- 300 名前:名無しさん@おだいじに mailto:sage [2023/04/12(水) 16:47:32.53 ID:???.net]
- 「そうか。一つだけおまえが社会復帰できる方法があるぞ。」立ち上がろうとする年増女を低い、威圧感のある声が制した。
「仕事を紹介してやる。前科も今回の犯罪も問題にならない、割のいい仕事だ。1日付き合ってくれたら一生食うに困らないことを約束する。2日目に音を上げて来ないようなやつでも大丈夫だ。」 一生食うに困らない、とはまさに夢のような約束である。むろん、それは年増女をビデオカメラの前で絶命させるがゆえに確実に果たされる仕事、スナッフビデオの主演のオファーであった。 「応じなければ、警察に突き出す!」最後の一言にはプロミネントが迸っていた。 年増女はいやいやでもなく、そのオファーを受けた。 高橋は直ぐに窪田に電話をかけた。 窪田はアカハラ事件を起こして大学を追われた元法科大学院教授だったが、天才にしてサイコパスという人物の典型であり、中国人ブローカーとも懇意だったので、すぐにスナッフビデオのプロデューサーとして大成したのだった。
|
|