- 206 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい mailto:sage [2008/02/09(土) 01:15:53 ID:aNaV89UL0]
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こういう↓感じか? 8 名前: 辻元と言えば・・・ 投稿日: 02/01/30 18:24 ID:fqC5tPgF 『ああ、堂々の自衛隊 PKO従軍奮戦記』宮嶋茂樹・著、構成・勝谷誠彦 p.182 カンボジア環境問題――地雷の上の「環境問題」 さすがに自由を愛する方々である。一行はてんでんばらばらに行動され、 まったく統制が取れていない。太田三佐が声を嗄らして説明しようとするが、 その周りには人が寄りつかぬ。人だかりがしているのは、代表の辻元清美さんの周りである。 無視されつつ頑張っていた太田三佐が、質疑応答を始めると、ようやく人びとが 集まってきた。イスラエル兵に銃を突きつけられたガザ地区のパレスチナ人の ように、その目は敵意に輝いている。いまなおこんなに戦意旺盛な同胞がいるのかと、私は感心する。 その表情そのままに、敵意あふれる声で質問が飛んだ。 「この山では一日どれだけの土砂を採るのですか?」 太田三佐が丁寧に数字を答える。質問者はしてやったりと声を励ます。 「それだけ採って、環境への影響は?」 「は?」 さしもの三佐も目をぱちくりさせている。 「ですから、雨が降って、土砂が水田に流れ込むなどにより、環境への悪影響があるでしょう。 それは調査してるんですか」 それは異様な光景だった。背後の兵舎には、汗とドロにまみれ、基地にすら帰ることが できぬトティエ駐屯の将兵が、埃まみれで死んだようになっている。 自分たちの利益のためにやっているのではない。カンボジアの人びとのためにやって いるのである。その前で、化粧の白い顔を曝した同じ日本人の一行が、「環境への影響は」 と尋ねる光景。超現実主義の映画を観ているようで、私はかすかな吐き気すら感じた。
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