- 343 名前:ドレミファ名無シド [2010/10/05(火) 04:30:55 ID:fAr1PFKp]
- フジゲンのギターは良くも悪くも日本製の音がする。
立ち上がりが早くて柔らかさ甘さのない、たとえるなら三味線系の音。琴とか。 邦楽特有の表打ちの音。そこが日本人諸君にはいい音に聞こえるのだろうけど、 まあ日本の曲だけやるのであれば問題ないんじゃない。日本製ギターは例外なく三味線系の音がする。 意図的なのかなんなのか・。 ギブソンとか、フェンダーはまったくちがう。 アタック音があまりなく、その後から伸びてくる。音に暖かみがある。バイオリン系の音。 洋楽とか英語とか、ああいう日本人からするとつかみどころのないような間延びした音。 外人からすると、こういう音こそ標準的でいい音という定義なのかもしれない。 この音の魅力がわからない人にとっては、堅さのない立ち上がりの遅い音の原因は作りが雑であまいせい、と感じるのだろうけど。 それは違う。わざとそういう音をねらってる。その音が外人からしてみればいい音なのだから。 自分でも両者のギターをもっているし、ヨウツベでかなり大量の動画を見まくり聞き比べた。 その行き着いた答えがこれだった。日本製と欧米製には決定的な音色の仕様の差がある。 まず、この違いに気づかなかった人は自分の耳をうたがったほうがいい。 ギブソンの欧米製ならではの間延びした音よりも、フジゲンの音が好きなのは あなたがたぶん日本人だから。でもその価値観は日本でしか通用しないけど。 でもフジゲンも欧米で売ることになったら、作りやチューニングを変えて間延びした音にしむけるでしょう。 するとフジゲンレスポもすこしはギブソンの音に近づくかもしれません。 今のままじゃ、見た目はそっくりでもまったく別物の音色ですので。
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