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いもうと大好きスレッド! Part3



1 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/16(水) 21:59:51 ID:KQ5EvNIL]
妹萌えのすばらしさについて存分に語り合おう

前スレ いもうと大好きスレッド! Part2
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124321186/l50

前々スレ いもうと大好きスレッド!
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1077717174/

まとめサイト
sslibrary.gozaru.jp/


関連スレ
お姉さん大好き PART3
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123263241/l50

【友達≦】幼馴染み萌えスレ9章【<恋人】
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1153405453/l50

2 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 22:14:23 ID:IdNPAsn6]
1の人、ベリー乙

新スレ誕生と2getの祝いに近日中になんか書くであろう

3 名前: ◆BokUNiNIjE mailto:滋養強壮age [2006/08/17(木) 00:04:22 ID:BybU963r]
>1
 乙です。そして>2氏の作品に期待。

4 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/17(木) 15:54:17 ID:L0Lt6X4K]
ぉっぉっ

5 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/17(木) 16:34:22 ID:ynldfuhN]

『あっ、もう起ってるし…やっぱり、お兄ちゃんってえっちだね…』

『…もしかして、私だから?』

6 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/17(木) 23:58:50 ID:mwDQuotR]
ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ

7 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/18(金) 16:35:08 ID:/2+V0THa]
「お兄ちゃーん、授業の復習したいから教えてー」

「はいはい。で、なんの科目だ?」 
 
「今日ね、保健の授業で男と女がセックスすると赤ちゃんが生まれるってきいたの」
 
「!?」
 
「ホントかどうか確かめたいから手伝ってー」

「ちょ、おま、ズボン脱がすなって!!」

「うわー、教科書の絵とそっくりー」

「やめ、くぁwせdrftgyふじこlp」


続きは各自脳内補完してください

8 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/18(金) 23:22:47 ID:K+8571aO]
  ヽ(・ω・)/
 \( \ノ  ズコー

9 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/18(金) 23:37:33 ID:Txf5QtfE]
一部の学校では精液ごっくんとかも教えるらしいねぇ

10 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/18(金) 23:53:21 ID:eHzqQ9i8]
>>9
まじか?



11 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/19(土) 00:55:55 ID:5ph9CiHy]
もうdat落ちしてるけど、

【政治】 "性行為図解、精液飲み…" ひどすぎる性教育で、文科相が全国調査実施表明
news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1110507532/

【政治】「自分の性器見る授業」「男女ごちゃ交ぜ教育」 過激性教育、全国から3500事例…自民調査チーム
news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1121418309/

エトセトラエトセトラetc...

12 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/19(土) 20:35:11 ID:y3otwWlM]
よし、このネタを使って誰か一筆書くのだ

13 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/20(日) 23:36:02 ID:dgTbmFYk]
   ヘ('A`) ねこにゃんダンス
     ( )ゝ
  ((( < ̄< ))))

         ノシ
      (((( (  ) ))) ねーこにゃんだんす
    ρ('A`) ヘLL  

   ヘ(゚∀゚)  ねこにゃんダンス!ぃぇぃ!
      ( ) ゝ   
       |し

14 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/21(月) 22:13:53 ID:UBdg/KBm]
妹はまだかっ

15 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/21(月) 22:22:54 ID:Me7+2/J4]
妹はだかっ

16 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/21(月) 23:00:52 ID:UBdg/KBm]
(;´д`)ハァハァ

17 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:35:11 ID:55bZssIE]
前スレの埋め要員のつもりが…容量もあれなんでこっちに投下します

題名は、『謀りごと』↓


18 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:36:13 ID:55bZssIE]
 学校を終え、俺は帰路についた。

「ただいま、っと」

 家に入ると、玄関には妹の春菜の靴と、由紀の靴が2足きれいに並べられていた。
 由紀は春菜の友達で、もう何度も家に遊びにきており、俺も幾度となく顔を合わせた
事がある。
 春菜の部屋の方からは何やらわいわい騒ぎ声が聞こえてくる。
 ああ、そういえば昨日春菜が由紀を誘って勉強会をやるって言ってたなあ。お茶でも
差し入れてやるか。
 そう思いたって、台所でお茶を沸かし、茶菓子と一緒にお盆に載せて春菜の部屋へと
向かった。

「春菜〜、お茶持ってきたよー」
「兄ちゃんサンキュー、入ってきて〜」

 部屋の前まで行って声をかけると、陽気な声が返ってきた。


19 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:37:11 ID:55bZssIE]
 ドアを開けると勉強机を挟んで春菜と由紀の姿が見えた。
 春菜の方は、キャミソールにスカート、由紀の方は、普通のTシャツと可愛らしい
ひらひらの付いたスカートのようだ。
 夏が近いこともあって、2人とも割りと薄着である。
 2人とも顔がほんのり赤い…?それに何だか目が少しトローンとしてる気もする。

「親は?」
「ん〜、今日も帰ってこないって〜〜」
「そうか」
「お邪魔してます、健一兄さん♪ふふっ」
「ん?ゆっくりしてってね」
「兄ちゃ〜ん、お茶〜〜お茶〜〜♪んふふっ」
「ん?はいはい」

 今日はヤケに2人のテンションが高いなあと思いながら、足元に気をつけてお茶を
机の横まで運んできた。

20 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:38:10 ID:55bZssIE]
 そこで、ふと春菜の足元を見ると、何やら缶が落ちているのが目に留まった。
 それは紛れも無くチューハイ缶であった。

「!? 春菜それ飲んだのか?」
「んふふっ、飲んでないよ♪」
「いや、栓が開いてるじゃん!」
「だって〜、冷蔵庫見たら〜これしか入ってないんだもんっ」
「バカっ、茶を沸かして飲めよ」
「だってぇ〜…」

 そこまで言うと春菜は口を尖らせてブーたれた。
 まさかと思い由紀の足元にも目を移すと、案の定フタの開いた缶が転がっている。
 由紀はニコニコと満面の笑みでこっちを見上げている。

 あちゃ〜、酒を入れておいたのは失敗だったかな…。俺も若い頃にはよく親の目を
盗んでは(以下自主規制)
 ま、とりあえず残ってる1本を飲みつつ様子でも見ますか。

 俺はそこまで考えると、机の横に座った。
 そして2人を観察し始めた。




21 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:39:10 ID:55bZssIE]
 2人は日常の他愛もない話をしているようだったが、やがて一通り話し尽くしたのか
会話が途切れた。
 しばし沈黙の後、由紀が頭を垂れて伏し目がちにぼそぼそと語り始めた。

「あのさ、春菜。私の好きな人誰だか知ってる?」
「知らない。ひょっとして孝ちゃんとか?」
「慎くんだよ」
「ふ〜ん。ま、真面目だし優しそうだし良いかもね」
「でも慎くんは春菜のことが好きなんだって…」
「ええっ!? 知らなかった〜」
「だって春菜は慎くんの事なんて眼中に入ってなかったんでしょ? 口を開けば健一
兄さんの事ばっかし」
「わぁあああ!! それは言わない約束でしょ!!」
「ほんと、何が負けてるって言うのよ。胸だって大差無いじゃん。この質感の違い
かあ?」

 そこまで言うと由紀は、春菜の胸を服の上から両手で揉み始めた。

22 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:40:10 ID:55bZssIE]

「きゃんっ、えっ!?ちょっ、たいむ、んっ」
「何が"たいむ"よ」
「やっ、兄ちゃんが、見てるはぁっ」
「意識すること無いじゃん…それとも、やっぱりそうなのね」

 春菜の息遣いが荒くなってきた。
 由紀は春菜を押し倒し、力加減をよりいっそう強くした。

「あはぁぁ、んおねがぃぃ、んはぁ、はぁぁ」
「健一兄さん、ほらっ」

 春菜の喘ぐいやらしい姿をボーっと見ていた俺に、由紀はいきなり話をふってきた。
 ほらとは何だ。俺に一体どうしろと言うのだ。この状況が飲み込めないと言うのに。
 しかし由紀は、そんな事を考えて動けないでいる俺の両手を掴むと、春菜の胸へと
いざなった。

23 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:41:13 ID:55bZssIE]

ぷにゅ

 と、俺は春菜の胸に手を押しつけられた。
 この感触は…キャミの上からではあったが、間違いなく女の子の膨らみのものだ。
弾力もある。
 それにノーブラなのか、乳首の突起まで分かってしまう。
 じかに触っているのかと勘違いしてしまうほど触り心地が良い。

「ひゃんっ、おにぃちゃっ、やめっ」

 春菜は顔をよりいっそう潮紅させながらそう言った。
 春菜の淫らな姿がもっと見たい!
 俺はいつしかそう思うようになっていた。
 すべすべしたキャミの上にポッチが浮き出ているが、そこを重点的に攻めてみる。
 キャミと乳とが擦れるように揉みくちゃにしてやると、反応が一段と増した。

「ダメだっ、てばっ、はぁんん」

 春菜は体中を火照らせながら声を荒げて喘いでいる。


24 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:42:10 ID:55bZssIE]
 俺はキャミの中に手を入れ、乳首を摘まんだ。

「ふっ、んっ、あんっあはぁぁあああ!」

 体が小刻みに震えた。どうやら軽くイッてしまったようだ。
 腕で顔を隠しているので表情は分からないが、肩で息をしてて、意識もままならない
様子だ。
 俺の呼吸も荒かった。
 俺は征服感と満足感でいっぱいだったが、徐々に罪悪感にさいなまれていった。

 ハッとして慌てて春菜から離れる。
 俺は今、完全に妹である春菜を女として見てしまっていた。
 しかも手を出して、あろうことかイカセてしまった。
 兄としてそれはイケナイことだ。
 たとえ、春菜がそれを望んでたことだったとしても。

「健一兄さん」

 声をかけられてパッと振り向く。

「…勃起してますね」
「あ、いや、これは…」

 由紀に勃起してたのがバレてしまう。
 俺が春菜を女として見ていたことも。

25 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:43:10 ID:55bZssIE]

「健一兄さん、春菜が何を求めてるのか分かりますよね?」

 由紀はゆっくりそう言うと、俺に手を差し出すよう合図した。
 手を差し出すと何かが手の上に置かれた。
 それはコンドームだった。

「今日はこれで失礼します」

 由紀はニコッと笑顔を見せると、帰っていった。
 俺はどうしてよいか分からず、ただ春菜の横に添うようにして寝転がり、頭を撫でて
やっていた。
 しばらくそうしていると、意識がしっかりしてきたのか春菜は俺に抱きついて、顔を
俺の胸板にうずめてきた。

「兄ちゃん……好き、大好き」
「おいおい、酔っ払ってるのか?」
「確かに私は酔ってるよ。でもこれはホントの気持ちだから」

 そう言うと春菜は俺にキスをしてきた。
 目にはうっすらと涙を浮かべている。

26 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:44:10 ID:55bZssIE]

 俺は悟った。
 今まで春菜に欲情しても、何が春菜の幸せかを考えて自制してきた。
 でも、それはしなくても良いことだったと。
 そして少なくとも今、春菜を幸せに出来るのは俺しかいないということを。

 俺は頭を撫でていた手を春菜の腰にもっていき、ぎゅっと抱きしめた。
 春菜も負けないくらい抱きついてくる。
 俺は腰に回した手を、春菜のスカートの中へと忍ばせると、女の子の部分をパンツの
上から触れた。
 するとその部分は、既に溢れんばかりの凄さだった。

「んっ」

 春菜の体がビクンと強張った。
 緊張しているようだ。

「春菜、大丈夫だよ…ベッドに移ろうか」
「…うん」

 春菜は小さく、しかし確かに頷いた。
 俺らはベッドに移動した。

27 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:45:10 ID:55bZssIE]

「…私、初めてだから…」

 しばらく間を空けて春菜はそう言うと目を閉じた。
 俺はキスをし、舌を春菜の口の中に押し入れた。
 春菜の口の中はほんのりと甘く、チロチロと舌を絡めながらも春菜の味を堪能する。

「ふっ」

 春菜の口から吐息が漏れる。

 ふと、軽い気持ちで自分の唾液を流し込んでみる。
 すると春菜は何の抵抗も無く、コクンと小さく喉をならした。

 えろい。
 今俺は春菜の口の中を犯している。
 それに春菜を俺色に染めている。

 何とも言えない征服感でいっぱいになった。
 俺の息子もすっかりゴキゲンである。
 俺は舌を絡めながらもキャミをたくし上げ、パンツを大腿まで脱がせた。
 そしてクリトリス辺りを指でなぞる。

28 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:46:10 ID:55bZssIE]

「んんっ」

 キスしてる口の合間から、ぐぐもった声が漏れる。
 春菜のそこは既に十分に漏れているのだが、それでもぴったりと膣口は閉じていた。
 キスを止め、そして膣内に軽く指を入れてみる。中はとろけるような熱さだった。

「ゔ〜、変な感覚」
「春菜、そろそろ」
「うん、来て、兄ちゃん」

 春菜ははにかみながらそう言った。
 俺は春菜の足に絡まったしわくちゃの布切れを剥ぎ取ると、M字に開かせた。
 そしてコンドームをはめると、秘部にあてがった。
 秘部はぴったりと閉じているので、そこを両側から手で引っ張って広げながら、穴と
思わしき所へズイと挿していく。

「んんぐぅぅっ」

 春菜は苦痛に顔を歪ませながら、うめき声を上げた。

29 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:47:10 ID:55bZssIE]
 膣のしまりが凄い。息子が押し潰されそうだ。
 すぐにでも爆発したい気持ちをなんとか抑え、気を紛らわす為に春菜の頭を撫でる。

「痛くないか?」
「んん、痛く、な、いよ」

 春菜は大丈夫と笑って答えるが、かなり苦しそうだ。
 あまり長く苦しませたくないと思い、一気に突くことにした。

「春菜、可愛いよ」
「はぁっ、はんんぅ゙ぅ゙ぅ゙ゔんん!」

 やっと全部入った。
 春菜の中は今までに味わったことの無いほどの密着感と心地よい感触で、もうあまり
俺の息子は持ちそうになかった。

「春菜、全部入ったよ」
「うぅっ、おにぃちゃんん」

 春菜は目にうっすらと涙を溜めていた。
 それに感動と痛みをごちゃまぜにしたような表情をしていた。

30 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:48:10 ID:55bZssIE]
 俺らは繋がったまま、しばらく抱き合っていた。
 そうしていると春菜も落ち着いてきたみたいだった。

「そろそろ動くよ?」

 そう問い掛けると、春菜は小さく頷いた。
 俺は一旦少し引き抜き、再び突き入れた。

「んん、おにぃちゃぁ」
「くっ!」

 やばい、マジ気持ちいい! せっかく休憩したのに全く意味ねぇ。
 俺は…呆気なくも射精してしまっていた。

 仕方ないので息子を引き抜くと、コンドームを外してゴミ箱に捨てた。

「にぃちゃん?」
「ごめん、気持ちよすぎて出ちゃった」

 苦笑いしながらそう言うと、春菜は嬉しそうに抱きついてきた。

「ありがと、ありがと、にぃちゃんっ」
「俺も、ありがとな」

 俺らは暫く抱きしめ合った。
 諸事を始めてから、だいぶ時間も経っていた。



31 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:49:10 ID:55bZssIE]

「春菜、シャワー浴びてきなよ。血とか出てるだろ?」
「うん」
「俺はその間に飯でも作っておくからさ」

 俺はそう言うと春菜を離し、起き上がった。
 春菜も起き上がると、衣類を整え部屋を出てった。
 と、部屋を出た所で振り向いて、

「今度は一緒にお風呂入ろうね」

 そう恥ずかしそうに言うと、姿を消した。
 それも良いかもしれないと思いながら、俺は夕飯を作るためキッチンへと向かった。

 野菜を炒めてると春菜が風呂から上がってきた。

「具合はどうだ?」
「…まだ兄ちゃんのが入ってる感じがする」

 春菜は顔を赤らめながらそう口にした。
 俺が頭を撫でてやると嬉しそうにしていた。
 俺は誓った。春菜を幸せにすると。

 後日談だが、由紀は慎という奴と付き合うことになったらしい。
 なんだか由紀の思う壺って感じで釈然としないが、まあ良いか。
 だって俺の隣には春菜がいるのだから。

(完)

32 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/22(火) 23:52:06 ID:55bZssIE]
言い訳は致しません
未熟な作りですが、そこら辺は生温い目で見守ってくださるとありがたいです

つうか、やべぇよ…穴があったら入りたひ(;´Д`)

33 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/23(水) 15:26:57 ID:/9hjC6if]
GJ?

34 名前:2 mailto:sage [2006/08/23(水) 23:00:41 ID:1mRHD+Jh]
「おはよう、情(ジョウ)」
「お早う、兄さん」
寝不足の気だるい身体を叱咤してキッチンに下りてくると、上の妹の情が朝飯の用意をしてくれていた。
「思織(しおり)は?」
「俺が目を覚ました時はまだ寝てた。起こすのも可哀想だからそのままにしといたよ」
現在うちには両親がいないため、情と思織が交代で家事をやってくれている。
長子の俺は妹達にみんな家事をやってもらっている、我ながら駄目な兄貴だ。
「あの子は体が弱いくせに、結構無理しちゃうタイプだからね。兄さんもその辺承知しておいてよ」
「分かってるよ」
てきぱきと朝飯の支度を整えながらも、情は妹のことを気遣ってくれる。
「ふふ、情は優しいね」
「そんな事はないよ、兄さん。私は意地悪で厳しくて冷たい女だ」
「いや、他の奴らはそう思うかもしれないけど、俺にだけは情が優しい娘だってことが分かるんだよ」
「まだ寝ぼけてるの?………きゃあん」
スレンダーな身体を後ろから抱き締めてやると、情は普段の口調からは打って変わった可愛い声を上げた。
「他人には意地悪で厳しくて冷たい態度を取ることもあるけれど、
 俺や思織たちの事をいつも思いやってくれているだろう?」
「…兄さん」
「ありがとう、情」

ちゅっ

「………んんっ」
情を振り向かせてその唇に優しくキスをすると、情もその腕で俺に抱きついてきた。
朝食の前だというのに、俺は妹といい雰囲気になってしまっている。
世間的に見てあまり倫理性に富むとは言えない生活かもしれないが、これはこれで仕方のないことなのだ。
なにしろ俺は情を愛しているし、情も俺を愛してしまっているのだ。
このまま行くと、朝飯前に情を食べてしまう流れだったのだが…
「おはよう、」「ございます。」
「お兄ちゃん、」「お姉ちゃん。」
「きゃあっっ!」
突然キッチンの入り口から声をかけられた為、驚いた情に俺は突き飛ばされた。

35 名前:2 mailto:sage [2006/08/23(水) 23:01:51 ID:1mRHD+Jh]
「お、お早う、愛花(まなか)、可恋(かれん)」
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、」「朝からナニをしてるんですか?」
「いや、あれはだな…」
二人も俺の妹、三女の愛花と四女の可恋だ。
一卵性の双生児なので、二人の容姿はそっくりの上、性格や行動形態も全く同一。
思考も以心伝心で伝わるため、発言も一人でしゃべる手間を省くために二人で分担して行う癖がある。
「今日は情お姉ちゃんの日じゃないよ。」「私達の日なのに、」「朝からお姉ちゃんは、」「お兄ちゃんに抱きついて…」
ううん、二人の言い分にも一理ある。
確かに今日は情の日ではない。愛花と可恋の日なのだ。
「お姉ちゃんの日は」「明後日だよ」
何と言い訳したものか考えているうちに、もう一人の妹が下りてきてしまった。
「お兄さま、情姉さま、可恋ちゃん、愛花ちゃん、お早う御座います。
 ………あれ、皆どうなさったの?」
「おはよう、思織」
「思織お姉ちゃま、聞いて下さい。」「今日は私達の日だっていうのに、」
「お兄ちゃんと情お姉ちゃんは朝っぱらから、」「二人でこっそりキスをしていたんです。」
「ええっ、朝からこっそりキスを?」
「それもぎゅぎゅっと抱き締め合って、」「すっごく深いキスをしてました。」
「まあ、『ぎゅぎゅっと』『深い』?」
「酷いでしょう」「ずるいです」
この双子小悪魔コンビめ。これ以上話を混乱させないでくれよ。
「いやいや、これは情がいつも炊事や掃除を良くやってくれるな〜っと思って、
 感謝の気持ちというか、『ありがとうのキス』という感じでだな…」
「ひどいっ、お兄さま!わたくしも情姉さまと代わりばんこに家事をしておりますのに、
 一度も『ありがとうのキス』をして頂いていないですわ!」
「いや、情に『ありがとうのキス』をしたのも初めてだから…」
「愛花も、」「可恋も、」「『ありがとうのキス』をしてもらえるなら、」
「家事をもっともっと、」「手伝うよ。」
説明しておくが、思織も愛花も可恋も俺を愛してくれている。
もちろん俺はこいつらも愛している。妹としてだけでなく、女の子としてだ。
実際に全員と肉体関係も持っているが、毎日四人も相手にするのはさすがの俺でも無理だ。
だから、四人には『優先的に俺とHできる日』が決まっている。
情の次は思織、その次は愛花と可恋だ。
ちなみに昨晩は思織の日だった。
深夜まで思織は可愛がってやったし、愛花と可恋も夏休みで夜更かしする傾向があるから、
三人とも今朝はしばらく起きないだろうと踏んでたのに…

36 名前:2 mailto:sage [2006/08/23(水) 23:03:34 ID:1mRHD+Jh]
「うーん、良いじゃないか、キスぐらい」
「『キス』くらいなら、」「いいけれど、」「お兄ちゃんたちは、」「私達が声をかけなかったら、」
「絶対しちゃう雰囲気だった。」「ヤる気満々だった。」
「そんな事……」
あるけれど。
あー、もーどうしよう?
「愛花、可恋、私も悪かった。今日は二人の日だって事は私も判ってたのに、兄さんを拒めなかったんだ」
「情?」
「兄さんに抱き締められて、私もその気になりかけてしまった。これでは示しがつかないよな…
 だから、今度の私のお風呂当番は二人が代わっていいよ」
「お風呂当番を、」「代わってくれるの?」
風呂当番は、読んで字の如く、俺と一緒に風呂に入る権利だ。
これも決めていないと、四人に風呂場に押しかけられる事になる。
男一人と女複数の恋愛には、それなりの秩序が必要なのだ。たとえそれが姉妹の間でも。
「じゃあそれで、」「今朝のことは水に流します。」
たとえ不平を言うこがあっても、それは家族の間。話しさえつけばさっぱりしたものだ。
「お兄さま」
「なんだ、思織?」
「わたくしは納得いきませんわ。
 情姉さまと同じくらい、わたくしもお兄さまをお慕いしておりますし、家事もやっているつもりです。
 でも、お兄さまは情姉さまを抱き締めて、わたくしを抱き締めては下さらないのですか?」
はあっ、思織はお淑やかなふりして、ちょっと我儘で焼餅焼きなんだよな。お嬢様育ちはこれだから…
「昨日、お兄さまはわたくしをあんなに愛して下さったのに…なのに朝からお姉さまに欲情なさるなんて、
 わたくしの体に満足頂けなかったのですか?」
「いやいや、だから、情を見てたらつい……」
「ムラムラしてしまったのですね。」「ムクムクもしてしまったかもしれませんね。」
「二人とも黙ってろ…判ったよ。思織にも『ありがとうのキス』をしてやる」
「本当ですか」
「嘘言ってどうする?」
「はい、じゃあ…お願いします」
そういって思織は目を閉じる。
俺はその頬に手を添えて、その顔に唇を近づけていく。

37 名前:2 mailto:sage [2006/08/23(水) 23:04:53 ID:1mRHD+Jh]

ちゅっ

「んっ、わたくしには『デコちゅー』ですか?」
「そうだよ、でも思織が情より頑張ってないってことじゃないぞ。
 あんまり気持ちの篭ったキスをすると、またこの二人にたかられるからな」
「あら、」「残念、」「見透かされていました」
こいつらときたら……そろってにっこり微笑む顔は、兄の贔屓目で見ても天使のように可愛いんだよなあ。
「じゃあこれで話しは皆ついたな。朝ご飯にしよう」
「はい、情姉さま」
「いただき」「ましょう」
ふう、俺もようやく朝飯にありつける。

………

「では、行ってまいります」
「いってらっしゃい、思織」
朝飯の時に聞いてみたら、今日は愛花と可恋は学校に用があった日らしい。
だからいつもより朝早く起きてきたんだ。
そして思織は華道の稽古日に当たっている。
寝不足じゃないかとちょっと気になったので、あまり無理しないように注意しておいた。
教習所までは車で送迎されてるから、問題ないとは思うけどな。
そして俺は今日も夏季休講中、情はこれから夏休み明けの生徒総代会の準備に行かなければならない。

38 名前:2 mailto:sage [2006/08/23(水) 23:05:34 ID:1mRHD+Jh]
「じゃあ兄さん、そろそろ私も行ってくるよ」
「待って、情……明日は空けられるか?」
「ん?…明日も一応準備があるんだけど」
「今朝は俺が悪かったのに、情に巧くまとめてもらって…」
「気にしないでよ、兄さん。私が一番上の姉なんだから、それ位はするよ」
ああ、コイツは昔からそうだった。長女として皆を守り、率先して苦労をしてくれているんだ。
思い出せば、初めて思織がやってきた日も、愛花と可恋が生まれた時も、家族のことを気遣ってくれてきたんだ。
俺はそんな情に今日も割りを食わせてしまった。
この埋め合わせはしなければならない、それも今すぐに。
「もし空けられるなら、明日俺とデートしよう」
「デッ、デート?」
「嫌か?」
「いっ嫌じゃないけど…明日は『兄さんの日』だろう?」
愛花と可恋の日が終わり、姉妹を一巡したら、その次の日は俺の自由な日だ。
久しぶりにベッドを独り占めできるので、大抵は体を休めるのに使ってるけど。
「構わないさ、俺は自分の日をお前とのデートに使いたいんだ」
「うん、なんとか言い訳して抜けてくるよ………でもあの子達がなんて言うか」
「思織たちには内緒だよ。これは秘密のデートだからね」
「秘密の?」
「そう、俺と情だけの秘密だ」
「なんだか三人に悪いみたいだ、私だけ兄さんとデートするなんて」
「悪いことをするんだよ、情。いつもしっかりやってくれているんだから、少し位息抜きをさせたいんだ」
「ん、やってみるよ」
「その意気だよ…でもそんなニヤけた顔してたら愛花と可恋にすぐバレるぜ?」
「やっ、私そんな顔してた!?」
「ふふふ、ちょっと頭を冷やしておきな。今からそれじゃ体がもたないぞ」
「やん、もう行ってくる!」
「いってらっしゃい、情」
普段のクールな表情はどこにいったのか、情は照れ隠しに玄関に走っていった。
それを見送りながら、俺はこの愛に満ちた家族の絆がいつまでも続くように願うのだ

(終わり)

39 名前:2 mailto:sage [2006/08/23(水) 23:08:20 ID:1mRHD+Jh]
結局エロ無い話になってしまったですよ。
エロ期待してた方スマンです。

40 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/24(木) 02:34:52 ID:Brk0czak]
続きマダー?



41 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/24(木) 18:48:50 ID:C7Q9FoYw]
>>32 >>39
イイヨイイヨー

42 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/24(木) 19:39:21 ID:ORwghp3t]
  ___
  \●/ ))
(・∀・)ノ アッパレ

43 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:44:28 ID:Ok0k6fDF]
>>39
ハーレム設定とは……じゅるり

新作できたので投下します
題名は、『指輪』↓


44 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:45:28 ID:Ok0k6fDF]
 中村家の食卓では、美奈が食後の後片付けをしている真っ最中だった。
 そしてその後ろでは広樹が美奈の後ろ姿をぼーっと見ていた。美奈の格好はまだ寒い
季節だというのに薄着で、ブラ紐が透けて見えるほどだった。
 広樹は妄想の中で美奈を犯していた。美奈のお尻を見てバックから突いている自分を
想像していたのだ。お尻を広樹の方に突き出す美奈。そして自分のモノで美奈の秘部を
むちゃくちゃに掻き回す広樹。甘い声で喘ぐ美奈。感慨に雄叫びを上げる広樹……。
 と、突然洗い物をしていた美奈が広樹の方に振り向いた。

「ねえ、お兄さんが今考えてる事当ててみよっか?」


45 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:46:48 ID:Ok0k6fDF]
 広樹はその言葉を聞いてびっくりした。
 今考えていたのは、まさに目の前の美奈に精液を注いでいるところだったのだ。
 美奈の方を見てみるが、彼女の表情からは何を言うのか読み取れない。

(妖しい視線でも感じ取られたかな……)

 内心びくつきながらも広樹は今まで考えていた事を悟られまいと顔を取り繕いながら
美奈の次の言葉を待った。
 美奈は広樹の方へすうっと神妙な顔を近づけた。しかし、その表情は見る見るうちに
柔らかいものとなっていき、
「ズバリ! 私の誕生日プレゼントのことでしょ?」
と、屈託の無い笑顔を広樹へ向けた。

46 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:47:44 ID:Ok0k6fDF]

(ふっ、どうやらバレてはいなかったようだ)

 広樹はほっと胸をなでおろしながら「当たり〜」と答えておいた。
「でもまだ来週のことだから、ゆっくり決めてく事にするよ」
「そういってお兄さん去年は結局何も用意してくれなかったじゃん」
「そうだったか?」
 頬を膨らませてむくれている美奈を見て、広樹は苦笑いした。去年は当日になっても
プレゼントが決まらず、結局『肩叩き券』を渡して済ませたのだった。
「私、指輪が欲しいな〜」
 美奈はそう言いながら左手の薬指をさすった。
「おいおい、その指は好きな人に貰うところだろ?」
「あはは、そうだね。でも変な虫除けにもなるし欲しいな〜」
「考えておくよ」
 広樹は話に切りをつけ、自分の部屋に戻ろうと席を立った。

47 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:49:13 ID:Ok0k6fDF]

 その時、美奈が広樹の側まで来て、後ろから抱きついた。

「ねえ、さっき本当は何を考えてたの?」

 広樹はまたも驚いた。そもそも後ろから抱きしめられることなど、もう何年もされて
なかったことだけに、膨らんだ胸の感触がリアルに伝わって、それだけで広樹の股間は
反応してしまう。どういう事態なのかさっぱり分からず、広樹はただ勃起したまま硬直
していた。
「私、お兄さんの視線で分かっちゃった」
「な、何が?」
 耳元でくすぶる美奈の小さな声に、辛うじて問い返す広樹。
「私、さっきのお兄さんと同じ視線をよく電車の中で感じるんだよね」
 後ろにいる美奈の表情は分からないが、声色からは何故か愉しそうな印象を受ける。
 広樹は黙って続きを聞く事にした。
「で、その視線を辿っていくとね、すっごくいやらしい目つきをした人がこっちの方を
見てるんだよね……さっきのお兄さんみたいな」

(振り向いた時に顔も見られていたか)
 もはや観念するしか無いかな、と広樹は心の中で思った。

48 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:50:23 ID:Ok0k6fDF]

「でも、ね。兄さん」
 美奈はそこでいったん話を切り、抱きついていた腕の力をいっそう強めた。
 広樹は背中を通じて美奈の胸の高鳴りを感じ取っていた。

「私は、良いんだよ」

「えっ?」
「お兄さんなら、私にそういう事しても良いから……私もして欲しいって思ってるから」
 広樹の首辺りにうずめられた美奈の頬からは、熱い体温が感じられた。
「そういう事って?」
「だから……えっちな事」
 美奈は言い難そうにぼそぼそと声を出した。
 2人の心臓の鼓動が一段と増した。

49 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:51:08 ID:Ok0k6fDF]

(どうしよう……どうしようか……)

 まさかこのような展開になるとは全く思ってなかっただけに、広樹の頭の中は完全に
混乱していた。
 美奈の少しはにかんだ口ぶりには、彼女の本気さがちらりちらり見え隠れしていた。
 つまり今、広樹が美奈をその股間にそびえ立つ毒牙にかけようとも、美奈はいっこうに
構わないと言っているのだ。いや、むしろそれを望んでいるようですらある。
 広樹はどうするか決めあぐねていた。
 すると、美奈が手を解き、広樹の前側に回ってきた。顔を見ると、頬を朱色に染めて
目を少し潤ませている。
「美奈……でも」
「私は嬉しかったんだよ。お兄さんにそういう対象に見られてるって分かって」
 美奈は広樹の言葉をさえぎり、にこやかにそう言った。
 広樹はその言葉を聞いて救われた気がした。

50 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:51:53 ID:Ok0k6fDF]

 美奈は黙ったままの広樹の手を取り、それを自分の胸へと導いた。広樹の手が美奈の
左の乳房を服の上から包み込む。
 広樹は覚悟を決めると、恐る恐る美奈の胸を揉んでみた。しかし服の上からな為か、
中々ごわごわしていて思うように手が動かせない。
「手、中に入れていい?」
 広樹がそう聞くと、美奈は顔を真っ赤にしながら小さく頷いた。
 広樹は手をTシャツの中へ進入させると、そっとブラジャーを押し上げた。
「うっ!?」
「あ、ごめん。痛かった?」
 美奈への配慮が足りなかったのかと思い、広樹は焦った。
「ううん。ちょっとびっくりしただけ」
 美奈はそう言うと、恥ずかしいのか顔をそむけた。



51 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:52:39 ID:Ok0k6fDF]
 広樹は人差し指で美奈の乳房の先端部分を優しく撫でるように軽くこねた。
 すると、美奈は「あうっ」と声を出して艶めかしく悶えている。その、必死で何かを
我慢するような表情は、広樹をさらに獣へと変貌させることとなった。
 広樹は空いている方の手も、そっと美奈の服の中へと滑らせると、両方の乳を微妙な
力加減で優しく愛撫し始めた。
「あっ……ふぁっ……ふっ……」
 美奈は目をぎゅっと瞑り、広樹の行為を全身で感じている。広樹の指が美奈の先端に
触れる度に色っぽい溜息を吐き、また、乳首そのものも自己主張を始めてきた。
「美奈、乳首立ってきたよ」
「やだぁ」
 美奈はまるで赤ん坊が嫌々をするように首を左右に振って恥ずかしがった。
 そのあまりの可愛さに、広樹は思わずキスをした。

52 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:53:34 ID:Ok0k6fDF]

 美奈との初めてのキス。それは始めは唇を合わすだけの可愛いものであった。
 美奈は目をまん丸に見開いて、広樹を凝視している。
 しかし広樹は気にせず、乳を揉みながら舌を絡めていった。
「んふっ……んんっ……!」
 時おり美奈の甘い吐息が2人の間から漏れ出した。ぴちゃぴちゃと唾液の混ざる音も
聞こえてくる。
 美奈も最初こそ驚いていたが、いまや幸せそうな顔で負けじと舌を絡め返してくる。
 その、一心に舌を絡めてくるのが愛らしくて、広樹は手に自然と力が入った。
「んんーっ! んふぅっ!」
 柔らかな乳を激しく揉んでみると、美奈は苦しくなったのか、絡めていた舌を解き、
口を離して、ぷはぁ、と息をすると、
「ちょっと兄さん! 不意打ちは駄目だよぉ」
と、うわずった声で懇願した。
 その表情を見て、広樹は普段は見られない美奈の淫らな姿をもっと見たいと思った。

53 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:54:11 ID:Ok0k6fDF]

 広樹はそっと美奈を抱きしめた。その美奈の身体は、幼い子供のように小さく華奢で
強く抱きしめたら潰れてしまいそうなほどだった。
 美奈は身体の力を抜き、寄りかかってきている。
 目と目が合う。美奈が目を瞑る。そしてまたキス。
 広樹は意を決し、抱いていた手をそっとお尻に這わせると、美奈のスカートの中へと
忍ばせた。
 そこには彼女のお尻を包んでいる布切れがあった。ところどころ皺になっていて綿の
生地の感触が気持ちいい。
 美奈はキスを止めると、「ふうっ」と深い溜息をついた。目がトロンとしている。
 広樹は美奈のお尻の方から彼女の秘部を探っていった。
 すると、人差し指の先の方に湿った部分を感じた。
 広樹は迷わずその濡れた部分に、重点的に指を這わせると、
「あっ、うぅっ、んうっ……」
と、美奈は広樹の指がその濡れた部分を通過する度に悩ましい声を出した。
 濡れた部分の染みがいっそう増した。

54 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:55:14 ID:Ok0k6fDF]
 わずかに洩れ出る美奈の声を頼りに、広樹は美奈の一番敏感なところを探っていく。
 そして、お尻の方からまわした広樹の指が濡れ場の上へと差し掛かった時、

「はぁうっ!!」

と、ひときわ高い声で美奈が鳴き、彼女の身体がビクンと跳ねた。
 どうやらこの辺りが美奈の弱点のようだ。
「お兄、さん……」
 美奈は力が入らないのか、いっそう広樹にもたれかかってきた。目も虚ろな感じで、
どうやら焦点も合っていない様子だ。
 広樹はお尻の方から這わしていた手を引き抜くと、今度は前側から美奈の感じやすい
ところに指を持っていった。こっちからの方が触りやすい為だ。

(美奈をイカせてみたい。そして出来るなら……)
 いまや広樹を抑制するものなど何も無かった。

55 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:56:00 ID:Ok0k6fDF]

 広樹は美奈のショーツを膝まで一気に引き下げた。美奈の愛液がツーッと糸を引く。
 そして、すかさずその手で美奈の潤った割れ目をなぞった。
「きゃんっ!」と、可愛い悲鳴を上げる美奈。
 しかし、広樹は気にせず割れ目に手を這わせ続ける。割れ目はヌルヌルしていて指が
滑らかに動いた。
「はぁん! やぁんっ! あんぅっ!」
 美奈は立っているのが辛いのか、広樹の服を必死に掴んでくる。広樹の指が割れ目の
少し上にある蕾に触れる度に、美奈の腰がビクンッと跳ねた。まるで美奈が広樹の指に
合わせて腰を振っているかのようだ。
 広樹はさらに空いている方の手を美奈の服の中に入れ、人差し指で硬くなった乳首を
こねくりまわした。
「やぁん! 激しぃっ! ぁんんっっ!!」
 美奈は小さい身体をくねらせながら、宙を仰ぎ見て喘いだ。

56 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:56:57 ID:Ok0k6fDF]

 この圧倒的な征服感! 顔を赤らめた美奈は、抵抗することなく広樹の思うがまま
だ。広樹は、もう夢中になって、手ワザを行使し続けた。
 美奈の割れ目は熱くてトロトロで、まるで火山のマグマのようだ。

「ちょっ、だめぇ! なんかっ、ダメだからっ!!」

 やがて美奈がそう叫ぶと、割れ目がヒクヒクと軽く痙攣した。そろそろ限界らしい。
 しかし広樹は聞く耳をもたず、むしろラストスパートをかけていた。
 上下の急所を思いっきり引っ張ってから、これでもかという速さで擦ったのだ。

「お願い止めてとめてトメテ……あああアアァァ〜〜〜!!」

 美奈は絶叫し、昇天した。

57 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:58:06 ID:Ok0k6fDF]

 ガクッと力の抜けた美奈を、広樹は両腕で支えてやっていた。あられもない姿をした
美奈は、どうやら失神してしまったらしい。

(半脱ぎの今の状態が一番そそられるんだけどな……)
 はずれかけのブラジャーや、足に絡まったショーツ、それに無防備な顔をした美奈を
見ると、そのままいただきちゃいたい衝動に駆られるが、こうも幼い顔を見せられると
毒気が抜かれるってもんで、広樹はもう兄の顔に戻っていた。
 広樹も当初の目的を一応達成できたので不満は無かったし、今は性欲よりも保護欲の
方が勝っていた。

 広樹は美奈を起こさないようにお姫様抱っこの状態で寝室まで運んでやった。そして
手近にあったタオルケットを掛けると、目が覚めたときの為に温かいレモンティーを
用意してやることにした。

58 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:59:06 ID:Ok0k6fDF]

 手に温まったレモンティーを持って美奈の部屋へ戻ってきたときには、美奈はもう
お目覚めだった。
「調子どう?」
 レモンティーを渡しつつ、ご機嫌を伺う。美奈はプクーッと頬を膨らませていた。
「どうして止めてって言ったのに止めてくれなかったの?」
「ごめん、止まらなかったんだ。美奈のえっちな顔が可愛すぎて」
 広樹がそう言うと、美奈の顔が見る見るうちに赤らんでいった。美奈は慌てて俯き
つつ、別の疑問を口にした。
「じゃあ、どうして最後まで……その、してくれなかったの?」
 美奈は広樹の顔を見据えた。目からは今にも涙がこぼれ落ちそうだ。
 広樹はそっと美奈を抱き寄せた。
「だって、今回は美奈の身体に負担を掛けすぎたから。俺は美奈のことを本当に大事に
思っているよ」
 美奈はそっと広樹の胸に顔を埋めた。

59 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 14:59:48 ID:Ok0k6fDF]

 しばらく沈黙が生まれた。静寂という言葉がぴったりの空間だった。そしてそれは少し
もの寂しげで、哀愁漂うものだった。
 それを壊したのは、美奈だった。とうとう彼女は一番聞きたくても恐くて聞けなかった
質問を口にしたのだ。

「ねぇ、私のことどう思ってる?」

 今まさに、美奈の胸の中は心臓が張り裂けんばかりに脈打っていた。広樹は抱いていた
手を放すと、美奈の肩に手を置いた。その目は真剣だった。

「俺は美奈のことを……兄としても、男としても大事にしていきたい。今度の誕生日には、
2人で指輪を買いに行こう」

「ッ……兄さんっ!!」
 美奈は涙が止まらなかった。2人はきつく抱きしめ合い、そして深い深いキスをした。
 また静寂が生まれた。しかし今度のものは、世界を全て包みこむ様な、幸福感あふれる
温かな静けさだった。

(完)

60 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/08/26(土) 15:01:51 ID:Ok0k6fDF]
さて、この度は本番はありませぬ
もし続編を書く機会があれば、その時にでも……



61 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/27(日) 07:26:33 ID:ATbslOuw]
「ああ〜ん、いいお話だねぇ
 美奈ちゃん、いいなぁ。好きな人に指輪を買ってもらえて」
「ああ、そうだな」
「きっと薬指に可愛い指輪を買ってもらったんだろうなぁ〜」
「そうかもな」
「自分をすっごく慕ってる妹の気持ちも判らないでー、
 中指サイズの指輪を買ってくれた誰かさんとは大違いだね〜!?」
「そんな朴念仁は碌な死に方しないだろうな」
「…お兄ちゃんのことだよ」

62 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/28(月) 03:09:34 ID:R1zYuWfP]
GJです

63 名前:保守代わり妹尾兄妹 [2006/09/01(金) 22:11:59 ID:vmF/rHba]
「んん〜やっと涼しくなってきたねぇ〜、毎年暑すぎだよホント」
「そうだな。ヌーも『Tokyoノ夏ハAfricaヨリ熱イヨ』って言ってたしな」
「うぎゃっ、アフリカンのヌーちゃんに言われちゃお終いだよね〜…
 でもでもー暑さ寒さも彼岸までっていうじゃない、これからだんだん過ごしやすくなってくれるよね?」
「まあ何時までも暑いままって訳じゃないだろうな…
 お前も腹出して寝てるんじゃないぞ。風邪引くからな」
「ううぅ〜、私そんな事しないってばぁ〜」
「どうだか………いや、やっぱり大丈夫か」
「ん?」
「何とかは風邪引かないっていうだろ、お前は風邪なんか絶対ひかないな」
「むむぅ、またバカにして〜!」
「(半分は)冗談だよ。でもクーラーの効かせ過ぎには気をつけろよ。女は体を冷やさない方がいいんだからな」
「ふん、判ってますよ〜だっ」
「ホントに判ってるか?」
「ふふん、心配なら夜寝てるときに見にくればぁ?」
「………それは辞めておこう」
「んん〜、可愛い妹の寝顔を見ちゃったら思わず襲い掛かっちゃいそうになる?」
「いや、せっかくお前が大人しく寝てくれてるのに、わざわざ見に行くなんて冗談じゃないぜ」
「え〜、わたしは〜いつお兄ちゃんが夜這いに来てくれてもいい様に、寝るときはいつも勝負パンツ履いてるんだよぉ」
「そんなことは絶対にしないから、寝冷えしないように毛糸のパンツでも履いとけ」
「ああ〜ん、イケズぅ。たまにはお兄ちゃんから誘ってよぉ」
「馬鹿なこと言ってるんじゃない。
 とりあえず寝るときはクーラーのタイマーを忘れるな。あと設定温度は高めにな」
「はいは〜い。……んっ、いい事考えた!」
「なんだ?」
「わたしが毎日お兄ちゃんと一緒に寝ればいいんだよ!
 そうすれば〜わたしがお腹出して寝てないって事判って貰えるし〜、
 寝冷えしそうになったらお兄ちゃんに体で暖めて貰えるし〜、
 一緒に寝ればクーラー二箇所で使わなくて済むから、省エネにもなるよねっ!う〜ん、地球に優しい兄妹!」
「ふざけるな、勝手に布団に入ってきやがったら、見つけ次第蹴りだしてやる!」

(終わり)

64 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/01(金) 23:18:56 ID:56KxNMaE]
GJ!
だがなんとなくおバカ分が足りないwww

65 名前:名無しさん@ピンキー [2006/09/02(土) 13:49:42 ID:kfvm2VGv]
(*´∀`*)

66 名前:名無しさん@ピンキー [2006/09/04(月) 23:55:14 ID:a+OTC3Iw]
>>63
ナイス保守

67 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 01:09:30 ID:aVwr1YRj]
冬、明日は世に言うクリスマス
去年のように、いっしょに過ごす彼女が居なかくて布団に隠れて泣いた俺はもういない。
今年は彼女が居る、しかもずっと好きだった同級生、明日が楽しみでしかたない。
大学受験も控え、浮かれながらも俺は机に向う。
――問題が解けず、くせになったペン回しをしていると、ふいにトントンとドアをノックする音が聞こえた。
「…誰?」
「あ、お兄ちゃん、私」
壁越しに聞く声はまさしく妹の声、すぐにドアを開ける。
「どした?」
妹が俺の部屋に来るなんて珍しい、いや一ヵ月くらい前からよく来るようになったかな
「おじゃましま〜す」
「待てい」
手を後ろに回し、無断で入ろうとする妹の頭を掴み、廊下に押し返す。
「な、なにすんじゃい!」
「…お前が勝手に俺の部屋に入ろうとするからじゃ」
「え、入れてくんないの?」
「ちゃんと挨拶したら入れてやる」
妹の不作法は日常茶飯事だ、しかも外でもやるから質が悪い。
だから家でも親に、こいつの躾けを頼まれている。
「じゃ〜はい、入れてください」
「よし」
妹を部屋に招き入れ、俺は机の椅子に、妹は俺のベットに座った。
「で、なんかようか?」
「うん」
「なに?」
「あ……え、うん」
部屋に入った途端、妹の返事は曖昧になり、目を泳がせる。
「?、だからなんだ?」
少しキツめに言うと、急に妹は立ち上がり、こちらにズンズンと歩み寄ってくる。
「え、え何?!」
さっきからずっと同じことしか言ってない気がする…
妹の不可思議な行動で思考力がダウンし、うろたえる俺の首にフワリと何かが巻き付く。
それを手で触り、妹に視線を移すと
「マフラー、これから寒くなるからさ、作ってあげた」
目を逸らし、耳まで顔を真っ赤にして妹は呟く。
「ん、ありがと」
「それでね、お兄ちゃん…私さ、今日は重要な話があるんだ」
視線は合わせず、顔だけを向け俺に語りかける。
なんとなく予想が付いた俺は、すぐに言葉を考える。
だってさ、だめだろ?、兄妹を好きになるなんてさ
「私ね、お兄ちゃんのこと…――」
「――…俺とお前は兄妹だからな」
「え…?」
虚を突かれ、妹は面を食らったようにこちらを見つめる。
やがて妹の目から涙がジワジワと滲み、頬をつたいはじめる。
居たたまれなくなったのか、妹は俺の部屋を荒々しく飛び出す。
「躾け…か」
そういって俺は放心したように、しばらく中を眺めた。

68 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 23:16:09 ID:XHxH9IUL]
続きッ!続きッ!

69 名前:名無しさん@ピンキー [2006/09/05(火) 23:50:35 ID:hVQTbL4t]
wktk

70 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 01:56:32 ID:uzMRiUq6]
春、志望2位の大学に受かり、入学式が済んで大学も少し落ち着いてきた頃。

いつもより早く、夕方ごろに俺は帰宅し、家のリビングでテレビを見てくつろいでいた。
三度目になる時計を見る行為して無意識に呟く。
「そろそろ七時か…」
俺が心配性なのか、妹の帰りが遅いのをやたら気に掛けてしまう。
「母さん、奈津美遅くないか?」
「いつもこんな感じよ」
となりで煎餅をかじる母に妹のことを尋ねてみるが、そっけなく帰されてしまう。
躾云々はどこいったのやら、ウチはいつの間にか放任主義になってしまったようだ。
話すこともなくなり、静かになったリビングに電話の音が鳴り響く。
俺は立ち上がろうとすると母は、
「いい、母さんがでるから」
と言い足早に電話のほうへ向かう。
しばらくの間、母の応答の声のみが静かな家を覆った。
ガチャ、と電話を切る音がしたと思うと母はさっきと同じ位置に座り口を開く。
「奈津美ちゃん、彼氏連れてくるんだって、もうそんな年頃なんだね」
「ふ〜ん、奈津美も今年大学受験だし、この年なら2、3人と付き合っててもおかしくないんじゃない」
ソファにねっころがりながら、答える。
ふ〜ん、彼氏来るのか、どんな奴だろ?
まぁ妹の兄として恥ずかしくない程度に接すればいいか。
俺の心はまさに、ふ〜んだった。別にあの年頃なら驚くこともない。
俺もつい先日、彼女を家に連れてきたばかりだ。

そうこうしてる内に小一時間が経過した。
「ただいま〜」
玄関の扉が開く音と、妹のやや大きいめの声がいきなり聞こえる。
「あ、あがってあがって」
「…おじゃましま〜す」
妹の声に続き男の声が響く。
声からして少し、彼氏のほう緊張しているのが伺えた。
リビングの扉が開き、妹が入ってくると、彼氏もまた遠慮がち入ってくる。
どちらも制服、春でもまだ少し寒いので両方とも同じ柄のマフラーをしていた。
彼氏の第一印象は、青年だった。
髪はワックスで固めてフワっとした感じの最近流行な髪型、ピアスは開けておらず、ピアス嫌いな俺には好感が持てた。
「おかえり、奈津美ちゃ」
「お兄ちゃん、紹介するね、私の彼氏の勇輝君」
「…ども」
妹よ、紹介はいいが母を無視するな、台所でしょんぼりしてるではないか。




71 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 01:58:12 ID:uzMRiUq6]
「どうも、奈津美の兄の和樹です。よろしく」
自分でこんなものかな、ぐらいの挨拶を済ませると、ちょうど料理が出来たらしく彼氏もいっしょに食べることにした。
始めは遠慮した彼氏だが、途中腹の虫が鳴り、顔面真っ赤にして渋々了承した。
食事も終わりに差し掛かった頃、ソファに置いてあった俺の携帯のバイブが鳴り、それに気付いた妹が手渡してくれた。
ディスプレイを見ると彼女の名前、ここで出ると迷惑なので食事を終え、自分の部屋に向かう。
「…おう、わかった。じゃあ明日駅前で…うん、じゃあな」
電話を切って通話時間を見ると、50分ジャスト…いつも以上に長電話になってしまった。
このままリビングに戻るのも何だし、部屋で本でも読むか
と思い、ベットの下の棚を開け本を出そうとすると、がチャリと扉が開けられ、無言で妹が侵入してくる。
「入る時は挨拶しろよ」
「あ、ごめん」
「それはまぁいいや、勇輝君は?」
「帰った」
「そうか」
会話終了、なぜか妹は俺の机の椅子に座り、こちらを見続ける。
兄妹の仲なのに空気は重く、付き合いはじめた頃の、間が持たない感じになる。
息苦しさを感じながら漫画を読んでいると、妹は急に話し掛けてくる。
「ねぇお兄ちゃん」
「な、なんだ…?」
思わず声が裏返りそうになる。
「彼氏みてさ、何かおもった?」
「別に、格好良いし、男の俺が言うのも何だけどかわいい所もあるし、しっかりしてるし、それくらい」
「…そっか」
妹は一瞬視線を下げると、なはは、と笑う。
不思議に思いながらもそこはスルーした。
「……さっきの電話、彼女さんからだよね」
「そうだけど、なんで知ってんの?」
「チラっ後ろの画面から見えた」
「そうか」
「この前さ、お兄ちゃん彼女連れてきたじゃん?」
「ん、まぁ」
「その時私さ…」
「……」
「…羨ましい、て思ったんだよ?」
「そうか」
妹の言いたいことは少しわかった、だから俺はあえて冷静を装った。
また、沈黙。今度は間が持たないなど感じなかった。
俺は妹をちゃんとした人間にさせる。
妹を幸せにさせる。
だから俺は拒絶する。
「…あは、じゃ私部屋に戻るね」
俺は無言で首を振ると、すぐに妹は部屋を出ていった。
それを確認すると俺は机の棚に入れておいたタバコを一本吸う。
胸にある可笑しな感情を消し去りたかったから、
「……マズい……」

また来週

72 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/09(土) 17:14:05 ID:I7CiOe20]
【事件】「同じ人が何度も痴漢するの」 妹(16)から相談受けたお兄ちゃん、妹の下半身触る現行犯を捕らえる
news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1157766684/

73 名前:名無しさん@ピンキー [2006/09/09(土) 19:53:10 ID:i+KfrJ87]
期待age

74 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/09(土) 20:18:43 ID:b8fx/XjX]
神キタ

75 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/10(日) 08:34:39 ID:BW/mSRij]
>>72
( ;∀;)イイハナシダナー

76 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/10(日) 12:09:34 ID:DYAMX5gH]
夏、夏期長期休暇…いわゆる夏休みの真っ只中。

―――…この状況はマズいんじゃないんだろうか。

ベットで俺の上に妹が馬乗りになっている。

昼まで寝ていた俺は、突然扉が開く音で目を覚まし、妹を確認して起き上がろうとした瞬間に押し倒された。
寝覚めでまだ力の入らない俺の腕を太ももで抑え、四肢を拘束するように下腹部に妹が乗っている。
寝覚めで霞んだ目でも妹の状態ははっきりわかる。
多分、今から始まる話は無駄になるだろう。
「どいてくんないかな、顔洗いに行きたいんだけど」
「ダメ」
「…じゃあせめて腕に乗せてる足、退かしてくれ。痛いんだけど」
「ダメ」
参った、逃げれない。
妹の顔は風邪でもひいたかのように赤く、惚けた目は俺を直視している。
息が詰まる、目を逸らすわけにも行かず、ほとんど睨めっこの状態だ。
「………ねぇ、お兄ちゃん…しよ?」
その中、妹はとんでもない事を口走った。
胸を奥がキュっと収縮するような感覚が走る。
「…は?」
「生でもいいよ、私今日…大丈夫な日なんだ、お兄ちゃん」
最初だけならまだしも、この言葉で妹が口にしたことの意味は確定する。
「…なにいってんのお前、勇輝君はどうした?、こんなとこ見られでもしたら…、」
「別れた」
「あ、そう」
スッパリ言われた、ほんとにどうしようもない。
どこでどう間違ったのか、妹はもう、覚悟を決めた様子。
「お兄ちゃん…」
両手で妹は俺の頭を固定し、覗き込むような顔を近付けてくる。
逃れようとしても頭は動かせず、腕は抑えられ、足は…論外だ。
拒否権などあったもんじゃない。


77 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/10(日) 12:10:22 ID:DYAMX5gH]
「ん」
妹からの強引な口付け、やわらかい唇が押しつけられる。
妹の舌が俺の唇を割り、口内に侵入しようとしてくる。
だが俺は歯を閉じ、侵入を拒む、それが俺の最後とも言える抵抗。
「ん…ふぁ、お兄ちゃんダメだよ」
一旦顔を離し、妹は拒絶する俺を、まるで悪いことをしたかのように注意する。
「ダメじゃなくてな、兄妹でこういうことをするのがダメなんだよ」
「…今度は、そうはいかないんだから」
聞く耳持たずとはこのことだろうか、妹は俺の言葉を完全に無視したかのように話しだす。
妹は再度顔を近付けてくる。
当然俺は口を堅く閉じ、舌の侵入を拒絶しようとする。
だが今度は、吐息がかかる程度に近付くと
妹は俺の鼻を片手でつまみ始める。
妹の考えが手に取るようにわかる、もはやこれは俺の負けが決まった持久戦。
一分ほどたったところで俺は息苦しさに耐えかね、口を開き息を吸おうとすり瞬間。
妹は待ち構えていたかのように、高速で舌を俺の口の中に滑り込ませる。
「ん…くふ、ふぁ…んう……んっ」
妹の舌は口内を隅々まで貪り、俺の誘おうと舌で舌をつつく。
「お……兄…ふゃん、おいふぃ……」
俺が舌で舌を押し返そうとすると、妹はそれをどう受け取ったのか一層舌の動きが増す。
荒々しいキスに、思考力が削れていく。
いつのまにか、気付けば俺は逆に妹の口の中に侵入していた。
「ん…んふっ…、ぅん…お……にぃ…ひゃ……ん…っ」
そして、もう一つのことに気が付く。
腕の圧力が無くなっていた。
妹は腰を宙に浮かせ、俺とのキスに没頭している。なら…
「ん…ひゃあっ!?」
腕と腰に一気に力を加え、横に妹を押し退ける。
妹はベットから滑り落ちそうになっているところを好機と見て、俺は直ぐ様立ち上がり扉までダッシュする。
「はぁ…はぁ…、奈津美、お前ほんとにいい加減にしろよ」
「………」
ドアノブを掴み、いつでも逃げられる状態から妹に怒りの混じった注意をする。
「兄妹でこういうことしちゃいけないって、世間一般じゃ常識だろ…?」
「…関係ないよ」
態勢を立て直し、ペタンとベットの上に座り込む。
「お兄ちゃんのことが男の子として好きだから、だから関係ないっ!」
キッと俺を睨み、妹は涙を流し始める。
「屁理屈だから、それ」
「私、絶対諦めないから」
「はぁ…そうですか」
そう言って俺は部屋を出ていった。

また来週

78 名前:名無しさん@ピンキー [2006/09/10(日) 21:32:32 ID:TidastRX]
イイ!!

79 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/10(日) 23:53:53 ID:BW/mSRij]
秋で完結するのかな?かな?

80 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/11(月) 00:39:12 ID:n9feo7BF]
生殺しですか?



81 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/12(火) 14:38:44 ID:4mLKKFCE]

【妹】「お兄ちゃーん、朝ですよー」 妹からモーニング・コールのサービス 委員長、猫ミミなど多種の属性を用意
ttp://news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1157801740

82 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/12(火) 20:00:06 ID:ZExj72Wd]
そういう話題なら普通は萌ニュース板だろうに

83 名前:前スレ728 mailto:sage [2006/09/12(火) 21:04:10 ID:WuAXG9MQ]
ども、前回感想をくれたかたどもです。
GJと言われるとかなり励みになります。
新作投下します。2部(または3部)構成になります。
まぁ、今回は前編ってことで。
腹違いの妹で、特にNGになりそうなことはしてません。では、8レスほど使わせてもらいます

84 名前:弘康と真由香 mailto:sage [2006/09/12(火) 21:04:59 ID:WuAXG9MQ]
「・・・遅い」
 俺が借りているアパートの部屋の前。
 見知らぬ少女が座っていた。
「なに突っ立ってんの。私は寒いの。早く鍵あけてよ」
 確かに今日は雪が降ってもおかしく無いくらいに寒い。
 俺はカバンから部屋の鍵を取り出して、鍵穴に突っ込む。
「って。違うよな。お前誰だよ」
「後で全部説明するから。早くしてよ!!」
 少女の口調が強まる。
 外見の感じからして、高校生くらいだろうか。なんだか怪しい。
「キミのことをちゃんと話してくれたらあけるよ。まぁ、あける理由があればだけど」
「ちょ、アンタだって、中に入らないとダメだろ」
「俺はどうせ晩飯食いにいつもの食堂行くし。今、鍵を開けなきゃいけないわけじゃないし」
「う〜。晩飯くらい私がつくってあげるあから・・・早く開けて」
「だからキミのことを・・・あれ?」
 厚手のコートを着てたから気づかなかったけど。脚を合わせてモジモジしてる?
 ひょっとして。
「おしっこしたい?」
「っぅ・・・そ、そんなこと」
「ふぅ。しゃあない」
 俺は鍵を回して、ドアを開ける。
「ほら、そこのドアのところだよ」
 少女は何も言わずに、靴を脱ぐとすばやい動きでトイレへと駆け込んだ。
 まぁ、俺を待ってたんだとしても、これだけ寒ければトイレも近くなるなと。
 俺は先ほどまで少女が座っていた辺りを見る。
 近くのスーパーのビニール袋と、大きめの旅行バック。
 どこぞの家出少女でも拾ったかな?
「荷物、中入れるぞ。いいのか?」
『バックの中。見ちゃダメだからね』
「しねぇよ」
『・・・どーだか』
「お前。このトイレの鍵、10円玉で外からあけれるって知ってて言ってるのか?」
『なっ・・・ば、馬鹿!!ヘンタイ!!あけたらコロス』
 ったく。口の悪いガキだねぇ。親の顔が見てみたいよ。

85 名前:弘康と真由香 2/8 mailto:sage [2006/09/12(火) 21:05:41 ID:WuAXG9MQ]
「・・・ありがと」
「どういたしまして。手は洗ったか」
「当たり前でしょ!」
 少女は部屋の中をキョロキョロと見回す。
 いきなり物色かい。
「結構綺麗な部屋だね・・・あ、こっちが寝室?へぇ、2DKなんだ。広いじゃん」
「どうも」
「これなら私が寝泊りしても平気そうだね」
 少女は荷物を持って俺の寝室・・・って言ってもベッドが置いてあるだけだが、まぁ、その部屋えと行く。
「着替えるから覗かないでよね」
「へいへい」
 ・・・あれ?さっきアイツなんて言った?
 寝泊り?おいおい。ちょっと待て。
「おま」
 ドアを開けると同時に、真っ白い何かが俺の顔面にぶつかってきた。
 って、俺の枕じゃん。
「覗くなって言ったでしょ!!」

「まったく。エロすぎ。なんで、初対面でいきなり覗くかなぁ」
 居間のコタツに向かい合って座っている。
 もっとも彼女の方は頬杖ついて、そっぽを向いているが。
「そうじゃなくて・・・まぁ、着替え中に入った俺も悪いが、お前は」
「真由香」
「は?」
「私の名前。真由香。高槻真由香」
「あぁ。名前ね・・・高槻?」
 その苗字に聞き覚えはある。というか・・・
「まさか」
「そ、高槻弘道が私のお父さん。もうわかるよね、お兄ちゃん」
 高槻弘道。俺が小学校に入る前に母さんと離婚した実の親父。
 俺は母さんに引き取られ、母さんも別な男と再婚。義父もいい人だったし、実父のことなんて、それこそ今日まで忘れてた。
 俺の名前は、佐久間弘康。十数年前までは高槻弘康って呼ばれてたっけ。

86 名前:弘康と真由香 3/8 mailto:sage [2006/09/12(火) 21:06:27 ID:WuAXG9MQ]
 俺は布団の中で今日一日のことを思い出していた。
 真由香・・・ちゃんか。妹って言われても、いきなり呼び捨てにするにはなんとなく抵抗があるんだよな。
 飯は旨かったし、結構色々テキパキとやってくれて、感謝した。
 親父のことを聞くと暗い顔になって話が進まないから、無理には聞かなかったけど。
 明日、明後日で何とか聞きだすとするか。
 そうでもしないと、なんで彼女がここに来たのかもわからないし。これからの身の振りようだって。
「・・・お兄ちゃん。寝ちゃった?」
「いや。どうした?ベッド寝にくかったか?」
 真由香ちゃんに俺のベッドを貸して、俺は居間に布団を敷いて寝てたわけだが。
「ううん。ちょっと・・・あのね、一緒に寝ていい?」
「あ?あぁ。構わないけど」
 俺は掛け布団をめくって、彼女を迎え入れる。
 はぁ、これが彼女とかだったら最高なんだけどなぁ。
「狭いけど」
「大丈夫・・・暖かい」
 なんか、さっきまでと全然性格違うんだけど・・・実は寝ぼけてるとかか?
「お兄ちゃん」
「ん?」
「おやすみ」
「あぁ。おやすみ」
 今まで弟も妹も居なかったから、こういうのも新鮮でいいな。
 しばらくは兄妹ごっこにつきあってやるか。
 俺は真由香ちゃんに背中を向けて目を瞑る。
「・・・んっ・・・うぅ・・・」
 背中に温かい感触。
「おとうさん・・・ひっく・・・ぅぅ」
 女の子がお父さんって言いながら泣いてるってことは、そういうことだよな。
 なんとなく予想してなかったわけじゃないけど、結構、胸にくるもんだな。
 もう顔も覚えて無いけど。親父、ゆっくり休んでくれよ。
「・・・おとう・・・さん」
 お?寝ちゃったか・・・おやすみ。真由香ちゃん

「ちょっと、なんでアンタが私と寝てるのよ!!うわ、サイテー、人を布団に連れ込んで」
 朝起きて第一声がそれかよ。
「お前・・・一回、精神科医行ってこい」

87 名前:弘康と真由香 4/8 mailto:sage [2006/09/12(火) 21:07:07 ID:WuAXG9MQ]
「これでしょ、後これと・・・これもかな。あ〜、こっちはこれとおそろいの方がいいかな?」
「お〜い。いつまでかかってんだよ」
 今日は休みで、本来なら惰眠を貪る日なのだが、真由香ちゃんの雑貨用品の買出しにつき合っていた。
 これだから女の買い物につき合うのは嫌いなんだよ。歯ブラシとかコップなんてどれでも一緒だと思うんだが。
「えっと。あとは」
「なんだ?まだあるのか。ほら、持って来てやるから何買うのか言ってみ」
「っ・・・ば、馬鹿!エッチ!!」
 おいおい。顔を真っ赤にしてそんな台詞吐くなよ。
 ほら、回りが変な目で俺を見てる。
「ぅぅ」
 真由香ちゃんが最後に買い物カゴに入れたもの。
 あぁ。生理用品ね。そりゃ、恥ずかしいわな。
「って、ちょっと待て。お前、一体何日俺のとこに居るつもりだよ」
「ん〜・・・ちょっとわかんない。お母さんから連絡こないと」
「そうか。まぁ、そこら変はあとでちゃんと説明してくれよ・・・生活費、少し多めに下ろすか」
「あ、お金は大丈夫。ほら」
 真由香ちゃんがコートのポケットから財布を取り出し、そこから一枚のカードを取り出す。
「お父さんのカード。これ使えってお母さんも言ってたし、少しくらい贅沢しても平気だよ」
「いや、そういうわけにも」
「大丈夫。私とお兄ちゃんのために貯めておいたくれたみたいだし」
「貯めて?あ、クレジットカードじゃなくて、銀行のキャッシュカードか」
「そ。昨日、少し下ろしてきたから大丈夫だよ。じゃあ、これ買ってくるね」
 真由香ちゃんは日用雑貨が大量に入ったカゴを持ってレジへと向かう。
 それにしても、昨日の夜とはうってかわって、随分強気で元気だこと。
「ほら、お兄ちゃん。荷物持って」
「はいはい」
 まぁ、彼女から話しだすまで少し待つとするか。彼女自身の心の整理とかもあるかもしれないし。

「んじゃ、仕事言ってくるけど。俺が帰ってくるまで、誰が来てもドアを開けるなよ」
「はいはい」
「特に、勧誘とかそういった類には」
「あのねぇ、子供じゃないんだから大丈夫だって。美味しい晩御飯作って待ってるから、いってらっしゃい」
 この休みでわかったことと言えば、彼女は単身でこっちに出てきたということ。
 高校1年だということくらい。結局肝心なことは聞けずじまいだったな。
 どうやら、今は冬休みみたいだから、学校行かなくていいのかとか、そういう心配はしなくてもいいんだけど。
 はぁ。先が思いやられるな。おい。

88 名前:弘康と真由香 5/8 mailto:sage [2006/09/12(火) 21:07:49 ID:WuAXG9MQ]
「ただいま」
 部屋の中が暗い。
 あれ。真由香ちゃんが居るはずなんだけど・・・どこかに出掛けたかな?
「あれ。お兄ちゃん、おかえり。早いね」
「お、居たのか。って、おい」
 後ろから声をかけられて振り向くと、真由香ちゃんはバスタオル一枚で廊下に立っていた。
 風呂にでも入ってたのか。
「ん?あぁ、この格好?別にいいじゃん。兄妹なんだし。それとも、お兄ちゃんはこんな格好にも免疫ないのかな〜」
「馬鹿か。風邪引くぞ」
「なんだ。あんまり焦んないし。つまんないの〜」
 俺は居間でスーツを脱いで、ハンガーにかける。
 完全に寝室をアイツに取られたせいで、俺の着替えやらなんやらも全部、居間に置く羽目になってしまった。
「ふぅ。いいお風呂だったよ。お兄ちゃんも後では入りなよ」
「あぁ」
 真由香はご飯と味噌汁をお盆に入れて運んでくる。
 おかず類はすでにテーブルの上に並んでいた。
「今日は私の得意料理。期待してていいよ」
 真由香の料理は旨い。大通りの大衆定食屋を主食としていた俺には彼女の存在はかなりありがたかった。
「おう。いただきます」
「いただきます」
 俺たちは向かい合ってご飯を食べる。
「・・・ねぇ」
「ん?」
「聞かないんだ。お父さんや私のこと」
「言いたくなったら言ってくれるかなって思ってさ。お、得意料理って言うだけあるな。旨いぞ、この肉じゃが」
 真由香ちゃんの体が小刻みに震える。
「真由香ちゃん?」
「・・・どうして・・・そういうところ・・・似てるんだろ・・・親子って言っても・・・お兄ちゃんはお父さんのことほとんど知らないのに」
 大粒の涙が、手に持ったご飯の上に落ちる。
「受け身な態度とか、少ししょっぱい肉じゃがが好きなとことか・・・ぅぅっ」
 そんなに似てるのか?俺と親父って。
「はぁ・・・うん・・・私は大丈夫・・・ねぇ。お兄ちゃん。聞いてくれる?」
 小さく大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせるように、呟いている。
「あぁ。聞かせてくれるか。全部」

89 名前:弘康と真由香 6/7 mailto:sage [2006/09/12(火) 21:08:31 ID:WuAXG9MQ]
「・・・お父さんね。秋に病気で・・・それからお母さんは別な男の所に行っちゃって。私は学校あったから我慢して家に居たんだけど」
「冬休みなったから、俺の所に来たと」
 真由香ちゃんは小さく頷く。
「お兄ちゃんのことはお父さんに聞いてたから。お父さんね、お兄ちゃんのお母さんとたまに会ってたんだって」
「へ?・・・あ〜・・・でもそれで納得言った。俺の住んでる場所とか親父が知ってるのおかしいと思ったんだ」
「うん。お父さんね、いつも私に言ってたんだ。お兄ちゃんのこと、俺みたいに優しくていいヤツだから、何かあったら頼れって」
 無責任なことを言うなよな。ったく。
「でね。最初は、来るの怖かったんだよ。お父さんは優しいって言ったけど・・・でも、受け入れてくれるかわからなかったし」
「もし、俺がお前を拒否してたらどうするんだ?」
「・・・辛いけど、家に帰ってたと思う。まだ一人で生活するの・・・無理だと思うし」
「ま、そうだよな」
「でも、お兄ちゃん・・・本当に優しくて、結構頼りがいあるし・・・私、すごく嬉しかった。みんなに自慢のお兄ちゃんって紹介したいくらいに」
 そこまで評価されてたのか。嫌われてないまでも、それほどいいとは思って無かったんだけど。
「それにね、お兄ちゃん。お父さんに似てるし」
「あ、さっき言ってた肉じゃが好きとかか?」
「それもあるけど・・・なんだろう。雰囲気って言うか・・・初日もね・・・一緒に寝てて・・・すごく懐かしい気持ちになって」
「お前、あれ、覚えてるのかよ!」
「うぅ。朝は恥ずかしくてあんなこと言っちゃったけど・・・全部覚えてます」
 真由香ちゃんは恥ずかしそうに俯いて、チラリと上目遣いでこちらを見る。
「ったく。妹なんだから別にいいだろうが」
「うん。そうなんだけどね」
 あ〜。なんか気まずいというか、不思議な雰囲気で中断した飯を続ける気にならない。
「風呂入ってくる。飯はこのままな、出たら食うからさ」
「え。あ。うん」
 俺は脱衣所で服を脱ぐと、湯船に浸かる。
 ふぅ〜・・・あれ。なんだこれ?なんで、風呂場に電動歯ブラシが置いてあるんだ?結構くたびれてるし。
『ねぇ。お兄ちゃん。ちょっと目を瞑ってて』
 脱衣所から真由香ちゃんの声がする。
「へ?あ、あぁ。いいけど。つうか、普通、入るほうが目を瞑らないか?」
『いいから。私もお兄ちゃんのこと見ないから』
「はいはい」
 目を瞑ると、誰かが風呂場に入ってくる。まぁ、誰かって言っても真由香ちゃんしか居ないわけで。
『いいよ。ごめんね。お騒がせしました』
「ん・・・あれ。あの電動歯ブラシって、真由香ちゃんのなのか?」
『え?』
 真由香ちゃんが脱衣所で固まっているのがシルエットでわかる。
「あれ、実は親父ので、真由香ちゃん。それ使ってオナニーしてたりしてな」
 我ながら何てオヤジな発想。自分で言って、セクハラオヤジの烙印を自分に押したいくらいだ。

90 名前:弘康と真由香 7/7 mailto:sage [2006/09/12(火) 21:09:07 ID:WuAXG9MQ]
『・・・うぅ』
「真由香ちゃん?」
 なんか、泣いてる?まさか・・・
「当たっちゃった?」
『・・・お兄ちゃんの馬鹿ぁぁぁぁ!!!』
「あ〜・・・えっと・・・あのな、お、おい」
 真由香ちゃんが風呂場の戸を開けて中に入ってくる。
「悪いの!お父さん好きで・・・私・・・お父さんのことずっと好きで・・・でも、お父さんはもう」
「ごめん」
 真由香ちゃんはその場にへたり込むと、涙をボロボロと零しながら声を上げずに泣いていた。
「・・・あ、あのさ。真由香ちゃん・・・可愛いし。まだ高校生だし、他にも好きな人・・・出来るって」
 全然フォローになってないし。
「それに、家族を好きになっても変じゃないよ。うん。俺だって真由香ちゃんくらい可愛ければ」
 さらに墓穴か?というか、何を口走ってんだ俺。
「好きな人」
「そうそう。学校の先輩とか、親父みたいなの好きなら学校の先生とかさ」
「・・・お兄ちゃん」
 真由香ちゃんは顔をあげてジッと俺を見上げている。
 まだ涙を瞳に溜めているが、流れ落ちてはいない。
「は?」
「・・・お兄ちゃんが好き・・・お父さんにそっくりだし・・・優しいし、温かいし・・・お兄ちゃんは?」
「俺?俺は」
「さっき、私くらい可愛ければって言ったよね。家族を好きになっても変じゃないって。ねぇ、それってOKってこと?」
「いや。さっきのはあくまでも例えであって」
 真由香ちゃんは立ち上がって湯船に近寄る。
「ねぇ。お兄ちゃん・・・私じゃダメ?」
「ダメって」
「魅力ない?抱くに値しない?」
「ちょっと待て。パジャマに手をかけるな」
 真由香ちゃんが自分のパジャマのボタンをはずし始める。
「だって、濡れたから脱がないと風邪ひいちゃうよ」
「だからってここで脱ぐな」
「・・・お兄ちゃん・・・好き」

 つづく!!



91 名前:前スレ728 mailto:sage [2006/09/12(火) 21:11:03 ID:WuAXG9MQ]
うは・・・8レスのはずが、7しかなくてどこかで投下ミスったかと思い、
書いたテキスト見てみたら7レス分だった。
うあ〜。昨日別所でもページ番号間違えたばかりなのにorz

次回から気をつけます。

92 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/12(火) 22:34:37 ID:ZGmUyue6]
やばい。面白いしうまいし、もうマジやば。

93 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/12(火) 23:30:28 ID:/JZt3RJX]
続きマダ?

94 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/13(水) 13:07:34 ID:BOVeNscZ]
真由香ちゃん萌え

95 名前:名無しさん@ピンキー [2006/09/13(水) 22:55:43 ID:A/b+/8j4]
グッジョブ!!
この調子で頼む

96 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/14(木) 00:09:54 ID:RYHRoDuH]
続きwktk

97 名前:名無しさん@ピンキー [2006/09/16(土) 19:24:49 ID:TTv8vdp5]
ほしゅ

98 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/16(土) 23:21:33 ID:jPQ/zI7t]
ほす

99 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/17(日) 01:07:15 ID:FNPUgTZo]
面白いです!できれば実は血がつながっていなかったというオチだったらいいなぁ。

100 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/17(日) 03:12:47 ID:MLN4ajWp]
つ[血の繋がった妹なんていない]



101 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/17(日) 03:20:31 ID:7PwaNt07]
つ[血?なにか問題でも?]

102 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/17(日) 13:46:13 ID:pqPgTJOe]
むしろ実妹でおk

103 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/17(日) 20:06:28 ID:+n8r+XWx]
(・∀・)ニヤニヤ

104 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/18(月) 13:16:50 ID:HT+mSz82]
住人の嗜好の違いを垣間見た。

105 名前:保守腐女子 キモウト mailto:sage [2006/09/20(水) 19:04:39 ID:XSpSXTk8]
「ねぇ、お兄ちゃんはどっちが好みぃ?」
『何が』
「血縁関係」
『・・・すまん、何を言ってんだかよくわからないんだが』
「だからお兄ちゃんって血が繋がってるほうが萌えるタイプ?それとも義理n」
ガッ(鉄拳制裁の音)
「〜〜ッッッ!!」
『黙れこの腐女子!』
「殴ったね!おy」
『あーわかったわかった親父な、はいはい』
「人のセリフを取るなんて最低!」
『戦いは二手三手先を読むんだろ』
「・・・(左の頬を兄に向ける)」
『・・・?』
「キリストは言いました、【右の頬を殴られたら“痛い!もっと!”と左の頬を差し出しなさい】、と」

・・・結局、血縁の話はうやむやになったあげく、再び鉄拳制裁があったのは言うまでもない。



こうですか?わかりません!

106 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/20(水) 19:52:04 ID:YS54txPq]
へこたれない妹(・∀・)モエッ!

107 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/21(木) 16:38:28 ID:hXVWfUC6]
女として接するか家族として接するかで血縁関係が変化する妹でFA

108 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/21(木) 21:30:27 ID:HMLf0C1/]
そういやそんな感じの小説あったな
出生がうやむやなのをいいことに普段は妹、夜は義理かもしれないからってHしちゃうやつ

109 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:51:27 ID:8f/mcOmu]
まだキリの良いとこまで書いてないけど見切り発車で投下します

題名は、『ノーパン健康法』↓


110 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:52:01 ID:8f/mcOmu]
 杉原家の嫡男、春樹は自分の部屋で仰向けになって本を読んでいた。
 夕食や風呂なども済まして、後は寝るだけだ。
 と、そこへ「お兄ちゃ〜ん」と甘えた声を出しながら女の子が飛び付いてきた。
 春樹の妹、姫香だ。ピンク色のワンピースから甘い匂いがふわりと香る。
「姫香、重いぞ」
「私そんな重くないよ!」
 姫香は不満げな顔をすると、春樹の体をぎゅっと締め付けた。
 胸から伝わる感触はリアルで、それだけで春樹の股間はドクンと反応してしまう。

(この微妙な刺激、毎度のことながら慣れないよな)
 はあ、と春樹は一つ溜め息をついた。



111 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:52:36 ID:8f/mcOmu]
「姫香ってブラ着けないのか?」
「うん、家だと。苦しいから……えっちぃ〜」
 にやにやしながら姫香が答える。
 その姫香の子供っぽい言動の裏側に潜む女の艶態に、春樹は思わずドキリとした。
 しかしそのことは姫香には悟られていないようだ。
「苦しいっていうほど無いくせに」
「ひっど〜い! 今のがキツくなってきたから、たぶんBくらいは有るよ!」
「はいはい。今度『ウチフク』行った時に新しいの買ってもらいなよ」
「そうするー。ねぇ、そろそろ寝よっ?」
 姫香がベッドの上で足をぱたつかせながら催促をする。
 時計の方を見やると、もうすぐ22時を指すところだった。

112 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:53:11 ID:8f/mcOmu]
「んー、そうだな。歯は磨いたか?」
「お兄ぃ、私が台所で磨いてたの見てたじゃん」
「姫香その後でドーナツ食ってただろ?」
「やばっ、そうだった。磨いてくるね」
 ガバッと起き上がった姫香は、そのままベッドから降りるとドアまで駆けていった。

 ―――刹那、何かにつまずいたのか姫香の体が宙を舞った。
「きゃっ、痛ッ!」
「大丈夫か姫香! ……!?」
 転んだ姫香が気がかりで、そちらの方を見る春樹。
 だが、その顔色は心配のものから好奇のものへと次第に変化していった。
 そこにはワンピースが捲れて、姫香の可愛らしいお尻が顔を覗かせていたのだった。

113 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:53:47 ID:8f/mcOmu]
「あのさ、姫香。ブラは分かるんだが……パンツも穿いてないのか?」
 思わず気遣うのも忘れて聞いてしまう春樹。
「やぁっ! ……見た?」姫香は慌ててワンピースの裾を引っ張り隠す。
 しかし時既に遅く、春樹が瞼の奥に焼き付けた後だった。
「いや、見たけど」
「痴漢! 変態!!」
 姫香は大きな声でそう罵倒すると、勢いよく部屋から出て行った。
 どちらかと言えば穿いてない姫香の方が変態だよな、と思いつつ、春樹は背中を見送っ
ていた。

 20分後、目が半分閉じかかって、いかにも眠たそうな姫香が部屋に戻ってきた。
 むすっとしながらも春樹の入っている蒲団の中に潜り込む。
 どうやら春樹への抵抗心も眠気には逆らえなかったらしい。
 そこで、春樹は先程から気になっていた仔細を問うてみることにした。

114 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:54:24 ID:8f/mcOmu]
「ねぇ姫香、どうして穿いてなかったの?」
「あのね、"ノーパン健康法"って言うのが有ってね、クラスの一部で流行ってるの」
 すっかり大人しくなった姫香の口から、なにやら怪しげな言葉が発せられた。
(ノーパンと健康に因果関係が!?)
 春樹は初めて聞く事柄に驚きつつ、その辺りを突き詰めて聞いていく。
「それってどんな効果が有るの?」
「私も友達に聞いてみたんだけど、思いつく限りあらゆる御利益が有るって」
「へ、へぇ〜。……胡散臭いな」
「信じられないなら、やらなきゃ良いだけだよ」
 それはごもっともだと思いながらも、春樹は一番気になっていたことを口にした。
「姫香はいつもやってるの?」
「んー、家に居る時は一応やってるよ」

 眠たそうに答える姫香とは裏腹に、春樹の意識はどんどん覚醒していった。
(クラスの女の子の下半身が剥き出し? ……それに今の姫香も)

115 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:54:56 ID:8f/mcOmu]
「お兄ぃ、もう寝ようよー」
「あ、ああ、そうだな。電気頼む」
 春樹は今聞いたことなんて気にしてないかのように装いながら、いつものように振舞う
努力をした。

 部屋の明かりを小さくして、また蒲団に潜り込んでくる姫香。
「お兄ぃ、手」
「はいはい」
 春樹が手を差し出すと、これまたいつものように姫香が腕を絡めてきた。
 必然的に春樹の手が姫香のデルタゾーンへと導かれる。
 それは、少し指を動かすだけで姫香の秘部に届いてしまう距離だった。

(うぅぅ、どうしても意識してしまう)
 春樹にとっては隣で姫香が寝ること自体が意識せずにはいられないことなのだ。
 それなのに今回は、更に乙女の秘密まで知らされ、もはや欲望の衝動を抑えるのは困難
だった。
 一方、姫香はそんなことなどお構いなしとでもいった風に、すぅすぅと寝息を立て始め
ていた。
 姫香にとってはショーツを身につけないことなど日常的なことなのだ。

116 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:55:31 ID:8f/mcOmu]

(ちょっとくらい触っても気付かれないよな)
 気持ち良さそうに寝ている姫香の寝顔を見ると胸が若干痛んだが、春樹はもう我慢の限
界だった。
 春樹は動かせる手先を、そっと姫香のスカートの中へと潜り込ませた。

 そこには木目細かな肌があった。すべすべした感触は、これまでに一度も味わったこと
の無い女児特有の触り心地だった。
 春樹は、大腿の方から恥丘まで滑らかに撫でてみた。
 どうやらまだ恥毛の生えていないその場所は、春樹が想像していた以上にぷにぷにで柔
らかく、また精緻に出来ていた。
 姫香は、少しくすぐったいのか足をもぞもぞと動かしている。
 その動作にビビッた春樹は、姫香の足の付け根である、所謂ヴァギナで手を一旦動かす
のを止めた。
 慎重に姫香を観察してみるが、どうやらまだ気付かれてないようだ。
(俺は今、姫香のワレメを触っている)
 春樹は感慨に浸った。

117 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:56:07 ID:8f/mcOmu]

 そうしてしばらく放置していると、性衝動とは別に探究心が芽生えてきた。
 春樹は、この際だから姫香の全てをいじり尽くしてやろうと、心を新たにして冒険を再
開させたのだった。
 とりあえず姫香の秘部から手を引くと、太腿から内腿をツーッと撫でてみる。
 すると、姫香は体を緊張させてくすぐったそうに身をよじった。
 次に春樹は、堅く閉ざされてしまった股の付け根に強引に手を差し入れた。手には程よ
い肉圧がかかり、このもちもちとした感触がたまらなく春樹の脳髄を刺激する。
 春樹は、まだ縦スジでしかない姫香のヴァギナに手を這わせると、親指と中指で大陰唇
を挟み込み、グッと開いていった。

118 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:56:41 ID:8f/mcOmu]
 そこには、ぱっくりと口を開けた姫香の膣があるのだろうが、手探りだけで行為をおこ
なっている春樹には知る術は無かった。
 今更ながらこの体制を恨んだが、どうしようもない。
 春樹は、やりきれない気持ちを表すかのように、親指と中指を閉じたり開いたりした。
 するとその度に姫香のそこは、まるで口を開くかようにぱくぱくと動いた。

(いつか、姫香の好きになった男のモノがこのナカに入るのだろうか)
 穢れの無いその場所を触っていると、ついつい変なことを考えてしまう。
 春樹は、自分のモノがそこへ埋没していく様を想像してみた。

 ―――純粋無垢なその場所が、初めて飲み込む異物を懸命に受け入れようと、幼い口を
めいっぱい開けて飲み込んでゆく。そして、純潔だった証が辺りを彩る―――

 春樹は感慨に耽りつつ、空いている人差し指を自分のモノに見立て、姫香のナカをそっ
とこすってみた。

119 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:57:16 ID:8f/mcOmu]
 すると、指とナカの粘膜がこすれるたびに、姫香は体をぴくっぴくっと痙攣させた。

(寝ていても感じるのかな?)
 夢見気分だった春樹は、少し警戒して姫香の様子を観察した。
 すると、薄暗いながらも姫香の頬がほんのりと紅潮していることに気が付いた。手に巻
きついた姫香の腕も若干力が入っている気がする。それに何だか姫香の手のひらが汗ばん
でいる。息遣いもどこか荒い。
 春樹は天国から地獄へ一気に突き落とされたような、臓腑が切り刻まれる感覚に陥って
いた。体中からイヤな汗が噴き出してくるのを感じながら、
「姫香、起きてるのか?」
 と、おそるおそる姫香の耳元で囁いた。

120 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:57:51 ID:8f/mcOmu]

 実は、姫香は春樹が悪戯を始めた当初から起きていた。
 最初は偶然手が当たっただけだと、姫香は夢見の頭でぼーっと考えていた。
 しかし、徐々に春樹の手つきが卑猥なものになっていくにつれて、春樹が意志をもって
手を動かしているということが姫香にも分かってしまった。
姫香はパニックに陥り、どうしてよいか分からず身を強張らせた。
 ところが、そうしている内に幼いながらも女の部分が反応してしまい、またもやどうし
てよいか分からず春樹に身を任せていたのだった。

 もちろん、姫香は春樹からの問いかけには答えなかった。ここで返事をして全てが終わ
ってしまうのがたまらなく嫌だったのだ。
 このお腹の底の疼きから解き放ってくれるのは春樹だけしかいないということを、姫香
の本能は告げていた。



121 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:58:26 ID:8f/mcOmu]

 春樹には、姫香が本当に眠っているのか、はたまた起きてて黙っているのか見当がつか
なかった。
 ただ、姫香の様子からすれば、たとえ起きていたとしても怖がったりはしてないようだ。

(この様子なら続行可能か)

 春樹は一息呼吸を入れると、覚悟を決めて悪戯を再開させた。
 手でこすっていた部分がいつの間にか湿り気を帯びていたので、それを指に馴染ませる
と、膣の上あたりにある皮を被った突起物にそっと触った。
 瞬間、姫香の体がびくっと動き、姫香の口から喘ぎ声のようなものが漏れ聞こえた。
 つかまれていた腕にも先ほど以上の力がかかっていて、そこから姫香の熱い体温が伝わ
ってくる。

122 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:59:02 ID:8f/mcOmu]

 姫香は、春樹に気取られまいと、快楽の波を必死に耐え、取り繕っていた。
 もう何も考えられない頭の片隅で、僅かな理性がそうさせていたのだ。
 しかし、情け容赦の無い春樹の指づかいは彼女の未知なる部分を的確に刺激しており、
なやましい吐息を押さえ込むのは困難を極めた。
 それに、先程から春樹の動きで乳の突起した部分が服にこすれて、姫香をよりいっそう
せつなくさせていた。
 しかし残念なことに、そのむずがゆい責め苦のことなど春樹は知る由もなく、そのこと
により触ってほしいのに触ってもらえない生殺しの状態が続いていた。

123 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/21(木) 23:59:48 ID:8f/mcOmu]
続きは明日中には書き上げたいと思います(´・ω・`)

124 名前:名無しさん@ピンキー [2006/09/22(金) 02:26:42 ID:6XOW7Rpk]
GJ

125 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/22(金) 20:17:26 ID:wh+ReDEh]
>>122の続き)
 姫香はもうどうにもたまらなくなって、とうとう抱きついていた腕をそっと解き、自分
の手で胸を触るという一大行動に出た。

「んんっ!」

 ワンピースの上から乳首を摘まんだ瞬間、それまで押さえていた色っぽい喘ぎ声が喉の
奥から言霊となって発露していた。
 姫香は、その恥ずかしさに一瞬手を止めるが、もはや自分の気持ちに抗うことはできな
かった。
 こんなにせつない気持ちは初めてだ。
 姫香は、自分と兄の織りなすハーモニーに酔いしれ、刻一刻とのぼりつめていった。

126 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/22(金) 20:18:01 ID:wh+ReDEh]

 春樹も、もう姫香が起きていることには気が付いていたが、暗闇の中での彼女のせつな
そうな嬌声や顔を知ってしまった今となっては、止めようという気は起きなかった。
 否、止められなかったのだ。
 姫香の幼き体から確かに漂ってくるまぎれもない女の匂いに翻弄されていたのかもしれ
ない。
 ただただ姫香の悦ぶ顔がもっと見たくて、春樹は膣から湧き出る蜜をすくい取っては包
皮に包まれた肉芽に優しくこすりつけていた。

「んっ! んんっ!! ふぅんん!!」

 春樹の指の動きに合わせて、規則的に姫香が喘ぐ。
 意識が遠のきそうなほどの甘美な快感をリズムよく送り込まれ、姫香はもう意識を保て
ないでいた。
 ただ、無意識に内股に力を入れて、快楽に抵抗しようとしていた。
 何故か漠然と自分が弾けてしまうような、そんな感覚が迫ってきて、なんだか少し怖い
と思ったからかもしれない。
 しかし、あわれ内股の筋に力を入れれば入れるほど、かえって快楽の波は威力を増した。

127 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/22(金) 20:18:36 ID:wh+ReDEh]

 もう限界かも、と姫香が思い始めたとき、唐突にお尻の穴に何かが触れる感触があった。
 姫香は急速に意識を取り戻しつつ、春樹がいつの間にか起き上がっていて、もう片方の
手でお尻の穴を弄んでいることに気付き、驚いた。
 そんな汚い部分を触られるのは羞恥以外の何物でもなかった。

「えっ、いやぁ!」

 思わず拒絶の言葉を発してしまう姫香。しかし、高ぶった快楽の渦は姫香の気持ちなど
お構いなしに姫香の裸身を侵食してゆく。
 春樹は手を止めてくれない。

「いやぁ、やぁだっ、あんっ! んっ!」

 眉に皺を作り、必死に抵抗する姫香。
 乳首とクリトリスの攻撃に新たにむずむずとした感覚が加わり、それらが複雑に絡み合
って、姫香の心臓はもうはちきれそうだった。
 お尻の穴に力を入れると、逆のぬるぬるした手でヴァギナを一撫でされた後、肉芽を包
皮の上から優しく愛撫されるのだ。そうされると、どうしても下半身の筋がほころんでし
まい、またお尻の穴近くへの侵入を許してしまう。

128 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/22(金) 20:19:11 ID:wh+ReDEh]
 何とか逃げようとお尻や腰を振って抵抗してみるのだが、そんなことをしても規則正し
かった快感の波がその動きの為に変調で独特のリズムに変わっただけで、かえっていっそ
うの快楽を味わうことになるだけだった。
 姫香はもう汗びっしょりで、兄から受ける恥ずかしい責め苦に一心に耐えるしかなかっ
た。

 春樹も、姫香が嫌がっているのは承知の上だった。ただ、姫香の全てをいじり尽くそう
と思った以上、お尻の穴も当然触るべきポイントだったし、また、姫香の嫌がる姿も見た
かったのだ。
 姫香の見せるくねくねした妖艶な動きも、春樹の剥き出しの心を挑発するには十分すぎ
る役割を果たした。

129 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/22(金) 20:19:46 ID:wh+ReDEh]

 手を動かしつつも春樹は、消灯後の仄かな豆電球の明かりを頼りに姫香の捲くれあがっ
たワンピースの中を覗き込んでいた。
 そこは薄暗いながらも、姫香の透きとおるような愛液がまるで月明かりに照らされたか
のようにキラキラと光っていて、神秘的な雰囲気をかもし出していた。
 それに加え、春樹の指によって開かれている、普通なら決して誰にも見せることの無い
処女の処女たる部分は、甘酸っぱくも人を魅了する匂いを放っていて、その香りは春樹の
脳を麻痺させた。
 春樹は、そこへ吸い寄せられるかのように顔を近づけていった。
 間近で見る姫香の潤んだ膣は、まるで雨上がりに咲く淡紅色の桜の花びらみたいな慎ま
しくも可憐なもので、春樹は思わず固唾を飲んで見入ってしまった。

130 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/22(金) 20:20:21 ID:wh+ReDEh]
 そして、いつの間にか春樹は蜜を集める蜂の如く、姫香のそこへ口づけしていた。

「ひゃっ! お兄ぃ!! 舐めちゃいやぁ! やぁっ!」

 それに気付いた姫香が絶叫する。
少しざらついた舌が膣壁をこする感触のあまりの気持ち良さに頭がどうかなっちゃいそ
うで、もう自分が自分でなくなってしまいそうだった。
 粘液が奏でる、クチュクチュ、といった卑猥な音と共に、主旋律である喘ぎ声は段々と
フィナーレに向けて大きくなっていった。

 やがて、姫香の限界を知らせるかのようなヒクヒクと蠢くヴァギナの様を、春樹は舌で
感じ取った。



131 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/22(金) 20:20:56 ID:wh+ReDEh]

「もうイクの?」

 春樹は体制を起こして、姫香に顔を近づけていった。今度は右手をヴァギナ、左手を姫
香がいじっていない方の乳に添えて、獣が獲物を狩るが如く、荒々しくも無駄の一切無い
動きで姫香の弱点を摘まんだり揉みくちゃにしたりした。
 姫香は顔を真っ赤にして、春樹の言葉も耳に入ってないようだった。
 しかし羞恥の対象が消えたからか、姫香はいくぶん安堵の表情を見せていて、迫り来る
快楽の波を享受しようとしていた。

「やんっ! あっ! お兄ぃ! あぁんっ!!」

 姫香は弱いところを春樹に激しく掻き回されて、もう両手でシーツを掴む程度の力しか
残っていなかった。
 乳首とオマメを指で摘ままれ小刻みに振動させられると、姫香は反則的なほどに感じて
しまう。

132 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/22(金) 20:21:31 ID:wh+ReDEh]

「やぁ! 変になるっ! 変になっちゃうよぉ!」

 もはや絶頂の寸前。姫香は首を振って顎を突き出す。
 春樹は、最後にもっとも強烈な刺激を用意していた。
 その摘まんでいたものを引っ張って、絶妙な力加減でぐいっとひねったのだった。

「ああっ!! だめぇぇっ!!」

 太腿の筋がピンッと張りつめ、体を弓なりにして姫香は我慢の終焉を訴えた。
 そして、腰を浮かせ春樹の手に自らの性器をこすりつけると、それが合図だったかのよ
うにそのまま立て続けに腰をガクッガクッと揺らして絶頂を迎えた。
 春樹はその瞬間、姫香の唇を奪っていた。とにかく姫香と繋がりたかったのだ。
 だらしなく開いていた姫香の口に激しく自分の口を這わせ、荒々しく舌を絡め、だ液と
ともに彼女の断末魔をも飲み込んだ。
 やがて姫香の体が弛緩する。
 春樹は唇を離し、そのまま横にごろんと転がった。

133 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/22(金) 20:22:06 ID:wh+ReDEh]

 静寂がおとずれた。
 春樹の隣にいる姫香は脱力パンダの如くぐったりとしている。どうやらまだ絶頂の余韻
から覚めやらぬようだ。

(終わった。凄かった。こんなことになるなんて想像すらできなかった)
 春樹は呆然と、今起きたことを思い返していた。
 軽い気持ちで始めたはずが、知らず知らずの内に後戻りできないところまで来てしまっ
ていた。
 この先の2人の関係は、姫香が正気に戻ってからの一言にかかっていた。
 そこまで考えて姫香の方を見てみると、もう瞼を開けてこちらをじっと見つめていた。
目にはうっすらと涙を浮かべている。
 春樹は背筋が凍った。

「お兄ぃの、ばかぁ」
「姫香」
 姫香の口からは拒絶とも取れる言葉が飛び出した。
 春樹はただ名前を呼ぶことしか出来なかった。深い絶望を感じていた。

134 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/22(金) 20:22:41 ID:wh+ReDEh]

 しかし、それは春樹の早合点だった。
「舐めるのは絶対ゼ〜ッタイに駄目! それにお尻も」
 耳まで真っ赤にして、そう訴える姫香。
 べつに姫香は春樹に対して拒絶する気持ちは心底無かったのだ。むしろ今の心境は、ノ
ーパンの神様にありがとうを言いたい気持ちだった。
 春樹はうろたえながらも、
「ああ、今度からはそうする」
 と、次を匂わすことを言ってみた。
「なら、良いっ」
 姫香は満面の笑みでそう答えると、春樹の胸に顔をうずめた。
 そんな姫香を春樹は包み込むかのように優しく抱きしめた。
 姫香は幸せいっぱいの気分になり、温かい胸の中で心地よい眠りについた。
 そしてちょうどその時、春樹の腹の内では姫香の性における全ての初めてを美味しく頂
く決意が固まったところであった。

(完)

135 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/22(金) 20:24:24 ID:wh+ReDEh]
以上でとりあえず一段落です

…また一方的なペッティングだけで終わってしまった(´゚ω゚`)

136 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/23(土) 06:04:55 ID:xI1xKBo+]
ネタは悪くないのに調理法が… 
文末がほとんど過去形だから淡々と話が進んでる感じで入り込めなかった。
体言止め使ったり現在形にして臨場感を出したりと、読ませる技法が欲しかったかな。
狙って個性的な文章にしてるなら、俺一人が合わなかっただけかも知れないから一つの感想程度に思って貰いたい。

続編期待してますぞ

137 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/23(土) 12:52:10 ID:et61FgSu]
>>136
ありがたや
エロ書きならヌケる文章を書けるかが死活問題!
なんとかしないとなぁ…

138 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/23(土) 16:32:31 ID:XL+85kl1]
後ろもか!後ろも奪うのか!w

139 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/23(土) 16:55:30 ID:jeHVvn5g]
面白かったとは思いますが、ちょっと気になるところを。
・序盤のギャグ(そのつもりじゃなければすみません)パートから濡れ場までテンポが同じ
・感情と行動の根拠の説明までモノローグで語るのはラジオドラマならともかく、文字だとちょっとくどいかも

偉そうに粗探しみたいなことを言ってすみません。次回作、楽しみにしてます

140 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/09/23(土) 18:44:09 ID:et61FgSu]
>>139
うれしいねぇ
フムフム、話に緩急がなく、無駄がある…覚えたであります!
ご指摘たいへん参考になります。感謝です

>>138
( ̄ー ̄)ニヤリ



141 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/23(土) 21:00:56 ID:xI1xKBo+]
あと、全レスはウザがられて叩きの原因になることもあるから気を付けて。
感想くれた人にそれぞれ返信したい気持ちも分かるが、ぐっと飲み込んで次への活力に

142 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/24(日) 20:40:57 ID:6YECPFku]
>>135  乙華麗

6話
妹「やっ!おにいちゃん、やめてぇー!!!ひぐぅーっ!!!」
兄「うぐっ、うっ、はあーサイコーだぜ、はあ…はあ…」
妹「うう…朝からこんなこと…ひぃ!」
兄「ああ?おやじ達が旅行行ったんだから一日中ヤリ放題なんだよ、朝だろうが昼だろうがヤレる時にヤリまくるのは当然だろが」
妹「こ…こんなのヤだぁ!」
兄「ごちゃごちゃうるせーぞ!だまってケツ振ってろ!」
妹「ひーぃっ!そんな激しくしないでぇ!お尻があぁぁっ!!!」
兄「おおっ!いい具合だぜ、ケツ孔サイコー!!!」
妹「もう許してぇーっ!お尻が裂けちゃうよおー!あひぃー!」
兄「オラオラ!もうすぐイキそうだぜ、生でたっぷり腸の中に注ぎ込んでやるからな!」
妹「イヤーぁ!!!」
兄「へっへっへっ、親が居ないってのはいいもんだな思いっきり犯れるぜ!」
妹「あーっ!熱いよー!お尻の穴が焼けてるよー、ヒィーっ!」
兄「まだ一発目だろが!まだまだこれからだっつーの!」
妹「あひいーっ!ひいー!ヒィー!あっ!あっ!あっ!」
兄「おらーっ!たっぷり出してやるぜ!ウンコ漏らすなよっ!」
妹「あああっ!だめぇー!おしりぃーーーー!がっはっあっ!!!」
兄「くふぅ〜、最高だな、昨日やつらにあんだけケツ掘られたのに穴の絞まりはキツキツだぜ、くっくっ…」
妹「うぅ…おしり…おしりが…うっ…うっ…」


143 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/25(月) 06:10:47 ID:/++WD+/W]
またそれかw

144 名前:名無しさん@ピンキー [2006/09/25(月) 23:36:51 ID:shSdbO+S]
|∀・)ジー

145 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/25(月) 23:52:27 ID:PNdFxVDE]
( ^ω^)続き期待

146 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/26(火) 00:26:08 ID:oGw08WLx]
「おにーちゃん、この人だ〜れ?」
テレビを見てた妹が俺に尋ねてきた。
「んー、たしか南だか北だかいう昔の歌手らしい」
コイツが知らないのも無理はない。この曲がヒットした頃はコイツも俺もまだ生まれてない。
かなり昔から活動している歌手が昔伝説になったライブを数十年ぶりにやったらしいので、芸能番組で紹介されていたのだ。
「ふーん、でもこの人の歌ってよく分からないなぁ〜」
「ん?どこが」
「だって妹がふすま一枚隔てた向こうで寝息立ててるんでしょ?
 普通そんな美味しいシュチュだったら ガ ー ッ ! ってふすま開けて ガ バ バ ッ って襲い掛っちゃうでしょ〜?フツー」
どんな普通の兄妹だよ…
「歌の中でも『あんまり器量がよくない』っていってるから、それでヤっちゃわなかったのかなぁ?
 この歌のお兄ちゃんはかなりのヘタレだよね。我慢できなかったら帰って甘いよ!甘々!
 妹を結婚式場から奪って逃げるくらいのガッツが欲しいよね!」
「どうでもいいが、俺にそのガッツとやらを期待するなよ?」
「え〜お兄ちゃん、私を攫って逃げよぉ」
「だれが攫うか馬鹿、むしろ誰かに攫ってもらいたい位だ」
「もー素直じゃないなぁ」
いや、この上なく素直な意見なんだが……… 



147 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/26(火) 03:52:47 ID:X7Qbxs/q]
とりあえず続きマダ?

148 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/26(火) 16:19:08 ID:eXa792Tc]
とりあえずGJ

149 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/26(火) 18:22:43 ID:tuczM4Rz]
まったり期待sage

150 名前:名無しさん@ピンキー [2006/10/02(月) 21:26:13 ID:2cZ7Tp19]
まったりし過ぎage



151 名前:萌ちゃんと俺 mailto:sage [2006/10/03(火) 12:14:37 ID:oqZK7O8V]
昨日は萌で三回も抜いてしまった。

なんて兄なんだ・・・

しかし、いけないとわかっていても
気持ちばかりが加速していってしまう。

こんな事はやっぱりあってはいけないのだろうか?
兄が妹に欲情するなんて・・・

しかも萌はまだ小学三年生、
たとえ兄弟ではなくても犯罪だ。

しかしもう抑えることも難しくなっていた。
そう、実は今も萌で抜いている最中なのだ。

あぁ・・萌・・・萌ぇ・・

ガチャッ


152 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/03(火) 23:48:47 ID:nhEB7Qi3]
「兄さん、話があります」
「うん? なんだよ」
「今日、兄さんの部屋を掃除してたらこれを見つけました」
「……げっ!」
「うちは貧乏といいませんけど、私がタイムセールとかで10円、100円安いものを
探し回っているのに、これはなんですか?」
「その、ま、男の必需品というか」
「ぬれぬれ巨乳教師の課外活動DVD、5800円。いけない若奥様、1300円。
アップル通信、980円」
「わぁ、そんなもん、大声で読み上げるな!」
「そんなに恥ずかしいならどうして買うのですか?」
「……」
「済みませんが、これは全部処分します。いいですね?」
「……とほほ」
「だいたい、兄さんはレベルの低いもので満足しすぎです」
「……はぁ」
「この女優、胸が垂れてます。髪も染め方が汚らしくて」
「……まあ、それはスルーなんだけど」
「この人は、おしりが垂れすぎです。お腹も肉が付いて豚さんです」
「……」
「この人の胸は、絶対整形です」
「……そ、そうなのか?」
「だいたい、こんな人若妻なんていいますけど、結婚できただけで奇跡です。
 よくこんな不細工な人がいやらしい雑誌とはいえ、載ることができますね」
「……なかなか厳しいですね」
「こんなもので兄さんが興奮していると思うと私は情けないんです」
「いや、まぁ、その」
「兄さんは、女の人の裸が見たいのですか?」
「……俺に限らず男はみなそうだが」
「わかりました。では、今日から兄さんは私と一緒に入浴してください」
「……おい?」
「私も恥ずかしいですけど、兄さんが見たいと言うなら仕方がないです」
「いや、そうではなくて、俺達は兄妹だし」
「別に兄妹で入浴するなんて普通じゃないですか?」
「それは子供ならそうだけどな、俺達は何歳だ?」
「兄さんが変なものを買ってくることに比べれば、一緒に入浴する方がまだましです」
「……あのな」

153 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/04(水) 09:25:56 ID:tO7JDK46]
小出しにして様子見するにしても、せめて微エロくらい含んでほしいと思うのは望みすぎか。
最近の書き手は控え室とか修業場って見ないのかな?








筆が止まってる自分が偉そうに言えることじゃないが

154 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/04(水) 10:37:55 ID:HYSvYAdk]
>>153
     文句はいいから書いて投下しろ。

155 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/04(水) 16:10:47 ID:+mgY0lZA]
そうだ!このいきりたったイチモツをどうしてくれるのだ!

156 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/08(日) 13:18:48 ID:V6rO//Bz]

    ∧_∧
    ( ・∀・) ワクワク
  oノ∧つ⊂)
  ( ( ・∀・) ドキドキ
  ∪( ∪ ∪
    と__)__)


157 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/11(水) 01:31:36 ID:f0T1+UPR]
中日ドラゴンズのリーグ優勝記念に新作投下。
でも内容は野球と全然関係無いっすξ゚ω゚)ξ

 題『愛の収容施設』↓

158 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/11(水) 01:32:17 ID:f0T1+UPR]
 俺には今、危機が迫っていた。

「ねぇ、お兄ちゃん!」

 神無月の夜、澄みきった空には満天の星が輝き、秋風は野をひゅうひゅうと吹きぬ
ける。外はさぞや寒かろう。

「お兄ちゃんッ!! 約束!!」

 しかし、家の中なら外が幾ら寒かろうが関係ない。俺はいつも通りパソコンと対座
し、これまたいつも通りピコピコと通信対戦ゲームにいそしむのであった。
 絶対に外へなんか行くもんか。ましてや、妹の美実と夜空を見に行くなんて。

「もうッ! お兄ちゃんってば!!」

 先程から耳元でキンキン響く声がするが、そんな事には構ってられない。
 俺は忙しいんだ。わかってくれ、妹よ。

「……智世ちゃんにお兄ちゃんの性癖教える」

 その言葉を聞いた瞬間、雷に撃たれたイメージが俺の脳髄を駆け巡り、目の前が暗
転。見事、美実の快心の一撃が俺の心を粉砕する。

159 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/11(水) 01:32:52 ID:f0T1+UPR]

「わかった! わかったから!」

 慌てて椅子から立ち上がり美実の方を見ると、くそぉ、にんまりとほくそ笑んでや
がる。
 主を失った俺の使用キャラクターが無抵抗で敵に蹂躙されてゆく。

 ―――surrender。それは罪深き牢への片道切符。
 敵に連れ去られるマイキャラクターを横目に、俺も美実に連れられ家を後にする。

 家の外へ出たとたん、身を刺すような寒さが襲い掛かってきた。
 あまりの寒さに、咄嗟に美実の着ていたセーターへと手を伸ばす。少々変態っぽい
行為になってしまうが仕方が無い。
 先を歩く、るんるんご機嫌な美実の裾よりサッと手を差し込み、下着とセーターと
の隙間をそのまま腹部へ進入させていく。ああ、なんてあったかいんだ! ぽかぽか
して、まるで妹に包み込まれているかのよう!

「やん! お兄ちゃん」

 恥ずかしそうに顔を紅く染め、目を伏せる美実。
 美実が照れるのも無理はない。この状態は、ちょうど俺が美実を背後から抱きしめ
た格好に非常に酷似しているのだから。
 美実からは良い匂いがしてくる。それは甘くて、優しくて、朗らかな春の木漏れ日
のように俺には思えた。

160 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/11(水) 01:33:27 ID:f0T1+UPR]
 俺と美実は、しばし問答をする。

「頼む、寒いんだ」
「でも、女の子のそんな所にいきなり手を突っ込むなんて変態さんだよ?」
「俺が変態なのは当に知れたことじゃないか。何を今更」

 その俺の言葉が癇に障ったのか少しムッとする美実。しかし、その表情がフッと緩
むと急に向き直って笑顔で俺を押し倒してきた。俺は抵抗する暇もなく芝生にドシン
と尻もちをつく。
 ちなみにここはまだ私有地内。塀から外に出てすらもいない全くの庭の一角だ。も
っとも、こんな事は家から出てすぐ立ち止まったのだから当たり前の事だが。
 マウントポジションを取った美実は無邪気に笑う。



161 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/11(水) 01:34:02 ID:f0T1+UPR]

「じゃあ、別にあの事智世ちゃんに言ってもいいよねッ?」
「ちょっと待て。それとこれとは話が別だろ」
「いいじゃん。いつまでも隠しとおせると思ってるの?」
「ぬかせ」
「そういえば智世ちゃん、言ってたなー。小さい女の子の下半身ばっかに眼がいって
全然私のこと見てくれないって」
「なにっ!?」
「お兄ちゃんロリコンだと思われてるんだよ」

 失敬な。幼女なんぞに興味などあるものか! しかし、幼女の下半身付近を凝視し
てるとは中々のご明察。と言うのも、俺の心をくすぐるある物が、そこら近辺に見え
隠れしているのだからな。
 告白すると、俺は幼女の靴下をどうしても愛してしまう生き物なのだ。断じて幼女
本体の方ではない。あの小ささ、質感、柄はアニメのキャラクター物から果てはレー
スの可愛い装飾つき靴下まで、全てに置いてこの俺のピュアなハートを魅了してやま
ない。もうリピドーが止まらない。きゅんきゅん、かつメロメロ!! ひとたび妄想
を始めたら、いくらしても尽きることの無いすんばらしい素材、それが幼女の靴下な
のだ!!!

162 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/11(水) 01:34:37 ID:f0T1+UPR]

「いかん、頭が! ……そうか。善処しよう」
「ねぇ、お兄ちゃん。どうしてそんなに靴下が好きなの?」
「幼女の、だ。本と言うと俺にも良くわからん。美実が子供用の靴下を捨てる時まで
はこんな事は無かったんだが。畢竟、好きなものは好きだからしょうがない」
「そう、だよね」

 美実はそう言うなり頬を赤らめ、もじもじと恥じらいを見せた。普通こういった態
度は好きな奴の前でやるもんなんだが、変な奴だ。
 俺は美実を押しのけ立ち上がって、美実に手を差し伸べる。しかし、美実は中々俺
の手を取ろうとしない。

163 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/11(水) 01:35:12 ID:f0T1+UPR]

「ところでお兄ちゃん。まだ気が付かないの?」
「……何が?」

 動悸を感じながら、言葉の先を促す。
 美実がもったいぶったように、ゆっくりと口を開く。

「私が今、子供用の靴下はいてること」

 なにっ!!!

 目を美実の足に移すと、そこにはなんと熊さん柄の靴下!
 不意を突かれた事もあって俺の胸キュンメーターは一気に爆発! 我を忘れて、い
きおい美実の足へと飛びかかった。そして瞬時に両靴を脱がせると、息をつく間も与
えず美実の片足にしゃぶりつく。

「きゃッ、何!?」

 美実はまだ事態を把握できていない。その間、俺は熊さんの刺繍を舐め終え、小指
付近の布地を甘噛みしたり唇で挟んだり、めいっぱい堪能する。この噛み心地、生き
てて良かったぁ。

「きもッ!」

 やっと状況把握したのか拒否反応を示す美実。しかし俺は意にかいさず猶も片足を
がんじがらめに拘束してペロペロ舐め尽くす。
 さらに足の柔肉に手を這わせると、美実は腰をくねらせ足先をピンッと張る。その
触感も口の中で楽しんでいた。
 美実は足をばたつかせて抵抗するが、所詮は女の子。力の差は歴然だ。

164 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/11(水) 01:35:47 ID:f0T1+UPR]

「いやッ! 離して、いやぁ!」

 あまりの気持ち悪さにパニックになった美実は、スカートの乱れも気にせず大暴れ
に暴れまくる。捲くれ上がったスカートの中からは真新しい染みの付いたショーツが
顔を覗かせていた。
 俺は美実の足先の反応が気に入った為、膝を折り曲げさせると太腿から内腿にかけ
て揉んだり擦ったりする。その度、美実は前にも増して切なそうに腰を浮かせ足指に
力を入れる。

「やぁん! やあぁん!」

 拒否とも取れない嬌声だけが美実の柔らかな唇から漏れ出てくる。
 この反応を俺は知っていた。智世との行為の中で散々見た。これは―――

「まさか感じてるのか? 美実」
「ばかぁ!!」

 顔を真っ赤にして瞳を潤ませている。間違いない。感じ始めてる。まさかこの程度
で感じてしまうほどの感受性の持ち主だったとは!
 しかし、そうなるとイった時の足指の動きも味わいたくなるのが人の性。俺は自我
を取り戻していたが、構わず続ける事にする。

165 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/11(水) 01:36:21 ID:f0T1+UPR]
 美実の両足首を持ち上げ、無理やりグイッとM字に開かせ肘で固定する。純白のシ
ョーツが丸見えになる。どうやら染みは先程よりも濃くなっている。嫌がる美実を無
視し、俺はそこを目印とばかりに人差し指と中指を強く押さえつけた。

「くぅぅんッ!」

 押し殺した切なげな鼻声が辺りに響く。肢体を弓なりに震わせ反射的に内腿を閉じ
ようとするが、俺の肘がそれを阻む。そのまま同じ部分に何度も摩擦を加えてやると
下半身の筋が徐々に弛緩していく。
 ジワッと染み出してくる愛液。その甘い匂いが俺の脳を妖しく酔わす。
 錯綜する思いの中、それでも指は止まらない。指に愛液を馴染ませると、一気にシ
ョーツの中へと潜り込ませた。
 咲きかかった無垢な花弁を強引に開かせ、膣内の粘膜を乱暴に掻きまわす。ショー
ツの中で蠢く指が、美実の快楽のツボを的確に刺激する。

「あん、ぁあぁん……やぁ、はぁん、はぅ、んんぁ……お兄ぃ、ちゃんぅ……」

 初々しい表情を見せる美実。眉根を寄せて目をぎゅっと瞑り、肢体をくねらせ必死
で快感に抗おうとする。しかし、肝心の下半身を俺に押さえつけられている為、抵抗
は全く意味をなしていない。無防備に俺の手さばきに弄されるがままだ。

166 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/11(水) 01:36:56 ID:f0T1+UPR]
 美実の手が俺の手に弱々しく絡みついてくるが、俺はそれを難なく突っぱねショー
ツの指使いを加速させる。

「はぁ……ぅぅッ! 気持ち……いいよぉ」

 抵抗心も忘れ、思わず本音を漏らしてしまう美実。膣襞を舐めるように指で嬲ると、
美実は胸の膨らみを強調させるかのように背を仰け反らせ、胸を上下させる。
 火照った身体。
 艶やかな腰使い。
 美実の肢体が、性行為の悦びを全身で表現する。
 俺はその姿に魅了された。いつの間にか、はちきれんばかりに屹立した俺の毒牙が、
牝の肉体を求め、涎を垂らす。欲望が制御できない。
 陰唇から肉芽へと手を滑らせると美実のお尻の穴がキュッと窄まり、声色は一段と
高さを増す。

「だめッ……それ感じすぎちゃッ、んんッ……やぁ! またッ、んんぅッ!」

 肉芽を擦る度に蜜口から愛液がとめどなく溢れてくる。肢体が小刻みに痙攣して、
その度に美実は芝草を固く握り締める。
 軽いアクメを繰り返し何度も味わわされ、美実は恥ずかしい喘ぎ声を出さずにはい
られなかった。

167 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/11(水) 01:37:30 ID:f0T1+UPR]

「そんなに大声出すな。近所に聞こえちまうぞ!」
「はあぁんッ! だってッ、だってぇぇ」

 クチュクチュ淫靡な音が響き渡る。いまや肢体に刺さるチクチクした芝草でさえ、
美実に耐え切れない程の甘美を与えていた。
 我慢しようと足掻けば足掻く程、よりいっそう強烈な快感の波が押し寄せる。

「やぁん、声が! あぁん、ッんく! 押さえらんな……ぃッ! あぁんんッ!」

 呂律の回らない声を出し、至高の悦びに肩を震わせ悶えている。冷たい外気に美実
の甘酸っぱい匂いが立ち込める。
 その牝の匂いを本能で感じ、俺の愛撫の動きが仕上げに入った。指がいっそう踊り
狂う。そして、その暴れまくる指に呼応したかのように、美実のいやらしい腰の動き
に拍車がかかる。

「美実! もっと……もっとだッ!」

 俺も感情が高ぶって、声を出さずには入られない。とろけきった肉芽を摘まんで擦
りあわせると、美実は息絶え絶えに絶叫する。

168 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/11(水) 01:38:08 ID:f0T1+UPR]

「お兄ちゃぁんッ! もうだめッ、だめぇぇッッ!!」

 声を張り上げ、顎や胸を突き出して背を反らせる美実。弛緩しかかった肢体が限界
を告げる。同時に、目の前の足先が小さく震え始めるのを視認する。
 好機! 俺は目の前にある美実の足へ齧りつく。そして仕上げに左手で美実の肉芽
にピッピッと2回鋭く往来させた。

「やあぁぁッッ!!」

 爆発した快楽の波が美実の全身を飲み込む。美実の足先が身体に呼応するかのよう
に脈々と弾け、痙攣する。その動きは、咥えていた俺をも震えさせる程の妖艶な何か
を感じさせた。
 光沢ある黒髪を振り乱し、腰をいやらしく突っ張って、美実は絶頂していた。
 その、美実の脱力する間際、空いていた方の足がピンッと張り詰め、それが偶然に
も俺の頭へ直撃する。吹っ飛ばされる俺。そして、当たり所が悪かったのかそのまま
意識が薄れていく。
 朦朧とした意識の中、俺にもひとかどの多幸感が押し寄せていた。
 ……ああ、我が麗しの靴下。俺は君の虜。―――

(続く)

169 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/11(水) 01:39:35 ID:f0T1+UPR]
続編は月末までに完成させます。そっちの方がこの話のメインだったり…

170 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/16(月) 23:58:43 ID:zD0E11P6]
(*ノωノ)あぷー
これがその続編になります↓



171 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/16(月) 23:59:34 ID:zD0E11P6]

 凍てつく寒さが、貪るように俺の身体から体温を奪い去ってゆく。
 仰向けになっていた俺はブルッと身を震わすと薄目を開けた。天には無数の星々が
輝いている。耳をすませばコオロギの音。綺麗だ。
 回らない頭でボーっとそんな事を考えていると、唐突にヒョコッと視界に現れた美
実が、「お目覚め?」と聞いてくる。
 急速に覚醒する脳。そうだ、俺は―――

「美、実ッ!?」

 起き上がろうとした俺の身体が、縄のような物に拘束されている事に気付く。
 慌てて首だけ起こして様子を見てみると、四肢がそれぞれ別の木に結い付けてあり、
一進一退の身動きさえ封じられている。
 それに、下半身には不自然にタオルケットが巻きつけてあるし、これは一体どうい
う事なんだ?
 訝しみながら、先程から俺の顔を覗き込んでいる美実に視線を戻す。
 美実がニヤッと不敵な笑みを浮かべる。

「大変な事をしてくれちゃったね、お兄ちゃん」
「何の事だ?」

 と、思わず聞き返してしまったが、理由は明白だ。ずばり、先程あった一連の行為
の事であろう。

「へぇ〜、しらばっくれるんだ。あんなに烈しく―――」
「……すまなかった」

 皆まで言わせず頭を垂れる俺。もちろん、こんな言葉では決して許されない事をし
てしまったという自覚はあった。しかし、今はとにかく謝るしかない。

172 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:00:07 ID:zD0E11P6]
 美実を直視できなくて、目を美実の服装の方に移す。
 服装はとりあえず取り繕ってはあったが、細部を注意してみると裾が折れていたり
所々皺になっていたりと、まるで強姦された後のような格好だった。いや、現に強姦
未遂だったけど。
 上気した頬や、乱れた黒髪。一見、傷ついた少女を思わせるボロボロさ加減だが、
ただ一点、眼だけは死んでいなかった。彼女の眼光はむしろ貪欲な猛獣のそれで、俺
はその瞳に射抜かれたかのように全身を強張らせていた。
 薄々知っていたのだが、美実を怒らせると実に怖い。
 大罪を犯した今の俺に果たしてどんな裁定が下るのだろうか。
 庭が裁きの庭と化す。
 風が止む。
 虫の声も止まった。
 そんな中、唐突に美実がクスッと笑う。

「そんなに怯えなくってもいいのに」
「でも俺は……」

 言葉の先が出てこない。やむを得ず口をつぐむと、美実が含み笑いをしながら手を
俺の右頬にツーっと添わせた。熱をおびた小さな手が俺の硬い表情をほぐしてゆく。

173 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:00:45 ID:zD0E11P6]

「私は別に怒ってないよ。……ただ、ちょっぴり発情してるだけ」
「え?」
「でもその前に―――」

 美実はそこで言葉を区切ると、急に靴を脱ぎ始めた。再び登場、我が麗しの靴下。
 そして、俺の左右に開かれた脚の間に移動すると、しゃがんで俺を見据えた。
 染みの付いた生々しいショーツが垣間見える。それは、今という時が先程の行為の
延長線上に位置する事を如実に示していた。ん? そう言えば、

「ちょっと待て。どうして俺は縛られているんだ?」

 怒ってないのなら縛られる道理は無いはず。複雑な表情を投げかけてみる。
 しかし美実はそれを黙殺すると、指をショーツの中心にあてがい、

「私のココにした事覚えてるよね?」

 そう言うや、滲んで染みになっている部分をねちっこい手つきでなぞり始めた。
 粘膜とショーツが擦れあう、クチュクチュといった卑猥な音が先程の記憶を呼び覚
ます。
 ふと、妙な開放感を下半身に感じる。
 普通なら硬い布地が俺の煩悩を阻むところだ。なのに、今はそれが無い。

 ……俺は今ジーパンを穿いていない!
 タオルケットからはみ出した素足がその証拠だ。今までは事が事だけにそこまで気
が回らなかった。
 俺の屹立がタオルケットを押し上げ大きなテントを張っている。
 美実はそれを嬉しそうに眺めると、動かしていた指を休めた。

174 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:01:25 ID:zD0E11P6]

「俺を、どうするつもりなんだ」

 美実をじっと見つめる。美実も見つめ返す。
 木枯らしが美実の黒髪を優しく撫でつけている。
 その黒髪をサッと掻き分けると、美実は四つん這いで俺の方へ向かってきた。その
まま俺に覆い被さるように俺をまたいで顔と顔を接近させる。
 互いの吐息が頬をかすめる。

「ねぇ、さっきの続き、しよ?」
「は?」

 今、続きって言ったか? それって、つまり、どういう事だ?
 眉をひそめる俺を差しおき、美実は俺に身体をぴったり添わせる。俺の身体に妹の
柔らかい素肌が絡みつく。

「お兄ぃちゃ〜ん」

 甘えた声を出しながら顔を俺の胸板に埋め、気持ち良さそうに左右に振った。
 当の俺は、この事態に固まってしまっていた。無論、ムスコも。
 やや小ぶりと思われる乳房。あの靴下を穿いた細い足や、絡みつくすべすべの太腿
まで、この女特有の感触がとてつもなく堪らない。相手は妹だというのに。
 寝そべっている美実の膝が、テントを張った部分を中心にいやらしく這いずりまわ
り、俺の怒張をぞんざいに刺激する。

175 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/17(火) 00:09:37 ID:s3gVYgRh]
ワクワク

176 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:09:49 ID:TsrrOwpm]

「ちょ、ちょっと待て」

 意識が飛んでしまいそうになるが、どうにか言葉を絞り出す。こんな時に身体の自
由が利かないのが辛い。
 それでも美実は手を止めてくれた。
 少しびっくりした表情で、のそのそと起き上がりながら、

「なにさー。さっきは飛び掛ってきたくせに。……ま、いいや」

 と、軽くつぶやくと、一呼吸を置いてから俺に巻きついてるタオルケットに手をか
けた。
 バサッと開かれ、俺の下半身が露出する。
 そして美実は、あろう事か足で男の大事な部分をトランクス越しに踏んづけた!
 勃起がお臍までぐぐっと押さえつけられる。

「うおっ、な、何を!」
「えへ〜、そう言えばしてなかったなーと思って。さっきの、し、か、え、しぃ〜」

 いじわるな声を出しながら、怒張をそっと踏みつける。軽やかなステップから得ら
れる快感が、トランクス越しとはいえ確実に俺の肉棒に蓄積していく。

177 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:10:27 ID:TsrrOwpm]

「ああっ」

 肉茎からカリ裏までをスッと擦られ、思わず情けない声をあげてしまう。踏みつけ
ているのがあの靴下だという事実だけで、いっそう昂奮してしまう。

「ふふッ、可愛い声」

 そんな俺を嘲笑うかのように、美実は肉棒を揉むように足を動かす。亀頭をちょん
ちょんと足先で弄ばれ、肉茎をぐりぐりと力強く押さえつけられる。
 とにかく何もかもがいきなり過ぎて、頭が付いていかない。

「くっ……待て! ふっ!」
「あはっ、完全に攻守逆転だね、お兄ちゃん」

 勝ち誇ったように声高らかに宣言する。きゅっ、きゅっ、とテンポ良く踏まれ、反
り返った怒張が雄叫びを上げたがる。

「美実、止め……ううッ」
「ん〜?」
「うっ! こんな……止めるんだ」

 どうにか制止を促すが、美実は一向に耳を貸さない。それどころかどんどんペース
を速めていく。

178 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:11:09 ID:TsrrOwpm]

「私もう、とまらないよ」
「美実!」
「お兄ちゃんが引き金引いちゃったんだから……責任とってよ、ねッ」

 そう言って美実は可愛く微笑む。

「何を……ッく! ふうぅッ!」

 俺の言葉を遮らせる為か、美実は力を強めた。そのあまりの強さに俺は思わず女の
子のような甲高い声を上げて、拳を握りしめる。
 カウパー腺液がトランクスに恥ずかしい染みを作っていく。

「妹に踏んづけられて喜んじゃうんだね、ふふッ、変態さん」

 面白おかしそうに笑う美実。
 
 ―――否定できなかった。
 我慢汁のせいで摩擦が大きくなり、さらに気持ちの良い度合いが増してきていた。

179 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:11:46 ID:TsrrOwpm]

「智世ちゃんに言ったら何て思うかな」

 いきなり現実を突きつけられる。理性が警鐘を鳴らす。

「それだけは……ッ、後生!」
「どうしよっかな〜」

 美実の天使ような表情に悪魔の笑みが射す。しかし、その表情の奥底にはどこか憂
いを含んでいる気がする。
 パッと表情が変化する。何かを決意した時の表情。

「ねぇ……私にもお兄ちゃんのおちんちん、入れて……ホシイ……」

 真剣な眼差しで俺を見据える。

「何ッ、言って、ん、だ」

 辛うじて言葉を紡ぎ出す。手足の感覚が麻痺してくる。

「私もお兄ちゃんに愛されたい……愛されたいのッ」

 畳みかけるような愛の告白。その言葉が耳に入った瞬間から、どす黒い感情が心の
深淵で渦巻き始めたのを自覚する。
 いつしか美実の股間攻撃は止まっていた。
 倒錯した気持ちが脳裏をよぎる。
 ……女の哀願は卑怯だ。そして俺も卑怯―――

180 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:12:21 ID:TsrrOwpm]

「……ダメだっ!」

 最後の理性を振り絞る。身体が縛ってあって良かった。でなければ俺はもう―――

「ダメって言われてもやるから!」

 美実の固い決意が周囲に木霊する。俺は何も言えない。美実はそのまましゃがみ込
むとトランクスをずり下げた。勢いよく飛び出す俺の勃起。それが美実の唇をヒュッ
とかすめる。
 ビクッと肩をびくつかせる美実。だが、怯えの色は直ぐに消える。
 小さい手が俺の剥き出しの獣を捕らえる。

「あつい……それに、硬いよ」

 少し上ずった愛らしい声。たぶん男の勃起なんて初めて見るのだろう。
 真っ直ぐな視線を一箇所に注いでいる。
 美実の少し開いた唇からは悩ましい吐息が漏れ出し、敏感な先端部分にもどかしい
刺激を与えてくる。

「美、実……」

 もはや抵抗する気になれなかった。美実の熱い手の平が大きく膨れ上がった怒張を
撫でるたびに、くぐもった呻きが漏れてしまう。



181 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:12:54 ID:TsrrOwpm]

「お兄ぃちゃん……気持ち、いい?」

 少し照れながら上ずった口調で聞いてくる。
 美実を見ると、手を上下させながらこちらの様子を覗っている。赤く火照った顔が
不安そうに歪んでいる。

「あ、ああ」

 半ば上の空に答える。美実の稚拙かつ一生懸命な手の動きは、俺に思考する余裕を
与えさせない。
 満足そうに美実がにっこり笑う。

「おにーちゃん」

 一呼吸置いて、

「大好きだよ」

 甘ったるい声でそう囁くと、美実は目を瞑りながら顔を勃起に近づいていき―――
温かくて柔らかいモノが先端に触れる。
 刹那、背筋にビビッと甘美な電流が駆け抜ける。

「うおっ! 美実!」

 やべぇ、視界が一瞬真っ白に。
 美実は目を閉じ、少し咥え加減で先端から根元までをねっとり往復させている。
 他ならぬ妹が俺の肉棒を唇で愛おしそうになぞっているのだ。
 少しばかり鼻息がくすぐったいけど、それがいっそうリアルな事だと感じさせる。
 美実の生唾を飲み込む音が聞こえる。

182 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:13:31 ID:TsrrOwpm]

「ぅん……お兄ぃ、ちゃぁん……ふぅ、んちゅ」

 官能的な声。思わず鳥肌が立つ。
 身震いして美実の方を見やると、美実もこちらを見つめていた。
 一息吸い込むと大きく口を開ける美実。
 そのまま下りてきて俺の直立した肉棒をそっと咥え込んだ。
 唇のぷにぷにとした肉厚が俺の化身を包み込む。

「ああぅ」

 美実の口腔で粘膜同士が触れ合うとろけるような感触。少しざらついた舌の感触が
勃起を優しく撫でていく。……くっ、オナニーなんか比じゃない!
 左手で肉棒の根元を押さえて安定させ、口を上下させる。
 口の中では、舌にだ液を絡ませ、咥えた部分を丹念にしごいていく。
 健気にピストン運動を始めた美実から、くぐもった声が聞こえる。

「んにゅ、にぃ、すき……んみゅ、はんぅ」

 美実がうわ言を漏らす。その声が口の中で響いて思わず腰が引けてしまう。
 目をうっとりとさせて奉仕する姿は、もはや発情した一匹の牝に等しい。
 だ液と俺の分泌液との混ざり合う音が、美実の口元から漏れ出てくる。

183 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:14:05 ID:TsrrOwpm]

「んむっ……むぅ、ぅぅ」

 美実が怪訝そうに顔を歪める。
 さっきから肉棒の根っこまでを頑張って頬張ろうとするのだが、どうしても咥えき
れないでいる。美実の口の中が小さいのか、はたまた俺のがでか過ぎるのか。
 悪戦苦闘していた美実の手が、偶然にも俺の陰嚢を大きく揺らす。

「あ、っぐ」

 卒倒するほどの快感が俺を襲う。やばい! そこを弄ばれると耐えられない。
 その事を気付かれたか、美実は陰嚢を右手で包み込むと優しく揉み始めた。甘美な
波が一気に俺を頂点へと導いていく。
 そんな中、突如美実の八重歯が亀頭をかする。

「うっ……くぅッ!」

 瞬間、俺の腰が大きく跳ね上がった。怒張が脈動し、熱い液体を美実の口内に吐き
出していく。白濁した液が美実の口に溢れかえる。
 美実は目を見開いたまま、ただそれを口で受け止めるだけだった。幸い、発射寸前
に先端部分を咥えていたので白い粘液が飛び散る事は無かった。
 勃起の脈打つ感覚が段々遅くなっていき、止まる。
 美実がゆっくりと唇を離す。
 お互い目を合わせる。……美実が瞳を潤ませている。
 気まずい。
 そうだとも。俺は妹の口に精液を注ぎ込んでしまった。しかもありえない程の量を。
 少し自己嫌悪に陥ると共に、美実の様子に何か違和感を覚える。美実はいっこうに
口の中の物を吐き出そうとしない。まさか―――

184 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/17(火) 00:14:13 ID:s3gVYgRh]
私怨

185 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:14:41 ID:TsrrOwpm]

「ひょっとして飲んだのか?」

 答えを聞くのは怖いが、恐る恐る訊ねてみる。
 すると美実は、ゆっくりと、小さくこくりと喉を鳴らす。

「うん。お兄ちゃんのだもん……あっ!」

 美実が俺の股間を眺めたまま顔を真っ赤にして固まってしまった。
 俺もつられて視線を下に向ける。……!!
 あろう事か、俺の怒張は硬さを堅持したまま更なる獲物を求めていた。
 そう。俺の牡としての本能が、目の前の牝を襲えと訴える。
 しかし俺は一回射精した関係で少し気持ちに余裕が出てきていた。
 ……やっぱりこんな事、と思いかけたその時、

「大好き!!!」

 美実が目いっぱい叫び、飛びついてきた。
 その一言が俺の心を貫く。歪んだ感情が溢れ出す。

「美実!」

 思いっきり抱きしめようとする。が、縄がそれを邪魔する。
 眼で美実に訴えかける。すると美実もそれに気付いたのか、俺に馬乗りになり縄の
結び目に手を掛ける。
 しかし、中々外れない。

186 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:15:22 ID:TsrrOwpm]

「ほどけないよぉ」

 焦りがはっきりと声に出ている。どんだけ固く結んだんだ。
 俺の目の前には美実の胸部が見えている。胸元のボタンが取れて、荒々しくはだけ
ている。小ぶりの乳房がせわしく揺れる。よく見るとブラジャーをしていない。
 齧りつきたいのを我慢しながら考えを巡らす。……そうだ!

「小屋の鎌を使え!」

 その声を聞きつけた美実が弾けたように跳びのき、庭の小屋へと飛んでいく。
 俺はただ待つのみ。―――

(続く)

187 名前: ◆XOS/Rf/QQQ mailto:sage [2006/10/17(火) 00:18:18 ID:TsrrOwpm]
>175支援サンクス。

さて、「続く」と書いたけど保障は出来ないっす。御免。

188 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/17(火) 00:52:24 ID:v06gP5pD]
GJですよ〜
続くことを期待!

189 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/17(火) 10:09:55 ID:bUCt5HBC]
新作キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

190 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/17(火) 19:58:05 ID:IGAZB3cU]
寂れすぎることなく新作が投下されるようになって嬉しい限り。
保守代わりに妹尾兄弟を書きまくっていた頃が嘘のようだ。



191 名前:名無しさん@ピンキー [2006/10/18(水) 00:51:13 ID:bYNSe+F+]
>>190
このスレでも貴方の力が必要ですっ!(><*)

192 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/18(水) 22:42:16 ID:a4q58Ro9]
お待ちしてます

193 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/19(木) 13:41:11 ID:gc9isZGo]
次に生まれ変わる時には、妹がほしい!

194 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/20(金) 03:28:39 ID:DDeBaNwQ]
次に生まれ変わる時には、妹になりたい!

でも変なお兄ちゃんはいらない( ´・ω・`)

195 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/20(金) 05:20:50 ID:Ni4RFhzG]
妹になりたいとは…まさにコペルニクス的転回!
ちなみにおいらは正常だぜ?
ほら、おいらの胸に飛び込んできな(*´Д`)フフフッ

196 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/20(金) 09:51:30 ID:zyciX6ra]
一度でいいから甘ったるい声でお兄ちゃん♪とか言ってみたい。

197 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/20(金) 10:09:45 ID:TJebXDcF]
一度でいいからお兄ちゃんのチンポくわえたい

198 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/20(金) 20:34:42 ID:Ni4RFhzG]
皆まとめてカモ〜ン、マイシスター達よ!

199 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/20(金) 23:11:23 ID:5Yt9cf6w]
    ( ゚д゚)
  _(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
    \/    /
      ̄ ̄ ̄

    ( ゚д゚ )
  _(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
    \/    /
      ̄ ̄ ̄

  ☆( ゝд゚ )vキャピ
  _(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
    \/    /
      ̄ ̄ ̄


200 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/21(土) 00:44:14 ID:jdUNy1Kx]
やっぱり積極的な妹って良いよなぁ



201 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/22(日) 10:21:28 ID:Eu2kzd+5]
積極的な妹、というと…例えば…

兄より先に家に帰って『あなた、お帰りなさい…なんていっちゃったりして』と、出迎えて幼妻気分に浸る妹とか
隙あらばいつでも『お兄ちゃんにだーいぶ!』といいながら抱きつこうとする妹とか
『私…もう子どもじゃないよ?』とかの台詞で誘惑してくる妹とか

これくらいしか思い浮かばん。一番目はなんか違う気もするし。

202 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/22(日) 11:08:58 ID:Vvr/HHdT]
>>201
妹尾兄妹を忘れてないか?

203 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/22(日) 22:42:10 ID:/uY+OZyk]
>>201
全部(゚∀゚)イイ!!

204 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/22(日) 23:59:14 ID:+LFVSuxd]
兄の妄想をオカズにオナってる妹。

「あっ、あんっ、お兄ちゃんっ!」
と言いながらオナってるところを兄に見られ、

「お兄ちゃん、ごめんなさい…私のこと嫌いにならないで」
泣きじゃくってるシチュエーションなんて最高やね!









ていうエロゲを俺は知っている。

205 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/23(月) 20:47:13 ID:CccDIDeJ]
あひいーっ

206 名前:久しぶりに妹尾兄弟 mailto:sage [2006/10/24(火) 18:46:29 ID:wch4NMfK]
「うう〜ん?」
ふと目を覚ますと、窓の外はまだ薄暗い。
しかし何かが俺の胸の上に乗っかっている感触がある。
「むにぃ〜、お兄ぃちゃん… むにゃむにゃ」
何かと思えば、俺の妹の頭だ。
なんでコイツが俺のベッドに?
………んん?、そうか。
昨日は不二子とデートする約束だったがドタキャンされて帰宅し、その後コイツと久しぶりに寝たんだっけ。
「お兄ちゃん、もう入らないよ。私もうお腹いっぱい…」
随分幸せな夢を見ているようだ。
普段は時々殺意を覚えることがある程のバカだが、こうして眠っていると可愛い奴だ。

「ううっ、もう一本入れる気なのぉ? そんなの無理だよ……… もう我慢できないよぅ。トイレに行かせてぇ」
………前言を撤回する。幾ら眠っててもバカはバカだ。
「お兄ちゃんのイジワルぅ、もう許し… ふごっぉ!?」
豚のような鳴き声を上げて、我が妹は悪夢の世界から目覚めたようだ。
「???、おにひひゃん?」
「お早う、我が妹よ」
「ひゃんで、わたひ、おにひひゃんに、はなふっぐをひゃれてるの?」
「お前が悪い夢を見てうなされているみたいだからな。兄として放っておけなかったのさ」
そこまで言った後で、俺は妹の鼻から指を抜いてやる。
「ふごっ、酷い。穴が広がって元に戻らなかったらどうするのよぅ?」
「うるさい、勝手に自分の夢の中に俺を登場させやがって」
「あっ、そうだっ、久しぶりにお兄ちゃんの夢を見てたんだっけ」
できれば夢の中で俺を好き勝手するのはやめて欲しい。実害はないが、いい気はしない。

207 名前:久しぶりに妹尾兄弟 mailto:sage [2006/10/24(火) 18:47:42 ID:wch4NMfK]
「あ〜ん、酷い酷い。ここ暫く見てないほどのすっごく楽しい夢だったのにぃ」
あれで?あの寝言で?
「………ずいぶん変な寝言を言ってたが、どんな夢だったのかね?」
「ええっ、恥ずかしくっていえないよお!」
顔を赤らめてクネクネしやがって。
そんな事で誤魔化せるとでも思ってるのか?
「大人しく吐け」
「おっ、朝っぱらから尋問プレイですかぁ? ………あっ、お兄ちゃんっジョークなんだから拳骨はやめて!」
「………」
「えっとね、夢の中でお兄ちゃんは私に『後ろの穴を使わせろ』っていきなり言い出したの」
イキナリですか?
「私が『後ろは汚いよ』って言ったら、お兄ちゃんは『じゃあ中まで綺麗に洗ってやろう、げへへ』って言うの」
その笑いは一体何?
「そしていきなり私を縛り上げて『ひひひ、お兄さまに縛られて興奮してるのか?この淫乱娘が!』とか言い出して……」
「…いや、もういい」
「えっ、これからが佳境に入ってく所なのよ?」
「大体分かった、もう言うな」
これ以上聞いたら俺の夢見が悪くなりそうだ………
「しかし、お前はその歳でそういったプレイに興味があるのか?」
「うんっ!」
即答かよ。
「だって『大好きな人に自分の全てを捧げたい』ってのが乙女心ってもんでしょ!」
「まあ…間違ってはいない気もするが」
「睦美さんも『女の子は処女を無くしても乙女心を無くしちゃ駄目よ』って言ってたよ?」
「そいつの言うことは信用するな」
「ええ〜?睦美さんは結構色々教えてくれるんだよぉ」
「あいつは俺が付き合ってる女の中で一二を争う嘘つきだ」
「そうかなぁ、じゃあお兄ちゃんとどっちがより嘘つき?」
「俺だ」
「………自信満々にいう台詞じゃないよ」
馬鹿め、嘘で女に負ける男なんかが、女を手玉に取れると思ってるのか?

208 名前:久しぶりに妹尾兄弟 mailto:sage [2006/10/24(火) 18:48:16 ID:wch4NMfK]
「それよりも、お前思ったより寝言がひどいな」
「んんー、自覚は無いんだけどね」
「………まさかとは思うが、林間学校や修学旅行の時にそんな感じの寝言をいったことは無いだろうな?」
「えっ、そんな事無い…と思うよ」
女子生徒の情報網は光ケーブルより早いという。
一つ間違えば俺の人生とついでにこの馬鹿の人生は終わりかねない。
「他の奴らが居るときには、絶対寝言うんじゃないぞ」
「はーい」
不安だ、コイツが他人と一緒に寝るような機会がある場合は、必ず猿ぐつわを持たせる事にしよう。

ふう、この阿呆に付き合って貴重な睡眠時間が台無しだ。
これ以上疲れる前にとっとと二度寝しよう。
「俺はまた寝る。今日は朝飯いらないから昼まで起こすな」
「はーい。うふふぅ、さっきの夢の続きが見られるといいなぁ〜」
ああ、悪夢を食べるという霊獣『獏』よ。
もし本当にお前が存在するのなら、俺の妹の見る夢を食べてしまってくれ。
………ついでにコイツ自体も骨まで残さず食っていいから。
「お兄ちゃんと一発、お兄ちゃんと二発、お兄ちゃんと…」
「お前!、眠れないときは羊を数えろ!」
こうして俺はまた眠れない朝を過ごしたのだった。


(終わり)

209 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/24(火) 21:35:52 ID:RK9Yw0oE]
さすが妹尾兄妹、コーヒー吹いたwww

210 名前:名無しさん@ピンキー [2006/10/25(水) 17:49:47 ID:ldl6w/6u]
好きだなあ妹尾兄妹



211 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/10/25(水) 20:48:36 ID:sg7AX2IE]
  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   GJ!!
     /    /

212 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/02(木) 01:05:08 ID:aitJi/gh]
まだー?

213 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/02(木) 14:44:13 ID:U8NIdzXK]
お兄ちゃん、次の読み物は無いの?
わたし、もう我慢できないよ?

214 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/02(木) 23:44:45 ID:R8aKz+/5]
読み物がなかなか来ない…そんな時にはこれ


7話
妹「やっ!おにいちゃん、やめてぇー!!!ここは学校なのよ!ひぐぅーっ!!!」
兄「うぐっ、うっ、はあーサイコーだぜ、はあ…はあ…」
妹「うう…なぜこんなこと…私はただお弁当とどけに来ただけなのに、ひぃ!」
兄「ああ?今日は寝坊して朝ゆっくりできなかっただろうが!おかげで弁当も忘れるわで散々だ、全部お前のせいだろが」
妹「こ…こんなのないよ!私が何したっていうの…」
兄「ごちゃごちゃうるせーぞ!だまってケツ振ってろ!」
妹「ひーぃっ!そんな激しくしないでぇ!お尻があぁぁっ!!!」
兄「おおっ!いい具合だぜ、ケツ孔サイコー!!!」
妹「もう許してぇーっ!お尻が裂けちゃうよおー!あひぃー!」
兄「学校で犯れるなんて思わなかったな、オラオラ!もうすぐイキそうだぜ、生でたっぷり腸の中に注ぎ込んでやるからな!」
妹「イヤーぁ!!!」
兄「へっへっへっ、いつもどおり肛門がすげー事になってるぜ」
妹「あーっ!熱いよー!お尻の穴が焼けてるよー、ヒィーっ!」
兄「ぐうーっ!すっげーぜ、いつもよりケツの締まりがキツいぜ、ちん○が肛門で絞り上げられて最高だぜ!」
妹「あひいーっ!ひいー!ヒィー!あっ!あっ!あっ!」
兄「おらーっ!たっぷり出してやるぜ!学校でケツ掘られて興奮してるこの変態がっ!!!」
妹「違っ、あああっ!おしりぃーーーー!がっはっあっ!!!」
兄「くふぅ〜、今日はもう授業サボってこのまま犯りまくるかな、くっくっ…」
妹「そ…そんな…うぅ…」

215 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/03(金) 17:18:24 ID:E3BnqK5b]
またww

216 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/03(金) 18:12:20 ID:/F0vw/jI]
色んなバージョンがあるんだなw

217 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/04(土) 00:46:26 ID:iDOxznZX]
>>216
妹の数だけ

218 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/04(土) 01:19:33 ID:YQGA+s6z]
「ふはははは!おまえの腹にマタニティーマークを刻んでやるぜ!!」


これもアリ?

219 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/04(土) 01:49:16 ID:8k8blwKI]
秋、いままでコツコツと貯めていたバイト代を使って、一人暮らしを始めた。

一人暮らしを始めた理由は二つ。
一つは大学が遠かったから。もう一つは――――。
「うわ、雨振ってる…」
「ほい傘」
「あ、ありがと」
彼女と二人っきりで過ごす時間がもっと欲しかったから。
もっとも、掃除も料理も洗濯も彼女が居ないとままならないのだが……。
じゃあ一人暮らしするなよ俺、迷惑掛かりまくりじゃん。まぁ―――彼女曰くそれがいいとか。
「気を付けて帰れよ」
「大丈夫だよ。私は和樹みたいに鈍臭くないから」
「言ったなぁ…?」
「あはは、…きゃ!?」
俺は彼女の腕を引っ張り額にキスをした。赤い顔して後ろを振り返る彼女は、すごく可愛かった。
「また明日な」
「うん……」
ザーザーと降る雨の中、彼女は男性用の幅広の傘を差して路地へと消えていった。
彼女を路地へ消えていくのを見届け、俺は扉に鍵を締めてチェーンを掛けた。
「さて……20時か、」
寝るには早いし、かといって暇つぶしにゲームなどすれば明日が大変なことになる。
「久々に風呂沸かすか…」
いつもシャワーばかりだったのでたまには風呂でもと思い洗面所に向かう。ちょっとした贅沢だ。
シャワーで軽く風呂桶を水洗いして水を張る。今からなら30分ほどで出来るだろう。
「テレビなんかやってかな…」
部屋でテレビをつけて床に座り込もうとした途端、扉をノックする音が聞こえた。
この部屋はチャイムが無いためにノックをしなければならない。しかし、誰だこんな時間に…。
彼女が忘れ物でもしてったかな、と色々な思考を巡らしながら施錠を解放して扉を開ける。



220 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/04(土) 01:50:20 ID:8k8blwKI]
「ぁ、お兄ちゃ……」
直ぐ様扉を閉める。
(あれ、なんでアイツがここに居るんだ…? 俺の引っ越し先教えてないはずなのに…)
扉にもたれ掛かって頭を抱えていると、さっきよりさらに強くドンドンと扉を叩かれる。
観念して扉を開けると、上目使い気味に俺を見つめる妹が立っていた。
「もぅ、お兄ちゃんなんで急にドア閉めるのっ!?」
「あ、いやゴメン…」
むぅっと頬を膨らませて怒る妹を見て、反射的に俺は謝った。
「ん?」
そこで、妹の服や髪がズブ濡れになっていたのに気付く。
「お前…、傘はどうした?」
「…あはは、友達と遊んでたらさ、いきなり降ってきちゃって」
で、俺の家が近かったから寄ってきた。てところだろうか。
それは置いといて、まず気になることがある。
「それで………お前、なんでここ知ってるんだ」
「…赤い糸?」
「帰れ」
ニコッと笑って狂言を言う妹を黙殺して、外開きの扉を閉める。
「ちょ、お兄ちゃんヒドイっ!」
が妹が扉に割り込み閉めるのを阻止される。
だがなおも俺は閉めようと妹を間に挟みながらギュウギュウと締め付ける。
「イタタっ、痛いってお兄ちゃん」
「帰りなさい」
「なっ、可愛い妹が雨にうたれてるんだよっ!?」
「帰りなさい」
「こんな肌寒い季節にこのまま家に帰ったら風邪引いちゃうよ!」
「しかたない、タクシー代やるよ」
「じゃなくてッ!!」
今までになく大声で叫ぶ妹は、目の端に涙をためて頬を真っ赤にしていた。子供かお前は。
「お家に…入れてください」
「はぁ…」
そんな顔をされて断れる奴がこの世に居るんだろうか。
「…そんなところに居ると風邪引くぞ?」
「あ……うんっ!」




221 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/04(土) 01:51:41 ID:8k8blwKI]

「……おじゃましま〜す」
「お、挨拶出来るようになったんだな」
「えへっ、誉めて誉めて」
「お〜よしよし、奈津美は偉いなぁ」
棒読みで妹の頭を撫でる。手の平に残る湿った感覚で、俺は妹がズブ濡れだったことを思い出す。
「待ってろ、タオル持って来てやるから」
「うん」
ポンと軽く妹の頭を叩き、洗面所に向かう。
タオルを取るついでに風呂の湯加減を見てから妹の所に戻る。
「そら」
「あ、ありがと」
「それと風呂沸いてるから、髪拭いたら入れ」
「準備いいね、もしかして私来ること知ってた?」
「アホか、もともと俺が入るとこだったんだよ」
「え〜それじゃ面白くな〜い。もっとさ、気の効いたこと言ってよ」
「へー、なんて言えばよかったんだ」
俺は片眉を釣り上げて腕を組む。
妹は、ん〜と言いながら考える素振りを見せてから頭に電球を光らせる。
「とうぜんだろ、俺とお前、体は離れても心は繋がってるんだから」(和樹声真似)
「…あまりにセリフが臭すぎて、俺じゃ言えねえよ…」
コイツの頭の中の俺が不憫でならない。
「それでね、こ〜…私のことを抱き締めて…」
「うわ、抱き付くなっ! 俺まで濡れるだろ!!」
「…ちぇっ」
プイっとすねるように顔を背ける妹にため息を吐き、早く風呂に入るように促す。


222 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/04(土) 01:54:06 ID:8k8blwKI]
「着替え、ココに何個か置いとくから、気に入ったの着ろ」
『うーん、ありがとうお兄ちゃん』
曇りガラス越しに妹の姿を確認してから、踵を返して洗面兼脱衣所から出ようとすると、妹が声を掛けてくる。
『ね〜お兄ちゃん』
「なんだ……、はぁ…お前なぁ、少しは抑えろよ」
いくら曇りガラスでも、さすがに体を押し付けられるとその効果は薄まるわけで、
その、妹の乳首や下半身も見えるわけなのだ。…明らかに俺を意識しての犯行だろう。
『どぉ? 生で見たい?』
「見たくない」
『嘘だぁ、女の人の体に欲情しない男は居ないって本に書いてたぞ』
「相手によって例外だってあるさ。今がまさにそう」
近い将来、妹の行動にため息も比例していくのだろうと考えて、さらにため息が出る。
『ちぇ〜つまんないの〜』
「いいからさっさと風呂に入れ」
『あ、そうだ』
「今度はなんだ…」
『お兄ちゃん一緒に入る?』
近くにあったタオルをガラスに投げ付けて部屋へ戻った。
「いつからあんな風になったんだか…」
一人愚痴りながらテレビのチャンネルを変える。あの時、不覚にも動揺してしまった俺が情けない。

「お兄ちゃ〜ん、あがったよ〜」
部屋と脱衣所を隔てる壁越しに、妹が大きめに声を上げて俺に呼び掛ける。
「そうかー、洗面台の近くにドライヤーあるから使えー」
「あ、ありがと〜……あれ、どこだ…」
「右の棚の奥だよ」
「あ、あったあった」
しばらくするとドライヤー独特の音が響き渡り、俺のテレビを妨害をする。


223 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/04(土) 01:55:25 ID:8k8blwKI]
「この音ってちょっと邪魔だよな…」
「?、なにが?」
いつの間に出てきたのか、妹は俺の独り言に返事をする。
「あ、コタツだ。いいなぁ」
「お前いつの間に……はぁ…」
ほんとにため息が絶えない。
妹は俺が出した着替えを無視して、洗濯に出して置いたYシャツを着て来ていた。
「まぁ…あれだ、着替えてこい」
「え〜、いいじゃん。コレすっごくお兄ちゃんの匂いするし」
妹はシャツの袖をクンクンと匂いながら俺に歩みよってくる。しかし危うい。
なにが危ういかと言うと、妹の股と、アイツにとって大きめのシャツがジャストフィットして、見事に座ってる俺にチラチラと内股を見せ付けてくる。
「!」
無意識に妹の内股に目をやっていると、ありえないものが見えてしまう。
「お前…下着はどうした」
「あ、見えた?」
「死んでくれ、そこまでして俺を困らせたいのかお前は…」
「だってパンツも濡れてたんだもん。そそる?」
「そそらない、たしか出しといた服の中にスウェットの下があったはずだからはいてこい」
ちょっと鼻がツーンした、だが鼻血は出てなかった。よかった。
出てたら元も子もない。

「しかたないなぁ」
「なんだその私は嫌だけどお兄ちゃんが言うなら、みたいな目は…」
俺も立ち上がり、妹の肩を掴んで無理矢理脱衣所に向かわせる。
「……はいたか?」
「はいた〜」
「嘘ついてたら針千本な」
「そんな飲めないよ」
ガラッと扉を開けて出てくる妹はちゃんと下をはいていた。
「よし」
「誉めて誉めて」
「よしよし、奈津美はいい子だなぁ」
「えへへ」
「奈津美なら、このままお家に一人でも帰れるよなぁ」
「無理」
「チッ」
ナデナデしていた手をグリグリに変えて、再度問う。
「か・え・れ・る・よ・な?」
「と・め・て」
「や・だ」
「と・め・て・く・だ・さ・い」
「か・え・れ」
妹も譲らなければ俺も譲らない。
「お願い泊めてっ!」
「母さん心配するだろ」
「大丈夫、ココ来る前に電話しといたから、お兄ちゃん家に泊まるって」
「…母さんは淋しいと死んじまうんだぞ」
「それはウサギだよ」
そうこう口論してる間に時計は12時を回っていた。
「あ〜…わかったよ。泊まってけ、その代わりさっさと寝るんだぞ」
「え、あ、うん。なんかスッパリ決めたね」
「こんなくだらないことで俺の睡眠時間削られたくないだけだ」


224 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/04(土) 01:56:37 ID:8k8blwKI]


「電気消すぞ」
「うん」
「…あと、いっしょの布団で寝るからって変な気をおこすなよ」
「それはこっちのセリフだよ」
電気を決してベットに潜り込む。当然こっちを向いて寝る妹に背を向けて俺も寝る。
「…こっち向いてよ」
「グ〜…」
「寝たフリしない、布団入って30秒で寝れる人なんて居ないんだから」
「……変な気をおこすなって言っただろ」
「そういうのじゃなくて、…いや少しあるかも」
「………」
「じゃなくて、ちょっと体が寒いんだ」
「針千本な」
「嘘じゃないって、触ってみてよ」
「はぁ…」
半信半疑で振り向いて触った額は、たしかに熱かった。
今聞いてみると妹の声も少し鼻声になってるかもしれない。
「風邪…かな」
「多分な」
「風邪薬とかない…?」
「あいにく、俺は風邪を引いたことがない」
「…そっか、じゃ〜…汗かくとか」
「……今この状況でどうしろと」
「やっぱり激しい運動?」
「…想定の範囲内だから却下」
妹の頭を一度見てみたいと思いながら、妹の背中に手を回す。
「ぁ…」
「…これでどうだ」
「あったかいよ…」
「そうか」
「私も…抱き付いていいかな」
「……今回だけな」
妹も俺の背中に手を回して、俺の腰に足を巻き付ける。
「…おい」
「お兄ちゃん…まだ、寒いよ。もっと強く抱き締めて…」
「…はぁ、わかったよ」
この時、俺は断るべきだったのかも知れない。

[省略されました]

朝、適度な疲れがあったのか、俺は気持ち良く起きれた。
その気持ち良さが、彼女への罪悪感を加速させた。
「…お兄……ちゃん、大…好き…だよ…」

また来週

225 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/04(土) 06:37:03 ID:OJiAE2Mb]
なにそれ?
妹が俺んちに泊まりました。ヤリました。朝チュンでした。終わり。
って事?

226 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/04(土) 23:27:53 ID:zT+qlIV3]
         , -‐―‐‐-、
        /   ,    ヽ_     ,
         l ,| |/ハヽゝ_ゞソ 〜 0 -
      _ | (| | -‐ ‐-| |´___   `
      | |. lハl| | ''' ヮ''ノN   | |      おちつこうね〜
      | |  {|.つ[_]とl}     | |       萌えアリ笑いアリのええ作品やん
     (.二二ん/⌒l⌒l二二二.)        省略されてるけど…わっふるわっふる
  / ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ {__|) ̄ ̄ ヽ、
  lニニニニニニニニニニニニニニニl

227 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/08(水) 22:00:55 ID:NwuxwnTw]
兄「やっ!妹よ、やめろぉー!!!ひぐぅーっ!!!」
妹「うぐっ、うっ、はあーサイコーだよ、はあ…はあ…」
兄「うう…なぜこんなこと…俺は兄貴なんだぞ、ひぃ!」
妹「ああ?一緒に住んでんだからいつでも犯り放題でしょうが」
兄「お…俺、オモチャじゃない!」
妹「ごちゃごちゃうるさいよー!だまってちん○差し出してりゃいいのよ!」
兄「ひーぃっ!そんな激しくするなぁ!ちん○があぁぁっ!!!」
妹「おおっ!相変わらず今日もいい具合だね、兄ちん○!!!」
兄「もう許してくれぇーっ!もう陰茎が絞り潰されちゃうって!あひぃー!」
妹「オラオラ!もうすぐイキそお、今日も朝からたっぷり腸の中に注ぎ込んでもらうからね!」
兄「イヤだーぁ!!!」
妹「えへっへっへっ、朝一の肛門の締まりは強烈だよ?」
兄「あーっ!潰れちゃうーっ!、ヒィーっ!あひぃー!」
妹「ぐうーっ!すっごーい、ちん○でズコズコに突き上げられて最高!」
兄「あひいーっ!ひいー!ヒィー!あっ!あっ!あっ!」
妹「おらぁーっ!今日の一発めぇー!たっぷり出してもらうよ!」
兄「あああっ!いやぁーっ、ちん○ぉーーーー!がっはっあっ!!!」
妹「くふぅ〜サンキュ一、すっきりしたあ、朝飯食べたらまた後で犯って貰うからちん○洗っといて、くっくっ…」
兄「う…うぅ…」

228 名前:名無しさん@ピンキー [2006/11/08(水) 22:39:21 ID:oJ5IdLjI]
ちょww逆バージョンwwwww

229 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/08(水) 22:53:24 ID:w5z0fKSi]
>>227
ちなみにそれ書いててどんな気分だった?

230 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/08(水) 23:04:35 ID:NwuxwnTw]
あんまり気持ちのいいもんじゃないよ。
自分は陵辱派じゃなくって純愛属性なので、この手のは苦手だね。
しばらく書き込みが無かったので、5分で変換・投下したのだ。
ただ何時も妹がやられるばっかじゃ可哀想なので、たまには逆襲させても良かろうと思った。



231 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/08(水) 23:27:44 ID:w5z0fKSi]
律儀なレスをありがとう

232 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/08(水) 23:54:00 ID:l4dqSbnm]
GJ

233 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/09(木) 00:45:35 ID:lTEYKrYQ]
>>230
しかしそのような逆ヴァージョンはすでに既出だけどな
一回目にやったやつがいたよたしか

234 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/09(木) 01:13:22 ID:4gDt0jIR]
入れ換えネタは永遠に不滅なのだっ!

235 名前: mailto:sage [2006/11/10(金) 18:07:48 ID:9g3pED1L]
(ううぅ〜む、トイレに行きたい・・・)
夢だと分かっているけれど、俺は下半身に違和感を覚えた。
夢の中で尿意を覚える時は危険だ。
早く目覚めないとこの歳になって寝小便する事になる。
・・・・・・・・・いや待てよ? 今朝はまだ空が薄明るい時分に一度起きなかったか?
そしてそのついでにトイレに行って用を足した筈だろ。
まだ妹たちが起こしに来ないから、それから二時間程度しか経ってないはずだ。
そんなに便所が近くなる歳じゃないはずなのに・・・ この排泄器官に感じる違和感は一体・・・

「ん?」
「おにひほん、」「お目覚めですね。」「ほひゃほほ、」「ございます。」
目を覚ますと、俺の双子の妹たちが挨拶してきた。
昨晩はこの二人の日だったから、こいつらと一緒に朝を迎えるのは何ら不思議ではない。
だが、問題は別にある。
「愛花、可恋、お早う・・・ そしてお前達は朝っぱらからナニをしてくれているのかな?」
「あはの、」「ご奉仕です。」
愛花の言葉はいまいち聞き取りづらい。
そりゃそうだ、口の中にモノを入れたままじゃ巧く喋れなくって当然だ。
「朝の奉仕って・・・」
「おひゃふりでふ。」
「・・・愛花、しゃぶりながら喋るのはやめなさい。可恋、代わりにお前が話してくれ」
「はーい」
この双子は常に思考が真同じなので、どちらと会話しても問題ない。
学校のテストではクラスが違っているにもかかわらず点数が一緒、
計算ミスをする場合も二人全く同じ間違いをするほどだ。
「では可恋、お前たちの日は昨日だろう? 今日は『俺の日』だぞ」
「うん、その通りなんですが、でもお兄ちゃん、昨日は帰ってくるのが、遅かったじゃないですか。」
「ほうほう、おほかったひゃないへふか。」
「だから口に咥えながら喋るのは止めなさい・・・」
(舌やら歯やらが当たって気持ち良くなっちゃうじゃないか)
「なので、私たち、相談したんです。昨日は私たち、途中で眠くなっちゃったから、
 十分お兄ちゃんに、可愛がってもらえなかったねって」
「・・・」
「そしてお兄ちゃんにも、十分ご奉仕出来なかったねって。
 だから今朝は、夕べのロスタイムとして、お兄ちゃんにご奉仕しようか、と思ったんです。」

こくこく

俺のモノをしゃぶりながら、愛花も妹の言葉にうなずく。
それがまた口の中に当たって気持ちいい・・・っていやいや、そんな風に感じてる場合じゃないよな。
たしかに昨日は大学で色々雑事があったので帰ってくるのが遅くなった。
だから二人とのえっちにもそんなに時間を掛けてやることは出来なかった。
だが、それは長女の情も次女の思織も同じ様な日がある。
俺にも学業があるのだから、その点は配慮してくれなければこの生活が成り立たない。
ここは兄として、ビシッとこの二人に言い聞かせなければ!

236 名前: mailto:sage [2006/11/10(金) 18:09:04 ID:9g3pED1L]
「あー、二人とも・・・」
「じゅるじゅるじゅっ!!」
「うぉっ!?」
「ふふ、愛花ちゃんのお口、すごいでしょう。夕べは出来なかったけど、この一ヶ月、
 二人で秘密の特訓を、していたんですよ?」
「ひっ・・・秘密特訓って、おおぅっ」
舌で絡みつくように巻き取られたかと思うと、喉の奥まで引き込まれるように引き込まれる。
唾液でぐじゅぐじゅになった竿が、大渦に飲み込まれるが如く翻弄されるのはまさに新境地。
これまで味わった事の無い新必殺技だ。
「うふふ、お兄ちゃん、気持ち良さそうですね?」
「・・・こんなテク、一体ドコで覚えたんだ」
「思織姉さまの、お部屋にあった、ご本を読んで、覚えました。」
「どんな本だよ・・・」
「『恋する貴女必見!男の子を虜にするマル秘SEX』と
 『マンネリ化したエッチとはさよなら。彼氏を飽きさせない新技48』って本でした」
「・・・」
思織め、そんな本を持ってたのか・・・
「ちなみに思織の部屋のどこにあった?」
「ベッドの下です、姉さまは結構、ベタな所に、隠すんですね。」
「勝手に人の部屋を漁らないようにな」
「はーい」
「ふゃーい」
「次に勝手に人の部屋を探ったら、三ヶ月えっち無しだからな!
 家族の間だからこそ、お互いに尊重しあう心が大切なんだぞ?」
「はい」「ふゃい」
ホントに分かってるんだろうな・・・ この小悪魔コンビのことだからよくよく注意せねば。

ぐじゅるる、ぐじゅるる、べろべろじゅるる

(うお、本気で気持ちいい)
「愛花ちゃん、良かったね。お兄ちゃん、気持ち良いいって。バナナで、練習した甲斐があったね。」
それで最近バナナの皮が生ごみによく出されてたのか・・・
「思織姉さまは、あのご本を買ってみたけれど、恥ずかしくって、最後まで読めなかったんでしょうね。
 姉さまは、読みかけのページには、折り目をつける、癖があるけど、アレには無かったもの。」
久しぶりに一人で喋るからだろうか、途切れ途切れに言葉を繋げる可恋だった。
そして愛花といえば、妹が解説している間にも俺のナニを新手で攻め続ける。
(ぐぐぅ、ここまで飲み込みが良いとは・・・我が妹ながら末恐ろしい奴)
「お兄ちゃん、夕べは二人で、この特訓の成果を、お兄ちゃんに見せようと、決めてたの。
 でも結局、あんな終わり方だったので、がっかりしちゃったの。」

じゅびじゅび

「御免なさい、私も愛花ちゃんも、本当はお兄ちゃんに、叱られるかもって、怖かったんだけど、
 どうしても今回お兄ちゃんに、練習の成果を、味わってもらいたかったの」
・・・今まさに味合わされてますが、結構なお手前です。
「約束を、破ってしまったけど、お兄ちゃん、許してくれる?」
二人で俺の顔を見つめる。
横に寝そべる可恋も、ナニをしゃぶりながら上目遣いに俺を見つめる愛花も、
心底不安そうな瞳で俺を見ている。

237 名前: mailto:sage [2006/11/10(金) 18:11:36 ID:9g3pED1L]
「いいよ・・・、今日のところは」
・・・こんな可愛い目で見られちゃったら、叱れる訳が無いじゃないか。
「わぁい、お兄ちゃん、ありがとう」
「今日だけだぞ」
「うん、お詫びに愛花ちゃん、あの裏技でお兄ちゃんに、お礼をしてあげて」
(えっ?、まだあるの?)
「うん、いひまふよ〜・・・ひぇい」
「おあうぅ!」
すでに愛花の口の中で堅く張り詰めた棒が、緩急硬軟織り交ぜた口技の猛攻に襲われる。
こんな技使われて我慢が出来るほど、俺は不感症じゃない。
「お兄ちゃん、そろそろイきそうですか?」
「ま、愛花っ」
「んんんっ!?」
妹の頭を掴んで、さらに奥深くまで飲み込むように押し付ける。
そして腰を容赦なく突き上げ、喉にこすり付ける快感を奪い取ろうと動かした。
「うぐん、うぐぅ」
俺の腰使いにも関わらず愛花は唇で軸をしっかり咥え、肉棒の感触に変化を与えるべく舌を蠢かしてくれる。
そのけなげな口使いに、限界に達していた俺のモノは耐え切れず、妹の喉に盛大に射精してしまった・・・



「愛花ちゃん、いいな、一杯お兄ちゃんのせーえき、飲ませてもらって」
俺の放った精を、愛花は一滴残らず飲み干した。
喉の奥にぶちまけたというのに、つかえずに飲み込めるのは妹ながらすごいと思う。
「ふふ、可恋ちゃんもお兄ちゃんに、飲ませてもらいなよ」
「そうだね・・・」
一度出して半勃ち状態になってる俺のモノを手で弄りながら、可恋も期待混じりの目で見つめてきた。
「可恋・・・」
「なあに? お兄ちゃん」
「お前たちが特訓したのは、おしゃぶりだけか?」
「えっ?」
やっぱ姉にだけえっちして、妹は放置じゃ可哀想だ。
でも双子に同じことやらせるのも芸は無い。
「・・・うふふ、」「おしゃぶりだけじゃなくって、」「別のことも、」「練習しましたよ」
「じゃあ可恋にはそっちの練習の成果を見せてもらおうかな。
 そして今度は下のお口に飲ませてやる」
「わあい」×2
二人とも嬉しそうに笑っている。
この顔だけ見ればこいつらは可愛らしい天使なんだけどな。
「じゃあ、特訓の成果をお見せしますね」
「ああ、俺を驚かせることが出来るかな?」
「失礼しまーす」
そう言うと、可恋は俺の身体に跨り、その柔らかい唇を俺の口に合わせてきた・・・

・・・


238 名前: [2006/11/10(金) 18:12:10 ID:9g3pED1L]

「おっ・・・おはよう」
「おはよう、兄さん」
事が済んで、俺達は台所に降りてきた。
今日の食事当番の情は、すでに朝飯を作ってくれていた。
「お早う、」「御座います、」「情姉さん」
「おはよう、愛花、可恋」
・・・こいつらは元気だな。こっちは朝からグッタリだってのに。
「今日は情姉さんが、」「お食事当番だから、」「和食ですね。」
これで情は和食が得意なのだ。
日舞とか華道茶道を習ってる思織が洋食が上手いのが不思議だが、
二人が交代で料理をしてくれている為、ウチの食生活は非常にバラエティーに富んでいる。
もし愛花と可恋が成長すれば、中華が得意になるのだろうか?
「兄さん、・・・ちょっと」
そんなことを考えてたら、情に手招きされた。
食器を並べる双子に悟られぬように情の側に寄ると・・・

ぎゅう

(痛っ)
いきなり抓られた。
(何するんだよ、情)
(それはこっちの台詞だよ、一体朝からナニをしてたんだい? 兄さん)
それを言われると・・・やっぱり痛い。
『俺の日』の朝っぱらから昨日の続きを双子とやってたなんて言ったら、上の妹二人は不公平だと思うだろう。
ただでさえ次の日のことを考えずにすむ分、愛花と可恋は恵まれてるのだ。
まあ二人で一日なんだからその点は割を食ってるが、二人一緒にやりたいというのはこいつらの意思だ。
・・・それは置いといて、やっぱ気付かれたか。
(判っちゃったか)
(そんなやつれた顔してればね、どんな事をしでかしたの? あの二人と)
それは・・・ 幾ら長姉とはいえ情にも言えない。
(私は良いけど、思織に気付かれたらまた悲しむよ? もっとシャッキリしてくれよ)
(了解)
「お兄ちゃん」「情姉さん」「まだお話してるんですかー?」
「ああ、今行くよ・・・ 兄さんはもう一度顔を洗って気合を入れ直して来て」
「OK」
こいつは色々気配りが出来る凄い奴だ。情に僻まれても仕方が無いトコなのに。
「もう一つ、今晩は特別に精が付く物を作ってあげるから、残さず食べてくれ。
 今朝の疲れを明日の『私の日』に残されちゃ嫌だからねっ・・・」
「ふっ、判ったよ」
色々朝飯前に話し込んでしまったが、俺と情も愛花と可恋が待ってるテーブルへ向かう。
間もなく思織も降りてくるだろう。
そんなこんなで色々ある日々も、やはり兄妹の絆があってこそ楽しく過ごせるのだ。
そう思うと、いつまでも皆で暮らしていけたらいいなと改めて感じた朝だった。

(終わり)


239 名前: [2006/11/10(金) 18:16:07 ID:9g3pED1L]

>>34>>38の続きですよ。
情の時にはエロ無かったので、リトルデビルツインズにエロ担当してもらいました。
思織の話は又今度。

240 名前:名無しさん@ピンキー [2006/11/11(土) 12:26:55 ID:jL8jk0oT]
age



241 名前:名無しさん@ピンキー [2006/11/11(土) 17:57:45 ID:fGHCy/RR]
流れぶった切って悪いんだけど、きのう妹に見られた。
オレは高3、妹は高一。妹は加護亜依に似ている。胸はおっきい方じゃないけど、
脚が長くてスタイルがいい。チャイナドレスとか着たら似合いそうな感じ。

いつもどおり、オレはエロDVDで抜いていた。いつもは足音で気づくのに、そのときはまったく無警戒だった。
「お兄ちゃ…、あっ!」
と、妹がふすまを開けて入ってきた。学校から帰ったばかりなのか、妹は制服姿だった。
「うおっ!」
オレはびっくりしてパンツをあげる。しかし、もろ見られていたし、DVDはすぐには停止できなかった。オナニーしてたのはばればれ。
「な、なにしてるの?」
「なんでもねーよ!」
俺は逆切れして怒鳴る。怒鳴ったら出て行くと思っていたが、妹はじろじろ画面を見て、
「男ってみんなそんなエッチなビデオ見てるんでしょ。いやらしいな」
「う、うん、まあ、男はみんな見る。だからお兄ちゃんはべつに変なことをしているわけじゃ…」
「そういうことして気持ちいいの?」
「な、なんだよ、お前だってしてるんだろ!」
「し、してないよ! お兄ちゃんと一緒にしないで! バカじゃないの!?」
「男はみんなこうだから、お前だって、不用意に男の部屋に入ったらこういう目にあうんだぞ」
と、オレは照れ隠しに大げさに怒って見せ、急に妹の腕を引っ張った。
「きゃっ」
と、妹は小さな悲鳴を上げる。妹を押し倒す形になる。
「なに?」
妹は少しおびえた目で、俺の顔を見る。
「男は怖いんだぞ。男を舐めてると痛い目にあうぞ。これは兄貴としての教育だからな」
オレは妹の体にのしかかり、肩や手をなでた。
しかし、妹の様子が変だった。「やめてよ、バカ!」っていって抵抗するかと思ったが、まったく抵抗しない。力をぐったり抜いている。
「あ? なんだよ。何で抵抗しないんだよ」
「……。て、抵抗しても、お兄ちゃんには力じゃかなわないし…」
「お前バカか! 抵抗しなきゃ教育にならないだろ! されるがままになってどうする!」
「な、何言ってるのよ、お兄ちゃんが勝手にしたんじゃない!」
「お前みたいな女をサセ子って言うんだよ! ふしだら! 淫乱! 兄として恥ずかしいよ」

242 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/11(土) 17:58:33 ID:fGHCy/RR]
「な、な、なによ! お兄ちゃん! gtyふじこlp!」
妹は起き上がって、聞き取れないような声で俺を批判した。
俺がふんと無視すると、肩を揺らして泣き出した。
「…おい、泣くなよ」
「だって、お兄ちゃんがひどいこというから」
「なに? お前、嫌じゃなかったの?」
妹は答えない。メソメソしてるだけ。オレは試しに、妹の手に触れてみた。
妹はびくとなったが、手を振り払ったりしなかった。
俺の妹はかわいい。俺は前から思っていた。妹の着替え姿をちらちらのぞいたこともあった。最近は妹は肉付きもよくなって、すっかり女の体になってきていた。
「悪かったよ、ひどいこと言って、謝る」
「…お兄ちゃんじゃなかったら…」
妹は消えそうな声で言った。「お兄ちゃんじゃなかったら、抵抗してるもん…」
そのとき、オレの理性は吹き飛んだ。妹を再び押し倒すと、唇を奪い、制服の上から胸をもんだ。
「うん…」
「かわいいよ、唯」
唇を離して俺が言うと、妹はなにも言わずに下からオレを抱きしめた。
ブラウスのボタンを外していく。白いブラジャーが見えた。妹の背中に手を回し、ブラのホックをはずした。
妹のかわいい乳首が露出する。妹は色白だから、きれいなピンク色をしていた。
これからオレが汚すのがもったいないぐらい。
「…ご、ごめね、胸小さくて」
妹が目線をそらしたまま言った。
「そんなことないぞ。かわいくて、形がよくて、お兄ちゃんは好きな胸だ。大きさはどれくらいなんだ? 何センチのなにカップ?」
「前測ったら83センチぐらいだった。Bカップ」
「へぇ〜」
オレはおっぱいをもみながら、乳首を口に含んだ。妹にも聞こえるぐらいの音をわざと立る。
「乳首硬くなってるな。やっぱり、唯はエッチな子だ」
「ち、ちがうよ。触るとそうなるんだよ!」
「はは、うそだよ。唯はお兄ちゃんにしかおっぱい見せたりしないよな」

243 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/11(土) 17:59:17 ID:fGHCy/RR]
妹は小さくうなずく。そのしぐさがたまらなくかわいかった。
おっぱいをさんざん堪能し、俺の唾液まみれにした後、スカートに手を伸ばした。
制服のプリーツ・スカートに手を入れる。妹の太ももの体温を感じる。
そのままスカートをたくし上げて、妹のパンツを拝もうとした。
「ダメ!」
急に妹は起き上がって、制止した。
「唯! 男はこんなところで止まってくれるほど都合よくはないんだぞ!」
「ち、ちがうの。帰ったばっかりだから、パンツ汚れてるかもしれないから、シャワー浴びさせてほしいの」
そう言われると、俺は妹を解放した。妹はさっさとバスルームに入り、シャワーを浴びる音がした。
普通なら待っているのが男のマナーなのだろうが、オレはいたずらを決行しようとした。
俺もいきなりバスルームに乱入したのだ。全裸の妹の姿が目に飛び込んでくる。
「きゃっ!」
まさか入ってくるとは思っていなかったのか、妹は悲鳴を上げて、胸とあそこを隠した。
「いいじゃないか、一緒に浴びれば手間も省ける」
「……もう」
さすがに処女の身でいきなり明るいバスルームで全裸を見られることに抵抗があったのだろ、妹は顔を真っ赤にする。
シャワーを浴びる妹はすごいきれいだった。スレンダーで脚が長くて、頭身も高いので、ほんとうに一流AVアイドルのシャワーシーンみたいだった。
上気した頬にかかる湯気が色っぽい。風呂に入るから、髪をアップにした妹も、うなじが見えてかわいい。緊張している唯に、
「お兄ちゃんのチンチンも見てもいいよ。これでおアイコだろ」
妹はちらりと俺のチンコを見る。ちょっと苦笑いして、
「お兄ちゃんの、なんだか、生意気……」
と感想を漏らした。俺も苦笑いした。
妹からシャワーを取り上げると、オレが妹にお湯をかけた。
妹は黙って体を洗われている。手にボディーソープをつけて、胸、わき腹、わき、腕、首筋などの上半身をマッサージしながら洗った。
それからイスに座らせると、太ももや脚を念入りに洗った。ついに、妹のあそこに手を伸ばす。
「腰を少し上げて」
というと、妹は腰をわずかに上げてスペースをつくる。
ボディソープでヌルヌルになった手は、するりと股の間に入った。ゆっくりと妹の股間を洗う。

244 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/11(土) 17:59:59 ID:fGHCy/RR]
妹は俺の両肩に手を当てて、じっとしている。
「ここも洗わないとな」
俺は妹のおしりの谷間に手を滑らせた。アナルを念入りに洗う。
けっこうアナルに興味があったオレは興奮してきた。人差し指を第一関節だけ、アナルにすべり込ませてみた。
「…………!」
妹はびくんとして顔を上げた。
「そ、そこは!」
「いいからね、いいからね」
何がいいからわからないが、俺は妹の制止を無視した。指先に妹の直腸の温度を感じる。ついにオレは、
「唯、バスタブに手をついてお尻をこっちに向けて」
と命令した。妹からしたらアナルもあそこも無防備に丸見えになる。
「それはいや!」と頭を振ったが、
「唯!」と、俺は言葉を強めた。
妹はしぶしぶ命令に従った。かわいくてきれいなお尻をこっちに向ける。
「キレイだよ。こんなきれいなお尻を隠さなくていい」
俺は妹のお尻の肉を舐め上げた。それからむき出しになったアナルに人差し指を突っ込んだ。
「あっ!」っと、妹は身をのけぞらせた。
処女の妹のあそこには指入れできない。ならば責められるのはアナルしかないと、わけのわからない信念でアナルを責め立てた。ヌルヌルと指が出入りする。
「唯、声を出して」 と、押し黙ったままの唯に命令する。
「うん、ああ、んっ……」
唯はぎこちない声を上げ始める。
5分ぐらい責めた後、俺はアナルを解放した。妹は脱力したようにへたり込む。
オレはたまらなくなって、力の抜けた妹をねじ伏せた。上になり、チンコを股間に押し付ける。
「いい、唯、唯を妊娠させたりしないからね。だから安心して」
唯もこくりとうなずく。オレはチンコの裏スジを、妹のクリトリスにこすりつけた。スマタの格好だ。
妹も下から抱きついてくる。確かなクリトリスへの刺激に、反応し始めている。
俺の体の動きに、妹の小さなおっぱいも揺れた。
俺も後10秒もたない。妹の胸に放出しようと思ったとき、
「ただいま〜〜」
と、玄関から母親が帰って来る音がした。二人はびっくりして起き上がる。まず俺がバスルームから出た。
「あら、いたの?」
風呂から上がった俺に母は声をかける。ラッキーだったのは、母はまだ荷物を残していたらしく、それから駐車場に出たことだった。
続いて妹もバスルームからでて、濡れた体のまま自分の部屋に戻った。
それから一家は何事もなかったように、夕食をとった。
母は、俺と妹が二人で風呂に入ってたなんて気づいてもいないみたいだった。
きょうはもうムリだな。まあ、一緒に住んでるんだしいつでもチャンスはある。
夜、廊下ですれ違ったとき、
「続きをまたしてね」
妹が小声で言った。
「ああ」
「でも、お尻はダメだからね!」
ちょっとほっぺたを膨らませた妹の表情に、オレは苦笑した。

まあ、こんな感じでした。下手でごめんね。

245 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/11(土) 19:28:06 ID:J0UIu8FW]
>>239
久しぶりにキター!
バナナで練習、か…そんなひたむきな妹が俺にもいれば…(;´Д`)

>>244
なかなかエロス!
しかし俺としては妹にぶっかけてほしかったが…w

両者続きに期待大

246 名前:名無しさん@ピンキー [2006/11/11(土) 19:58:04 ID:fGHCy/RR]
続きだけど、きのうの俺と妹の話。

おとといで一気に距離が縮まった、俺と妹。
朝、洗面所で会った。妹はパジャマ姿で歯を磨いている。
オレを見ると妹はきのうのことを思い出したのか照れっくさそうに笑って、
「おはよう、お兄ちゃん」
「おはよう、唯」
パジャマ姿の妹は本当にかわいい。みんなにも見せてあげたいぐらい。ガラガラと口をゆすいで、口元をタオルで拭く。オレはとっさに、歯を磨き終わった妹のあごをつまんで、ちゅっとキスをした。
いきなりキスされた妹はびっくりしたような顔をして、
「もう」
と、言って恥ずかしそうにうつむいた。いままでガマンしてたけど、これから妹にこんないたずらがし放題。これから通りすがりにお尻触ったり、おっぱい触ったりするぞと、オレはひとりでにやけてしまう。
二人はそれから登校した。
一緒の電車に乗る。降りる駅はちがうけど。
いつも通りの満員電車だった。妹を電車の角にやり、俺は妹を守るように周囲からの壁になった。
「それでね、この間、ノアの小橋がね、すっごいハーフネルソン決めたの。だから…」
「いや、小橋でもヒョードルには勝てないよ。でもシウバだったらなぁ、いい勝負…」
などと、二人でたわいのない会話をしている。
すごく幸せだった。こんな満員電車の中で、オレはちょっといたずらを思いついた。
妹のスカートの中に手を滑り込ませたんだ。
「…………!?」
妹はびっくりして顔を上げた。
「ちょ、ちょっと、お兄ちゃん……!」
小声で、抗議する。
俺はしらーとそ知らぬ顔をして、太ももに指を這わした。触れるかどうかぐらいのソフトタッチ。くすぐったさもあって、それくらいがいちばん感じるらしい。
「こ、ここは、電車の中でしょ。周りに気づかれちゃう…」
俺は無視して、太ももからパンツに這わせた。ついに、妹の谷間をなでる。
「…………!」
妹は声にならない悲鳴を上げた。
オレは執拗に、パンツ越しにクリトリスをなで続ける。妹は俺の制服の裾をぎゅっと握り締めた。呼気が乱れてる。一分もしないうちに、パンツが湿ってきた。確実に感じ始めている。

247 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/11(土) 19:59:17 ID:fGHCy/RR]
「濡れてる」
ボソッと、耳元でささやいてやった。妹の顔が、爆発したように赤くなる。
「や、やめて、下着が汚れちゃうでしょ」
「いいじゃん、べつに。おれ以外には見せないんだから」
「もう!」
結局、妹を解放したのは駅に停車してからだった。
妹は先に電車から降りた。去り際に、
「ばか!」
と、つぶやいた。

それから俺も学校に行ったけど、かったるかったんで午前でふけて適当にマンガ喫茶で暇をつぶしていた。きのうの書き込みはそこでした。
妹の放課後の時間になる。メールで連絡をとって、適当な場所で妹と待ち合わせした。
駅前で待っている俺に、
「お兄ーちゃん!」
と、手を振って走ってくる。短いスカートがぴょんぴょん揺れて、犬が尻尾振ってるみたいで、かわいい。制服姿の妹も、みんなに見せてあげたいぐらい。
二人は腕を組んで、繁華街で遊んだ。他人から見たら、兄妹というより、本当に恋人同士に見えたと思う。おれも、こんなかわいい女の子を連れて歩けて、周囲に鼻が高かった。
繁華街を歩いても、妹ほどかわいい女の子はちょっといない。
適当に遊んで家に帰る直前に、
「今夜、みんなが寝たら、俺の部屋に来いよ」
俺が言うと、
「……うん」
と、妹は頬を染めて、小さくうなずいた。
きのうの続きができる。俺の胸は躍った。
夜になって、両親が寝静まったあと、パジャマ姿の妹が俺の部屋に来た。何でか、枕も抱いている。
俺は何も言わずに、妹をベッドに導いた。妹をベッドに押し倒し、明かりを豆電球にする。
いきなりディープキスをした。妹も舌を絡めてくる。小さな舌だった。
パジャマの上着のボタンを外す。いきなり妹のかわいいおっぱいが露出した。
「ノーブラなのか?」
「う、うん、もう寝るだけだったから。ブラしてたほうがよかった?」
「いや、いいよ。でも、今度唯の下着ファッションショーを見せてくれよな。下着姿もかわいいから」

248 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/11(土) 20:00:20 ID:fGHCy/RR]
「うん。か、かわいい下着、いっぱい用意しておくから」
おれは、ブラウスのボタンを全部外す。妹のおへそまで見える。
オレはきのうしたように、妹のかわいいおっぱいをべろべろ舐めまくった。また乳首が硬くなる。
「おっぱい、舐められると、気持ちいい?」
「いや」
妹は、腕で両目を隠した。オレはぺろぺろ、わき腹もおへそも舐めた。
「あれ? お前、出べそじゃなかったっけ?」
「で、出べそじゃないよ! それ赤ちゃんの頃でしょ!?」
「はは、冗談だよ」
妹のおへそもかわいい。唾液がたまるぐらい、おへそのくぼみを舐めまくった。
妹の身体がかすかに震える。感じてるというより、くすぐったかったのかもしれない。
「わきを上げて」
「わき?」
「ああ、わきを舐めたい」
「わきって、いやだよ。そ、そんなところも舐めるの!?」
「唯!」
オレが一喝したら、妹は抵抗できなくなる。妹はおずおずと腕を上げた。
妹はちゃんとムダ毛の手入れもしてある。俺はぺろぺろと、両腋を徹底的に舐め上げた。
べつに腋フェチじゃないが、妹が恥ずかしがるのが興奮した。オレはSっ気があるのかもしれない。
脇から口を離した後、
「お兄ちゃん」 と、妹が話しかけてきた。
「ん?」
「お兄ちゃんって、けっこう変態だよね」
「え? お兄ちゃんが?」
「だ、だって、お尻とか腋とか、好きじゃない?」
「バカだな、普通これくらいするぞ」
「そうなの?」
「ああ、だから唯は、お兄ちゃんの言うことを素直に聞いてればいいんだぞ。唯がいい子にしてたら、いくらでもかわいがってあげるから」
「は、はい」
今度は俺は妹を上半身だけ起こさせた。

249 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/11(土) 20:01:11 ID:fGHCy/RR]
「そのまま背を向けて」
と、命じた。妹はこっちに背を向ける。
俺は後ろから、妹のおっぱいを鷲づかみにした。揉みながらうなじに舌を這わせる。
妹の乱れた息がじかに聞こえる。肩が上下するのがわかる。
「おっぱいだけでこんあに感じるなんて、唯は淫乱だ」
「…………」
唯は黙って俺の責めに耐えている。
バックから散々おっぱいを堪能した後、再び寝かせて、オレは妹のパジャマのパンツにも手をかける。すっと引きずりおろすと、妹のパンツと、キレイで長い脚があらわになった。妹は顔もおっぱいもかわいいけど、脚がいちばんきれいだ。太ももを舐めながら、パンツも下ろす。
いま、妹はボタンをはずされたブラウスしか身につけていない。パンツを脱がされた恥ずかしさで、身体をクネクネくねらせる。
オレは身をかがめて、妹の股間をガン見した。きのう風呂場でも見たが、きれいなアソコだと思う。女のアソコは醜いなんていうヤツもいるが妹はすっごいきれいだった。クリトリスの上には、申し訳ていどに黒い陰毛が生えそろっている。
オレはクンニを開始した。
「ん!」
妹はうめき声を上げる。きのうはアナル責めはしたものの、クンニしたのは初めてだった。
舌先に妹のクリトリス。頬に妹の太ももを感じる。至福の時間だった。
妹のあそこが濡れてくる。それは唾液のせいだけじゃなかった。愛液もあふれてくる。
「唯のここって、すっぱいぞ!」
「ば、ばか、もう!」
処女の妹にとって、クンニはある意味拷問に近かったのかもしれない。腕を顔の前で交差させて、必死に耐えている。
舌を離して、俺は用意していたクリトリス用のバイブを取り出した。
「え? なにそれ?」
「これは唯が気持ちよくなるドラえもんの道具だよ」
「い、痛くない?」
「痛くないよ。痛かったら、言えばすぐやめるから」
妹は不安そうな表情を見せたが、俺はバイブのスイッチを入れて、強引にそれをクリトリスに押し付けた。
「あっ!」
唯が大きな声を出したから驚いた。
「ばか! 母さんたちが起きるだろ!」

250 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/11(土) 20:01:50 ID:fGHCy/RR]
「う、うん!」
妹は歯を食いしばって、バイブ責めに耐えた。手でベッドのシーツを握り締めているのがかわいい。
薄暗い部屋に、ぐい〜んぐい〜んと、バイクの振動音だけが響く。
妹の膣から愛液がとろいとろりとたれ落ちるのがわかる。バイブの効果はすごかった。
面白いのは、ぴくんぴくんと、アナルが一定のリズムでヒクヒクすることだった。
「はは、唯のお尻ぴくぴくしてる」
俺は意地悪く報告した。
そんなこと言われても妹はなんと言っていいのかわからなかったのだろう。シーツを握り締めたまま、目を閉じている。たぶん、お尻がひくついているのは自覚してるんだと思う。
黙っている妹の耳元に口を近づけて、
「唯はお兄ちゃんの奴隷です」
と、オレはささやいた。妹に復唱させようとした。
妹は目を開いて、
「唯は兄ちゃんの奴隷です」
と、要望どおり復唱した。
「唯はお兄ちゃんに絶対服従します」
「唯はお兄ちゃんに身も心もささげます」
「唯はお兄ちゃんの命令に、もう二度と逆らいません」
オレは唯がなんでも復唱するのが面白かった。毎回こうやって、妹に忠誠心を植え付けないとな、とバカなことを考えた。
も、妹の膣はべっとり濡れていた。バイブ責めはじゅうぶんの効果をあげたみたいだった。
オレはついに意を決して、
「唯、本当は兄妹はこういうことをしちゃいけないんだ。それはわかるよな?」
妹は、うなずく。
「このまま抱き抱きするだけで終わりにするか? それとも、お兄ちゃんとひとつになりたいか? 後悔しないか? 避妊だけはちゃんとする」
最後の一線を越える気があるかどうか、確認した。
「お兄ちゃんとだったら、後悔しない」
妹ははっきりそう答えた。
妹にその気があるのなら、俺に迷いはなかった。用意したコンドームを手早く身に着ける。
「唯の初めての男になるからな」
オレは正常位で、唯のアソコに亀頭を擦り付けた。



251 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/11(土) 20:02:46 ID:fGHCy/RR]
じゅうぶん濡らしていたので、けっこうすんなり俺のものは妹の体内に入った。処女はなかなか入らないと聞いていたから以外だった。それだけ唯が興奮していたのかもしれない。
「うん!」
さすがに入った瞬間、唯は悲鳴を上げた。眉を苦しそうにゆがめる。
俺はしばらく動かさずにそのままにしていた。相手は処女だから、慎重に慎重を重ねたかった。唯の初体験をトラウマにしたくはない。5分ぐらいした後、
「唯、そろそろ動くよ」
俺は小刻みに腰を動かす。唯のツメがオレの背中に食い込んだ。
さすがに痛そうな唯を見るのはかわいそうだった。ピストン運動は、10回ほどでやめた。
「唯、これでもう唯は大人だよ。今回はこれでじゅうぶん。痛そうだから、これは次の機会にしよう。お兄ちゃんは痛がる唯を見たくない。少しずつ慣らしていけばいいんだ」
唯はぐったりしている。痛くて怖くて不安だったのだろう。目を空けて俺を見ると、
「お兄ちゃん、優しいね」
そう面等で言われると、少し照れた。
「で、でも、お兄ちゃんも気持ちよくなりたいでしょ。私ばっかり気持ちよくしてもらっちゃった」
「それじゃ、お兄ちゃんのを手でしてくれ」
中でうまくできない処女の後ろめたさを利用して、このさい妹に、徹底的にテクを仕込もうと思った。
妹は起き上がって、俺のチンコを見て、
「この生意気なのを?」
「お兄ちゃんに生意気はないだろ!? さっきの服従の言葉を忘れたのか!?」
「それじゃ、このかわいいのを?」
「かわいいじゃない! 太くて立派なものを、だ!」
「…………。お兄ちゃんの太くて立派なものを…」
俺はコンドームをはずすと、横になり、唯にチンコを握らせた。ゆっくりとしごかせる。
唯の手は柔らかい。唯のおっぱいを見ながら、手コキされるなんて最高だ。
唯のお尻をナデナデする。唯はじろじろ見られるのが恥ずかしいのか、左腕で乳首を隠した。
「唯!」
そんなことを許すわけもない。一喝すると、唯は再び乳首をオレに晒した。
「いいよ、唯」
俺はすぐに行きそうになった。俺は急に立ち上がって、唯を押し倒す。唯の上になって、さらにしごかせる。
唯のかわいくて白いおっぱいに狙いを定めて、一気に射精した。
唯のきれいな胸を、オレの汚物で汚す。それは最高のタブー破りだった。
おれは唯に最後の一滴まで絞らせた。
「よかったよ」
唯は胸元の精液に手を触れた。精液を見たのはもちろん初めてだろう。
男からしたら見慣れたものでも、ちょっと興味深そうだった。
俺はテッシュですぐ穢れた精子をふき取った。
「気持ちよかった、お兄ちゃん?」
「ああ、すっごいよかった。唯は?」
「私も、気持ちよくってびっくりした」
「そうか」
「またしてね、お兄ちゃん」
「お兄様だろ」
妹はいたずらっぽく笑うと、
「気持ちよかったです。ありがとうございます、お兄様」
と言って、俺のほっぺたにキスをした。

おしまい。

252 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/11(土) 23:56:09 ID:J0UIu8FW]
GJ〜
仕事速いなぁ…

253 名前:名無しさん@ピンキー [2006/11/14(火) 13:38:07 ID:VeG2x1yy]
保守

254 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/15(水) 23:40:06 ID:uS55D4Gc]
        ○ 舐めろ
オニイチャン…  ノ|)
   _| ̄|○ <し

255 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/20(月) 00:15:05 ID:4WeQ/xqF]
保守〜

256 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/21(火) 00:59:52 ID:DifA+vyH]
保守

257 名前:名無しさん@ピンキー [2006/11/21(火) 13:13:00 ID:YgspU1u5]
神様、妹が欲しいです…

258 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/21(火) 13:24:35 ID:/Qq1tyaY]
でも本当に年頃の義妹とか急に出来たらどう接していいか分からずギスギスした関係に
そして・・・

259 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/21(火) 18:15:44 ID:NEI+96OY]
いもうとのつくりかた

1.両親にハッスルしてもらう
2.妹がいる相手と結婚する
3.養子縁組で連れてくる

自分が18で20の相手と結婚したとして、その相手に19の妹が
いたら年上の妹とか面白い事になる

260 名前:妹尾兄妹の××× mailto:sage [2006/11/21(火) 20:18:33 ID:zyEBpRlw]
「あうぅ〜ん!お兄ちゃんっそこ痛い!」
「ほれ、動くんじゃない。我慢しろよ」
コイツの穴に入れ、さらに掻き出す作業は俺としても結構神経を使うが、身悶えする妹を叱りながら続ける。
「くぅ〜ん」
横目で見つめて来るその瞳は、痛がりつつも甘い悦びを感じているようにも見える。
…腹違いの兄をそんな目で見るのは、俺としてもどうかと思うが。
「ほれ、こんなになってるぞ」
「ひぃん! こんなに大きいのが…」
「ああ、こいつがお前の中に入ってたんだ」
「うっ、そんな恥ずかしいこと言わないでよぉ…」
羞恥に身を捩る妹の目の前に、見せ付けるようにソレを置いてやる。
「そろそろ道具を変えてみようか」
「えっ、まさかアレを使うの?」
俺はベッドの脇に置いておいた金属製の道具を手に取る。
ひんやり硬い手触りの金具を、俺はカチカチと妹の目前で鳴らしてやる。
「いやぁん…」
「馬鹿、怖がることはないだろ。初めてでもないだろうに」
「初めてじゃなくっても嫌なのぉ! それを私の奥に入れちゃうんでしょ?」
「入れるだけじゃない、挟んだり引っ張ったり引っ掻いたりするんだ」
「怖いよう」
妹の抗議を無視して俺はソレを俺の目の前にある穴にそっと入れる。
「大丈夫だって、ゆっくりやるから」
もし暴れられたらさらにコイツに苦痛を与えてしまうことになる。
慎重に穴の中を金具で俺は探っていく。
そしてここだという所で、俺は道具を掴む指に力を込める。
「ううぅ」
引き出されるのが痛いのだろうが、ここで時間をかけても意味が無い。
俺は慎重に、しかし思い切って金具を動かす。
 バ リ ッ 
避けるような、破けるような感触と共に、道具は妹の穴から取り出される。
「あう! 痛かったよぉ」
「悪い、でももうコレで終わりだ…… フー、フー、」
「あうぅ、息吹きかけられるの気持ちいいよ〜」
「…お前は昔からここに息吹きかけられるの好きだったな」
「そうだよぉ、それ今でもすっごく好き」
喜んでいる妹を他所に、俺は穴から取り出した道具をティッシュで拭う。
「ほれ、次はこっちの穴だ」
「うう」
「じたばたしないで、向きを変えろ」
しぶしぶといった感じで、妹は身体を入れ替える。
「じゃあ…お願いします………」
「はいはい、……どれどれ」
そして俺は、コイツのもう一つの穴を覗き込む。
「そ、そんなにジロジロ見ないで欲しーなっ!」
「馬鹿者。見なきゃどうやったら良いか分からんだろ」
そして俺は竹の道具を再び手に取る。
「しかし、お前もいい歳なんだからそろそろ『耳掃除』くらい自分でやれよ」
「あうー、お兄ちゃんにやってもらうのが好きなんだもん」
「…その割には怖がってるみたいだが?」
「分かって無いなぁ、その怖さが良いんじゃないの!」
俺の膝に頭を乗せ、力説する我が愚妹。
コイツはこの年になっても俺に耳掻きしてくれとせがんで来る。
そういえば雪奈の奴も時々耳掻きしろって甘えてくるなぁ。
俺は別に他人に耳掃除をしてもらう趣味は無いのだが、そういった性癖の人間もいるのだろうか?
「じゃあ行くぞー」
「は〜い… あううっ、すっごい大きいのが入ったらどうしよう!」
相変わらず分からん奴だ。
俺がコイツを理解する日はほぼ永久にこないだろう。

(終わり)



261 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/21(火) 21:23:04 ID:PaQ1L+dx]
妹尾がキテタ-!!!
毎回毎回超GJ!

ちょこっとだけ騙されましたw

262 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/22(水) 07:33:50 ID:dJ63CEjs]
直ぐにオチを見破ってしまった・・・
普段から同じ様なネタばかり考えてるからだろうなぁ

263 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/25(土) 00:16:11 ID:7ZXpn7uq]
実は俺も…

264 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/25(土) 00:32:13 ID:nvZT+n0k]
俺も…

それはそうと、奈津美ちゃんマダー?

265 名前:名無しさん@ピンキー [2006/11/29(水) 18:38:32 ID:BxXdPuPN]
今俺の隣で寝ているよ

266 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/11/29(水) 23:55:45 ID:MZ9Jy12D]
>>265
これだけ時間経って言うことはそれかよw

267 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/04(月) 02:05:21 ID:iqy/UIDS]
hoshu

268 名前:奈津美作者 mailto:sage [2006/12/06(水) 03:31:47 ID:s9SIWLLg]
この前の感想で懲りて書くの止めようとしてたけど、また書く。
か、勘違いしないでよね!
別に望む声があったのに感動したとか、そんなんじゃないんだからね!

269 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/06(水) 06:24:42 ID:uAUnYFmu]
まあ最近は感想というより「俺が面白くないから気にいらねぇ」みたいなのが多いからねぇ

270 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/06(水) 11:45:26 ID:53/OpPOy]
保守



271 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/06(水) 15:10:02 ID:HbFhdVtx]
待ってる

272 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/06(水) 23:30:04 ID:KmRK6ZJd]
催促した俺には投下されるまで全裸で正座して待つ義務がある。
なに、俺のことは気にせずじっくり推敲してくれたらいいさ。

273 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/08(金) 13:15:54 ID:7yscNFH1]
冬、クリスマスや年末の大イベントを控えた十二月後半。

「もしもし、母さん? 今からそっち帰るから、奈津美には言わないで、驚かせたいから、うん、じゃあ…」
彼女を家まで見送った後、俺は携帯に実家の電話番号を呼び出して電話をした。
案の定、二階建の家で常に下に居る母が出てきたので、軽く用件を伝えて電話を切る。
「…奈津美が出たらえらいこっちゃだよ」
今妹に俺が帰ること知られれば、パーティすら起こりかねない。
二階の自分の部屋に居る妹はメンドくさがって電話相手を聞くことは疎か、下に降りることさえないだろう。
「…まぁ、そんなことはどうでもいいけどさ…」
見上げれば闇。パラパラと落ちて来る雪を追わず、何もしないでいればまるで、自分が空に上がっていくような錯覚に陥る。
「………寒い………」
吐く息は白く曇り、すぐに消え去る。
妹の気持ちもこんな風に消えればな、と叶うはずの無い願望を胸に、俺は帰路についた。

「ただいまー!」
近づくと灯りが付く玄関に驚きつつ、俺は扉を開けて広い家全体に伝わるように声を出す。
「…父さん帰ってきてないのか」
玄関の靴の数を数えて人数を確認する。今は俺を含めて三人だ。
『おかえり和樹〜』
一人は母さん。リビングに続く扉が閉められていて、多少くぐもった様に声が聞こえる。
声はしても出迎えに来ないということは、何か料理を作っているということだろう。
前に母さんが原因でボヤを起こして以来、火の扱いをする時は必ず離れないようにしている。神経質すぎるっていうのも問題だろうけど。
「あとは…」
玄関の近くの階段を見上げると同時に、ドタドタと階段を乱暴に降りてくる。
誰かはすぐ分かる。これはもう直感や反射の領域だろう。
「お兄ちゃんお帰り〜!」
「ただいま」
妹、奈津美である。挨拶の元気がいいのは良い事だが、大声すぎるのは問題だ。
「なに〜その紙袋? あ、ひょっとして私の誕生日プレゼントとか…」
「…正解」
「やたっ! …開けていい?」
妹の誕生日は12月25日、誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントが重なるのは、なんとも皮肉である。
そして、まぁ返事をする前な紙袋は奪い取られて、既に俺の目の前には可愛いヌイグルミが姿を現していた。
「お〜……今時の女子高生にヌイグルミとは、お兄ちゃんらしい」
「…いらないなら返せ、切り刻んで捨てるから」
「い、いらないなんて言ってないよ! これはお兄ちゃんから貰った大切な『誕生日』プレゼントなんだから」
やけに誕生日の部分を強調するのは、何か意味があってのことなんだろう。大方察しは付くのだが。
「はいはい、俺金無いからそれで我慢してくれ」
「それは、大丈夫っ!」
「…なに?」
妹は俺に近付き、瞳を閉じる。単純な行動なだけ意味はすぐに解る。キスだ。
一瞬、鼓動が速くなるが、想像が出来ていただけにすぐに納まる。


274 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/08(金) 13:17:40 ID:7yscNFH1]
たとえ、一瞬でも妹に特別な感情を持ってしまった自分が恥ずかしい。これは一生忘れられないだろう。
しかし、改めてみるとやはり妹は可愛い、矯正な顔立ち、そしてそれに施された薄めの化粧が、更に妹の可愛さを引き立たせる。
妹と同年代の女子が化粧をとれば、月とスッポンという言葉似合うほど変貌する。その点を見れば妹は大したものだ、日頃の手入れを怠っていない賜物だろう。
て、なに長々と妹のこと語ってんだよ俺、これじゃまるで妹のことが好きみたいじゃないか。
まぁ、俺の彼女には適わないがな。
言い訳っぽく聞こえる自分が嫌になる。
「アホかっ」
「痛っ!」
頭にデコピンをかまし、俺は妹の横を通り過ぎてリビングの扉を開ける。
開けた途端、そこはまるで別世界かの様に、室内は暑いほどに暖房を掛けられていた。
冬の外から帰ってきたら、家は暑く感じると言うが、これは暑すぎないか?
「普通だよ」
通り過ぎた際に腕に巻き付いてきた妹に聞いてみたが、返答は俺の希望する物では無かった。そうか、普通か。
「お帰り、和樹」
「ただいま母さん」
室内に入ってきた俺は、母さんともう一度挨拶を交わす。律儀なものだ。これが普通なのかも知れないけど。
「今日は? 泊まるの」
「ん〜…家帰るのメンドくさいし、泊まる」
「やったー!」
無邪気に喜ぶ妹だが、なぜか俺はそれを見て素直に喜べない。帰ったほうがいいぞ俺。
「じゃあ、すぐにご飯の準備するから、そこで待ってて」
「わかった、父さんは?」
「遅くなるって、和樹の電話のすぐ後に来た。だからご飯は二人で食べて、父さん帰ってきたら一緒に食べるから」
将来の目標は父さん達みたいな、家族を作ることが今決定した。ここまで両親が仲がいいと欝陶しさを越えて関心する。
「にゃん、にゃんにゃんにゃん♪」
「じゃれ付くな、テレビが見えん」
猫の様にじゃれ付く妹を引き剥がしながら、テレビへと視線を向ける。ていうか猫だコイツ。
「ニュースつまんない〜」
「お前も大学進学するなら見とけよ」
「ダイジョーブ、私頭良いからこんなの見なくてもヘッチャラ」
「……母さん、本当?」
「当たらずとも遠からず、てとこかしら…」
意味不明だよ母さん、まぁ心配はないってことだろう。そう信じよう。
「ご飯そろそろ出来るから」
「奈津美、移動するから離れろ」
「おんぶ」
「は?」
「おんぶして」
「…はいはい」
正直、今日はかなり腹が減っている。無駄な口論は避けたいので、俺は妹の要望を素直に受けとめ、食事をする席へと移る。
しかし軽い、ダイエットでもしてるんだろうか。
「…母さんちょっと、出掛けてくるね。すぐ帰るから」
「どこいくの?」
「松木さん家」
「あぁ〜…」
母さんとの会話で一人納得する妹。何かあったのか。
「松木さんがどうしたんだ?」
「この前苺貰ったの、だからそのお返しかなにかかな」
母さんが出ていった後、俺は妹に疑問をぶつけた。
半分予測がついていただけに、俺は返事は疎か、頷きもせず食事を続ける。


275 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/08(金) 13:20:33 ID:7yscNFH1]
「…ねぇお兄ちゃん」
「なんだ?」
妹が見計らった様に、俺に話し掛けてくる。こういう時のコイツの行動には、どうにも悪感を感じる。
「食べさせてあげる!」
「よし、じゃ〜あ〜ん」
「あむ、じゃなくて私が…」
「自分で料理出来る様になったらな」
「……料理出来る様になったらいいの?」
「いいぞ」
「どんな料理でも?」
「食えるものならな……あ…!」
「ふっふっふ…」
やってしまった、と思うがもう遅い。
妹は冷蔵庫から卵を取り出すと、見せびらかす様に卵を俺に向けながら台所に入る。
フライパンに油を敷き、卵を割り―――あぁ、負けたなこりゃ。
「ほ〜ら、目玉焼き完成〜」
「……一応味見を…」
「無駄な抵抗を…」
出来て数分もしないアツアツの目玉焼きを頬張り、負けを確信した。
「…一口な」
「なにいってるの、この皿の中全部終わるまで、だよ?」
おもむろに俺の皿を取り上げ、中身を見せる。くそ、大好物なだけに少しづつ食ってたのが裏目に出たか。
「ほら、あ〜ん♪」
「…あ〜ん…」
「あ〜…」
「待て、まだ食ってる」
「あ、母さん帰って来ても続けるから」
「さぁ、さっさと寄越せ」
完全に俺の考えはお見通しだ。こんな状況、家族に見られれば切腹ものだ。
「あ〜ん♪」
「あ〜ん」
「……お兄ちゃん、可愛い」
「死にてぇ…」
今確実に赤面しているだろう。明らかに頬が熱い。
妹の満面の笑みを見て更に恥ずかしくなる。
「は〜いおしまい、お疲れさまです」
「はぁ…、食った気しなかった…」
『ただいま〜』
「運がよかったね、お兄ちゃん」
「あぁ、本当によかった」
母さんが帰ってくると同時に俺は食事を終え、自分の部屋へと向かった。
『奈津美、和樹なんかあったの? 顔めっちゃくちゃ赤かったけど」
『別にぃ〜、外寒かった?』
『そうでも無かったわよ』
『へ〜、あっ、ご馳走様でした』
『はい、御粗末さまでした。…凄いわね、ちゃんとご馳走様言えるなんて』
『えっへっへ〜♪』


276 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/08(金) 13:25:58 ID:7yscNFH1]
俺は、もうベッドしかない自分の部屋に戻るや否や、ベッドにダイビングする。
「あ〜!! 死にて〜!!」
足をバタバタさせて、死にたいと叫んでみるが、どうせ自分には死ぬ勇気は無いだろう。それにそうは言ったものを、死ぬ気さえまずない。
「あ゙〜〜〜…」
ヒヤリとする布団に頬を当てて熱を取るが、断然頬が熱いために布団もすぐに熱くなる。
その度に冷たい場所を捜し、頭を移動させていく。
その行為を繰り返している途中、いきなりドンドンと扉が叩かれる。
「……開いてる…」
布団に顔を埋めながら、俺は喉が枯れた様な声を上げ、ノックの主人を招き入れる。
「おじゃましま〜す、うわ、お兄ちゃんホント顔真っ赤」
「……お前のせいだよ」
「あはは…、氷枕とか持ってくる?」
「いい、それより何のようだ?」
目の前には俺が上げたヌイグルミを抱き抱えた妹の姿。気に入ったのか。
「…あのさ」
「ん…?」

「このヌイグルミ、もしかしてお兄ちゃんが選んだ…?」
妹の声のトーンが下がり、さっきまでの明るい印象とは打って変わって、言葉に重みを感じた。
「………」
「答えてよ」
いきなり、シン、と静まり返った部屋。妹は真っすぐ俺の目を見つめ、真剣に語り掛ける。
嘘は許されない。
例え自分で選んだと言っても信じてもらえないだろう。実際、あのヌイグルミは彼女に選んでもらった。
「…いや、彼女に、選んでもらった」
「ふぅん…」
反応は冷たい、さっきとは違う意味で心音が加速していく。
「俺さ、そういうのよく分からなかったからさ…」
「じゃあ…」
「ん?」

「じゃあ要らない、こんなの」


277 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/08(金) 13:26:47 ID:7yscNFH1]
そう言って妹は、ヌイグルミの腕を持ち下手で投げ捨てた。
一瞬、中を舞ったヌイグルミは、そのまま壁にぶつかり地面に落ちた。
〈妹さん、喜ぶといいね〉
彼女の言葉がフラッシュバックする。
「っお前ッ!」
「怒る? 怒りたいのは私の方だよ、お兄ちゃん」
「なにワケわかんねぇこと言ってんだよッ!!」
突如湧いて出た怒りに身を任せ、俺は妹に掴みかかんだ。
そして気付いた。―――泣いてる。

「私、お兄ちゃんのことが好き、大好き…! …分かる? 好きな人の彼女にプレゼントを選ばれる気持ち…」
「奈津美…」
「わかんないよねぇ!? こんなの、こんなのヤダよ、こんな! …負け犬みたいな気持ち、嫌だよ!!」
「奈津美…」
自分でも、気付かぬ内に俺は、妹を抱き締めていた。
思えば、いつから見なくなっだろうか、小学生までベタベタと俺に付いてくる妹、俺が欝陶しがるとすぐにビービーと泣いては俺を困らせていた。

中学からだろうか、たしか、その頃から俺から離れて行っていた様な気がする。
別にその時の俺は、ただ欝陶しい相手が居なくなったことを喜び、そして、どこか淋しさを覚えていた。
「離してよ…、こんな、同情された感じで抱き締められても、…嬉しくない」
「…あぁ、そうだな、たしかに俺はお前に同情してる」
俺の言葉を引き金に、妹はあらん限りの力で俺を押し返し、敵意を含んだ眼差しで俺を睨んだ。
「最ッ低……」
「……そうだな、たしかに俺は最低な奴だ。けどな、俺は同情する前に、怒ってる」
「…え…?」
「ヌイグルミ、捨てただろ」
「それがどうしたの…!?」
さっきまでバクバクと鳴っていた心臓が、今は恐ろしいほど静まっている。
妹の瞳を睨み返し、俺は続ける。
「あれは、彼女がお前のために選んでくれた代物だ。
純粋に喜んで欲しいから、ただそれだけの理由でアイツが一生懸命選んだ。一緒に居た俺には分かる」


278 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/08(金) 13:29:57 ID:7yscNFH1]
「だから…なに…?」
「受け取って、大事にして欲しい」
「ヤダ」
「これはクリスマスプレゼントでも、誕生日プレゼントでも無い。俺の彼女からの贈り物だ」
ここで俺は息を吐き出し、覚悟を決める。この先何を望まれようと受けとめると。

「もし、あのヌイグルミを受け取ってくれるなら、俺はお前の言うことを何でも“2回”聞く」
「ぁ……クリスマスと、誕生日…」
「そうだ。キスして欲しいって言えばキスするし、抱いてほしいって言えば抱く」
妹の瞳が揺らぐ、言ってはなんだが自分でも卑怯と思う。妹の気持ちを逆手に取って、自分の言うことを強制しようとしている。
でも、俺が愛しているのは妹ではなく彼女だ。だから、彼女の気持ちを裏切られるのは見たくない。

「………ス……して…」
「えっ?」
「…キス、して……?」
今度は、妹から俺に抱きついてくる。力の限り精一杯の力を俺の背中に回している腕に入れられる。
それを俺も受け入れて、妹の小さな背中に手を回す。
「…軽く、じゃダメなんだからね」
「わかってる…」
妹の顎を上げ妹の潤んだ瞳を見つめる。妹の瞳が閉じ、その拍子に一筋の涙が流れた。

「………お兄ちゃん、大好き………」
妹の唇に唇を重ねる。
重ねた妹の唇は見た目以上に柔らかく、病み付きになりそうなほどに心地良い。
「ん」
そのまま俺は舌を妹の口の中に入れ、力を込めながら唇を吸い始める。
「ん……ん…っ!」
音が立つほど強く唇を吸いながら妹の舌に自分の舌を絡めあわせ、妹の唾液を吸い上げ飲み込む。
その際に妹の口元から唾液がこぼれ、それが首筋にまでゆっくりと垂れて流れていく。
俺は両手で妹の頭と腰を支えながら、クチュクチュとイヤらしい水音をたてて歯の裏をなぞり、唾液を送り込む。
「ぅ……ん……ふぁ…っ!」
コクン、と唾液が妹の喉に落ちたのを確認すると俺は、ゆっくりと唇を離した。

279 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/08(金) 13:31:45 ID:7yscNFH1]

「…お…兄ちゃん…」
互いの唇から混ざり合って出来た唾液の糸は、ツーと伸びながらやがて真ん中から下へと垂れるように落ち、やがて千切れた。
「お兄ちゃん……」
離れた時に見つめた妹の瞳はほやけて虚ろになり、口の端から垂れた妹のか俺のかもわからない唾液が、妙に卑猥に見えた。

「……あと、一回だ」
その言葉で妹の目は涙で溢れ、何か惜しむ様に表情が暗くなる。
俺はその表情を気にしない素振りで、指でそっと妹の口元に垂れた唾液を拭ってやった。
「次は、なんだ…?」
妹は答えず頭を俯ける。このまま催促すれば、俺は妹を抱くことになる。俺はそれでも構わない。
この前は妹が襲ってきて未遂で終わった。だが今回は、言われれば精一杯妹を一人の女として愛する。
「早くしろ」
自分が嫌になる。この行為が終わった後、俺は激しい自己嫌悪に苛まれるだろう。
「う……ん」
「なんだ?」

* * *

「電気消すぞ」
「うん」
妹の最後の願いは簡単なものだった。
週に一回は帰ってくることと、その際には卑猥なことを抜きにして一緒に寝てほしいということだった。
少し拍子抜けだったのか俺は、抱かなくていいのかと尋ねたが、妹は
「キスはいいけど、抱いてもらうのは愛が無いとヤダ」
と答えた。女心は兄弟でも解らないものだと思った。
「お兄ちゃん」
「ん?」
窓から入った月明かりに照らされた妹の瞳が、暗くなった部屋の中で俺を真っすぐに見た。
「腕枕…してほしいなぁ」
「…はいはい」
「ずっと、こういうふうにしてもらいたかったんだ」
「いい加減に寝るぞ」
ここまで素直な妹の言動は俺でも恥ずかしくなる。

「うん、お兄ちゃん大好き♪」
これから俺達はどうなっていくのだろうか、想像がつかない。
ただ、今は眠い。これはまた明日考えよう。
今は、妹の温かみを抱き、寝ることにしよう。

また来週

280 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/08(金) 16:46:03 ID:arUTmZCN]
来週はいつだ?!15日か!予定は開けた!Hey!Come on!



281 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/08(金) 16:48:13 ID:uwpmJ3/c]
GGGGGGGGGGJ!
そろそろ凍死しそうだったが読んで一気にホットになりました!
このままシリーズ化求ム。

282 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/08(金) 17:30:14 ID:+5MsJAZE]
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!

283 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/10(日) 06:57:01 ID:GNx+rJEn]
期待age

284 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/13(水) 01:38:25 ID:psis4tbq]
そろそろ続きがくる予感

285 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/13(水) 13:55:50 ID:s2xxwEd9]
言えない、まだ一行たりとも書いてないなんて言えない。

286 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/13(水) 16:06:59 ID:cWrmVZT0]
>>285
今すぐ書き始めるんだ!
いつまでも待ってるぜ。

287 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/13(水) 16:56:30 ID:vlGiWgaF]
ワロタw

288 名前:妹尾兄妹のメイドさん mailto:sage [2006/12/13(水) 17:33:35 ID:lglbPtDs]
玄関のドアを開けると、そこにはメイドが立っていた。
「お兄… じゃなかった、ご主人様っお帰りなさいませ!」
「…」
バタンッ!
俺は即座にドアを閉じる。
そして表札を確認する……… そこに書かれた文字は『妹尾』
つまり先程の異常事態を説明する論理的帰結は一つだ。

『………近所に同じ苗字の家族が引っ越して来たに違いない』

随分自宅と造りが似ている気がするが、まあ設計業者が同じなんだろう。
自覚は無いが、人の家と自分の家を間違えるとは、俺も大分疲れているようだ…
今日は瑠璃のマンションにでも転がり込んで寝かせてもらおう、そう思って引き返そうとした矢先、
先程閉じた玄関が内側から開かれた。
「もうっ、折角可愛い妹… もとい、メイドさんがお出迎えしてくれたってのに〜、
 いきなりドア閉めるなんてどーゆー了見!?」
「お前こそその格好はどうゆう了見だ」
白いカチューシャにエプロン、そして濃紺色のワンピース…
俺から見てもかなり本格派のメイド服だった。
「えっへっへ〜、すごいでしょ〜!?」
呆れる俺の前で、妹は可愛らしいポーズをとってみせる。
………学園祭の出し物でメイド喫茶でもやる事になったんだろうか?
「雑誌の懸賞で当たっちゃったんだ!!」
「ほう、それはそれは……… よくサイズが合ったな」
「うん、Sサイズでもちょっと大きいからね。不安だったけど良かったよ」
そりゃそうだ、胸のサイズがAAのメイド服なんてそうそう無いさ。
「どうでしょうか、ご主人様? 似合いますか」
「ああ、似合ってるよ…」
おざなりに頷いて俺は玄関に上がった。
「むぅ? ちょっと〜反応が鈍くない?」
「そんな事ねーよ、似合う似合う」
ソファーに上着を投げ捨てて、俺は冷蔵庫から出したビールの栓を抜いた。
「もっと褒めてよっ、この服はとっても本格的なんだよ!」
そう言うと、スカートのすそを摘んでくるっと回転して見せた。
エプロンやカチューシャにゴテゴテした刺繍もフリルも無く、
ワンピースの襟やカフスもオーソドックスに仕立ててある。
その筋の嗜好を持つ人間が見れば、感涙に咽びそうな完璧さだ。
だが、残念なことに俺はその筋の人間ではなかった。

289 名前:妹尾兄妹のメイドさん mailto:sage [2006/12/13(水) 17:34:42 ID:lglbPtDs]
「ほらー、下着もおまけで付いて来たんだよ!」
「へー」
実兄の前でスカートをたくし上げる我が妹。
美少女の生ドロワースを目の当たりに出来るとすれば、金払ってでも拝みたいという輩が集まるだろうに…
瑛理子の店でバイトすれば、コイツ結構金稼げるかもしれないな。
「もー、もっとしっかり見てよぉ」
「ああ、凄い凄いっ」
ビールを呷りながら俺は一応答えてやる。
「………ひょっとしてお兄ちゃん、メイドさんは好きじゃないの?」
「いや、そんな事ねーよ」
「それにしては反応薄くない?」
「わりーけども、俺はキスとメイドはフレンチが好きなんだ」
「ええっそんなの邪道だよ〜!」
邪道で結構、フレンチの方が話もやる事も早く済むんだよ。
「うぅ〜、折角当たったのに、お兄ちゃんに悦んでもらえないなんてガッカリだよぉ」
寂しそうにしょげる姿を見ると、ちょっと可哀想になってくる。
しかし、軽々しく『似合ってるよ、可愛いよ』なんて言ったならば、
『じゃあ、ご主人様とメイドさんごっこしよ! 粗相したメイドさんにご主人様がエッチなお仕置きするの!!
 もちろん朝はフェラ起こしで決まりねっ!!! 』
とか必ずやろうとするからな、コイツに甘い顔は禁物だ。
「やっぱりナース服かバニーさんを選んだ方が良かったかなぁ」
「………お前、どんな雑誌の懸賞だよ」
「えっ? 『華と野望』コミックスだよ」
おいおい、かなりメジャーな少女漫画雑誌じゃないか。
近頃の少女風紀は大丈夫かよ? ………俺が言える台詞じゃないけどな。
「お兄ーちゃんはバニーさん好き?」
「ああ、大好物だ」
「うーん、そっちにすれば良かったなぁ。でもサイズが合わなかったんだよねー」
「ふふ、貧乳… いや無乳バニーってのも新しい流行になるかもしれないぜ?」
「べっーーだ、すぐに大きくなるもーんだ」
舌を出して悪態をつく我が妹、メイド服はともかくこうした仕草は可愛い奴だ。
これで度を過ぎたブラコンが収まれば、俺も安心なのだが…
「よーし、じゃあ次は女王様セットが当たる懸賞に応募しようかな〜」
「おい、………その雑誌もう買うの止めろ」
俺の心配は簡単に尽きそうに無かった。

(終わり)

290 名前:妹尾兄妹の人 mailto:sage [2006/12/13(水) 17:37:08 ID:lglbPtDs]
私が妹尾兄妹で間を持たせている隙に書き続けるんだ。
みんなでスレを盛り上げろ。



291 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/13(水) 22:27:15 ID:sjn1cJcs]
キテルー

292 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/13(水) 22:45:40 ID:psis4tbq]
ニュータイプとしての勘が続きがきそうだと言ってるぜぇ

293 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/13(水) 23:17:54 ID:s2xxwEd9]
い、言えない、まだ半分も出来てないなんて

294 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/13(水) 23:32:28 ID:vlGiWgaF]
ワロタw

295 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/13(水) 23:48:22 ID:cWrmVZT0]
>>293
今すぐ再開するんだ!
迅速な仕事を期待してるぜ。

>>294
お前さん笑いに飢えてるのか?w

296 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/14(木) 00:45:32 ID:O5zg7I2B]
妹分に飢えているのさ・・・

297 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/14(木) 00:47:05 ID:UTtss5Jo]
それじゃあしょうがないな。

298 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/14(木) 03:26:56 ID:11OSMGPp]
>>妹尾兄妹の人
雑誌名にワラタ。終わってんなぁ、近頃の少女風紀。

299 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2006/12/15(金) 23:38:58 ID:SrrA6snR]
そろそろクルー?

300 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/16(土) 08:50:44 ID:i8vi1EPF]
15日でつからね



301 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/17(日) 01:16:25 ID:EiqXi9nE]
ttp://www5c.biglobe.ne.jp/~nyu/COMIC/2428/20061119_2428_4_10.jpg
ttp://www5c.biglobe.ne.jp/~nyu/COMIC/2428/20061123_2428_4_11.jpg
ttp://www5c.biglobe.ne.jp/~nyu/COMIC/2428/20061123_2428_4_12.jpg



302 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/17(日) 01:32:30 ID:CCiI3kOX]
(;´Д`)ハァハァ続きwktk

303 名前:名無しさん@ピンキー mailto:孕age [2006/12/17(日) 02:06:16 ID:vF5mcXqM]
HPに行って見てくればいいじゃん

ちなみに萌え系だから

304 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/17(日) 03:17:55 ID:UD8CAMFg]
お姫様だっこって力に自信がないと中々できないよな

305 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/17(日) 11:46:28 ID:CCiI3kOX]
>>303
見てきた。なにアレ…萌えるっていうレベルじゃねーぞ!
いやらしくないのにハナヂ出るかとおもた。

306 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/17(日) 12:46:10 ID:7+hdXLRF]
妹が中学生くらいの時リビングで寝てしまったから部屋まで運んだんだけど
かなり無理してお姫様抱っこで運んだら母に微妙な含み笑いされた…

うちの母は男の子の考えてる事見抜いて笑いやがるからなぁ

307 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/17(日) 15:23:08 ID:yAQG9Afa]
オレもほとんど同じ状況で妹を運んだら
首に手を回されて困ったことがある。
そのくせ寝たふり続けるのはどういう了見かと。

そのあとどうすれば良かったのかはいまだにオレの中で答えは出ていない('A`)

308 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 04:55:39 ID:pmNls7Yx]
それなんていうエロゲ?

309 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 15:27:22 ID:X9W08Dsb]
俺中学生の頃妹とキスしまくってた時期があったな…布団でしかもちょっとDeepな。
今考えると恐ろしいことしてたんだな…さらに俺小学生の頃は男友達とキスしてたしorz

310 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 22:19:27 ID:T9juGpe8]
まあ妹と一緒に風呂に入るのが許されるのは中学二年までだな。



311 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 22:43:50 ID:5QZRkSaA]
百合姉妹。いいじゃないの。

312 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 22:46:09 ID:SyYoxVaO]
七歳差の妹がいるが、一度も一緒に風呂とか入った覚えがないなぁ……。
しかも、高校入ったあたりからろくに会話した覚えすらねぇ……。
っていうか、外で遭ってもお互いに無視してたような……。

…………あれ?
あいつの顔ってどんなんだったっけ………。

313 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/21(木) 04:09:08 ID:xxGn9U/S]
>>301
このHPに行くには?

314 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/21(木) 05:23:23 ID:7ywJW7AN]
コウモリだけが知っている

315 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/21(木) 07:24:30 ID:oWU4zgeA]
うしろの方を削る

316 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/22(金) 21:39:08 ID:Ozb1oQtM]
誰かクリスマスの話書いてくれないかな

317 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/22(金) 21:55:15 ID:q4/kMx9z]
>>316
クリスマスにはリアルで18歳ツインテールの妹と食事に行きますから無理です。


……オプションで両親も付いてきますけど。
つーか、18にもなってリアル社会でツインテールにするのは、普通に知恵遅れに見えるからやめてくれ妹よorz

318 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/23(土) 15:47:00 ID:Thp2wyLx]
いいじゃないか

319 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/23(土) 18:30:10 ID:KD1d2vXw]
クリスマス作品期待アゲ

320 名前:間に合わなかった mailto:sage [2006/12/25(月) 00:01:20 ID:Cqv0D3Vb]
「はい、お兄ちゃん。メリークリスマス」
「おう、メリークリスマス」
俺と妹の愛美との、クリスマス恒例のプレゼント交換ももう何度目だろうか。
始めたのは愛美が中学に上がった年だから今回で5回目かな。
「うわ〜、ネックレスだ〜。…キレイ、それにすごく凝ってる。高かったんじゃないの?」
プレゼントのネックレスを見た愛美がそう訊いてくるが、俺は首を振る。
「いや、そんなたいした物じゃないよ。まぁ、気に入ってもらえたみたいでよかった」
実は値段が6ケタに届くかという程の、かなり豪華なものであることは黙っておく。
男という生きものは好きな女の子の前では格好つけたいものなのだ。
「ところで、愛美は彼氏とか作らないのか? 世の女性はクリスマスを一人で過ごさないために彼氏を作ったりしているってのに」
ネックレスをつけようと四苦八苦している愛美に椅子に腰掛けるように促しながらそう声をかけるが、逆に笑われてしまう。
「いいんだよ。お兄ちゃんと家でお祝いするのが毎年の楽しみなんだし。好きな人と一緒にクリスマスを過ごすんだから、わたしはこれでいいと思うよ」
そう言って小さく笑う愛美に俺はドキッとしてしまう。
もちろん愛美は家族として好きだと言っているだけで、深い意味なんてないはずだ。
しかし俺は愛美を妹としてではなく、一人の女の子と好きになってしまっている。
これで意識をするなといわれても無理に決まっているのだ。
震える指先に力を込め、なんとかネックレスをつけてやる。
「そんなことで行き遅れになっても知らないからな」
平静を装いそう返す。自分の思いは伝えてはいけない、悟られてもいけないものだとわかっているから。
「ふん。わたしのことより、お兄ちゃんは自分の心配をしたほうが良いと思うよ。十九年間彼女無しなんてかっこわるいよ?」
むくれてそう言った愛美もやはり可愛いと思った。
はははと笑って誤魔化す。「それじゃあわたし寝るね?」
立ち上がり愛美がそう言う。
「おう、おやすみ」
と俺が言ったのと、頬に柔らかい感触を感じたのは同時だった。
愛美が俺にキスしていた。
「うん。おやすみ。あと、メリークリスマス」
それだけ言うと愛美は二階の自分の部屋に駆け込んでいく。
後に残された俺は小さくメリークリスマスとつぶやいた。



321 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/26(火) 00:27:20 ID:O9+T+aY5]
>>320
25日書き込みだから間に合ってるんじゃ?
それはともかくGJ。で、続き(ry

322 名前:今年最後の書き捨て mailto:sage [2006/12/26(火) 01:09:56 ID:s/egjg7D]
8話
妹「やっ!おにいちゃん、やめてぇー!!!ひぐぅーっ!!!」
兄「うぐっ、うっ、はあーサイコーだぜ、はあ…はあ…」
妹「うう…なぜこんな目に…私が何したっていうのよ、ひぃ!」
兄「ああ?昨日帰って来なかっただろうが!男のとこでも泊まってきやがったのか!!」
妹「ち…違、クリスマス会で友達の家に泊まっただけよ!許してっ!あぐっ!」
兄「ごちゃごちゃうるせーぞ!てめーがいねーせいでクリスマスは一日中犯りまくるっていう計画が台無しになったんだよ!」
妹「ひーぃっ!そんな勝手な!ああっ!そんな激しくしないでぇ!お尻があぁぁっ!!!」
兄「おかげでゆうべは一人でエロビデオ見て虚しいクリスマスだったんだよ!おおっ!いい具合だぜ、ケツ孔サイコー!!!」
妹「そ、そんなの私に関係ないじゃない!もう許してぇーっ!お尻が裂けちゃうよおー!あひぃー!」
兄「オラオラ!もうすぐイキそうだぜ、生でたっぷり腸の中に注ぎ込んでやるからな!」
妹「イヤーぁ!!!」
兄「オレの性処理係の分際でオレの許可無く勝手に外泊するなんざ許せねえ!」
妹「あーっ!熱いよー!お尻の穴が焼けてるよー、ヒィーっ!」
兄「ぐうーっ!すっげーぜ、ちん○が肛門で絞り上げられて最高だぜ!」
妹「あひいーっ!ひいー!ヒィー!あっ!あっ!あっ!」
兄「おらーっ!たっぷり出してやるぜ!てめえのケツ穴はおれのもんだって事をよーく思い知れ!」
妹「あああっ!おしりぃーーーー!がっはっあっ!!!」
兄「くふぅ〜、これに懲りたらこれからは勝手に外泊なんてするんじゃねー!それにもう冬休みだろ、明日から毎日好きな時にやりまくってやるぜ、くっくっ…」
妹「そ…そんな…うぅ…」

323 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/26(火) 19:00:40 ID:3gY7LmK2]
ほしゅ

324 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/30(土) 00:20:28 ID:4Lozuj+N]
 春、まだまだ冬の寒さが残る春前半、春か冬かたまに解らなくなる季節。


「はぁ…」
 外は次第に暖かくなり、太陽はさんさんと輝く。
 こんな日は外に出なければ損、と無意識に思うところであるが、俺はそんなとこじゃなかった。
「はぁ…」
 枕に顔を埋め、俺はただただ溜め息を繰り返す。今回は妹のことでの溜め息ではない。
「ぅは〜…」
 彼女がアメリカに語学留学に行くことになったのだ。期間は半年ほど。
 前々から話は聞いていたが、いざ期日が近くになってくると体調が精神的に悪くなっていく。
 酒は百薬の長、どんな嫌なことでも忘れさせてくれる。というのは嘘のようで、厄介にも彼女のこと以外考えれなくなった。
「一週間後かぁ〜」
 行かないでくれ、とでも言うか。
「はぁ…」
 言えるはずないけど。
 となりを見れば机の上にビール缶、もう何本飲んだことやら、数が多すぎて数える気にもならない。
「眠い」
 次第に重くなっていく目蓋に身を任せ目を閉じる、すぐに意識が途切れ、俺は深い夢の世界に落ちた。が、目覚めは五分もしない内にやってきた。
「ドンドンうっせ〜なぁ…」
 ベッドから起き上がり、俺は玄関へと向かう。
 寝起き独特の中毒性のある心地よさを、短い廊下の冷たさで吹き飛ばし、俺は鍵を解放して扉を開ける。
「あ、お兄ちゃん。て……酒くさ〜…」
「……言いたいことはそれだけか」
「ちょちょちょ、ちょっと待ってよ! あ、だからドアしめちゃダメだって!!」
「………とにかく入るか?」


325 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/30(土) 00:22:01 ID:4Lozuj+N]
 なにしに来たかなんて考えるのもめんどいので、俺は一先ず家の中へ妹を入れることにした。

「お邪魔しま〜す。うわ……部屋、ほんと酒臭いよお兄ちゃん。ファブリーズとか無いの?」
「…部屋の棚の上、すぐ分かる」
「こんなんじゃ、彼女さん来た時嫌われちゃうよ?」
「……嫌われちゃったほうが、お前にとったら都合がいいんじゃないのか?」
 無意識にもそんな身勝手な台詞を吐かれてイラついたのか、俺はわざとトゲのある言い方で言葉を返した。これも酒の力か。
「………」
「俺、寝るから」
「あ、ちょっとお兄ちゃん!」
「…何?」
困ったように言う妹に少しイライラを感じながら、俺は枕に埋めた頭を上げる。
「お母さんが料理作りすぎちゃったから、コレ…」
 タッパーに入れられた料理を寝たまま受け取り、俺はそのまま隣の机へと置く。
「それと、こんな良い天気なのに何朝から一杯やってるの」
「いいだろ別に、お前には関係ない」
「よくない! 私はお兄ちゃんの妹なんだから関係ある!」
「用は済んだろ。速く帰れ、眠い」
「もぉ、どうしたのお兄ちゃん? なんかあったの?」
 隣へ座り、妹は俺の体をゆさゆさ揺さ振る。ウザい。
「お〜兄ちゃん! 私に聞けることがあったら聞くよ?」
 俺は必死で枕に頭を埋め、妹の攻撃(?)が止むのを待つ。
「…早く、帰れ」
「む〜!」
 なんか俺悪いことしたか?
 さっきより揺さぶり激しくなる。なんなんだコイツは、そっとしといてくれ。
「お兄ちゃん! 起きて!」
「ほっとけ」
「ほっとけないよ!」
「じゃあ黙れ」
「お兄ちゃん!!」
「うるさい!!!」
 俺は我慢の限界が来たのか、妹の腕と肩を掴み床へと押し倒す。
「ぉ、お兄…ちゃん?」


ね、眠い。でもペンを握らなければ……ZZZZzz

326 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/30(土) 02:35:43 ID:0gvU+k1k]
>>325
GJ! …と思って読んでたら。
ちょw ちゃんと続き書いてから寝てくれw

327 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/30(土) 15:01:11 ID:cdtitFDT]
>>325
GJ!これからえちぃ展開に…?とにかく甘々な奈津美ちゃんが見たいお

328 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/30(土) 16:24:17 ID:MfML/dcZ]
いもうと + ヤンデレ = ヤンデル妹
いもうと + 修羅場 = キモウト


いもうと + ブラコン = ∞

329 名前:名無しさん@ピンキー mailto:孕age [2006/12/30(土) 19:44:56 ID:+t1jadOG]
ヤンデレでキモウトでブラコンでも一向に構いません

330 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/30(土) 23:42:19 ID:4Lozuj+N]
あれ、ガンツみてたら奈津美書けなくなった。なんでだろ



331 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/31(日) 00:48:31 ID:rleEmU5F]
>>330
頑張ってくれw
新年一発目にドデカイのを投下してくれると信じてる。

332 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/04(木) 16:32:08 ID:UH0r6g6x]
今年に入ってまだ一度も書き込みがないのでageるか

333 名前:妹尾兄妹の正月 mailto:sage [2007/01/04(木) 19:09:25 ID:foF+nHYa]
「は〜あ、もうお正月も終わりだねぇ」
まるで世界が終わったかのように、コタツで悲嘆の声を上げる妹。
俺はみかんの皮を剥きながら、その様子を眺めていた。
「そうだな、ついでに冬休みももうすぐ終わりだぞ」
「いやぁん、お兄ちゃん!そんな哀しいこと思い出させないでよぉ」
「俺は暇をもてあましたお前に付きまとわれなくなるので嬉しいぞ」
こいつは暇と性欲をもてあます傾向が有るからな・・・全く始末におえん。
「ぶーぶー!お兄ちゃんのイケズぅ!!
 今年の冬休みはあんまりえっちぃ事してくれなかったじゃないのぉ」
「当たり前だ、この馬鹿。
 休みに入った直後には『サンタクロースプレイをしろ』だの、
 大掃除の時には『最近ご無沙汰だから、アソコに埃が溜まっちゃったなぁ、そこもすす払いして』だの、
 大晦日には『一年の締めくくりに姫納めしよう』だの、
 除夜の鐘が鳴り出したら『初詣に行こう。そこでエッチして二年嵌めしちゃお』だの、
 年が明けたら『おせち料理の女体盛り〜』だの…
 本当に俺は気が休まる暇が無かったぞ」
「ぐぅ…」
そもそも年末年始のこの時期は、他の女たちとの交遊スケジュールが厳しいのに…
ちっとは兄に気を使えと言いたい。
「はぁん、でも結局姫初めで悪代官ごっこして貰っただけで終わっちゃったなぁ」
「お前は…着物を着る度にそれやりたがるな」
「うーん、お約束ってヤツ? 夏の浴衣と正月の着物はアレをやる為に着るようなものだよね!」
同意を求められても困る…
「お兄ちゃんの悪代官役もハマってるよね〜、着物脱がすのホントに巧いよぉ」
そりゃ、この正月も慶花や瀬里奈と『「良いではないか×2」「あ〜れ〜」』ってやったしな。
古き良き日本の伝統というものは、こうやって若い世代にも継承されていくのだろう…
と感慨に耽る俺であったが、何やら妹がモゾモゾ蠢いている。
「…何やってるんだ?」
「えーっと、折角お兄ちゃんとコタツに入ってるんだから、『コタツ隠れ』でもしようかな〜って」
「………」
「あれ、ひょっとしてお兄ちゃんは『コタツがかり』の方が好きだった?」
嗚呼、この国の女どもときたら、
哲子は『姫始めは獅子舞で決まりよねっ』と言い出すし…
寧々は『いい初夢見るためにも、今夜は宝船でイかせて』とゴネるし…
「えへへ、お兄ちゃん!今年も宜しくお願いしますね!」
「はいはい、もう好きにしてくれや…」


(終わり)

334 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/04(木) 20:17:12 ID:BXpcIFVI]
妹尾兄妹キタ━━━━━━( ゚∀゚)━━━━━━!!!!!

335 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/05(金) 16:19:48 ID:qEiYg7bS]
最高www
gj

336 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/05(金) 21:12:45 ID:5TIYb31H]
ニュース見た?
実兄が妹を殺害したやつ。
動機は、妹に勉強しろとか夢がないとかいろいろ馬鹿にされたてたらしい。
妹持ちも大変なんだな。

337 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/06(土) 00:46:38 ID:6eVJ2vn7]
妹の乳房を切り取り、ブラジャーを持ち歩いていた兄・・・
このスレの住人じゃないだろうな?

338 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/06(土) 01:12:18 ID:3DMzxC6L]
そんな変態はここにいないって
なっ、お前等


339 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/06(土) 11:46:50 ID:BCY7bbQx]
方向性が違いすぎるな。

ここは実妹に絶望した男が、萌える妹像を追い求めるスレだろ?

340 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/07(日) 02:23:39 ID:P+FNzktz]
あいつ俺の同級生だった
まさかこんなことになるなんてな



341 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 20:07:25 ID:hFfa2Q4r]
保守

342 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/14(日) 03:25:47 ID:I7DHv8uU]


343 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/17(水) 06:36:29 ID:nKYcob/s]
保守するね。お兄ちゃん!

344 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/19(金) 21:14:27 ID:giqe2SBN]


345 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/21(日) 00:15:09 ID:zzMihkoS]
今思い付いた短編でも書いてみるよ

346 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/21(日) 00:34:24 ID:ENYsUOvn]
超期待

347 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/21(日) 00:44:37 ID:VF5w5tf4]
超絶期待

348 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/21(日) 07:14:50 ID:TJmnjFP6]
そんなにハードル上げてやるなよw

349 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/21(日) 14:33:03 ID:zzMihkoS]
>>348
全くだ。書きにくくなったジャマイカw

350 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/21(日) 14:49:45 ID:VF5w5tf4]
>>349
悪かった
悶絶期待



351 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/21(日) 23:44:51 ID:6wM59yuL]
僕は妹に恋をする
皆見た?

352 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/21(日) 23:55:04 ID:IlYYgP25]
あの主人公はキモイからちょっと……。
漫画の一巻で引いた。

353 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/22(月) 14:27:06 ID:u+V7DTw4]
僕は僕に恋をする

354 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/23(火) 00:13:10 ID:DLoucRg+]
>>353テラナルシストw

奈津美書くか…

355 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/23(火) 03:41:04 ID:zQne+XDJ]
執筆活動再開クルー?

356 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/24(水) 12:30:31 ID:fevt7sJF]
マクドナルドのクーポン券のチラシの妹分が高くて噴いた

357 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 14:16:14 ID:xfleAc9N]
今更だが
妹に騎乗で喰われる初夢をみた。
そんなに溜ってたか?と絶望した。

358 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 15:22:14 ID:4EEszFW+]
>>357
詳しく

359 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 17:06:30 ID:sWo4vJ2A]
>>357
その夢をそのままSSにしてうp

360 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 17:09:12 ID:xfleAc9N]
おk、詳しく

両手がカーテン引きちぎったような布でベッドの頭側の手摺に拘束されて
暫く問答してなだめたけど無理、ズボン下ろされて強制フェ(
そして本番。

携帯厨だからこれ以上書くの無理ぽ



361 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 17:12:30 ID:sCO44oSb]
逆レイプかっ!!

362 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 17:17:35 ID:Kk9LnjsK]
よし、正夢だ。問いつめろ

363 名前:357 mailto:sage [2007/01/25(木) 18:07:15 ID:xfleAc9N]
正直 変態と罵られる覚悟はしてた。今では反省していぬ

確認は…

(((((;´Д`)))))

364 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 18:12:50 ID:Kk9LnjsK]
*「おおゆうしゃよ、なんじかくにんをせぬことには
  たびたびいんむになやまされることうけあいであろう」

365 名前:357 mailto:sage [2007/01/25(木) 22:25:37 ID:xfleAc9N]
>>364いんむになやまされることうけあい

「じゃあ…次は一体どうなるかな」




お…おおお袋!!?


うあ"…何をすr



僕 達 は
禁 忌 を 犯 し た

Cルート―二人目の悪夢―


いい加減スレチ気味だから名無しに戻るか

366 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/26(金) 06:58:47 ID:dhgFj24i]
次は娘だw

367 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/26(金) 13:09:24 ID:uWAUqXbK]
まだ姉貴がいるッ!

368 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/26(金) 13:50:52 ID:dhgFj24i]
待て!ここは妹スレだ!!

369 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/26(金) 15:47:38 ID:uGk02E8Y]
はっ、そうか、そうだった
正気に戻してくれてありがとう
お礼としちゃなんだが、こんなものを

つ【357の妹(自称)】


370 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/26(金) 16:19:49 ID:xDhdnV1K]
>>369
詳細を



371 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/26(金) 17:35:07 ID:dhgFj24i]
>>369
人生に関わることなので事細かに

372 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/26(金) 20:13:25 ID:uGk02E8Y]
  妹365の状態を目撃
       ↓
      家出
       ↓
  その辺で俺と出会う
       ↓
   「泊めてください」
       ↓
      承諾
       ↓
SMプレイ勃発(360の状態)
       ↓
   (((((;゜Д゜)))))






たすけてくれ

373 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/26(金) 20:54:41 ID:dhgFj24i]
>>372
いいSSになって帰って来いよ ノシ

374 名前:357 mailto:sage [2007/01/26(金) 21:08:20 ID:uWAUqXbK]
>>372 がんがれ

じゃ 国語の勉強をしつつも
華麗にROMってSS練習するか

375 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/27(土) 04:18:53 ID:pvA/kJan]
俺の友達の妹って、標準以上にルックスがいいのに、アイツはいつも妹には無関心な顔するんだよな。
兄弟って不思議だ

376 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/27(土) 17:39:00 ID:+f6QAWQC]
つ【人それぞれ】


隣で衣服はだけて寝てる妹が
生殺しなんだがどーしてくれる。

377 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/27(土) 23:08:18 ID:yDaMAdQp]
>>376
なおしたげんさい

378 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/27(土) 23:49:43 ID:+f6QAWQC]
>なおしたげんさい

エロい方に考えが逝くのは折れだけorz

あ、布団は掛けましたよ。

379 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/28(日) 01:13:29 ID:zL5NjFSM]
>>378
俺の場合旅行先で家族でザコ寝してて、夜中目が覚めたら目の前にシャツがめくれて乳見えてる妹だからな。
暗かったのと、俺の目が悪いのもあってよく見えなくて助かったと思ってる。
なんか恐ろしくてシャツ直してあげたよ…今は少し後悔してうわなにをするやめ(ry

380 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/29(月) 00:36:13 ID:Gy+h7PgN]
>>378
なおしとらんのかいw
はだけるような服はけしからんので着替えさせてやれ



381 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/29(月) 13:03:11 ID:O9l6lS4j]
着替の用意はこちらでしますね。

つ【大きめのYシャツ】

382 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/30(火) 13:44:10 ID:MRlJzR5O]
長期間一緒に過ごした異性に対しては性的嫌悪感が発生する、ってのは何効果って言うんだったっけ?

383 名前:妹尾兄妹の人 mailto:sage [2007/01/30(火) 22:46:43 ID:pe2xpdTQ]
本気で作品が来ないな。
みんな正月に投下するのは止めて、
バレンタインSSを書く予定なのか?

というわけで、投下が無いなら妹尾兄妹だ。

384 名前:相変わらずの妹尾兄妹 mailto:sage [2007/01/30(火) 22:47:40 ID:pe2xpdTQ]
「ふんふん、ふ〜ん」
それは有る日の事、鼻歌を鳴らしながら、妹は洗濯機に洗い物を放り込んでいた。
コイツも家事を積極的にやる所は、小さいながらも立派だと思う。
「ありゃりゃ、お兄ちゃん、このパンツ随分くたびれてるねぇ〜!
 そろそろ新しいのおろしたらぁ?」
「ん? そうか、じゃあ捨てといてくれ」
「分かったー、コレは処分しとくねー」
元気な声で答える我が妹、それは非常によろしいが………
「 ち ょ っ と 待 て え ! ! 」
「ひゃぁ! お兄ちゃん、大声出さないでよぉ。ビックリするじゃない!」
「………俺はお前に『捨てといて』と言ったんだぞ。
 何故お前はソレをポケットに仕舞うんだ?」
「あはっ、見つかっちゃった?」
妹はイタズラが発覚した子供のように、あどけない笑いを振りまいた。
そこだけ見れば、兄ながら実に愛嬌の有る笑顔だ。
他の奴らなら、その笑顔に惑わされて追求の手を緩めたかもしれない。
だが他人には効くだろうが、同じ血を分けたこの俺には効かぬ。
「だって…もったいないし」
もったいないと思うなら、まだ使うっての(パンツとして)
「一体何に使うってんだ、こんなもの」
まさか雑巾や布巾に使う積りじゃないだろうな?
使い古しのパンツでテーブルを拭くなんて嫌だぞ。
「変な事に使う積りは無いよー、ちょっと『嗅いだり』『抱き締めたり』『被ったり』
 『履いたり』『(オナって)濡れたアソコを拭くのに使ったり』する位だよー。
 あれ、お兄ちゃん… 急に床に手をついちゃって、なんでうなだれてるの?」
「………」
我が妹はダークサイドの道に陥ってしまった。
この深く険しい道に、この若さで踏み入ってしまうとは。
「後はー…、お兄ちゃんに去年かって貰ったクマさんのぬいぐるみに履かせて遊ぶ位かな」
ごめんなさいクマさん。
俺の使い古しのパンツなんか履かされて…

385 名前:相変わらずの妹尾兄妹 mailto:sage [2007/01/30(火) 22:48:43 ID:pe2xpdTQ]
兄として、俺は一体どうするべきだろうか。
このまま諦めるか?
いや、コイツはまだ若い。
『更正の余地が存在しうる可能性が僅かながらも発見しうる希望が失われたと断定するには
 尚早であると考えることも出来なくは無いかもしれない』
………早い話が更正は極めてゼロに近いと思うのだが。
「だって、お兄ちゃん私と最近遊んでくれないんだもーん」
お前は兄と遊べないと、兄のパンツで遊ぶのか?
「私だって寂しいんだよぉ! こんなに、こんなにお兄ちゃんの事好きなのに…
 この間の日曜日もヘレナさんとデートで一日中会えなかったし」
「その先週はメアリーと旅行に行ってたから話も出来なかったしな」
「だから、せめてお兄ちゃんの匂いやぬくもりを感じていたいと思ったの〜」
ぬう、そんな風に言われると、俺の方にも非が有るように思えなくも無い。
最近家族サービスが足りなかったからな。
「分かったよ、俺も妹のお前と過ごす時間をもう少し増やせるよう努力してみる」
「えっ、ホント!!」
「ああ、妹のお前に寂しい思いをさせて悪かったよ」
「お兄ちゃん……… 嬉しいよぉ〜」
「だから、もう俺のパンツで遊ぶのは止めろ」
「 断 る ! 」
思いっきり拒否しやがった。
「お兄ちゃんのパンツで遊ぶのは、今や私の夜の日課よ。
 ぬいぐるみのクマさんに履かせて、お兄ちゃんに見立ててえっちぃコトするの!
 すでに生きがいと言っても過言では無い位よっ」
どうか他の生きがいを見つけてくれ。
「例えば、クマちゃんの顔についてるアクリルの鼻を、股間にぐいぐい押し付けつつ〜、
 私はお兄ちゃんのパンツの匂いを嗅いで擬似69とか〜………」
いかに俺の下着を履かせたぬいぐるみと戯れているか(性的な意味で)
自慢げに話してくれる我が妹。
「という訳でー、お兄ちゃんのパンツは、私にとってすでに必需品なのです!」
「………これからは、他の女の家に居るときに下着を処分する事にするよ」
「え〜〜、なに聞いてたのよぉ! 他所の女の人じゃなくって、私にパンツちょうだ〜いっ」
「駄目だ」
「ぶーぶーぶー、あっ… そうだよ!」
何か閃いた顔をする我が妹、
どうせろくでもないコトでも考え付いたのだろうが。
「私だけ貰うから不公平になるんだよっ!! お兄ちゃんにも私の使古しのパンツあげるから。
 そうすればおあいこだよね〜」
本当に、心底ろくでもないことであった。
「んなもん、誰が要るかっ!」
「えー、パンツを交換し合ってる兄妹なんて、萌えるシチュじゃなぁい?」
「絶対萌えん!」
こうして、下着一つをとってもコイツの馬鹿は相変わらずなのであった。

(終わり)

386 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/30(火) 23:51:17 ID:dk8fp7u3]
キタ━━( ゚∀゚)|妹|尾|兄|妹|の|S|S|毎|度|あ|り|っ|!|(゚∀゚*)━━!!

なにがってクマさんカワイソスw

387 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/31(水) 00:26:32 ID:d3Foraxt]
バカ妹大暴走ワロスw
ほんと毎回楽しませてくれるな、妹尾兄妹は。

388 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/31(水) 02:12:11 ID:aBdHIvN0]
ぐっじょぶ!   性的な意味で。

389 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/03(土) 14:11:41 ID:HFLsI4ax]
節分。
歳の数だけおマメを食べたり、黒くて太い棒を口に突っ込んだりする日です。
全国のお兄ちゃん、頑張ってください。


390 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/04(日) 02:55:59 ID:GIP1UqMI]
なかなか興奮しました(性的な意味で)



391 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/08(木) 15:59:57 ID:cUHO+vzb]
もうすぐバレンタイン編が大量に投下される時期ですな
wktk

392 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/13(火) 16:25:39 ID:N65xoZE7]
保守
明日の投下分↓

393 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/13(火) 21:30:39 ID:YvXp3Ww+]
↓まず明日の大量投下の前に、軽く妹尾で露払いをば、

394 名前:妹尾兄妹のバレンタイン mailto:sage [2007/02/13(火) 21:31:10 ID:YvXp3Ww+]
「るんららるんるん〜」
世間は二月の中旬、自宅の台所には薫り高いカカオの匂いが充満している。
そう、一年で一番菓子屋が儲かる日、聖ヴァレンタイン・ディが近付いているのだ。
そんな中、俺の妹君もチョコの準備に余念が無い。
「でも、ほんと〜に手作りチョコって手がかかるね」
「市販のチョコでも心が篭ってれば、俺は構わないが」
「駄目だよぉ。市販のじゃ色々細工できないじゃないの」
「何の小細工をかます積りだ?」
まさか一昨年みたいに媚薬一ケースとかぶっこむつもりじゃなかろうな?
「んん〜、華と野望(略称ハナユメ)に載ってた恋のおまじないかなぁ」
「…なんだそれ」
「アソコの毛をチョコにこっそり潜ませて男の子に食べさせると、絶対その恋は成就するんだって」
…抗議の文章を出版社に送ってやる。
「おい、冷静に考えろ。陰毛を食わされた男がその女に好意を抱くと思ってるのか?」
「それは…もちろん……… 抱かないかも?」
当たり前だ、そんなので喜ぶのはよっぽどのマニアだ。
「はあ、いいかい?我が妹よ」
仕方なく、真剣な表情で俺は妹の目を見る。
久しぶりに正面から見つめられて、妹は頬を赤らめた。
「なっ、なあに?」
「俺はお前の愛と真心を味わいたいのさ。心の篭ったチョコなら、それで十分なんだ。
 血の繋がった愛しい妹からもらえるのなら、味や形は二の次だよ」
「そ…そんな風に言われると困っちゃうなあ!」
顔を紅潮させて、妹は身悶えする。
「困らなくていいんだよ? ありのままのお前のチョコを送ってくれ」
「ふいぃ〜ん、そうかなぁ〜」
愛しいとか言われて、舞い上がってるようだ… 騙されやすい奴め。
「判った、お兄ちゃん! 今年のチョコは期待しててねぇ」
我が妹はその貧弱な胸を叩いて断言した。
「えへへ、ありのままの私をお兄ちゃんに食べてもらうからね〜」
…こういう時が一番危ない。
ちゃんと釘を刺しておかないと、どんな真似をやらかすことやら。
「どうでもいいが… 去年みたいにマンチョコ作ろうとして失敗するなよ?」
「任せてよぉ〜、失敗は成功の妹よ!」
成功よりも年下なのかよ。
「ちゃーんと今年は作り方研究したもの! あれって直接身体を象ろうとするからマズイのよ。
 まず粘土でアソコの型を取ったらその形を別の雄型に写して、さらにそこから雌型を成型して
 最期にようやく溶けたチョコを流し込むのよ〜」
「なんつー無駄な研究だよ…」
「えへへ、哲子さんから教わったブロンズ像の作成技法に着想を得ました〜」
ちっとはその探究心を他の方向に向けろ。
徒労感に打ちひしがれながら、俺は祈る。
『ああ聖バレンタインよ!世界中の恋する妹達から、すべての兄を救いたまえ』

(終わり)

395 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/13(火) 21:40:19 ID:YvXp3Ww+]

「…ちょっと待てブロンズ像を作ってるのは「哲子」じゃなくって「蓮」だろ」
「あれ、そうだったかな?」
「そうだよ哲子は『獅子舞』の話の時に出てきただろ」
「あっ間違った! 恥っずかしぃ〜」

すいません。
兄の彼女の名前間違えて、前に一回出てきた女の名前を出してしまいました。

396 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/13(火) 23:01:26 ID:IR5h/rYW]
流石妹尾兄妹w
毎回笑かしてくれる。GJ!

397 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/14(水) 14:03:34 ID:y3udgZBR]
若槻wktk

398 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/15(木) 00:53:35 ID:ZwHzMrEc]
えー!バレンタイン投下は無しっスか??

399 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/15(木) 17:02:36 ID:bSywuuSg]
妹からチョコたくさん貰った
妹が友達から貰ったのだけど

400 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/15(木) 20:15:11 ID:JzBu1uNH]
という事にして渡しのでは?



401 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/16(金) 00:05:22 ID:R7uzsoFt]
妹からしかもらった事がない・・・

402 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/16(金) 02:21:36 ID:3+u/wwcS]
>>401
いもうと大好きスレッドで言ってるってことは・・・?

403 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/17(土) 00:30:09 ID:AgMabJcE]
えーっとこんな感じ?

妹がたくさん貰ったチョコを兄と一緒に食べていると…
「おっ、これうまいなー」
「あっ!それ……」
「ん?このチョコがどうかしたのか?」
「…なんでもない(……私が作ったチョコだ…)」
「んーこの中じゃこれが一番うまいなー」
「ほ、本当!?」
「お、おぅ。嘘言っても意味ないし。お前も食べてみる?」
「ううん、お兄ちゃん全部食べていいよ」
「そうか?欲しかったら言えよー」
「うん。ありがと…ねぇ何か飲み物持ってこようか?」
「んじゃ、コーヒー頼むわ」
「はーい。ちょっと待っててね……お兄ちゃん」
「んー?なんだー?」
「大好きだよ」
「えっ?」

会話だけ思いついた。

404 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/17(土) 00:55:11 ID:SPb1KXYG]
ワッフルワッフル

405 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/17(土) 13:35:53 ID:2kpNw4iv]
親父が会社で貰ってきたチョコを口いっぱいに頬張った俺ですが何か?

406 名前:作品投下熱望妹尾兄妹 mailto:age [2007/02/18(日) 20:53:08 ID:nKfRZEq7]
「「兄妹愛」とは「タブー」を知ることッ! 「タブー」を我が物とすることだゃあッ!
 家族で愛し合うのは「タブー」! だが「タブー」を支配した時!萌えは激しく燃え上がるッ!
 兄妹相姦の性癖は「家族愛」の産物!!
 近親賛歌は「兄妹愛」の賛歌ッ!! 近親のすばらしさは兄妹愛のすばらしさ!!
 いくら良いSSが投下されても他スレは「兄妹愛」を知らん! ゴミと同類よォーッ!!」

突然訳のわからない事を叫びだした我が妹……
脳みそがとうとうやばい事になったか?

「あ〜ん、何よぉ!新年この方私達以外の投下が無いじゃないのよ!」
なんだ、このスレの現状を嘆いていたのか。
あやうく病院を予約の電話をかける所だったぞ。
「そういえばそうだな。バレンタイン作品も結局なしだったか」
「もー、世間のお兄ちゃんたちは何してんの!
 リアル妹とイチャつくので忙しくてSSなんて書く暇ないの?
 姉スレが4まで行ってるのにぃ、妹スレはまだ3なのよ〜」
地団駄踏んで悔しがる我が妹。
だが実際世間からみれば妹とラブな関係になる方が異常なのだから、
今の状態は正常とも言える。
「もー、実妹も義理妹もどっちでもいいからさ〜、
 ねとねとでぐちょぐちょのどろどろのべとべとのぎとぎとのぎりぎりの作品が、
 バンバン投下されないかなぁ〜!」
「どうだろうなあ、そもそも俺たちも保守代わりに作られた存在だしな。
 それもあと数話で最終回だしな」
「えっ?」
「作者は既に最終回の構想を作ってあるんだぞ」
「ええ〜っ!?」
そんなに驚く事か?
……いや、知らない人間から見れば、取り止めの無い馬鹿な話を書き垂らしてるだけに
見えたかもしれないが、これは第二話あたりから決まってた事なのだ。

「まあ始まりあれば終わりありだ、ちゃんと区切りをつける方が良いだろ?」
「うぎぃ〜私ずっとお兄ちゃんと一緒に楽しくこのスレに居たいなぁ〜」
「作者だって自分の乏しい文才を振り絞ってお前の馬鹿さを表現してるんだからな。
 そんなにずっと書き続けたらどうにかなっちまうって」


(という訳で、皆さんもっと作品書いて。 お願いします)

407 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/18(日) 20:56:11 ID:/OjmZuX2]
ワロスwww

408 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/18(日) 22:06:04 ID:QUcVf8/l]
ワロスwww
「作者は既に最終回の構想を作ってあるんだぞ」と言ってはいるが
「続・妹尾兄妹」は構想中に違いあるまい。

409 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/19(月) 01:00:28 ID:mwWQSWxv]
お初です。
アクセス規制が解けたので双子もの、投下します。


410 名前:「月食」1 mailto:sage [2007/02/19(月) 01:01:35 ID:mwWQSWxv]
 月の綺麗な夜、カーテンは開いてるからよく見える。今日は満月だ。
 ここは僕たちの部屋、そう、僕"たち"の部屋。
 ベッドの上の影は一つ、正確には二つが一つになっている。

「はぁ…はぁ……んっ…あっ……」

 聞こえるのは、荒い息づかいと、少しだけ軋むベッドの音。

「か…づきぃ…キス……ん……」

 名指しでキスを求められる。僕もキスしたかったから丁度良かった。
 求められるまま、求めるままに口づけを交わす。舌は必要ない。僕が望んでいないから、多分彼女も望んでいない。

「んっ……ぷぁ…あっ…ん……ぁん…」

 ストロークは緩やかに。それで十分だった。彼女の膣内は僕を逃がすまいと、緩くはなく、しかし強過ぎずに締め付け、包み込む。
 それだけで凄まじい快感を感じている。同時に、それ以外にも。
 僕のお腹の中、女性で言うと膣の辺りを、焼きごてのように熱いものが、引き抜かれては押し込まれる、実際に僕の身体に起きていない感覚を、脳が認識している。
 同時に彼女も存在しない肉棒を、締め付け、包まれる感覚を得ている筈だ。

「はぁ、はぁ…香月…イクよ…」

もうそろそろ限界だ。僕は腰の動きを加速させる。

「きてっ! かづきぃ! 全部っナカにぃ!」

 わかってるよ、最初から外に出すつもりなんて微塵にも無い。もちろんそれを彼女、香月も承知している。いつも通り、最後の一突きに合わせるように、一際強く締め付けられ、

「くぅっ……ぅっ!」
「ひぅっ…あぁぁっ!」

 香月の子宮へと白い奔流を解き放った。同時に、僕の中を高熱が蹂躙してゆく。
 合わせるように香月の中は、一滴残さず僕から搾り取ろうとするように、蠕動運動にも似た動きを繰り返す。

「ふぅ………」

『出し尽くして』と言うべきか『絞り尽くされて』一息ついた所で、

「ん…あっ、まだ……」

 香月が懇願するような瞳で見つめてくる。その視線と言葉の意味を、僕はすぐに看破した。

「うん、わかってる」

 有り難い事に、これ以上出なくとも、僕の愚息はまだ縮小を始めてはいなかった。
 全身から力が抜けた香月に負担をかけないよう、僕自身が抜けないように気をつけながら、僕が下になるように体勢を変え、優しく抱き締める。

「これでいい? 香月」
「うん。ありがと……」

 香月は、僕と同じ顔で微笑んで告げた。

「……霞月(かづき)」





411 名前:「月食」2 mailto:sage [2007/02/19(月) 01:02:32 ID:mwWQSWxv]
 月食



 僕の名前は明空 霞月(あけそら かづき)、県立高に通う2年生。
 そして、未だ繋がったままで僕の上で全身を弛緩させているのは、双子の妹、明空 香月(あけそら かづき)、同じく県立校に通う2年生だ。
 名前は、父さんが「男の子なら霞月、女の子なら香月」と決めていた所、双子である事がわかり、決めていた名前をノリで分けて名付けたらしい。
そのノリで、後から産まれた下の双子姉弟には「上の二人が月だから、下の二人は陽だ」などと言ってそれぞれ、「陽香(ようか)」と「陽霞(ようか)」と名付けている。
 どっちが兄か妹か? そんな事は気にせず、同じ発音の名前を呼び合い、いつも一緒に過ごしている僕たちは、高校の友達も、両親や、下の妹と弟も、誰もが認めるような仲良し兄妹、それが表の顔。
 裏の顔は……

「霞月……愛してる……」
「僕もだよ、香月……」

 ……こうして夜な夜な、恋人として愛し合う、血を分けた兄妹として、決して正しいとは言えない行為をしている。後悔は全くしてないけれど。
 僕たちがこうなったのは2年前、まだ中学3年生のとき、そしてそもそもの原因は、僕たちの特殊な生い立ちにあった。

 それは、2年生ももう終わりに近づいた頃、双子がどういうものかを知り始めたころだった……


「ねぇ、なんでかな? 香月」
「ぼくだってよくわかんないよ」

 僕たちは双子というものについて、初めて疑問を抱いた。その理由は、

「こうやって向き合うと、鏡を見てるみたいだよね」
「髪の長さは違うけどね」

 僕たちが似過ぎているという事。
 性別の違う双子は二卵性、つまり完全に別の人間が同時に産まれてくる。双子は、そう言うものなんだと知った。
 もちろん、いくら違う人間でも、親は同じなのだから、似ること自体は不思議じゃないのだけれど、それにしたって似過ぎている。
 まず容姿。二次性徴が始まるまで、僕たちの見た目は、髪型を除いて全く同じだった。二次成長が始まってからも、胸の起伏や、若干体格が変わる程度で、僕たちを見間違う人は未だに減ってない。
 次に性格。趣味や考えている事、食の好み、果ては一人称まで同じときた。……まぁこの辺は育ち方によるかもしれないけれど。
 更にはそれ以外の諸々。よく耳にする双子特有の感応とかなんとか。あれを僕と香月も持ち合わせている。と言っても、ぼんやりと触感覚がわかるだけで、それもごくたまにしか感じなかった。
 そしてこの謎は、母さんに聞いた時に全て解けた。

「ああ、そんな事? そう言えば言ってなかったわね。あなた達はね、二卵性双生児じゃないの」
 母さんは言った。


412 名前:「月食」3 mailto:sage [2007/02/19(月) 01:03:06 ID:mwWQSWxv]
 異性一卵性双生児
 極めて稀であるが、オリジナルの性染色体がXXYであった場合、多胚化の際にXまたはY染色体がそれぞれ別に落とされて、性別が異なる一卵性多胎児が生まれること。
 異性一卵性双生児の場合、遺伝子の核が異なるため、遺伝情報は一卵性双生児であっても完全に同一なものとはならない。

 世界でも、片手で数えられるぐらいしか例がない、とても珍しいことらしい。と母さんは言った。

「でも、母さん。どうしてそんな事がわかったの?」
「うん、普通は性別が違ったら二卵性だと思うんじゃない?」

 と、僕と香月が聞いた所、母さんは……

「それはね、お父さんが気まぐれで二人のDNA鑑定を依頼したからよ」

 などと宣った。

「気まぐれでDNA鑑定って……」
「父さん…一体何がしたかったの……?」

 僕たちがげんなりしたのは言うまでも無い。
 そして、僕たちが双子について知りたかった理由は、ある不安と、その頃に芽生えた一つの感情からだった。

 僕は香月が好きだ。
 自覚したのはつい最近。もちろん、親愛の情や兄弟愛ではなく、一人の女の子として。
 二卵性の双子だと思って、僕とは別個の人間だと思って、でも僕たちは同じ、違うけど同じだと知って、僕と同じだった香月は、少しずつ、だけど確実に僕とは違う人間になってゆく。
 それは、元々香月に対して持っていた感情を、恋愛のそれへと昇華させて、同時に、どうしようもない寂寥感と焦燥を、僕に覚えさせた。

 他人から見れば、僕たち二人の違いは、変化は些細な物。だけど僕にとってそれは、強く胸を締め付けるものだった。
 ……僕は何も出来ないまま15歳の誕生日を迎えた。

 15歳の誕生日、いつもよりも豪華な夕飯を食べ、バースデイケーキを切り分け、食べてから、父さんと母さんからプレゼントを貰った、家族内でのミニパーティ。
 焦燥はいよいよ募り上げる。既に両親や、陽香たちも眠りについた頃、

「香月、まだ起きてる?」
「……うん」
「パーティ、楽しかったね」
「そうだね…」

 僕は二段ベッドの上に、香月は下にいる。
 香月は眠たそうだった。両親が寝入るような時間まで起きていたから当然だけど。

「えっと、香月。大事な話があるんだけどいいかな?」


413 名前:「月食」4 mailto:sage [2007/02/19(月) 01:04:35 ID:mwWQSWxv]
 僕は意を決した。これ以上何もしなかったら、取り返しがつかなくなると思ったから。

「…うん。なに?」

 ちゃんと言うべきだと思ったから、ベッドから降りて香月に向かい合う。

「えっと、冗談で言う訳じゃ無いから、ちゃんと聞いてね」
「う、うん」

 僕が真剣である事を悟ってくれたのか、香月もきちんと向かい合ってくれた。

「そ、その、実は……」
「うん……」
「えっと、その……」
「うん……」

 拒絶されたらどうしよう、嫌われたりしたら……そんな事が頭の中を駆け巡る。

(でも、

 葛藤は無理矢理ねじ伏せて、

もう決めたんだ! だから……)

「僕は……香月の事が好きだ」

 言った。言ってしまった。多分、僕の顔は今、真っ赤になっているだろう。

「えと、その、それって兄妹とかじゃなくって……?」
「僕は一人の女の子として香月が好きなんだ」

 聞き返してくる香月に、自分の想いを確かめるようにかえす。

「こんなことって……あるんだ……」
「変かもしれない、間違ってるかもしれないけど、……本気だから」

 一度言ってしまえば、後は堰を切ったように言葉は溢れてくる。
 そしてようやく気づいた。香月の声が震えている事に。
 瞬間、僕は悟った。

(やっぱりダメ、だよね……)

 今までは香月が何を考えているか、絶対に当てられる自身があったけど、遂にそれは外れた。

「ゴメンね、めいわ…く……!?」

 一瞬、何が起きたのかわからなかった。けれどすぐに現状を把握する。

 香月に抱き締められている。

「ひっく、うっ……か…づきは……ずる…いよ……」

 耳に届いた声は涙声で、

「さきに……いうなんて……」

 そして僕はようやく正しい意味を悟った。

414 名前:「月食」5 mailto:sage [2007/02/19(月) 01:05:17 ID:mwWQSWxv]
「ぼくだって……かづきのこと……だいすきなんだから!!」
「……!!」

 そう、遂に香月の考えを当てる事が出来なかった。香月も同じように僕の事を想ってくれていたなんて。
 正確には全く考えなかった訳じゃない。だけどそれは「そうだったらいいな」と言う願望であって、実際にそうだとは思ってもみなかった。
 僕は香月を抱き締めかえした。離さないように、無くさないように。

「……大好きだよ、香月」
「ぼくも、大好き……」

 向かい合った僕と香月の距離は−−近づく−−瞼をそっと閉じて−−零になった。
 触れ合うなんてほど優しくなく、押し付けるなんてほど強くない、自然なキスだった。

 ……どれくらいの時間そうしていたのか、ようやく唇を離した時、

「あっ……」

 香月がバランスを崩して、僕が覆い被さるような形で、香月のベッドに倒れ込んだ。

「ごめん香月! だいじょう……」

 たまたま向いた先で、眼が釘付けになった。パジャマの隙間から、香月の胸が見えていたから。
 倒れた時に開けたのか? それとも、もともと香月がボタンを止めきっていなかったのか? それ以前に下着は?
 どちらにしても、それは香月に「女」を感じさせるには十分だった。

「えっ、あっ、ごご、ゴメン!」

 謝ってすぐに眼を背けようとすると、香月が僕の頭を押さえられて、

「かづ、き?」
「ねぇ、霞月……このまま…しよ?」
「えっ!? かづ、んむっ……」

 そう言われて、キスされて、混乱しきった頭をどうにか稼働させると、香月の言葉を反芻した。
 するって何を? そんな事がわからないほど子供じゃない。
 ようやくキスから解放された僕は、わかっているのに敢えて聞く。

「…香月……するってやっぱり……」
「……うん、セックス……」

 それを望まなかったかと言えば嘘だ。いや、ハッキリとそれを望んでいた。けれど、いざ事態に直面すると、思いに反して体が動かなかった。しかしそれも、

「もしかして、いや……?」

 香月の言葉で、混乱ごとまとめて打ち消された。それを証明するように、今度はこっちからキスをする。

「ううん、僕もずっとしたかった……」

 そこに、嘘偽りは無い。香月の事を考えてオナニーした事もある。自分という存在を侵し、香月を犯す事を夢見ながら。その時は、する度に激しく自己嫌悪していたけど、もうそれもいらない。

415 名前:「月食」6 mailto:sage [2007/02/19(月) 01:05:59 ID:mwWQSWxv]
「そう……よかった。それじゃ……」

 僕たちはベッドの真ん中に移動すると、チュッ、と短いキスをかわして、香月のパジャマに手をかける。
 一つ一つボタンを外し、ようやくさっきまで何度も見えては隠れていた、小振りだけど形の整った胸が姿を現した。それだけで止まらず、そのままズボンの方にも手を伸ばし、するりと脱がした。
 一方香月は同じように、僕のパジャマを脱がしてゆく。そして、互いにパンツ一枚だけになった僕たちは、向かい合った。
 既に僕のトランクスは完全にテントを張り、香月のショーツは湿り気を帯びている。

「香月、触ってもいい?」
「もちろん……霞月なら……」

 その表情にも、言葉にも情欲をそそられる。
 許可を貰った僕は、左手で胸を優しく揉み、右手でショーツの上から秘部をそっと撫でる。

「んっ……」

 ぴくり、と香月が身体を震わせたのと同時に、

「………!?」

 ゾク、と背筋を、悪寒にも似た快感が走った。

「……? どうしたの?」
「ううん、なんでもないよ」

 今のは? という疑問も、香月を前にすぐに消えた。と同時に、胸を揉む手に若干力を込め、右手は意図的に割れ目をなぞる。

「んんっ……!」

 そしてまた、

「ひぅっ!?」
「わっ!? どしたの? 霞月」

 今度はハッキリと。
 それは、無い筈の胸を揉まれ、無い筈の溝をなぞられる感覚。その鮮明さに思わず女の子みたいな声が上がってしまった。

「今、アレきた……」
「アレって……もしかして、えっと、感応…だっけ?」

 それは久しぶりのモノだった。最近はあまり感じていなかったもの……感応とか言うらしいソレ。だけど今のは……

「うん、すごく鮮明に。自分でやってるのに、僕が揉まれたり、触られたりしてる感じだった……」
「そんなに!?」

 そう、今まではこんなに鮮明に香月の身体に起こった事が、わかった事なんて無かった。

「その上、オマケまで……」
「オマケ?」

 触られる事によって、多分香月が感じた感覚も付随してきた。
 つまり……

「……快感付きで」
「……ホントに?」
「そりゃもうバッチリと」

 この感覚にもの凄く興味を惹かれる物もあるけれど、同時に不安もあった。のだけれど……

416 名前:「月食」7 mailto:sage [2007/02/19(月) 01:06:35 ID:mwWQSWxv]
「トランクスの上から見ても凄いよね」
「……って、ひぁっ!? 香月!?」
「あっ、うぅっ、んっ……」

 香月が、トランクスの上から僕のモノを擦り、同時に僕からフィードバックする快感を感じていた。
 香月って行動早いんだなぁ……じゃなくって!

「……何してるの香月?」
「何って……ナニを」
「ナニって……」
「もしくは手いn「わかったからもういい!」」

 なんか気が休まらないなぁ……元々休まるもんじゃないか。

「む〜、でも凄いねコレ。霞月ってこんな感じがしてるんだ」

 言いかけた事を妨害されてちょっと不機嫌そうに、けどすぐに元通りに香月は話してくる。そんな香月の様子にさっきの不安はいつの間にか消えていた。
 それに考えてみると、これはもの凄くラッキーなことだ。感じている事を共有できるのだから。

「うん。でも香月の感じも凄いよ」

 実際、今の香月の扇情的な姿や、さっきのあれやらetc…で僕の愚息は充血しきっていた。見ると、香月のショーツも既にびっしょりで、布団に小さな染みが出来ている。

「ねぇ霞月、もう……」
「うん、僕もこれ以上は我慢できそうにない……」

 僕たちはそれぞれ、濡れて役に立たなくなった下着を脱いだ。

「……! 霞月の……おっきい……」

 香月は、外気に晒された、膨張しきった僕の陰茎を見て、静かに驚いている。

「ソレが、ぼくの中に……」
「香月……」
「う、うん……」

 香月が、ベッドに仰向けに寝そべり、脚を開く。そしてようやく僕は、香月の秘部を見た。
 うっすらと毛がはえていた。僕が最後に見た時−−まだ一緒にお風呂に入っていた中1の頃−−は、まだはえてなかったと思う。

「か、霞月……恥ずかしいよ……」
「え、あ、ごめん……」

 どうも僕は、まじまじと見ていたらしい。香月の声で我に返ると、上に覆い被さり、香月の秘部に、膣への入り口に、僕のソレをあてがう。

「えと、香月、ここであってる?」
「うん。だいじょうぶ」
「それじゃあ……いくよ……」
「うん……きて……」

 ゆっくり、ゆっくりと押し広げるように、香月の中へと侵入してゆく。

417 名前:「月食」8 mailto:sage [2007/02/19(月) 01:07:09 ID:mwWQSWxv]
「うぅ、んっ! ……んんっ!」
「うっ、くぅ……」

 香月が苦痛に呻きだす。その苦痛は、そのまま僕にも襲いかかる。痛みとは若干違うそれに苛まれながら、同時に心には確かな充足があった。
 半分くらい進んだ所で、行き止まりに突き当たった。それで、処女膜に辿り着いたんだと悟る。

「か、づき……」

 苦痛に加え、破瓜への不安に、香月が見つめてくる。

「だいじょうぶ。香月一人に痛い思いさせないから」
「うん…ありがとう霞月……。ぼくの処女を、もらってください……」
「確かに、もらうよ……」

 これが最後の一線、躊躇うつもりは無かった。ゆっくりと進行を再開し、貫いた。

「ひっーー! ーーーーーーーっ!!」
「か…はっ! うっ…くっ…ぅぅ!!」

 肉を引き裂くような、いや、肉を引き裂く感覚と、引き裂かれる感覚が、僕たちを襲う。
 言葉に出来ず、ならないほどの激痛。15年間の人生の中でここまでの痛みを味わったのは初めてだった。そんな痛みの最中にありながら、それでも進行を止めず、やっとの思いで最奥、子宮口に辿り着いた。
 その姿勢で、香月をぎゅっ、と抱き締める。香月の中で荒れ狂う激痛が治まるまで。その痛みのおかげで、射精感が抑えられていたのは幸いだった。
 同じように香月も、僕を抱き締め返してくる。そのままの体勢で暫く経ち、痛みも引いてきた頃、ようやく香月が口を開いた。

「うっ…つぅ……だい、じょうぶ? 霞月……」
「それはこっちの台詞。もう平気?」

 香月を不安にさせないため、僕は、まだ少し残っている苦痛を押し殺して、強がってみせた。

「うん……だいぶ楽になった……」
「そっか、よかった……」
「ねぇ、ぼくたち今、繋がってるんだよね? 一つに……なってるんだよね?」

 香月が見つめて、問いかけてきた。だから僕は答える。

「そうだよ。僕たちは今、一つになってる……」

 それを改めて自覚した途端、僕はこの15年間の人生の中で、最も満たされた気分になった。失われた半身を取り戻したような、いや文字通り、香月と言う半身を取り戻した。それがこの充足の正体。

「ねぇ…霞月、もう動いてもいいよ……?」

 既に痛みは殆ど無くなっていた。お言葉に甘えて、僕は動き出した。ゆっくりと引き抜いては、また押し込む。

418 名前:「月食」9 mailto:sage [2007/02/19(月) 01:07:52 ID:mwWQSWxv]
 その時、接合部から香月の破瓜の血が出てきた。僕はなんとなく、指でそれを掬って、

「あ、それ……霞月!?」

 そのまま舌で舐め取った。鉄の味と、形容し難い、けど安心できるような、そんな味がした。

「何してるの!? 霞月……!」
「ん? あぁ、香月の血を舐めてみた」
「いや、そうじゃなくって……」

 気づくと、香月は真っ赤になって驚いていた。今更になって、今の出来事に羞恥心を抱く。

「う…あ…えと…その……つい……」
「いいけど……凄い事をさらっとやったよね。それで……感想は?」
「うん。血と……香月の味がした……」
「………………」

 多分あれは、香月の味でいいんだと思う。そんな答えに、また香月が真っ赤になった。本当に可愛い。

「それじゃあ、また動くよ」
「うん……」

 今のやり取りの間に、だいぶ僕の限界が近くなってしまった。暴発してしまわないように、ゆっくりと腰を動かす。

「んっ、んんっ!」
「うっ、あっ……」

 ゆっくりとした動きでも、小さな痛みが伝わってくる。それと同時に小さな快感も感じていた。
 しかし僕自身の方は、既にいっぱいいっぱいだった。香月から伝わってくる快感は、僕の限界を早めるばかりで、痛感の方もこの程度だと逆に射精感に拍車をかけているだけでしかない。
 未だにイってしまわないのは、破瓜の痛みによるギリギリまでの抑制と、低速ストローク、それに、僕自身の過去最大の我慢のおかげだった。けど、流石にもう限界だった。

「ごめん香月…もうっ…限界……!」
「わかってる……さっきからずっと伝わってきてるから。……いいよ、霞月の好きなようにして……」

 その言葉を皮切りに、一気に腰の動きを加速させる。
 痛感も快感も大きくなって、

「はぁっ……はぁっ……」
「んっ、あっ、くぅっ……んんっ……」

 限界はあっという間だった。
 一瞬で込み上げた感覚に任せ、僕は、

「「かづきぃ!!」」

 香月の中へと、具現化された白い欲望を放った。互いに名前を呼び合いながら。
 ピッタリと突き入れた肉棒から精液を、香月の子宮へ直に流し込み続けた。その度に、自分の中にも熱が広がってゆく。
 香月の中は脈動を続け、僕から最後の一滴まで絞り出そうとする。その乱暴でない略奪は、とても心地よかった。

「ふぅ……」
「ーーっ、はぁ…はぁ…はぁ……」

 僕は、完全に出し尽くして小さくなり始めたモノを、香月の中からゆっくりと引き抜いた。

「あっ……」

 香月のあげた声の真意がわかった。それは寂しさ。−−取り戻した半身が、また離れてしまった−−と。僕も感じたからわかる。けど、大丈夫。

419 名前:「月食」10 mailto:sage [2007/02/19(月) 01:09:14 ID:mwWQSWxv]
「大丈夫だよ、香月」
「えっ……?」
「僕たちは離れない、絶対に。もし離されても、僕が香月をつかまえるから。だから、大丈夫」

 香月の不安を取り払うように。そして誓った。

「僕たちは……ずっと一緒だよ」
「…………っ!!」

 香月が僕に抱きついてきた。僕もそっと、香月を抱き締め返す。

「ありがとう……霞月…お兄ちゃん……」

 これが、最初で最後に香月に兄と呼ばれたときでもあった。

 さて、そのあとが大変だった。真夜中に結構な音量の声をあげてしまったので両親や陽香たちが起きていないかとビクビクしたり、汚れたシーツを隠して新しいシーツに変えたり、布団のシミは? 下着は? などと事後処理の方が苦労したような気さえする。
 これ以降は、こうゆう事を予め考えてからするようになった。
 そして、する度に新しい事に手を出した。フェラやクンニなどを試した結果、二人で同時にできるシックスナインがお気に入りになってしまったのが一番大きいと思う。
 場所を変えたりもした。家族が出払っていたときはリビングで堂々としてみたり、人気の無い公園でやった事もある。
 学校で昼休み中にしてた時に親友の真(まこと)に見つかった時は、親にバレるとか、真に嫌われるとか、
(誓いを忘れた訳じゃないけれど)一緒にいられなくなるとか色々考えて絶望的な気分になったけど、その時に真は人払いをしてくれた上、真自身のそうゆう事情を話してくれて、僕たちの事を理解してくれた。
 ついこの間の話だけど、本当に真には感謝してもし足りない。
 等々、色々あって今……

420 名前:「月食」11 mailto:sage [2007/02/19(月) 01:09:46 ID:mwWQSWxv]
「どうしたの? 何か考え事?」

 香月が聞いてくる。たったこれだけでも、小さな幸せを感じてる。

「うん。ちょっと初めてのときの事を思い出してた」
「初めてのときかぁ、あれから何回セックスしたか覚えてる?」
「もう覚えてないよ。80回くらいまでは数えてたけど」

 数えるのを放棄したのは、だいたい1年くらい前だ。

「そういえばあの時だけ「お兄ちゃん」って呼んでくれたっけ」
「あ、覚えてたんだ」
「忘れやしないよ。今のとこ最初で最後なんだから」
「そっかぁ。でもなんか「霞月」の方がぼくとしてはしっくりくるんだよね。それとも、お兄ちゃんの方がいい?」
「うーん……じゃあ、たまにで」
「オッケー。それじゃたまには「お兄ちゃん」って呼ばせてもらうね」

 ちなみにそう呼ばれるのは主に二人きりの時で、セックスの時にもたまに使われたりすることになる。

「まぁそれはいいとして、結構昔みたいな気もするけど、まだ2年前なんだねぇ」
「そうだね。あの時、初めて香月と一つになった時、凄く安心できたんだ」
「うん。自分が全部満たされた、みたいな」
「もしかしたら、今が「かづき」の完全体なんじゃないかな? って」
「へぇ〜、霞月はそう考えたんだ。ぼくは別の考え方してるよ」

 あれま珍しい。僕と香月の意見が違うなんて。

「それってどんな?」
「それはね……ぼくたちの子供が「かづき」なんじゃないかって考え♪」

 悪戯っぽくそう言った香月を、僕は抱き締めて唇を重ねた。いつか現実にする事を本気で考えながら。


 ちなみにこの一部始終を、たまたまトイレに行くために起きた陽香と陽香が目撃していたとかいうのは、また別のお話。


 おしまい



421 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/19(月) 01:10:28 ID:jhwNKQht]
初リアルタイムktkr

422 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/19(月) 01:12:31 ID:mwWQSWxv]
異性一卵性双生児なるものを知ってつい書きました。
お目汚しすいませんでした。

保管庫には保管しないで頂けると有り難いです。

423 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/19(月) 18:48:42 ID:88rw2EfK]
GJ!!!

424 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/19(月) 19:23:02 ID:cc0okX1a]
>408
「お…おい!待て!
 待ってくれ作者ァ!いや作者先生〜ッ!!」

「ま…まさか……あんた……
 最終回になったからって妹尾を打ち切りにするってことはないよなあ……………
 妹スレはまだ3スレ目…
 ちょっと休載して気合入れてから
 あとで本当は再開してくれるんだろ?続・妹尾兄妹とかでさあ」


「・・・・・・・・・」


「う!」

「あ…あの作者の目………H×Hの連載再開を望むファンでもみるかのように冷たい目だ 残酷な目だ…
 『かわいそうだけどdat落ちになるまで待ったとしても無駄な運命なのね』ってかんじの!」

425 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/20(火) 01:09:43 ID:pSegldgA]
ここって義妹でもいいの? 血が繋がってなくとも良いの?

426 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/20(火) 06:27:19 ID:tBdV++ql]
妹に「牛タンってウマイよな」って言ったら、
「うん、人間の舌も牛タンだったらいいのにね」って言われた。

「そしたら何も食べてなくても、常に牛タンの味がしておいしいのに」だって。
たしかに、人間の舌っていつも口の中にあるのに味がしないなー。

妹と話し合った結果、それはもしかすると
ずっと同じ味の舌が口の中に入ってるから味覚が麻痺してるんじゃないか?
ということになって、お互いの舌を舐め合って確かめてみることにした。

そしたらすごい!妹の舌おいしい!!まろやか!
お互いに相手の舌を舐めながら「おいしいよー」「おいしいねー」
「デリシャスだよー」「デリシャスだねー」ってやってたら、
だんだんお互いの口の中に唾が溜まってきて
自分の唾はおいしくないけど相手の唾はコクがあっておいしいことに気付いたんだ。

それからは二人とも夢中で唾液を交換してぐちゅぐちゅ混ぜ合わせて共有して
お互いの味をしっかり確かめて味わって、最後に溜まった唾を仲良く半分こして飲んじゃった。
「お兄ちゃんの舌と唾、すっごくおいしくてびっくりしちゃった。」て興奮気味の妹。
二人ともこの味をすっかり気に入っちゃってそれから毎日ぺろぺろちゅぱちゅぱしてます。

427 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/22(木) 07:09:08 ID:++FWgYd7]
当然血が繋がってなくてもおkだと思う

428 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/24(土) 04:27:53 ID:q/ZUo3ra]
ほしゅ

429 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/26(月) 22:11:07 ID:0vCzP9qE]
捕手

430 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/27(火) 09:27:07 ID:cIJYtgGB]
「ねえ、兄さん」
『んー?』
「やらないか」
『さっさと寝ろ、馬鹿』
「酷い…私は、こんなにも兄さんを愛してるのに…」
『あ゙ー…悪いが、俺はお前の期待に答える事は出来ない』
「そう…なんだ…」
『だから早く寝「血の繋がった姉とは毎晩SEXしてるのに…」
『レイプされてるだけです』
「お姉ちゃんを孕ませたのに…」
『あのキチガイが俺をレイプしたからな』
「それなのに…血の繋がらない妹とSEX出来ないなんて…」
『いや、普通出来ないだろ』
「兄さん…私の事嫌いなんだね…私の事愛してないんだね…」
『(…なぜこんなクレイジーな子になってしまったんだ…)』
「そんな事ない、姉さんよりもお前の事を愛してるよ」
「兄さん!? 本当!」
「ああ、お前は俺だけのモノだ、誰にも渡さないよ」
「兄さん…好き…」
「愛してるよ、我が妹よ…」
「兄さんッ!!」
『姉さんやめて、殺すぞ離せ』
《いやいや、そろそろ三人目が欲しくなっちゃって》
「兄さんの…兄さんの精液が私の中に一杯…」
「俺の子を産んでくれ、いや…孕むまで犯してやるよ」
『自由が…平和が欲しい('A`)』



431 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/27(火) 19:46:30 ID:6UBOK5C5]
>>430
後半のはいわゆる
俺「
俺「
俺「
ってやつかwwwwwwお前に平和はいらんwwwwww

432 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/28(水) 22:20:09 ID:jiEmWuFP]
すごく理解しにくいと思うが

妹「」
兄『』
姉《》

茶を濁す事すら出来ない俺のネタ

433 名前:名無しさん@ピンキー [2007/03/02(金) 18:12:31 ID:dhHklMl9]
ワロタ

434 名前:名無しさん@ピンキー [2007/03/08(木) 13:24:32 ID:iqb3u2be]
ライジングサン

435 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/09(金) 17:01:58 ID:O48pAYxZ]
ライジング=立ち上がる  サン=息子

つまりニンニンおっきしたって事か

436 名前:名無しさん@ピンキー [2007/03/12(月) 03:45:31 ID:uXwHX86I]
>>435
もちろんだ

437 名前:妹尾兄妹のホワイトデー mailto:sage [2007/03/14(水) 19:30:55 ID:o9AmMvyX]

「おっにいちゃ〜ん、今日は何の日か知ってるよね?」
「ああ、勿論だとも妹よ」
今日は三月十四日、先月貰えなかった男たちには、何の問題も発生しない特殊な日だ。
「ほいよ、お返し」
妹に俺はバレンタイン返しのプレゼントを放り投げる。
中身は有名店で買った洋菓子の詰め合わせだ。
まとまった数を購入したため業者価格で購入でき、結果かなり値引きしてもらえた。
さもなければ、俺にとってもえらい出費になったに違いない。
・・・全くチョコの貰いすぎも考え物である。

「む〜! こんな既製品でお返しされてもなぁ〜」
だが、我が妹はそんなありきたりの物を期待していた訳ではないようだ。
「私のあげた『Valentine's Vagina chocolate(略称VVC』に比べると、ちょっと簡単すぎない?」
ふざけるな、あの凄まじくいかがわしい形のチョコを兄に喰らわせた分際で、
お返しが貰えるだけでもありがたいと思え。

「やっぱさ、お兄ちゃん! ホワイトデーならではのお返しって有るじゃない?」
「なんだそれは?」
「もぉー、ホワイトデー。WHITE DAY。和訳すると白い日、白い・・・つまり、はくだく・・・」
「悪い、それ音子と小雪とソーニャに散々BUKKAKEしてきたから、今日はもう打ち止めだ」
「ええっ!!」
「いやいや、三人とも『ホワイトデーなんだから、私達を白く染め上げてぇん(はあと』
 とか言うもんだから、つい俺も張り切っちゃってな・・・」
「むっきー! 酷いよぉっ、お兄ちゃん!
 愛しい兄の白濁液を待っている妹の分まで、他所の女の人にかけて来ちゃったって言うのぉ〜!」
・・・フツー妹から貰ったバレンタインのお礼に、BUKKAKEで返す兄はいないと思う。
だが、このバカにそんな理屈は通じない。

「ひどい、酷い、ヒド過ぎ〜! せめてこのお菓子にぶっかけて、
 『げへへ、お兄様の精汁でトッピングした白濁スイーツがお返しだぁ!ありがたく食べるがいい!』
 ぐらいの事いっても罰はあたらないでしょぉ!」
いや、そんな食べ物を冒涜する行為をしたら、きっと罰が当たるぞ・・・


(終わり)

438 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/14(水) 21:13:31 ID:ZjZ7K5Wk]
ぬはー、GJ!
しかし、どうやったらこんなステキ思考な妹を書けるのだろうか……!

439 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/14(水) 23:27:55 ID:ijdne3kx]
暴走妹ワロスwww
兄もあいかわらずいい味出してるしw

GJですた

440 名前:名無しさん@ピンキー [2007/03/18(日) 01:47:18 ID:PnsNZxYg]
ちくしょおおおおおお!なにが業者価格だ!
チョコの貰いすぎも考え物だなんて一生に一度は言ってみてえよ!


ムカついたのでちょっと妹にBUKKAKEしてくる



441 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/18(日) 14:00:59 ID:IO4ITAMn]
美味しくいただいてこいよ

442 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/20(火) 19:38:41 ID:Kw2mrWF8]
>>441
そこは「美味しくいただいてこいよ」じゃなくて
「美味しくいただかれてこいよ」が正解だと思った。
勿論妄想b

>>440
刑務所だけはやめておけ

443 名前:名無しさん@ピンキー mailto:孕age [2007/03/22(木) 16:19:21 ID:PlSIWcsT]
一発ネタ

精霊「清らかなる乙女の純粋な想いに応え、汝の願いを叶えよう」
妹「お兄ちゃん専用の肉便器奴隷妻してください!!」
精霊「清らかで……純粋……」(泣)

444 名前:名無しさん@ピンキー [2007/03/28(水) 11:58:46 ID:HkFJuhlU]
欲しゅ

445 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/30(金) 23:47:25 ID:xHORL0Uh]
>>100
これって誰のセリフだっけ?

446 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/03(火) 07:36:36 ID:Itzz59xQ]
>>445
斑目?

447 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/04/10(火) 00:36:00 ID:n67xjbMr]
 股間が妙に生暖かかった。寝ぼけ頭で左手をトランクスの中にある自身に突
き入れて、暖かく粘り気のあるものをが手についた。
「また、やっちった……」
 俺は目を開けて掛け布団を右手で掴んでベッドから降りた。どんな夢かは覚
えてないが、夢精したのだから相応の夢だろう。優衣が出てこなかっただけマ
シだが、出したはずなのに股間に蠢く僅かな疼きに顔をしかめた。部屋のベッ
ド脇に置かれた時計を見ると現在時刻は午前5時50分。今の時間なら優衣は起
きていないはずだ。シャワー浴びよう。
 戸棚の引き出しの一つを開いて、黒柄のトランクスと白いTシャツを引っ張
り出す。部屋のドアを開けて、階段を降りて洗面所の前で何かをごしごし洗っ
ている優衣とばったり出会ってしまった。
 優衣はパジャマ姿のまま、風呂場向かい側の洗面所に電気もつけずに立って
いた。必死になって自分の下着を洗っていた所を俺に見つかって、声も出ずに
硬直していた。それは俺もそうだ。今まで優衣の下着をまじまじと見ることも
なく、優衣の顔が真っ赤になるのも見た事がなかったから。
 優衣の下着は、精緻な白い花柄模様で、中央にちっちゃな赤いリボンが飾ら
れていた。上品な中にも可愛らしさのある下着の、あそこの部分が石鹸の泡に
まみれている。大事な下着なのかブラシは使っておらず、指で丁寧に洗ってい
たようだ。その細い手は16歳らしく、白くきめこまやかな肌だ。
 俺は頭が真っ白になって、ただ突っ立っていた。
「お兄ちゃん……」
「うん」
「……見ないで」
「うん」
 優衣が顔を真っ赤にさせながらも俺にお願いしているにも関わらず、俺は優
衣の話を右から左に聞き流していた。
「お兄ちゃん……本当に」
 優衣の声色がやや上擦る。その声がいけなかった。俺は股間が再び勃起する
のを抑えられなくなると共に、「ごめんっ」と言って後ろを振り返った。
「……ごめん」

448 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/04/10(火) 00:37:20 ID:n67xjbMr]
 言ってみたものの、その場から立ち去ろうとはしない俺がいた。優衣のパン
ティを洗っている音が聞きたかった。どんな表情で洗っているのか、克明に見
ておきたかった。股間は膨張していた。
「……お兄ちゃん。恥ずかしいから……どこか行って」
「ああ。ごめん」
 これ以上ここにいたら本当にダメな人間になってしまう。俺はトイレに直行
した。


 トイレの中で、俺は洋式の便器にズボンを下ろして座ったまま、当然のよう
にペニスを左手で握っていた。皮被りのペニスは10センチ強に勃起していたの
で紅い亀頭が丸見えだ。その亀頭と皮に自分の唾液を垂らして、息を殺してオ
ナニーした。
 あの虫も殺さぬような端正な優衣が、今自分の下着を洗っている。朝早くか
ら電気もつけずに洗っているのは何故か。見られたくないような汚れがついて
いたのか。あの指が、下着を泡立てて洗っていた。下着をいためないように優
しく洗っていたのだろう。音がまるっきり聞こえなかったから、相当気をつけ
ていたに違いない。
 優衣の可愛らしい笑顔に撃墜された男子は数知れない。あげてもいないバレ
ンタインデーのお返しチョコなども山のように届いた時もあった。二回も違う
ストーカーに狙われて追い返したこともある。街を歩けばモデルにならないか
と誘われたことも腐るほどあった。お淑やかな、言葉を選ぶ妹だから相手を傷
つけるような台詞は口にしない。だから他人は誤解してしまう。まだいけるの
ではないかと。
 優衣は他人の冗談にも理解を示し、そこにいるだけで和みキャラとなってし
まう。優衣がいるだけで他の女子は見劣りし、結婚式に行けば優衣よりは可愛
くない、という評価が男性でなされてしまった。
 俺ぐらいは、優衣の前では真人間でいてやらなくてはいけない。そう思って
いるはずなのに、優衣の仕草一つで今日もオナニーを始めてしまった。夢精を
したとか関係なかった。優衣がいる。ただそれだけで、勃起するようになって

449 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/10(火) 00:39:03 ID:n67xjbMr]
いた。夢の中でなら何回も優衣を犯した。優衣も気持ちよくなってくれたこと
もある。だが現実ではそんな関係にはない。なってはいけないのだ。
 もうオナニーしないと誓ってからは、一週間に一度くらいのペースでしかオ
ナニーしないようになった。だがオナニーするとき、ネタは妹しかなくなって
いた。ダメ人間だと自分を否定し続けても何も変わらない。良い兄貴でなくて
はいけないのだ。
 そんな御託を吹っ飛ばすくらいに、自慰は気持ちよかった。今日の「優衣」
はたっぷり溜まった精子をお口で吸い取ってくれる「優衣」だった。「一週間
の勉強の疲れをとってあげたいから」と大きな瞳をうるわせて、俺のチンコを
大切に取り出して、両手で皮を剥いて舌を這わせた。アイドル顔のAV女優のよ
うに目を細めて微笑んで、しゃぶり続ける妹がそこにいた。「私の膣じゃきつ
すぎるから……」そういって優衣は両手で俺の竿を加減しながら上下にこすっ
ていった。カリ首が弱いと見透かすや否や唾液をふんだんに塗して、舌と唇で
ねっとりとペニスのカリ首辺りを舐めしゃぶっていく。「お兄ちゃんの心が読
めたらいいのになぁ。そうしたらもっと気持ちよくできるのに」
 優衣の手コキと舌技は絶品だった。健気にも俺を慕う優衣の口腔に、俺は大
量の精液を放出した。放出と同時に、俺のペニスを掴んだ優衣の手がきゅっと
締まる。強すぎる締め付けではなく、極上の快楽をもたらす優衣の手ほどきに、
俺は自身の白いどろどろの精液が睾丸からペニスを通り、亀頭を抜けて優衣の
口の中に放出されてゆくのを感じていた。
「お兄ちゃん……優衣がしてあげるから、もうオナニーしちゃ駄目だよ……」
 頷くことさえできず、ただ思った。
「また、やっちった……」


 俺の家族は四名。父さんと母さんと俺と優衣だ。父さんは東京の九段下に単
身赴任していて、母さんはクラブのママさんをしているから昼頃出かけて深夜
に帰ってくる。母さんに似て優衣は異常に可愛らしかった。最近ロングヘアー
からボブカットにしたが、可愛らしさは変わらず、更にチャーミングになった。
 優衣は俺と同じ高校一年生で、俺の方が先に出てきたという理由だけでお兄

450 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/10(火) 00:39:54 ID:n67xjbMr]
ちゃんとなった。優衣は頑張り屋だった。勉強も、スポーツも一生懸命で小さ
な頃から弁護士になると決めて、勉強を続けていた。その努力は尋常でない。
 自分は学校の先生になりたいと考えていた。高校こそ一緒だが、大学になれ
ば優衣とは会えなくなる。
 優衣がいたから俺もしっかりしなくちゃと思うようになった。だけど優衣で
オナニーするのだけは、止められなかった。
 自慰を終えた俺は朝ごはんの準備に取り掛かる。キッチンの洗い場で石鹸を
使って洗
う。家事は優衣と分担していて、月曜は朝ごはんが俺で、洗濯は優衣という風
に曜日ごとに仕事は分かれていた。
 念入りに手を洗いつつ、今日の献立を考える。朝飯は簡単にご飯と味噌汁、
ベーコンとほうれん草の炒め物にする。夕飯は、としばし考えても思いつかな
いので冷蔵庫をあさって、家計簿を見て考える。ある程度の食費を捻出できそ
うだったので優衣の好みも聞いておこう。
「おはよう……お兄ちゃん」
 料理が一通り済んだところで優衣を呼びに行こうとする前に、優衣は階段か
ら降りてきた。すでに制服姿になっていた優衣は綺麗なボブカットを靡かせて、
俺を見上げながら申し訳なさそうに言った。
「おはよう。さっきはごめんな」
「え? あ……ううん。大丈夫。気にしてないから」
 優衣はそういって微笑んだ。だが気にはしているだろう。兄とはいえ男子に
下着を見られたのだから。
「いや。優衣は気にしているに違いない」
「え?」
「俺を憎んでるに違いない」
「え、ええ〜〜?」
「俺を困らせようと画策してるんだ」
「し、してないよぉ……」
「そうか。そんなに俺が憎いか」
「に、憎んでないのに」



451 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/10(火) 00:48:18 ID:n67xjbMr]
「優衣は考えた。『こいつを懲らしめるにはどうすればいいか?』」
「考えてない……」
「『金だ。それもありったけの金を奪い取ろう。120円、150円なんては
した金じゃなくて』」
「はぁ……」
 呆れて反論する気も失せている優衣。
「『ディズニーシーに行きたいんだ私は。チケットを購入させてやる!』馬鹿
な! なんて酷いこと考えるんだお前は! 俺の弱みを握ったな!」
「い、いきたい」
「そこだけ本音かよ! ま、とにかくそういうわけで、俺はチケットを買わな
くちゃいけなくなったわけだ。料金改定前に」
「お兄ちゃん……」
「何だよ勝ち組」
「朝からテンション高すぎだよぉ」
「スマンこういう性格なもんで」
「むしろお兄ちゃんがディズニーシーに行きたかったりする?」
「ぐっ」
「一人だと寂しいから誰か適当な人を」
「違う! 俺は、お前と行きたいんだ〜〜!」
 右手に力瘤を入れて力説する俺。傍目で見ると愚かかもしれないがそれは気
にしない。
「シーは一度も行ってないから妹を出汁に使って」
「そんなことないです。優衣。君は間違っている。君はもっとお淑やかな妹だ
ったはず」
 優衣は少し黙って、顔を綻ばせた。「いいよ」
「はい?」「お兄ちゃんとだったら、いきたいな」
 上目遣いではにかむ妹がそこにいた。兄を全編的に信頼する穢れのない少女
の応答に、俺は胸が一瞬にして焦がれた。「だっ……」
 言葉を発しなくては場の空気が悪くなるのは分かっていたが、邪な自分とは
あまりにも異なる優衣に、心が砕けてゆきそうだった。優衣の可愛らしい唇か

452 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/10(火) 00:49:24 ID:n67xjbMr]
らまた、今日も爆弾級の言葉が漏れた。いつも、そうした言葉をオカズにしていた。
「優衣、じゃいつが空いてるか調べといてくれよ。俺が優衣に合わせるから」
 俺の言葉一つ一つに頬を染めて頷く優衣。その瞳を覗き込んでいるだけで、
抱きしめたくてうずうずしてしまう。
「メシにしようぜ。ひとまずはさ」
「うん」
 優衣は眩しそうに俺を見て微笑んだ。「お兄ちゃん」
 その表情にドキドキしてしまう。「な、なに?」努めて冷静に答えようとし
たが、声がうわずってしまった。
「ありがとう」
 俺はもう、優衣の口元しか見られなかった。耳に柔らかく響く、優しげな声
で優衣は「ありがとう」といった。
「そ、そんなに改まって言うなよ。照れるじゃんか」
「だって優衣はお兄ちゃんに、何もしてあげられてないのに……どうすればお
兄ちゃん、喜んでくれるのかな。分からなくって」
 優衣は椅子に座ったまま、目がうるんでいた。「時間がないだなんて言い訳
だよね……お兄ちゃんに聞かないで探そうって思ったけど、全然思いつかなくて」
「優衣がここにいてくれれば、それでいいよ」
 怒ったような困ったような、優衣は顔をくしゃくしゃにさせた。涙が両頬か
ら一滴零
れておちる。
「メシにしよう。冷めちゃうから」
 俺は努めて笑顔でいった。「聞いて驚けよ。味噌汁には料理会コンテスト第
一位の永田さんの白味噌と、永田さんのご主人の取れたて茄子が入っているん
だ。朝一で貰ってきた。心して食せ? ベーコンは三件あるスーパーマーケッ
トの中で一番安い石橋屋のベーコン111円の一切れを利用してる。旨いかどうか
は分からんけど……」
 空回りしてるのは自分でも分かってる。気にするな。優衣は頬を紅潮させて、
静かに俺の話を聞いていた。自分の気持ちを隠すでもなく、だけど言うでもな
く。優衣は俺の話を涙を流しながら、聞いていた。

453 名前:名無し [2007/04/10(火) 01:10:12 ID:1/JfY2GF]
続き続き!

454 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/11(水) 01:21:08 ID:siPfmZdh]
うわあああああああああwwwwwww
洗ってるシーンがツボだwwww

455 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/11(水) 23:24:11 ID:bajQhGx9]
 放課後になると、クラスメートは一様に部活のため、帰宅のために教室を後にする。
俺も帰宅するために教科書などを鞄に詰めて教室のドアをがらりと開けたら、目の前
の廊下に優衣がいた。手提げ鞄を胸に押し付けるように両手で抱え込んでいた優衣が
俺に気づくと、伏し目がちな目を輝かせて「お兄ちゃん」と左手を小さく振った。
 う、おおおお。
 そんな仕草が男子生徒を一々悶絶させているなど、優衣は知る由もない。只でさえ
女子高生のブレザー姿は男子生徒の妄想の的なのだ。しかも学内きっての美少女がグ
ラビアに出てこない笑顔を見せたとあっては、一大事件である。
 隠れて彼女の挙動を視姦していた男子生徒諸君(先生含む)から複雑な声が漏れる。
歓喜、驚愕、憤怒、悲哀、様々なうめき声が廊下を走る。
「おう。お疲れ。どうした? 優衣」
 いつもは自分から優衣のクラスに入ってくのだが、今日は優衣が廊下で待っていた。
何か用事があるのかもしれない。
「あのね。今日……これから数学の若本先生の特別講習があるから」
 それでは一緒に帰ることはできない。「そうか。分かった。先に帰るけど、いいか?」
「うん。ごめんなさい」
「気にするなよ。優衣が大丈夫なら、俺はいいよ」
「……うん」
 痴漢未遂事件があってから、俺は必ず朝夕に優衣と一緒に帰るようにしていた。学
校に行きたくないという気持ちを押し殺して学校に行こうとした事件後の次の日、優
衣は高熱を出して倒れた。優衣には話していないが、痴漢に対しての精神的な拒絶反
応が高熱を出させたのではないか。そんな気がしている。ともあれここ一ヶ月以上は
放課後になるとお互いのクラスで落ち合い、帰るようになっていた。今日のケースは
例外だ。だが、朝はともかく夕方なら、痴漢に会わないように帰れるのではないかと
思うようにもなっていた。夕方なら電車のラッシュはないし、緊急用のアラーム機も
持たせていたから、何かあったらそれを押して助けを求めればいい。
 そして俺に依存する生活をし続けていても、優衣のためにはならない。
「ありがとう……おにいちゃん」
「……馬鹿。照れるだろ」
 そういって優衣の眉間を軽く小突くと、優衣は頬を染めて俯く。
 廊下から「おおおおお、ふおおおお」というざわめきが聞こえてきた。

456 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/12(木) 01:18:46 ID:5rvBfBgO]
wktk

457 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/12(木) 03:31:54 ID:PsmYaw3z]
おおおおお、ふおおおお

458 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/13(金) 23:39:48 ID:8CjGkjOe]
 家に帰ってきた俺は私服に速攻着替えて台所に立ち、今日の献立を考える。やっぱ
男はカツ丼だろ。というわけで優衣に相談すべく、焦げ茶の階段を登る。
「優衣は女の子だけど、やっぱカツ丼食って頑張ろう」
 理論もへったくれもないのは重々承知だが、今日はカツ丼だと思った。反論は許さない。
いや優衣がもっと軽いものがいいって言ったらすぐ変えるが。
 肉がなかった。あと調味料がいくつか足りなかった。カツ丼を買うためにいくらか
出費が高くなるが、許して欲しいと優衣にお願いする必要があった。食費は決められ
ている。お金を使いすぎて生きていけるわけがないのである。
 優衣の部屋の前に立って、二回ノックするが、返事がない。しばらくしてもう二度、
ノックしてから気づいた。まだ帰ってきてなかったんだ、あいつ……。
 その時、魔がさした。今なら、優衣の部屋に入れる。俺は左手をドアノブにかけて、
ゆっくりとドアを開けた。

 西日の入る八畳ほどの部屋に、赤い柄物のシーツがかかった折りたたみのベッド、
棚がついた木製の勉強机、グレーの洋服箪笥が並んでいた。部屋は暖色系に統一され
ていた。整然と参考書が並んだ本棚、チリひとつない机の上、皺一つないシーツなど、
優衣がどれだけ部屋に気を使っているかが分かる。俺はまず、彼女の本棚を舐めるよ
うに閲覧した。学校関係の参考書、法学関係の書籍、またはファッション誌も何冊か
ある。書籍の横には、ホワイト・テリアやウェルシュ・コーギー、ゴールデン・レト
リバーなど色々な犬のキーホルダーが何匹か、その部屋の住人を眺めるように置かれ
ていた。
 そこにある犬の瞳を眺めていたら、猛烈に優衣の弱みを握りたくなってきた。ちら
りとその話題を振ろうとしただけで涙目で口を震わせて、何でもするから言わないで
欲しいと懇願されるような弱みを、握りたくなった。この部屋の清潔感がたまらなく
嫌だった。いや、汚れていればいいというわけじゃない。優衣だって、一つや二つ、
他人には絶対に見られたくないものがなくてはいけないのだ。今朝の下着のように。
 馬鹿だな。そんなことも忘れていたなんて。
 優衣は今朝、俺に隠し事をした。兄として何でも把握しなくてはいけないのに、優
衣はそれを拒んだ。なぜ、見せたくないのだ。下着を兄に見られたからといって別に
いいではないか。下着が汚れていた? それでどうして恥ずかしがる必要がある。俺

459 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/13(金) 23:41:35 ID:8CjGkjOe]
に見られたくない? 俺に見られないような所に隠したってことか?
 俺は周囲を見渡した。
 窓のサッシにかかった物干しに、白の花柄パンティーがかかっていた。中央に小さ
な赤いリボンがついているのも、今朝の下着とそっくりだった。今朝洗ったのだ、干
されているのが当然だ。俺は本棚からくるりと向き直ってその下着に駆け寄った。

 ちりちり、と理性が焼け焦げる感覚に襲われる。言いようのない不安、罪悪、苦し
み、孤独。説明のつかないものが胸の奥
で蠢いた。今、何も考えずに部屋の外に出れば収まるかもしれない。だが俺は
あの愛らしい優衣の下着を掴むためにここにいる。下着を掴めなくて何が男だ。とぐ
ろを巻いたような胸の苦しみなど、パンティをペニスに擦り
付ければすぐに直るさ。今までだってそうだ。優衣にさえバレなければいいんだ。
 すぐさまパンティを咥えている洗濯ばさみを取り除き、下着を両手の掌に乗せた。
 肌触りのいい、シルクの下着だった。ふわりと両手に乗った純白の下着に鼻を近づ
けて、匂いを嗅いでみる。朝から丁寧に洗っていただけのことはある。石鹸の香りが
するだけで、別段卑猥な匂いはしない。
 パンティの裏地を見なくては。
 朝、優衣が洗っていた箇所は丁度股間が当たる箇所だった。表の生地が綺麗とはい
え、裏がそうとは限らない。俺の右手は早速パンティを表裏をひっくり返した。真っ
白な下着の股間部に残る、うっすらと黄色がかった汚れが見つかった。なぜこんな色
なのか。これは昨日できた汚れだろうか。それとも以前からあったのか。今朝優衣が
必死に洗っていたのは、汚れが付いたばかりだったからではないか──可能性はある。
では付いたばかりだとしたら。
 お漏らし……?
「はぁ……はぁ……」
 興奮でくらくらする。この小さな下着を、優衣は昨日、穿いていたのだろう。優衣
の白いお尻がこの下着の中に納まっていた。優衣の大切なあの箇所もこの白いパンテ
ィの下にあったと想像するだけで、息を荒げてしまう。
 ふと、それで自慰をしたらどれだけキモチイイか想像した。それが駄目だった。心
臓が早鐘を打ち、気づいた時には、下着を亀頭に被せていた。
 駄目だ、こんなことをしていてはいけない、と自制の声が聞こえたが、俺の右手は

460 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/13(金) 23:42:29 ID:8CjGkjOe]
問答無用にピストンを繰り返していた。優衣、洗って返してあげるから勘弁してくれ。
黄色がかった染みだって俺がきちんと純白にしてあげるよ。知ってるかい優衣。おち
んちんからは精子が出るんだ。精子の色って知ってる? すっごく白いんだぜ。ルー
ズソックスくらい白いのがたっくさん出てくるんだ。これを優衣の下着に満遍なく塗っ
てあげるよ。こんな黄色い染みなんてわからなくなるくらいに塗りたくってあげるか
ら、ちょっと待ってな。
 今……うっ。
 ドクドクと射精していた。
 肉棒はすっぽりと下着に覆われていて、白い下着の丁度股間の割れ目の辺りに赤黒
い亀頭が突き刺さっていた。亀頭からは白濁液がびゅる、びゅくっと放出されつづけた。
 刹那、階下から「ただいまぁ〜」という声が聞こえた。妹の優衣だ。俺は瞬時にあ
たりを見渡し、ここが妹の部屋であることを再確認した。このままここにいてはいけ
ない。俺は精子で濡れた下着をズボンのぽっけに突っ込んで、同じく精子で濡れた右
手を上着の裏にこすり付けて、妹の部屋のドアに手をかける。
「お兄ちゃ〜ん。いないの〜?」
 マズイ。優衣は俺を探している。今すぐ部屋を出なくてはいけない。俺はドアノブ
を捻って、廊下に半身を出してから振り返った。優衣の部屋の中の、先ほど俺がオナ
ニーしていた辺りにはいくつも、両手から零れ落ちた精子が絨毯に染みこむ事無く残
っていた。4箇所、こってりとした精子の固まりが見えた。精子をふき取る余裕はな
かった。俺は、優衣の部屋を出てからドアを閉めて、自室に戻った。
 自分の部屋に戻り、自分の両手を近くにあったティッシュで綺麗にしてから、
ベッドに倒れこんだ。
 危なかった。左のポケットを見ると、優衣の白いパンティが半分出ていた。
 おい!
 俺は速攻パンティを引っ張り出して、丁重に折りたたんで自分の机の引き出しにしまった。



461 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/14(土) 18:51:38 ID:rRSqW0s/]
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   wktk
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) +

462 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/15(日) 00:12:52 ID:iG+6DarE]
おおおおお、ふおおおおGJ

463 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/15(日) 14:02:18 ID:sKtDbvmY]
「お兄ちゃ〜ん」
 階段を軽快に駆け上がってくる音と、優衣が俺を呼ぶ声がする。俺は立ち上がり、
クローゼットの扉を開いて自身の体を無理くり押し込んで扉を音を立てないよう慎
重に閉じた。だが服や下着がすでにこんもり並んでいる中に高校一年の体がまるま
る入ったため、ドアはきっちり閉めることが出来ず、僅かだが隙間ができてしまっ
た。右手でもう一度扉を閉めようとしたが、うまく扉を閉めるためには俺の足が邪
魔だった。俺の体を更に奥に押し付けようにも服が邪魔で、服は外に出さなくては
いけないくらい満杯だった。
 大体……なんで俺隠れてんだ。
 隠れる必要なんて更々──とは言えないが──ないのに、優衣が二階に上がって
くるだけで自分の部屋のクローゼットに隠れてしまった自身の卑屈さに胸が痛む。
得てしてそうだ。俺は馬鹿だ。
「お兄ちゃん〜、いる?」
 コンコン、とドア向こうから優衣のノックする音がした。
 「いるぜ」と言おうとして、口が止まった。俺はクローゼットの中にいるのに、
普段よりも大声を出して返事するのか? まずクローゼットから出ろよ俺!
 俺が右手でクローゼットの扉を押し開こうとした時、優衣がドアを開いた。
「いないの……? お兄ちゃん」
 うおおおおお……!!
 俺の右手は瞬時に固まった。ギリギリ扉を開けなかったことで、優衣に己の存在
を隠し通すことができた。この指がちょっと早ければ、高校一年生がクローゼット
の中で体育座りをしている様が見えたことだろう。ありえない、ありえないマジ
やばい。
 真っ暗な闇の中、一本の光が縦に走っている。その光は俺が今さっき扉を開けよ
うとしたことでできた光だ。俺の部屋を覗ける一条の光の中に、優衣はいた。学校
帰りの制服姿で、Yシャツの首元にあるピンクのリボンが可愛らしい。
「いないんだ……お兄ちゃん」
 優衣が声のトーンを落として、俺の部屋から引き返そうとする。
 その声に良心が痛んだ。優衣はとてもつらそうに顔を伏せて、いった。
「あのね……本当は数学の補修じゃなかったの。お兄ちゃんに嘘つくつもりじゃな

464 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/15(日) 14:03:43 ID:sKtDbvmY]
かったんだけど……お兄ちゃんの顔見たら、本当のこと言えなくて……今日ね。同
じクラスの男子が──お兄ちゃんも知ってる人。大野くんから、『放課後、大丈夫
か?』って言われて、本校舎の屋上で……告白されちゃった」
 俺の心臓の鼓動がやけに大きく聞こえてくる。普段優衣は、自分の恋の話をしな
い。一際美形だから皆からチヤホヤされてて、色んな男子からアプローチも受けて
るだろうが、そんな話を俺にしてくることはない。俺もそんな話は聞きたくもない
し、話を振らないようにしていた。バレンタインデーの日などは特別だ。振らない
方が不自然だから、率先して話題にした。だが本命は誰かなど直球の話はしなかっ
たし、優衣からもしてこなかった。
 優衣が告白されるなんておこずかいの日くらいの確率で発生することを、俺も知
っていた。だから隠す必要も、嘘をつく必要もないはずだった。
「本当にね……大野くん、私のこと好きなんだなぁって思って、何も言えなくなっ
ちゃった。だってどう言えばいいの? 『ごめんなさい』なんて、言いたくないのに」
 優衣は殆ど涙目になっていた。俺がその場にいたとしても、何も言い返せなかっ
ただろう。言える事など何もない。
「優衣には、好きな人がいます。その人は、近くて遠い人。いつも優衣を見てくれ
て、優衣のために何でもしてやるよって言ってくれる人。優衣が悪いことしたら真
剣に怒ってくれて、いつも笑ってる人。すっごく優しくて、大好きなの」
 自分との相違点を必死にチェックする。俺と合ってるような、合ってないような
……合ってる気がするのは俺の希望に過ぎない。仮に合っていたとしても、決定的
な証拠が欠けていた。
「……お兄ちゃん」
 急に呼ばれて、ドキッとする。顔が赤くなるのが自分でも分かる。優衣の
表情も心なしか赤くなっていた。「うん」とか返事しそうになる自分がいる。バレ
てないはずだ。返事をするべきじゃない。
「甘えてばかりの優衣だけど、傍にいてもいいですか?」
 俺は壊れた。それはもう間違いなく。

465 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/15(日) 16:18:03 ID:BcHkyOd1]
続ききてたー!

466 名前:名無しさん@ピンキー [2007/04/15(日) 20:53:32 ID:CcA80K+0]
う、う、うヴぉあぁぁああああ!!1!1111!!1

467 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/15(日) 22:34:51 ID:vml6zaPO]
ひとりごとの多い妹だなwGJ

468 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/16(月) 01:13:41 ID:s6fAA4yY]
ふお、ふお、おおおおお!

469 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/16(月) 01:21:35 ID:RAiWBQMW]
いやこれは隠れてるのバレテーラなんじゃね

470 名前:UNICEFは国連児童基金 mailto:sage [2007/04/17(火) 20:21:10 ID:K0tDr2yH]

コンコンッ。

ん?この扉の叩き方は…
「おにぃちゃーん!!」やっぱし。っておーい、ノックして反応がある前に入ってくるのか。

「宿題、教えて?」
「あのなぁ、わからない問題っつうのはな、自分で調べるからこそ」
「だめなの!!今回ばっかりは!!明日間違いなくこの範囲で先生に指されるから!!もう1時過ぎてるし、お願い!!」「ったく。しゃあない」
満更嫌じゃない俺がいるよ。なんせ我が家の美人箱入り娘だからな。
「俺でいいなら、手伝うよ」
「も〜んだいないよ!それどころかお釣りがくるね!なんせお兄ちゃんは県で五本の指に入る秀才っていわれてるんだからっ」
「そんな話気のせいだ。」
「あと、"世界屈指の指づかい"って隣の秋ちゃんがいってたけど、おにいちゃん、それって何の話??」
「そ、そんな話気のせいだ(汗」
「と、ともかく、早くわからないとこ教える!」
「わかったー。これ。NAFTA」
「北米自由貿易協定」
「UNHCRは?」
「国連難民高等弁務官事務所」
「これ!PTBTはぁ?」
「部分的核実験停止条約」
「なら…なら…IPCCっ!!」
「気候変動に関する政府間パネル…どうした?」
「ま…負けた(泣)」



471 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/18(水) 11:41:57 ID:y5MVO/g8]
『萌えたん』系のオタク向け参考書みたいでワラタw

472 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/18(水) 21:53:21 ID:8WaL1YUy]
乙! やっぱ明るい兄妹は和む。

473 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/18(水) 23:17:45 ID:gIh5k/UG]
 小学生の頃なら、お兄ちゃんに何でも言えた。だけど中学生になって隠し事がで
きた。お兄ちゃんの友達からラブレターを貰ってしまったのだ。その人自体はとて
もいい人なのだけど、断る言葉が出てこなくて、泣いてしまった。
 それは放課後の教室での出来事、返答に痺れを切らせたその人が、直接言ってき
たのだった。私は泣いて何も言えず、それを見た周囲が二人を公認のカップルと断
定した。囃し立てるクラスメートと顔を赤らめる彼。私は断る勇気がなくて、その
日から私たちは「カップル」となった。
 「ついにあの遠藤優衣が──」という噂が独り歩きし、お兄ちゃんの耳にもその
日に届いた。だけどお兄ちゃんはその話題を口にすることなく、普段どおり接して
くれた。
 いつかお兄ちゃんに言えたらいいな。今日のことも、優衣の気持ちも。
「さてと」
 料理を作らなくちゃ。
 お兄ちゃんの部屋を後にしようとして、机の引き出しにふと目がいった。引き出
しが一つ少し隙間が空いていて、そこから白い布切れのようなものが見えた。
 目を逸らそうとして、でも背ける事ができなくて、机に近寄る。
 右手を引き出しに差し伸ばそうとして、手を止める。
 何でこんなことしてるんだろ。ここはお兄ちゃんの部屋だから、勝手に中のもの
を見たりしちゃいけないはずなのに。でも、その引き出しの中にあるものは優衣の
ものでないかと思ってしまったのだ。
 私はその引き出しを開けた。そこには女の子用のショーツが、折りたたまれて置
かれていた。
 心臓の鼓動が高まる。そのショーツはあまりにも見覚えがあった。私はそれを右
手で掴んだ。シルクの生地で縫製されたショーツは一部濡れていて、指先にしっと
りとした生温かさが伝わる。朝洗って中干ししたから、まだ乾ききってないのだろ
う。ショーツを左手でも持って、広げてみた。ショーツは細かい花柄の模様が散り
ばめられていて、真ん中に赤い、小さなリボンがついていた。間違いなく、私のだ。
 頭が止まる。どうしてここに、私の下着があるんだろう。お兄ちゃんが、持って
きたのか。何故。
 不意にあそこがじんわりと熱くなった。まただ。またあの変な感じだった。胸が

474 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/18(水) 23:18:39 ID:gIh5k/UG]
苦しくて切なくて、あそこが熱を持つ感覚。
「……はぁ……はぁ……」
 頬が熱くなって、顔が赤くなって息が乱れて、あそこに触ってしまいたくなって
しまうあの変な感じ。
 女子なら誰でもしてる、ある行為。
 男子なら早い人は小学校の低学年の頃からしているという、ある行為。
 おなにー。
 おなにーをすれば、このどうしようもなくもどかしい感覚から逃れられるのは知
っている。だけどおなにーは恐いくらいに気持ち良すぎて、できずにいた。おなに
ーをたくさんしていると、絶頂に達することがあるという。絶頂に達したことを目
を輝かせて語る女子もいて、周囲から「変態」とレッテルを貼られてからかわれて
いた。でも皆おなにーをしているなら、皆絶頂に達したことがあるのだろう。エッ
チな話になった時に微妙についていけなくなるのは私くらいで、それは嫌だった。
だけどそれはいけない事だから、できるだけ触らないようにしてきた。一ヶ月に何
回もいけない気分になることがあって、触れたくなっても我慢してきた。皆は私の
ことを「お堅い、まじめな子」と言うけれど、私は変態にならないようにしてきた
だけだった。
 私はいつしかショーツを顔に引き寄せていた。生臭い匂いがショーツから漂って
くるが、不快ではなかった。むしろ鼻にまとわりつくような生臭さをもっと嗅ぎた
くて、ショーツを裏返して顔に寄せる。途端に顔に生温かい、湿った何かがこびり
ついた。白いサラダドレッシングのような色をした、とろみのあるものが鼻先や頬、
目元や唇に突然付着したので、私は驚いた。ショーツの裏がこんなに濡れているは
ずはないのに。
 少しショーツを離してみた。ショーツにこびりついたそれのいくつかが糸を引い
て、私の顔についたままとなっていた。どうしてこんなものがついているのか。少
なくとも朝に表も裏も洗った。
「あっ……」
 せ……ぃえきだ。
 お兄ちゃんの、精液なんだ。今日の間に、ほ、放出された、精液。
 これが、精液なんだ。

475 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/18(水) 23:22:58 ID:gIh5k/UG]
 お兄ちゃんの、精液。
 お兄ちゃん……優衣のお気に入りのショーツ、お兄ちゃんの精液でとろとろだよ。
そんなによかったの? 優衣が、綺麗にしてあげようか?
 それは精液を舐めるための言い訳だった。
「お兄ちゃん……」
 ここにいない人に対して問いかける。
「頂き……ます」
 私は舌を差し出して、ショーツに溜まった白い精液に舌を浸した。

476 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/18(水) 23:29:49 ID:LAUjONq9]
GJ

続きが気になりすぎて
投下されるまで俺は動かざる!

477 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/19(木) 12:34:54 ID:TZ7Jru5q]
GJ!
いい感じだ〜
続きに期待してます。

478 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/21(土) 16:39:17 ID:YS+4QAYo]
おおおおお、ふおおおお

479 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/22(日) 11:01:34 ID:pNBtfmK7]
なんという妹
その恥じらいかたのあまりの可愛さについGJしてしまった
この妹は間違いなく萌える

480 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/22(日) 12:19:56 ID:eaT99G4X]
ここってエチなしあり?



481 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/22(日) 12:51:41 ID:CORLbQuB]
エロパロ板なんだから基本的にはエロがデフォルトだろ
なしでもかまわないという風潮のスレはあるけど
エロ禁止のスレはなかろう

482 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/22(日) 12:57:40 ID:ksZT/064]
エッチありだけどなしでもOK。

483 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/22(日) 14:53:56 ID:ksZT/064]
 それから兄の部屋に、何か啜る音が響き渡るのに時間は掛からなかった。都市部
から離れた閑静な町の一角、一軒家の二階の一室で制服に身を包んだ年端も行かな
い少女が白い布切れをじゅるじゅると口に含んでいる。兄にオカズにされたショー
ツを両手に持って、精子が付着した箇所を口腔に入れて、普段の振る舞いからは想
像もつかないようなはしたない音を立ててしゃぶり続けている。
「んっ……んっ……んっ」
 ショーツについた精液はなかなか取れないらしく、少女は形のいい眉を寄せて、
可愛らしい顔を赤らめて、頬をへこませて吸飲する。少女の視点は定まっていない。
 これはメディアには流れない。ブラウン管に写るアイドルの仕事を軒並み奪うほ
どの端正な顔立ちの高校一年生が、男性の棒を啜るが如く、女の子座りをして自分
の下着に吸い付いている。制服のスカートから伸びた足を覆う黒ニーソックスがい
やらしい。
「ちゅる……ズじゅッ、んっ……んっ、んっ、んっ、んっ、チュぱぁぁあ」
 アイスクリームやバナナを頬張るアイドルを映像越しに見たことはあっても、自
分の下着を水音を立てて吸う少女を見る機会はまずない。それが妹となれば尚更だ。
 優衣──お前、そんなことしたら──
 ペニスが勃つ。
 腹の下辺りがもぞもぞしてくる。その音、表情はヤバイ。何でそんなおいしそう
に頬張るんだ。精液はそんなにおいしくないだろう。しょっぱいだけだろう。それ
なのに目をトロンとさせて、ちゅるちゅるしゃぶってるだなんて……。
 鼻息が荒くなる。気を許せばこちらまで興奮して荒い息を吐いてしまう。マズイ。
 心臓の鼓動が早くなり、体中の血液が股間に集中し始める。急速に睾丸に精子が
作られ始めているかのように、ペニスの上あたりが蠢き始めていた。俺はペニスを
触ってはいけない。絶対に触ってはいけないんだ。今、ペニスが敏感になってる。
「んっ、んっ、んっ、んっ、ちゅるっ、ズじゅッ、ちゅるっ、ズじゅッ、じゅるっ、
じゅるじゅるじゅるじゅるっ……んっ、んっ、んっ、んっ」
 妹の声が甘美に耳に届く。優衣の声はアニメ声のように繊細で、包み込むような
印象を与える可愛らしい声だった。男子ならその声を聞くだけでもんぞり打って萌
えてしまうだろう。その優衣の癒されるアニメ声が、白濁液にまみれて脳に届く。
 胸が締め付けられるように痒くなる、甘い攪拌音。

484 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/22(日) 14:55:14 ID:ksZT/064]
 優衣は着実に精液を吸い続けていた。
「あっ、あっ、アッ────」
 途端に優衣は吸うのを止め、だらしなく口を広げたまま、ビクビクと体が痙攣し
始めた。
 パンティーは両手に掴んだまま、女の子座りをした優衣は瞼を震わせていた。制
服から伸びた手足が小刻みに揺れる。遠目にはただ白いものを持っているようにし
か見えなかっただろう。だが俺は今までずっと優衣を見てきた。こんな優衣は見た
ことがなかった。優衣は精液を飲んで、軽くイったのだった。
 その間、部屋は静寂に包まれていた。

485 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/22(日) 15:10:59 ID:ksZT/064]
いつも読んでいただいてありがとうございます。今まで書き溜めていたため定
期的に投下できましたが、今後不定期になると思われます。ご了承ください。

レスを下さった皆様、お返事はそれぞれ何回も読み返しています。皆様から頂
いたレスに対して返事を書かない理由は慢心を避けるためです。ご理解頂けた
ら幸いです。

あとこの作品、題名を募集いたします。
便宜的に『優衣』としていますが、なかなかしっくりとこなくて。

今後ともよろしくお願いいたします。

486 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/22(日) 16:43:31 ID:+bEbWXjr]
>>485
GJ!!
ゆっくりじっくり納得いくように書いてくれ。 wktkしながら待ってる。

487 名前:480 mailto:sage [2007/04/22(日) 21:36:58 ID:eaT99G4X]
>>481>>482の人わざわざスマン。
ネタはあるんだが到底ぬけねー暗さなもんで
ぬるくてどん暗いのって大丈夫かと。


488 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/22(日) 22:05:23 ID:kBiFjGSC]
スレ違いでなければ大丈夫かと。書きたいものを書くのがよろしいですよ。

489 名前:480 mailto:sage [2007/04/23(月) 00:20:11 ID:mYomqTj6]
そんじゃお言葉に甘えて投下。

不毛で暗い展開
仲悪い
数年別居してた

上記でだめぽな人はスルーよろ。

490 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/23(月) 00:22:03 ID:mYomqTj6]
妹と喧嘩をした。
いつものことだし、始まりは些細だった。
彼の妹は、学校においても家庭においても優秀と呼ばれる人間
だったので、兄の素行の悪さに嫌気がさしてお小言を言いたくなる
のも当然のことだと、彼には分かっていた。
その彼が、理解していながらあのような暴挙に及んだのは、
どうやら理性の範疇外のことだったらしく、後日、彼はそのことに
対して少し後ろめたさを抱いた。
もちろん周囲の誰にも、まして当の妹本人には、そんな感情の
一端も握らせはしなかったが。
彼は自分ではそうと意識しないながら、誰にも内側を覗かせない
人間だった。
幼い頃からの癖で、それは染み付いているものなので
自分ではどうしようもないことだった。
どうかしようと思ったこともなかった。
ただ、育ててくれた父が亡くなり、もう一方の家族と同居する
ことに至った際には、己のそのような部分が面倒を引き起こすかも
しれない、という危惧を抱いたことはあった。だがこれもまた
手の打ちようのない問題だったので、はなから直すのを諦めて
居直ることにした。




491 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/23(月) 00:22:58 ID:mYomqTj6]
するとやはり面倒事は生じた。
面倒は、彼の妹にあたる少女に関してがほとんどだった。
彼女は、彼を兄と思ってはいないようだった。
11年の年月を経ての再会で、どうやら初対面から警戒心を抱かせた
らしく、どんなに交流を図っても親しくすることはなかった。
いや、もしかしたら、親しくしようという努力なら彼女も試みた
かもしれない。
事実、同居してから最初の3日間は、特別用もないのに向こうから
話しかけてきた。
だが、彼が手の内をまったく明かさずに接していることを悟ると、
努力は無駄だと思ったのか笑顔すら滅多に見せなくなった。
彼はそのことに対して、特にこれといった感想を抱かなかった。
記憶も定かでないような昔に引き離された二人が、思春期に差し
掛かった今の時期になんのこだわりも持たずに仲良くすることは
無理だろうと、どこかで分かっていたからかもしれない。


492 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/23(月) 00:23:49 ID:mYomqTj6]
だが、深く沈めて浮上させることもしなかった記憶の底、
澱んだ泥濘の中にあるぼやけた輝きを、彼の中枢はまだ消し去って
いなかった。
彼女の方は頭の隅にも記憶していないだろう過去の交差を、彼の
方は確かに覚えていたのだ。
その過去を思えば、今の兄妹の温度は少しだけ、彼にとっては
哀しい温度かもしれないことを、ほんの僅かの間ではあるが思った。
そんな気持ちも、目まぐるしい日々はぎこちない家族をさらって
置き去りにした。
そしてその日々は、兄と妹をゆっくりと、しかし確実に成長させる。
結果として、その成長は兄にとってまったく迷惑極まりない、
予想外の事態を呼び寄せることになった。
先日の喧嘩も、まさにその予想外の事態が影響した末のことだった。
彼は、己が日一日と変わっていくのを感じ、その焦りと恐れから、
つい妹に八つ当たりしてしまったのだ。
それも、押し倒して脅す、という形で。

493 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/23(月) 00:24:49 ID:mYomqTj6]

『私は、兄さんにとって何なの?』

短い髪をわずか揺らし、黒目がちの瞳をひたとこちらに見据えた、
彼の妹。血の、確かに繋がった。
彼の中には、もう一つの家族と初めて会った日から抱えている、
激しい感情がある。
深い青色をしたそれは、しっかりと管理してあるものの、何かの
拍子に飛び火したなら取り返しがつかないほどタチが悪い。
それこそが予想外の事態の元凶だった。
だから彼は、妹にとっては理性的で、常に余裕を持った、
無関心の兄という立場を貫かなければならない。
成り行きで押し倒してしまった先日の喧嘩も、その為の抑制剤だ。
彼の激しい感情を揺さぶるのは、妹の優しさに他ならないからだ。
だから彼は、どんな失態を犯そうとも妹とは険悪な状態を保ち、
たとえ僅かであっても彼女からの信頼を根こそぎ刈り取らなければ
ならなかったのだ。

494 名前:480 mailto:sage [2007/04/23(月) 00:26:58 ID:mYomqTj6]
とりあえずここまで。続きます。

…妹萌えというか兄妹萌えかもしれん

495 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/23(月) 01:30:48 ID:wGZ7akLH]
それでも構わない。
GJ!

496 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/23(月) 07:29:08 ID:/ZFE1/23]
おーい兄よ!
GJ

497 名前:480 mailto:sage [2007/04/24(火) 01:06:30 ID:78kEnZ3f]
続き投下。
兄、関西弁。
エセでもスルー願う。


498 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/24(火) 01:08:30 ID:78kEnZ3f]

「たーかーお。何読んでんの?」
甘い香水の香る女友達の気配が、右肩に乗っかった。
香水は、彼女がベビードールと呼んでいるものだ。
高尾はその香りを他の女からもかぎとったことがあるが、それは
あまり彼の好まない匂いだ。
素直な感想を述べてもいいのなら、鼻がひん曲がるという形容詞がつく。
だから香水の感想を暗に求められた時には、高尾は何も言うことはなかった。
「エロ本」
女友達の声に遅ればせながら答えを返すと、彼女は「うっわ」と
低い声で唸った。
「普通さー、女の子の前で堂々と見る?ったく無神経なんだからさ」
「その無神経にくっついてきたんはお前やろ。うるさく言うんは
筋違いやぜ」
「まあ、そーだけどさぁ」
家に両親のいないとき、高尾はたまに女を連れてきた。
家に呼ぶ彼女たちの基準は邪魔になるかならないか。
それでないなら声もかけない。
今回はハズレだったかもしれないと、高尾は密かに嘆息した。
「ねー、…あたしとエッチするために呼んだんじゃないの」
あまりにも突然であからさまな誘いに、思わずズッコケた。
「あ、あんなぁ、薮から棒に何を言い出すんや!
本破けてまうとこやったやないかい!」
「だって、え?じゃなんで連れてきてくれたの?」
「そりゃ…」

499 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/24(火) 01:09:50 ID:78kEnZ3f]
逆に聞き返されて答えに窮してしまった。
確かに目的はそれだ、恥ずかしながら。
高尾は、彼女のずば抜けて開けっ広げな性格と、天井知らずの明る
さが好きで付き合い出したのだが、たまについていけなくなる。
今がまさにそうだ。
しかしここでなんだかんだ理由を述べてムード(?)をシラケさせて
もなんなので、高尾は渋々の体を装って女の提案に乗ることにした。
「それもそうか。しゃーない、ヤるか」
すると女は、何よしゃーないって、と憤慨したが、
そのときにはすでに制服を脱ぎはじめていた。
首筋に口を寄せ、ぬめる軌跡を施したとき、
「ただいまー」
という少し無愛想な声が聞こえた気がしたが、構わなかった。
妹のものだったからだ。

女を送っていってから、ふと思いたってドラッグストアに寄った。
そう前に買ったものでもないのに、ゴムはさっきできれてしまった。
我ながら節操がないと思いながら、改善しようとは露とも思わない。
もし女を連れこむのをやめる時がくるとしたら、
それは家を出るときと決めていた。
在学中、いや、親の手を離れて許してもらえる日までは、
彼が女の噂を途絶えさせることはないだろう。
それが高尾なりの対策だった。
あの他人行儀な家で生活するため、やむなく身に付けた知恵だ。
だから女もコンドームも、今はまだ切らすことができない。


500 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/24(火) 01:12:34 ID:78kEnZ3f]

「ただいま」
一応の挨拶を告げて家に入ると、中はシンとして薄暗い。
人の気配がしないのがすぐに分かった。
妹の靴は確認したが、もしかしたらつっかけを履いて
どこかへ行ってしまったのかもしれない。
さっきの行為の声は、妹の部屋まで安々と届いていたはずだ。
妹の不在を知って、高尾はどこかでほっとしている自分に気付いた。
それは、矛盾した感情だった。
わざと妹に聞かせようとしたのに、はっきりとは聞かなかったのか
もしれないと考えると、それが最善のようにも思われた。
煩わしい考えだったので、首を振って少し嘲笑する。
長くはその思いにとりつかなかった。
自室に戻って雑誌を片付けていると、紙屑が落ちているのに気付いた。
それはくしゃくしゃに丸められていて、どんなものか分からない。
高尾は紙屑を手にとって広げ、中を確かめた。
―――変態。
その二文字だけが、黒く細いペンで、しかしはっきりと
怒りを表した様に乱暴に殴り書きされていた。
それは、先日妹との喧嘩の原因になった、女からの短い手紙だった。
高尾は忌々しい思いでそれをくしゃくしゃに丸め戻し、
今度こそ永久に目につかぬように力をこめてゴミ箱に捨てた。




501 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/24(火) 01:16:09 ID:78kEnZ3f]
変態。
まあ、そうだろうと高尾は思う。
認めたくはないが、高尾は自分をそのように思いはじめていた。
妹に欲情するような人間は変態以外の何者でもない、と。
とどのつまり、高尾にとって妹は妹ではないのだ。
彼女にとって高尾が兄ではないように。
あの偽りの家族を装い始めた日から、二人はその事実をどこかで
周到に嗅ぎとっていたので、迷わず互いを嫌悪の対象にした。
顔を合わせれば挨拶より先に小言が口をつく。
兄の態度ややり方に我慢ならない妹は邪険にし、
そんな分かりやすい妹の反応を馬鹿にする兄は無視を決めこむ。
両親は常々それを不安に思い、険悪な実の兄妹の関係を心配していた。
だが、最悪なまでの仲の悪さは露呈せずに置いたので、
若い兄弟にはよくあることかとどこか楽観してもいた。
兄弟仲が悪いのは、世間一般的には普通の範疇に入るからだ。
その範疇に入らないのは、むしろ異常に仲の良い兄弟の方だった。
高尾も妹もそれを十分理解し、世間の目を気にする余裕を持って
いたので、半ばわざとらしいくらいに仲の悪さを露呈させていた。
そんな兄妹の違和感を、敏感に感じ取ってしまった者がいた。
その者こそ手紙の主、高尾の元カノの女だ。


502 名前:480 mailto:sage [2007/04/24(火) 01:17:38 ID:78kEnZ3f]
続く。
そして無駄に長いんでご容赦を。

503 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/24(火) 02:39:57 ID:RU4eamTv]
もんだいない、200レスまでなら許容範囲だ
それにこういうムードは大好物だwwwwww

504 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/24(火) 21:18:55 ID:60clEvGY]
いい感じですね。期待しています。

505 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/04/26(木) 02:02:08 ID:Rsbfb6nB]
これは・・・・かなり期待できるな。
ついでに保守

506 名前:480 mailto:sage [2007/04/27(金) 00:47:15 ID:4nLy24iv]
途中まで投下します。

507 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/27(金) 00:48:30 ID:4nLy24iv]
つ、とこめかみに汗が伝って、高尾はそれをとっさに拭った。
手紙の主の執念には、身の毛もよだつ思いがした。
あの際どい二文字が綴られた手紙を妹に渡した真意は、
恐らく妹と高尾の両方を傷つけさせることにあったからだ。
だが高尾は、その手口を正直甘いと馬鹿にした。
彼女は妹が高尾を気にして手紙を盗み見ると踏んだようだが、
妹はそんな卑しいことはしない。
少なくとも高尾に関しては、だが。
三年という月日は、妹を知るに十分とは行かないまでも、
決して短くはない。
彼の妹は実に聡明でありながら、反対にどうしようもないほど
鈍くもあった。
高尾が関心のないフリをしたらそれを額面通りに受け入れ、
必要以上に介入しない。
暗黙のルールであり、共に暮らすために引いた一線だった。
だからたとえ元カノらしき人物からワケありげなものを渡されたと
しても、それを確かめるような愚を妹が犯すはずがない。
聡明にして鈍感な妹は、同時に憎らしいほど優しいのだ。
その優しさが向けられることを、高尾は良しとしない。
結果として兄弟仲は悪くなる一方なのだが、この前の手紙の件の
ようなことが起こった場合は、そうでないと
困ることになる。
いっそ視界に入れたくないと言われるほど嫌われた方が、
潔いのかもしれない。
そうでもしないと、彼女は嫌悪を越えた持ち前の優しさを高尾に
示してくるかもしれない。
あの喧嘩での妹は、高尾が不安になるほど頼りない声を投げてきた。
高尾は、そんな妹の情をはねつけることがこの所難しくなっていた。


508 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/27(金) 00:49:43 ID:4nLy24iv]

* * *

『兄さん』
抑揚のない声が扉の向こうから聞こえてきた。
用のない時以外滅多に訪れない妹は、その声から察して不機嫌で
あることが予想された。
『兄さん、居るんでしょ』
返事がないのに苛立ったのか、今度は強い響きだった。
仕方がないので面倒そうに答えて、机のスタンドのスイッチを押す。
微かな明かりを受けて、暗闇に浸っていた部屋がぼんやりと輪郭を
現した。
『少し話があるんだけど』
堅い口調は、その話とやらの内容がまず面白くない内容であること
を高尾に伝えた。
妹が、また兄の素行をいさめに来たことは間違いなかった。
ガチャ、とドアノブが回る音の後に『入るよ』という無遠慮な
確認で妹が入ってきた。
『勝手に入るなて言わへんかったか』
もしナニの最中やったらどないすんじゃ、と意地悪な気持ちに
なって不機嫌な声を出す。実際はベッドで不貞寝していただけだった。
『勝手じゃないわ。入るよって言ったもの』
ひねくれた兄の第一声にうんざりとした様子で、妹…千世(ちせ)が
不遜な言い訳を告げる。
『了承なしに了承得た、言う奴のことを勝手っちゅうんや』
あからさまに不機嫌を表に出す千世を無視して、高尾は溜め息
混じりに言った。
こんな風に、顔を付き合わせては喧嘩腰に話すのも相当に疲れる。
冗談の一つも言いたくなるのを堪えて、高尾は千世を一睨みし、
それからまたベッドに寝転んだ。
千世に背を向ける様に寝返りを打つと、正面の壁に小柄な影が
映っているのが見えた。
『まぁええわ。話ってなんや。お前が話ある言うんは大抵くだらん
ことか報告してほしくもないことのどっちかって相場は決まっとる
けど、今日はどっちなん?』
穏やかな声で妹が早く出て行きたくなるような言葉を並べ立てた。
背中越しの対話で済むよう、さっさと用を済ませてほしかった。


509 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/27(金) 00:50:57 ID:4nLy24iv]
『どっちでもないよ、私にとっては。でも強いて言えば報告しなく
ちゃいけないことを話にきた、かな』
嫌々口に出す千世は、段々と苛立ちを顕著にし始めていた。兄より
も感情を隠すのが下手な妹は、負けたくない故に嫌な役を演じている。
本性は穏やかな少女のそんな真実に、高尾はもちろん気付いていた。
けれどどうすることも出来ない立場だから、もう三年も気付かぬ
フリを続けたままだ。
『あ、そ。聞きたくもない話の方な』
『あのさ、兄さんが誰とどうしようと私の知ったことじゃないけど、
そっちの私情に巻き込まないで欲しいんだけど。今日、兄さんの
彼女を名乗る人が教室にきて、これ。渡してくれって頼まれた』
素っ気ない返事を返すと、千世は何やらを机に置いてそう言った。
やはり女絡みの話だったか、と高尾は舌打ちをしたい気持ちになる。
妹が苦情を言ってくるのは大抵がそれ関係だが、今回ばかりは
触れられたくなかった。
昨日別れを告げた女とは、常になくまずい別れ方をしたからだ。
それも、妹に無関係ではない理由で。
高尾の内心の焦りなど露知らぬ千世は、一区切りつけるように
溜め息をつき、皮肉っぽい声で言った。
『それと、兄さんの噂聞いててあんまり気持ちいいものじゃないよ。
私が口挟むようなことじゃないかもしれないけど、でもこういう
トラブルに今までこっちが何回付き合わされたと思ってるの?
お母さん達の前でいい顔出来るんだったら、自分の彼女にだって
出来るでしょう。別れるんだったらもっとうまくしてよ』
高尾は、それを聞いて一瞬呆気にとられた。
妹がこのように突っ込んだ小言を言ってくるのは珍しいことだった。
『やかましわ、それだけやったら早う出てってくれへんか』
動揺から、少し情けない声になってしまった高尾だった。
まるで身内らしい文句を言う千世は、挑発しているかのようだ。
この話題について高尾が避けたがるのを、知っていて言ってる
様に聞こえて。


510 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/27(金) 00:52:43 ID:4nLy24iv]
『【あんたの兄貴は残酷な奴よ】』
追い討ちをかけるように千世が尖った声で誰かを真似た。
聞き覚えのある語尾の上がり方は、話題の中心の元カノに違いない。
『だって、今日その手紙渡した人が』
その手紙というのは、恐らく先ほど千世が机に置いたものだろう。
だが今の高尾には、そんなことはどうでもよかった。手紙の内容
より、元カノの過激な発言より、何より気になるのは千世の挑む
ような口ぶりの方だ。
今日に限って、何故。
『じゃかぁしいなぁ…』
ゆらりと起き上がった高尾は、その時には動揺から解放されていた。
考えるのはいつでも出来る、と理性が訴えた。
ともかくは、この幾分不利な状況から脱出するのが先決だった。
その為には早いとこ妹を追い出さなければならない。
普段なら決して合わせようとしない視線を、高尾は久々に妹へ向けた。
『なんや。千世ちゃんは、そないに俺に相手して欲しいんかぁ?』
意識して、小さな子供を相手にするような甘ったるい声を出す。
『女の話なんぞしよって、それがタブーやてエエ子ちゃんの千世は
よう分かっとるよなぁ。そのおつむでわざわざ薮へびなこと言い
よるんは、俺にかまって欲しいからなんやろ?』
ベッドの上で両膝を立たせ、その上に両腕を置き、ことさらに
皮肉に見える笑みを浮かべる。
そうすることでどれほど凄味のあるハッタリをかませるか、
高尾はよく知っていた。
そんな顔を向けられれば、さすがに千世も怯むように肩を縮めた。
だが怖じけながらも立ち去ることはしなかった。
『べ、別に。兄さんが自分の行動に責任持ってくれたら、私だって
こんな話しない。でもいい加減うんざりしてるのも分かって欲し
かったの。一応私は兄さんの』
高尾はハッとした。
千世が何故これほどつっかかってきたのか、高尾はやっと悟ったのだ。
『妹なんだから』
おそらく、この一言を伝えるために違いなかった。



511 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/27(金) 00:53:55 ID:4nLy24iv]
『………』
サー、とカーテンの閉じられた窓の向こうから、控えめな雨音が
響いてきた。
雨季に入ったこのところは、じっとりとして空気が重くなる。
この場の気まずさを助長するかのような雨音に嫌気がさしながらも、
高尾は部屋を出ようとする千世を帰すのを、やめにした。
『そんなん、嘘やろ』
先ほどとは打って変わって芯の通った張りのある声は、物の少ない
すっきりとした部屋に怖いほどよく響いた。
『どうして』
振り返らずに聞き返した千世の声は、こちらも先ほどと違って
嘘のように頼りなかった。
そうして、気付く。
優しい千世を駆り立てた不安。
『どうして…てなぁ。自分の胸に聞いてみろっちゅうヤツや。
ほんまは分かっとんねやろ?俺がお前んこと妹や思うてへんて』
『……!』
見据えた先の小さな肩は、その瞬間にびくっと揺れた。
そんなことは出会って数日して互いに気付いていたはずなのだが、
改めて口に出されるのは違う心地がするものだったらしい。
相変わらず分かりやすい妹の反応に、高尾は笑いを噛み殺した。
『ほら、な。やっぱ分かっとるやん。でもって自分も俺んこと兄貴
や思うてへんのやろ。ま、当たり前やろな。三年そこそこ一緒に
居っただけの兄妹なんぞ、どんだけ取り繕っても親戚以上にはなれ
へんわ。ダチのがまだ兄弟ごっこできるん違うか』
十年以上離れていたこと、方言が違うこと、生活の重点が違うこと。
その全てが紛い物の兄弟を示している。
『そんなんやったらお互い干渉せん方がよっぽど仲良う出来る
やんか。せやからこっちもお前に余計な口出しせんとあったかーく
見守っとるやろ。それが賢いやり方っちゅうもんや』
『でも、今日みたいなのは不可抗力だもん!何よ、私が悪いって
言うの?』
堪り兼ねたように叫んで振り返った千世の瞳に、きらりと涙が
膜を張っていた。


512 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/27(金) 00:55:30 ID:4nLy24iv]
そんな妹の様子をちらと見て、高尾は机の上の白い紙切れを手にとった。
何の気なしに、その中身を確認してみた。
―――変態。
黒い文字で、汚く、しかしはっきりと、紙切れにはそう書いてあった。
ぶわ、と、額に汗が吹き出た。
千世は、これを読んだのだろうか。
そして実の兄が抱いている彼女への劣情に気付いた上で、こんな
逃げ場のない状況を作っているのだろうか。
『兄さんのとばっちりをなんで私が受けなきゃならないの!?確かに
私は兄さんが嫌いだし、兄だと思ってない!でもそれとこれとは別の話じゃない!
必要以上に干渉するのはどうかと思うけど、そうでもしなきゃ私が
巻き添えくうんだよっ。妹じゃなくても!兄さんは私のこと何とも
思ってないのにさぁ!』
何を言っているのだろう、と、頭のどこかで高尾は思う。
子供みたいに、駄々をこねるように、高尾には
千世が愛情を欲しがっているようにしか聞こえない。
『なんやそれ』
久しぶりに、高尾は理不尽な怒りを抱いた。
手のつけられない激しい感情が、のそりと首をもたげようとしていた。
理性が追いつかない。
『俺のことが、嫌いや、言うんやったら』
三歩でその距離をつめた高尾は、拳を握って仁王立ちしている千世
の細い両手首を掴んだ。
そして逃げられぬようにと、白い顔の両脇で背後のドアに縫いつけた。
『兄貴やない、思うとるんやったらな』
『に、兄さん…?』
突然の高尾の行動に頭がついていかないらしい千世は、涙を浮かべ
たままで呆然としている。
されるがままの今の事態がどれほど危険か、まったく気付いては
いない様子だった。
『中途半端に関わんな。…妹やないて思うとる奴が、ナニしようと
気にせんの知っとるか?』
『………』
拳の中でくしゃくしゃになっている紙切れを意識しながら、高尾は
妹の鼻先三寸の位置まで顔を寄せて、低く笑った。
妹は涙を流すどころか、驚き過ぎて口を開けたままじっと高尾を
見つめている。


513 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/27(金) 00:57:16 ID:4nLy24iv]
高尾は固まっている千世に構わず、縫いつけていた腕をぐっと下に
引っ張って、段々と体勢を低くしていった。為すがままの千世は
至近距離の兄を見つめながら、かく、かくっとぎこちなく膝を
折ってぺたりと腰を下ろした。
『女連れこんで俺がナニしとるんか、お前ちゃんと分かっとんのか?
オママゴトと違うねんで』
『だっ、でも…だってっ』
『教えたろか?』
言って、高尾は華奢な体を片手で抱き寄せて、床に押し付けた。
『こうやってなぁ、体をまさぐってくんや』
両腕を一まとめに掴んで頭上で押さえ付けると、開いた手で首筋
から鎖骨までをつーとなぞる。
ふるる、と千世の体が反応した。
『エエ気持ちになるまで丹念に愛撫したってな、そんで鳴き始めた
とこをいただく』
ぐ、と、ほっそりした太ももを割って己の硬い膝を押し付けた。
半袖短パンというラフな格好の千世には過ぎるほどの刺激だったの
か、大げさなほど体を震わせた。
もちろん、高尾の相棒もこの思いがけない体勢に起ち上がって硬く
なっている。
その興奮に任せ、高尾はぐらりと千世の首筋に顔をのめらせ、
はあっ、と荒い息を吐き出した。
手を当てがったままの鎖骨の下で、激しく鳴っているリズムの速度
が、また一つ上がった。
自分の鼓動と重なるリズムの心地良さに、高尾はめまいがした。
『めっちゃ気持ちエエで。…なんなら味わってみるか?』
高尾は鼻先を千世の耳の下辺りに潜り込ませ、かすれた声で囁いた。
このまま、本当にそうなれたら、とたぎる欲望を解放しようとした
時だった。
千世が、小さく何かを呟いたのだった。
『…何?』
これほど近くにいるというのに聞こえないそれは、空気に触れぬ
音だったのかもしれない。
『ごめんなさい…』
今度こそはっきりと紡がれた声の弱々しさに、高尾は冷水を浴びせ
られた様に我に返った。
急いで身を起こすと、下にいる千世の青ざめた顔にやっと目が
行って、自分のやらかした行動をようやく自覚した。
『千世…』
『ごめんなさい、兄さん。私…っ』
弾かれたように、千世は高尾の下から抜け出した。

514 名前:青の感情 mailto:sage [2007/04/27(金) 00:58:46 ID:4nLy24iv]
ぼろ、と大粒の涙を溢れさせ、千世はガタガタと震えていた。恐怖
で満足に体を動かせないのか、すがりつくように扉の取っ手に手を
かけて、ゆっくりと立ち上がる。
覚めやらぬ興奮の代償を、高尾は見せ付けられたような気がした。
自分で仕掛けたとはいえ、千世のこんなにも傷ついた顔を見たかった
わけではないのに。
だが牽制と罪悪感は別には出来ない。
いつの間にか鎮火していた感情の戒めと引き換えに、高尾は千世
の信頼を奪った。
『…分かったら、二度と余計なこと言うんはやめぇ。妹面すな』
高尾は立ち上がりながらそう言って、千世から目を反らした。
見ていられないというのもあったが、なによりうまく無表情を作る
自信がなかったのだった。
返答のないまま静まり返った部屋で、相変わらず鈍く響く雨の音
だけがやけに耳についた。
『…兄さん、私は』
震えている千世の声。
兄弟の縁を断ちたいと言われてもなんら不自然でない空気を裂いて、
千世は懇願するように呟いた。
『私は、兄さんにとって何なの?』
高尾は思わず千世を見つめた。
ひたと向けられた無垢な瞳は、黒く強い輝きを放っていた。
無邪気な残酷さから逃げるように背を向けた高尾は、
『妹や。大事な大事な妹』
と、嘲笑を交えて答えた。
皮肉に聞こえたかどうか分からなかったが、千世はそう、と呟いて
部屋を出ていった。
高尾がぐっと拳を握りこむと、くしゃ、と紙がひしゃげる音がした。
そういえば受け取った手紙を握っていたのであった。
衝動的に、高尾は大きく腕を上げて叩きつけるようにそれをゴミ箱
に投げつけた。
だが的を外れたそれは床に音もなく着地する。
耳鳴りの様に鳴る雨が苛立ちに拍車をかけた。
ガン、とゴミ箱を蹴りつけて怒りを紛らわそうともどうにもならない。
『妹のわけないやろ』
誰にも届かない呟きが、虚しさを増した。
その晩、妹の泣き声が聞こえた気がしたが、雨に紛れて判然と
しなかった。

* * *



515 名前:480 mailto:sage [2007/04/27(金) 01:00:02 ID:4nLy24iv]
長くてくどくてスマソ。
でもまだ途中なんだ…
てことで続く

516 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/27(金) 01:00:56 ID:ox9CGnIj]
リアルタイムGJ!!

517 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/27(金) 22:06:15 ID:y12TdXUF]
圧巻。乙!

518 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/28(土) 21:13:48 ID:XMZMDp4E]
保守

519 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/01(火) 20:46:27 ID:bBnPxo1m]
保守

520 名前:妹尾兄妹のGW mailto:sage [2007/05/01(火) 23:46:35 ID:JvG/CFYa]

四月の末から五月の初旬。
世間ではゴールデンウィークと呼ばれる日本伝統の大型連休だ。
俺はこのGWを、付き合っている多くの女性たちと一緒に愉しまなければならない。
それぞれに十分な時間は取れないが、そのハンディを感じさせないようにしなければ男として失格だ。
過酷な分刻みのスケジュールを縫って、俺は一度家に荷物を取りに戻ってきた。
次の旅程の為の荷造りは既に済ませてある。
あとはこの大型トランクを持って空港まで行けばいいのだが……

「……」
背中から、冷たい視線を感じる。
「……」
「何かね?我が妹よ」
「……お兄さま、今日もどちらへ行かれるのかしらぁ?」
「時子と空港で待ち合わせして、一緒に飛行機に。
 そこで時子には『これからの為にちょっと寝といた方がいいよ』と言って、
 彼女が寝てる隙に乃莉香と機内のトイレで一発。
 現地に着いたらホテルにチェックイン、穂積とは二人が寝込んだ深夜に合流する予定で……」
「わ・た・し・は?」
「お前? お前との予定はゴールデンウィークに入って無い」
「むきーっ! お兄ちゃんの馬鹿ぁ!!」
「あわわ、危ないじゃないか!?」

かんしゃくを起こした妹は、時計やらクッションやら次々に投げつけてきやがった。
「私だってお兄ちゃんの事が大好きな女の子の一人なんだからね!
 何で私の時間も用意してくれないのよぉー!」
「お前とは普段一緒に生活してるじゃないか。他の女にはそんな時間は与えてないぞ?」
「ばかばかばかばかばかばかばかばかーーー!お兄ちゃんの馬鹿ぁー!!
 なんで普段の何でもない時間しか、私には呉れないのよぉ?
 私だってーお兄ちゃんと素敵なイベントを過ごしたいんだよ?」
そうは言うが、俺は元々複数の女達と綱渡りのような交際を続ける主義の男なのだ。



521 名前:妹尾兄妹のGW mailto:sage [2007/05/01(火) 23:47:29 ID:JvG/CFYa]

「うぅっ、うぇーん!」
むー、とうとう泣き出してしまった。
俺は妹に投げつけられた時計をじっと見ながら、しばし考える……
秒針が一周する前に纏まった。

もしこいつが赤の他人なら、このGWもどうにかスケジュールを工面して、
僅かでもこいつとのイベントを滑り込ませてやっていただろう。
しかし、俺は身内の甘えからなのか、休みやイベントに対して妹に時間を割いてやらなかった。
日常では現在自分が付き合っている(大勢の)女の一人として扱い、
特別な日は妹なんだからという理由で割を食わされる……
知らないうちに、二重の基準を当てはめてこいつを差別していないだろうか?
考えてみれば、俺は妹に自分の都合のいい条件を押し付けてしまっているのではないかとも思う。
仮に肉体関係がなかったとしても、家族なんだから面倒を見てやるべきなのに。

「判ったよ、もう泣くな」
「ううぅ〜?」
「今回はかなり無理矢理だが、お前との時間も造ってやる」
「えっ?ホント?!」
泣いた鴉がもう笑った。
「ああ、マジでだ。でも分刻みのスケジュールだからな、そんな長い時間は取れな……」
「わーい、早速準備するね!」
「……」
妹は、俺が荷造りしようとしていたトランクから衣類等を取り出し、
代わりにその身体を屈めて入り込んだ。
「よっ、ちょっと窮屈かなぁ」
「何をする気かね?我が妹よ」
「だって、今からじゃチケットや宿も取れないでしょ!だったらこうしてトランクに入り込んで
 コッソリついてくしかないじゃない」

正直に言おう。
俺はこの時、一瞬だがこのまま妹をトランクに入らせ、
海外便で見知らぬ国に郵送してしまいたい衝動に駆られた。
「何がコッソリだ…… この馬鹿め」
それを止めたのは、どうせ税関で引っかかるだろうから無駄だからだ。

522 名前:妹尾兄妹のGW mailto:sage [2007/05/01(火) 23:50:10 ID:JvG/CFYa]

「ええー、じゃあ私に呉れる時間ってナニよぉ?」
「お前に呉れてやる時間は、空港までの移動時間だ」
「?」
「俺の車はスモークガラスだから、外から覗かれても見えんだろ。
 だから空港に着くまでお前がやりたい事を色々してやる」
「それってつまり、かーせっくすってヤツ?」
「そうだ、お前はまだしたことないだろ?
 本当は電車とかで移動して、その間は夜に備えて眠るつもりだったが、今回は特別だ」
「うひゃー!!お兄ちゃんとかーせっくすだー!」
どうやら悦んでくれたようだ。
『そんなのじゃイヤ』とごねられたらどうしようかと思ったが。
「……納得したか?」
「うん」
「帰りは金を渡すからタクシーで帰れ」
「はーい…… そうだ、お兄ちゃん!移動時間を私に呉れるってことは〜、
 向こうから帰って来たときの時間も呉れるって事?」
「いや、あっちから帰って来るときは桃祢と一緒だ。次はそのままあいつの山荘に行く事になってる」
「でも、ちょっと工夫すれば〜私との時間も作れるんじゃない?」
「どんな工夫だ?」
「空港に着いたときに私と待ち合わせしてぇ〜、
 桃さんにばれないように私を車のトランクに入れる位お兄ちゃんなら出来るでしょ!?」
「それは駄目だ」
「ぶー、なんでぇ!」
「それは先約が有る。車のトランクには、夜思乃を緊縛して入れる手筈になってるんだ」
どうやら夜思乃は
『俺が他の女を隣に乗せている車に、自分は拘束されて荷物のように運ばれる』
というシチュを味わいたいらしい。
ご丁寧に目隠しと荒縄も用意してあるのだ…… まったくアブノーマルな彼女を多く作っても大変だ。
「げげ、惜しい!一ヶ月前に言い出してれば良かったよぉ!
 あぁ〜ん、私もトランクの中に縛り上げられたまま運ばれちゃって、
 山深い別荘で囚われの少女が変態青年の欲望の餌食に……って感じの
 『猟奇!GW式美少女拉致監禁プレイ!』を味わいたかったなぁ」
「誰が変態青年だ、阿呆……」

俺は妹に掻き出された衣類をトランクに詰めなおし、出発の準備を整えた。
「ほれ、車で行くなら早めに行かなきゃな…… ぐずぐずしてると置いてくぞ?」
「ああぁ〜ん、待ってぇん! お兄ちゃん、いくいくイク!すぐ行くからっ。
 私を置いてイっちゃ駄目ぇ! イクときは一緒だよぉ!!」
「……この馬鹿妹め。車の中で暴れるなよ?」
「うふふ、それはヤってみないと判らないなぁ。だって初めてなんだもの。
 あ〜あ、他の車が事故起こして、大渋滞になってればいいなあ。
 そうすれば、長ーくお兄ちゃんとのエッチが楽しめるのになぁ」
「人の不幸を望むんじゃないっ!
 無事故無違反が何より、家に帰ってくるまでがGWだぞ!」


(終わり)

523 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 00:22:57 ID:tQauzs7t]
>>520
妹尾兄妹キテタ---!!! GJ!
あ、妹さんを郵送される際には送り先を是非当方(ry

524 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 00:55:42 ID:kVUoHw2C]
妹尾兄妹は相も変わらず大暴走中w

525 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 00:45:32 ID:cqsmcwuH]
世は黄金週姦。お兄ちゃん達はいかがお過ごしでせうか。
俺は脳内で遊ぶしかありませんよ。
ああ、世のお兄ちゃん達が憎い。

526 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/05/03(木) 07:37:20 ID:ffppQtMA]
妹尾はどんだけ〜変態〜GJ!

527 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 22:28:12 ID:n7FdXHs9]
妹と黄金週間を過ごすために実家に帰ってきた
オレがきますた

528 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 22:42:08 ID:6TtEuRRn]
黄金週間なのに何故か明日仕事のオレが通りがかりました

529 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 00:06:46 ID:JE3/QEHQ]
黄金週間、親が旅行で家に妹と二人取り残された俺もきますた

530 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 09:04:48 ID:V2MmlfGj]
妹「お兄ちゃん大好き」
兄「……」
妹「お兄ちゃん大好き」
兄「……」
妹「お兄ちゃん」
兄「……何だよ」
妹「大好き」
兄「……」
妹「照れてる?」
兄「うっせ……」

もう駄目ぽ



531 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 11:13:21 ID:j+0B0M0t]
『可愛い妹のために、遥か彼方より、俺、帰還!』
「帰れ。キモい。(目が真剣)」
『…………。こぉのツンデレめー』
「黙れ糞。消えろ。むしろ生まれて来るな。シスコンとか止めてくれる?」
『ぅぅ………うわーんっ!(家出)』

黄金週間に入って実家に帰った瞬間に受けた仕打ち。
何だよ、攻略不能キャラかよ我が妹よ。

532 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 21:20:43 ID:OK5/NujR]
>>531
バラの花束と白いタキシードと花輪くんスタイルの髪型でいけ!そしたら落ちるぞ!

533 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 23:36:15 ID:3qE2xBGJ]
誰かこういう奴書いておくれ(´Д`*)

462 名前:[sage] 投稿日:2007/05/04(金) 23:00:29.67 ID:d2awVTD+O
>>461
別に兄ちゃんの裸見てもなんも思わんし兄ちゃんもうちが裸でいてもなんも思ってないし現実の兄妹はそんなもん

534 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/06(日) 00:37:02 ID:xs20Yxu4]
渋谷を攻略するんだとか言って妹が実家から俺のワンルームに泊まりにきた。
仕方なく友人宅に避難することに。

535 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/06(日) 00:53:34 ID:DuRshZDI]
>>534
逃げるな、立ち向かうんだwww

536 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/06(日) 04:50:39 ID:0YlnHWQ+]
>>534
なんで逃げるんだよ
渋谷で妹に悪い虫でも付いたらどうする?

まさか、お前さん「渋谷恐い」の人じゃないだろうな

537 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/06(日) 23:19:25 ID:xs20Yxu4]
>536
なんでって、やましい気持ちがあるからに決まってるじゃないか
今日一日荷物持ちとして俺を引っ張り回すだけ引っ張り回して、満足顔で帰ってった

538 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/07(月) 00:18:50 ID:gKgAC/N+]
9話
妹「やっ!おにいちゃん、やめてぇー!!!ひぐぅーっ!!!」
兄「うぐっ、うっ、はあーサイコーだぜ、はあ…はあ…」
妹「うう…もう四日も休み無しよ、ひぃ!」
兄「ああ?GWなんだから犯りまくるのは当然だろが」
妹「こ…こんなの間違ってる!」
兄「ごちゃごちゃうるせーぞ!だまってケツ振ってろ!」
妹「ひーぃっ!そんな激しくしないでぇ!お尻があぁぁっ!!!」
兄「おおっ!いい具合だぜ、ケツ孔サイコー!!!」
妹「もう許してぇーっ!お尻が裂けちゃうよおー!あひぃー!」
兄「オラオラ!もうすぐイキそうだぜ、生でたっぷり腸の中に注ぎ込んでやるからな!」
妹「イヤーぁ!!!」
兄「へっへっへっ、肛門がすげー事になってるぜ」
妹「あーっ!熱いよー!お尻の穴が焼けてるよー、ヒィーっ!」
兄「ぐうーっ!すっげーぜ、ちん○が肛門で絞り上げられて最高だぜ!」
妹「あひいーっ!ひいー!ヒィー!あっ!あっ!あっ!」
兄「おらーっ!たっぷり出してやるぜ!妊娠の心配はないから遠慮はいらねえ!」
妹「あああっ!おしりぃーーーー!がっはっあっ!!!」
兄「くふぅ〜、明日から当分連休は無しだからな、今日は仕上げに朝までやりまくるぜ、くっくっ…」
妹「そ…そんな…明日は学校…うぅ…」

539 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/07(月) 00:33:51 ID:bH3xEpYr]
>>538
これ8〜19行はテンプレかなにかで?

540 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/07(月) 00:38:39 ID:738lOSLH]
なんでだろう、またあの流れになるのをwktkしてる俺ガイル



541 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/09(水) 02:46:12 ID:itmJnZlK]
>>91の続きマダー

542 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/10(木) 17:47:24 ID:gwWrXg7E]
保守

543 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/11(金) 23:43:13 ID:JUeITCbP]
アゲーン

544 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/13(日) 15:45:17 ID:t8StZRPY]
>533
その妹が徐々に恥じらいを覚えるのか?
どういった妹キャラがツボなのかよく分からん。

545 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/14(月) 02:07:00 ID:24FeJ5ZU]
彼女が自分の妹だから愛するのではない。
彼女との生活によって形作られる親愛の情こそが愛なのだ。
by ガブリエル・ガルシア

>>544
十数年連れ添った妹とはお互いを異性として意識しない間柄。
裸を見ようがキスしようがセクロスしようがそれは日常の一風景で特に何とも思わない。
こうですか? 分かりません(><)

546 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/14(月) 19:05:07 ID:/3UzLszx]
その設定面白い! いいですね〜

547 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/15(火) 23:01:44 ID:+kdZCRPF]
保守

548 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/17(木) 11:26:31 ID:i/9Bxj+0]
誰かー

549 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/17(木) 11:39:10 ID:7gd3m6ZC]
おらぬかー!

550 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/17(木) 11:41:57 ID:YVbfOs1a]
…ゴゴゴゴ



551 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/17(木) 13:14:19 ID:MsyP012W]
奈津美ちゃん書いてた人ならここにいますよ

552 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/17(木) 21:07:07 ID:i/9Bxj+0]
書けよ!今すぐ!
いや書いて下さい!お願いいたします。

553 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/18(金) 21:54:22 ID:/z5452pn]
もう、妹の需要が無いのかな保守

554 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/19(土) 01:13:37 ID:IGW7/roN]
>>551
俺は奈津美ちゃんが兄貴に強引にキスするとことか大好きだぜ?
また書いてクレー( ゚д゚)

555 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/20(日) 13:18:22 ID:AIgJIl/O]
てすと

556 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/20(日) 13:19:36 ID:AIgJIl/O]

 私は生まれつき体が弱い。
 夏になれば貧血は日常茶飯事だし、冬になれば最低二回は大きな病気にかかり寝込む。
 学校も早退や欠席が多く友達もほんの数人。
 しかも友達と言っても学校で話すことが主で、外では体の弱さが祟って遊ぶなんてこと滅多にない。
 昔は、この思い通りにならない体が忌々しくて堪らなかった。
 でも今は、違う。私はこの体に感謝している。
 この弱い体のおかげで私は好きな人と一緒にいられる。
 この弱い体のおかげで私の想い人は私を心配してくれる。
 
 今日もそうだ。
 熱を出してベッドで横になる私に、その人は頻繁に頭に乗せた濡れたタオルを交換してくれる。
 私、宮野由真(みやの ゆま)にとって大切な人。
 起きて目も開けて居ないというのに私はその人が誰かわかる。
「兄さん…」
「ん? 起きたか…熱、ひきそうか?」
 私の額に手を乗せ自分の熱と比べるこの人の名前は、明人(あきと)という。
 私の兄さんだ。
 初めて人を好きになることを覚えたとき私は、ああなんて私は幸せ者なんだろうと思った。
 だって私の好きな人はこの世のどんな人よりも、私の傍に居てくれる。
 だって私の好きな人はこの世のどんな人よりも、私のことを知っていてくれる。
 
 だって私は、その好きな人の妹なのだから。

557 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/20(日) 13:20:55 ID:AIgJIl/O]
「そんなの、わかりませんよ」
 できれば長く続いて欲しい。…もちろん私が兄さんの子供を産むのに支障が無い程度に、だけど。
 はは、と兄さんは苦笑する。その仕草すらも愛おしい。
「…兄さんの手、冷たくて気持ちいいです」
「あ、あぁそりゃな、さっきまでタオル絞ってたし」
「その…ほっぺが熱いから、触ってくれませんか…?」
「こうか?」
 そう言って兄さんは、私の頬に手を移し軽く押しつける。
 冷たくて、とても気持ちいい。それに加えて兄さんがやってくれているという事実がさらに幸福感を増す。
「ん…もう少し……そのまま…」
「ああ」
 私と兄さんしか居ない私の部屋、二人だけの空間。
 誰にも邪魔されない今の幸せが今後将来ずっと続けばいいと思う。
「っと、そろそろ昼だな」
 10分ぐらいしただろうか、兄さんは机に置いていた財布を後ろのポケットに入れ、イスから立ち上がった。
「兄さん?」
「今日は家政婦の千代子さんは休みで居ないし、母さんも遠方の親戚の家に行ってるから飯買ってこないと」
「あ、それなら、私が作ります」
 勿体ない。そんなの、私が作ればいいだけなのに。
「いや、そんな体じゃ無理だろ。お粥ぐらいなら俺だってできるけど、それだけじゃ物足りないだろ」
 主に俺が、と恥ずかしそうに付け加え部屋を出ていく。
「あっ…ぅ、行ってらっしゃい…」
 少し心配になる。交通事故に合わなければいいんだけど。

558 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/20(日) 13:22:34 ID:AIgJIl/O]
そうして、兄さんが居なくなると急に部屋が広く感じるようになる。
 実際広くなるわけは無いが、私にとって兄さんがどれほどまでに大きな存在か実感させられる。
 今は兄さん玄関で靴を履いている頃だろう。
 出来るだけ早く帰ってきてほしい。
 やっぱり食事は私が作ろうか、今から駆け足で行けばまだ兄さんを呼び止めれるかもしれない。
 そうだ。そうしよう。
 私はベッドから立ち上がり、よろける足で黒塗りの廊下を歩いて部屋を後にする。
 少し肌寒い。カーディガンを着てくればよかっただろうか。
 そんなことを考えながら私は早足で玄関へ向かう。
 兄さんの靴は無い。予想通りだけど、まだ外へ出れば道路の歩道を歩いてるかもしれないと期待を寄せて自分も靴を履く。
「兄さん…!」
 大き目に声を出し辺りを見渡すが、兄さんの姿は無い。
 私を心配させないために早足で向かったのだろうか、…それはそれで嬉しい。
 兄さんの行くあては大体分かるし、これから向かえば食べるものを選んでいる兄さんに会える。かもしれないけど、兄さんを心配させたくない。
 仕方ないので、しぶしぶと玄関で靴を脱ぎ部屋へと向う。
 しかし、リビング辺りでインターフォンが鳴り、私はどうせだからと玄関へと戻ってとびらを開けた。
「…どちらさまでしょうか」
 そこには知らない女の人が立っていた。
「ぁ、あの…桜崎美代(さくらざき みよ)と申します」
 第一印象は気が弱そう。これは誰が見てもそう思うだろう。
 肩で切り揃えられた髪と眼鏡と、大事そうに抱えたノートがさらにそれを際立たせた。
 土曜なのになぜ制服を着てきているのかわからないが、そのおかげで私と兄さんと同じ学校だということはわかる。なにかの部活か委員の帰りだろうか。
「はい」
「あの、あの…明人さん…はいらっしゃいますか?」

559 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/20(日) 13:23:18 ID:AIgJIl/O]
 …兄さんはモテる。だからたまにこうゆうバカがいることを知ってはいたけど、まさか家に来るとは思わなかった。
「……兄になにかご用でしょうか?」
「妹さん…でしょうか? 明人さんは…」
 イラつく…、その話が通じないのかこのバカは、その気の弱そうな態度も気に障るが、なにより兄さんを名前で呼ぶのが許せない。
「兄なら居ません」
「そう、ですか…じゃあまた来ます…」
 また来る? そんなこと許さない。
「すいません。御用はなんですか? 後で兄に伝えておきますから」
「ぃ、いえ、いいです…」
「ッ私は言ってくださいって言ってるんですけど…?」
 なんなのだろう。ちゃんと教育を受けてないのだろうか?
 会話さえまともに出来ないなんて、早く目の前から消えてほしい。でもまだ駄目だ、兄さんが帰ってくる前にコイツがまた来ないようにしなきゃ。
 言葉に自然に力が入る。
「その…」
「妹の私に言えないようなことなんですか?」
「いえ…! そんなことは、無いです。ただ、このノートを返したくて…」
「…そうですか。では渡してください。私から兄に返しておきますから」
 目に抱えられているノートの手を掛けようとする。
「あっ…!」
 でも、桜崎という名前のバカ一歩二歩と後ろに下がって私にノートを渡そうとしない。
 奥歯が砕けそうだ。
 辛うじてしている笑顔が解けそうだ。

560 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/20(日) 13:24:42 ID:AIgJIl/O]
「こ、これはその…明人さんに直接会って渡したいというか」
「私から渡したほうが早いです」
「…お礼を言いたいんです…だから」
「兄はもしかしたらそのノートがなくて困っているかも知れないんですよ。もし、そうだったらどうするんですか」
 ここでそのノートを持って帰られたら、明日その口実で来る気だ。
 今の内に取り返して置かないと。
「そ、それは…」
「渡してください」
「じゃ、じゃあこで待ちま…」
「渡してくださいと言っているんです!!」
 素早く間を詰めて私はノートを奪い取る。
 少し声が荒いでしまったが仕方ない。この女が渡さないから悪いんだ。
「あ!」
「なんですか?」
「ぁ…ぅ…なんでも…ないです。か、帰ります」
「…お気をつけて」
 桜崎が見えなくなるまで見守り、私は玄関へと戻った。
 いい気味だ。私と兄さんの空間に土足で入ろうとするからこうなる。
 少し、疲れました。
 兄さんも多分もう少しで帰ってくると思いますし、居間で休んで…。
「あれ…?」
 足に力が入らない。力んだせいかな、このままじゃ兄さんに迷惑が。
 でもしばらくしても、倒れたときの衝撃は無かった。
 逆に何かに支えられるてる様な感覚があった。
「なにしてんだ由真、こんなところで、体調が悪化したらどうするんだ」
「…兄さんにもっと、構ってもらえます」
「バカ」
「バカです。すいません」
 ああ、優しい兄さん。
 大好きです。愛しています。これからもずっと傍にいてくださいね。



561 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/20(日) 13:25:37 ID:AIgJIl/O]
ふう、さて、今度はガンツを読まないようにしきゃ。でも新刊が…

562 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/20(日) 19:25:39 ID:U38M3YhI]
GJだがキモウトスレ向きだな

563 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/20(日) 19:48:13 ID:YToq2ENT]
GJ!

564 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/20(日) 20:21:53 ID:Ph82g0KM]
黒いなw
だ が 、 そ れ が い い

565 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/20(日) 21:04:45 ID:RcBxyhhy]
確かにキモウトだな。
だがGJ!

566 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/20(日) 23:25:22 ID:SvOGBNZT]
キモウトか。そんなスレがあったんだ。
GJ。良い感じだった。

567 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/21(月) 02:06:36 ID:h7azsM9c]
超GJ!
>>562確かにそうだがここにも投下しないとここが落ちてしまう

568 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/21(月) 16:31:31 ID:cj82mxuK]
それもそうだ

569 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/23(水) 19:44:40 ID:RWD29QOc]
兄貴ぃ

570 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/23(水) 19:49:09 ID:rfE1xLW3]
呼んだか?



571 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/24(木) 20:52:29 ID:FhcS70lo]
どこ行ってたんだよ。バカ!

572 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/24(木) 23:47:03 ID:mltrzi/Q]
いきなりですが、保守がわりに投稿させて頂きます。
それなりに長いです。レスをいくつか頂きます。それではよろしくお願いします。

============
はぁ…はぁ…はぁ…

ここは妹、沙姫の部屋。左手には小学生とは思えない程ませた下着、右手は自らのモノ。

はぁ…はぁ…はぁ…

背徳的で淫媚な行為。
その事が自らを高ぶらせて行く。

(ここに…沙姫のまんこが…)

夢中になって嗅ぎ回し自らをしごきたてる。

(うっ…あ…出る…)

絶頂を迎え、白濁液が出るまさにその時。

573 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/24(木) 23:48:16 ID:mltrzi/Q]
「お兄ちゃん、人の部屋で何やってんの?」

「えっ!?あっ…」


ドビュ!ビュルッ!ビュルルッ!

いきなりの出来事で思わず放精してしまう。

「あ、沙姫!?…違うんだ…これは…」

とっさの弁解をするも逃げようもない。
なにせ、右手には自らの息子、左手には下着、床には飛び散った精子があるのだから。

きっと泣き叫ばれて親を呼ばれて終わりだ…。そう思った。

しかし、沙姫の口から発された言葉は予想外だった。

「うっわ、お兄ちゃん人の部屋でオナニーするとか、もしかして変態?」

ニヤニヤと小悪魔的な笑いを顔に浮かべ、問う。
あまりに予想外の発言に僕は言葉を失ってしまう。

「え…あ…?」

口から発されたのは言葉にならないうめき声。

「だーかーらー人の部屋で、あたしの下着使ってオナニーしてたの?って聞いてるの。」


574 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/24(木) 23:53:09 ID:mltrzi/Q]
「お、おまえ…今なんて…?」

「え?オナニー?それくらい今時の小学生なら誰でも知ってるよぉ?」

知っている事が普通であるような口振り。

「もしかして、知らないって思ってた?最近の小学生は進んでるんだよぉ…?だって…」

沙姫はなぜか悩むような素振りを見せたような…気がした。顔も若干紅潮しているだろうか?

「…せっくすだってしてるんだよ?」

せっくす?今、なんて言った?セックス?

「えっ?お兄ちゃん、もしかしてまだどーてい?」

いきなりの核心をついた質問に僕はたじろぐ。

「えっ…あっ…それはその…」

思わず口籠もってしまう。こういう時に僕だって、セックスの一回や二回!と言えない自分が情けない。
反論しないのを肯定と受け取ったみたいだ。沙姫はにやっと笑って更に言う。



575 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/24(木) 23:54:06 ID:mltrzi/Q]
「えー…お兄ちゃん大学生にもなってどーていなのぉ?なっさけなーい」

沙姫の軽蔑するような目。兄として情けないはずなのに、悔しいはずなのに…。
「え…なにお兄ちゃん、おちんちんぼっきしてる…?あたしに馬鹿にされてこーふんしたの?」

うっ…全くめざとい。

「あ、いや…これは…」

咄嗟に手でモノを隠すが、いまや大きくそそり立ったそれを隠せるはずもなかった。
沙姫はますますニヤニヤ笑う。

「へーお兄ちゃんってマゾの人だったんだぁ…。」

くすくす笑いながら見下ろすようにしゃがんだ僕を覗き込む。
その背徳的な状況に僕の何かが壊れかけているのを感じた。



576 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/24(木) 23:55:13 ID:mltrzi/Q]
「くすくす…どんどんおっきくなってるよぉ?やっぱりマゾ確定だね?」

沙姫の一言一言がとてもいやらしく、色っぽく感じる…。
そこに立つのは小学生としての、妹としての沙姫ではなくむしろ女王様としての沙姫のようにさえ感じられた。

「ねぇ、お兄ちゃん?」

「は、はいっ!」

思わず敬語で答えてしまう。

「ふふっ…ねぇ、あたしの下着のにおい、大好きなんだよね?小学生が今日1日しっかりしみ込ませてきた汗のにおい、直接嗅ぎ回したいんだよね?」

大胆過ぎる沙姫の発言が、僕の脳を溶かしていく。
でも…沙姫は妹で。そんな事は許されない。

「あは…迷ってるんだ?それじゃあ…」

そう言うと、ゆっくりスカートの裾に手を伸ばして…そのまま捲り上げていく。
「ほら…今日はピンクだよ…?お兄ちゃん…」



577 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/24(木) 23:59:08 ID:mltrzi/Q]
壊れた。それは音もなく崩れ去った。ただ、あとに残ったのは動物的な本能だけだ。

這うようにして沙姫に近づくと、その透き通るような太ももの間に顔を突っ込む。そして夢中で嗅ぎ、むしゃぶる。

「あはっ!お兄ちゃんたらわんちゃんみたい…。そんなに沙姫の下着のにおいがすきなのぉ…?」

「はっ…好き…ですっ…沙姫…様のおまんこのにおい…大好きですっ…!」

痺れるような魔性の香りを必死に吸い込みながら、左手は素早くナニを擦り上げる。

「お兄ちゃんたら…夢中だね…?そろそろイっちゃいそうなんだよね?」

「あぁ…イきます…イきます…」

最早、満足に声にもならない。

「かけてぇ…お兄ちゃんのせーしぃ…いっぱい沙姫までとばしてぇ…」

「で、出る…あ、うっ!」
ビュルルッ!ドピャ!ドピュ!!

異常な興奮でたぎった精は勢い良く放たれる。

「きゃっ!すごーい!あたしの顔まで届いたぁ!…これがお兄ちゃんのせーしの味…。苦くて濃い…。」

沙姫は顔にまで飛んだ精液を丁寧に舐め取っていく。その仕草はなんともいやらしく、また僕を昂ぶらせる。

「わっ…!お兄ちゃんたら2回も出したのにまだ納まらないんだね?えへっ…それじゃあ…」


578 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/25(金) 00:00:41 ID:VlOQ3eUr]
僕は目の前の出来事が信じられなかった。
沙姫は僕の射精で汚れた下着をゆっくり脱いでゆく。
それはいつも妄想した、夢。妹で小学生の沙姫の秘所。つるつるでふっくらしていてすでにぬらぬらと濡れている。

「お兄ちゃんがいつも妄想して抜いてた沙姫のおまんこ…どお…?こーふん、する?」

「興奮します…すごく…ぁ…はぁ…」

しないはずがなかった。夢にまで見た沙姫の…。

「お兄ちゃん、よだれでちゃいそうだね…?そんなに見たいんだ…。じゃあ見せてあげる…。」

そう言うと、指で幼い秘所を拡げて見せる。

「えへへ…沙姫のおまんこ…もうぬれぬれだよぉ…。クリもおっきくて…はぁん!」

クチュクチュといやらしい音をたてながら、僕の目の前で沙姫はオナニーをしはじめる。

「クリちゃん…ぷっくりふくれて…あん…気持ちいい…」

沙姫のオナニーはとてもいやらしくて。僕の僅かな理性を崩すには十分過ぎた。
「お兄ちゃん…そろそろ沙姫のおまんこにぃ…おちんちん…入れたいよね…?
ちゃんと入れたいって言えたら入れさせたげる…。」
もう僕に躊躇う必要なんか無かった。

「沙姫、様ぁ…そのおまんこに…僕のちんこ…入れさせて下さい…」

「ふふっ…よく言えましたぁ…♪」

そのままベッドの上に寝っ転がると、大きく足を開いて言った。

「入れてぇ…お兄ちゃんのどーていおちんぽぉ…沙姫が筆下ろしさせてあげるぅ…」


579 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/25(金) 00:02:01 ID:VlOQ3eUr]
「あああっ…沙姫!沙姫ぃ!」

ヌリュ!!ジュプゥ…

「入ってきたぁ…お兄ちゃんのおちんぽ…沙姫のおまんこにいっぱいきたぁ…!」

もう、なにも考えられなかった。ただ、本能に任せてひたすら腰を振るだけだ。
「あん!お兄ちゃん…どーていでほーけーのくせにっ!くぅん…固くてりっぱなんだからぁ…!」

「沙姫っ!沙姫のまんこやばいよ!気持ちいっ…!!」

「沙姫もぉ…!お兄ちゃんのかわかぶりおちんちんがぁ…あばれてるぅ…っ!」
「沙姫!イくっ!出るっ…!」

「出してっ!お兄ちゃんのせーし!沙姫の膣でどぴゅどぴゅしてぇ!」

ドビュ!ブビュルル!!ピュパッ!

今日3回目とは思えないほど、熱く大量の精を発射する。

「すごい…お兄ちゃんの精液が…沙姫のお腹…いっぱい…」

「はぁ…はぁ…さ、沙姫…」

「えへっ…お兄ちゃんのおちんちん、すっごくよかったよ…。どう?憧れの小学生のおまんこで筆下ろし出来て…」

「はぁ…はぁ…最高、です…」

「じゃあこれからもお兄ちゃんは沙姫のドレイだね♪」

これからが楽しみだなんてやっぱり僕はマゾで変態だ。でもこれでいい。幸せでエッチで、満たされているのだから。

580 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/25(金) 00:04:04 ID:VlOQ3eUr]
後書き。

いきなりの投下、失礼致しました。

会話の不自然さや同じ言い回しを多用してしまったり…ぐだぐだでしたが楽しんで下さった方がいらっしゃれば幸いです。

失礼致しました。



581 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/25(金) 16:47:01 ID:nit2h+Zr]
おっきしたのでall OK

582 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/25(金) 18:01:07 ID:l+laxsFj]
>>580
いやいや、GJ!ですよ。
堪能させて頂きましたよ。私も少々マゾっ気があるものでして……

583 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/25(金) 21:18:15 ID:qYlE3pn0]
Sな妹か。あまり見ないタイプだ
GJ!

584 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/27(日) 00:52:25 ID:h1gL2XMm]
てすと

585 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/27(日) 01:02:58 ID:h1gL2XMm]
書き込みが出来なくなったり今日になったら出来たりなんだろ。
これじゃ投下も出来ないし由真ちゃん書けね。

なにか代理で書き込みしてもらう方法ないもんか…。
>>562から>>567の方、今日まで言えなかったけどGJありがとう。


586 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/27(日) 11:59:59 ID:3K0IbcRJ]
最悪下の掲示板の連絡用スレッドに投稿して、そこから他人にこのスレに
代理投稿してもらう手もあるかね。

jbbs.livedoor.jp/otaku/2051/#4
エロパロ板SS投下専用掲示板

587 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/27(日) 12:09:00 ID:3K0IbcRJ]
>580
沙姫……おちんちんおっきした。GJ

588 名前:572 mailto:sage [2007/05/27(日) 20:32:55 ID:nohpQz9T]
コメント下さった皆様、ありがとうございます。

至らぬ点も多々あったと思いますが、おっきして下さったようで何よりです。

次回は…Mな妹ですかね?

では失礼致しました。

589 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/27(日) 23:16:43 ID:zgfX4LYL]
ハァハァ・・・
Sな妹GJ!

ところで普段はクールだけど、変態兄上の前ではツンデレ発揮。
なんて妹モノ書いてるんですが需要あるでしょうか・・・?

590 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/27(日) 23:25:09 ID:0Sooxp1o]
たりめーだ!



591 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/28(月) 00:03:53 ID:IUEGzxD+]
ちょーぜーつっ……щ(゚Д゚щ)カモォォォン !!

592 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/28(月) 13:26:42 ID:Z1xYFbd5]
wktkwktkwktk
wktkwktkwktk
wktkwktkwktk
wktk産業

593 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/30(水) 17:47:29 ID:PLgz0HC+]
マダー(・∀・)wktk

594 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/30(水) 20:50:23 ID:nTlqoQRR]
俺は巨乳を使い手なんだが、相手が残念な事に貧乳ツンデレ妹を使ってきたので「お前それでいいのか?」と聞くと「なに勝手にナデナデしてきてるの?」と言われた。
俺の妹は兄の心をくすぐる熟練者なのだが俺がいつも「もぅ・・おにいちゃんのばかあ!」と言わせてるので気の毒になって聞いたんだが、「お前俺のブカブカTシャツでボコるわ・・」と
妹の帰宅直後にカカッと玄関までダッシュして荷物持ってやったら、多分リアルでビビッたんだろうな、動きが堅くなってたから一気に空中に飛んだら俺を見失ってたから、背後に回って肩に積もってた雪を払いながらはだけてたマフラーを直してやった
俺は「このまま自分の部屋に戻ってもいいんだが?」と言うとようやく焦ってバッグの中からおみやげを投げてきた。
俺はそれを「それもう持ってるから」で回避。これは一歩間違うと妹が涙を流しながら2階にあがってゆくという隠し技なので後ろのばあちゃんが拍手した。
俺が「うるさい、気が散る。一瞬の油断が妹フラグ」というとばあちゃんは黙った。
妹のアタックも虚しく既に時間切れ 心のガードを固めた俺に隙はなかった。


595 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/30(水) 20:55:02 ID:nTlqoQRR]
たまに来る心のガードでは防げない「私たちね、ほんとは兄妹じゃないんだよ・・?」も「それなんてエロゲ?」で回避。終わる頃にはボロボロにされた茶髪のツインテールがいた。

596 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/30(水) 21:15:11 ID:HS3I2NJi]
ツンデレ妹カワイソスw
ダメージは加速したが無いのが惜しいけど

597 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/30(水) 23:14:52 ID:PLgz0HC+]
なんだこれwww
何が起こったw

598 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/31(木) 00:11:20 ID:F4fSFW1A]
改良版

俺はふたなりショタを使い手なんだが妹が残念な事に貧乳ツンデレを
使ってきたので「お前それで良いのか?」と言うと
「何いきなりナデナデしてきてるわけ?」と言われた。
俺の妹がツンデレの熟練者なのだが俺はいつも
「おにいちゃんのえっち・・」と言わせてるので相手が
気の毒になったので聞いただけなんだがむかついたので
「お前ナデナデでボコるわ・・」と言って妹の帰宅直後に
そっぽ向いて荷物持ってやったら多分リアルでキュンとしちゃったんだろうな、、
ほっぺ赤らめてたから、キャンセルしてカカッっとダッシュしながら
おかえりのチューしたらかなり照れてた。

599 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/31(木) 00:26:45 ID:F4fSFW1A]
俺は一気にドアを閉めたんだけど妹が硬直してて
俺の動きを見失ってたのか、動いてなかったから
肩に積もった雪を払った上についげきの
マフラーまき直しでさらに好感度は加速した。
わざと距離をとり「俺はこのまま部屋に戻ってもいいんだが?」
というとようやく真っ赤な顔してなんかバッグからおみやげ出してきた
おれは「それもっちょるから」で回避、
これは一歩間違うと泣き出して2階にあがってしまう
隠し技なので後ろのばあちゃんが拍手し出した
おれは「うるさい、気が散る。一瞬の油断が妹フラグ」
と言うとばあちゃんは黙った。
妹は必死にアピールしてくるが時既に時間切れ、
心のガードを固めた俺にスキはなかった
たまにくる心のガードでは防げない
「私たちね、ほんとは兄妹じゃないんだよ・・?」も
「それなんてエロゲ?」で撃退
終わる頃にはズタズタにされた茶髪のツインテールがいた。

600 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/31(木) 00:43:38 ID:ATf+/6jI]
エロゲでな に が わ る い!?



601 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/31(木) 01:03:43 ID:NCIxBMBW]
リアルでシスコンやってる俺が来ましたよ

602 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/31(木) 01:12:27 ID:0euq5/yU]
ばあちゃんwww

603 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/31(木) 07:27:48 ID:LkpI8Y2+]
これか、元ネタ知らなかった。改変前から支離滅裂だったとは。

www.geocities.jp/burontosan/right.html#6

604 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/31(木) 08:52:39 ID:DYK+MQP2]
ギルティやってる人にとっても意味不明な展開だからな
確か動画版もあった希ガス

605 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/31(木) 11:01:01 ID:k5ml3nr4]
>>594を縦読みすると俺のターンばっかw

606 名前:589 mailto:sage [2007/05/31(木) 20:49:05 ID:M4b2ZTjD]
ちょっw すみません、まさか反応貰えるとは・・・
こちらの事情で投下が遅れそうです、マジですんませんorz



607 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/31(木) 21:26:26 ID:0euq5/yU]
待つよ〜
全然待つよ〜

608 名前:名無しさん@ピンキー [2007/06/02(土) 10:47:20 ID:H6C/0No8]
隣の家の子の買い物に付き合った
店の端から「おにいちゃーん」と大きな声で呼ばれた
男達の視線は その子ではなく
なぜか俺にあつまった

609 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/02(土) 12:27:00 ID:pm2/Ozhv]
>>608
おにいちゃーん!
ではなく
兄ちゃん兄ちゃん
だったら…あれ?やっぱりダメだ

610 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/02(土) 18:39:48 ID:zc42Wu8q]
そういうや昔コンビニとかで妹の買いもんに付き合ってて
妹に呼ばれた時の周囲の視線って、当時は思いも寄らなかった要素のせいか



611 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/02(土) 23:21:40 ID:BcyYTTww]
世知辛い世の中よのう

612 名前:名無しさん@ピンキー [2007/06/05(火) 00:50:31 ID:z1ihtzcs]
おにぃちゅん…

613 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/05(火) 02:18:53 ID:Yc4qoYa6]
こ  れ  は  新  し  い!
雀兄妹擬人化!

614 名前:名無しさん@ピンキー mailto:孕age [2007/06/06(水) 00:40:54 ID:av1hXDT0]
毎朝のように庭先でうるさいのは兄妹で愛を語り合っているからか……


それでもうるさいわっっ!!

615 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/06(水) 03:36:30 ID:hv5Kqgq9]
もしやそういう話を執筆中?w
全裸でいつまでもワクテカしながら待ってますYO!

616 名前:612 mailto:sage [2007/06/06(水) 08:37:13 ID:Ze+RHHof]
ウチの学校のxchatで流行ってるだけです。
ぬかwktkさせてスマソ(´・ω・`)

617 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/07(木) 23:29:34 ID:/iLtSi0w]
『おにいちゅん』?
なにそれ? そう呼んでほしいの?
いつもの『兄様』じゃ、だめ?
う…、イジワル。
えっ、ヤダ…。シテ欲しいよぅ。
わ、わかったからっ。
お…、おにいちゅん、いつもみたいにワタシにえっちなコトして下さいっ。
んちゅっ、……ぅん、っはぁん…。
っひゃぅん!
うぅ、兄さ、…おにいちゅんがイケナイんだもん…。
えへへ、おにいちゅんってなんかえっちな響きかも。え、もう? うん。じゃあ挿入れるよ?
んっ……はぁっ……。
ぅ……ん、は…ん、……ぁぅ。
……はぁ、きもちイイよぅ。
うん。いいよ、動いて…。
……はぅ、……んっ。
…あっ、ちょ、は、げしい、か、も…。
んっ、ん、はっ、やっ、だっ、こっ、えっ、でっ、ちゃっ!
わっ、やっ、も、イクっ、イッ、ちゃ、うっ!
あっ、あっ、あっ、イッ、イクっ、っあっ……。

はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……。
……うん。また明日もえっちしようね、おにいちゅん。



こんなのが出てきた。俺の頭はくさってるな。

618 名前:名無しさん@ピンキー mailto:孕age [2007/06/07(木) 23:55:44 ID:6klifY5i]
「ダメッ! 今は産卵期なんだから、いまおにいちゅんと交尾したら子育てしなきゃいけなくなるでしょ」

こんなのしか出てこない俺の方がくさってる

619 名前:612 mailto:sage [2007/06/08(金) 00:16:12 ID:LnadLOUl]
>>617-618
おまいらGJwww

620 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/08(金) 00:27:45 ID:Vl7B8km+]
>>617-618の発想力に真剣に嫉妬



621 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/08(金) 04:50:01 ID:7oFYgO52]
>>617-618
抜いたぜGJww

622 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/08(金) 05:00:44 ID:HOyifDtd]
>>617腐りかけのほうが肉は上手いぜ、GJ!

>>618ここまで短くても保存した、GJ!

623 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/08(金) 13:21:16 ID:HOyifDtd]
「ねぇ… おにぃちゅん、おくちにチュンして」

「ああん、だめよぉ。舌を入れるのはズルイよ、おにぃちゅん」

「…ふぅ、今度はおっぱいにチュンするの?」

「ちゅぅぅん、下着が汚れるよぉ〜」

「らめぇ、もうかまんれきなぃ
 おにぃちゅん、ナマれいいから ちゅんちゅんしてぇぇ」



やっぱり俺れもくさってた orz

624 名前:名無しさん@ピンキー [2007/06/08(金) 17:58:52 ID:Dmx0rQve]
かゆ
うま

625 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/09(土) 14:01:53 ID:nQuR5Xrv]
「ね〜お兄ちゃん。お○んこって何?」
ブッ……!
 思わずりんごジュースを吹きこぼす俺。妹はなおも聞き続ける。
「クラスの男子が馬鹿にするんだよ! 『お○んこも知らないんじゃ
この先生きていけないだろ〜』『みんな持ってるよ』とか言ってからかうの!
お兄ちゃん。教えて」
「辞書にも載ってないんだよ! 大体お○んこなんて……」
 フリーズ! プリーズ誰かこの子を止めて!!

 その後、意味を知った妹が恥ずかしがり、赤面するのは
お約束。その時隣に車が猛スピードで通り抜け、兄は妹の手を取って引き寄せた。
 戸惑い、胸が熱くなる妹。思わずもれる声。「あっ」
 妹を引っ張らなかったら、車に接触していたかもしれない。
「急に手引っ張ってごめんな」「あっ、えっ、あの……車が悪いから」妹は兄の胸元から
離れる事さえ忘れ、上に顔を向けて顔を綻ばせた。「ちょっとドキッとしちゃったけど」
「うん……。あ、ごめん」兄は妹の手を離した。さっきからずっと握りっぱなしだった。
これでは妹は離れられない。兄が手を離すと妹はさらに赤面し、兄から少し離れた。
「ねえ、お兄ちゃん。手繋がなくなったのって、いつだったっけ?」
「ん〜、すまん。忘れた」
「酷いッ!」
 妹は瞬時に顔を曇らせて、抗議した。
「私、お兄ちゃんと手繋いで登校してからかわれたんだよ!? 覚えてないの?」
 そういえばそうだった。
 俺は親の代わりに入学式に出席する事となり、妹と手を繋いで中学校の正門をくぐった。
その時、はやしたてる男子の声が聞こえてきたのだ。「中学にもなって兄貴同伴かよ。ガ
キだなぁ〜」「いやいや彼氏だよウン、間違いない」「パパだろパパ。顔がいやらしい」
「ウン」三名の男子は頷きあい、妹の周囲にたむろった。男子の一人、リーゼント小僧が
聞いてきた。「お前、非処女?」
 その時には俺の我慢が限界に達し、思わず手が出てしまった。右拳が男子生徒の頬を打
った。確かな手応えの後、リーゼントは声を立てずに左横に吹っ飛んだ。

626 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/09(土) 14:02:42 ID:nQuR5Xrv]
 その後、三名との喧嘩が始まった。繰り出される蹴りやパンチをかわし、俺は次々に三
人の生徒を倒していった。三人目が降参した時、教師が駆けつけてきて怒声をあげていた。

 冷静なようでいて喧嘩っ早い俺とおろおろする妹は、入学式前に教育指導室に連れて行
かれた。
「すみません」
 俺は平謝りした。申し訳なさそうに付き添う妹。説教をした教師は、「次はないぞ」と
念を押した。

 それから、兄は妹に干渉しないようにし、妹は兄に頼る事をやめた。いつも甘えてべっ
たりだった妹は兄に手を繋いでもらう事もやめ、兄は妹に喧嘩はしないと約束した。
 そして一年が過ぎた。
 妹の知る限り、この一年間兄は喧嘩をしてこなかった。その代わり兄と触れ合う時間は
確実に減っていった。兄は部活とレポートと遊びで忙しく、妹は学校と部活で忙しくなっ
ていた。二人で買い物するのも久しぶりだったのだ。


「あ……うん。思い出した」
 兄は目を細めて言った。
「お前を不細工だとか言ってた奴らを殴った、あれだろ」
「不細工なんて言われてません」
 イーッと歯を剥き出して反論すると、兄は微笑んだ。「そうだっけ」
 その笑顔がやけに眩しくて、直視できなかった。
 一年前、あの男子生徒ら言われた誹謗中傷は、「お兄様とはもういたしたの?」「義理
だから大丈夫だよね、ヤっても」「中出しさえしなけりゃ」「で、どっちが最初に誘惑し
たの?」などだった。
 ありえない暴言を吐く彼らは、人間には見えなかった。呆然としていると、兄がいつの
まにか殴りかかっていた。暴言を言われた私以上に、兄は怒った。その兄があの事を忘れ
るはずがない。私に気を使って、あえて言わなかったのかもしれない。
「ねぇねぇ、忘れんぼさん?」

627 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/09(土) 14:04:14 ID:nQuR5Xrv]
 やや上擦った口調で兄に問いかけた。兄はギョッとして私を見た。
「俺のことかよ」
「うん。もちろん」
 いつものように、軽い感じで言った。「手、繋ご?」
「嫌だ」
 兄は断った。「何でよ?」
「恥ずかしい」
 思わず兄をジト目で睨んでいた。「一年前まで率先して私の手を引いて歩いていた人の
発言とは思えないですわ、ですわ〜」
「あれはお前がガキだったから」
「今だってガキだもんッ!!」
「違う」
「違わないもん、ガキでガキでどーしょーもないガキだもん。お兄ちゃんと手繋ぎたいも
ん。仕方ないじゃない。お兄ちゃんがす……好きだから!」
 兄に抱きついた。体ごとぶつかっていき、両手を兄の背中に廻した。
 がっしりとした体躯の兄を、離したくなかった。兄の胸元に頬が触れ、私の胸が惜しげ
もなく兄の腹を圧迫した。兄は硬直した。
「は、離せ」
「嫌」
 断固として断った。「手離したらもう二度と会えないよ。だってお兄ちゃん私の事避け
てるもん」
「避けてない。つーかモンモン言うなよ」
 兄がおどけて言う。
「私の勝手だもんッ!」
 兄はしばし、言葉をなくした。何を言っても意味がないと分かったのだろう。
 それから何分ぐらいだろうか。私と兄は体をくっつけていた。
 秋空を枯葉が舞い、風に乗って二人のもとに降りてくる。幾枚もの葉が車道に落ちる間、
兄の体をひっしと抱きとめていた。
 あまり車の通らない道を、夕陽が差している。隣接する家屋の窓ガラスを赤く照らして
いた。

628 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/09(土) 14:05:35 ID:nQuR5Xrv]
 綺麗な夕焼けだった。ベールを掛けたかのような薄い雲が空を覆い、東に向かって流れ
てゆく。風は強くない。だが胸が熱いのはなぜだろう。
 兄との関係がどんどん疎遠になっていく気がして、怖かった。
「帰るぞ」
 兄の声が聞こえた。私は自然と手を腰から離し、兄を見つめる。兄は怒ってはいないよ
うだった。だがお互い言うべき言葉は出てこない。
「手ぐらい繋いでやるよ」
 ひょい、と右手を出してきた。「ぐらい」という言い方が気になったが、素直に左手を
兄の掌に乗せた。
 大きな手だ。私より2センチ以上大きい。
「お兄ちゃん」
「何だよ」
 心なしか、兄の頬は赤らんで見える。
「手、おっきくなったね」
「かわんねえよ、そんなに」
「成長したんだね」
「ナマ言うな。変わんねえさ」
「ううん」
 どういうわけか、嬉しくなった。理由は分からない。だけど、とても嬉しくなったのだ。
胸が熱くなり、顔を綻ばせて言った。
「お兄ちゃん。家まで手、離さないからね」
 その時の兄の顔は忘れられない。
 嬉しそうでいて困ったような、何ともいえない表情だったのだ。

629 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/09(土) 14:09:50 ID:nQuR5Xrv]
以上、某所に載せた二人の物語でした。
今連載しているものとは無関係です。ご了承ください。

630 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/09(土) 20:53:09 ID:fy612enu]
>>629







631 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/09(土) 21:11:17 ID:pztUYNWp]
某所は分からないがGJ!

632 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/10(日) 10:18:35 ID:jTGycOFf]
私の目の前にお弁当箱がある
たった今おかずを詰め込んだところで
あとは蓋をするだけ
蓋をするだけで良いのだけど……

昨晩のこと
「飽きた」と兄が言う
「何が?」と私が答える
「お昼いつもパンなんだよね。いい加減飽きた」
私の家は母子家庭でお昼は各自で調達しなければいけない
母にお弁当を作る手間をかけさせないためだ
「そだね、あと御握りとか代わり映えしないよね」
「そうなんだよ。こう何て言うかたまには温かみのある食事がしたいんだよ」
嘆きながらそう言う
本当に大げさなんだから
「それはパン作ってくれる人に失礼だよ」私は苦笑しながら答えこう続けた
「お弁当くらいなら私が作ろうか?」
何気なく言った一言だった
だだの思いつきで
でも兄には以外だったらしく
「えっなに、お前料理とかできるの?」と
私に詰め寄ってくる
そんなに驚くことなの?ひどいなぁ
「う、うん少しくらいなら、お母さんを手伝ってるから」
「是非ともお願いします」
こうして私は明日のお弁当を作ることになった

633 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/10(日) 10:20:52 ID:jTGycOFf]
そして今
私の目の前にお弁当箱がある
別に失敗してしまった訳ではない
少しと言ったが実は結構自信があったりする
本当に上手く出来た
から揚げも卵焼きもポテトサラダもとっても美味しそう
美味しそうなのだけど……
ちょっとやり過ぎてしまった……
私はご飯の上にかかっているソレを見る
ソレはピンク色のさくらでんぶ
さくらでんぶ自体は問題じゃない
お弁当にはたまに入っているし
ただ、その自己主張の仕方が問題
ご飯の上で大きく目に痛いピンク色で形作っている
ハート型を
「あはは……」
さすがにやり過ぎたと思う
私は普通の兄妹より少しだけ兄に懐いている
少しだけブラコンかもしれない
「でもこれはちょっとね。恥ずかしいし」
こうして私の初めてのお弁当はお蔵入りになる
兄には「失敗した」といえば良いや
そこで、ふっとある考えが浮かぶ
もし兄がこのお弁当の蓋を開けたら
兄は何を思うのだろう……
何を感じるのだろう……

少し考えて私はお弁当を包み
それをを兄の席に置いた

634 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/10(日) 10:22:07 ID:jTGycOFf]
実はハート型のおかずは
ご飯の下に隠した
というのは兄がもし
彼女と一緒にいたとしたら
言い訳できなくなるから
彼女なんているかよ
兄はそういって苦笑したけど
信じられないから

弁当箱の底まで食べて
怒ったら終わり
笑ったら始まり
誰の? 誰にとっての?
もちろん──私にとっての

635 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/10(日) 10:27:22 ID:jTGycOFf]
兄が部活から帰ってきた。私は軽い感じで聞いてみた。
「弁当美味しかった?」
「驚いた。すげー美味かったよ」
「良かった」
そうじゃない。違う。本当に聞きたかったのは
ハートマークのさくらでんぶ、気づいた?
ってことなのに
「じゃあ、明日も作ってあげようか?」
兄の挙動が止まった。
「あ、うん」
「ど、どうしたの? やっぱり不味かった? ヤダな。まずいならまずいって言ってよね。もう作ら──」
違う。それじゃ駄目だ。
「もっと勉強するから、上手くなるから」
兄は、兄は言った。
「ごめん」
それが何を意味するか、分かった。
「俺好きな子がいてさ。その子と昼飯食いたいんだ。だからああいう冗談はこれっきりな」
冗談……?
「う、ん。分かった。だったらいい? 作っていい?」
「ああ。助かるよ……どうした?」
「何が」
「何泣いてんだよ。何か変な事言ったか?」
首を左右に振る。むりやり笑う。
「あっ、じゃさっそくお買い物してこようかな。今度はタコさんウインナー入れたいから」
兄に背を向けて声を作る。もうダメだ。
「おい」
「じゃ、行ってくる」
声が震えた。涙が零れた。
「バカ」
ドアを思いっきり閉めて、外に出た。
雨が降ってた。温かい雨だった。

636 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/10(日) 10:28:27 ID:jTGycOFf]
雨がこんなに温かいなんて知らなくて、ずっと空見上げてた。
通りすがりのオジサンの鼻歌が無性に心地よくて、また切なくなった。
大雨になった。雷雨だ。辺りに人がいなくなる。
雨だけだ。私と雨だけになった。
アスファルトから黄色い傘がバッと開いた。水玉の傘、赤い傘、黒い大きな傘。
色とりどりの傘が天道虫の背のように生まれた。
近所の小学生のせいだった。
傘の中に小学生が何人も隠れていた。この大雨の中、彼らは沢山の傘を広げて
城を作り、身体を折り曲げて傘の道を行き来した。時折無邪気な笑い声が聞こえ
てくる。仲良し同士で集まって、雨だろうが雷だろうが気にせず、好きなように遊び
倒す。
キュン、と胸が締めつけられた。
兄と一緒になって城を見つけたのを思い出したのだ。裏山の洞窟に兄と二人して
入っていって、怖くて帰りたいと言っても手を離してくれなかった兄。「遺跡がある
んだ」と鼻息を荒くして言う兄にそんなのどうでもいいよと言ったら怒られて、無理
やり連れていかされた。中学年の頃かもしれない。洞窟の奥にあった石碑に彫ら
れていた文字は、「おまんこ」だった。二人しておまんこって何と周囲に聞きまくり、
親にどやしつけられた。
「いいか。今日からここが俺たちの城だ」
言葉は力だから、言葉は魔法だから、単なる洞窟でさえ城になる。
私たちはプリンスとプリンセスになり、一日で国外退去させられた。家に強制送還
されたのだ。
あそこは危険だからと口をすっぱくして言う親をよそに、兄は私にこういった。
「未来の俺に、なんか送れよ」
タイムカプセルを作るというのだ。
「俺も未来のお前に送るから」
ルーズリーフ一枚分のメッセージと、当時流行っていたレアカードなどを缶に詰め
込んで、裏山の洞窟の奥深くに埋めた。それから一年も経たずに洞窟は土砂崩れ
で埋め立てられてしまった。つまり私たちの未来は閉ざされたわけだ。

雨が涙を洗い流す。買い物に出かけたことを忘れていた。今更何を作るという
のだろう。どんなに一生懸命作ったって、兄は同級生にそれを見せつつ、バカ
笑いしつつ、食べきるのだ。
ばかだな。分かってたはずだ。兄が誰かを好きだなんて。

637 名前:名無しさん@ピンキー [2007/06/10(日) 10:28:51 ID:dd05zWWm]
ちょっと兄を調教してきますね

638 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/10(日) 10:29:34 ID:jTGycOFf]
家に帰った私に、兄は大変なら弁当作らなくてもいいぞと言った。
兄なりの心遣いだった。でも私は断った。お料理が上手くなりたいから。
兄は無下に断らず、じゃあ明日から頼めるかと訊いてきた。私は頷いた。
「でもたまには弁当に悪戯書きしていい?」
兄の挙動がまたおかしくなった。
「『I LUV U』とか書いていい?」
兄は困惑して、「マジで?」と言ってきた。
「冗談っ!」私は笑った。
「あはっ、あはっ、あははははっ!」兄は何か不安を吹き飛ばそうと笑い続けた。
次の日、「お兄ちゃん好きだよ」とさくらでんぶで書いたメッセージを、兄は速攻
お箸でぐしゃぐしゃにしつつ苦笑いを浮かべたという。ご飯は食べる前からぐちゃ
ぐちゃ。目の前の女子は兄の行為に疑問符をつけて、兄はもっともらしくこう答え
たという。
「実は俺の親チョーおしどり夫婦でさ。父さんの弁当持ってきたんだよ」
「えっ? でも母子家庭じゃなかったの?」
「だっだっだだっだ」
兄妹揃って嘘が下手らしい。

639 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/10(日) 10:30:32 ID:jTGycOFf]
「で結局、妹さんに作ってもらってるんでしょ?」
 彼は頷く。「おいしい?」
 彼が大きく首を縦に振る。そのあまりの図太さ苦笑した。
「そっか」
 妹さんの悪戯は一週間に一回の割合であるらしい。今日お弁当に桜でんぶが仕掛
けられていたのが私にバレて、初めて事情を説明してくれた。妹さんが毎日お弁当
を作ってくれていて、たまにお弁当の中身に他人に見せられないような文字が書か
れてあるということ。やめるようにいっても「これは芸術なんだよ」と軽く拒否さ
れてしまうから最近では言うのも諦めていること。
 妹さんが兄離れできていないから悪戯するのだと、彼は結論付けていた。
「意味わかんねえだろ?」
 私は微笑んで、頷いた。
「うん。何でだろうね……ライバルは身内にあり、か」
「ん? 何が?」
 つい呟いてしまったらしい。私は急いで訂正した。
「ううん。何でもない。あ……私もお弁当、作ってきてあげようか?」
「えっ」
 彼が少し吃驚して、声を上げた。「駄目だよ。お前、今が一番大切な時だろ」
「大丈夫。たまにだったらいいでしょ? それくらいの時間、作るから」
「……」
「駄目?」
 彼は少し黙って、そして言った。
「駄目。お前凝り性だし、絶対無理するよ」
「し、しないもん」
「するよ」
 図星だった。私が気合を入れて料理するだろうことを、彼は見抜いていた。当
然だ。どうでもいい料理なんて作りたくない。どうせ作るなら、美味しい物を作
りたい。だけどそうするためには、準備が必要だ。慣れていない私には尚更、時
間が取られてしまうだろう。
 改めて彼の表情を見ても、許してくれそうにはなかった。
 その時、彼の声がした。
「お願いするにしても、一週間に一回くらいかな」
 いつのまにか、彼は口を緩めて笑っていた。なんというニヤけ顔。もともと
許すつもりだったかのような──
 その後、喜びのあまり彼に抱きついてしまったことを付記しておく。屋上とはいえ
他の学生もいたから、彼は恥ずかしかったに違いない。
 ごめんね。

640 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/10(日) 10:32:15 ID:jTGycOFf]
おまけ(兄に彼女がいなかったら.ver)

あれから一年が過ぎて、私達は高校生になった
私は相変わらずお弁当を作っている
兄は相変わらず弁当を忘れてゆく
だから朝、兄に告げる
「今日は入ってないから安心して」
その時の兄の顔がまた微妙で
妹を信じられないようなのだ
確かに、私もそういっては何度となく兄を騙し
特大のおかずを弁当箱の底に滑り込ませてきた
兄が口を半開きにさせて、妹を変な目で見るのはもっともだ
だけれど
私はそんな兄に笑いかける
「ちゃんと食べないと、元気つかないよ?」
赤面する兄を見て、小さく笑う

私達の関係は、もしかしたらずっと
このままかもしれないけれど、でも
いつか告白したい
その前に、兄が私を好きになってくれたらいいな
わざと忘れられた弁当箱を持って
兄の背中を追いかける
忘れ物だよ
バカ兄貴



641 名前: ◆26PKCMob6A mailto:sage [2007/06/10(日) 10:37:38 ID:jTGycOFf]
以上です。

632.633が別作者様の作品
634から自分が続きを書きました。同じく某所で書いたものです。

642 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/10(日) 17:36:12 ID:47NwIQQh]
転載?


643 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/10(日) 17:52:14 ID:ND5Amyfc]
リアルでブラコンの俺が通りますよ
一緒に住んでるお兄ちゃんが酔っ払って私の胸を掴んだ時、



言い訳しなかったらもっとさわさせてあげたのに…

644 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/10(日) 20:29:20 ID:dWd8J1H5]
「お兄ちゃん、好きだよ」
「えっ………」
突然の告白に固まる兄
「今、好きって言いました?」
「言ったよ。当然男としてお兄ちゃんが好きなんだからね。」
再度固まる兄。
「返事は急がなくていいよ。」
一言だけ言い残し、妹はリビングを出て自分の部屋に戻っていった。
兄は固まったままテレビをみつめていた…



コンコン
告白されてからしばらくして兄が妹の部屋をノックする。
「お兄ちゃん?入っていいよ〜」
ため息を一つつき、妹の部屋に入る。
「どうしたの?」
さっきの告白なんてなかったみたいに普通に答えるよ妹。
告白されたせいか、やたら意識して妹を見てしまう兄。
ベッドに座ってる妹がなんだかいやらしくみえた
「なんか目付きがやらしー」
「あっ、いやっ、そんなつもりじゃなくて…」
必要以上に慌てる兄。
「(あんなやらしー目で見てるなら案外いけるかも)ねぇお兄ちゃん、試してみる?」
「何を試すの?」
「もちろん…わ・た・し♪」
ベッドから降りてじらすみたいにゆっくり兄の方へ近づく。
兄の首へ手を回し、体を密着させて
「お兄ちゃん、大好き…んっ」
いきなりキスをしてきた


645 名前:名無し [2007/06/11(月) 01:15:58 ID:W7lDfodf]
続き続き!

646 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 02:33:02 ID:9tinpemc]
「んっ!……いきなり何を」
「お兄ちゃん、もしかしてファーストキス?ならラッキー♪次はもっとじっくり…ちゅっ」
弱々しい兄の抵抗を無視して行動を加速させる妹。
「んふ、あむぅ、んんぅ」
二回目のキスに驚き、少し開いた兄の口の隙間から舌を入れる。
いやらしいキスの音が静かな部屋を埋めていく
「ふはぁ…妹の熱烈なキスは美味しかったかなぁ?」
頬を少し赤らめて、熱に浮かされた感じで兄に訪ねた。
「ん!?」
兄からの突然のキスに目を丸くする妹。
でも、驚いたのは一瞬で兄に身を任せて自分は抱きついている腕の力を強めた。
兄からのキスを堪能したら次の行動に移る。
「手貸して?」
兄の手を取り、部屋着に着ているTシャツの上から自分の胸に兄の手を当てた。
「どぉ、そんなに大きくないけど柔らかいでしょ?」
「バッ、バカ!いくらなんでもやりすぎだろ…」
兄の抵抗はあくまで言葉のみで胸から手を放す様子はない。
「服の上からじゃいまひとつかな…なら」
兄の両手を掴み、Tシャツの中に手を導く。
「女の子の生の胸だよ?お兄ちゃんの好きに…あん!指動いてるね。好きなだけ揉んでいいよ♪」
妹の声も聞かず、胸の感触を夢中で楽しむ兄。
どんどん妹のペースに流されていく。


647 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 04:17:47 ID:9tinpemc]
「あっ、あぁ…」
胸を揉む度に出る妹の声が兄の理性を削ぎ落とす。
「お兄ちゃん、ちょっと痛い…」
胸を揉む手に力が入り、妹の体が少し引く。
それでも力を緩めないから少しずつ後ずさっていく。
「お兄ちゃん痛いよ…あっ!」
ジリジリと押されていき、ドサッとベッドに倒れる。
兄に押し倒された形になったが、それが兄の理性を完全に打ち砕いた。
「ひゃあ!おっ、お兄ちゃんいきなり…」
片手を胸に置いたまま妹の太股を撫でた。
太股を撫でた手がすぐさま妹のホットパンツの中に入る。
「あっ!」
体をビクッと反応させる妹。
Tシャツを捲り上げ、胸に吸いつきながら下を脱がしにかかる。
「乱暴だよ、お兄ちゃん」
そう言いながらも腰を浮かせて脱がせやすくする。
一気にパンツまで脱がされ、妹のソノ部分が露になる。
「さすがに恥ずかしいね…あぁぁっ!」
妹のソコを無遠慮に兄の指が撫でる。
長い時間キスや胸を揉んでいたことで、妹のソコはたっぷりと蜜を湛えさせていた。
「お兄ちゃん、ちょっと強すぎっ!はぁっ、少しだけ緩めてぇ!」
豆の部分を強めに擦られて軽くイキそうになる妹。
「はぁ、はぁ……お兄ちゃん、このままだと指だけでイッちゃうから、ね?」


648 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 04:29:04 ID:5xIcye0r]
支援

649 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 07:35:33 ID:8Sa9IFR4]
w-k-t-k

650 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 13:28:23 ID:9tinpemc]
妹は兄を脱がしにかかる。
兄の下半身をさらけださせ、兄のモノをいとおしそうにみつめた。
「ココにお兄ちゃんの入れて?」
「はぁ、はぁ、はぁ!」
荒い息のまま妹の卑猥な誘いに乗っていく。
妹が指す場所に自分のモノを当てがう。
「一気に奥まできて?躊躇っちゃダメだよ…」
もう我慢できないとばかりにおもいっきり妹の中に入っていく。
「あぁぁぁぁっ!」
少しでも冷静なら大きめな妹の悲鳴と痛さに歪める顔に気付くのだが兄は気付けなかった。
完全に欲に溺れ快楽のために腰を振る。
「あっ、いたっ…んぁぁぁっ!」
妹のやまない悲鳴も、痛さに耐えるために兄に抱きつく腕に力を込め背中にたてられた爪の痛さにも気付かない。
「お兄ちゃん、すごいぃっ!痛いけど気持ちいいよぉ!」
痛い中にある多少の快楽をみつけてそれに没頭する妹。
悲鳴をあげるほど痛いのに、兄を放さないように足を絡め兄との密着度を上げる。
「もっとぉ…もっとお兄ちゃんといっしょになりたいよぉ!」
どんどんペースが上がる兄の動きに必死に合わせようとする妹。
息を荒げながらひたすら妹を貪る兄。
「お兄ちゃん壊れるっ、壊れちゃう!」
限界まで自分のペースを上げ、身勝手に絶頂を向かえようとする兄。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃん!」
何度も何度も兄を呼ぶ妹。
そんな妹にたっぷりと自分の欲望を注いだ。
「お兄ちゃん、大好き…」
朦朧とする意識の中でなんとか呟く妹。
自分の欲の全てをはきだし、ようやく兄の動きが止まった。




651 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 14:22:57 ID:9tinpemc]
妹が初めてだったことに気付いたのは全部終わってからだった。
「えっと、その…ごめんなさい」
いたたまれなくなって謝る兄。
「お兄ちゃん、で、どうだった?」
興味津々といった顔で聞く妹。
「どうだったって…いや、なんといいますか…」
慌てる兄。
「いっぱい試したんだから教えてほしいなぁ〜。ね、お兄ちゃん?」
後ろから兄に抱きつく。
「だから、そういうのは!」
「もっとすごいこといっぱいしたよね♪」
「………」
返す言葉もない兄。
「それともまだ試し足りないのかな?なら、もっと試してもらわないと!」
「あっ、こら!やめろ…」



妹のお試し期間はしばらく続きそうだ…


652 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 18:58:18 ID:8Sa9IFR4]
インデナァイ
GJ!

653 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 19:52:45 ID:9tinpemc]
おもいつきだけでなんとなく書いた物なんでいたらない部分はご容赦を…


654 名前:真衣のにっき mailto:sage [2007/06/11(月) 22:38:54 ID:bx6W1i5P]
今日はおにいちゃんと二人で公園におさんぽにきたんだ!真衣はおにいちゃんがだ〜いすきなの!
でもおうちにいるときはだめ、っておにいちゃんがいうから、真衣、ちゃんとガマンしてるんだぁ。

ん?なに?おにいちゃん。え、ジュース買ってくれるの?やったぁ!

ゴクッゴクッゴクッ…

ふぅ〜っ!のどかわいてたから、いっきにのんじゃった。
次はおにいちゃんとジャングルジムにのぼるの。てっぺんまで競争だよ!

わ〜い!真衣の勝ち!真衣が勝ったからおにいちゃんがいいこと教えてくれるって!なにかな〜?
えっとーおまたの間にジャングルジムの棒をはさんでー前と後ろにこしをふればいいの?
えぇー変なのー
いいきもちになれる?
おにいちゃんがそんなに言うなら真衣、やってみよっかな。

…スリッ…スリッ…

あ、あれぇっ?なんかおまたの間がムズムズしてきた…んっ…ぁん…ゃだなんか変な声だしちゃうょ…

スリスリッ…スリスリッ…
ど、どうしようおにいちゃん、真衣おもらししちゃったみたい!おパンツがグショグショするよぉ!


655 名前:真衣のにっき 2ページめ mailto:sage [2007/06/11(月) 22:42:48 ID:bx6W1i5P]
真衣がそういったらおにいちゃんは大丈夫、って優しく言って、真衣をだっこして草むらの影につれてってくれたの。
やっぱりおにいちゃんは優しい!でもさっきのジュースでおしっこは今にもでそうだよぉ。

…ここで?やだっはずかしいよっ!

でもここの公園におトイレはなかったの。

おにいちゃんに見られてるとおしっこの入り口がドキドキしてなかなかでてこない。

あ、あ、でちゃう、あ、あぁぁぁぁ…

プシャァーちょろろろぉー
真衣のおまたの下にはちっちゃな水溜まりができちゃった。
おもらしなんて最近してなかったのに…ママに怒られちゃうかな…


656 名前:真衣のにっき 3ページめ mailto:sage [2007/06/11(月) 22:45:18 ID:bx6W1i5P]
なぁに、おにいちゃん。
え?そっちに寝ればいいの?

真衣がおにいちゃんの言うとおりにしたら、おにいちゃんは赤ちゃんにするみたいに真衣のパンツを脱がせて足をつかんであげたの。
いやっ、離してぇおにいちゃん!真衣おしっこふいてないから汚いよぉ!はずかしいよぉ!見ちゃ、見ちゃダメぇ!

ふぇ…きれいに?どうやって?

…ペロォッ…ちゅぱぁっ…
ひあっん!ぁあんっ!らめ、おにいちゃん!真衣のおしっこついちゃうぅっ!
っぁあん!真衣おかしくなっちゃう!はぁぁんっ!
そこ食べちゃらめぇ!いっ!はぁっ…はぁんっ!

おにいちゃんは真衣の…真衣のおまんこにしゃぶりついてた。
…真衣、なんかうれしい!
…っはぁぁぁん!お、おにいちゃん!真衣、真衣なんかくるぅ!あたまがふあってぁぁんっ!おまんこ、真衣のぉあそこがじんじんするぅ…っ!っ真衣…おかしく…なっちゃうぅ!ぁぁ…っん……っはぁぁぁぁああああああんっ!!!


ここは…?真衣のベットの上だ…あれ?夢……だったのかなぁ?

あ、おにいちゃん。真衣そんなに寝てた?えへへ、ごめんなさ〜い。
あ、今日の夜ママたちいないんだっけ…
あれ?どうしたのおにいちゃん。あついの?パンツしかはいてないよ?


続く…?

657 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 23:10:07 ID:8Sa9IFR4]
続け…!

658 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/12(火) 04:39:46 ID:5fxe3rf3]
続きを希望するしかないでしょう

659 名前:名無しさん@ピンキー [2007/06/14(木) 17:04:39 ID:mhR7U/FU]
マダカナ(・∀・)

660 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/14(木) 19:20:06 ID:TSrRP5/Y]
妹「なにしてるの。 」
兄「うわッ!ビックリしたな〜 。お兄ちゃんは忙しいの。出て行って。」
妹「その手に持っているお姉さんと筆おろしと書いているDVD持って何するの?」
妹兄「・・・」
兄「こっ、これは来たる日に向けての勉強だよ。」
妹「お兄ちゃんってほんとオナニストで変態さんだね。」
兄「ヴァカやろ!!予習はきっちりしとくもんなんだよ!大体男は出さないと大変なんだ、朝から勝手に出るわ立ちっぱなしになるわブスでもかわいく見えるし、好きタイプとか関係なくなるし。」
妹「わっ私でもよくなってくること?」
兄「・・まぁな。・・なんか嬉しそうだな。」
妹「うん。えへへ〜私、お兄ちゃんとなら嫌じゃ無いよ。」
兄「それなんてエロゲ?」



661 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/14(木) 20:02:12 ID:UvIUNeI2]
それなんてエロゲ?>(=ω=.)
続くのか?小ネタなのか?ちょっと期待してみる

662 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/14(木) 21:32:24 ID:mhR7U/FU]
続きに期待(・∀・)

663 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/14(木) 21:56:22 ID:TSrRP5/Y]
兄「ハァ〜。」
妹「落込んでるの?お兄ちゃん?」
兄「ハァ〜。」
妹「何よ。しっかりしてよね、私が相談役になってあげるから、言ってみて。」
兄「・・じつは俺は異常らしい…。」
妹「なにを今更…いや誰がそんなこと?ひどいよね。」
兄「ツレとの会話を聞いて気付いたんだが普通精液の量は大サジ一杯ぐらいらしい、だが俺はいつもヤクルト一杯出るんだ!童貞卒業の時イク時も遠慮しなくてはならないなんて、悲し過ぎるだろ!!」
妹「お兄ちゃん…他の人はそうかも知れないけど、私はお兄ちゃん規格だから全部受け止めれるよ。」
兄「妹・・・。」
妹「うん。いいよ。 お兄ちゃん。」
兄「なんてエロゲ。」妹「…。」


スイマセン。最近のマイブーム。

664 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/15(金) 11:22:43 ID:sLP1dIlo]
妹「お兄ちゃん好き、大好きぃ、お兄ちゃんが、おナニし始めたのは、私がお兄ちゃんに告白してからだよね。それは私のこと気にしてだよね。知っているんだよ、時々私の名前言いながらしているとこ聞いてたんだ。」
兄「…。」
妹「私は嬉しかった。お兄ちゃんはすぐ変態さんみたいなこと言って私を避けようとしている様だけど、無断だよ。全部わかってる。もう我慢しなくてもいいよ。私の愛したお兄ちゃん…。」
ドサッ!!

665 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/15(金) 11:23:30 ID:sLP1dIlo]
妹「おにぃちゃんのお口おいしぃよう、あはッ、いいよオッパイも触って、大きなおっぱいでもちゃんと感じるだよ、うん、 あ はぁっ、 お にぃちゃぁ、きっ きもぢぃよぅ、 アハッ ああぁ ダメェ もぅ 」
兄「・・・。」
妹「おっぱいだけでいっちゃいそうだよ、お兄ちゃん我慢出来ないよ。お願いきて。」
兄「ドキドキ」
妹「あぁ、先ちょが当たるだけで、おかしくなる、あぁ、 うぅん、お願いします、入れて下さい。」
兄「ドキドキ」
妹「入れて!!お願いします!入れてください!そのレバーをもうちょと下に下げてよう、意地悪しないで。」兄「なぁトイレはゆっくりはいりたいんだけど…。」
妹「だって一緒にいたいもん。開けてよ。開けないとまたえっちぃ言うよ。」
兄「それなんてレディコミ?」
妹「花とマーガレット。」



また、やってしまったスイマセン。もうしませんので勘弁して下さい。

666 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/16(土) 05:36:25 ID:HkW1DptO]
ちょwwwwwいきなりギャグwwwww


何でも良いから(作品投下)早く来てよ、もう我慢できないよぉ…っ!

667 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/17(日) 21:01:56 ID:xW4YGVWL]
妹が風邪をひいて家で寝ていて様子を見に行ったら、
「座薬を入れてよ!熱が下がんないから!」と言ってきた。
親に言えや!と返したら母親は今いない。親父には見られたくない。
という事らしい。 妹は後ろ向きに四つん這いになってその下は見るな!
と半分ケツをペロリとだした。 ロケット型の白い座薬を妹の*にゆっくりと入れる。
が、直ぐケツの力で這い出してしまう。 奥まで入れろ!と言われ、汚ねぇから触れねぇーよ!
と切り返したら、引出しからコンドームを1つ渡し「これで!」と。
指に不自然にそれをハメると妹は何度も絶対に変な事するなよ!
絶対に変な事するなよ!と言いながらもう一度四つん這いに。
オレは無心でゆっくりと奥まで一気に入れる。
妹はアッ!と少しだけ悶える。すまん!と意味も無く謝る兄のオレ。
ところがそのまま指が穴から抜けなくなる。 抜けない!
とオレが焦って動かすとウッ!動かさないで!と妹はマジ悶える。
力入れるなよ!と叫ぶオレ。じゃあ関節曲げんなよ!エロ!と妹も負けじと叫ぶ。
分かった。落ち着こうよ。な!力抜いて。ほら。よし!抜けた。 そしてヌポッ!という音ともに

668 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/19(火) 09:31:19 ID:cXIqYB9l]
転載乙

669 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/06/20(水) 02:16:46 ID:m4fdxEOW]
保守

670 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/20(水) 21:47:35 ID:jt+WZJPL]
「お兄ちゃん、そこにいてね…」
リビングにいる俺にそう言ってあゆみはお風呂に入った。

あゆみはとても寂しがりやだ。
お風呂に一緒に入ることはさすがにもう無くなったが、たまに一緒に寝ている。

あゆみがお風呂に入ってる間はボーっとテレビを見てる。
しばらくすると
「お兄ちゃん、出たよ」
風呂上がりのまだ濡れた髪のまま俺に声をかける。
いつも通り妹の長い髪を拭き、ドライヤーをかけて乾かす。
その間、あゆみはとても気持ち良さそうにしている。
髪が乾いた後は二人でリビングでテレビをみたり、なんとなく会話をしてすごす。
夜もふけてきて
「ふわぁ〜、そろそろ寝るか…」
と、アクビをしながら部屋に戻ろうとすると
(きゅっ)
っと俺の服を掴んだ。
あゆみなりの意思表示だ。
今日は両親とも仕事で帰ってこない。
「一緒に寝るか?」
と聞くと
「うん!」
と嬉しそうに頷く。
手を繋いで俺の部屋までいき、一緒にベッドに入る。
腕枕をして
「おやすみ」
「おやすみなさい」
と二人とも眠りにつく。
あゆみはとても幸せそうな顔をして眠っていた。




671 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/20(水) 22:52:47 ID:lvrYlMij]
667のはコピペなのか。
結構面白かったので、そのテイストを妹尾に取り込んでみた。

672 名前:妹尾兄妹の夏風邪 mailto:sage [2007/06/20(水) 22:55:06 ID:lvrYlMij]
「へくちぃんっ!」
唾と鼻水を撒き散らしながら、妹は盛大なクシャミを放った。
俺はティッシュで妹の顔を拭ってやる。
「ったく、あれほど『冷房切り忘れるなって』って言ったのに……聞かずに腹出して寝てるからだぞ」
「ふみぃ〜……」
馬鹿は風邪を引かないと言うが、我が妹の有様を見るにどうやらそれは俗説であったようだ。
最近は体調管理の出来ない馬鹿こそ風邪を引くらしい。
「ほれ、額に熱冷ましシートを貼っとけ」
「うう、お兄ちゃんありがと」
顔を赤くして俺に感謝の眼差しを向ける妹。
たまにはこういった普通の家族関係も悪くない。
「じゃあ、風邪薬を……あれ」
「どうしたの、お兄ちゃん?」
「医薬品箱の中に頓服薬が見当たらない」
しくじったな、ちょっと薬屋に行って買ってくるか。
「待ってぇ……お兄ちゃん」
「?」
「お薬買いに行ってもらうより、側に一緒に居てもらう方が嬉しいの」
「……」
こいつ、なかなか健気な事を言ってくれるじゃ……
「それに、飲み薬は無くても別の薬はあるでしょ!?」
「……どれだ」
「それ〜」
「これか?」
確かにこれも熱を冷ます薬だが……
飲み薬でも貼り薬でも塗り薬でもない。
これは……
「座薬だぞ?」
「いいの、でも〜私頭クラクラしてうまく挿入出来ないから、おにーちゃんが入れて〜」
一瞬、薬品箱の中に頓服薬が無いのはこいつの陰謀ではないかという疑念が俺の脳裏をかすめた。
だが証拠が無い以上、病人を問い詰めるのは止めておこう。
そう、これは家族として仕方の無い看護行為なのだ。
「判った、じゃあ寝巻きとパンツを下ろせ」
「ふぁ〜い……、よいしょ!」
掛け声と同時に、妹は仰向けに寝たままベッド上で下半身を持ち上げて、
両脚を抱きかかえるように身体を屈める。
そしてそのままパジャマと下着を下ろし……
「おいコラ」
「なーに」
「何で座薬を入れるだけなのに、まんぐり返しの体位を取るんだ?」
「だって、お兄ちゃんがそうにゅーし易いように」
こいつ、本当に風邪引いてるのか?
全く、普段常に馬鹿をやってるせいで、病気のせいで頭が朦朧としているのか
いつも通りなのか区別がつかなくて困る。
「まあ、それはいいとして、パンツを足首まで下ろす必要はないだろうが」
「ほえ?」
「肛門だけ見えればいいんだから、ちょっとずらすだけでいいんだよ」
「……あっ、ごめーんお兄ちゃん」
分かってくれたか。
「半脱ぎのロマンチズムを追求するって事を忘れてたよね」
こいつ、全然分かってねえ。
「んっしょ……これでいい?」
妹は股間が見えそうで見えないくらいまでパンツを戻した。
俺はこれ以上このバカに付き合うと、自分の頭がくらくらしてきそうなので、
これ以上の突っ込みは辞める事とした。

673 名前:妹尾兄妹の夏風邪 mailto:sage [2007/06/20(水) 22:56:28 ID:lvrYlMij]
専用の指サックを付け(俺が何でそんなものを所有しているかは、あえて言う必要があるまい)
座薬を妹の菊座にあてがう。
「よし、いくぞー」
「う……うん。怖いけど、お兄ちゃんに私の後ろの初めてをあげ……ぐぷぃ?」
訳の分からない事を口走りかけたが、俺は容赦なく妹の肛門に座薬と指をねじ込んだ。
「ひぃ……、ちょっと、なぁっそんな、こんな?」
「力抜いとけ」
ひょっとしてこの台詞は最初に言っておくべき事だったかも知れないが、今更仕方ない。
妹は初めて異物が排泄器官を逆流してくる感触に戸惑っているが、
悶える女に無理矢理というのは俺の十八番なので気にすまい。
「奥まで押し込むぞ」
「アッーー!!」
そこまで大騒ぎする事はないだろうと思わんでもないが、
俺の指が座薬を直腸の深くまで押し込むと、妹は大声で叫んだ。
「終わったぞー、……よっと」
「みぃゃぅ?」
指を引っこ抜く時も不可思議な喘ぎ声を上げたが、妹への座薬投薬は完了した。
「ぬふぅ……聞いてたのと大分違うよぉ。もっと気持ちいいものなのかと思ってたのに」
「慣れてないからだろ?こういうのには個人差も有るし」
「ふぐぅ……お兄ちゃんとの初めての後門体験は散々な結果に終わっちゃったなぁ」
「風邪っぴきが馬鹿なことを言ってるんじゃない。
 薬も入れたんだし、とっとと寝ろ」
「うぃ」
「後で粥も作ってきてやるからな」
「わあぃ……、とーぜん食べる時は匙で掬ってフーフーしてくれるんだよね〜っ?」
妹の言葉を聞き、作るのを止めるべきかと俺は悩む。
「お兄ちゃ〜ん、私病人なのよ〜?」
「……ああ、分かったよ」
「あともう一つ」
まだ何か有るのかよ!
「おやすみのキスをしてくれると、きっとよく眠れると思うんだけど〜」
「…………」
「お兄ちゃん、私病人……」
「あー!もー!分かったよ!」
これ以上付き合ってられん。
とっととしてしまって、こいつを眠らそう。
「ほれ……、ん?」
軽く唇を触れ合わせるだけ、と思ったが、不意を突かれて妹に頭を抱きかかえられる。
「んっ……ちゅ………ぶちちゅーーーー(中略)ーーーぅ、ぐちゅぐちゅちゅぐちゃぅ、っポン!!」
「ぐほっ、げほっ、げほ」
この野郎!舌まで入れやがった。
つーか無理矢理引き剥がさなかったら何時までする心算だったんだ?
「ぷはぁ、ご馳走さまぁ」
「……もういいよな?早く寝ろ」
「はーい、あっ……お兄ちゃん」
「何だよ!」
「……ありがと」
妹は恥ずかしそうに、そのまま布団を被って寝てくれた。
改まって言われると気恥ずかしいので、俺としてもそれはありがたかった。

674 名前:妹尾兄妹の夏風邪 mailto:sage [2007/06/20(水) 22:58:01 ID:lvrYlMij]

 それから数日後……

「くしゅん!」
俺の口からくしゃみが飛び出した。
頭が重く、身体はだるい。熱も若干ある。
馬鹿は風邪を引かないという言葉が嘘だったが、
だからといって馬鹿以外が風邪を引かないとも限らない。
現に俺も風邪を引いたようだ。
「たいへ〜ん、お兄ちゃんも風邪?」
「ああ、誰かさんから毎晩ディープキスを要求されたり、散々破廉恥な真似を要求されたからな」
「あわわ〜、うつっちゃったんだ!……私の所為だよねっ」
分かってるじゃないか。
「ちょっと待ってて!いますぐ準備するから!!」
慌てて自室に走っていく我が妹。
俺はその後姿を見て寒気を覚えた。
こういう時は決まって碌なことにならない。
とりあえず俺は携帯を取り出す。
露魅奈の電話番号は何番だったかな?
「あ、もしもし俺だけど――」

 ・・・・・・・・・ 

「……ああ、悪いな、そうさせて貰うから、じゃあ」
「おっ待たせ〜ぃ!」
丁度露魅奈との電話が終わった時に、妹は戻ってきた。
その衣装は……
「じゃーん!初公開、白衣の天使!妹ナースさんじょー!」
「……」
何処から手に入れたのか、ナースキャップと純白の制服……
洒落にならん。
こいつの看病を受けるくらいなら未認可の怪しい薬品の被験者になった方がマシだ。
「この前までお兄ちゃんに看病してもらったから、これからは私がお世話しちゃうよん!」
「あー、その、何だ……」
「もち、薬も入れてあげるしー、汗をかいた身体も拭き拭きしてあげるしー、
 おトイレの世話も尿瓶でしてあげる〜!」
「盛り上がってる所悪いんだけどな……」
「えへへ、勿論下の世話をするわけなんだから、アッチの欲求も処理してあげちゃうよ〜!」
「……しばらく俺は露魅奈の病院に入院することにしたから」
「へ?」
「だから、それらの世話はみんな露魅奈にして貰うことになる」
「ええー!!」
露魅奈の本職は外科だが、たまにはあいつの病院でしっぽりするか。
ただし一方は病人だけど。
「じゃあ、そういうことで……見送りはいらないぞ。お前も病み上がりなんだから」
「『そういうことで……』じゃなーい!私もおにいちゃんを看病するの〜!」
妹は服の裾を掴んで何とか俺を引きとめようとする。
俺はそんな妹を引き剥がして、何とか我が家を脱出する。
「お兄ちゃ〜ん!
 座薬! 尿瓶! お粥フーフーぅ!!」
「……」

俺がとんでもない見舞い客から身を守るため、
完治するまで面会謝絶病棟に篭っていたことは言うまでも無い。

(終わり)

675 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sgae [2007/06/21(木) 10:02:48 ID:jCYcUnsz]
朝はあゆみの方が早い。
いつもあゆみが朝食を作ってくれている。
「お兄ちゃん、起きた?朝御飯できてるよ」
必ず俺を起こしにきて、一緒に朝御飯を食べる。
俺が和食好きだから…ごはんにわかめの味噌汁に焼き鮭に俺の好物の卵焼き…だいたいこんな感じだ。
味もかなり良く、そこらへんの定食屋やファミレスなんかより美味い。
「今日も美味しかったよ」
いつもあゆみにそう言っているが、毎回必ず喜ぶ。
「はい、お弁当…」
ついでだからといつも俺の分も作ってくれる。
弁当を鞄の中に入れ、一緒に家を出る。
あゆみとは同じ学校だから、何か用事がない限りは一緒に出て一緒に帰る。
あゆみはいつも手を繋ぎたそうにしているが、さすがに恥ずかしいので気付かないフリをしている。
学校に着くと
「じゃ、ここまでだね…。お昼は一緒に食べれる?」
玄関のとこであゆみが聞く。
「いつもと一緒」
そっけなく答えるが、あゆみはその答えに満足そうに
「うん♪」
と返事をして自分の教室に向かった。


676 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/21(木) 16:45:31 ID:8G4a02/a]
あゆみちゃんの人、続きwktk

妹尾兄妹の人、今日もGJ!!!

677 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/21(木) 17:15:36 ID:P5EzqUpT]
好きだなあ妹尾

678 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/21(木) 20:13:23 ID:jCYcUnsz]
いつものように学校が始まる。
体育の授業の時にあゆみの教室の前を通る。
なんとなく気になったので教室を覗いた。
あゆみはボーッと窓の外を眺めていた。


昼になり、あゆみが俺のクラスまでやってきた。
「ほれ、さっさと学食行け。そして戻ってくるな」
クラスメイトに軽い口を叩く。
「はいはい…、あゆみちゃんどうぞ〜」
いつものことなので手際よく前の席と俺の席をくっつけて場所を確保する。
「いつもすいません」
あゆみが申し訳なさそうにその友人に言った。
「いいのいいの、気にしないで♪じゃあな〜、シスコン」
そう言って友人は学食に向かった。
あゆみの作った弁当を広げ、食べ始める。
「そういえば、休み時間に外眺めてたけど何してたんだ?」
少し気になったので聞いてみた。
「見てたの?」
ちょっと驚いたみたいだ。
「あのね…お兄ちゃんのこと考えてた。お兄ちゃん今何してるのかなとか、早くお昼になってお兄ちゃんとごはん食べたいなとか…」
「そか」
気恥ずかしくてそっけなく答えた。
「もしかしていつも俺のこと考えてたりしてな!」
恥ずかしさを誤魔化したくて少し大げさに聞く。
「うん。お友達とお話したりもするけど、お兄ちゃんのこといっぱい考えてるよ」
かなり恥ずかしかったが、それ以上に喜んでる俺がいた。


679 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/21(木) 20:36:36 ID:1q1h64ie]
しえーん

680 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/22(金) 02:16:19 ID:5HF051dz]
あゆみ可愛いな。
GJ!



681 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/22(金) 03:27:25 ID:WamPKX40]
その日はあゆみと手を繋いで帰った。

家に着いていつもと変わらない夕食をとったあと、あゆみに
「一緒に風呂入るか?」
つい言ってしまった。
こんなこと言うなんてどうかしてる…
「一緒に入ってくれるの?」
あゆみはまっすぐ俺を見つめていた。
「いっ、一緒に入った方が時間も節約できるし、あゆみも寂しくないだろ?一石二鳥かなとか思ったり…」
言い訳までしてる。
俺はどうしたいんだろう…
「うん、お兄ちゃんとお風呂入る」
あゆみは躊躇いなく同意した。

「はぁ、なんでこんなことに…」
あゆみに
『お風呂の用意してくるから先に入ってて』
と言われ、湯船につかっている。
「お兄ちゃん、お兄ちゃんの分もお着替持ってきたよ。」
あゆみがすぐそこで服を脱いでいる。
あゆみに少し女を感じていた。
「お兄ちゃん、入るよ。」
あゆみが小さなタオルで、かろうじて胸や大事な部分を隠して入ってきた。
かけ湯をして、あゆみも湯船に入る。
ちょうど俺にだっこされるような形で風呂につかった。
「お兄ちゃんと一緒にお風呂入るのなんて久しぶりだね♪」
「そうだな、小学校以来かな?」
「そうだよ。お兄ちゃんがダメって言わなかったら、ずっと一緒に入ってたのに…」
「だからダメって言ったんだよ」
「お兄ちゃんのいじわる…でも、また一緒に入ってくれたね」
「なんとなくな」
ゆっくりと温めのお湯に二人でつかっていた。


682 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/22(金) 16:45:18 ID:FkvpbSw+]
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) +

683 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/22(金) 17:22:46 ID:WamPKX40]
「暑いな…そろそろ体洗うか」
「うん」
二人で湯船から上がる。
「洗ってやるからそこ座れ」
「うん」
まったく、どこまで俺の言うこと聞くんだか…
「痛かったら言えよ」
「うん」
あゆみの背中を洗う。
優しく傷つけないように…
「お兄ちゃん、気持ちいい」
そんな言葉に浮かれ、首や腕も熱心に洗う。
「お兄ちゃん、前も…」
普通にこっちを向く。
「あ、えっと…恥ずかしくないのか?」
「恥ずかしいけど、お兄ちゃんだから平気」
あゆみの言葉に負けて前も洗い始める。
なるべく見ないように、意識しないように必死だった。
「やっぱり、お兄ちゃん上手だね」
なんとかいろいろ見ないように洗っていたのに、その一言で顔を上げてしまった。
華奢なわりにちゃんと自己主張する胸、長く綺麗な足、気付いたら目が離せなくなっていた。
「お兄ちゃん?」
どうしたの?といった感じで俺の顔を覗きこむ。
その姿がたまらなく可愛くてあゆみにキスをした。
「!」
びっくりして固まるあゆみ。
触れる程度のキスですぐに離れた。
それでも昂奮が冷めず、あゆみの大きすぎない胸に手を伸ばしていた。
「あっ、あぁ、お兄ちゃん!」
お兄ちゃんと呼ばれてはっとした。
「あ、その…ごめん」
あゆみの体の泡をシャワーで流し、いたたまれない気分になり立ち上がろうとしたら
「お兄ちゃん、まだ頭洗ってもらってないよ?」
と、あゆみが俺の腕を掴んだ。


684 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/22(金) 18:20:10 ID:WamPKX40]
それからあゆみの頭を洗い、俺もあゆみに洗ってもらったがテンパりすぎてあまり覚えていない。

風呂から上がり、あゆみの髪を乾かしていつも通り部屋に向かう。
不意に、俺の部屋の前で
「もう少しお兄ちゃんと一緒にいたい」
と言われた。
「う〜ん、そう言われてもなぁ…」
ぎゅっと俺の手を握るあゆみ。
「今から外出るのもあれだし…家の中ぐるっとまわるとかなら」
思い付いたことをそのまま口に出した。
「それでいい」
あゆみと家をまわることになった。
二人で手を繋ぎながら階段を下り、リビング、客間、トイレ、風呂と一通りまわって階段を上る。
両親の部屋、あゆみの部屋とまわり俺の部屋に戻ってきた。
10分もたっていない。
「こんなんでいいのか?」
「うん」
あゆみは満足そうだった。
多分、俺と一緒に何かしたかっただけなんだろう…と勝手に結論付け部屋に入る。
「もう寝るぞ」
「うん…」
何か言いたそうにベッドの中で俺をみる。
「どうした?何かあるなら言ってみろ。」
少し間があってから
「キスして」
俺の目をじっと見つめながら言った。
「お風呂のときみたいにいきなりじゃなくて、ちゃんとお兄ちゃんにキスしてほしいの…」


685 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/22(金) 18:44:57 ID:LQfg7bBZ]
イイネー(・∀・)wktk

686 名前:名無しさん@ピンキー [2007/06/22(金) 18:46:24 ID:ovheFgGi]
パンツは脱いだぞw

687 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/22(金) 18:47:05 ID:ovheFgGi]
sage忘れた ごめん

688 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/22(金) 19:47:54 ID:WamPKX40]
あゆみに誘われるままキスをした。
「ん…」
あゆみは俺の首に腕を回して体を寄せてきた。
唇が触れるだけのキスをしばらく続けて、自然に離れた。
「お兄ちゃんのこと、ずっと好きだったんだよ?」
俺の体に腕を回し、しっかりと抱きつきながらあゆみが告白してきた。
「お兄ちゃんだけなの…お兄ちゃんしかいないの」
抱きつく腕に力が入る。
「お兄ちゃん、おっきくなってるよ。」
「いや、それはな…」
「知ってるから大丈夫だよ?お兄ちゃんの気持ちよくしてあげるね♪」
回してた腕が俺のズボンを脱がせ、モノに触れた。
「あゆみ…」
拒むこともできず、あゆみのすることをただ見てる。
「熱くて固いね。こうでいいの?」
片手で優しく握り、ゆっくりと擦り始めた。
「お兄ちゃん、これでいいの?気持ちいいの?」
不安そうな顔で聞いてきた。
「もっと強く握って」
「うん」
素直に力をこめるあゆみ。
「もっと力入れて」
言われた通りにするあゆみ。
「早く擦って」
あゆみの手のスピードが上がる。
「お兄ちゃん、気持ちいい?」
可愛い妹の手でされてるだけで、たまらなく昂奮する。
「あゆみ、出る!」
あっけなくあゆみの手で果てた。
あゆみの手をドロドロに汚した。
精液にまみれた手をまじまじとみつめて
「これがお兄ちゃんの…」
手についた精液をペロっと舐めた。
それに驚いて、俺が固まっていると
「変わった味だね。でもお兄ちゃんのだから…」
ペロッ、ペロッ
と手についた精液をきれいに舐めとっていた。


689 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/22(金) 21:34:01 ID:WamPKX40]
一線は越えなかったが、あゆみとの関係性は確実に変わっていた。
「お兄ちゃん、おはよ。ちゅっ」
おはようのキスが当たり前になり、あゆみとよくキスをするようになった。
一番変わったのはお風呂だ。

「あっ、あぁ!お兄ちゃんすごいっ!」
片手ではあゆみの胸を揉み、もう片方であゆみのアソコをいじってる。
「お兄ちゃん、お兄ちゃんっ」
あゆみはとても感じやすい。
キスしながら胸を揉んでるだけでイッてしまいそうになる。
あゆみ曰く
『お兄ちゃんに触られてるって思うだけですごく気持ちよくなっちゃう』
そうだ。
指を少しだけ中に入れる。
あゆみはまだ処女だから奥まで入れることはしない。
「いいっ、気持ちよすぎるよぉ!」
少しでも俺と触れていたいらしく、後ろから抱きついてる俺に一生懸命手を伸ばしてくる。
あゆみが頭を抱えようとしてるので、ディープキスしてあげた。
「ちゅっ、じゅる、じゅる、あむ…」
舌を絡め、互いの唇を吸い、流しこまれた唾液を飲み込む。
「お兄ちゃん、好き」
唇が離れる度にあゆみが呟く。
あゆみの手に力が入る。
そろそろイキそうだ。
クリをつまみ、胸を強めに掴み、舌を絡めながら絶頂をむかえさせる。
「あぁぁっ、ダメっ!いく、いっちゃうっ!」
体をビクッと反応させてる
たっぷりとあゆみの蜜で濡れた手をあゆみの口にもっていく。
体の力が抜け、あらい息をしながらも手をしっかり舐める。
「はぁ、はぁ…今度はぁ、お兄ぃ、ちゃんがぁ、気持ちよくなる、番だよ」
期待で股間が熱くなった。

690 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/22(金) 21:53:19 ID:bQqupxFv]
紫煙



691 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/23(土) 00:22:56 ID:vOh+miNm]
あゆみが姿勢を低くして股間に顔を近づける。
「まだ、そんなに上手じゃないけど」
そう言ってモノを舐め始める。
最初はゆっくり、全体を丁寧に舐める。
全体を一通り舐めたら先端に何度かキスをして、カリの部分を重点的に舐める。
手で擦りながら何度も先端にキスを繰り返し、先走りの液が出始めたら舐めとる。
軽く先端を咥えられ
「あっ…」
つい声を出してしまう。
声に反応して、俺を見上げるあゆみ。
俺の目をじっと見つめながら
じゅる、じゅっぽ…
と卑猥な音をたてながらゆっくりしゃぶり始める。
舌を這わせながら、俺の反応をうかがっている。
頭を撫でながら
「すごく気持ちいいよ」
と声をかけると、嬉しそうにする。
少しずつテンポが早くなる。
風呂場に
じゅる、じゅる、じゅぽっ、じゅる、じゅぽっ…
卑猥な音がより大きく響きわたる。
どんどん早くなるテンポにたまらなく込みあげてくる。
「あゆみっ!」
頭を軽く2回叩いた。
イクときの合図を受けて、強くしゃぶる。
「くっ!」
あゆみの頭を掴み、口の中で果てた。
「んんっ!……んく、こく、こく」
少し驚いたが、喉を鳴らしながら精液を飲んでいく。
口の中の精液を飲み終えたら、少し溢した精液を舐めとり
「ちゅうーっ!」
と、中に残ってる精液を吸い出した。
「ふぅ、かなり気持ち良かった。」
頭を撫でながら褒めると
「もっとお兄ちゃんが気持ち良くなれるように頑張るね♪」
満面の笑みであゆみが答えた。


692 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/23(土) 10:31:24 ID:vOh+miNm]
日に日にあゆみを抱きたいという想いが強くなっていく。
兄妹だからダメだという意識より、あゆみを自分だけのものにしたい欲求が高まっていった。

あゆみとの関係が深くなってから一ヶ月くらいしたある日、唐突にあゆみの部屋にいった。
あゆみが俺の部屋に来ることばかりで、俺があゆみの部屋にいくことはほとんど無かった。
「お兄ちゃん、どうしたの?」
あゆみは不思議そうにしていた。
何も言わず、ベッドに座るあゆみにまっすぐ向かいキスをした。
「お兄ちゃん?」
なんだかわからないよ…といった感じだったが、すぐに俺のキスに身を任せた。
キスをしたままベッドに押し倒し、あゆみの体をまさぐり始めた。
「お兄ちゃん…」
部屋着のTシャツをまくりあげ、胸に顔を埋めるとあゆみは俺の頭を自然と抱き締めた。
パンツの中に手を入れ、お尻を掴む。
掴んだり撫でたりしてお尻の感触を楽しんだら、前を触る。
たまらなく昂奮していたので早々と下を脱がせる。
俺も下を脱ぎ、モノをあゆみのアソコに擦りつける。
「お、お兄ちゃん!?」
さすがに俺が何をしようとしてるかわかったらしく、ビクッとして少し体が後ろに逃げた。
そんなことも気にせず擦り続けて、あゆみの中に強引に入れようとした。
「えっ?あ、痛い…」
腰に力を入れ、無理矢理にでもねじこもうとする。
「痛い、痛いよ…お兄ちゃん!」
痛さで逃げようとするあゆみの体を押さえ付ける。
ようやく先が入ったとき
「ダメ、嫌!」
「えっ…」
初めて出た拒絶の言葉に動きが止まる。
部屋の空気が凍りつき、二人とも動けずにいた。

ピンポーン

チャイムが鳴り、あゆみがハッと気付き、服を着て玄関に向かった。
あゆみの部屋に俺は一人取り残されていた。


693 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/23(土) 10:37:16 ID:otcuFw3V]
過去に4人のあゆみと付き合った俺がwktk

694 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/23(土) 19:57:19 ID:sNeIlAvr]
名前で彼女きめるのかww?

695 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/23(土) 21:54:05 ID:tv31JVvA]
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   Now wktking…
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) +  続きマダー?


696 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/24(日) 03:09:14 ID:zTx5jzF3]
あゆみが下で何か話してる。
宅急便を受け取ってたみたいだったが、気にしてる余裕は無かった。
自分の部屋に戻り、しばらくボーッとしていた。
夕食の時間になり、あゆみが呼びにきた。
その日は久々に親子4人揃っての夕食だった。
最近何かあったか、学校はどうか…色々会話をしたが、あゆみとはほとんど話さなかった。
あゆみより先に食べ終えて部屋に戻る。
なんの気なしにテレビをみていたら

コンコン…ガチャッ

「お兄ちゃん、お風呂…」
何か言いたそうにあゆみがドアを開け、部屋の前で立っていた。
「先に入れば?」
そっけなく言う。
「でも…」
「今日は二人きりじゃないんだから!」
あゆみの言葉を途中で遮った。
「うん、そうだね。そうするよ…」
あゆみは悲しそうな顔をしていた。
あゆみの後に風呂に入り、さっさとベッドに横になる。
眠ろうとしたが、なかなか眠れなかった。

カチャッ

「お兄ちゃん、もう寝ちゃった?」
「………」
あえて無視した。
「お兄ちゃん…」
あゆみが近づいてきて、ベッドの端にちょこんと座った。
「怒ってるの?」
「怒ってないよ」
あゆみの質問に間をあけずに答える。
「だって、お兄ちゃん無視する…」
「気のせいだろ」
あゆみがうつむく。
「目も合わせてくれない…」
「………」
答えにつまる。
「嫌がったから?」
「えっ…」
「あのとき、お兄ちゃんを嫌がったから怒ってるんでしょ?」
図星だった。


697 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/24(日) 03:54:46 ID:zTx5jzF3]
「あれはね、お兄ちゃんがいつもとなんか違って、それがちょっと怖くて…それに初めてだったし、すごく痛いくてなんだか不安になっちゃってね?」
「気にしなくていいよ。だから早く自分の部屋で寝ろ」
あゆみがベッドの中に入ってくる。
「お兄ちゃん、こっち見て?」
背中を向けてる俺に抱きついてきた。
「見てくれないなら、お話だけ聞いて…」
あゆみの手が少しだけ震えていた。
「お兄ちゃんといっぱい一緒にいれて毎日が楽しくなったの。」
あゆみが語り出す。
「お風呂も寝るのもいっつも一緒で、学校行くのも帰るのも手を繋いでくれた。いっぱいお兄ちゃんとキスしたし、エッチなこともしたよね?全部幸せだったの……」
あゆみの言葉がつまる
「でも、今日、あれからお兄ちゃんが目を合わせてくれなかったり、かまってくれなかったり…一人でお風呂に入るのがこんなにつまらなくて、嫌なことだと思わなかった!」
あゆみにはめずらしく声を荒げた。
「お風呂でも寂しくて、悲しくてたまらなかったよ?部屋に戻ってからも、なんでお兄ちゃんに嫌とか言っちゃったんだろってずっと後悔してた…。やだよぉ、お兄ちゃんに嫌われて、ずっとこのままだったら死んじゃうよぉ」
あゆみの声が少し涙声になった


698 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/24(日) 04:09:23 ID:zTx5jzF3]
「嫌って言ってごめんなさい、痛くても怖くてももう嫌って言いません…どんなことしてもいいから嫌いにならないで下さい!」
えっぐえっぐとあゆみはひたすら泣いた。
あゆみの方を向き、あゆみを抱き締める。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」
あゆみが落ち着くまで頭を撫でていた。

「落ち着いたか?」
「うん、やっとお兄ちゃんこっち見てくれた…」
いっぱい泣いて、目を真っ赤にしながら答えた。
「ごめんな…」
「えっ?」
「いっぱい不安にしただろ?」
「お兄ちゃんは悪くないよ」
あゆみの抱きついてる腕に力が入る。
「お兄ちゃん、大好きだよ♪」
しっかりと俺の目を見つめて言ってきた。
「なら、あの続きするか?」
冗談っぽくあゆみに言う。
「お兄ちゃんがしたいなら…いいよ?」
あゆみの方から唇を重ねてきた。


699 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/24(日) 06:00:21 ID:87EfDM7g]
>>696
宅急便はヤマト運輸の登録商標だから
SSで使うなら、宅配便にしておいた方が無難だぜ

700 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/24(日) 11:01:52 ID:zTx5jzF3]
ご指摘ありがとうございます。
気をつけますね




701 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/24(日) 11:51:37 ID:zTx5jzF3]
あゆみのパジャマのボタンを外していく。
その間もあゆみはキスをやめない。
あらわになった胸の感触を楽しみながら、キスはあゆみに任せる。
揉む手の通りに形を変えるやわらかな胸。
雑誌のアイドルみたいに大きくはないが、手に馴染む感じがたまらない。
「お兄ちゃん…あむ、じゅる」
あゆみから舌を絡めてくる。
昂奮が高まってきて、あゆみを組み伏す。
それでもあゆみは俺の首に腕を回し、何度も繰り返しキスをする。
強く胸を揉んでもキスは止まらなかった。
あゆみのズボンに手をかける。
脱がせやすいように腰を少し浮かせてくれた。
じらすように下着の上からお尻を撫で、大事な部分をわざと通りすぎ太股を撫でる。
すらりと伸びる綺麗な足。
この足でしてもらうのもいいかな…とか考えながら太股を執拗に撫でた。
「ん、うぅん…」
もどかしそうに足を動かす。
軽く触れる。当然下着の上から…
「あぅん」
物足りなそうにしてるから、今度は強めに擦る。
「あっ、あぁ!」
下着にシミができるのにそう時間はかからなかった。
「脱がせるよ」
あゆみの耳元でささやく。
「うん…」
何度も脱がされてるのに恥ずかしがった。
「これからすること考えちゃったのかな?」
「……うん」
顔が赤くなる。
下着を脱がせ、あゆみの下をいじるために体勢をずらそうとしたら
「キスがいい…」
あゆみが俺の動きを止めた。
「そうか」
今度は俺から舌を絡めた。
上になってるから何度も唾液を流し込み、その度にあゆみは喉をならして飲み込んだ。
アソコを擦ったり、指を浅く出し入れする度に体が反応して唇が離れる。
それでもキスしていたいらしく、必死になる姿がとても可愛かった。
「そろそろいいか?」
あゆみはコクンと頷いた。


702 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/24(日) 20:21:09 ID:1qeEe2p0]
wktk!!!!!!

703 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/24(日) 23:25:07 ID:8Q8NnBdO]
わーくわくわーくわくとうかーまち〜〜

704 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/25(月) 16:50:35 ID:e9jR4FUQ]
「いっ、あぁっ、んん!」
あゆみの中に少しずつ入っていく。
痛さに顔を歪めながらも、必死に耐えている。
「あゆみ、大丈夫か?」
下になってるあゆみに声をかける。
「平気っ、だよ!あっ…」
あゆみのぎゅっと握り締めていた手を開かせ、二人の手を重ねた。
「大丈夫だよ」
あゆみが手を握り返してくる。
「ゆっくりいくからな?ダメそうだったらすぐ言えよ?そこでやめるから…」
「うん」
ゆっくりとあゆみの中を奥に進んでゆく。
あゆみは力いっぱい手を握り、一生懸命耐えていた。
「あっ、あぁぁっ!」

ずぷんっ

ようやくあゆみの奥までたどり着いた。
「全部入ったぞ。よく頑張ったな」
あゆみの頭をよしよしと撫でた。
「お兄ちゃん、すごく痛かったけど、すごく嬉しいよ…」
息をきらせながら答える。
「あゆみ!」
あまりに可愛くて、繋がったまま抱き締めた。
「お兄ちゃん………お兄ちゃん、大好きです」
しばらく抱き合っていた。
「あゆみ、もうそろそろ我慢できない」
「好きにしていいよ」
ゆっくりと腰を動かす。
「あっ、あふぁっ!」
あゆみの中はきつく締め付けて、絡みついてくる。
ゆっくり動いてるだけでとても気持ちよくて、イキそうになる。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」
俺に必死にしがみついてくる。
背中に爪をたて、腰に足を絡めて俺のことを呼び続ける。
「あゆみっ、あゆみ!」
腰の動きが早くなる。
「あん、あふっ、ふぁぁぁ!」
夢中になって腰を動かす。
もう長くもたないから、必死になって腰を動かす。
「あぁぁっ、あん、あん、お兄ちゃんお兄ちゃん!」
「あゆみ、もうイクっ!」
「えっ、ああん!熱いっ、熱いのが中に出てる!」
いままでにないくらいたくさん出してる気がした。


705 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/25(月) 19:20:03 ID:e9jR4FUQ]
あゆみの中から抜こうとしたら
「ダメ!」
あゆみの足に力が入り、出ていこうとするのを止めた。
「ほら、中に出しちゃったから…」
「たぶん、大丈夫だよ?」
「そうなのか…」
あゆみの言葉で少し安堵する。
「それに、お兄ちゃんの子供なら…」
「そうか」
軽く答えるが、嬉しくて強く抱き締めた。
「お兄ちゃん、大好きです。愛してます」
そう言ってキスをしてきた。
「俺も大好きだよ」
そう答えるとぽろぽろと涙を流しながら
「お兄ちゃん!」
俺を呼びながら泣きやむまでずっと抱きついていた。



終わり(続くかも…)


706 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/25(月) 20:38:28 ID:GluiB51J]
これは続いて欲しい・・・
非常にwktkです

707 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/25(月) 22:06:28 ID:e9jR4FUQ]
要望やリクエストがあるなら続きを書こうと思います。
ボクのつたない文章でいいなら頑張りますよ。
お試し期間も一応ボクが書いたんで、そっちでも可です。


708 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/27(水) 02:57:47 ID:Rn1F1Zew]
>>707
お頼み申す

709 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/27(水) 04:00:03 ID:XehRSetU]
レス付けたつもりで忘れてた…

>>707 GJ!!
構想があるのなら是非続きが読みたい。
もちろん新作でも大歓迎。 wktkで待ってます。

710 名前:それから mailto:sage [2007/06/27(水) 18:46:02 ID:CLj6rVYT]
あゆみと深い関係になってから、あゆみも変わったようだ。

休み時間にちょっと覗いてみても、大概誰かと楽しそうに会話してる。
「なんか、最近明るくなったよね」
と、クラスメイトに言われたらしい。
嫌われてたわけではないが、物静かな感じがしてちょっと話しかけにくかったそうだ。
毎日一緒に昼を食べるのは変わってないが、俺のクラスでも
「あゆみちゃん可愛くなったよね〜」
と、男女問わず言われる。
「あゆみちゃん紹介しろよ!」
とかぬかすアホには
「死ね、もしくはくたばれ!」
と優しく答えてやった。
そんなやりとりを横で聞いていて
「仲がいいんですね」
くすくす笑いながらあゆみがそんなことを言った。
たしかによく笑うようになったあゆみは可愛かった。
登下校も相変わらず一緒だ。
学校から少し離れてから手を繋ぐ。
「最近、学校楽しそうだな。」
なんとなく聞いてみた。
「うん♪」
あゆみが本当に楽しそうにしているのが、俺には少し複雑だった。
「そうか…」
俺だけのあゆみだったのに…そんなことを考えてる自分が情けなく思えた。
「お兄ちゃんのおかげだよ」
「えっ?」
握っていた手を離し、突然後ろから抱きついてきた。
「お兄ちゃんが大好きって言ってくれたから、毎日が楽しくて幸せでたまらくなったんだよ?」
あゆみの腕に力が入る。
「お兄ちゃんが明るくしてくれて、それでお友達も増えたの。全部お兄ちゃんのおかげだよ?」
「あゆみ…」
「だからそんな顔しないで…」
力いっぱい抱きついてくる。
「俺のことを心配するなんて生意気なやつめ!」
あゆみの手を緩めさせ、体を回してあゆみを抱き締める
「ありがとな」
俺がどれだけあゆみを必要としてたか実感した。
「大好きだよ」
あゆみが今まで以上に愛しくてたまらなかった。



続く…




711 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/27(水) 22:14:59 ID:XehRSetU]
続きキテタ!

  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) +


712 名前:夏祭り mailto:sage [2007/06/28(木) 00:25:22 ID:NqVZU8xC]
「ん、ふわぁぁ〜ぁ…朝か」
体を起こし、時間を確認する。
「あっ…」
確実に寝坊していた。
「あゆみ、あゆみっ!」
あゆみの体を揺する。
夜の行為のまま裸で寝ているあゆみに普段なら昂奮するところだが、今日は状況が違った。
「お兄ちゃん…お兄ちゃん好き♪」
寝惚けているあゆみは俺に抱きつく。
「遅刻するから早く起きろ!」
「お兄ちゃんがちゅーしてくれたら起きる♪」
あゆみにキスをして起こし、二人でおお慌てで家を出た。


「はぁ、はぁ、なんとか、間に合った…」
「………」
あゆみは疲れすぎて答えられなかった。
「昼は俺が買っとくから、あゆみは待ってろ」
こくんと頷き、二人とも自分の教室に向かった。

昼になり、野菜サンドといちご牛乳をあゆみ用に買ってあゆみを迎えにいく。
「たまには場所変えるか」
そう言って、あゆみの手を引き階段を上っていった。
「さすがに暑いなぁ〜」
屋上に着く。
人気がない屋上は二人きりになるには絶好の場所だった。
日陰を探し、二人で日陰に座る。
「もう夏だね。」
「そうだな。夏休みになったらデートしまくりだな♪」
あゆみに買ってきた昼食を渡す。
「お兄ちゃんと居られればそれだけでいい…」
「どこか行きたいとことかないのか?」
自分の昼食を取り出す。
タマゴサンドと焼きそばパンにコーヒー牛乳だ。
「お祭り…」
「祭?地元のやつか?そんなんでいいなら、いくらでも連れてってやるぞ!」
「うん…いく」
「じゃ、あゆみにはぜひ浴衣を着てもらおうかな♪」
「浴衣もってないよ?」
なら、次の日曜に買いに行こうと約束をした。


713 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/28(木) 00:41:19 ID:Ixg3WnCl]
リアル遭遇か?
支援

714 名前:夏祭り mailto:sage [2007/06/29(金) 01:42:03 ID:zJj7igBf]
浴衣を買いにいくのに電車で3つ先の街のデパートに行くことになった。
ちょっとしたデート気分だった。


待ちに待った日曜日。
そろそろ出る時間なのだが、あゆみが自分の部屋に入ったまま出てこない。
「あゆみ〜、そろそろ行くぞー!」
あゆみの部屋のドアを開けると
「あ、お兄ちゃん…えっと、似合わないよね」
ノースリーブの白いシャツ、胸元が少し開いていて色っぽい。
胸元のラインと肩口の部分についてるフリルが可愛い。
それに黒のロングスカートがあゆみのイメージにぴったりだった。
「お、お兄ちゃん!」
あまりに可愛くて抱きついていた。

落ち着いてから家を出た。
家を出た瞬間から手を繋ぎ、電車の中でも離すことはなかった。
あゆみを見る男かやたら多いのがムカついたが、無視して目的地に急ぐ。
デパートに着いて、せっかくだからと色々見て回った。
雑貨やら服やら家具やら食べ物やら…何を見ても楽しかった。
2時間以上回ってからようやく浴衣を選びに行った。
思ってたよりたくさんの浴衣が並んでいたが、派手な浴衣や裾の短い“若者用”が多かった。
そんなことを考えてたらあゆみが
「これがいい」
と、差し出してきた。
青い生地に小さな赤い金魚がいくつも描かれている浴衣だった。
地味だがあゆみに似合うと思い、それに決めた。

いろいろ歩き回って、お腹が空いたのでファーストフード店に入る。
空いてる席に座り、ハンバーガーを食べるが
「う〜ん、端から見たらお嬢様にみえるから似合わないなぁ…」
「?」
あゆみは、何だかわからないといった顔をしている。
「ハンバーガーをかじってるあゆみがなんか変だ。おしとやかな美少女には違和感がある」
「そんなこと言われても…」
くだらない話をして笑い合う。
今、俺とあゆみは恋人同士に見えてるのかな?そんなことばかり考えていた。


715 名前:夏祭り mailto:sage [2007/06/29(金) 02:55:01 ID:zJj7igBf]
朝少し遅めに出たが、家に着く頃には日が落ちかけていた。
玄関に荷物を置いて
「はぁ…」
と、ため息をついたあゆみにいきなり抱きついた。
「えっ、あ…ん!」
後ろから抱きつかれて振り向こうとしたあゆみの唇を奪う。
「あゆみ今日ずっと見られてた」
唇を離し、耳元で囁く。
「あゆみは俺のなのに…」
「お兄ちゃん、したいの?ならお部屋いこ…あっ!」
服の中に手を入れ、慣れた手付きでブラのホックを外し、直に胸を揉む。
「恥ずかしいよ、お兄ちゃん…」
そんな言葉も気にせず首筋に吸い付く。
片手を胸から離し、スカートの上からお尻を撫でる。
「自分でまくって」
あゆみは言う通りにスカートをまくる。
パンツをずらし、モノを当てがう。
「お兄ちゃん、ほんとにここでするの?」
少し怯えた目で俺を見た。
「俺とするのが嫌なのか?」
「そんなことない!」
俺に誤解されたと思い必死に否定するあゆみ。
「ならいいだろ?」
答えを待たずに先を入れる。
「いいっ、よっ!」
玄関で立ちバックで挿入される。
下駄箱に手をつき服を着たまま玄関で兄に性行為を強要されている妹。
そんなことを考えるとよけいに昂奮した。
「あん、あん、あっ…」
突かれる度にあえぐあゆみ。
さんざん好き勝手にシてるくせに
「俺のこと好きか?」
なんて聞いてる。
「好き…好きだよ!あぁっ、大好きっ、あぁぁぁっ!」
言わせた言葉に満足し、動きを速める。
「お兄ちゃんっ、好きぃっ!愛してますっ!おにいっ、お兄ちゃん!」
あゆみに告白させながらあゆみの中に溢れるくらい精液を流し込んだ。
「あぁぁっ!」
体の相性はかなり良いらしく、イくタイミングはいつも一緒だ。
「はぁ、はぁ…」
二人とも息をきらせている。
最近、たまらなくあゆみが欲しくなって止まらなくことがある。
終わったあとになんだか情けなくなるが、どんなことをしても
「お兄ちゃん大好き」
と、屈託のない笑顔で言ってくるあゆみにどんどん心を奪われていった。


716 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/29(金) 03:03:36 ID:WBsowOtm]
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) +


717 名前:夏祭り mailto:sage [2007/06/30(土) 03:45:41 ID:lJhDsSYF]
地元の祭は夏休み前にあり、祭が終わるとすっかりお休み気分になる。
そういう意味でもみんなが待ちどおしく思っているが、俺はあゆみとの祭ってだけで待ちどおしく、お休み気分なんてどうでもよかった。

恋人気分をだすために待ち合わせをして祭に行くことにした。
といっても、地元の祭だから近所のコンビニが待ち合わせ場所だが…。
俺は先に出て、コンビニであゆみを待つ。
立ち読みして時間を潰す。
待ってる時間がやたら長く感じられた。
しばらくしてあゆみがコンビニに入ってきた。
「お兄ちゃん♪」
小走りで駆け寄ってくるあゆみに目を奪われた。
青い浴衣はあゆみによく似合っていた。
髪をアップにしていて、浴衣を見事に着こなしている姿はいつも以上に清楚に美しく見えた。
あゆみと手を繋いで近くの神社まで歩く。
ほんの10分しか歩いてないのにやたらドキドキした。

地元の神社はわりと大きな神社で、結構人が集まる。
歴史のある神社らしいが興味がなかったのでよく知らない。

あゆみと出店を回る。
まずは二人で金魚すくいをした。
大きい金魚を狙い、一発で網が破れた。
ちっ、と舌打ちをしてあゆみの方を見ると…3匹捕まえて4匹目を狙っていた。
金魚が3匹入った袋がちょっと妬ましかった。
そんな俺の目を気にしてか
「たこ焼き買ってくるね」
たこ焼きをおごってくれた。
「お兄ちゃん、あ〜ん」
たこ焼きを1つさし、口に持ってきたのでパクッと喰いつく。
「お兄ちゃん、もう1つ♪」
あゆみは楽しそうに俺に食べさせる。
いくつか食べたとこで
「貸して」
と、たこ焼きのパックを受け取り
「あゆみ、ほれ…あ〜ん」
あゆみにやり返す。
あゆみは嬉しそうにたこ焼きを食べる。
純粋に二人でお祭りデートを堪能していた。


718 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/06/30(土) 08:10:02 ID:3wkqHk9f]
wktk!保守

719 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/30(土) 10:10:05 ID:sQhHHWVr]
これはwktk!

720 名前:夏祭り mailto:sage [2007/07/01(日) 03:25:00 ID:ELIdoCqp]
それから、ヨーヨー釣りと射的をした。
ヨーヨー釣りは二人で両手いっぱいを目指したが、残念ながら二人で8つしか釣れなかった。
ヨーヨー釣りのおじさんがちょっと睨んでいたからわざと失敗して終わりにした。
射的は二人がかりでなんとか1つ、片手に収まる程度のクマのぬいぐるみを落とした。
少し疲れたので、出店が並んでいる所から少し離れて石段に座った。
「かき氷買ってくるから待っててな」
そう言って俺は一人でかき氷を買いにいく。
買いにいく途中でふと目にとまった物があった。

二人でかき氷を食べて、少し休憩したら場所を移動した。
祭の最後の花火を見るのに良さそうな場所まで歩く。
少し奥に入っていく場所だが、周りより高くなってる所で神社全体を見渡せる。
人気もなく、二人きりになれた。
「もうそろそろだね」
「そうだな」
ポケットに手を入れて、さっき目にとまって買ったものを確認する。
よくもこんなベタでクサいことを思い付いたものだと自嘲気味に笑う。
思い付いて、こんな物まで買っちゃったからには実行しなきゃ…とか色々ごちゃごちゃ考えてたら

ヒューッ、ドン

花火が打ち上がり始めた。
「あゆみ」
名前を呼ばれ、振り向いたとこでキスをした。
触れるだけのキスですぐ離れる。
「ずっと一緒だからな」
あゆみの左手をとり、おもちゃの指輪をはめる。
「えっ…あ、その…こんなことされたら…」
驚いているが、いまひとつ理解しきれていないあゆみ。
「これであゆみは一生俺のものだからな…俺から離れたりしたら許さないから。」
あゆみを強めに抱き締める。
「うん、ずっと一緒…お兄ちゃんから離れたりなんかしないよ?」
あゆみはぼろぼろ泣いていた。
二人とも、花火が終わるまでしっかりと抱き合っていた。


終わり?




721 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/01(日) 04:12:39 ID:PILKZIbt]
>>720
今回もGJ!!

> 終わり?
?が付くってことは続くんですよねw お待ちしております

722 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/01(日) 04:17:10 ID:zlIfQBo+]
>721
続きは皆様の脳内で綴られて行きます。だから












なんて言う可能性さえあるが俺は信じるぜ>>720
GJ!

723 名前:夏祭り(おまけ) mailto:sage [2007/07/01(日) 13:12:37 ID:ELIdoCqp]
花火が終わると急いで家に帰った。
誰にも邪魔されたくないと二人とも思ったらしく、あっという間に家に着く。
玄関に入った途端キスをする。
今度は深く、舌を絡み合わせるような熱いディープキスだ。
キスを堪能したら、あゆみの手を引き俺の部屋に入る。
ベッドに押し倒し、浴衣をはだけさせ、肩や首や胸元に何度もキスをする。
「あっ、お兄ちゃんもっと…」
首や胸元にいくつかキスマークをつけてやろうと強く吸った。
「お兄ちゃんっ!」
あゆみが俺の頭を胸の谷間に押し付けるように抱きかかえた。
今度は胸を舐める。
浴衣ははだけすぎて、胸や足を隠さなくなっていた。
「そういえば、ブラジャーしてないんだな?」
「だってこの前、お兄ちゃんが和服にはそういうのつけないんだって言ってたから…」
恥ずかしそうに答える。
たしか、浴衣を買ったあとにそんなことを言った気がするが…冗談で言ったことを信じ込むなんてわが妹ながら可愛いやつだ。
「あゆみっ!」
「んっ!んちゅ、れろ、ちゅる…」
頭を抱えてた腕をふりほどき、いきなりディープキスをした。
お尻と太股を執拗に撫でてた手も、パンツの中に入れてあゆみ自身を直接いじる。
「お兄ちゃん、だめっ!」
予想以上に濡れていた。
「あゆみ、上になって」
体を入れ替える。
あゆみはようやく浴衣の帯をとき、浴衣は着たまま上になる。
「お兄ちゃん、いくよ?」
少し恥ずかしそうに、けどしっかりとモノを自分で挿入していく。
「あのあゆみが俺に跨って、自分から入れるなんてな♪」
「お兄ちゃん、そんなこと言わないで…」
そう言いながらもゆっくりと腰を落としていくが、待ちきれなくなって太股を掴み強引に入れて突き上げる。
「あっ、いきなりっ!あぁん」
ぷるんぷるんと揺れる胸に手を伸ばし、ひたすら突き上げる。
「お兄ちゃん、いいよ…気持ちいいっ!」
あゆみも俺の動きに合わせて動き出す。
「あゆみ、あゆみぃ!」
「お兄ちゃん、お兄ちゃんお兄ちゃんっ!」
お互いを呼びながら二人で貪り合う。
俺は太股を掴み突き上げ、あゆみは俺の胸の辺りに手を置きタイミングを合わせて動き続ける。
「あっ、だめっ!イッちゃう!」
「出るっ、中にだすからな!」
「うん、きて!あぁぁぁぁっ!」
あゆみの奥に精液を注ぎ込み、二人一緒に果てた。


724 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/01(日) 18:29:55 ID:PILKZIbt]
>>723
ホントに続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
GJっす!

725 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/02(月) 01:58:35 ID:6w1+5/Ip]
携帯から
jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1081525681/l50
にSSを投下するので回収コピペ頼みます。
日付とか見る限りかなり差があるので無礼を承知で御願いします。
奈津美です。

726 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/02(月) 02:14:10 ID:bKEmRCPy]
「痛っ…!」
 俺が押し倒したことで妹はフローリングの床に背中を強く打った。
 妹の眉が痛みで歪む。
 やった後で気付く「俺はなにをしてるんだ」と、酔いが一気に醒め妹の顔に目をやると、目の端には涙が滲んでいた。血の気が引く。
「お兄…ちゃん、どうしたの?」
 目を開けた妹は、心配そうに俺のことを呼ぶ。
「ごめん、…痛かったか」
「え…」
 さっきまであれだけ邪険に扱われ、あまつさえ押し倒されたのに妹は怒るどころか妹は俺の心配をする。
 それに俺は居た堪れなくなりすぐに立ち上がろうとした。
「む…お兄ちゃん!」
「なっ!?」
 だが、起き上がろうとした途端、俺の頭は妹に掴まれて抱き寄せられた。
「…ぇ」
 あまりに唐突なことで俺は少しの間思考がフリーズした。
 そしてさらにギュっと抱きしめられ顔の両端に柔らかい物があたった。フリーズが解ける。


727 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/02(月) 02:15:01 ID:bKEmRCPy]
「お、おい奈津美!? なにやってんだ!」
「あれじゃあ、さっきとおんなじだよ。抱え込むと解決するまで誰にも話さないのはお兄ちゃんの悪い癖、だからこうやって強引に聞き出さなきゃ」
「強引にって…これは、む、胸が…!」
 離れようとジタバタするが腕が完全に俺の頭を掴んで離さない。
 こうなったら妹の肩を掴んで────
 ムニュ
「あれ…?」
「お兄ちゃん…けっこう大胆だね」
 ムニュムニュ
 この柔らかいのは…
「あ、ああああああっ! いや違うんだよコレはその…」
「どう? 柔らかかった?」
「うん、…じゃなくてだな!!」
「最近またブラがきつくなったんだよね、だから今日はノー…」
「言うなぁ! てか離せ!」」
 何言ってんのコイツ、バカじゃねぇの! バッカじゃねぇの!? それかアホだ!
 兄に何はずかしめも無く爆弾発言してんだよ。いや、らしいといえばらしいんだけど。

「それはダメ」


728 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/02(月) 02:15:53 ID:bKEmRCPy]
「はぁ…?」
 さっきまでふざけていた妹の声が、真剣になった。
「離す前に、今悩んでること言って?」
「………」
 言葉に詰まる。
 妹と目が合うが、さっきの声と同様に真剣な眼差しで俺の目を見つめる。
 言いづらい。彼女が外国に行くのが寂しいから自棄酒してたなんて、とてもじゃないが言えない。
 なにかいい言い訳は無いかと口篭りながら考えていると、それを悟ったように妹が先に口を開いた。
「…私はさ、お兄ちゃんのこと好きだよ。男の人として大好き…」
「奈津美…」
 それは知っている。いつもいつも冗談のように言ってるけど冗談じゃない、妹の本音。
「でもさ、兄妹としても好きなんだ。だから、今のお兄ちゃんはほっとけない」
 俺の顔に妹の両手が添えられる。
「あ…う…」
 なんでだろう。今だけは妹が姉に思えた。
 今思えば、俺は妹の好意に気付いた時から妹ととのコミュニケーションを避けていたような気がする。それこそ兄弟としてのソレも。
 「そんなに言えないこと? お母さんにもお父さんにも言えないことなの?」
 「そんなことは、ないけど…」
 「私には?」
 でも妹は、そんな邪険に扱う俺にめげずに慕ってくれた。
 やりすぎなことも多々あったけど、今も俺を心配してくれる。

729 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/02(月) 02:16:50 ID:bKEmRCPy]
「ごめん…。少しだけこのままでいいか」
 妹の胸に顔をうずめる。
「…いいよ。お兄ちゃん」
 覆うように頭を抱かれて、どれくらいの時間かはわからないけど、妹の温かみを感じた。
「ん」
 いい加減離れようと頭を上げると、すぐに妹の腕が離れる。さっきまでとは大違いだ。
 外は夕暮れ、最後に見たときは朝だったような気がするがきっと気のせいだ。
「その悩みなんだけどさ、笑うなよ」
「笑わないよ」
「絶対だぞ」
「絶対笑わない」
「言ったな?」
「言った」
「…」
「んふふ♪」
 面倒だから割愛するが全部話した。ほんとに全部。
 彼女の留学とか、そのせいで寂しいとかetc
 で、その結果が
「あははは! お兄ちゃんってほんと可愛い〜」
 コレ。

730 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/02(月) 02:17:27 ID:bKEmRCPy]
 最初の口約束なんかどこへやら、妹は俺の目の前で爆笑している。
「なんだよ、悪いか」
「そんな寂しがりやなら家に帰って来たらいいじゃん。私は歓迎だよ。大歓迎!」
「自分から一人暮らしするって言ったのに、今更そんなことできるか」
 やっぱり言うんじゃ無かったとつくづく思う。後の祭りだけど。
「お父さんお母さんには私から言っといてあげるからさ、一緒にまた暮らそうよ」
「できるか。というか時間も遅いしそろそろ帰れ」
「しかたないなぁ、今日は泊まっていってあげるよ」
「なんでそうなる」
 妹の口端が歪む。
「お兄ちゃん寂しがり屋だし、誰かが傍に居ないと死んじゃうよ?」
「おまえなぁ…」
 俺が拒絶してもなんやかんや言って泊まるんだろうな。
 そう思いつつ俺は無駄な抵抗を続けた。

また来年。



731 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/02(月) 02:18:18 ID:bKEmRCPy]
コピペ投下終了

732 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/07/02(月) 03:10:52 ID:a79X6E+0]
保守

733 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/02(月) 14:54:38 ID:sxz3D9tA]
GJ!

「バカかバっカじゃねぇのまたはアホか」吹いた俺Z.O.E.厨wwwwwwうぇっwwwwwww

734 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/02(月) 23:06:31 ID:sYfEzmtF]
>>733
よぅ俺

735 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/03(火) 00:46:50 ID:o7jheTjp]
あれ?俺が二人もいる

736 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/03(火) 13:02:01 ID:oTHd2YV4]
 ま た 俺 か !
…一体何人居るんだよ。

737 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/03(火) 13:24:07 ID:e/u8Ab5w]
『また俺か!』ってなんか斬新だなw

738 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/03(火) 15:03:20 ID:OT2gtsDe]
数えたが俺だけでバレーボールができそうだ

739 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/03(火) 18:42:30 ID:5il7b599]
よう俺達!

「知らん」の連呼も組み込んであれば完璧だったな

740 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/04(水) 16:04:28 ID:ITiwAeu0]
oioi、まったく俺ときたら何処まで増殖すれば気が済むんだよ。

奈津美が「はいだらー!!!」と叫ぶ…のは無理があるな。



741 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/05(木) 06:09:14 ID:MA10IlyK]
『俺』だけで野球チ−ムできるとは…

「知らん」「知らん」「知らん」「知らん」「知らん」「知らん」「知らん」「知らん」「知らん」

742 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/05(木) 11:28:44 ID:tOTLHr4f]
ところで俺よ
この中で一番年上なのは>733だよな?


そしてここはいもうと大好きスレ……










Ω < つまりそれ以外は皆、妹だったんだよ!

ΩΩΩΩΩΩΩΩ < 知らん

743 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/05(木) 21:32:07 ID:bhMWOZjo]
アヌビスとジェフティの姉妹丼SSが読めると聞いて飛んできました

744 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/05(木) 22:29:37 ID:GvoaulCa]
>>743
残念だったな。
エイダとドロレスの姉妹丼の間違いだ。

745 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/06(金) 00:14:48 ID:f4jWBqFB]
>>744
蝶☆kwsk!

746 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/07/06(金) 01:26:52 ID:99xDVg/p]
ほし

747 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/07/08(日) 06:09:07 ID:5OePNicn]
保守派

748 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/08(日) 22:37:17 ID:CFZ0iBw+]
辞書にない単語が浮かばず挫折orz
書き出し途中だがヒント頼む


…多分、それはとても恥ずかしい、エッチな事に関する言葉だと思う。正直に言うと、私はその単語の意味がわからなかった。
友達に聞いてみたかったけど、その場の雰囲気とか…男子の表情とか…。なんとなく聞きづらい感じがして、適当に誤魔化してしまった。
学校も終わって真っすぐに家に帰って。夜ごはんも食べたし、お風呂にも入って。
さあ、寝るぞ…って時に私は今日、学校で聞いた単語を思い出した。本当に今の今まで忘れていたくせに、なんでこのタイミングで?
いったん思い出してしまうと、どれだけ羊を数えようと寝返りをうっても眠りにつくことができなかった。
手持ちの辞書にも載っていない。…多分。恥ずかしい事に関する言葉なのだろう。
どうしよう…ベットから起き上がり悩んでいると、壁越しにカタカタとキーボードを叩く音が聞こえる。

お兄ちゃん、まだ起きてるんだ…。

749 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/08(日) 23:02:12 ID:HF92/SCz]
支援

750 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/08(日) 23:25:30 ID:9HpTVYd9]
これはwktk(・∀・)



751 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/08(日) 23:59:54 ID:23Y+kc+q]
>>748
いったい何に(どこに)ついてヒントがほしいのかわかんねーよw

夜這い……は辞書に載ってるよな
オナ視姦……顔射……飲精……緊縛……足コキ……逆レイプ……膣出し……孕ませ……ピロートーク……同衾……夢オチ

ってとこでどうだ?

752 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/09(月) 10:01:46 ID:TTr65/2u]
ごめん
でも、ヒントありがとう


しばらく妄想してくる

753 名前:名無しさん@ピンキー mailto:孕age [2007/07/09(月) 19:37:42 ID:Kf5yis1u]
「安全日」(もしくは危険日) だな

754 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 00:20:57 ID:muTE2Iti]
>>753
ソレダ!



ところで安全日っていつなんだ?
生理の前なのか後なのか全く関係無いのか……

いやさ、リアルで喰われそうで土器怒気するんだわ。孕ませたら俺、自殺しなきゃならないし…マジで

755 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 00:32:06 ID:QTGiQwpn]
>>754
資料だぜw↓
月経周期とかそうゆうの
ttp://www.ihealth.co.jp/main/health/sex/003.html

756 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 01:19:00 ID:GQsd7Oz0]
きっちり避妊すりゃいい話だと思うんだが

757 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 03:49:36 ID:HX8k4Xbr]
>>754
孕ませどうの言うくらいなら、ちゃんとコンドームとか使った
避妊しろ、それが嫌ならセックスなんかするな。

758 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 12:36:46 ID:muTE2Iti]
皆サンクス、優しさに全俺が涙した

避妊?近藤さん?
真夜中に叩き起こされて喰われるのにそんな暇は有り得ると?
…まあ、使うよう頑張ってみるが

759 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 13:15:06 ID:GQsd7Oz0]
じゃあ安全日知ってようが関係ないだろwww
バカかよおいw

760 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 13:38:56 ID:K68+wFCo]
それで妊娠を避けるにはパイプカットしかないな



761 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 18:23:36 ID:gw7o3N4f]
孕ませたら死ぬしかないって、どんな相手なんだとか、
むしろ、相手が孕む気満々そうなこととかツッコミどころが多すぎて困る。



762 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/11(水) 02:01:08 ID:CJRVW0HS]
>>761
俺等より後に生まれた血の繋がった女の子

それkwskして一本書けないだろうか。

763 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/07/11(水) 02:24:40 ID:PFLfzcc2]
とうかまち

764 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/13(金) 21:43:00 ID:d0fB2xMo]
「安全日」「避妊」そんなことが気になる時はこれ

10話
妹「やっ!おにいちゃん、やめてぇー!!!ひぐぅーっ!!!」
兄「うぐっ、うっ、はあーサイコーだぜ、はあ…はあ…」
妹「うう…なぜこんなこと…避妊具も使わないで、ひぃ!」
兄「ああ?危険日なんだから肛門使うのが当然だろが」
妹「こ…こんなの間違ってる!」
兄「ごちゃごちゃうるせーぞ!毎日やってんだろ、だまってケツ振ってろ!」
妹「ひーぃっ!そんな激しくしないでぇ!お尻があぁぁっ!!!」
兄「おおっ!いい具合だぜ、今日もケツ孔サイコー!!!」
妹「もう許してぇーっ!お尻が裂けちゃうよおー!あひぃー!」
兄「オラオラ!もうすぐイキそうだぜ、生でたっぷり腸の中に注ぎ込んでやるからな!」
妹「イヤーぁ!!!」
兄「へっへっへっ、肛門がすげー事になってるぜ」
妹「あーっ!熱いよー!お尻の穴が焼けてるよー、ヒィーっ!」
兄「ぐうーっ!すっげーぜ、ちん○が肛門で絞り上げられて最高だぜ!
  この穴の良さが病み付きになっちまったらもうオナニーなんかバカらしくてやってらんねーよ!」
妹「あひいーっ!ひいー!ヒィー!あっ!あっ!あっ!」
兄「おらーっ!たっぷり出してやるぜ!妊娠の心配はないから遠慮はいらねえ!」
妹「あああっ!おしりぃーーーー!がっはっあっ!!!」
兄「くふぅ〜、毎日犯っててもしまり最高だな!、夏休みは1日7回以上やりまくるぞ!くっくっ…」
妹「そ…そんな…うぅ…」

765 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/13(金) 22:49:03 ID:dc4vVXgL]
出たwww

766 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/13(金) 23:26:19 ID:Cl0ZAs77]
>>764
またお前かw

767 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/14(土) 02:31:37 ID:rdITD908]
来やがったww

768 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/14(土) 12:06:18 ID:WGElZb76]
なんかコレが来るとホッとするなw

769 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/17(火) 14:15:33 ID:BFLbAz/a]
ほしゅー

770 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/17(火) 19:15:20 ID:3tPXrDLG]
>>768
さすがにしねーよw



771 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/18(水) 23:28:32 ID:gK6yMKVK]
だが和むwww

772 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/19(木) 04:34:45 ID:LU00Nq/1]
>>771
和みもしねーよw

773 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/19(木) 06:13:54 ID:ygr9jFIF]
でもホッとするw

774 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/19(木) 12:51:15 ID:4vQY6+1V]
スキっとする!

775 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/22(日) 02:15:11 ID:5OIrj+8C]
保守

776 名前:妹尾兄妹の大団円 mailto:sage [2007/07/23(月) 20:01:30 ID:T0Uwt8a8]

『妹尾様。そろそろお時間の方になりますので、式場の方へお進み下さい』
「……はい」
待合室へ係員が呼びに来た。
いよいよ式が始まるのだ。
私の胸は生涯で一番ドキドキしている。
緊張のあまり大事なブーケを忘れそうになった位だ。
着替え終わってからも、鏡を前にしてママに何度も聞いた。
「ど、どうかな? 変になってる所は無い?」
そんな私を見て、ママは『大丈夫よ。あなたは日本一の花嫁さんなんだから』と
笑いながら太鼓判を押してくれた。

ここはとある観光地に建てられたチャペル。
今日、私はついに最愛の人である兄と結婚するのだ。
戸籍上は血縁関係が無いとしても、色々紆余曲折はあった。
お兄ちゃんは多情で絶倫な人だから、私以外にも彼女や恋人や愛人や女友達がわんさか居た。
私の真摯なアタックを鉄壁のブロックで跳ね除けられ、何度もくじけそうになった。
それでもなお、私はお兄ちゃんを愛し続けた。
その思いが実り、やっと結婚にこぎつけたのだ。

私はもう一度大きく深呼吸をする。
「ふうぅ……」
緊張の余り、脚が絨毯を踏む感触すらフワフワしてたけどやっと人心地がついた。
「も、もう大丈夫だから…… パパ」
ヴェール越しに見ると、パパもにこやかな顔で私に微笑んだ。
幼い頃に失踪した父親だったけど、息子と娘の結婚式にはせ参じてくれたのだった。
やっぱり親子だけあって、お兄ちゃんによく似てる。
お兄ちゃんが老けたらこんな感じになるんだろうなー、って私は思った。

パパと腕を組んで、私はこれから入場する。
そこでお兄ちゃんと私は永遠の愛を誓うのだ。
花嫁と父親が腕を組んで進む、恐らく人生で最も喜びに満ちた道程だろう。
係員が合図をする。
そして音楽と共にチャペルのドアが厳かに開かれ、目の前に式場の光景が広がる。
祭壇の前に立つお兄ちゃんは、ばっちりタキシードを着こなしている。
妹の贔屓目で私が見ても、日本一…… いや世界一素敵でカッコいいお兄ちゃんだ。
そして、今日の式に集まってくれたのはパパだけじゃない。
お兄ちゃんのこれまでの彼女たちも、私達を祝福するために集まってくれ……

777 名前:妹尾兄妹の大団円 mailto:sage [2007/07/23(月) 20:02:56 ID:T0Uwt8a8]
「ほえ?」
私は思わずすっとんきょうな声を上げた。
「どうしたんだ」
「……お兄ちゃん。今日は私とお兄ちゃんの結婚式だよね」
「そうだよ、我が妹」
「じゃあ、その……あの……」
思わず声がうわずってしまう私だが、お兄ちゃんの周りに居る参列者たちを指差して言った。
「なんで……
 愛さんと香積さんと沙織さんと妙さんと奈々さんと初美さんと繭さんと八重さんと蘭さんと和歌子さん、
 泉美さんと恭子さんと静さんと知恵ちゃんとニコルちゃんと日観子さんと瑞樹さんと里香さんと
 宇美さん久美さんと須美香先生と月美さんとヌーちゃんと不二子さんと睦美さんと雪奈さんと瑠璃さん、
 瑛理子さんと慶花さんと瀬里奈さんと哲子さんと寧々さんとヘレナさんとメアリーさんと蓮さんと
 音子様と小雪さんとソーニャさんと時子さん乃莉香さん穂積さんと桃祢さん夜思乃さんと露魅奈さんも
 ウェディングドレスを着ているのー!?」
「ははは、何だそんな事か」
私の声とは対照的に、落ち着き払ってお兄ちゃんは笑った。
「今日は俺とお前、そして皆との結婚式じゃないか!」
「えっ……ええぇーーっ!!」
「今年から民法が改正されて、重婚がオッケーになったのは知ってるだろ?」
「知らないっ、聞いてないっ、有り得なーい!!」
半狂乱になって私はお兄ちゃんに詰め寄った。
「今日は私とお兄ちゃんの二人きりの結婚式のはずでしょー!?
 折角パパだってこうして私の為に来てくれたのよぉ!!」
「あー、その事だがな…… じつは親父はお前の為だけに来た訳じゃないんだよ」
「へ?」
「内緒にしていたが、実は愛も香積も沙織も妙も(中略)夜思乃も露魅奈も俺たちの兄妹だったんだよ」
「な、なんだってーーーッ!!」
「これまで不自然に思わなかったか?
 あの親父がこさえた子供が、俺とお前の二人きりだったなんて……
 ぶっちゃけそっちの方が有り得ないだろ」
「うっ嘘だぁーーー!!」
「これからは皆の事を『お姉さん』って呼ぶんだぞ」
周りの人たちを見回すと、皆にこやかに微笑んでいる。
知らなかったのは私だけ?
「じゃあ、誓いの言葉と指輪の交換をしないとな。
 手順良くやらないと時間がかかるから、最初の奴以降は以下同文、指輪交換はセルフサービスだ」
「そんな結婚式ないよぉー! 兄ちゃんの大馬鹿野郎ーーー……」


・・・・・・


778 名前:妹尾兄妹の大団円 mailto:sage [2007/07/23(月) 20:05:16 ID:T0Uwt8a8]


「誰が大バカ野郎だ、この超馬鹿娘が」
「ぶびぃ……?」
知らない間に布団に潜り込んでいた挙句、訳の判らない寝言を発しやがった妹の腹を俺は踏みつける。
「お、お兄ちゃん? 結婚式は!?」
「はあ? なに言ってるんだ。寝言は寝てる間だけにしろよ」
「よっ、良かったー! 夢だったんだ!」
全く、夢見と寝言癖が悪いのはいつか矯正するする必要があるな。
「お兄ちゃーん!」
「わっ、ちょっと待てっ」
いきなり抱きつかれ、俺は不覚にもバランスを崩して押し倒される。
こんな事は他の女にもさせないのに……
「私、お兄ちゃんの妹だよねっ! お兄ちゃんの妹は私だけだよね!?」
……何を言っているのやら判らん。
こいつの脳内は常に俺の理解の範疇を右斜め上にナックルボール気味に外してくる。
「結婚してくれなくてもいいっ。
 だけど、お兄ちゃんの事を『お兄ちゃん』って呼んでいいのは私だけなのっ」
「まあ結婚しなくて良いってのはありがたいけどな……」
とりあえずこの馬鹿をなだめなければなるまい。
しかし兄の胸にすがりついた上、涙まで流して言う事だろうか?
「安心しろ、これまで確認できている俺の妹はお前だけだ」
「……」
「それにな、家族になるってのは血縁だけじゃないし、戸籍上の義理の縁だけでもないんだ。
 一緒に生活して、時間を積み重ねて、だんだん絆を深めていくものだと思ってる。
 いきなり『貴方の妹です。今後ともよろしく……』なんて言われても、そうはいかないよな」
「お兄ちゃん……」
「仮に、これから先に親父の血を引く子が現れたとしても、本当の妹と呼べるのはお前一人だぞ」
例えどれほどの馬鹿であろうと、俺はこいつを見捨てる事は出来ない。
それはこれまで培ってきた俺自身との絆を否定することになるからだ。
「……ありがと。お兄ちゃん」
その小さな両腕で、妹は力いっぱい俺を抱き締めた。
「嘘でも嬉しいよぉ」
「一応ウソをついたつもりはないんだがな」
「でも、妹と思えないとしても、可愛ければその子も食べちゃうんでしょ?」
「そりゃ、当然」
「……ちょっとは否定してよ」
そこら辺のことはあくまで仮定の話だが、
もし可愛い妹がやってきて『お兄ちゃんと呼ばせて下さい』と言ったのなら、
俺はその時どうするだろう。
ひょっとしたら新しい妹にも兄と呼ばせるかも知れない。
でも俺はそいつを妹とは思わないだろう。
兄、妹と呼び合っても、所詮雰囲気を盛り上げるためのプレイに過ぎない気がする。
少なくとも、この馬鹿妹以上に兄妹の絆(もしくはしがらみ)を感じられるとは思えない。
まあ可愛くてその気があるなら、本当に俺は『妹と思えない妹』ともやっちゃうかもね。


779 名前:妹尾兄妹の大団円 mailto:sage [2007/07/23(月) 20:07:26 ID:T0Uwt8a8]

「あー、結局のところ、妹だと思ってても本気で抱くのはお前一人だってことかな」
「私も、パパが他所に息子を作ってても、『お兄ちゃん』と呼ぶのは一人だけだよ!
 私、お兄ちゃんの妹に生まれてすっごく幸せだよ!」
「そう言って貰えると、悪い気はしないな」
だが、実際こんな兄貴の妹は幸せと呼べるのだろうか?
少なくとも、こんな妹を持った兄は幸いとは呼べまい。
まあ全ては本人次第だと思って、細かい事を指摘するのは止めよう。
不幸な人間はなるべく少ない方がいいからな。

「お兄ちゃん、ちゅーして」
「はいはい、今日だけだぞ」
甘えてくる妹の唇に、俺はキスをしてやった。
「はあっ……、ホントーに馬鹿とブラコンにつける薬はないな」
「そうだよっ! 恋する妹にとって、一番の薬はお兄ちゃんの愛情なのっ!」
「繰り返すが寝言は寝てからだけにしろ。この馬鹿妹めが」
「うふふっ、愛してるよ。お兄ちゃん!」


( 妹尾家の兄妹  完 )


780 名前:妹尾兄妹の人 mailto:sage [2007/07/23(月) 20:12:20 ID:T0Uwt8a8]
というわけで、兄者の彼女の名前ストックが一周したため、
予定通りこれで妹尾兄妹は大団円であります。
兄妹二人も保守代わりのストーリーからここまで発展して、さぞ本望なことでしょう。

これまで取り留めの無い馬鹿話にお付き合いいただき有難う御座いました。
エロパロスレにモ関わらず、一回も挿入ナシで終わるという奇妙なSSでありましたが、
またどこか素晴らしき兄妹愛の世界でお会いいたしましょう。



781 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 20:13:44 ID:dnfM8JA+]
最後まで甘甘で悶えさせてもらったw

782 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 21:57:05 ID:Aci90dKO]
兄者の彼女の名前のストックを早急に補充せよ!
挿入なしでも楽しいからおk!

ともあれ乙でした。またネタ浮かんだらよろすく。

783 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/07/25(水) 04:31:34 ID:DGXcwKNa]
妹尾GJ!


さてではストックを一つ増やしてあげよう。

【亞奈瑠】
何て読むかって?
それは君たちの脳内世界しだい

784 名前:妹尾兄妹ファン mailto:sage [2007/07/27(金) 01:15:01 ID:ia8SysXM]
終わってしまうとは本当に寂しい限りだ
またいつかどこかで、二人が保守している姿を見たい。
今までありがとう。妹尾兄妹よ永遠に


785 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/28(土) 23:38:36 ID:H1o/blrY]
ニャ━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━ン!!

786 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/07/31(火) 04:47:38 ID:nRlPwZDf]
さあ保守

787 名前:名無しさん@ピンキー [2007/08/04(土) 23:18:03 ID:d7rA5fnw]
続き我駆手華

788 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/05(日) 23:30:36 ID:kN8QyE3l]
書き込めたら書くのがんばろう

789 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/05(日) 23:31:13 ID:kN8QyE3l]
キター! よし、がんばろう!

790 名前:名無しさん@ピンキー [2007/08/06(月) 00:26:36 ID:V5INmbD9]
wktkして待ってます(・∀・)



791 名前:名無しさん@ピンキー [2007/08/07(火) 18:01:22 ID:ijzOmI+I]
ストック増やそうと考えてみました 聖[ひじり]零慈[れいじ]冴[さえ]    モウムリダ・・・

792 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/07(火) 19:00:41 ID:p5YX+wqD]
「あ行」
あい、
かずみ、
さおり、
たえ、
なな、
はつみ、
まゆ、
やえ、
らん、
わかこ、

「い行」
いずみ、
きょうこ、
しずか、
ちえ、
にこる、
ひみこ、
みずき、



「お行」
おとこ、
こゆき
そーにゃ、
ときこ、
のりか、
ほづみ、
ももや?
よしの、
ろみな、

四十四股かけてる兄者は只者ではない。

793 名前:名無しさん@ピンキー [2007/08/07(火) 22:49:56 ID:ijzOmI+I]
>>792        ちょっと待て、妹はドシタ? 

794 名前:猫好き mailto:sage [2007/08/10(金) 11:10:03 ID:W8Qg9ZU7]
猫が好き。でも妹すばらしいっ!!

これを組み合わせたら、わけわからない妄想へとつながった。
稚拙な文章だけど、投下していいかな?かな?

795 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/10(金) 11:23:51 ID:A3ykldP2]
もちろんおk、短文おk!

796 名前:猫好き mailto:sage [2007/08/10(金) 11:35:48 ID:W8Qg9ZU7]
『猫の生活』

「お礼で〜すにゃ」

目が覚めると、そこは知らない天井だった。

体を起こすと、どうやら僕は知らない部屋で寝ていることが分かった。
寝起きの頭で考えてみる。この部屋はどうやら女の子の部屋だと気付く。だって、こんなにたくさんのぬいぐるみがあるから。偏見かも分からないけれど、ぬいぐるみって女の子のものみたいな感じがある。
薄暗い部屋に、窓にかかったピンクのカーテンから明るい光がさしこんでいる。試しにベッドから降りて、カーテンをあけて外を見てみる。やっぱり知らないところだ。

797 名前:猫好き mailto:sage [2007/08/10(金) 11:37:31 ID:W8Qg9ZU7]
それと、この部屋の他にもうひとつ分からないことがある。
僕は多分死んでしまったはずだ。かなり曖昧な表現だろうけれど、きっとそう。 あの全身の痛み、今までにない寒気と急な、落ちるかのような眠気。どれも自分が死ぬということが本能で分かった。だけど…
「……ひてて」
頬をつねってみる。痛いや。僕は普通の高校生だった。好きな人だっていた。憧れの先輩もいた。

だけど、僕はみんなに女の子っぽいっていわれる。近所のお姉さんの影響か、僕は小学校に入るまで、自分は女の子だと思って過ごしていたから、無理ないと思う。
今でも、僕の心は男っぽいのか女っぽいのか、なんだか複雑。

798 名前:猫好き mailto:sage [2007/08/10(金) 11:40:56 ID:W8Qg9ZU7]


そんな僕は、猫が大好きなんだ。

うちでは飼えないから、近所の野良猫たちとじゃれて遊ぶことが日課だった。

最初は彼らも警戒するけれど、ちゃんと話せば分かるんだよ、みんな。
 ぷにぷにした肉球。柔らかな毛。かわいい耳。彼らと遊んでいると、かわいくてかわいくてそのままとろけそうな気分になる。これが、至福のひととき。
 そんなある日。確か火曜日だった。
僕は下校途中、道路の真ん中で立ち往生している猫を見つけた。あれは…山吉だ!!あいつは気が弱いから、出るに出られないとすぐ分かった。助けにいきたい。
でもこの道はみんなスピードをだすから、僕ら人間でも危険。どうしようか迷っていると、山吉が僕に気付いたらしかった。嬉しそうにしながら、決意を固めて、僕の元に走って来る。

だけど、僕はトラックが走ってきているのが分かって…僕は彼を助けた。僕は助からなかった…はず。
山吉は僕に抱かれたままこっちを見て、ニャーニャー鳴いていたから無事と分かった。

だから、僕がここに居るのはおかしいんだよなぁ。

799 名前:猫好き mailto:sage [2007/08/10(金) 11:42:59 ID:W8Qg9ZU7]


考えてても仕方がない。僕は部屋から出てみることにした。

窓の反対側にある扉に手をかける。あ。鍵があるのか。しかし鍵はかかっていない。そっとドアをあけると…廊下が、って当たり前か。
廊下に出てみると、隣の部屋から、僕と同じタイミングで男の人が出てきた。
無言で顔を見合わせる。
「………」
「………」
「…………えっと」
「…………」
「…………あの」
この男の人、かなりのイケメンだ。と思ったのもつかの間、ギュッて抱きしめられた。
「へっ!?」
「か、かわいいっ!!」

男の人が肩に手をかけたまま少し体を離すと、僕の体を上から下まで、感無量といった感じで眺めていた。「あ、あのあのっ」
「あぁ、この控えめな胸が、この可愛らしい顔が、細い腰が、何もかもいい!!」
「…えっ?胸?」
その時僕は気付きました。僕は女の子のパジャマをきていて。胸元からなかを覗いてみると、ちょっとした膨らみがあった。

どうやら僕は女の子になっていたようです。なんで?

800 名前:猫好き mailto:sage [2007/08/10(金) 11:44:46 ID:W8Qg9ZU7]


「はっ!!ご、ごめん!」と、男の人はどうやら自分のしていることにやっと気付いたらしく、ぱっと手をはなした。

僕はまだ自分の置かれている立場を受け入れられなくて、ただ立ち尽くしていた。すると、男の人は優しげに微笑みながら、 こう言った。
「君が妹かぁ!いやぁ…正直言って初めて聞いたときはビックリしたんだ。親父が再婚してて、しかも僕に妹ができるって言うもんだから。」
(え?ということは、僕は妹?だって話してるの僕と男の人しかいないもんね。)

「ち、ちょっと興奮してしまった…ごめんね。親父から聞いてるだろうけど、俺、東条孝行(とうじょうたかゆき)。君は?」

(え?名前?え、何がなんだか…)でも、それは口から勝手にでてきていた。

「えっと…舞(まい)…です」
(あれ?そうだったっけ?) なんだかそうだった気がしてくるのだった。

「ん?てことは…なるほど、名字はじゃあ東条でいいみたいだね。いらっしゃい、舞ちゃん」
彼…孝行さんの微笑みは何故か僕をドキドキさせた。



801 名前:猫好き mailto:sage [2007/08/10(金) 11:48:03 ID:W8Qg9ZU7]


あれから僕は一階に降りて、ダイニングで一緒に朝食をとった。孝行さんは一人暮らしをしているらしく、料金はとても美味しかった。
「けれど、夜遅くに家に来たんだね。来たの気付かなかったよ」

話しているときも、孝行さんは終始ニコニコしていた。彼の優しさが伝わってくるようだった。なんだか、この人のためならなんでもしてあげたい気になってきてしまうくらい。

「そんなすまなそうな顔しなくていいよ。気にしてないし。」

あと、あの部屋は孝行さんは何もしていないと言っていたから、僕がこの家に来てから、僕自身がやったことになる。覚えてないや。
ただ、ひととおりこの状況を理解したところで、僕は1つ聞きたいことがあった。

「えっと…あの…お兄ちゃん」
勝手にそう口走っていた。いや、これは僕の素直な気持ちからかもしれない。僕は嬉しかったんだ。家族のいない僕に、どうやら本当の家族ができたことに。

802 名前:猫好き mailto:sage [2007/08/10(金) 11:49:37 ID:W8Qg9ZU7]


そして、お兄ちゃんは、悶えていた。ちょっと心配になって、
「お兄ちゃん、どうかした?」
と聞くと、さらに悪化してしまった。席を立ってお兄ちゃんに駆け寄る。
「ねぇ、お兄ちゃん、大丈夫?」
「かはぁ!!」
お兄ちゃんはまるで拳銃で撃たれたかのように胸を押さえて床に倒れる。
僕はお兄ちゃんを抱き起こす。そしてお兄ちゃん息も絶えだえに…

「もっかいお兄ちゃん、て言ってみて…」
と言った。

「へ?お兄ちゃん何を」
「うはぁっ!!」
「えぇっ!?ねぇお兄ちゃん、一体何が」
「あぁっ!!」
苦しそうにもがくお兄ちゃんを見て、凄く心配になっちゃうけど、何だか幸せそうだった。

803 名前:猫好き mailto:sage [2007/08/10(金) 11:51:31 ID:W8Qg9ZU7]

その話しは急だった。そして驚いた。
親父には再婚相手がいて、その相手と新婚旅行をするらしく、その娘…すなわち俺の義理の妹が俺の家に来るって言うもんだから。

それに、いろいろと不安もあった。某サイトのスレに書かれているような、ツ○デレだのヤ○デレだの、あと、キ○ウトだったか。俺の妹はそうであってほしくはないなぁ。
キモウトって…かわいそうだな。えっ?キモの意味が違う?いや、知らないし。

けれど、そんな不安は朝一番に吹き飛んだ。
正直言って…俺の妹像にジャストミートだった。ど真ん中ストレート。僕とか言ってくれたらパーフェクトゲームだよなぁ。現実の女の子にはそうそういないもんだけど。

あと親父から、彼女はさびしがりやで人見知りすると言われていたから、いいお兄ちゃんになるぞ!と決意を固めていた。

すると…どうだ。
「えっと…あの…お兄ちゃん」
「お兄ちゃん、どうかした?」
「ねぇ、お兄ちゃん、大丈夫?」
「へ?お兄ちゃん何を」
「えぇっ!?ねぇお兄ちゃん、一体何が」

早速お兄ちゃんで来たかっ!!やられました。それに可愛らしい。ショートカットの髪がなんだか猫を思わせる。それに天然なのか…本気で心配してるよ。

804 名前:猫好き mailto:sage [2007/08/10(金) 11:52:28 ID:W8Qg9ZU7]
ついでに言うと、胸が当たって…気持ちいいな…。

はっ!!だが!俺はお兄ちゃんになるんだった!彼女が一人前になるまで、見守ってやれる、いい兄貴に!!―――――――

「はぁ、はぁ、いや、大したことじゃあないよ。ありがと」
はははと笑って返す。

「そうなの?よかったぁ。やっとできた本当の家族なんだもん…し、心配しちゃった…」

(へ?本当の家族?母親がいるんじゃないの?)
しかしそんな思考は次の瞬間には消し飛んだ。
「あっ、忘れてた!僕、学校って…」

あ、今度こそ萌え死にました。

805 名前:猫好き mailto:sage [2007/08/10(金) 11:54:50 ID:W8Qg9ZU7]
ひとまずこんなとこです(汗)

やっぱ他の人たちと比べて見劣りするなあ(;´∀`)

きっと続きます(笑)

806 名前:猫好き mailto:sage [2007/08/10(金) 11:58:12 ID:W8Qg9ZU7]
ちょwwwww

料金→料理
です!

脳内変換ヨロ(汗)

807 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/10(金) 22:46:02 ID:kwuCCkSq]
あれだな、何と言うか文体が某撲殺小説に似てる


猫好きで妹萌えの兄者ってまんま俺だな…GJ!

808 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/12(日) 11:17:53 ID:s3RSvWRM]
乙でした
ただ主人公が二人いるように感じる、どっちかにしないと収拾がつかなくなりそうかと

809 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/12(日) 21:55:06 ID:Uy1HcI8y]
主人公というか語り手が2人いるのは間違いない。
だがそんなことよりも、最後の一文の意味がサッパリ分からない。

810 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/13(月) 00:14:47 ID:zuXJWqmA]
僕っ娘だったからじゃね



811 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/13(月) 00:57:32 ID:+jkkmF0X]
そうか学校云々はお兄ちゃんのセリフじゃないのか。そういえば伏線があるな。理解した。

812 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/15(水) 18:07:45 ID:HH0twWdr]

 気がついたら、妹が俺の腹の上に乗っていた。

「…あついね、」

 そう呟くひかりの額から、汗の粒がぽたりと落ちる。テレビから聞こえて
くる、甲子園の試合開始を告げるサイレンが頭の奥のどっかでずっと響いて
いた。

「…どけよ」
「いやだ」

 スカートから伸びる白い太もも、シャツからうっすらと透けるブラ、そし
てほんのりと香る、甘いシャンプーの匂い。
 ひかりって、こんなにませてたか?この間まであんなに小さかったのに。

「…親父たち隣に居る」
「知らないよ、そんなの」

 唇に当たる、柔らかい感触。そういえばこいつ、小さい頃『おおきくなっ
たら、おにいちゃんのおよめさんになるの!』なんて言ってたっけ。懐かし
い。
 そんな事を考えていたら、スボンのチャックを開けられた。

「おにいちゃん…」

 そんな甘い声は、俺に使うモンじゃないだろ?

 頭が回らない。
 もう、考えることを放棄した。

813 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/15(水) 18:10:14 ID:HH0twWdr]
改行間違ったorz

814 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/15(水) 18:27:28 ID:f+4ij5mP]
乙&支援  改行ミスは続きを書いてお詫びにするんだ、早くぅ〜  ギンギン

815 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/15(水) 23:21:48 ID:YtfxijjK]
wktk(・∀・)

816 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/21(火) 01:37:56 ID:IZiaffQr]
tntn

817 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/21(火) 15:10:55 ID:Ljzw86go]
drdr

818 名前:妹じゃなくなった日 mailto:sage [2007/08/22(水) 19:03:22 ID:qKR4tSdk]

 喉がじりじりと痛む。
 体中が熱くてだるくて、鉛になったみたいだった。

(いまどきクーラーが付いてない学校なんてウチくらいじゃないの…)

 ぼーっとする頭でどうでもいいことを考えながら暑苦しい毛布を蹴り上げたら、横から聞き慣れた声がした。
 ゆっくりと重い瞼を上げる。

「おー、起きた」
「…お兄ちゃん?」
「迎えに来いって、先生から電話あった。親父たちは仕事で来れねーってさ」

 大学の夏休みはなげーの。
 そう言って、お兄ちゃんは私の額に手を添えた。

「あちー」

 昔は良くこうやって熱計ってもらったなあ。
 いつの間にかその手のひらも大きく、ごつごつと男の子らしくなってしまって、
昔の面影なんて無いのだけれど。
 うっすらと湿っているそれの心地良さに、再び目を閉じた。

「保健の先生が戻ったら、病院連れてってやっから。帰ったらお粥も――――」
「…お兄ちゃん、」

 油断している浅黒い腕を、ぐいっと掴んだ。
 引き寄せられたお兄ちゃんはびっくりした顔してる。その顔になんだか罪悪感を感じるけれど、今しかない。
 今日、今なら、この熱のせいに出来ると思った。
 ごめんね、お兄ちゃん。すき、すき、大好き。
 頭の中で何度も呟きながら、お兄ちゃんの首にするりと腕を回した。

819 名前:妹じゃなくなった日 mailto:sage [2007/08/22(水) 19:04:37 ID:qKR4tSdk]
 お兄ちゃんの薄い唇に、夢中で自分のそれを押し付けた。
 安っぽい保健室のベッドが、きゅっと音を出して軋む。
 肩を押し返す強い力に気付かないフリをしながら、角度を変えて何度も何度も口付けた。
 キスって、こんなに気持ちいいものだったっけ?今までにケンちゃんや遠山先輩としたどのキスも、比べものにならない。

「ばっ…!お前なに、して…」

 無理やり私の顔を引き剥がして、お兄ちゃんは唇を手の甲で懸命に拭う。泣きそうな顔をしたお兄ちゃんを見るなんて、何年ぶりだろう。
そして私も泣きたくなった。

「…春香、」
「お兄ちゃんが…すき」
「は、」
「ずっと、すきだったの…!」

 その瞬間、これまで堪えていたものが、ぶわっと溢れ出した。

「泣きてぇのは俺だよ、ばか…」

 涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔を、お兄ちゃんはそっと抱きしめてくれた。
 ちょっと汗くさいけど、そこも好き。

 結局その後は先生が来てしまって私達は慌てて離れたけど、私は絶対諦めない。
 お兄ちゃんが振り向いてくれるその日まで。

820 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/23(木) 14:21:27 ID:tzg5OrAX]
>>818-819 GJ! 何か良い雰囲気を秘めた兄妹かと
次はこの話以前の微笑ましいエピソードとか、この後の爽やかデートなどを期待してるy



821 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/28(火) 15:17:28 ID:DGg58OqC]
GのJです!

822 名前:お初です mailto:sage [2007/09/01(土) 12:59:58 ID:uo8NxmQJ]
 ここを前からROMってて、文才ゼロのくせになんか書いてみたいと何度か挑戦したんですが、
うまくスレの雰囲気にあったものが書けず、結局出来たものはただの妄想垂れ流しになってしま
いました。下手な上に、かなり人を選ぶ展開になっているため、その時は速攻で右から左へとい
う事でひとつ。

 僕が、妹の玲菜を女性として意識し始めたのがいつ頃からだったのか、記憶ははっきりしない。
父が、僕が小6、玲菜が小3の時に仕事中の事故で亡くなり、母が、僕を産んだ時から休んで
いた看護師の仕事をまた始めた為、彼女が夜勤の日など、僕ら兄妹はかなりの時間を二人きりで
過ごす事になった。

 玲菜は、小さいころは本当にガリガリのゴボウみたいだったのに、最近は、細いのは細いまま
なのだが、陸上クラブを始めたせいもあってか、手や足のカーブがしなやかものに変わってきて
いた。
肩までのショートカットに包まれた小さめの顔は、クラブ練習のせいで結構日焼けしていたが、
ほんの少し目じりが上がった、いつも楽しそうにクルクル動いている目や、これもなぜかいつも
ニコニコしている薄桃色の小さな唇などを、僕は自分でも知らない間に見つめていて、ハッと
気付いて自己嫌悪、という事が特に最近多くなってきていた。 

 そんなある夜の事。玲菜は、体にピッタリとした下着っぽいタンクトップと、いつも部屋着として
はいているシンプルなショートパンツ姿で、僕からゲームのコントローラーを奪おうと奮戦していた。
 彼女は、小さいころと変わらず、全く考えなしにこうやって密着してくるのだが、やせてるくせに
妙に柔らかなその感触は、特に最近の僕には耐え難いものになってきていた。
 そんな僕の肩に、そのタンクトップの小さなふくらみがフニャッと当たった瞬間、僕は思わず
怒鳴っていた。
「ったくうっとおしいなあ!しつこいんだよ!」
 言った瞬間に後悔したが、まさしく後の祭。一度も僕に怒鳴られた事のなかった彼女は、あっと
いうまに真っ青な顔になり、やがて唇をふるわせながら部屋から飛び出していった。僕は今、自分
がなにをしてしまったのか、自分でもはっきり理解できないまま、気付いたら全身にじっとりと冷
や汗をかいていた。

 翌朝も、僕は混乱したままだった。顔を洗いに洗面台に行くとそこには玲菜がいて、彼女は一瞬
ビクッとして怯えた表情になりながらも、恐る恐る
「あ、あの、おにいちゃん…」
と話しかけてきた。
だが、僕はどんな顔をして何を言ったらいいか分からず、フイッと顔を背けて、そのままその場
を立ち去ってしまった。

 今まで並んで走っていた電車も、ポイント一つであっさり北海道と九州に別れていってしまう。
今思えば、あの日はまさにそんな感じ。
 あの日以来、玲菜は、母親には全く依然と変わらず接していたが、僕との会話は激減し、やがて
僕を完全に無視するようになっていった。当然母はおろおろしていたが、僕からは何も言うことは
できず、玲菜に理由を聞いてもただ「…別に」というだけらしく、「思春期なのかしら、そのうち
直るのかなあ」とひたすら気を揉んでいた。


823 名前:お初です mailto:sage [2007/09/01(土) 13:01:04 ID:uo8NxmQJ]
そんな空気のまま、僕は高校に、玲菜は中学に入学した。
 彼女は陸上部に入り、遅くまで練習して更に日に焼けていったが、あいかわらず僕との会話は全
くないままだった。

 たしか、6月の半ばごろだったと思う。
 夕方、僕が2階の自分の部屋のベッドに寝転んでぼんやりしていると、階段を上がってくる2つ
の足音がした。母と玲菜かとも思ったが、母は今日は夜勤のはずであった。その次の瞬間、僕は心
臓が止まりそうなショックを受けた。彼女の部屋のドアを開ける音とともに、男の声が聞こえてきた
のだ。
「おー、ここが玲菜ちゃんの部屋?チョーかわいいじゃん!」
「もー先輩、見ないでくださいよぉ、じゃ今冷たいお茶持ってきますから」
「ほんと無理いってゴメン。急にのど渇いちゃってさあ、ほんと飲んだらソッコー帰るから」
「アハハ、別にそんなに慌てなくていいですよぉ」
と笑いながら彼女が1階に下りていく。
 僕の心臓は限界まで高鳴り、頭がパニックでグルグル回っていた。玲菜が男を部屋に入れた…
いや、部の先輩にお茶を飲ませてあげるだけだろ…でも誰もいない家に…いや僕が帰っている事
に気付いているのか…

 やがて、彼女が部屋に戻る音がした。二人は、どうも部活の顧問の話でかなり盛り上がって
いたようだったが、突然ドスンという音ともに、
「イヤッ!やめて!」
という玲菜の叫び声が聞こえた。
僕は、僕は、どうするべきなんだ?!
もみ合うような音、壁に足か手が当たったのか、ドンという音が響く。
「大丈夫だって、乱暴にしないよ、すぐ終わるからさ」と荒い息で話す男の声がした。それで
もしばらく彼女は抵抗していたようだが、そのうち彼女の部屋からは、男の荒い息と、ベッド
がギシギシいう音しか聞こえてこなくなった。

 男が「ゴメン、ほんとゴメンね。でも僕マジだからさぁ」などとほざきながら帰っていた。
5分ほどなんの物音もしなかったが、やがて彼女が部屋を出て、ゆっくり1階に下りていく
足音がした。ずっと、なにか脳がしびれっぱなしのような感覚だった僕も、誘われるかのよう
に1階におりていった。
 彼女は、洗面台の鏡の前で、乱れた制服姿のままで呆然と立っていた。
 僕は、何を言うのかも思いつかないまま、彼女に
「…玲菜…」
と声を掛けた。
彼女は雷に打たれたかのようにこちらを振り向き、サッと青ざめると
「イヤッ!」
と叫んでトイレに飛び込んでしまった。
 やがて、彼女の大きな鳴き声が聞こえてきた。僕は、一時廊下に立ちすくんだままその泣き
声を聞いていたが、やがて無力感に包まれつつ、自分の部屋に戻り、布団を頭から被って横に
なった。僕はその夜、一睡もできなかった。


824 名前:お初です mailto:sage [2007/09/01(土) 13:02:49 ID:uo8NxmQJ]
 その部活の先輩とやらは、それから週に1、2回部屋に来るようになった。そのたび、二人
が何かを話し、笑い、ベッドをきしませる音が僕の部屋に響いた。僕は、その音を聞きながら、
自分の心のバランスが崩れはじめてきた事を自覚していた。
 男ができたというのに、彼女の表情は、なぜか段々暗いものになっていった。僕とはもうず
っと言葉を交わしていなかったが、最近は母にさえあまりきちんと返事をしないようになって
しまっていた。母は本当に悩み、彼女に色々話しかけるが一向に会話にならない。
 僕は、母の切なそうな表情を見て、ある決心をした。

 ある夜、Tシャツにショートパンツ姿の玲菜が、ソファーに寝転んでうつろな顔でテレビを
見ていた。彼女が大好きなお笑い番組なのだが、ほとんど内容は頭に入っていないようだ。
 僕はリモコンを手にしてテレビを消す。一瞬ポカンとしていた彼女だったが、ハッと気付くと
「何すんのよ!」
と激怒しながらソファーから飛び起きた。
「まあ、ちっと聞けって」
「あんたと話すことなんか何もないよ!」
あんたときたよコリャ。だがめげてる場合じゃない。
「あのなあ、何だよ最近の母さんへの態度。僕に対しては別になんだっていいんだけど、
僕らのためにがんばってる母さんにあれはないだろ」
彼女が、真っ赤な顔をして、涙を浮かべながら僕をキッとにらむ。正面から彼女の顔をこ
んなにはっきり見たのはどれくらいぶりだろうか。こんなときにアレだけど、彼女はやはり
とてつもなく可愛かった。しかし、その可憐な唇から思い切った毒舌が飛び出す。
「何よ偉そうに!妹のセックスを盗み聞きしてハアハア言ってるようなヘンタイに説教なん
かされたくないわよ!」
 僕は、心の中で何かがストンと抜け落ちてしまったような気がした。やがて、体中が怒り
でしびれるような感覚がする。いっとくが、こっちが部屋にいるのにそっちが勝手におっぱ
じめるだけだし、僕は妹のセックスの声でオナる程悪趣味じゃない。ああヘンタイですか。
上等じゃん。


825 名前:お初です mailto:sage [2007/09/01(土) 13:04:33 ID:uo8NxmQJ]
僕は彼女に歩み寄ると、生まれて初めて彼女をひっぱたいた。
 頬を押さえ、一瞬呆然としていた彼女だったが、次の瞬間猛然と僕に飛び掛ってきた。
中1とはいえ、陸上で鍛えてる彼女はかなり手ごわい。僕は、その細い体をソファーに投
げ飛ばすかのように押さえ込むと、Tシャツを一気に捲り上げる。
 彼女はブラをしていなかった。真っ白な細い体。まだ本当にふくらみはじめの小さな胸。
僕はその体を抱きしめるようにしながら、その小さな丘の上のさらに小さな薄桃色の突起
を夢中でしゃぶりはじめた。
 彼女が
「やめて!…イヤッ!…やめてぇ!」
と悲痛な叫び声を上げ、必死で暴れるが、僕を押しとどめる何の効果もない。
 ほんとうに彼女の体はどこもかしこも温かく、柔らかく、スベスベで、いつまで撫で回
していても飽きない気がした。だが、そうもいってられない。
 僕は、片手で彼女の上半身を押さえ込みながら、もう片手で一気に彼女のショートパン
ツとショーツを引き下ろした。
彼女が「ヒッ!」と小さく息を呑む。
 正直、僕の体で彼女を押さえつけているため、彼女の下半身の様子が良く見えないのが
ヘンタイの兄としては残念だったが、今すべき事はそれではない。
 僕も、ズバッと自分の短パンを脱ぎ去ると、隙をみて、暴れる彼女の細い両足の間に、
何とか腰を割り込ませる。僕は、すでにギンギンのチンポにとりあえず唾を擦り付けると、
それを片手で握り締め、激しく暴れるターゲットを狙う。
僕の、痛いほど張り詰めたチンポの先端が、温かく柔らかな彼女の部分に押し当てられ
ると、彼女の悲鳴と抵抗が一層激しくなる。ぶっちゃけ初めての僕は正確な場所と角度が
良くわからず、彼女のその部分を僕の先端でグリグリこね回す形になり、彼女はその度
悲鳴を上げていた。
しかし、やがて先端がグッと入り込む感覚があり、「ここか!」と一気に腰を進めると、
まさにメリメリメリッという感じで、僕のチンポが彼女の胎内にめり込んでいった。
「ア…イヤァァァ!!」
と彼女が絶叫し、ビクンと体を硬直させる。ああ、その彼女の中の感触といったら!!
 柔らかさ、温かさ、なめらかさが、一体となって強い圧力で僕のチンポに襲い掛かり、
それだけで僕はイキそうになってしまう。あわててグッとこらえて深呼吸し、最初
は徐々に、やがて調子にのってズボズボ抜差しを始めた。
 
レイプしながらいうのもなんだけど、今僕の目の下で汗びっしょりで横たわっている
彼女はやはり魅力的だった。日に焼けた、整った顔立ちは、今はボーッとしたような表
情をしている。細い首から肩に続くなめらかなラインや、ぼくのグロテスクなチンポを
突き込まれるたびに小さく揺れる真っ白な胸がぼくの目を奪う。
 僕は、たまらず彼女を強く抱きしめ、より激しくチンポを出し入れする。
 彼女が
「アッ…ヤ…ふ、ふか…こわい…イヤ…こわい…」
とうなされるような声をあげる。僕に触りたくないのだろう、その手はソファーの背を
食い込むほど強く握り締めている。
もう限界だ。僕は彼女の華奢な体を更に強く抱きしめ、ひときわ深く彼女にチンポを
ねじ込むと、その温かい胎内に、多分生まれて一番大量の射精をした。
 彼女は、腰をビクリ、ビクリとさせながら、ただ
「…ア…ア…」
とうめくだけだった。

 …玲菜は、僕に背を向けるように、裸のままソファに丸まって横になっていた。僕が
いまさらどう声を掛けようか迷っていると、彼女がポツリと
「…出てって…」
とつぶやいた。
僕は、さっき自分が脱いだパンツを拾い上げ、黙ってノロノロと部屋から歩き去った。
部屋から出て行く直前、僕がチラッと振り向くと、彼女は同じ格好のままだった。その
真っ白な股間から、精液がひとすじ太腿を伝って流れ落ちるのが見えた…

…力尽きたorz…こんなに長くてエロ1回、しかもイレプ…ここの連投のルールはどうなっ
ているのか…だが待たれずとも俺はまた来る 


826 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/01(土) 13:42:48 ID:xk8Cr5TO]
GJ! 心理的明暗のついた作品だなぁ 伏線も気になる、続きキボンヌ
雰囲気は他の作品に影響しない程度で自由だと思うし、妹好きというイメージを壊さなければいいんじゃない
連投については誰かの感想が入るか、日にちを跨げば良いと思われ

827 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/01(土) 21:45:28 ID:TuspBFjS]
イイヨイイヨー続編も読みたい

828 名前:お初です2 mailto:sage [2007/09/01(土) 22:42:36 ID:uo8NxmQJ]
ああ、ちゃんと読んでくれてた人がいたなんて…
>>822-825 の続きです。もうかなりフツーです。

 彼女をレイプし、激しい後悔の念に苛まれながら次の日の朝を迎えた僕は、もう頭の中が真っ
白状態であった。もちろん、彼女に何をどうされても文句の言えない立場であった。
 だが、結論から言うと、彼女の様子は全く変わらなかった。朝も、学校へ出かける時も、帰
宅しても、そしてその夜も。
彼女は、母が出勤前に用意した食事をチンして無表情で詰め込み、さっさと風呂に入ると、
いつもはテレビをそのまま占領するのだが、今日は黙ったまま部屋に上がっていってしまった。
 
結局僕は何がしたかったんだろう。ずっと彼女のために何かしてあげたくてウジウジしてい
て、思い切って説教をしてみたはいいが、トチ狂って結局はレイプときた。ハハハ、ひどいな。
 もうなりふりかまっちゃいられない。土下座でも裸踊りでもなんでもする。僕がこの家を出
て済むならそれでもいい。とにかく、彼女がこの家でまた笑って暮らせるようになるためには、
なんだってやってやると、僕は固く決心した。

 2階にあがり、彼女の部屋のドアをノックするが、返事はない。ドアをそっと開けると、彼
女は真っ暗な部屋の中で、壁の方を向いてベッドに横たわっていた。レースのカーテンから差
し込む月の光が、彼女のつややかな髪と、夏掛けから覗く細い肩を照らしている。
 二人ともしばし無言だったが、やがて僕が意を決して口を開こうとすると、彼女が
「…なに?…またレイプ?…」
となんの抑揚もない声で言った。
僕は一瞬言葉を失い、ガクッと肩を落としながら言った。
「…ごめん…なんて今更言ってもしょうがないんだけど…でもごめん…」
「……」
「なんか僕、今もずーっと頭が変になっちゃってて…実は、はっきり自覚してはいなかったん
だけど、僕やっぱりずっと玲菜の事が好きで…」
 彼女の肩がビクッと動く。
「…でも、そんな玲菜とうまくいかなくなって、玲菜に彼氏ができて、母さんとギクシャクし
て…どうしたらいいか分かんなくなって、玲菜への気持ちで頭爆発しちゃって…あんな…」
玲菜は無言のままだ。僕は土下座して
「…とにかく、ゴメン。僕が悪かった!」
と誤ると、
「…何謝ってるの」
彼女が言う。
「え?」
「…自分の何が悪かったって言うの」
と彼女がゆっくりと体を起こしながらこっちを見た。
「え…それは…ほら…無理やり…」
「何にもわかってないじゃない!適当に謝ればいいと思って!」
「そんな事ない!僕は…」
「うるさい!」
彼女は、ベッドの上で夏掛けをグシャグシャに握り締めながら、大粒の涙を流し始めた。
「お兄ちゃんに嫌われたと思って、理由がわからなくって、そのうちあいつにあんな事されて、
でも隣の部屋にいたお兄ちゃんは助けてくれなくて、なんか全部どうでもよくなっちゃって、
でもあいつと付き合っててもゼンゼン楽しくないし、なんかそのうち生きてるのもやんなっ
てきちゃって…」
僕は、ダムが決壊したかのような彼女の言葉の奔流に巻き込まれながら、必死で色々な
事を思い出していた。確かに、あの男に初めてヤラれちゃった時だって、あれは今思い出せ
ばレイプ以外の何物でもない。
でも、あの時僕は、『そうはいっても二人は好き同士で、もしあわてて飛び込んでいって
邪魔になっちゃ悪いかなあ』と気を使って…いや、違うな。ゼンゼン違う。
僕はピエロになりたくなかった。半ば以上レイプと疑っていたはずなのに、いざ飛び込んで
「何お兄ちゃん、盗み聞き?」とあっという間に蹴りだされるような、無様な目にあいたくな
かった、ただそれだけの事だった。
 僕は、あの時の自分と、今までそれに気付かなかった自分に猛烈に腹を立てるとともに、はっ
きりと心に決めた。「それなら、今ピエロになればいい」と。それで彼女に拒絶されれば、それで
何もかも決着がつく。


829 名前:お初です2 mailto:sage [2007/09/01(土) 22:43:20 ID:uo8NxmQJ]
 僕は、相変わらずグシュグシュ泣いている彼女をいきなりぐっと抱きしめると、
「玲菜、好きだ!」
と叫び、彼女にブチュッと唇を重ねた。
 はじめ面食らっていた彼女だったが、やがて真っ赤になり、唇を振りほどいて怒り出す。
「な、なにいってんのよ今更!わたしもう先輩といっぱいHして、もう、そんな…」
とわめきながら暴れる彼女を更にギュッと抱きしめ、とにかくブチュブチュキスをする。
 最初は僕の腕の中でやたら暴れていた彼女だったがそのうちグッタリし、やがて軽く息を
弾ませながら、僕のTシャツの胸元をギュッと握りしめ、
「…ン…チュ…ムグ…ンッ…」
と、僕のキスに積極的に答えてくるようになった。
「…いいの?」
と彼女が上目がちに聞く。そのきれいな目には、見ているほうが切なくなるほど切実な光があった。
「うーん、こっちのセリフだねそりゃ」
と僕は答え、僕の気持ちも彼女に伝わればと願いながら彼女をみつめる。やがて、どちらからと
もなく唇を重ねあい、互いの舌を求め合った。
いや、僕は正直ベロチューをなめていた。AVなんかでみると、「うーん、ちょっとキモいな」
とさえ思っていたのに、いざ自分でしてみると、その、舌がヌメりながら擦れあう感覚に僕は腰
までしびれてしまい、チンポがトランクスの中でたちまちギンギンになってしまう。玲菜もなんと
なく切なげに腰をモゾモゾさせ始めていた。
 僕の抜け目ない手は彼女のTシャツの裾からすでに侵入済みで、彼女の、まだまだ発展途上
ながら形のいいバストをひたすらやさしく揉んでいた。小さな乳首が、僕の手の平の下でたち
まち固くなるのがわかり、彼女は、「…ア…ハァ…」と湿ったようなため息を、耐え切れないか
のように漏らす。
 僕はもうたまらなくなり、「キャッ」と小さく叫ぶ彼女をたちまち全裸にし、自分もたちま
ちすっぽんぽんになる。
 彼女は、覆いかぶさるような格好の僕の股間を見て小さく息を呑み、「あ…大きい…」とつぶ
やいた。そりゃ中坊と比べりゃあねえ。もちろん悪い気はしないが、しかし、彼女の頭の中には、
今その比較対象の映像が再生されている訳で、それはかなり面白くない。
 
早く一つになりたいのは山々だったが、僕はとにかく昨日堪能できなかった彼女の体を良く
見てみたかった。
「もう、ヘンタイ!恥ずかしいからイヤ!」
と抵抗する彼女の足元に座り込み、立てたまま閉じた彼女の両膝にそっと両手を置いて、じっ
と待つ。やがて、僕の不退転のエロ心に根負けした彼女は、
「…イジワル…バカ…」
と顔を真っ赤にしながら、固く閉じていた立て膝を少しずつ緩める。
 部屋は暗く、月明かりの中、部屋のもの全ては色を失いモノトーンと化していた。
 だが、玲菜の引き締まった下腹部や、まだほとんど毛がはえていない滑らかな丘。そして、
その下の、薄ピンクの2枚の扉がピタリと閉じて並んでいる様は、鮮明に僕の脳裏に焼きつ
いた。
 僕はやや震える指で、その柔らかな桃色の扉をそっと左右に開く。かすかにニチャッと音
がして、彼女が「アッ」と小さく声を上げる、僕はその中を覗き込み、なぜ彼女がそんなに
恥ずかしがっていたのかを知った。
もちろん、見られる事自体も恥ずかしかったのだろうが、今僕の指で押し広げられている
扉も、その中でかすかにヒクリ、ヒクリと息づくピンク色の中身も、全てがすでに彼女自身の
出した粘液でかなりネチョネチョになってしまっていたのだ。なるほど、これは恥ずかしい。
 僕はもう彼女が愛しくてたまらなくなり、いきなりそのピンク色の肉のなかに深々と舌を
差込むと、その露をジュルッとすくい上げた。彼女は「ア…ヒッ!」と激しくのけぞり、腰
をブルブルッと震わせた。
それからしばらくの間、僕の舌と口が、そのピンク色の部分をくまなく蹂躙した。
 特に、合わせ目の上部からほんのちょっと頭が覗いている小さな桃色の突起は、
「…おにいちゃん…そこほんと感じすぎるから…強くしちゃイヤだよ…絶対ダメだからね」
と彼女から言われて、
「もー、お笑い好きはこれだからなあ、いわゆるフリだろ。わかってるって」
と、舌でほじくり出し、そのまま歯で軽く噛んでしごきあげると、
「ア…バカッ…カハッ…ヒギィッ…」と引き締まった小さなお尻をグンと突き上げ、桃色の
合わせ目からコポリ、コポリと濃い体液を流しだす。
はしたなくも大きくそのしなやかな足を広げきっているため、愛らしい後ろの窄まりが
ヒクッ、ヒクッとうごめいてるとこまで丸見えでいとかわゆし。


830 名前:お初です2 mailto:sage [2007/09/01(土) 22:45:15 ID:uo8NxmQJ]
 さて、もう十分だろう。僕は彼女の上に乗る。ボウッとしていた彼女が気付き、日に焼け
た細い腕をごく自然に僕の首に回す。僕は、今まで散々もてあそばれ、ほぐれきった彼女の
合わせ目に、パンパンに張り詰めた先端をグッと差し入れた。だが、それを更に中に送り込も
うとすると、待ちきれなかった彼女が、自分でグイッと腰を突き上げてきたのと拍子が合っ
てしまい、僕のチンポは、強く締め付ける彼女の中の圧力にもめげず、そのほとんどが一気
に彼女にねじ込まれ、いきなり彼女の奥の奥にゴリッと激しく突き当たってしまう。彼女は
激しくのけぞり、「ガ…ハッ」と喘ぎとも悲鳴ともつかない声を上げると、お尻をブルブルッ
と震わせ、グッタリしてしまった。どうも一発で撃墜されてしまったらしい。
 あとはもうテクニックもへったくれもない。僕は、ひたすら彼女の敏感な粘膜をまんべん
なくカチカチのチンポで擦り上げ、彼女は何度も何度もイキ続けた。
二人のつなぎ目からは、僕のチンポが出入りするたびに、ジュボッジュボッというはした
ない音がして、そこからあふれ出た彼女の体液がシーツをビシャビシャにしていた。
 やがて、彼女の内部のクッ、クッという締め付けのペースがだんだん早まってくる。僕は
クライマックスの予感に、彼女の細い腰を抱え込むと、まるで彼女を突き殺さんばかりに激
しく腰を打ち付けてる。やがて彼女は長い悲鳴のような声をあげながら、
「おにいちゃん!つかまえて、玲菜の事つかまえてて!」
と死に物狂いで僕にしがみついてきた。
程なく僕は、本当にちぎりとられるかと思うほど激しく収縮し続ける彼女の内部に、昨日と
勝るとも劣らない、大量の精液を叩きつけたのだった。彼女はその噴出に合わせるかのように
ビクン、ビクンと腰を痙攣させていたが、やがて完全に意識が飛んでしまったようだった。
 僕はしばらく射精の余韻を楽しんだ後、まだある程度固いままのチンポを、ごくゆっくりと
抜差しした。その刺激に「ンッ…ア…」と彼女が身悶えしながら意識を取り戻す。そして、そ
んなにまで激しくイッてしまった自分に気付いて真っ赤になり、
「バカ!ヘンタイ!」
と僕にハードビンタをかました。僕のせいかよー、あ、まあそうか。エッヘン、というほど
偉いわけではない。

 玲菜は、僕の胸にもたれながら、まだ半分固いままの僕のチンポをその細い手で軽く握り
締め、もてあそぶかのようにゆるやかに動かしていた。そして、ニヤニヤ思い出し笑いをしな
がら、うっとりした表情でつぶやいた。
「そっかー、これがセックスなのかぁー」
僕がジト目になる。
「なんだよぉ、とっくに先輩さんとバッチリしてたじゃんかよ」
「へっへーん、まあそうですけどねえ」
と無意味にお姉さんぶった彼女は、すぐまたエロ記憶の世界に意識が飛んでしまい、
「でもねえ、セックスってほんとはこんな感じだったんだあ…やだもー何かエロ過ぎキャー!」
と叫びながら、なんかハイテンションで僕のチンポをガシガシこすり始めた。
「ちょちょちょやめなさいよもう」
といいつつも、またもやムクムク起き上がってきた愚息。その様子を、美しいつぶらな目でジーッ
と観察していた玲菜は、
「あのさあ、ヘンタイお兄ちゃんとしては、どうせ次あたりはあたしのココで…」
とその小さな桜色の唇を指で押さえ、
「…したいなあなんて思ってるんでしょ? まあ、私としても、どうしてもっていうんなら1回
くらいはしょうがないかなあ、なんて…」
僕はまたジト目になってしまう。
「ったく先輩さんに変な事ばっか教わっちゃって、うちのエロ娘はもー」
と言うと、彼女はあわてて首をふる。なんでも、彼は何度か強引にそれをさせたがったらしいのだが、
彼女はそれは断固拒んだらしい。
「だって、なんかキモいじゃん。でも、まあ、これなら、お兄ちゃんがぜひっていうなら…」
と何かモジモジと回りくどい事を言ってる様子が可笑しくなり、
「チッ、しょうがねえなあ、オラオラ顔出せよオラオラ」
と彼女の頭をそっと引き寄せ、まだ二人の体液に汚れたままのチンポを、彼女の暖かく柔らかな
唇に、遠慮なく深々とねじ込んだ。
 彼女はたちまち目を潤ませ、
「…ン…ムグ…ん、もうこのヘンタイ…ングッ…」
といいながら、そのなめらかな喉の奥まで、愛しげに僕のチンポを飲み込んだ。




831 名前:お初です2 mailto:sage [2007/09/01(土) 22:47:12 ID:uo8NxmQJ]
 結局その後、彼女の口に1発と、中に更にもう1発出してようやく落ちついた僕たちは、ベッドの
中で抱き合いながら、お互いのこの1年間の事を、先を争うかのように話した。いくら話しても話が尽
きる事はなかった。
 そして、これからの事も話した。
 まず第一に、二人の事は、特に、母には死んでも知られてはならないという事。文字通り死んでもだ。
 例えば将来、母が亡くなって二人で墓参りをしたとする。花を手向け、二人そろって墓前に手を合わせ
る、その心の中でさえ嘘をつき続けるのだ。
 第二に、やはり心配なのは妊娠の事だが…
「え、生理まだなの?!」
「うん、まあそろそろかも知れないけど、まだうちのクラスにも何人かいるよ」
 はあ、そうですか。大人びて見えるからとっくかと思っていた。
「どーせヤリ放題だラッキーとか思ったんでしょう、このエロアニキめ」
とからかう彼女をグッと抱き寄せると、その耳元で囁く。
「ああもちろん、これなら何十発も何百発もいつでも玲菜にぶち込めるからね。朝も昼も夜も、いつ
だって玲菜のアソコが僕の精液でタプンタプンの状態にしてあげるよ」
 玲菜の目がたちまちトロンとして、切なげに僕にしがみつく。フッフッフ、小娘が、僕をからかう
など十年早いわと言いつつも、結局僕も自分で言ったセリフに自分で盛り上がってしまい、僕たちは
そのまま4発目に突入してしまった。

 僕たちが、未来永劫このままでいられるとは、さしもの僕も信じてはいない。でもまあ、
そんなこと言ったら、地球だってあと50億年ぽっちで太陽に飲み込まれちゃうんだし。
 それなら、こんなに可愛らしい生き物が、汗まみれでなって僕の名前を呼びながらしがみ
ついてくる今この瞬間があれば、ひとまずはそれで満足すべきじゃない?

 長々と拙文におつきあいいただき、ありがとうございました。


832 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/02(日) 12:57:22 ID:zBQ5iyz/]
GJ! 玲菜カワイイよぉ〜 なのでこの後の兄妹での、街角デートで萌える話なんてのは、ど






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