- 583 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2011/02/08(火) 04:10:15 ID:c7jxFU58]
- フェンダーギターで例えるとネックの17フレットから20フレットの間をネック底面から厚み6ミリほど残して削り取ってしまった状態だと考えて頂けたらかなり近い。
そしてポールリードスミスのセットネックもこれとほぼ同じ状態なのだ。 ポールリードスミスのギターのネックはほとんどボディーから露出している。 つまりジョイントに割く面積が小さい。 そしてピックアップキャビティーから見えるネックの続きの部分もボディーの厚みを考えればかなり薄いことが想像できるだろう。 もしネックのその部分が”厚く”てもその部分を支えるボディーはその分”薄く”なる訳だから当然その部分の働きに関してはネックをボディーに押し付ける力の封入という観点から言えばキラーギターに同じく意味はない。 やはりこのジョイントもフロントピックアップキャビティーより前、ボディーからのネック露出部より後ろの部分だけでネックジョイント時のクランピングによる圧力を封入しているに過ぎない。 かたやボルトオン、かたやセットネックにカテゴライズされてしまうこれらのギターだがネックセット部において弦を張ったとき若しくはギターを弾いているときに起きる現象は全く同じ。 この説明でネックセット方法とその分類に基づくサウンドの傾向分析自体が余りに不毛で無意味であることが理解できたのではないだろうか。
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