- 101 名前:最後尾の名無しさん@3日目 mailto:sage [2007/06/01(金) 02:55:39 ID:H2Qx+lIg]
- エロゲにしては、エロゲらしくない。
百戦錬磨のエロゲ通というわけじゃないが、そこら辺はよくわかる。 月姫シリーズは設定こそ、吸血鬼だの魔眼だの俗に言われる”中二病”だが 中身はもっと、シンプルなのに奥が深い、という矛盾が混濁した類を見ない作品だ。 何を以ってエロゲとするかは知らないが、月姫はエロゲではないと言えよう。 男とか女っていう小難しい境界なんて無くて、純粋に好きだという感情でやりとりしてる。 それが月姫が万人に好かれる要因だろう。 男性である志貴が主人公だから、男性しか楽しめない、とかそういうことは無い。 現に女性であってもニマニマしながら楽しめているのである。 歌月十夜において、翡翠といいムードになったら必ずやってくる割烹着の悪魔 彼女の言葉は、自分の心の声をを反映したものじゃないかって思うくらい、純粋だ。 愛とか男とか女じゃなくて、”好き”かどうかっていうレベルでのお話。 シンプルゆえに純粋で、奥が深い。 私は今まで「月姫にエロ要素はいらなかった」と散々叫んできたが、少し間違っていたようだ。 恋愛要素やエロ要素はあってもよいのだが、いかんせん、志貴のエッチがしつこすぎるのだ。 それで見ているこっちが、逆に悲しくなって泣いてしまうのだ。 琥珀さんもケロっとしてるから騙されてしまうが、志貴はとんでもない事をしたFucxin fucxerなのだ。 月姫の唯一の欠点は、あまりに琥珀さんを軽く扱った点であろう。私は、そう思うのである。
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