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【消滅危機言語】沖永良部島の言葉継承を 東京・立川で親子ら取り組み発表



1 名前:ひよこ ★ mailto:sage [2020/02/25(火) 15:52:04.68 ID:CAP_USER9.net]
https://mainichi.jp/articles/20200225/k00/00m/040/112000c
毎日新聞2020年2月25日 14時26分(最終更新 2月25日 14時38分)

https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/02/25/20200225k0000m040120000p/9.jpg
発表会では沖永良部島の子どもたちが伝統弦楽器・三線(さんしん)の演奏に合わせ、島のことばで歌を披露した=立川市の国立国語研究所で2020年2月16日、鈴木玲子撮影


 鹿児島県・沖永良部(おきのえらぶ)島の和泊町で島のことばの継承に取り組む親子ら10人が、東京都立川市の国立国語研究所(田窪行則所長)で家庭や幼稚園、町役場での活動について発表した。小学生が島のことばを使ったクイズを出したり、家族で寸劇を披露したりして会場を沸かせた。同島にルーツを持つ首都圏在住者を含む約70人が参加し、交流を深めた。【鈴木玲子】

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は2009年、話者が極めて少なく、近い将来に消滅の恐れがあると指摘される「消滅危機言語」が、世界で約2500言語あると発表した。日本からは、アイヌや八丈島などで話されていることばも独立言語とみなされ、計8言語が指摘された。沖永良部語は沖縄県や奄美群島で話される琉球諸語の一つで消滅危機言語に含まれている。ユネスコは言語の多様性や母語の尊重推進を目指し、2月21日を「国際母語デー」に定めている。

 沖永良部島では、60歳以上の高齢世代は日常生活で島のことばを使っているが、孫の世代は聞いても理解できず、世代間の断絶が起こっている。若い世代は「生活に支障がない」と危機意識が乏しいのが現状だという。

 島では同研究所の協力を得ながら、島のことばの継承に取り組む「しまむにプロジェクト」を実施。「しまむに」とは島ことばの意味だ。同研究所で18年から発表会を開き、今年は16日に、島北部の和泊町の活動が披露された。

 小学3年生の柏原莉子さん(9)は母えりかさん(42)と一緒に昨夏に取り組んだ自由研究を発表した。町で島のことばで書かれた看板を調べた莉子さんは「『みへでぃろ』は『ありがとう』の意味です」などと説明。「島では方言を使おう、話そう、残そうと思う人が増えていてうれしい」と笑顔を見せた。

 町職員の永野敏樹さん(42)の一家6人は、童話「桃太郎」をヒントに作った妖怪退治の寸劇「ばんしろ太郎」を地元集落のことばで演じた。発表後、長男で中学1年生の隼樹(しゅんき)さん(13)は「方言のイントネーションがしっかり言えて良かった。おじいちゃんやおばあちゃんと話ができるので方言を使うのは楽しい」と話した。

 また、和泊町教育委員会の永井徹事務局長は、町役場で職員向けに窓口や電話での島ことばを使った対応集を作成したことを報告。和泊幼稚園の田中美保子教諭は、遊びを通して園児が島のことばに慣れ親しみ、親たちにも伝えている実例を紹介した。

沖永良部島

 奄美群島の南西部に位置し、九州から南へ552キロ、沖縄本島から北へ約60キロにある。周囲55・8キロ、面積93・8平方キロ、島は和泊町と知名町の2町からなり、人口は両町合わせて1万2996人(2015年)。






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