- 70 名前：名無し mailto:sage [2010/06/11(金) 23:39:06 ID:kPu5t0SX0]
- 給料が低いと 社会的に成功した友人とのおつきあいができない
彼らの飲み会に行くと 数万円ぐらい払うはめになって
二度と行くまいと 心に決めた
同窓会とか出ると なんとなく周囲に気を使われているみたいで
それがよけいに屈辱的で 自分ってなんてみじめなんだろうと思った
異性とのつきあいは とうの昔にあきらめた
苦しくて泣いたこと 悲しくて泣いたこと 泣いて泣いて泣き明かした夜
たぶん一生分の涙を使い果たしてしまったのだろう
かつてあれだけ好きだったはずの子の顔も
なんとも思わなくなってしまって
なんとも思わなくなってしまったことさえ 悲しくもなんともないんだ
苦痛が続くと 自分のなかの感情が ゆっくりと でも確実に死んでいく
死んでいった脳細胞のことを 思って 追悼した
ほんとうに もう涙なんて 出ないんだよ
