- 162 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2010/08/01(日) 00:43:40 ID:grgSWaEX]
- ○ジョン・イングリッシュ談
先ほどもお話しましたが、まずサウンドのイメージをしてから木材をセレクトします。 アルダーボディにローズのフィンガーボード、メイプルネックにアッシュボディなど様々な選択がありますが、 例えばスティーヴィ・レイ・ヴォーンのようなダークな(暗いサウンドという意味ではなく、太いサウンドと解釈)サウンドなら、 アルダーボディにインディアン・ローズウッドのフィンガーボード、そしてプレーン・スワン・カット(板目)のメイプルネックとか、 よりブライトなサウンドを好むなら、アッシュボディにリフ・カット(追柾目)のメイプルネック、 クラプトンのブラッキーならアルダーボディにクオーター・スワン・カット(柾目)のメイプルネックなど、 ネックのカットによってもサウンドがさまざまなのです(ボディ材のカットにも同じことが言えます)。 ですから、まずサウンドをイメージして、木材を一つ一つセレクトしていきます。 ボディ材の話になりますが、私が使用するアッシュ材などは、ラフカット前の状態で3.5〜4.0Kgのものをセレクトしてからラフカットして、 ドライルームで調整した3Kg前半の非常に軽量で良質なものしか使用しません。 フィンガーボードにしても、実際に指で叩きながら響きの良いものだけをセレクトしています。
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