- 87 名前:花咲か名無しさん [2011/10/17(月) 14:35:45.05 ID:+SfR9D2r]
- >>84
ああ、昔は田んぼなら思ってるより土質はいいですよ。 田んぼってのは、毎回川の水が流れ込む為に微量な要素が豊富なんです。 岩石が序所に川の水に溶けだしていますので。 土の主成分であるケイ酸も多く、その他の岩石由来のミネラルも豊富なんです。 ケイ酸が多いと保肥力が高い土になり、肥料の流亡や水溶液化して無駄に効き過ぎる事を防ぎます。 また、微量要素欠乏も心配する必要のないものです。 何故かと言うと、ほとんどの土中の微量要素は、元元岩石の成分が由来だからです。 なので物理性を改良できると、元が粘土質の方が上等な土になります。 反面、足りない物は窒素・リン酸・カルシウム等でしょう。 また、土本体が十分にある為に粘土質になり物理性は悪いです。(化学性は上等な土ですが) ですので、粗大有機物によって改善した方がいいかもしれません。 粗大有機物というのは、腐りにくい繊維質が多い植物遺体です。(ワラ堆肥などが代表) 固い土地を最初に改良するのは>>60 >>61に書いたので参考にしてみて下さい。 ちなみに、トマトやスイカ等は へたに肥料一杯の火山灰土よりも、肥料分の少ない粘土の方が 病気が出ずに良く育ったったりします。 また、ナスは粘土に強く、むしろ下層が耐水ぎみの方がよく育ちます。 大根・ニンジン・白菜・レタスなどは、そのままでは厳しいかもしれません。
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