- 962 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい mailto:sage [2005/07/24(日) 07:00:45 ID:NexCZ/H00]
- >>953
その辺は柳生宗矩とのコントラストが鮮やかだな。あのエピソードは実に良かった。 戦国から太平の世に変わりつつある中で、強さだけを追求した実用一辺倒の "異な"剣術じゃなくて、格式が求められるようになってきてるわけだね。 虎眼先生が剣力だけで世に出ようとして叶わず、周囲を傷つけながら鬱屈した余生を 送ってる同じ頃、宗矩が何をやっていたかというと、禅の思想を取り入れた精神修養 としての剣術のスタイルを練り上げてたんだもんな。この視野の違い。 まあ、将軍の信頼を得て政治家として辣腕を振るった宗矩の老獪さと較べてしまったら、 虎眼先生や伊良子の野心なんて赤ちゃんみたいに無邪気なもんだけどね。 どちらが良い悪いじゃなく、時代に乗り遅れたというか、遅く生まれ過ぎたという点で、 新撰組に通じるような物悲しさがあるね、虎眼流には。
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