- 19 名前:774ワット発電中さん mailto:sage [2019/12/13(金) 16:49:56.05 ID:cUvPhBGk.net]
- 30年ほど昔、自営を始めて1年ほど経過した頃の「銀行で大恥をかいた」話しです。
当時、私が読んだ「銀行と上手に付き合う方法」(正確なタイトルは忘れた)という本に 「銀行と付き合うには信用が大切です。毎月一定の金額を積み金すれば、信用が出来て 積み立てた以上のお金を貸してくれます」みたいな事が書いてあったので、 「そうか、分った!」 と早速、毎月5万円づつの定期積み金を始めた。 5万円はその当時の私にとってはそれなりに大きな負担でした。 独立後、小さな仕事ばかりだったのが、初めて大きな仕事が来た。 材料の仕入れに3、40万ほど現金が必要なのに、手持ちが足りない。 積み立て始めて半年ほど経過していたので、 「借金するなら今でしょ? 50万借りるか? イヤイヤ先々の余裕を見て100万借りるぞ」 と自信たっぷりルンルン気分で銀行に出かけた。 結果はご想像の通りです。 貸付担当者が時間を掛けて叮嚀に、慇懃無礼のウスラ笑いしながら説明してくれました。 100万借りたい場合には 1)120万ほどの定期預金をする。 2)200万貸し出すので、そのうちの100万は定期預金してもらう。 3)残りの100万から利息を引いた分を現金で渡す。 つまり、金(担保)が無い奴には貸さないヨ、ということでした。 そりゃそうですよね、銀行は慈善事業じゃ無いんだから。 当たり前の事を、思いっきり上から目線で説明されて、 自分の無知さと貧乏人の悲哀を味わった、あの日の屈辱の思い出w
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