- 1 名前:ひよこ ★ mailto:sage [2021/05/13(木) 22:06:15.20 ID:sGUdWcns9.net]
- https://mainichi.jp/articles/20210513/k00/00m/050/299000c
毎日新聞 2021/5/13 20:07(最終更新 5/13 20:07) 733文字 https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/06/13/20200613k0000m050102000p/9.jpg 写真はイメージ=ゲッティ 日本サッカー協会は13日、15歳以下を対象に年齢に応じたヘディングの練習方法を示したガイドラインを策定した。頭部への衝撃が脳しんとうや認知障害につながる恐れから若年世代で禁止する国もあるが、日本協会は「正しい技術の習得が将来に向けて必要。脳へのダメージが少ない強度と方法で段階的に習得する。リスクを避けるため、禁止するのではなく『正しく恐れる』」とした。 ガイドラインでは、未就学の幼児については風船や新聞紙を丸めたボールを額に乗せて慣れる練習を例示し、小学1、2年生には、軽量のゴムボールを10回連続で額に当てるなど遊び感覚の練習を推奨。小学3、4年生は8人制の試合でヘディングの機会があるため、2人同時にジャンプして空中のボールを手で取り合う運動を取り入れる。小学5、6年生からは小ぶりのサッカーボールによる反復練習を徐々に導入。中学生では体幹や首回りを強化し、正しい姿勢でのヘディングを身につける、と定めた。 ヘディングを巡っては英グラスゴー大が2019年、プロサッカー選手が神経変性疾患で死亡するリスクが一般の3倍以上になるとの調査結果を公表した。20年秋には元イングランド代表FWボビー・チャールトン氏が認知症になったと家族が公表し、選手時代のプレーとの因果関係が疑われた。日本では今年1月、大相撲初場所で幕下力士が立ち合いで脳しんとうを起こしながら取り直しの一番に臨んだことが議論を呼んだ。 イングランド協会が昨年発表したガイドラインは11歳以下のヘディング練習を原則禁じる一方、試合では禁止していない。日本協会は医師、研究者らと試合や練習でのヘディングの頻度などを年代別に調べ、代表経験者や指導者への聞き取り調査も実施して内容を決めた。【大谷津統一】
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