ローマ数字はある音階の度数を表しています。 いわゆるディグリーネームってやつです。 I・・・・ 音階の基音 in C ならC、 in FならF II・・・・ 2度の音 in C ならD、 in FならG III・・・ 3度の音 in C ならE、 in FならA IV・・・ 4度の音 in C ならF、 in FならB♭ V・・・ 5度の音 in C ならG、 in FならC VI・・・ 6度の音 in C ならA、 in FならD VII・・・7度の音 in C ならB、 in FならE ときどきiiとかviとかいったように小文字で表わされることもありますが、 それはその音を根音に積んだ和音が短三和音であるか、基音からの音程が短音階かの2つが考えられます。 そのときの話の重点が音階上の和音の構造にあるのか、音階の構造そのものにあるのかで見分けください。 (またIII+みたく大文字に+がつくとその音を根音に積んだ和音が増三和音、 vii゚のみたく小文字に゚がつくとその音を根音に積んだ和音が減三和音であることを表します。参考までに)