- 60 名前:1 [2014/03/18(火) 16:36:38.62 ]
- >>47
富の分配が適切で、お金がよく循環し、発展余地もある社会は景気がよくなる→ 既得権益者は自分達が他の人より対して変わらないことに不満をいいだし、個人能力主義の名の下に、上限のない格差を許すような富分配システムをとなえるようになる→ 皆が浮かれ満足し、既得権益者への批判はすくなくなるので、既得権益者の言い分が通りやすくなる。 あわよくば自分も「成功者」となり、もっと大きな富を得たいと思っているので、個人能力主義を歓迎しだす→ 既得権益者のいうことを政治家がきくようになり、成功を望む庶民の要求もあって、個人能力主義によって格差を拡大する方針を政治家は採る→ 既得権益者への負担小さくなる政治がおこなわれはじめる。同時にその状態で社会の成長余地がなくなっていることが多い。→ だんだん格差が開いてゆき、既得権益者はがっぽり稼ぎ、庶民は停滞または下降、景気が悪くなっていく。個人能力の問題であり自己責任として扱われる。→ 既得権益者への批判が強まる。同時に働けば必ずよくなるという成長余地のあった過去の成功体験で根性論が発生。→ しかし既得権益者は権力側なので自浄作用はないし、自分達の立場に満足しているので本質は変わらないまま。社会そのものがつぶれるまでゆっくり衰退していく(今ここ)→ 上記の循環は数十年単位でおこなわれるので、歴史が繰り替えされてしまう。 以上を社会的な認識で持てば、「適切な格差」がついていないないことが問題だと分かり、社会がつぶれる前に、理性的に社会システムを是正できるし、 そうなる前に予防もできる。
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