- 23 名前:名無す [2010/10/04(月) 18:00:18 ID:nv9okhj3]
- 県単位で一括してしまうのはかなり無理があると思う。
同じ県の中でも、県庁所在地とその他の中小都市、いわゆる郡部では、 同じ年齢でも方言の残存度が全然違う場合がある。 やるならせめて都市ごとにやらないと意味がない。 同じ県内でも、弘前と八戸、名古屋と豊橋など、方言残存度にかなりの差がある例もある。 また、せめて若年層、中年層、老年層のように対象年齢をはっきりさせないとこれも意味がない。 例えば中年層までは方言が濃いのに若年層でガクッと方言を使わなくなっているところもあれば、 老年層と中年層でかなりの差があるが、若年層は中年層と大差ないところもある。 例えば秋田市だと、体感的には30代と20代の間でガクッと方言度が落ちているように感じられた。 もちろん場面ごとにも考えないとダメだ。 家庭内の場合、友達同士の場合、親や教師相手の場合、公的で共通語を話すことが期待される場面などで違う。 さらに語彙、音韻、語法、アクセントでも度合いが違う。 アクセントだけがめちゃくちゃな場合や、俚諺まで色濃く残る場合、発音が特に訛っている場合などもある。 これでさらに個人差まであるんだから相当複雑だが、 都市ごとに、例えば20代男の公的な場面の方言度などと限定すればそれなりに意味のある考察にできるだろう。
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