- 119 名前:◇ファイナルアンサー ◆FQ0FGVLrOo mailto:sage [2015/10/11(日) 15:41:11.67 ID:76IhOUZI.net]
- 天照大神は、陰陽・男神と女神の要素を合一して表している。
伊勢の内宮は本来、国母神(丹生の日女神)とその息子の皇祖の大王の 二霊廟を並設して祀るように設計されていたのだが、 漢字を発明したとされる東夷の王族(息長斎王家)が伝承してきた 『太一』という、後世・道教の形でまとめられた古い考え方を込めて、 一つの社殿で一つの神として祀る姿に改められている。 道教が中国の思想という認識が一般に広まっているが、 これは、漢字が漢民族が発明したもの、という誤解と同様に正しくない。 殷墟の発掘などから、漢字は東夷の王族が発明したものだと分かってきている。 中国では一文字一意の原則に拘るあまり、一時期膨大な会意文字が量産されて、 漢字の学習・習得が困難な事態が発生して、文官達を悩ませたが、 漢字を発明した東夷族の直系の子孫の息長斎王家では、 いち早く漢字二文字を用いて新しい語彙を生み出す発想を得て、混乱を回避した。 また、片仮名と平仮名という表音文字を発明したことで、文字文化を進化させている。 東夷族から、ただ目の前に在る物として漢字を受け継いだだけの鮮卑系漢民族は、 このような文字を進化させる発想を最後まで持てずに終わっている。 神の叡智を体現する斎王家と漢民族では、思考能力の次元が違うことが見て取れる。 本来の道教もまた、東夷の王族の間から広まったものであり、 日本でのルーツは言うまでもなく、姫姓息長氏の斎王家にある。 天皇大帝は北辰信仰の太一(ワイズマン)と同一視されるものであり、 上昇と下降の三角形を合せた図形・籠目紋(ヘクトグラム)の、正・反・合や、 太極によっても表される『一は全、全は一』といった考え方を含んでいる。 二霊廟並設を取り止めて男神と女神(陰陽)が合一したひとつの神として祀っているのだ。
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