- 51 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2010/07/30(金) 12:30:13 ID:4arIDHb3]
- ポピュラー音楽に関しては、
生演奏によるパフォーマンスに加えて、多重録音技術を用いた音楽制作が独自に発達したという経緯がある 今日では、多重録音によらないポピュラー楽曲の録音物はほんの一部になってしまった 言いかえれば、そうした音づくりの技術が楽曲制作と切って切り離せない関係になっている 一方、クラシック音楽はあくまで生演奏を前提としていて、録音物もライブレコーディングがほとんど これがポピュラー音楽同様に多重録音主体でレコーディングされるなら、音づくりは当然重要な要素になってくる 実際、映画音楽のスコアではオケ楽器の多重録音、DTM楽器や映像シーケンスとの同期も含めて、 非常に緻密な音の作りこみがなされている もちろん民族音楽、ジャズなど、生演奏に重きを置いた一部のポピュラー音楽では、 まだ録音物もライブレコーディングが多い また、現代音楽で「偶然性」を取り入れたものや、視覚的パフォーマンスを伴う類いのものでは、 いわゆるクラシック音楽以上に、録音物に対する音楽的意味が希薄なものになる 有名なジョンケージの「4分33秒」も、あの空白の楽譜自体に音楽的意味があるのではなくて、 演奏される「場」と「観衆」の作り出す音に音楽的意味があるのだろう つまり進歩の過程も表現形態も音楽的重要性も異なるもの同士を、 同じ土俵で比べてるのって激しく無意味っすよね、ということだ
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