- 113 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2009/09/01(火) 07:59:33 ID:lmjCd1z+]
- 金融危機以降の1年で、米ドルが日本円の2倍に増えた (中央銀行の
バランスシート比較) けれど、米ドルを日常生活の決済に用いる人々 は2倍にはなっておらず、米ドル建て資産が2倍になったわけでもない。 business.nikkeibp.co.jp/article/money/20081203/179030/ これは、金融バブル崩壊で失われた価値〜資産 (レバレッジを掛けた信用 取引で失った実際の損失) を米ドルを増やして補っているに過ぎず、損失 を取り戻せない間は、米ドルの価値は下がったままになる。 状況的には90年代のバブル崩壊以降、日銀が金利を上げられないのと同じ。 金利というのは、資金を貸すほうにとっては貸す期間におけるリターンに 等しいが、経済活動そのものが停滞しつつ資金潤沢となれば、通常ならば 金利は低くなる。 オバマ政権の景気対策で金融危機以前の水準に戻るのを待たないと、以前 のように金利は上がらないばかりか、出口政策を急いで金利を上げれば、 米国債の暴落〜米ドル資産からの逃避のほうが進み、1ドルは60円方向に 進む。
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