- 565 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2008/08/20(水) 16:49:07 ID:ybbngDwS]
- >>559が「FとF#は同居し得ない」と言ってるのは厳密には正しくないけど一理あって、
音を度で数えるときに同じアルファベットが出てくると紛らわしくなる。度の説明からしよう。 たとえばキーがCメジャーの場合、上に書いたようにメインで使う音はC-D-E-F-G-A-B。 こうやってキーの音から順に並べたとき何番目かというのを「度」で表す。 たとえばCメジャーではEの音が3番目だから3度。ローマ数字でIIIとも書く。 クラシックの人は「三度」とか漢数字で書くけど、まあこれはお好みで。 C#メジャーをC#-D#-F-F#-G#-A#-Cと書かずにC#-D#-E#-F#-G#-A#-B#と書いた方が便利なのは、 度数が1つ進むごとにアルファベットも1つ変わるようにしておくと見やすいというのが理由。 アルファベットの部分を見ただけで度数がわかるから、普段音を度で考えてる人にとっては便利。 C#-D#-F-F#-G#-A#-Cと書いても、読みにくいだけで間違いではない。平均律なら。 というか、フラットは書かずにシャープしか使わない人もいる。やめて欲しいけど。 平均律が何かは、知らずに一生過ごしても全く問題ないので気にしないで欲しい。 F→C→G→D→A→E→Bの話も別に複雑なものではない。 もしキーがGメジャー(Cから見て5度上)に変わると、メインの音はG-A-B-C-D-E-F#になる。 7度の音にシャープがついたでしょ。 さらにキーがDメジャー(Gから見て5度上)に変わると、メインの音はD-E-F#-G-A-B-C#になる。 また7度の音にシャープがついたでしょ。 これを繰り返すとF→C→G→D→A→E→Bの順番になるということ。 ちなみにFから見てCは5度上、Cから見てGは5度上、Gから見てDは5度上という繰り返しになってる。 これを覚えておくと、いちいちどの音にシャープがつくか暗記しなくてもよくなる。 とりあえず一通りの理屈は書いたけど、こういうのって必要性を自覚してから覚えないと あんまり意味ないんだよね。 たとえば度数の数え方をそれだけ覚えても実用性はほとんどない。 音をイジっていく中で「CメジャーでGの音使うのとGメジャーでDの音使うのは同じだよな」とか、 「だったらまとめて同じ扱いにできれば便利だな」とか、 そういう経験があって初めて使い物になるというか。 繰り返しになるけど、まずは音をイジってみるのがいいんじゃない。
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