- 953 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい mailto:sage [2006/10/21(土) 01:05:22 ID:YWW6lZtU0]
- 今回突然で衝撃的であったサンドマンの敵対化だが、第1話を読むとなんとなく納得できる気がする。
サンドマンは白人と戦うには、白人のやり方を学ばねばならないといっていた。 彼は、白人と戦うことを意識するあまり、白人文化の最悪な部分に取り込まれてしまったのだろうか。 ニーチェの言葉だが、 「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。 深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。」 彼は深淵を除き、深淵に落ちてしまったのか。 サンドマンは操られているのではないか、という意見もあるが、その場合でも同じである。 精神の支配に屈服したのは、その支配された行動を正当化する言い訳があったからだ。 奴等白人がやっていることだから、俺がやり返して何が悪いといういい訳が。 何にせよ、サンドマンの悲劇が透けて見える。 たとえ彼が先祖の土地を勝ち取っても、サンドマンは故郷を去らねばならないだろう。 心が白人になってしまった己を先祖の精霊の大地に住まわせることは、自ら拒むはずだ。
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