- 1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2014/10/16(木) 07:25:21.50 ID:vBV4RruF]
- 前スレ
大阪の都市計画について語るスレ Part.10 anago.2ch.net/test/read.cgi/develop/1412496196/
- 624 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2014/10/24(金) 23:10:41.22 ID:s9F6f7Px]
- 橋下・維新改革の6年を振り返る
いいことも悪いことも「大阪」から始まる(その1) business.nikkeibp.co.jp/article/report/20141023/272952/?n_cid=nbpnbo_mlt 早いもので橋下徹氏が政治の舞台に登場してからもうすぐ7年になる。 この間に、大阪都構想をテコに一都市でしかない大阪の問題をナショナルアジェンダにし、地方政党「大阪維新の会」を創り、 それを議員数53名を擁する国政政党「維新の党」に発展させた。好き嫌いはあろうが、稀にみるやり手の政治家であることを否定する人は少ないだろう。 筆者は、たまたま大阪生まれの大阪育ちである。10年前に当時の大阪市助役の大平光代氏に頼まれ、市役所の経営改革を手伝った。 それ以来、故郷である大阪のまちの改革にずっと関わり、橋下徹氏には知事就任直後から助言をしてきた(2008年から大阪府の特別顧問、また2011年からは大阪市の特別顧問)。 そこで向こう数回にわたり、すぐそばで見てきた橋下改革の実像を紹介するとともに、その評価をしてみたい。
- 625 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2014/10/24(金) 23:11:12.09 ID:s9F6f7Px]
- 大阪は日本で第2の大都市である。
しかし、大阪は同時に、衰退するわが国の地方都市の先駆け的存在でもある。 多くの地方都市は、特に何もしなければ、この20年の大阪と同じような衰退の経路をたどるだろう。 ちなみに、地方にとって東京は全く参考にならない。 東京はグローバル経済という海に浮かぶ空母のようなものであり、東京の真似をしても地方の将来は描けない。 その点、大阪は日本のフツーの地方都市であり、経済の大半は地場の中小企業で成り立っている。 そんな地元経済が崩れかかっている。橋下改革(以下「維新改革」という)では、それを必死で立て直そうとしている。 そんな大阪の改革は、地方都市にとって身近なモデルになるのではないか。そんな思いでこのテーマを書くことにした。
- 626 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2014/10/24(金) 23:11:41.84 ID:s9F6f7Px]
- 厳しい現実を直視する
大阪は急速に窮乏化しつつある。大阪は47都道府県中、経済、社会の指標の数々の分野でワースト上位にある。 次の表のとおり、とても日本第2の都市とは思えないほどの惨状である。 項目 ワースト順位(全国都道府県) 生活保護受給世帯数比率 1位 ホームレス数比率 1位 完全失業率 3位 離婚率 2位 結核罹患率 1位 全国学力テスト(小学校)国語B 3位 全国学力テスト(中学校)国語A 2位 全国学力テスト(中学校)国語B 2位 小中学校の長期欠席者数比率 1位 児童虐待相談件数比率 1位 刑法犯認知件数比率 1位 ひったくり認知件数比率 1位 ボランティア行動率下から 1位
- 627 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2014/10/24(金) 23:12:18.53 ID:s9F6f7Px]
- 大阪市はもっとひどい。
完全失業率、離婚率、生活保護受給比率(世帯ベース)、ホームレス数比率、平均寿命(短かさ)、結核罹患率、自殺率、小中学校の長期欠席者数比率、 児童虐待相談件数(人口)比、の全てにおいて政令指定都市で全国1位を独占する。 それでも大阪は大都市である、豊かな方だろうという疑問がおありだろう。確かにかつては東京に次ぐ所得の高さを誇った。 しかし、下の図のとおり、この20年ほどで所得は急速に低下し、今や全国平均を下回る。 また、人口1人当たりのGDP(国内総生産、ドル、購買力平価ベース)でみると大阪はもはやシンガポールや香港以下である。 しかもこの状況はこの10年来、悪化する一方だ。2001年から2011年にかけての実質GDPの平均成長率は、東京が0.22%、愛知が0.82%、福岡が0.85%だった。 いずれも低いが、全国平均値(0.22%)をも含めてみんな一応プラスだ。しかし我らが大阪の数字はなんとマイナス0.12%だった…
- 628 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2014/10/24(金) 23:12:44.02 ID:s9F6f7Px]
- 商都の底の浅さと人材の流出
なぜ大阪がいち早くだめになったのか。東京のような首都機能を持たないため、金融や研究開発など高度なサービス業が発展しなかった。 また、愛知の自動車のように強い成長産業がない。 繊維と家電は強かったが、斜陽業種になった。京都のような文化遺産もない。 元来が集散地、商都であり、フローの経済活動任せの街なのだが、その割に大きく、シンガポールや香港のような小回りが利かない。 また大阪府と大阪市に分かれ、投資も政策もバラバラだった。 さらに、商都に育った大阪人は自由な気風であるため、ヤバイと思ったらさっさと故郷を出て行く。 その結果、稼ぐ力のある大阪人が大量に東京や海外に流出していった。 かくして、所得が下がって社会指標が悪化すると、企業の投資が減り、負のスパイラルに陥っていった。
- 629 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2014/10/24(金) 23:13:18.44 ID:s9F6f7Px]
- かつて1930年代、大阪は東京を上回る経済規模を誇った。
しかし、戦後は一貫して経済的地位を低下させ、今や社会問題が蔓延する街になった。 大阪府と大阪市は、ひたすら生活保護の支給や犯罪対策などの問題解決に追われてきた。 福祉予算がふくれ上がる一方で、税収はひたすら減少し、大企業の本社が東京に流出した。 かくして2000年に入ると、街を建て直す元気すら失い、知事や市長の成り手もなかなか見つからないという状況に陥っていた。
- 630 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2014/10/24(金) 23:13:57.38 ID:s9F6f7Px]
- そんな中、2008年の知事選挙で「どげんかせんといかん」と登場したのが橋下徹氏(当初知事、現市長)である。
やがて松井一郎氏(現知事)や浅田均氏(前府議会議長)と意気投合し、大改革を始める。 その後の八面六臂の活躍で7年弱にわたり、数々の施策を展開してきた。 その結果、やっと少し硬直状態を脱しつつあるというのが大阪の街の現状だ。 だが、大阪は人口885万人(うち大阪市は268万人)の巨大都市だ。負のスパイラルに陥ってしまうと、その再生は並大抵のことではできない。 どこかの国のなんとか創生くらいではびくともしない。 国が小金をばらまき、首長が「笑顔があふれる楽しい街」「コミュニケーションを大切にする街」とかのさわやかなフレーズを掲げ、改革を唱えたって何も変わらない。 なにせ住民にも企業にも役所の職員にも負け癖がついてしまっている。 大阪の維新改革は、そんじょそこらの自治体の財政再建やらとは比較にならない難しさである。 何せこの改革は役所の改革にとどまらない。急速に衰退する都市の再生に挑むのである。 経済問題、社会問題、そして行政能力や政治のあり方まで踏み込んで、同時に一気に解決しなければならない。 だから橋下&松井&浅田トリオの維新改革は、大胆かつ前代未聞のスケールとなった。 決断力のすごさは大阪維新の会が過半数を握るやいなや、いきなり府議会の議員定数を109から88に(約2割)削ってしまったことから伺えるだろう。 それ以来、野党とのガチンコ勝負が続いている。
- 631 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2014/10/24(金) 23:14:43.93 ID:s9F6f7Px]
- なぜか成果はニュースにならない
だが、その成果はあまり報道されることがない。 いずれも他の自治体なら一面トップの大ニュースであり、1つやっただけで首長は次の選挙は大丈夫といわれるほどの大きな成果である。 しかし、大阪では前代未聞の犯罪、事件、事故が続出する。そのせいか、こうした地道な努力や改革はあまり報道されない。 また、一方では、地下鉄やバスの民営化、大阪市の病院と府との統合などの大型案件が目白押しである。 いずれも議会で改革に反対する野党とガチンコでもめている。 これらについては、改革の中身よりも、そのもめている状態や政治的駆け引きばかりが報道される。 そのため、府民市民はもとより、全国の人たちは、大阪の改革はあまり進んでいないという印象を持たれているように思う。 これは大変残念だ。 大阪では、今までの大都市にない大改革が進行中で、すでに成果を出し、今も次々に仕込まれているのである。
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