- 103 名前:こんな長州力は勘弁して下さい!!44 [2008/06/30(月) 08:12:47 ID:K+kkekgT]
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tamagazou.machinami.net/index.shtml ***同要塞内・アザリンの部屋*** ミッターマイヤー元帥、アイゼナッハ上級大将らを従え、 銀河帝国皇帝ラインハルト率いる35700隻の艦隊がイゼルローンへと合流した。 彼は軍務尚書オーベルシュタイン死亡の報告を受けた後、 直ちに汎銀河共和国ラアルゴン女帝であるアザリンを見舞った。 ラインハルト「アザリン、予はオーベルシュタインを好いた事は一度もないのだ。 それなのに、顧みると、最も多くあの男の言に従ってきたような気がする。 あの男は、いつも反論の余地を与えぬほど、正論を主張するからだ」 アザリン「しかし、オーベルシュタイン元帥は最後には朕を助けてくれたのじゃと思う。 少なくとも朕はそう信じておる」 ラインハルト「あの男は、予の存在が王朝の利益に背反した時は、 予を廃立していたかも知れぬな…」 アザリン「ラインハルト殿!」 ラインハルト「冗談だ、アザリン。貴女のむきになった表情は、とても可愛いものだな…」 アザリン「………」 とても完全な冗談とはアザリンには思えなかった。 ラインハルトの健康に対しても、アザリンは配慮を怠るわけにはいかなかった。 何しろ数千光年の恒星間航行が、不治の病を抱えるラインハルトの、 少なくとも肉体にとっての負担でないはずがないからである。
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