- 298 名前:名無しさん@英語勉強中 mailto:sage [2019/07/16(火) 01:05:04.78 ID:Cj4YSX4G0.net]
- >>241
カタカナ英語の「ング」に惑わされなければ西日本人でも大丈夫だと思う。 軟口蓋で「ン」だけを発音すれば良いだけだし。 そもそも英語では音韻的に/ŋ/は音節頭には来ない。 なので英語ネイティブにとっては[ŋ]に母音が続いても繋がってる感覚はないよ。ngで音節が終わって母音で音節が始まったと感じる。 なので別に鼻濁音みたいに[ŋ]と母音を無理に意識してつなげて発音する必要はないよ。 蛇足だけど、/ŋ/絡みは実はけっこう方言差もあるね。 一般米だとsingerなどは[-ŋ.ɚ]、fingerやlongerは[-ŋ.ɡɚ]。 でもニューヨークだとfingerもsingerもlongerも全て[-ŋ.ɚ]なパターンもある。 逆に北イングランドだと全て[-ŋ.ɡə]パターンもある。 どっちで発音しても、標準的ではないけど「訛り」の範疇。どっちでも通じる。 あと[ŋ]は/n/の後ろに軟口蓋破裂音が続くときの条件異音としても現れる。 例えばsynchronicの第一音節は[sɪŋ]、[sɪn]、どちらの発音でもOK。 結局、語尾では/n/と/ŋ/を弁別するけど、語中ではそれほどシビアでもない。 語尾でも、singやkingの-ngは歴史的には本来[ŋg]と発音していた。その場合もやはり[ŋ]は単に/n/の条件異音とみなせる。
|
|