- 13 名前:名無しさん@ご利用は計画的に [2019/12/03(火) 01:29:16.36 ID:lzxZS9IH0.net]
- >>7>>11
日本のキャッシュレスの比率は、20%程度で、諸外国より遅れているのが現状です。 いまだに現金決済が主流となっている国は、前述の日本のほか、ドイツやスイスなどが挙げられる。 スイスで行われる決済の7割は現金によってやり取りされている。 日銀の現金通貨発行高は昨年100兆円を越えたが、取引の決済(支払い)に使われている現金通貨は この半分程度で、残りの50兆円は金融資産の隠退蔵目的でタンス預金や銀行の保護金庫などに保管されており、 通貨としてはまったく機能していない。この働かないお金はまさに「死に金」である。 おもに高齢者の富裕層が銀行に預けずに現金で保有する動機は、 1 預金してもほとんど金利が付かない 2 預金債権は1行につき1,000万円までしか預金保険でカバーされず多数行に分散する手間が大変 ・・・といった点にある。 ドイツやスイスの現金通貨保有率が高いのも、わが国同様に金融システム不信に根差しているのであろう。 現金通貨削減のためには決済面でのキャッシュレス化よりも、 この隠退蔵通貨の削減方策のほうがむしろ重要ではなかろうか? ただ、一昨年インドやEUで行われた高額紙幣の廃止といった強硬措置の実行は容易なことではなく、手の打ちようがない。
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