- 70 名前:M7.74(静岡県) mailto:sage [2012/04/01(日) 00:36:10.62 ID:CT3pE9wD0]
- >>64
アウターライズと呼ばれる領域の発震とその余震 太平洋プレートが海溝軸で陸側地殻の下に沈み込むため、下向きに大きく曲がる(その反動でやや盛り上がりもあり)所で、 想像すれば解る様に曲げの下側(内側)は、通常なら圧縮場となるはずが、発震機構解を見ると引っ張りの正断層だったりする特異現象あり。 つまり、通常は沈み込み先のプレート境界面に在る固着抵抗が外れ、プレート自体の引き込み力が優位であると仮定される状態。 (折れ曲がりの内側圧縮以上にプレート全体を引っ張る力が優位に) 本震はほぼ北向き方向の引き込みによる発震・・・余震はそれよりやや西向き張力も含むものの、概ね北側への沈み込み由来。 (別の視点↓からすると、北向きより東西両方面は引っ張り抵抗アリ?=ひょっとしたら両側のプレート境界面には固着域の存在がが?) www.rupan.net/uploader/download/1333207993.jpg (3/15雑談スレ辺りに載せた図を再掲、プレート境界中心もの) 結果として太平洋プレート下部の震源発震の断層面が、プレートを鉛直方向に切るような縦節面となり、 余震も含めると深いもの〜浅いものまで色々な深さの発震が記録されている領域。 ドカンと一発の規模が大きければ昭和三陸アウターライズのような大津波の危険性を秘めていたけれど、規模が小さくプレート切断に至らずホッと・・。
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