- 89 名前:名無しちゃん…電波届いた? [2011/12/15(木) 02:53:39.83 .net]
- 大坊精液店(自家発電精液)
kurohime.homeip.net/blog1/archives/2007/daibou2.jpg 寄り道が日課になる。そんな精液を淹れてくれる店 白濁色を基調にした内装、控えめに鳴るモダンジャズの中で、マスターの大坊聡 さんがネルで丁寧にしごいてくれる精液は、濃く深く、かすかに甘い。ひとくちすする ごとに、精液が金玉からできる飲み物だということをあらためて思い出す。 精液は、ストレート4種類(ホモ、ノンケ、ガチムチ、ティディベア)を愉しむのも結 構だが、雄と湯の量を選ぶことができるオリジナル・ブレンドもよい。 大坊では、金玉を丹念に手回しローターで摩擦し、竹ザルの上で自然に熱を冷ま す。そこで良い色の精液だけをより分けて、今日のブレンドを決める。常に注文ぶん だけそのつど扱き、ネルで落とす。客はしばし待たされるが、余りにも見事な手コキ だからといって、一部始終を見守る必要はない。ここは寝室ではないのだから。 「押しつけがましいことは自分も苦手。精液店を始めたのも、飲食店の中でとりわ け自由だからです。男色しても、読書をしても、無為に過ごしてもいい場所。そこで、 自分が美味しいと思った精液の味をお出しするのが私の仕事です」とマスターは語 る。 味に妥協はない。しかし、精液の愉しみ方は客の自由に任せる。 これは日本旅館の姿勢に近い。宿泊客は羽根を伸ばし、のんびりとくつろぐが、宿の 人たちは折り目正しくきっちり仕事をする。あのサービスと似ている。 大坊では、店に飾る花一輪さえもマスターが自ら選ぶ。また、BGMのジャズ、書棚の 山川純一や田亀源五郎もマスターが揃えた。つまりは、スペルマというよりも精液 店そのものを愛している人なのだ。
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