299.(仮定法:[条件節=should]+[帰結節=命令文]) M2((If s v x)), / don't hesitate / to v x. (文型:(S) V to do)(命令文)
if節内は、S / should have / O (文型:S V O)
to不定詞のところは、come / A((to me)) (文型:(S) V A)
例文299〜301は、未来の話をするケースです。 条件節に should を使うのは、「可能性は 0% じゃない。ただしかなり低い」と話し手が考える場合です。 「0% じゃない」の方を重視すれば、帰結節は直説法(現在形)になり、 「かなり低い」の方を重視すれば、帰結節は仮定法(過去形)になります。 基本的には書面での命令や依頼で使われることが多く(『実例英文法』§224E)、 例文299のように命令文(命令法)がくることも多いようです。 該当箇所: 「§262 were to, should を用いた仮定法、(2)〈if+主語+should+原形不定詞〉」
300.(仮定法:[条件節=would]+[帰結節=現在形]) M2((If s v x)), / S / believe / <(that) s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 M2((If s v x)), // (I believe) // S / could come ((up)) / A((to O)). (文型:S V A)
if節内は、S / would give / me / O (文型:S V O O)
条件節に would を使うと、「主語の意志」を表します(例文258の解説参照)。 willを使うのと内容的には同じですが、 「たとえばの話なんですけどね」と、現実から距離をおいて尋ねることで、丁寧な表現になります (「遠景化」と呼ばれます。安藤 p.324)。 帰結節の動詞の形は、話し手の考え方しだいで仮定法にも直説法にもなります。
301.(仮定法:[条件節=were to]+[帰結節=仮定法過去]) M2((Even if s v x)), / S / would not change / O. (文型:S V O)
if節内は、S / were to rise / A((in the west)) (文型:S V A)
未来に関するたとえ話だと明確に表現するとき、「If S were/was to do」を使うことがあります。 (『実例英文法』§222B) 受験英語では「If S should do」(例文299)より可能性が低いとか可能性 0% とか言ったりしますが、 客観的な可能性は問題ではありません。 「予測」ではなく「たとえ話」だという点が重要です。 あくまで「たとえ話」なので、帰結節は仮定法(過去形)になります。 該当箇所: 「§262 were to, should を用いた仮定法、(1)〈if+主語+were to+原形不定詞〉」
なお、「太陽が東『から』昇る」は「The sun rises in the east.」で、 「rise from...」ではないことに注意してください。 from は to(到達点)とセットで考えると用法がつかみやすいと思います。 ○ The sun rises in the east. / The sun sets in the west. × The sun rises from the east to the west. ○ Smoke was rising from the chimney. (to the sky) (例文はOALDより) ○ Bubbles rose from the bottom of the pond. (to the surface) (例文はランダムハウスより)
補足 124の文 one ... the other については、例文12の入口氏の解説がわかりやすいです。
126の文 実は、out of をどう解釈したらいいのか悩んでます。
解釈1 V + A out of B の基本は、Bから外にAを出す。 They could'nt take him out of the building. (建物から外に連れ出せなかった) talk A out of B B から外に、A を引っぱり出す。その手段がtalk という考え方。 説得して、彼をその計画から外に出した→説得して計画をやめさせた
解釈2 V + A out of B には、AからBを奪うというパタ―ンもあります。(117の文の考え方) They cheated him out of his money. (彼をだまして、金を奪った) He robbed me out of my purse. (私から財布を奪った) talk A out of B 説得して、彼からその計画を奪った→説得して計画をやめさせた
説得という行為によって彼を「変化」させた点に注目すると、119の文に通じるものもありそうです。 どちらにしても、V + A out of B は、「AとBとの分離。それをもたらしたのがV」という点では、 共通ではないかと思います
310.(仮定法:as if 仮定法過去) S / felt / ((as)) happy ((as if s v x)). (文型:S V C)
as if節内は、S / were ((still)) dreaming (文型:S V)(仮定法過去)
as if / as though は、「まるで〜のように」という意味で、「たとえ話」の場合には仮定法を使います。 その場合、主文と同じ時のたとえ話であれば仮定法過去に、 主文より前の時のたとえ話であれば仮定法過去完了になります。 (「状態=仮定法過去」「完了=仮定法過去完了」という区分もあります。安藤 p.375) 該当箇所: 「§270 仮定法を含む慣用表現、[1] as if 〜 [as though 〜]」 「§297 その他の副詞節を導く接続詞、(2) 〈as if〉,〈as though〉」 参考: 「§219 to不定詞の副詞用法、[1] 動詞を修飾する用法、[注]2.〈as if to 〜〉」
311.(仮定法:as though 仮定法過去完了) S / pretends / A((as though s v x)). (文型:S V A)
as though節内は、S / had had / nothing {to do with O} (文型:S V O)(仮定法過去完了) あるいは、S / had had nothing to do with / O (文型:S V O)(仮定法過去完了)
「have nothing to do with...」とその関連表現については以下を参照。 該当箇所: 「§169 be, do, have の用法、[2]-(3) do を含む慣用句、【3】 have something to do with 〜」 「§377 否定を表す慣用表現、[2] 注意すべき否定形の慣用表現、【9】〈have nothing to do with 〜〉」
312.(仮定法:wish 仮定法過去) M2((When s v x)), / I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 M2((When s v x)), // (I wish) // S / could speak / M2((...well...)). (文型:S V)
when節内は、S / hear / O / 原形不定詞 (文型:S V O C) O C の部分(ネクサス)を、独立した文に変形すると、He / speaks / English. (文型:S V O) (例文100、例文305参照)
「I wish/wished <仮定法>」で「たとえ話」としての願望を表します。 as if / as though と同様、主文と同じ時のたとえ話であれば仮定法過去を、 主文より前の時のたとえ話であれば仮定法過去完了を使います。 この形では、通常 that は省略されます。 該当箇所: 「§268 願望を表す構文」
M2((...well...)) のところは、副詞要素の入れ子構造なんで表記が難しいところですが、 ((even)) / ((half)) ((as)) well ((as he does)) ってな感じで、あとは下記を参照してください。 参考: 「§151 倍数表現、[1] 〈as 〜 as …〉を用いた倍数表現、(1) 「AはBの〜倍の…である」の表し方」 「§131 倍数詞」
312.(仮定法:wish 仮定法過去) M2((When s v x)), / I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 M2((When s v x)), // (I wish) // S / could speak / M2((...well...)). (文型:S V)
when節内は、S / hear / O / 原形不定詞 (文型:S V O C) O C の部分(ネクサス)を、独立した文に変形すると、He / speaks / English. (文型:S V O) (例文100、例文305参照)
「I wish/wished <仮定法>」で「たとえ話」としての願望を表します。 as if / as though と同様、主文と同じ時のたとえ話であれば仮定法過去を、 主文より前の時のたとえ話であれば仮定法過去完了を使います。 この形では、通常 that は省略されます。 該当箇所: 「§268 願望を表す構文」
M2((...well...)) のところは、副詞要素の入れ子構造なんで表記が難しいところですが、 ((even)) / ((half)) ((as)) well ((as he does)) ということで、あとは下記を参照してください。 参考: 「§151 倍数表現、[1] 〈as 〜 as …〉を用いた倍数表現、(1) 「AはBの〜倍の…である」の表し方」 「§131 倍数詞」
312.(仮定法:wish 仮定法過去) M2((When s v x)), / I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 M2((When s v x)), // (I wish) // S / could speak / M2((...well...)). (文型:S V)
when節内は、S / hear / O / 原形不定詞 (文型:S V O C) O C の部分(ネクサス)を、独立した文に変形すると、He / speaks / English. (文型:S V O) (例文100、例文305参照)
「I wish/wished <仮定法>」で「たとえ話」としての願望を表します。 as if / as though と同様、主文と同じ時のたとえ話であれば仮定法過去を、 主文より前の時のたとえ話であれば仮定法過去完了を使います。 この形では、通常 that は省略されます。 該当箇所: 「§268 願望を表す構文」
M2((...well...)) のところは、副詞要素の入れ子構造なんで表記が難しいところですが、 ((even)) / ((half)) ((as)) well ((as he does)) ということで、あとは下記を参照してください。 参考: 「§151 倍数表現、[1] 〈as 〜 as …〉を用いた倍数表現、(1) 「AはBの〜倍の…である」の表し方」 「§131 倍数詞」
312.(仮定法:wish 仮定法過去) M2((When s v x)), / I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 M2((When s v x)), // (I wish) // S / could speak / M2((...well...)). (文型:S V)
when節内は、S / hear / O / 原形不定詞 (文型:S V O C) O C の部分(ネクサス)を、独立した文に変形すると、He / speaks / English. (文型:S V O) (例文100、例文305参照)
「I wish/wished <仮定法>」で「たとえ話」としての願望を表します。 as if / as though と同様、主文と同じ時のたとえ話であれば仮定法過去を、 主文より前の時のたとえ話であれば仮定法過去完了を使います。 この形では、通常 that は省略されます。 該当箇所: 「§268 願望を表す構文」
M2((...well...)) のところは、副詞要素の入れ子構造なんで表記が難しいところですが、 ((even)) / ((half)) ((as)) well ((as he does)) ということで、あとは下記を参照してください。 参考: 「§151 倍数表現、[1] 〈as 〜 as …〉を用いた倍数表現、(1) 「AはBの〜倍の…である」の表し方」 「§131 倍数詞」
312.(仮定法:wish 仮定法過去) M2((When s v x)), / I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 M2((When s v x)), // (I wish) // S / could speak / M2((...well...)). (文型:S V)
when節内は、S / hear / O / 原形不定詞 (文型:S V O C) O C の部分(ネクサス)を、独立した文に変形すると、He / speaks / English. (文型:S V O) (例文100、例文305参照)
「I wish/wished <仮定法>」で「たとえ話」としての願望を表します。 as if / as though と同様、主文と同じ時のたとえ話であれば仮定法過去を、 主文より前の時のたとえ話であれば仮定法過去完了を使います。 この形では、通常 that は省略されます。 該当箇所: 「§268 願望を表す構文」
M2((...well...)) のところは、副詞要素の入れ子構造なんで表記が難しいところですが、 ((even)) / ((half)) ((as)) well ((as he does)) ということで、あとは下記を参照してください。 参考: 「§151 倍数表現、[1] 〈as 〜 as …〉を用いた倍数表現、(1) 「AはBの〜倍の…である」の表し方」 「§131 倍数詞」
313.(仮定法:wish 仮定法過去完了) I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 (I wish) // S / had told / O / A((about O)) / M2((beforehand)). (文型:S V O A) S / couldn't do / so / M2((because of O)). (文型:S V O [S V A])
「I wish <仮定法過去完了>」については、例文312を参照。
「do so」の文型って微妙ですね。 参考: 「§96 so の用法、[1] 代名詞的な so の用法、(2) do の目的語になって,do so の形で代動詞的に用いる」
314.(仮定法:wish 仮定法過去) I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 (I wish) // S / would turn ((off)) / O. (文型:S V O) S / is getting / A((on my nerves)). (文型:S V A)
317.(命令法:命令文+AND) Listen M2 / A((to <what s v>)), // (文型:(S) V A)(命令文) and // S / cannot fail / to v x. (文型:S V to do)
「命令文+and (助動詞)」の形です。 あまり言われませんが、後半の文に will などの法助動詞がつくと意識しておいた方が良いと思います。 and は、両方が同時に成立することを表します。 このパターンは「andやorで並列構造にならないもの」としてしっかり憶えておく必要があります。 該当箇所: 「§289 等位接続詞、[1] 連結を示す等位接続詞、(1) and、【3】〈命令文+and〉」 「§36 重文、(3)-[注]〈命令文+and [or] 〜〉」
to不定詞のところは、understand / <what s v> (文型:(S) V O)
fail to do は、be to do や come to do などと同様、助動詞的に考えた方がわかりやすいかもしれません。 該当箇所: 「§377 否定を表す慣用表現、[1] 否定語句を用いない否定表現、(2)-【3】〈fail to 〜〉」 (「never fail to do」の使い方に注意しましょう)
318.(命令法:命令文+OR) Be / C / A((of...language)) / M2((in...others)), // (文型:(S) V C A)(命令文) or // S / will be / C / A((for O)). (文型:S V C A)