- 1 名前:ドレミファ名無シド [2011/02/07(月) 20:59:46 ID:0FuMHHKY]
- 前スレ
作曲初心者の質問スレ toki.2ch.net/test/read.cgi/compose/1276008634/
- 224 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2011/03/08(火) 04:11:47.13 ID:b169BKvQ]
- >>219
ドミナントはトニックに解決するわけじゃないよ。 あくまで主音のコード、キーCならG7はCに解決する。 で、他のトニックへの解決は偽終止という。完全に解決してないからね。 G7→Cのような動きをドミナントモーションという、ということは知ってると思う ドミナントモーションを作る要素は ・強進行(5度の進行) ・トライトーンの解決 ・半音進行 にあって、それが本当に強烈に「終止感」を出すからわざわざこんな名前がついてるわけね。 で、今回の話題は >3rd-7thにある♭5thを解消するだけなら3rdを半音あげるか、7thを半音下げるかして、 >3rd-7thをP4にしたほうが簡単じゃね? なわけだけど、そもそも終止ってのは強烈に終止感があるから終止なわけで、中途半端じゃだめなんだよ。 だから、「簡単じゃね?」ってのは最もだけど、じゃあそれで現実的に満足のいく終止感が得られるのかどうかって話になる。 多分得られない。だからドミナント→主トニックは大事で、「解決する」っていうんだ。
- 225 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2011/03/08(火) 04:12:03.68 ID:b169BKvQ]
- 加えて、さっき挙げたドミナントモーションの要素の中の
・半音進行 これを見逃してないかと思う。 >なんで3rdを半音上げて、7thのほうも同時に半音下げて3rd-7thをM3にするの? なんとなく、音程だけで考えてないかな。 Vの3rd-7thってのは、トライトーンと呼ばれる不安定な響きと共に、二つとも半音隣にキー内で使える音がある。 すなわちG7のトライトーン、BとFであれば隣にはCとEがあるよね。 で、Cメジャースケールの中でBとFってのは基本的にあまり安定感がないので、CとEに変化したがるんだよ。 だから、G7を鳴らすと不安定な響きと共に、「BとFがCとEに行きたい!」っていう感じになるわけね。 そこを、しっかり移動させてやると強烈な解決感、終止感を伴う進行になってそれをドミナントモーションという。 そこには、強進行と、不安定感の解消と、半音進行っていう三つの要素が絡んでるわけ。 Em7だとCがないぶん解決感が少し少なく、Am7だとCとEは解決してるけど強進行でないので解決感がCより低い。 だからこの二つは偽終止という。 ドミナントモーションってのはそういうことなんだよ。中途半端じゃダメなんだ。 ただ、考え方としては面白いと思うし、作曲に正解なんかはないから、 >FかEmに行けるんじゃね? そう思うんなら、それを突き詰めてみればいいと思うよ。 ちなみに、 >Dominant→Sub Dominantだから普通駄目なんだよね? 「あまりいい響きは得られないからやめとけ」ってだけで、別にだめってわけじゃないよ。
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