- 418 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい mailto:sage [2005/07/27(水) 21:42:06 ID:u2iXgP1o0]
- 長槍VS短剣について
長槍のもっとも有名な例は、アレクサンダー大王が率いたギリシャのファランクス。 当時は兵隊の教育レベルも低く戦術も未熟であったため、隣と肩を寄せ合うほど密着し ただただ前方に前進するだけの密集軍の武器には5メートル以上の長槍が適していた。 その後、ローマ軍はこうした戦法に対抗する為に重装歩兵による軍団を編み出す。 これは敵に十分近づいたところで刺さりやすく折れやすい長槍を投げて敵の盾を使用不能にし、 そこで片手剣を抜いて突撃するという戦法で、熟練し統制された職業軍人(当時から見れば) が訓練されていない集団をかき回し潰走させるのに適した戦法だった。 つまり戦術や戦法は周囲の環境や戦う人間の質、時代の思想などによって変化するので 歴史の一部を抜き出して一概に槍と短剣のどちらが強い、などと言う事はできない。
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