[表示 : 全て 最新50 1-99 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 1001- 2ch.scのread.cgiへ]
Update time : 03/05 07:49 / Filesize : 218 KB / Number-of Response : 1030
[このスレッドの書き込みを削除する]
[+板 最近立ったスレ&熱いスレ一覧 : +板 最近立ったスレ/記者別一覧] [類似スレッド一覧]


↑キャッシュ検索、類似スレ動作を修正しました、ご迷惑をお掛けしました

ミュージカルゴシック「ポーの一族」part3



67 名前:名無しさん@公演中 mailto:sage [2021/01/14(木) 23:27:43.46 ID:PORWiAlK.net]
宝塚版と異なるのは、エドガーに扮した明日海以外は、男性役は男優が、女性役は女優が演じているということ。宝塚ではないのだから当たり前のことなのだが、この現実感が、永遠に生き続けるバンパネラが主人公という限りなくファンタジーに近いストーリーから、マイノリティーに対する寛容というこの物語が持つ本質を浮き上がらせ、リアルな人間愛の物語としてみごとに再生した。

松井るみによる大掛かりな装置も宝塚版とは一線を画している。舞台幕の真っ赤な薔薇が、序曲とともに青白く色が変わるあたりからムード満点、フランクフルト空港での序章の後、幕が開くと赤を主体にした豪華な夜会の場面が展開、舞台中央から赤い薔薇を手にした純白のブラウス姿の明日海エドガーが登場、主題歌を歌いだすと、そこはもう妖しくも美しい「ポーの一族」の世界となる。

ルイス(石川信太)やマルグリット(能條愛未)らが一族のこれまでの出現記録を要領よく簡潔に説明、舞台は一気に1744年、エドガーとメリー・ベル(綺咲愛里)の兄妹が、森で老ハンナ(涼風真世)に拾われる場面へとさかのぼる。この導入の場面のテンポが抜群で、歯切れのいいクリアなセリフがわかりやすく、エドガーとメリー・ベルの悲しい運命を予感させるに十分だった。

上演時間は3時間。休憩25分なのでたっぷり2時間35分。宝塚版も上演時間3時間だったがフィナーレがあるので正味2時間15分。それだけ丁寧なつくりになっているといえるかも。






[ 続きを読む ] / [ 携帯版 ]

全部読む 次100 最新50 [ このスレをブックマーク! 携帯に送る ] 2chのread.cgiへ
[+板 最近立ったスレ&熱いスレ一覧 : +板 最近立ったスレ/記者別一覧]( ´∀`)<218KB

read.cgi ver5.27 [feat.BBS2 +1.6] / e.0.2 (02/09/03) / eucaly.net products.
担当:undef