- 854 名前:承認済み名無しさん [2025/10/26(日) 15:53:26.53 ID:Qw/vCGWI0.net]
- 個人的な意見として言えば、Ripple社はいま、外部からXRPが使われない現実を前にして、戦略そのものを「自社囲い込み型」に切り替えつつあるように見えます。
もともとRippleは、国際送金のブリッジ通貨としてXRPをグローバル標準に押し上げる構想を掲げていましたが、その構想は長年の実証や提携を経ても広がらなかった。結果として、現在は他が使ってくれないなら、自社で使わせるしかないという発想に傾いているように感じます。 GTreasuryやHidden Roadの買収も、表向きは「機関決済の強化」とされていますが、実際にはXRPではなくRLUSDを使わせる土台づくりに近い印象です。Rippleとしては、既存の銀行や決済企業がXRPを採用してくれない以上、自前で決済網を作り、内部的にRLUSDを循環させることで実需があるように見せるしかない――そんな苦しい構造が透けて見える。 ただし、これは本質的な解決策にはなりません。もし顧客がRLUSDを社外で使う必要がない、あるいは使うことにセキュリティリスクを感じるなら、Ripple内部の閉じたシステムに過ぎず、ネットワーク効果は生まれない。結局、「Ripple内の経済圏」以上には拡張できない限界が残るのです。 個人的には、Rippleのこの動きは「外からの需要喪失」と「内側からの延命策」の狭間で揺れているように見えます。RLUSDが奇跡的に成功しない限り、XRPは再び日の目を見ることは難しいでしょう。
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