- 12 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2010/04/01(木) 13:58:13 ID:SlrXEQQ1]
- 窓を開けた途端入ってくる風が
風呂上りの火照った身体に丁度いいんです 机を照らすライトを少しの間無視して 部屋に吹き込む春宵の風に委ねるんです でもそんな夢見心地もつかの間 突然入ってくる雨に慌てて窓を閉めるんです 不意に戻ってくる現実 机上のノートが参考書が 「世の中に人の来るこそ嬉しけれ とは言ふもののお前ではなし」なんて 淋しいこと言ってくれる君だけど いつか振り向いてくれると信じ つぼみに思いを密かに託します 今も僕を取り巻くいろいろな蟠りを 何もかも取っ払ってみたいです それでもまだ僕にしがみつくモノを 大切にしようなんて思うんです でももし何も残らなかったらと思うと やっぱり怖くて何も出来ないままなんです 教室の窓から見える桜並木を 授業サボって君と歩きたいなんて そんないかしたこと出来ない僕だけど 君が「行こうよ」って誘ったなら 「僕も思ってた」なんてほざくんだろうな 「世の中に人の来るこそ煩けれ とは言ふもののお前ではなし」なんて とうとう見せた君のデレ部分に 僕は無限大の可能性を感じるよ 「今しかない」なんてらしくなく奮い立たせます
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