- 829 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2011/05/04(水) 00:22:30.35 ID:NwVoXnnr]
- 当たりのフェンジャパったって確かにミラクルなんてものはないし、
何倍も値段の張るパーツが載ってるものを超えてしまうなんてこともありえないけど、 フジゲン(+マツモク)期の84〜88年頃にはごくまれに大当たり個体が存在したらしく、 それは10本や20本に1本なんていう割合じゃなくてごくごく稀に、なんだけど もちろんそんなものが入荷したって一般客用の店頭には並ばなくて、懇意にしている プロやいわゆる「有力顧客」に最優先で回されて一般客が手にする機会は、ほぼない。 スタジオプロがたまに自慢している「安いのに大当り」の個体はこういう出回り方 をするので、オーナーの「フカシ」も少なからず入って一種の都市伝説化している。 よく言われるJVシリアルが良いってのはオカルトで根拠はない。 本家Fender USAの品質が急激に落ちた時期だっただけに大袈裟に語られることが 多いので話半分で聞くべきだが、フェンダージャパンの製造元がダイナや東海に なった以降にはほとんどそういった話は聞かない。 普通に買うしかできない一般人には信じられないし、信じたくない話だが 実際にどの価格帯でもフェンギブに関しては店頭在庫、まして通販向けなどはすべて 「ハズレ」品がまわされて、当り個体は抜かれた上に店員が自分用にキープするか、 懇意の客にちょっとリベート乗せて流すか、「当りプレミア」を上乗せして転売するかなので、 一般向けや通販では高価な品でも随分な程度のものが出回るのをみる。 それでなくても極東の島国には良い個体がなかなかまわってこない実情もあるので 単純に値段を妄信するべきでもないよ。
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