- 222 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2011/03/08(火) 03:47:07.04 ID:b169BKvQ]
- >>218
>Cmaj7とFmaj7って音高が違うだけで響きは一緒じゃね? >なんでCmaj7が安定感があって、Fmaj7が不安定感があるんだよ? 勿論、響きは同じです。しかし、キーCの中での二つのコードは役割は違います。 キーFになったらFmaj7はトニックです。キーGならGmaj7はトニック、Cmaj7はサブドミナントになる。 要はさ、そのキーの主音の位置を元に、コードの役割(トニックやドミナント)は決まるわけだね。 キーCの主音はC。中心となる音がCなわけ。 Fは中心ではない。だから、いくらメジャーコードとはいえ、響き自体は安定してるけれども、 「そのメジャースケールの中で」安定感を出すことはできない。 じゃあその安定感の違いはどこからきているのか、という話だけど、 Cメジャースケールの中で、つまり鍵盤で言う白鍵盤だけでCからはじまる音階を弾いてみてほしい。 ドレミファソラシドだね。これは非常に安定感がある音階だ。 ではFから始めると安定感があるかどうか。ファソラシドレミファになるわけだけど、 さてこれは安定感があるかな?きっとないと思う。 ちょっと納得できないかもしれないし、このへんの理論は難しいので簡単に表現すると、 あるキーの中でコードが切り替わるというのは、上のようにキーの中での音階が変化するってことなんだよ。 つまりキーCでコードCを使うときはドレミファソラシドの音階が、Fを使うときはファソラシドレミファの音階が一時的に現れているものと考える。 だから、Cmaj7とFmaj7は響き自体は一緒、だけど、あるキーの中で使うとき、となると、 あるキーの属するスケールの中でコードを使うことになるから、そのキーの中での役割というのはキーに依存して決まってしまうわけだ。
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