- 94 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい mailto:sage [2005/07/25(月) 16:22:44 ID:PAeucE/80]
- 見世物芸と実用技の差異〜武術トリックの種あかし
1)真剣白刃取り これは、技を施す側よりも、真剣で斬りかかる側の技量が要求されます。 つまり、相手の額寸前でピタリと真剣を止められなければならないからです。 まかり間違っても、そのまま斬り降ろしてはいけません。 まあ、こう言ってしまえば実も蓋も無いのですが、広い意味でこれはヤラセです。 元々、武術の技として真剣を両掌で挟み受ける技なんてものは無く、 大抵の古武術流派に伝わる無刀捕りは、斬ってくる斬撃を体を捌いて横に躱し、 刀身ではなく柄を掴み捕るのが標準的なやり方です。 従って、刃の真下に身体を置いたまま受ける真剣白刃取りというものは、 時代劇の殺陣師が考えた立ち回りの手なのであって、誤解してはいけません。 できるかどうか疑問が拭えなければ、剣道の道場で実験してみてください。 www.yuushin.org/4_essay/essay2005/0710_misemono.htm
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