- 1 名前:朝一から閉店までφ ★ [US] [2018/11/19(月) 22:30:51.07 ID:CAP_USER9.net]
- アニメ・マンガ 2018/11/19
近年ゲームなどの影響によって、その知名度が高くなってきている「クトゥルフ神話」。元々は、今から90年近く前にH・P・ラヴクラフトという人物が提唱した「コズミックホラー(宇宙的恐怖)」という概念と、彼独自の神話が元になっています。 当時はあまり売れなかったようですが、その知名度は徐々にあがり、冒頭で紹介したように日本では21世紀になってから知名度が高くなってきています。本稿ではそんなクトゥルフ神話をモチーフにした漫画を紹介しましょう。 このまとめ記事の目次 ・這いよれ!スーパーニャル子ちゃんタイム ・魔犬 ラヴクラフト傑作集 ・ニライカナイ ・ダイン・フリークス ・「邪神伝説」シリーズ https://ddnavi.com/matome/501087/a/ ■邪神や異形の存在が美少女や美少年に! https://ddnavi.com/wp-content/uploads/2018/11/71OU0r8ytcL.jpg 『這いよれ!スーパーニャル子ちゃんタイム』(逢空万太:原作、星野蒼一朗:漫画/ほるぷ出版) 日本でクトゥルフ神話の知名度があがったきっかけといえば、「クトゥルフ神話TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)」の実況動画配信が一役買っているのですが、それをより一般にひろめたものとして、アニメ化もされた『這いよれ!ニャル子さん』の役割は大きいといえるでしょう。 おぞましいはずの邪神や怪物を美少女や美少年として描写し、さまざまなパロディを持ち込むことで、ホラーではなくギャグ風味を強くしたこちらの作品をさらに可愛らしく、なおかつ、ギャグや笑いを満載にしたものが 『這いよれ!スーパーニャル子ちゃんタイム』(逢空万太:原作、星野蒼一朗:漫画/ほるぷ出版)。いかにも日本らしいアプローチといえるこちらの作品から、クトゥルフ神話に触れてみるのはいかがでしょう? ■宇宙に満ちあふれた恐怖は漫画になっても変わらない… https://ddnavi.com/wp-content/uploads/2018/11/91KWrkmoE9L.jpg 『魔犬 ラヴクラフト傑作集』(田辺 剛/KADOKAWA・エンターブレイン) クトゥルフ神話の創始者ともいえるH・P・ラヴクラフト氏。彼の作品は生前ほとんど評価されなかったことからもわかるように、独特な表現が多く、それだけに翻訳されたものは読むのが大変という特徴があります。そんな彼の作品を、その独特の雰囲気までも取り入れて漫画として成立させた『魔犬 ラヴクラフト傑作集』(田辺 剛/KADOKAWA・エンターブレイン)。 ラヴクラフト氏が構築した独自の世界観を、精密かつ重厚な絵柄で表現することに成功し、気がつくと忍び寄ってくる恐怖や、潜在意識に染みこんでくる宇宙的な恐怖を充分に感じさせてくれるこちらの作品は、王道中の王道であり、まさにクトゥルフ漫画の傑作といえるだろう。 ■日本の伝統文化とクトゥルフ神話を融合させた希有な作品 https://ddnavi.com/wp-content/uploads/2018/11/315QDYMQWGL.jpg 『ニライカナイ』(岡田芽武/講談社) ↓
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