぱいで、おしっこは香ばしくて興奮して、ソコはルイズが根元まで飲み込んでいて、とにかく才人は腰をふり続けた。
メスの匂いをかぎながら、ソコはルイズと繋がり、快感が高まってゆく。
シエスタの匂いが強くなり、ルイズが押しつける動きを繰り返し始めた時、才人はルイズの中に精を注いだ。
ルイズも精が注がれたのを感じて動く、乗馬の得意なルイズの独特のリズムと動きは才人のソコを搾り、こすりあげる。
メスの匂いを鼻と口に詰め込んだ才人の腰がゆっくりとなり、やがてルイズをくっつけたままベッドに沈む。ルイズはまだ離れない。シエスタの腰が才人の顔の上で前後に動く。


358 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:38:47 ID:exjjRXTL]
ルイズのソコの中で精を注いでおとなしくなった才人のソコがまた膨らみ、暴れ出す。
ルイズはその感覚が気に入ったらしく、暴れ馬を乗りこなす様に腰を激しく使い、またすぐに果てた。
果てたルイズが才人から退くと顔にくっついたシエスタの腰が才人のソコを飲み込もうと降りてきた。
スカートに隠れて繋がりは見えないが才人のソコは熱い何かに包まれた。
シエスタがグラインドを始める。たまに前後運動を混ぜたグラインドは才人を追い詰める。
たまらずペースを落としもらおうと手で押さえようとするとルイズの手が才人の手を握って離さない。
シエスタのグラインドが才人のソコを丹念に擦り回す。搾りはきつくなってゆき、才人が あっと声をあげる。
才人の限界を呼吸から読み、シエスタの腰は深いストロークを繰り返す。
才人はルイズの手をぎゅっと握り、シエスタの深いストロークにベッドが深く沈んだ時に精を放った。
精を搾りながらシエスタの腰は奥でグラインドをさせて才人のソコからすべてを奪う。ルイズの舌が才人の喉から顎を舐めあげて才人に労をねぎらう。
才人の腰は抜けていた。


359 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:39:49 ID:exjjRXTL]
才人の両腕に二人の頭が降りてきて川の字になり、才人の両方の頬をルイズとシエスタの唇がつついた。
やがて両腕から寝息が聞こえると才人もすやすやと眠り始めた。

翌日、太陽が黄色いとぼやく才人はアンリエッタに手紙を届ける為に出発する。
「この手紙は仲直りの手紙だかんねッ ちゃんと届けるのよ!」
「ガンバッテくださいね」
ルイズはまるで決闘状を渡す顔で手袋を渡し、シエスタはガンバッテの部分に毒を含ませるが才人は気づいていない。
「それじゃいってくる」
お使いをたのまれた純真な子のような顔をして才人は馬の手綱を操り足でとトンと腹を叩く。
馬は才人をのせて走り出しす。
才人の姿が小さくなる頃、シエスタは空をみて口を開く、
「いそがしくなりそうですね」
ルイズも空をみてかえす。
「のぞむところよ」
才人は馬上で手紙の入った懐を手で確認し、空を見上げて 仲直りができてよかったなぁと嬉しそうにつぶやく。
才人のゆく遥か空に黒いニーソックスと本当の手紙を運んだフクロウがいそいでお城に飛んでゆく。
才人の預かり知らぬ所で、才人を舞台にした乙女達の戦争は火蓋を切ろうとしていた。


おしまい

360 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 19:40:12 ID:UV7o1VHO]
あ、危なかった・・・あと10数秒遅かったら、
俺の拙いアメリカンジョークで大作に茶々入れるところだった・・・



361 名前:あとがき ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 19:40:59 ID:exjjRXTL]
乙女達の戦争

この物語はこれでおしまい。
次の物語は、またいづれ。


それではっ

362 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 20:00:22 ID:exjjRXTL]
貼り付け失敗。すまぬ。

363 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 20:06:54 ID:exjjRXTL]
二時間後に357からのSSを張り直します。

364 名前:ルイズと犬 [2006/11/28(火) 20:29:24 ID:pLwuY9+o]
「待ちなさいっ、この馬鹿犬ー!」
「ま、待てるかー」

いつもの昼休み、女子寮の廊下で才人とルイズは相も変わらず追いかっこをしていた。
他愛のない話題でルイズをからかい、怒ったルイズが才人に躾をする。
いつもの見慣れた風景であるが‥‥‥‥この時は少し違った。

「鍵かけ忘れたお前が悪いんだろーが。しっかし、まさかお前が俺に隠れて
バストアップ体操してるなんてなぁ。そんなことしないでも、
お前はナイチチのままで十分かわ・・・」
「しししししっ、死ねーーーーー!!(怒)」

ルイズの杖から閃光が飛び出す。


チュド−ン!!
ひゅ〜・・・。
グシャッ。


何時もより余計に力が入ったルイズのエクスプロージョン。
”ポンッ”ではなく”チュドーン”を食らった才人は、まるで紙クズのように舞い上げられ、勢い良く床に衝突した。
あまり聞き慣れない、人が地面に衝突する”グシャッ”という音。
才人は時折手足をピクピクさせて気絶している。

「「「「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」」」」

やり過ぎた、と呆然とするルイズ。
いつもの事だと遠巻きに見ていた生徒達も、あまりの惨状に唖然としている。
なんとも嫌な白い沈黙が流れた。


365 名前:ルイズと犬 [2006/11/28(火) 20:30:54 ID:pLwuY9+o]
「なあ娘っ子、ヤバイんじゃない?」
「そ、そうね・・・(汗)」

デルフに言われてハッとするルイズ。
慌てて才人に駆け寄って呼びかける。

「おーい相棒、生きてるかい?」
「サイト、サイト・・・。しっかりしてよぅ。ひぐっぐすっ」
「‥‥‥‥‥‥‥‥」

問いかけに答えない才人にルイズは泣きそうになる。
取り巻きの生徒たちが先生に知らせに行こうかと思う直前、才人の瞼が開いた。
大丈夫だよね・・・。兎に角呼びかける。

「相棒、気が付いた?大丈夫かい?」
「ぐすっ、サイト、返事して、ぐすぐす」
「‥‥‥‥‥‥‥‥(キョロキョロ)」


意識が戻ったは良いが状況が認識できないのか辺りに忙しく視線を巡らせるサイト。
心配そうなルイズとデルフの視線を浴びながら暫し無言。
やがてルイズを認識したのか、じっと瞳をルイズに向けてニッコリ微笑む。
そして、おもむろに一言。

「‥‥‥‥‥‥‥‥わん!」
「「‥‥‥‥‥‥‥‥?」」
「あー、どうした、相棒?」
「さ、サイト?」
「くぅ〜ん、わんわん!」
「「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(汗)」」

何やら嫌な予感が二人に走る。

「なかなか面白い冗談だなぁ、相棒。心配したよ」
「サイト、良かった。心配したんだから」
「わんわん(嬉)」
「「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(大汗)」」


366 名前:ルイズと犬 [2006/11/28(火) 20:32:21 ID:pLwuY9+o]
たら〜んと、頭に大きな汗が浮かぶ。
冗談では済まない展開にルイズは焦った。

「あ、あはは、どうしたのサイトったら?犬の物マネ?
今更そんなことしなくても、あんたは私の使い魔なんだからね。
あんまりふざけてると本当に犬扱いするわよ?
ほら、”お手!”嫌なら早くもとに・・・」
「わん(シュタッ!)」
「「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(汗)」」
「‥‥‥‥‥じゃ、じゃあオカワリ」
「わん(反対シュタッ!)」
「「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(大汗)」」

才人に尻尾があったら絶対に引き千切れんばかりにフリフリしてると断言できる状態だった。
非常にマズイ‥‥‥‥‥‥で、でも何かしら、この感覚。
いつもはブスっとしているサイトが満面の笑顔でお手してる。
何の疑いも無くオカワリまで‥‥‥‥‥はうっ!こ、これは効くわ。
わ、私の言う事なんでも聞いてくれるの?ぎゅっと抱きしめて、きききキスをしてもらって、そ、その先も?
あ、あうあうあう〜(赤)

「サ、サイト様かわいい・・・(ポッ)」
「た、確かに超カワイイ‥‥‥‥‥‥って!な、何よあなた達!!」

いつの間にか、周りで様子を見ていた女子生徒たちが才人の周りを囲んでいた。
全員頬を染めて、うっとりした顔になっている。

「‥‥‥‥‥‥サイト様、私にもお手を」
「キュ〜ン(困り)」
「‥‥‥‥‥‥ミス・ヴァリエールの言う事しか聞かないみたいですわ、使い魔だからかしら?」
「あ、あったり前でしょ?私が俺、か、か、飼い主なんだからねっ!!」

最初は冗談でワンワンしているのかと思ったけど、どうやら違うらしい。
ルイズの虚無で頭部に強い衝撃でも受けたのか、才人は本当にワンちゃんになってしまったようだった。
ど、どーすんのよ、コレ(滝汗)


367 名前:ルイズと犬 [2006/11/28(火) 20:33:13 ID:pLwuY9+o]
「娘っ子、昼休み終わるけど、いいの?」
「ちょ、どうするのよ!?あんた何とかしなさいよっ!!」
「お前がやったんだろうに。それに、剣の俺にどうしろと?」
「あぅ・・・。」
「‥‥‥‥‥‥‥‥じゃ」
「「”じゃ”じゃないわよ〜!!」
「‥‥‥‥‥‥‥‥じょ」
「”じょ”でもな〜い!!‥‥‥‥‥‥あ!コラ、鞘に戻るな!ちょっとー!?」

頭(?)に特大の冷や汗を貼り付けたデフルは、知らん振りで鞘に戻ってしまった。
後には同じく特大冷や汗のルイズと才人が残る。ど〜すんのよ。
まあ、取りあえず。

「こ、こらサイト、スカートに顔突っ込まないでよ(汗)」

ルイズにじゃれている才人がスカートに顔を入れたので、ルイズは真っ赤になった。
何時もだったら足と魔法をダースで打ち込むところだけど、こんなつぶらな目をした犬サイトにそんなことは出来ないのであった。


368 名前: ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 21:50:50 ID:exjjRXTL]
359から張り直します。

369 名前:乙女達の戦争 ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 21:52:24 ID:exjjRXTL]
才人の両腕に二人の頭が降りてきて川の字になり、才人の両方の頬をルイズとシエスタの唇がつついた。
やがて両腕から寝息が聞こえると才人もすやすやと眠り始めた。

翌日、太陽が黄色いとぼやく才人はアンリエッタに手紙を届ける為に出発する。
「この手紙は仲直りの手紙だかんねッ ちゃんと届けるのよ!」
「ガンバッテくださいね」
ルイズはまるで決闘状を渡す顔で手紙を渡し、シエスタはガンバッテの部分に毒を含ませるが才人は気づいていない。
「それじゃいってくる」
お使いをたのまれた純真な子のような顔をして才人は馬の手綱を操り足でとトンと腹を叩く。
馬は才人をのせて走り出しす。
才人の姿が小さくなる頃、シエスタは空をみて口を開く、
「いそがしくなりそうですね」
ルイズも空をみてかえす。
「のぞむところよ」
才人は馬上で手紙の入った懐を手で確認し、空を見上げて 仲直りができてよかったなぁと嬉しそうにつぶやく。
才人のゆく遥か空に黒いニーソックスと本当の手紙を運んだフクロウがいそいでお城に飛んでゆく。
才人の預かり知らぬ所で、才人を舞台にした乙女達の戦争は火蓋を切ろうとしていた。


おしまい

370 名前:あとがき ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 21:53:33 ID:exjjRXTL]
乙女達の戦争

この物語はこれでおしまい。
次の物語は、またいづれ。


それではっ



371 名前: ◆manko/yek. mailto:sage [2006/11/28(火) 21:55:54 ID:exjjRXTL]
張り直し終わり。
少しだけ反省してる。


372 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 22:14:58 ID:Z/iUUN4Q]
>>344-359
久しぶりの超新作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! GJ!
次回作期待。。

373 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 22:19:32 ID:6Vumcyi9]
もう新作ラッシュうれしい限りっす
職人さんたち乙かれ

374 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/28(火) 22:32:40 ID:ZJP+ml/+]
>>364
いい、、、犬サイトGJ!

375 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 00:01:12 ID:b7NWguqn]
アニメのルイズのCVの人の顔と経歴に驚嘆したのは俺だけじゃないはずだ。・・・違うかorz

376 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 00:15:05 ID:y/2ThjyM]
犬サイトキボンヌ

377 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 00:41:15 ID:H9pvJcRd]
ちょwほんとに犬にする発想は無かったw
超GJ!!

378 名前:ルイズと犬 [2006/11/29(水) 01:29:17 ID:K6hSs9Mk]
で、午後の授業開始。
ルイズの横をしっかりキープするサイトを伴って席に着く。
ちなみにサイト教室までの移動は4速歩行、まさに犬だった。
さすがに首輪はしていないけれど‥‥‥‥‥‥もう完全にご主人様とペットって感じだ。

「「「「「「「‥‥‥‥‥‥‥‥(じ〜)」」」」」」」
「‥‥‥‥‥え〜、ミス・ヴァリエール。ソレっていうかサイト君は、どうしたのかね?」

教室全体からの視線が痛い、代表して教壇のコルベール先生が問い掛けてくる。
『いやぁ、ナイチチのご主人様を怒らしちゃったんですよ〜、はっはっは』とでも答えてくれれば、ドンナに嬉しいだろうか。
しかしルイズの机の右側にワンワン座りする才人は、ルイズを追いつめる純真な瞳で見詰るだけで何も言ってはくれない。
だってワンワンだから(汗)

「‥‥‥‥‥何の変哲も無い私の使い魔です。ちょっと頭打ってワンワンになってるけど気にしないで下さい」
「そ、そうか‥‥‥‥じゅ、授業の妨げにならんように注意してくれよ。では教科書11ページから始めようか」
『『『『『『それだけかいっ!?』』』』』』

クラス全員の内心突っ込み、しかしコルベールは授業に集中する。
流石にコノ程度には、もう慣れている様子であった。


379 名前:ルイズと犬 [2006/11/29(水) 01:33:57 ID:K6hSs9Mk]
ワンワンになっても常日頃からきつーい躾をされているので、ルイズだけに意識の全てを集中する犬才人。
どうすればいいのかしら?
今後どうなるかの不安があるし、流石に自分が原因なので、才人をワンワンのまま放置する罪悪感もある。
一方で、心の隅っこで喜びを感じてないと言えば‥‥‥‥‥‥‥‥隅っこどころか相当嬉しかったりする。
ルイズも年頃の女の子だ。
普段は絶対に言わないけれど、大好きな才人が自分を慕うワンワンになればそりゃ嬉しい。
ちょっと思い浮かべてみる。
お手、オカワリ‥‥‥‥‥‥○ン○ン‥‥‥アレやコレ‥‥‥‥はふぅ(激赤)
いつもサイトを犬扱いしてきたけれど、こ、こんなにふわふわしちゃうなんて。
だ、駄目よしっかりしないと。
私がサイト守ってあげるの!!
だ、だって私がサイトのごごごご御主人様なんだもん(超赤)

「厭らしい顔ねぇ、ルイズ」
「・・・・・・・・・涎垂れてる」
「あんた、自分の使い魔に何させてるのよ」

近所のキュルケとタバサとモンモンから冷たい視線と非難が飛ばされるが、妄想真っ只中のルイズには聞こえないのだった。
そんなこんなで授業は進む。
普段から騒ぎを起こしている2人だけあって、すぐに皆も慣れてきた。
犬才人にもすっかり慣れて、気にしない。
まあ一部の女子生徒がワンワン座りの才人を撫でようとして、ルイズの鬼のような視線に手を引いたりした程度だ。
ルイズも最初こそ不安だったけれど、根は真面目なのでキチンとノートをとっている。
しかし平常心、平常心と念仏の如く唱えてはいるが‥‥‥。


380 名前:ルイズと犬 [2006/11/29(水) 01:35:42 ID:K6hSs9Mk]
「くぅ〜ん、くぅ〜ん」
「ど、どうしたのサイト?」
「きゅ〜ん(ショボン)」
「‥‥‥もしかして退屈とか?」
「わん!」

何故か意志の疎通が出来てしまうけど元が人間、というか今も完璧な人間なので気にしない。

「い、今は授業中なの。少し我慢しなさい」
「・・・・・・きゅ〜ん(泣)」
「あ、あぅぅ。そんな目で見ないでよぅ・・・。ほ、ほら頭なでなでしてあげるからっ」
「わんわんっ(嬉)」

床に座る才人の頭を優しくなでてあげると、気持ち良さそうに手に頭を摺り寄せてくる。
‥‥‥‥は、犯罪ね。これは。
サイトったら顔をパーカーから半分だけチョコンと出して。
あぅあぅ・・・な、なんて目で見つめてくるのよ。

「わんわん!」
「き、気持ちいい?私もサイトが喜んでくれると嬉しいわ」
「きゅ〜ん(嬉)」

普段なら絶対に言えない台詞も自然と言える。
しかし無理も無かった。
目を細めてナデナデを堪能する犬才人は、心地が良いって”きゅ〜んきゅ〜ん”鳴いている。
ルイズは可愛いを人生で最大に使用する瞬間が到来したと確信した。
だ、だってあのサイトが”きゅ〜ん”だもん。
甘えた様な甘美な響きが頭の芯まで響くの。
はぅ、も、もう駄目かも・・・。




381 名前:ルイズと犬 [2006/11/29(水) 01:48:27 ID:K6hSs9Mk]
続きはまた今度でー

382 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 01:55:03 ID:7aGxugj1]
はやくうううううううううううううううううう

383 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 02:09:20 ID:zOWcESgf]
>>378
> 「‥‥‥‥‥何の変哲も無い私の使い魔です。ちょっと頭打ってワンワンになってるけど気にしないで下さい」
> 「そ、そうか‥‥‥‥じゅ、授業の妨げにならんように注意してくれよ。では教科書11ページから始めようか」
> 『『『『『『それだけかいっ!?』』』』』』

この辺、どこかで読んだと思ったら「佐祐理わん」だな

384 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 19:35:49 ID:+4CH9r4B]
というか全体的に「佐祐理わん」のキャラを置き換えただけだな

385 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 20:09:38 ID:3TkagbCT]
ただのパクり?

386 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 20:18:35 ID:7STwZd/4]
元ネタを知らない俺としてはどうでもいい

387 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 20:27:40 ID:fr5lSi+L]
原作も色々パクってんだし別にいいじゃん
続き楽しみにしてるよ

388 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 20:28:26 ID:fY4V8M2U]
気に入らなきゃスルーしろよ。
反応しても自分の首絞めるだけだぞ。

389 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 21:10:10 ID:8YI4cwGh]
さすがにかここまで露骨なパクリはマズイだろ…常識的に考えて……。
気に入った、気に入らないというレベルの話じゃないと思うが。

390 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 21:37:55 ID:UOhzlcoM]
褐色の文豪曰く
『確かに盗作した。でも私のほうが面白い』

決論的に萌えればOK



391 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 21:41:35 ID:OEi0LUx5]
元ネタ知ってるが、面白いから
いいんジャマイカ?
GJ!

392 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 21:46:49 ID:vVpN0odo]
んー、原文まんまじゃないならいいんじゃないかと思うが。
別にこれで金取ってる訳じゃないし、お遊びの範囲として許してあげたら?
ただ>>383の言うように露骨に同じ部分があると言うなら、作者さんはせめて
「この話には元になった作品がありまして〜」みたいな但し書きをつけるべきだったんじゃないかね。
「他人が苦労して考えたネタを勝手に使ってウケ取りやがって」みたいに怒る人もいるだろうし。
少なくとも礼儀とか敬意とかが足りてないように見えるのは事実だ。

393 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 21:47:22 ID:v70ADjUk]
今『佐祐理わん』を確認したところ、

@『佐祐理わん』はKANONの二次創作である。
A『ルイズと犬』は『佐祐理わん』のキャラ置き換えであって、
 ほとんど原文(?)から変化していない。

以上の事が確認出来ました。
『ルイズと犬』と『佐祐理わん』の作者が同一人物なら問題ないでしょうが、
違うとなると問題になりませんか?
……もっとも2chで本人証明など出来はしませんが(汗

394 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 21:57:26 ID:98+7M7Uv]
ここは萌えれば盗作でもパクリでもいいとか言う馬鹿ばっかか?
つーか作者は物書きとしての誇りさえ無いんかね

395 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 21:59:57 ID:MkJKhI3Y]
『使い魔はコンと咳をして』
みたいにクロスオーバーにしたら問題なかろ


396 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 22:02:28 ID:/SbCGDQ0]
物書きじゃないからいいんだろ、別に

397 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 22:06:50 ID:pqxHDVOz]
萌えるのが一番大切でしょ。
オリジナルでつまらないよりは百倍マシ

398 名前:392 mailto:sage [2006/11/29(水) 22:08:17 ID:vVpN0odo]
って原文まんまなのかよ! そりゃいくらなんでもアウトだわなw

>>394
誇りがないからこういうことが出来るんじゃねーの?

>>395
あれも原文まんまなの? かのこんは読んだことねーんだけども。
違うんなら一緒くたにするのはとんでもなく失礼だぞ。

とりあえず作者の釈明が聞きたいところだが、無理だろうな。
こういうのがバレた場合、こういう手合いはドロンしてもう二度と出てこないもんだし。

399 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 22:08:25 ID:swHAjXI5]
そういうの気になる人は原作だけ読んでれば

400 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 22:13:08 ID:98+7M7Uv]
>>398
そりゃそうだな

つーかやっぱり馬鹿ばっかだ



401 名前:純愛センター mailto:sage [2006/11/29(水) 22:16:24 ID:N3KDcKKL]
ほんの少し投下…
短くしか投下できなくてすいません…



402 名前:純愛センター mailto:sage [2006/11/29(水) 22:18:04 ID:N3KDcKKL]
「起きなさい!平民」
「ひでぶっ!」
サイトは寝起きに北斗…ではなくトーンキックを鳩尾にくらい悶絶していた
目を開けると桃色の少女が仁王立ちしていた
「ごめんなさい、ご主人様!今すぐに洗面器を用意するから飯抜きだけは…」
サイトの奴隷根性は二、三ヶ月では抜けないらしい
「洗面器はいいから。アンタこれから暇なの?」
サイトはまだ半分寝ぼけた頭を使って考える
(なんだ急に…これから暇かってオレには買い物が…イヤ、ちょっと待て。女の子が男に暇を聞くって…まさか!?)
いや、有り得なくはない。あっちはオレのことわからない訳だし、昨日のオレの格好良さに惚れて…
参ったなぁ。ルイズさんオレに一目惚れですか。一目じゃないけど…
「暇なの?暇じゃないの?どっち!?」
「はい!暇でしゅ!」
「ならついてきなさい」
と言って向かった先は昨日サイトが追い出された宿屋だった
(おいおい、まさかいきなりGo To The Bet!?まだ朝だぜ!?ルイズさん、ちょっと大胆すぎ…って鼻血があぁぁぁああ!)
「ハイ、これ」
鼻血を吹き出していたサイトにルイズがとても大きな荷物を渡した
「これからロサイスに行くから。アンタ荷物持ち兼用心棒。いちおう剣士みたいだし」
サイトはやはり奴隷だった

403 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 22:21:36 ID:H9pvJcRd]
個人的には面白かったから改変元有る無しはあまり気にならないんだけど、嫌な人は嫌だろうからやめた方がいい気はするねぇ。
直接「やめてくれ」って言えるのは元の『佐祐理わん』を書いた作者(と一次著作者?)だけだとは思うけれど。

404 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 22:30:40 ID:H9pvJcRd]
>>402
GJ!
思い込みの激しさと犬根性だけはどうあっても変わらない才人に合唱。

405 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 22:40:17 ID:swHAjXI5]
GJ!次回楽しみにしてます

406 名前:純愛センター mailto:sage [2006/11/29(水) 23:02:15 ID:N3KDcKKL]
電池切れてた…


サイトとルイズはロサイスへ続く道を歩いていた
「なぁ、ルイズ」
「何よ、っていうか何でアンタ私の名前知ってんのよ」
「そこは気にするな。なんでシエスタは連れてこなかったんだ?」
「これから行くとこはシエスタには見られたくないの」
あそこは…私の一番大事な場所だから
「オレはついてきてよかったのか?」
「荷物持ちと護衛はいないと不安じゃない」
でもそれだけじゃない…
この平民が側にいてくれるだけで安心する
街にいるもっと強そうな傭兵を雇わなかったのはお金の問題だけではない
この人なら絶対に私を守ってくれる
そう感じたからこそ彼を選んだのだ

サイトはもちろん行き先はわかっていた
だから敢えて聞く
「そこに何しに行くんだ?」
「前言った探し物を探しに来たの。正確には人だけど…」
「どんな人なんだ?」
ルイズは考えた
どんな人だったんだろう…
わかるのはその人の背中とシエスタが話してくれたことだけ
「顔は思い出せない…けど大事な人」
サイトは「オレがそうだ」と言いたい衝動にかられながらも必死にそれに耐え、言葉を紡ぐ
「もし会えなかったら?」
「会うまで探す。」
「会ってどうすんだ?」
「…決めてない」
サイトは心で願った
そして誓った
神様…イヤ、ブリミル様か?
ガンダールヴにしろなんか言わない
オレとルイズをくっつけろなんかも言わない
「なら…」
どんな辛いことされたっていい
次こそ、この命をあげたっていいから
だから…
「お前がソイツに会えるまで」
このワガママだけは許してくれ
「オレがお前を守ってやる」
もう一度…命を賭けて…

407 名前:純愛センター mailto:sage [2006/11/29(水) 23:03:00 ID:N3KDcKKL]
ありがとうございますm(_ _)m

投下遅くてすいません…

408 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 23:20:14 ID:HccWg2j1]
一般的に個人サイトでは投稿作品を除く全てのコンテンツについて、その著作権が管理人にある。
一次、二次作品に関わらず、「全てのコンテンツ」において。
また、投稿作品についても同様にそれぞれの作者に著作権がある。
よって、明確な許可が書かれていない限り、サイト上のいかなる情報も無断で転載、転用、借用、盗用等することは禁止される。

これって「インターネット」を利用する上で最低限守るべきマナーであって、常識だと思うのだが。
萌えればとか、物書きじゃなきゃとかいう理由で、そのマナーを無視していいわけじゃない。
そして盗用された作者本人じゃなくても、そのことはきちんと指摘すべき。
常識を持つ大人が万引きしてるガキを抑えるのと同じ。

>>407
GJ!
十分に更新早いと思うよ。
無理しない程度にガンガレ。

409 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/30(木) 00:11:56 ID:48XeNx/p]
つーか急に増えたな。今までどこにいたんだ?
荒れ過ぎると関係ない人まで作品貼るのやめちゃうから次はやるなよ、くらいでもうやめれ。

410 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/30(木) 00:23:59 ID:gfFFTf9F]
こんなときこそ雑談掲示板の出番じゃないか?ということで誘導

保管庫の雑談掲示板 議論はこちらで
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/7927/1162204142/

>>407
GJ



411 名前:261のひと mailto:sage [2006/11/30(木) 02:44:53 ID:yUmEFYQ1]
運動会ネタ
>>323-330つづきです。
って、まだ運動しません……人の話によっかかった挙句、いまだ導入部。
……しかも展開が無理があるし強引……許して……

412 名前:1/4 mailto:sage [2006/11/30(木) 02:45:29 ID:yUmEFYQ1]
腕の中のルイズの身体が熱っぽい……
潤んだ瞳が、熱く俺を見つめている。
「ルイズ、もうちょっとだけ我慢しろよ」
俺の言葉も耳に入っていないようだった。
黙って俺の身体にしがみつき、俺の胸に唇を押し付ける。
荒い呼吸が服を通して感じられる。
(本当に大丈夫か?)
「サイト……あの……ね?」
いつもキャンキャン喋るルイズが、ぽつぽつと搾り出すように喋りだす。
………もっと早く……なんで俺の身体はこんなに遅いんだ……
「いいから黙ってろ、大人しくして俺の言うことをきけっ!!」
病気の時くらい大人しくしろ、そう言いたかった。
でも、口走った瞬間自分の馬鹿さ加減に嫌気が差す。
『なんて言い方よっ、わたしはわたしがやりたい様にするわよっ』
『ご主人様に命令?……へー、いい身分になったわね?』
等々、ルイズの言いそうな言葉が俺の頭の中をよぎる。
体調が悪い時に興奮させるわけには……
「はい……サイト……ごめんなさい、大人しくしてるね」
……へ?
それだけ言うと、黙って俺を見つめている……
うれしそうに微笑みながら……
ヤ、ヤバイ………
「き、気をしっかり持てよ?大丈夫だからな?」
……絶対変な病気だぁぁぁぁ、
ル、ルイズが壊れたぁぁぁっぁあ
気ばかり焦る俺の胸に、ルイズの手がそっと添えられる。
俺の形を確かめるように、そっと撫で擦る。
熱っぽい目で自分の手を、俺の身体を見ながら幸せそうにしているルイズを見て。
何かいけないものを見てしまったような、罪悪感を覚える。
ルイズが大変な時に……
(色っぽいって……思ってしまった)
見ていられなくなって、前を見て全力で急ごうとする。
「……やだ……わたし……みて?」
……急ごうとした………これ……だれ?
「あ……ごめんなさい、大人しくしてるね」
……いや……本当に。
「すぐに医務室に着くからな、ちゃんと掴まってろよ?」
一刻の猶予も無さそうだった。
剣を抜いている時に比べると、絶望的なまでのスピードで前に進む。
「はい」
小さく答えたルイズが俺の身体に掴まる。
一瞬、ずっとこのままでもいっかなーと思ってしまう自分が許せん。

413 名前:2/4 mailto:sage [2006/11/30(木) 02:46:02 ID:yUmEFYQ1]
「ほんとーに、申し訳有りませんでしたっ、枢機卿」
ひたすら頭を下げる。
この国の実質的な最高権力者を誤解で殴り飛ばした。
……どこかに飛ばされるかもしれない。
それだけは避けたかった、たまには鄙びた女の子も良いかも知れんが……
都会の方が数が多いからな、女の子の。
「まったく、けしからん。ちょっと背後からうなじを見つめたり、胸の谷間覗き込んだだけではないかっ」
こぶしを握りしめ、目を見開いて叫びだした……いやマテ。
「あと、結構鈍いからこっそりクンカクンカとかしただけだろうに」
……このおっさん、有罪?
謝ってるのが馬鹿らしくなってきた。
「こーっそり部屋に居たら、気づかずに着替えだしたりとかした時は捕まらなかったではないかぁぁぁ」
えーっと、おっさん、ちょっとまてや。
エキサイトして今までの戦歴の数々を語りだす、鳥の骨を冷めた目で見つめる。
陛下……よく今までご無事で……ってか隙多すぎです。
「……なんじゃ、その目はっ」
しまった……謝罪中だった。
「もっとみろぉぉぉぉ」
……いや、ポージングとかいいから。
この国の中枢って……大丈夫か?
騎士って転職できるのか?
そんなことを考えていると、部屋のドアが開け放たれる。
「誰かいるかっ?」
サイトが勢いよく飛び込んでくる。
誰かを腕に……あれは……
……いや、正直助かった。
「失礼、枢機卿。ミス・ヴァリエールです」
彼は虚無を知る人間のうちの一人だ、
「うむ、彼女は我が国の最重要人物の一人だ、行きたまえ。
先ほどの事は不問にふそう」
鳥を揶揄される小さな目を細め、うってかわった静かな声で指示する。
やはり、上に立つものは違う。
枢機卿を見直した瞬間
「あー、お互いに口外無用ということで」
……そんな理由だったのか……
脱力したままサイトの前に立つ。
「どーしたー?」
「ルイズが変なんだよっ」
自分を心配するサイトをうれしそうに見つめる、ミス・ヴァリエール……
「いつも通りじゃないか?」
「いや、だって、うれしそうに俺見つめたり、熱っぽい瞳だったり、
切なげに溜息ついたり、………」
のろけに来たのか?こいつは。
「あー心配いらん、そのうち冷める。」
馬鹿馬鹿しい。
パタパタ手を振ってサイトを追い払おうとするが、食い下がってくる。
「ほ、本当ですか?」
「あー間違いない、間違いない。経験者は語る、だ。」
そう言った瞬間、サイトの腕の中で小さな活火山が破裂した。
「そんなとこないもんっ、わたしとサイトはずっと、ずっとぉぉぉぉ」
ちっ、色ボケめ。
「ほら、元気になっただろう?」

414 名前:3/4 mailto:sage [2006/11/30(木) 02:46:33 ID:yUmEFYQ1]
アニエスに医務室を追い出されて、応援席に向かう。
サイトは何かぶつぶつ言ってるけど……ちょっと緊張が解けた。
アニエスわざとだったのかしら?
ありがとうって、後でお礼を言うべきかしらね。
校庭が見えてきた……サイトに抱っこしてもらえるのもあと少し……
「あの……あのね、サイト」
サイトが黙って頷く。
照れてるのかしら?
「わたし……ね、サイトが使い魔で良かったよ」
コクコクって動く首が、『聞いてるよ』って言うみたいで……
「その……ね、でもね、使い魔じゃなくても……
サイトが側に居てくれるのがうれしいの。」
目を瞑って、一世一度の覚悟を決める。
小さく息を整える
「大好きだよ、サイト。
あの……ね、この運動会が終わったら……わたし……部屋で待ってるね?」
シエスタは片づけで遅くなるって……そう聞いたから。
意味、分かってくれるかな?
もうわたしサイトのものだから。
好きにして、良いんだよ?
そっと目を開くと、サイトが優しい瞳で頷く。
わたしの小さな胸の奥が、狂ったように切なさで満たされる。
「…………っ」
声が……出ないよ……サイトォ……
コクコク
は?
サイトの視線は……遠くに固定されたまま……コクコクって…は?
視線をたどる。
………走ってるツェルプストー?
たゆんたゆん?
コクンコクン!
……サ……イト?
「あっ、わりぃ、ルイズ。なんか言った?」
視界が真っ白になる。
……そう……サイト……へー、そうなの。
妙に静まり返った頭が、次の瞬間沸騰した。
ムネか?ムネなのかぁぁぁぁぁぁ
「ごめんね?サイト♪、聞いてなかったなら別にいいのよ?」
サイトの首に手を回してから……
全身を使って足を跳ね上る。狙いは顔面。
膝が目標を捕らえて、ペキって小さな音が肌で感じられる。
うふふふふ
「ぐおぉぉぉぉぉ」
「聞いてなかったんなら……残念なことねぇぇぇぇぇ」
二度と言わないわよっ、この馬鹿ぁぁぁぁっぁあ。
この運動会で、今一番運動しているのは間違いなくわたしだ。

415 名前:4/4 mailto:sage [2006/11/30(木) 02:47:07 ID:yUmEFYQ1]
馬鹿犬馬鹿犬馬鹿犬馬鹿犬馬鹿犬
思考がループしていた。
「あーもうっ、馬だか鹿だか犬だかはっきりしなさいよっ!」
校庭で揺れる胸たちを横目に、わたしは叫ぶ。
周りが変なものを見る目で見るけど……しらないもん。
「あんなの、脂肪のかたまりじゃないっ」
……これ見よがしに揺れてる……
くやしくないもん。
……エクスプロージュンのスペルってどうだったかしら?
…………
はっ、危ない。
怒る対象間違えたらだめよね?
「サイトのばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
周りが皆逃げて行く中、叫ぶわたしを呼び止める娘がいた。
「ルイズ、ちょっとこっち来なさい。」
モンモランシーがわたしを無理やり引っ張っていく。
モンモランシーの手……暖かい。
人気のないところまで来てから、モンモランシーはわたしに向き直る。
「恥ずかしいわねー、あんな人前で……ってルイズ?」
モンモランシーが少し屈んでわたしを覗き込む。
驚いたようにわたしを見ているのは……どうして?
「ルイズ、あなた泣いてるの?」
え?
言われるまで気がつかなかった……わたし……泣いてたんだ。
モンモランシーがわたしを抱き寄せてくれる。
「何か有ったのね?」
……モンモランシーも……柔らかい……いいなぁ……
「……あの……あの……ね……」
しゃっくりあげながら……モンモランシーに訴える。
「わたしも胸欲しいよぉぉぉぉぉ」
モンモランシーは固まりながらも落ち着くまで側に居てくれた。

「サイテーの男ね」
事情を最後まで聞いたモンモランシーがサイトをばっさり切り捨てる。……で、でもね
「良い所もあるもん」
ほんとだよ?いいところあるんだから。
「ふっちゃえば?そんな男」
…………少し考えてみたけど……
「無理……よ」
大げさな溜息をついた後モンモランシーは言った
「じゃ、運動会で最優秀選手になりなさい」
え?
「な、なんで?」
脈絡無い……わよね?
「最優秀選手に贈られる商品の目録に……『革命の秘薬』があったから」
……そ、それって
「聞いたこと有るでしょ?」
「む、胸が……革命的に……」
噂でしか聞いたことがない秘薬。
「えぇ、数年前にアルビオンで存在が確認された秘薬よ、アルビオンのはどこかの貴族が使ったらしいけど……目録には未開封って書いて有ったわ」
涙が止まった。
自分の足でしっかりと立ち、校庭を睨みつける。
「モンモランシー……」
「なぁに、ルイズ」
「……わたし……行くわ」
参加者を募集している受付に向かって踏み出す。
「そう……がんばってね」
目指す位置はたった一つ。
そして……最終目的は、
「これでサイトの視線は独り占めよぉぉぉぉ」

416 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/30(木) 02:52:30 ID:yUmEFYQ1]
次からやっと競技させれるかな?
いや、ルイズに真面目に運動させるネタが思いつかなかったんですよぅ。

……そのためだけの無理やりな展開と構成で、なんかごめんなさい。
やる競技はこれから考えます。

ではっ

417 名前:名無しさん@ピンキー [2006/11/30(木) 07:19:21 ID:LecErziU]
>「えぇ、数年前にアルビオンで存在が確認された秘薬よ、アルビオンのはどこかの貴族が使ったらしいけど……目録には未開封って書いて有ったわ」

バストレボリューションのことかぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!

418 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/30(木) 18:43:42 ID:Tqol6Vkj]
胸が革命しているルイズなんてルイズじゃ無い!彼女は胸が無いからこそ…(ぉ
秘薬が実は(地球から流れ着いた)女性ホルモン剤とか言うオチだったりして…w

419 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/30(木) 19:17:12 ID:HPa1cWLB]
革命的に感じやすくなる〉視線で逝く〉そのままエロ
でFA

420 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/30(木) 21:15:58 ID:a/ZtOArt]
新聞呼んでたら週刊○春の広告が掲載されてたんだ。
んで、ぱっと目に入ったこの見出し

「巨乳のクセに清純派 <とある女優さんの名前> は女の敵!」

がルイズ声で脳内再生されたんだが、俺もうダメかなぁ…


女優名をシエスタとかテファとかに変えて語尾を「敵よ!」にすればまんま…
ルイズさん、こっちの世界でライターやってたのかw
…などとくだらないこと考えながら、今晩も神々の降臨を待つ



421 名前:コリコリ [2006/12/01(金) 00:57:52 ID:PXdAL2B6]
>>415
エクスプロージュン×
エクスプロージョン○

422 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/01(金) 01:40:53 ID:l+a5hCk9]
夜中に目を覚ました時サイトがいなくて、帰ってくるまでベッドの中でじっとしてて
「もう…どこ行ってるの…」
と涙目でサイトの居た辺りにのの字を書いてて、
帰って来たときには
「アンタ!どこ言ってたの!」
と、ツンぶりを存分に発揮して結局、
「目が覚めちゃったじゃない!」
「どうすりゃいいん
だよ!」
「…寝かせなさいよ」
「へ…?」
「…疲れたら寝る…から…」
「え…っと、つまり…」
「…命令。寝かせなさい」
と、実は好きものになってるルイズを…

誰か書いてくれorz

423 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/01(金) 02:28:29 ID:7peSHeWt]
足腰立たなくなるまで責め立てて気絶させるのか…
エロいな。

424 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/01(金) 03:39:32 ID:+18hw03r]
丸一日投下がないのって、久々?

贅沢だとは分かっているが、さみしいなぁ


425 名前:アメジョ風に便乗 mailto:sage [2006/12/01(金) 08:52:15 ID:1JdWneN9]
ある使い魔が、自分を愛している3人の女の中で
誰を結婚相手にするか長いこと考えていた。

そこで彼は3人に500エキューずつ渡し
彼女らがその金をどう使うか見ることにした。

ルイズは、高価な服と高級な化粧品を買い、最高の美容院に行き、自分を完璧に見せるためにその金を全て使って こう言った。
「私はあなたをとても愛しているの。だから、あなたが町で一番の美人を妻に持っているとみんなに思ってほしいのよ」

シエスタは、夫になるかも知れないその使い魔のために新しいマントやシャツ、馬と馬具を買って、 残らず使いきる と、こう言った。
「私にとってはあなたが一番大切な人なんです。だからお金は全部あなたのために使いました」

アンリエッタは、500エキューを利殖に回し、倍にして男に返した。
「私はあなたをとても愛しています。 お金は、私が浪費をしない、賢い女であることをあなたに分かってもらえるように使いました」

使い魔は考え、一番おっぱいの大きい女を妻にしようとして、3人全員からぼこられた。

426 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/01(金) 09:02:27 ID:0w8ZIasl]
最初の2行でオチが読めたぞw

427 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/01(金) 10:47:27 ID:D9fJ8Kln]
>>425
そのネタはもう随分前から使われてるぞw






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