- 511 名前:名無しさん@毎日が日曜日 mailto:sage [2012/02/29(水) 18:55:43.93 ID:/X2QJ5Ck]
- >>496
物価は消費者が購入した各品目と価格を総合して出す指標であり、客観的な数字だ。 インフレ率はこれによって作り出される。 たった一つの品目を一個人の主観でもって「時代を示す象徴」などという詩的表現で測れるものではないし、 人によって違うものでもない。 あんたの言ってることは「俺がそう信じたいからそれは事実なのだ」という無意味なものだ。 金融当局者が「〜な気がする」なんていい加減な物差しでインフレを判断し政策を決めていたら大変なことになる。 日本に限ってはその可能性も否定できないけどな。 消費者金融、金融緩和しても円安にならないしインフレにもならない、アニメに金をつぎ込め、 これらの話にはすでにレスしてる人もいるし、コメントするような内容に感じないし正直めんどうだが、 まず今の日本で落ち込んでいるのは民間最終消費支出よりもむしろ民間企業設備投資が大きい。 デフレと円高による総需要の減少予測が企業の設備投資を滞らせているわけだが、これがマネーサプライが 伸びない一番の原因になっているし雇用の悪化にも繋がっている。消費者金融の利率が高いなどという問題ではない。 それは民間企業が需要とリスクのバランスで決めることだ。 この設備投資の低迷は金融緩和で通貨安、インフレ予想を上げて総需要を増やし、 実質金利の低下で資本コストを下げることで改善が可能だ。 万が一にも金融緩和で通貨安にならず、インフレにもならないなら 日銀が金を刷るだけで日本の銀行は無限に世界の富を買い占めることが出来るし、 日本政府の主に対民間の借金としてある日本国債も全て日銀が買えてしまう。 2週間前の金融政策決定会合でわずか10兆の国債買い取り枠増を発表しただけで数円円安になったように、 実証的にも経済理論的にもそんなことは考えられないが。 これもあんたの金融緩和が円安にもインフレにも働かないという主張は「自分がそう思いたいからそうなのだ」 という根拠薄弱な子供じみた屁理屈に見える。 アニメ・ゲーム業界にマネーサプライをというのは、国が税金をつぎ込めということでいいのか? それは失敗した共産主義の計画経済そのもので、過去の経験則から言えば愚策だ。 法の整備は国の仕事だが、必要な産業かどうか、伸びる産業かどうかは人々の需要が決める。
|
|