- 90 名前:名無す [2010/07/10(土) 00:57:29 ID:p4OMoMHX]
- 中輪東京式の場合、保守的京阪式でHHLだった語は原則としてLHHになるが、
名詞では尾高型になるのに対して、動詞や形容詞では、終止形は尾高型だが、 連体形は末尾の下がり目が消えて平板型になっていて、終止形と連体形のアクセントが異なっている。 これは院政時代の終止形と連体形のアクセントを引き継いだものではなく、元々の連体形のアクセントがあとで分裂したもの。 名詞でも、単語自体がHHLだった「頭」のような語は尾高型だが、 名詞+助詞の形でHHLだった「風も」のようなものは下がり目が消えて平板型になっている。 京阪式からの派生では尾高型が予想される形でも、 文末に立つことができない(必ず後ろに何かが続く)形の場合は核が消えて平板型になっているといえる。 内輪東京式の特徴の一つは、尾高型の一部が平板型になるこの変化が起こっていないことだったっけ? ちょっと記憶が定かじゃない。例えば名古屋や岡山ではどうだ?
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