- 45 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2010/11/18(木) 19:36:54 ID:zEuDHHJx]
- ―― ’84年にボディデザインを現在のスタンダードモデルに変えたのはなぜか?
社長 それまでのモデルは24と5/8インチギター(ギブソン)に近過ぎた。 ギタリストの半分はフェンダー、残り半分はギブソンを使っている。両方のギタリストに受け入れてもらうため。 ―― ネックの特徴としてネックのヒールが長い。 社長 ネックの実質的な長さを短くしてネック強度を稼ぐためだ。ネックは短い方が強いからね。 強いネックからは強い音、弱いネックからは弱い音、薄いネックからは薄い音、厚いネックからは厚い音が生まれる。これらは経験で学んだ。 ―― ネックのジョイント方式における音の違いについては? 社長 ボルトオンとセットネックで音は大きく違わないと思う。むしろネック材の違いの方が大きい。 ―― ボデイトップとバックの材の厚さの比率やネックセット角度がレスポールとは違うが? 社長 楽器をデザインし各部を採寸し実際作り上げるプロセスを説明するのは難しいが、自分にとってはこれが至極当然の結果で ここに行きつくのに特に苦労した覚えはない。 ―― 贅沢な材を使っているが、あなたの考える良い楽器とは音だけでなく見た目も重要でなければならないのか? 社長 それはイエスでもありノーでもある。大金を投じるだけの価値という意味では見た目も重要。しかし美しさが最重要だな度と思っていない やはり自分にとってはサウンドが最重要。 ―― 他のメーカーよりPRSが優れていると自負していることは? 社長 PRS工場では他の工場より温度湿度管理を非常に緻密にコントロールしている。これは高い技術力を持った職人にとって強い味方だ。 良い職人チームと最新鋭の設備を持った工場がわれらの強みだ。 ―― 長年弾きこんだギターの方が新品のものよりいい音がすると思うか? 社長 それは楽器によるし、使ってるパーツやセットアップの仕方、丁寧に扱われてるかどうかによるよ。 工場で出来上がったばかりのギターでも素晴らしい音がするし サンタナは箱から出してすぐのギターを弾いてもやっぱりサンタナの音だった
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